JPWO2015059976A1 - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】入力されたテキスト列を利用者が容易に編集することが可能な、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムを提案する。【解決手段】入力されたテキスト列を複数の第1のテキストに区分するテキスト区分部と、前記テキスト列が表示されている表示画面における指示位置を移動させるための利用者による移動方向の入力操作に基づいて、区分された前記複数の第1のテキストのうち前記利用者の選択対象である第1のテキストを特定するテキスト特定部と、特定された第1のテキストを、前記利用者により入力される入力情報に基づいて編集するテキスト編集部と、を備える、情報処理装置。【選択図】図17

Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
近年、ユーザが携帯電話やPC(Personal Computer)などの情報機器において、テキストの入力または修正を行うための技術が各種開発されている。例えば、タッチパネルに対する利用者のタッチ操作を認識したり、利用者の発声を音声認識することにより、テキストの入力を可能とする技術が開発されている。
例えば、特許文献1には、ユーザにより修正文字列が入力された場合には、入力済みの文字列の中から修正文字列に対応する文字列である対応文字列を探し、そして、ユーザの入力により、対応文字列を修正文字列と入れ替える技術が開示されている。
特開平5−143593号公報
しかしながら、上記の技術では、テキスト列を利用者が編集する手間が大きい。例えば、上記の技術では、テキスト列の中から修正対象のテキストの位置を指定するためには、利用者は一文字単位でカーソルを移動させ、そして、修正対象のテキストの先頭の文字を指定する必要があるので、利用者の手間が大きい。
そこで、本開示では、入力されたテキスト列を利用者が容易に編集することが可能な、新規かつ改良された情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムを提案する。
上記課題を解決するために、本開示のある観点によれば、入力されたテキスト列を複数の第1のテキストに区分するテキスト区分部と、前記テキスト列が表示されている表示画面における指示位置を移動させるための利用者による移動方向の入力操作に基づいて、区分された前記複数の第1のテキストのうち前記利用者の選択対象である第1のテキストを特定するテキスト特定部と、特定された第1のテキストを、前記利用者により入力される入力情報に基づいて編集するテキスト編集部と、を備える、情報処理装置が提供される。
また、上記課題を解決するために、本開示の別の観点によれば、入力されたテキスト列を複数の第1のテキストに区分することと、前記テキスト列が表示されている表示画面における指示位置を移動させるための利用者による移動方向の入力操作に基づいて、区分された前記複数の第1のテキストのうち前記利用者の選択対象である第1のテキストを特定することと、特定された第1のテキストを、前記利用者により入力される入力情報に基づいてプロセッサにより編集することと、を備える、情報処理方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本開示の別の観点によれば、コンピュータを、入力されたテキスト列を複数の第1のテキストに区分するテキスト区分部と、前記テキスト列が表示されている表示画面における指示位置を移動させるための利用者による移動方向の入力操作に基づいて、区分された前記複数の第1のテキストのうち前記利用者の選択対象である第1のテキストを特定するテキスト特定部と、特定された第1のテキストを、前記利用者により入力される入力情報に基づいて編集するテキスト編集部、として機能させるための、プログラムが提供される。
以上説明したように本開示によれば、入力されたテキスト列を利用者が容易に編集することができる。なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
入力テキスト列の一例を示した説明図である。 入力テキスト列の一例を示した説明図である。 本開示の第1の実施形態による情報処理システムの基本構成を示した説明図である。 同実施形態による情報処理装置10のハードウェア構成を示した説明図である。 同実施形態によるコントローラー20の外観の一例を示した説明図である。 同実施形態によるコントローラー20の外観の一例を示した説明図である。 同実施形態によるコントローラー20の構成を示した機能ブロック図である。 同実施形態による情報処理装置10の構成を示した機能ブロック図である。 同実施形態による選択候補テキストの特定例を示した説明図である。 同実施形態による利用者の操作によるカーソルの移動の一例を示した説明図である。 同実施形態による利用者の操作によるカーソルの移動の一例を示した説明図である。 同実施形態による選択テキストの修正の一例を示した説明図である。 同実施形態による選択テキストの削除の一例を示した説明図である。 同実施形態による選択テキストの単純化の一例を示した説明図である。 同実施形態によるテキストの追加の一例を示した説明図である。 同実施形態によるテキストの追加の一例を示した説明図である。 同実施形態による第1の動作例を示したフローチャートである。 同第1の動作例における「選択・修正処理」の動作を示したフローチャートである。 同第1の動作例における「削除・変形処理」の動作を示したフローチャートである。 同実施形態による第2の動作例の一部を示したフローチャートである。 同実施形態による第2の動作例の一部を示したフローチャートである。 同第2の動作例における「変形・追加処理」の動作を示したフローチャートである。 同第2の動作例における「修正・追加処理」の動作を示したフローチャートである。 本開示の第2の実施形態による情報処理システムの基本構成を示した説明図である。 同実施形態によるテレビジョン受像機60の構成を示した機能ブロック図である。 同実施形態による視線方向の特定方法の一例を示した説明図である。 同実施形態による動作例の一部を示したフローチャートである。 同実施形態による動作例の一部を示したフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。例えば、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成を、必要に応じて表示画面40aおよび表示画面40bのように区別する。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。例えば、表示画面40aおよび表示画面40bを特に区別する必要が無い場合には、単に表示画面40と称する。
また、以下に示す項目順序に従って当該「発明を実施するための形態」を説明する。
1.背景
2.実施形態の詳細な説明
2−1.第1の実施形態
2−2.第2の実施形態
3.変形例
<<1.背景>>
本開示は、一例として「2.実施形態の詳細な説明」において詳細に説明するように、多様な形態で実施され得る。最初に、本開示の特徴を明確に示すために、本開示による情報処理装置を創作するに至った背景について説明する。
図1は、利用者により入力されたテキスト列50が表示画面40に表示されている一例(テキスト列50a)を示している。このテキスト列50aは、利用者の意図通りに正確に入力された例である。
また、図2は、図1に示したテキスト列50aを利用者が音声による入力を試みたが、例えば音声認識の認識誤りなどにより、利用者の意図とは異なるテキスト列50bが実際に入力され、表示画面40に表示された例である。図2に示したように、テキスト列50bでは、例えば「drive」が「drove」、「15」が「50」とそれぞれ誤って入力され、また、「umm」という不要な単語が誤って入力されている。
上述したように、音声認識機能を利用して利用者がテキストを入力する場合には、例えば音声認識の認識誤りなどにより、利用者の意図とは異なるテキストが入力される可能性がある。また、利用者の意図通りにテキストが入力された場合であっても、入力後において、利用者がテキスト列の一部の修正を希望する場合もある。
そこで、上記事情を一着眼点にして本開示による情報処理装置を創作するに至った。本開示による情報処理装置は、入力されたテキスト列を利用者が容易に編集することができる。以下、このような本開示の各実施形態について詳細に説明する。
<<2.実施形態の詳細な説明>>
<2−1.第1の実施形態>
(2−1−1.基本構成)
次に、第1の実施形態について説明する。まず、第1の実施形態による情報処理システムの基本構成について図3を参照して説明する。図3に示したように、第1の実施形態による情報処理システムは、情報処理装置10、コントローラー20、および表示装置30を含む。
(2−1−1−1.情報処理装置10)
情報処理装置10は、本開示による情報処理装置の一例である。情報処理装置10は、例えばメモ、電子メール、ブログなどのアプリケーションまたはWebサービスの利用時において、テキストを編集するためのソフトウェアを実装することが可能である。
また、情報処理装置10は、例えば後述するコントローラー20に備えられたマイクロフォン202などにより集音された音声を認識する機能を有することが可能である。さらに、情報処理装置10は、認識された音声をテキスト列に変換した後、表示画面40に表示させることも可能である。
この情報処理装置10は、例えば、スマートフォンなどの携帯電話、PC、サーバ装置、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistant)、テレビジョン受像機、デジタルカメラなどであってもよい。
なお、情報処理装置10は、例えば図4に示すようなハードウェア構成を有する。図4に示したように、情報処理装置10は、CPU(Central Processing Unit)150、ROM(Read Only Memory)152、RAM(Random Access Memory)154、内部バス156、インターフェース158、入力装置160、出力装置162、ストレージ装置164、および通信装置166を備える。
‐CPU150‐
CPU150は、例えば各種処理回路などで構成され、情報処理装置10全体を制御する制御部100として機能する。また、CPU150は、情報処理装置10において、例えば、後述する音声認識部102、テキスト区分部104、テキスト特定部106、テキスト編集部108、表示制御部110、およびテキスト追加部112の機能を実現する。
‐ROM152‐
ROM152は、CPU150が使用するプログラムや演算パラメータなどの制御用データなどを記憶する。
‐RAM154‐
RAM154は、例えば、CPU150により実行されるプログラムなどを一時的に記憶する。
‐インターフェース158‐
インターフェース158は、入力装置160、出力装置162、ストレージ装置164、および通信装置166を、内部バス156と接続する。例えば入力装置160は、このインターフェース158および内部バス156を介して、CPU150などとの間でデータをやり取りする。
‐入力装置160‐
入力装置160は、例えばタッチパネル、ボタン、マイクロフォン、およびスイッチなどユーザが情報を入力するための入力手段と、ユーザによる入力に基づいて入力信号を生成し、CPU150に出力する入力制御回路などから構成されている。
‐出力装置162‐
出力装置162は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal
Display)装置、OLED(Organic Light Emitting
Diode)装置およびランプなどの表示装置を含む。この表示装置は、撮像された画像や生成された画像などを表示する。
さらに、出力装置162は、スピーカーなどの音声出力装置を含む。この音声出力装置は、音声データ等を音声に変換して出力する。
‐ストレージ装置164‐
ストレージ装置164は、例えばCPU150が実行するプログラムや各種データを格納する、データ格納用の装置である。ストレージ装置164は、例えば、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置、または記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含む。
‐通信装置166‐
通信装置166は、例えば公衆網やインターネットなどの通信網に接続するための通信デバイス等で構成された通信インターフェースである。また、通信装置166は、無線LAN対応通信装置、LTE(Long Term Evolution)対応通信装置、または有線による通信を行うワイヤー通信装置であってもよい。通信装置166は、例えば、後述する通信部120として機能する。
なお、情報処理装置10のハードウェア構成は、上述した構成に限定されない。例えば、情報処理装置10は、入力装置160、出力装置162、またはストレージ装置164のうちいずれか一つ以上を備えなくてもよい。
(2−1−1−2.コントローラー20)
‐基本構成‐
コントローラー20は、表示画面40に表示されたテキスト列50を利用者が編集するために利用する装置である。図5は、コントローラー20の外観の一例(コントローラー20a)を示した説明図である。図5に示したように、コントローラー20aは、例えば、マイクロフォン202、方向キー212、決定キー214、音声入力キー216、および、Backキー218を含む。ここで、マイクロフォン202は、音声を集音するための機器である。また、方向キー212は、表示画面40に表示される指示位置を利用者が移動させるためのキーである。なお、指示位置とは、例えば、表示画面40に表示されるカーソルなど、利用者により指定されている位置または範囲を示すための表示である。本明細書では、以後、指示位置が、表示画面40に表示されるカーソルの位置である例を中心として説明を行う。
また、決定キー214は、例えば利用者が選択を決定するためのキーである。また、音声入力キー216は、利用者がマイクロフォン202に対して音声を入力するためのキーである。また、Backキー218は、例えば表示画面40に表示されているテキスト編集画面からメニュー画面へ戻るなど、操作画面や操作モードなどを利用者が切り替えるために入力するためのキーである。
なお、図5では、方向キー212が左右方向を指定するためのキーである例を示しているが、かかる例に限定されない。例えば、方向キー212は、上下方向を指定するためのキーをさらに含んでもよいし、または、円形のキーであってもよい。
図6は、コントローラー20の外観の別の例(コントローラー20b)を示した説明図である。図6に示したように、コントローラー20bは、図5に示したコントローラー20aと比較して、方向キー212、および決定キー214を含まない代わりに、回転キー220を新たに含む。回転キー220は、方向キー212および決定キー214の両方の機能を備えたキーである。この回転キー220は、図6に示したように、利用者によりコントローラー20bの内部の方向へ押し込まれることにより、利用者により決定操作がなされたことを示す信号を生成する。また、回転キー220は、利用者により例えば上下方向に回転されることにより、表示画面40に表示されるカーソルの位置を移動させる操作がなされたことを示す信号を生成する。
‐構成‐
また、図7は、コントローラー20の内部構成を示した機能ブロック図である。図7に示したように、コントローラー20は、通信部200、音声入力部202、および操作部210を有する。
通信部200は、コントローラー20に備えられる通信装置(図示省略)により、例えばbluetoothなどの規格による無線通信により、コントローラー20と通信可能な範囲に位置する機器との間で情報の送受信を行う。例えば、通信部200は、後述する操作部210が受け付けた、カーソルの移動方向の指定や、音声入力部202が受け付けた音声データなどを情報処理装置10へ送信する。
音声入力部202は、マイクロフォン202などにより構成される。音声入力部202は、例えば、音声入力キー216が利用者により押下された場合に、外部の音声を集音する。利用者は、この音声入力部202により、利用者の音声をコントローラー20に入力することができる。
操作部210は、例えば、方向キー212、決定キー214、音声入力キー216、Backキー218、または、回転キー220などにより構成される。操作部210は、利用者による、表示画面40におけるカーソルの移動方向の指定や、表示画面40に表示された内容を決定するための入力などを受け付ける。
(2−1−1−3.表示装置30)
表示装置30は、表示画面40を表示するための装置である。表示装置30は、例えば、液晶ディスプレイ、またはOLEDディスプレイを有する。なお、図3では、表示装置30がメガネ型のディスプレイを有する装置である例を示しているが、かかる例に限定されない。例えば、表示装置30は、HMD(Head Mounted Display)、テレビジョン受像機、腕時計型コンピュータ、またはゲーム機などであってもよい。
なお、第1の実施形態による情報処理システムは、上述した構成に限定されない。例えば、出力装置162が表示装置30の機能を有する場合には、情報処理装置10と表示装置30は一体的に構成されてもよい。
(2−1−2.構成)
以上、第1の実施形態による情報処理システムの基本構成について説明した。続いて、第1の実施形態による情報処理装置10の構成について詳細に説明する。図8は、情報処理装置10の構成を示した機能ブロック図である。図8に示したように、情報処理装置10は、制御部100、および通信部120を有する。
(2−1−2−1.制御部100)
制御部100は、情報処理装置10に内蔵されるCPU150、RAM154などのハードウェアを用いて、情報処理装置10の動作を全般的に制御する。また、図8に示したように、制御部100は、音声認識部102、テキスト区分部104、テキスト特定部106、テキスト編集部108、表示制御部110、およびテキスト追加部112を有する。
(2−1−2−2.音声認識部102)
音声認識部102は、後述する通信部120によりコントローラー20から受信された音声データを、例えば隠れマルコフモデルなどの音声認識技術を用いて認識する。また、音声認識部102は、認識した音声をテキストデータに変換する。
(2−1−2−3.テキスト区分部104)
テキスト区分部104は、利用者により入力されたテキスト列を複数の選択候補テキストに区分する。ここで、テキスト列は、例えば、音声認識部102により認識されたテキストデータである。あるいは、テキスト列は、利用者により例えばキーボードにより一気にタイピングされた文字列であったり、手書き文字認識により認識された文字列などであってもよい。
選択候補テキストは、本開示における第1のテキストの一例である。例えば、テキスト列の言語が英語、フランス語、ドイツ語など、分かち書きされる言語の場合には、選択候補テキストは、一単語単位、または複数の単語の組み合わせであってもよい。また、テキスト列の言語が日本語、中国語、韓国語など、分かち書きされない言語の場合には、テキスト列に対して形態素解析を行うことにより得られる形態素単位であってもよいし、自立語と付属語の組み合わせ(文節)単位であってもよい。あるいは、選択候補テキストは、所定の文字数で区分された文字列単位であったり、音声入力された文章単位であってもよい。
ここで、図9を参照して、上記のテキスト区分部104の機能についてより詳細に説明する。図9は、図2に示したテキスト列50が、テキスト区分部104により複数の選択候補テキストに区分される例を示した説明図である。図9に示したように、例えば1個目の選択候補テキスト52aが「I」、2個目の選択候補テキスト52bが「drove」のように、テキスト区分部104は、テキスト列50に含まれる空白を区切りとして、テキスト列50を複数の選択候補テキストに区分することが可能である。
また、変形例として、テキスト区分部104は、入力されたテキスト列の文脈に基づいてテキスト列を複数の選択候補テキストに区分することも可能である。例えば、テキスト区分部104は、予め登録された辞書データを参照し、テキスト列に含まれる各単語に関して前または後ろの単語との連結のしやすさを算出することにより、意味上一つのまとまりと判定される1以上の単語の組み合わせを、選択候補テキストとして区分する。図1に示したテキスト列50の例では、テキスト区分部104は、第1文における「your」と「car」を別々の選択候補テキストに区別せずに、「your car」という一つの選択候補テキストとすることが可能である。
(2−1−2−4.テキスト特定部106)
テキスト特定部106は、テキスト区分部104により区分された複数の選択候補テキストのうち、表示画面40におけるカーソルの位置を移動させるための利用者による移動方向の入力操作に基づいて、利用者の選択対象であるテキスト(以下、選択テキストとも称する)を特定する。ここで、移動方向の入力操作は、例えば、利用者による、コントローラー20における方向キー212の押下や、回転キー220の操作などである。
ここで、図10または図11を参照して、上記の機能についてより詳細に説明する。図10または図11は、利用者の入力操作に基づいて、表示画面40においてカーソル42の位置が移動される例を示した説明図である。例えば利用者により、図5に示した右方向キー212aが押下されるなど、右方向への移動操作が一回なされた場合には、図10の中図に示したように、後述する表示制御部110は、カーソル42aからカーソル42bへ、選択候補テキスト一個分だけ右方向へカーソル42の位置を移動させる。そして、テキスト特定部106は、移動後のカーソル42bの位置に該当する選択候補テキスト、つまり「I」を選択テキストとして特定する。
また、利用者により、右方向への移動操作がもう1回なされた場合または所定の時間以上継続された場合には、図10の下図に示したように、表示制御部110は、カーソル42bからカーソル42cへ、さらに選択テキスト一個分だけ右方向へカーソル42の位置を移動させる。そして、テキスト特定部106は、移動後のカーソル42cの位置に該当する選択候補テキスト、つまり「drove」を選択テキストとして特定する。
また、図11は、表示画面40におけるカーソル42の位置が利用者により左方向へ移動される例を示した説明図である。図11の中図に示したように、利用者によりカーソル位置を左方向へ移動させる操作がなされた場合には、テキスト特定部106は、移動後のカーソル42bの位置に該当する選択候補テキスト、つまり「jam」を選択テキストとして特定する。また、図11の下図に示したように、利用者によりカーソル位置をさらに左方向へ移動させる操作がなされた場合には、テキスト特定部106は、移動後のカーソル42cの位置に該当する選択候補テキスト、つまり「traffic」を選択テキストとして特定する。
これらの特定例によれば、利用者は、コントローラー20の操作によりカーソルの移動方向を指定することにより、選択候補テキスト単位にカーソルを移動させて、修正を希望する選択候補テキストを指定することができる。このため、利用者は、修正を希望する文字列を少ない手間で指定することができる。
(2−1−2−5.テキスト編集部108)
テキスト編集部108は、テキスト特定部106により特定された選択テキストを、利用者により入力される入力情報に基づいて編集する。
‐編集例1(上書き修正)‐
例えば、テキスト編集部108は、利用者により修正テキストが入力された場合には、テキスト特定部106により特定された選択テキストを、テキスト列において修正テキストに置換することが可能である。ここで、修正テキストは、本開示における第2のテキストの一例である。なお、修正テキストは、例えば、コントローラー20の音声入力部202に対して利用者により入力された音声が、音声認識部102により認識されたテキストデータであってもよい。あるいは、修正テキストは、キーボードやソフトウェアキーボードなどを介して、利用者により入力された文字列であってもよい。
ここで、図12を参照して、上記のテキスト編集部108の機能についてより詳細に説明する。図12は、表示画面40に表示されたテキスト列に含まれる選択テキストが、利用者の入力操作に基いて修正テキストに置換される例を示した説明図である。図12に示したように、例えばコントローラー20に対する利用者の音声入力により、修正テキスト(「15」)が入力された場合には、テキスト編集部108は、カーソル42の位置に該当する選択テキスト、つまり「50」を、「15」に置換する。
この編集例1によれば、利用者は、修正を希望する選択候補テキストを指定した後に、例えば音声入力部202に対して利用者の音声を入力することにより、選択候補テキストを所望の文字列(修正テキスト)に修正することができるので、テキスト列を容易に修正することができる。
‐編集例2(削除)‐
また、編集例2として、テキスト編集部108は、テキストを削除するための削除指示情報が利用者により入力された場合には、テキスト特定部106により特定された選択テキストをテキスト列から削除することが可能である。
ここで、図13を参照して、上記の機能についてより詳細に説明する。図13は、表示画面40に表示されたテキスト列に含まれる選択テキストが、利用者の入力操作に基いて削除される例を示した説明図である。図13の中図に示したように、利用者が削除を希望する選択候補テキストの位置にカーソルが移動され、かつ、コントローラー20の操作部210に対して決定操作がなされた場合には、まず、表示制御部110は、機能選択画像44を表示画面40に表示させる。この機能選択画像44は、選択テキストの編集内容を利用者が選択するための画像である。そして、機能選択画像44において利用者により「削除」機能が選択された場合には、図13の下図に示したように、テキスト編集部108は、カーソル42bの位置に該当する選択テキスト、つまり「umm」を、テキスト列から削除する。
なお、図13の中図に示したように、機能選択画像44において「削除」機能が確定される前において、「削除」という表示の上にカーソルが位置する場合には、表示制御部110は、カーソル42bの位置に該当する選択テキスト(「umm」)の上に、例えば横線など、選択テキストを強調させる表示を表示画面40に表示させることが可能である。この表示例によれば、利用者は、「削除」機能を確定する前において、もし決定操作を行えば選択テキストが削除されることを確実に認識することができる。このため、選択テキストを利用者が誤って削除してしまうようなヒューマンエラーを大きく減少させることができる。
‐編集例3(単純化)‐
また、編集例3として、例えばテキスト列の言語が英語であり、かつ、単語を原形に変換するための変換指示情報が利用者により入力された場合には、テキスト編集部108は、テキスト特定部106により特定された選択テキストを、当該選択テキストが単純化されたテキストに置換することが可能である。ここで、選択テキストの単純化とは、例えば、選択テキストが動詞である場合には、選択テキストを例えば過去形や過去分詞形から、現在形に変換することである。また、選択テキストが名詞である場合には、選択テキストを複数形から単数形に変換することである。
ここで、図14を参照して、編集例3の内容についてより詳細に説明する。図14は、表示画面40に表示されたテキスト列に含まれる選択テキストが、利用者の入力操作に基いて、当該選択テキストの原形に変換される例を示した説明図である。図14の中図に示したように、表示画面40に表示された機能選択画像44において利用者により「変形」機能が選択された場合には、図14の下図に示したように、テキスト編集部108は、カーソル42の位置に該当する選択候補テキスト、つまり「drove」を、「drove」の原形である「drive」に置換する。
なお、変形例として、テキスト列の言語が日本語であり、かつ、漢字をひらがなに変換するための変換指示情報が利用者により入力された場合には、テキスト編集部108は、テキスト特定部106により特定された選択テキストを、当該選択テキストがひらがなに変換されたテキストに置換することが可能である。
一般的に、音声認識技術では例えば同音異義語や発音が似ている単語などの場合、利用者が音声を入力し直しても、利用者の意図通りにテキストを修正することが困難である。一方、この編集例3によれば、選択テキストをより平易なテキストに変換するので、利用者の意図が概ね伝わるようにテキストを置換できるという利点がある。例えば、利用者が「began」という単語の音声入力を試みたが、「begun」と音声認識された場合において、テキスト編集部108は、「begun」を、「begun」の原形である「begin」に変換するので、利用者の意図が概ね伝わるようにテキストを置換することができる。
(2−1−2−6.表示制御部110)
表示制御部110は、各種表示画像や、利用者により入力されたテキスト列などを表示画面40に表示させる。例えば、図15に示したように、カーソルがテキスト列の末尾に位置し、かつ、例えば決定操作などの所定の操作がなされた場合には、表示制御部110は、記号選択画像を表示画面40に表示させる。なお、記号選択画像は、本開示における選択画像の一例であり、1以上の記号を利用者が選ぶための画像である。
(2−1−2−7.テキスト追加部112)
テキスト追加部112は、利用者の入力操作に基づいて、テキスト列の末尾に第2のテキスト列を追加する。ここで、第2のテキスト列は、例えば、表示画面40に表示された記号選択画像において利用者により選択された記号である。または、第2のテキスト列は、音声認識部102により認識されたテキストデータであったり、キーボードやソフトウェアキーボードなどを介して入力された文字列であってもよい。
ここで、図15または図16を参照して、上記の機能についてより詳細に説明する。図15は、表示画面40に表示されたテキスト列の末尾に、利用者の入力操作に基いて記号が追加される例を示した説明図である。図15の中図に示したように、テキスト列の末尾にカーソルが位置し、かつ、コントローラー20の操作部210に対して決定操作がなされた場合には、まず、表示制御部110は、記号選択画像を表示画面40に表示させる。そして、記号選択画像においていずれかの記号が利用者により選択された場合には、テキスト追加部112は、選択された記号をテキスト列の末尾に追加する。なお、図15に示した例では、「!」が利用者により選択され、そして、テキスト列の末尾に追加される例を示している。
この追加例によれば、例えば「!」や「?」のような、音声認識では認識が困難な文字(または文字列)であっても、利用者は、記号選択画像から所望の文字を選ぶことにより、選択された文字をテキスト列に容易に追加することができる。また、例えば日本語のような、口語では肯定文と疑問文との間でテキストが同じになり得る言語の場合には、利用者は文末に「?」を追加することにより、疑問文であることを読み手に確実に理解させることができるので、利点が大きい。
図16は、表示画面40に表示されたテキスト列の末尾に、利用者の音声入力に基いてテキストデータが追加される例を示した説明図である。図16に示したように、テキスト列の末尾にカーソルが位置し、かつ、利用者により新たな音声入力がなされた場合には、まず、音声認識部102は、新たに入力された音声を認識する。そして、図16の下図に示したように、テキスト追加部112は、音声認識部102により認識されたテキスト列を、表示画面40に表示されたテキスト列の末尾に追加する。なお、図16に示した例では、「I'll text you as soon as
I get there」というテキスト列が利用者により音声入力され、そして、表示画面40に表示されたテキスト列の末尾に追加される例を示している。
(2−1−2−7.通信部120)
通信部120は、例えば無線通信により、情報処理装置10と通信可能な各種装置との間で情報を送受信する。例えば、通信部120は、利用者により入力されたカーソルの移動方向の指定を示す情報や、音声入力部202に対して入力された音声データなどをコントローラー20から受信する。
なお、第1の実施形態による情報処理装置10の構成は、上述した構成に限定されない。例えば、通信部120は情報処理装置10に含まれず、他の装置に備えられてもよい。
(2−1−3.動作)
以上、第1の実施形態による構成について説明した。続いて、第1の実施形態による動作について説明する。ここでは、「動作例1」および「動作例2」の2つの動作例について説明する。なお、「動作例1」、「動作例2」ともに、利用者が音声認識によりテキストを入力し、そして、認識されたテキストを修正する場面における動作の例である。
(2−1−3−1.動作例1)
‐全体的な動作‐
最初に、動作例1について説明する。図17は、動作例1による全体的な動作を示したフローチャートである。図17に示したように、まず、利用者は、コントローラー20の音声入力キー216を押下する(S101)。
続いて、利用者は、音声入力部202に対して音声を入力する。そして、通信部200は、入力された音声データを情報処理装置10へ送信する(S102)。
続いて、情報処理装置10の音声認識部102は、コントローラー20から受信された音声データを、音声認識技術により認識する。そして、テキスト区分部104は、音声認識部102により認識されたテキスト列を複数の選択候補テキストに区分する(S103)。
続いて、表示制御部110は、音声認識部102により認識されたテキスト列を表示画面40に表示させるための制御情報を通信部120に表示装置30へ送信させる。そして、表示装置30は、情報処理装置10から受信された制御情報に基づいて、テキスト列を表示画面40に表示する(S104)。
続いて、制御部100は、通信部120による受信状況を監視し、そして、利用者により新たに音声入力キー216が押下されたか否かを判断する(S105)。音声入力キー216が押下されたと判断された場合には(S105:Yes)、情報処理装置10は、再びS102の動作を行う。
一方、音声入力キー216が押下されていないと判断された場合には(S105:No)、制御部100は、利用者により例えば方向キー212の押下などの左右方向の移動操作がなされたか否かを判断する(S106)。左右方向の移動操作がなされたと判断された場合には(S106:Yes)、情報処理装置10は、後述する「選択・修正処理」を行う(S107)。そして、情報処理装置10は、再びS106の動作を行う。
一方、左右方向の移動操作がなされていないと判断された場合には(S106:No)、制御部100は、利用者により決定キー214が押下されたか否かを判断する(S108)。決定キー214が押下されたと判断された場合には(S108:Yes)、テキスト編集部108は、利用者により入力されたテキスト列を確定する(S109)。そして、情報処理装置10は、処理を終了する。
一方、決定キー214が押下されていないと判断された場合には(S108:No)、制御部100は、再びS106の動作を行う。
‐選択・修正処理‐
次に、図18を参照して、S107における「選択・修正処理」の動作について詳細に説明する。図18に示したように、まず、情報処理装置10の表示制御部110は、利用者により入力されたカーソルの移動方向の指定に基づいて、選択候補テキスト1個分だけカーソルを移動させる(S111)。
続いて、制御部100は、通信部120による受信状況を監視し、そして、利用者により左右方向の移動操作が再度なされたか否かを判断する(S112)。左右方向の移動操作が再度なされたと判断された場合には(S112:Yes)、情報処理装置10は、再びS111の動作を行う。
一方、左右方向の移動操作がなされていないと判断された場合には(S112:No)、制御部100は、利用者により音声入力キー216が新たに押下されたか否かを判断する(S113)。
音声入力キー216が新たに押下されたと判断された場合には(S113:Yes)、表示制御部110は、利用者に音声を入力させるためのメッセージを表示画面40に表示させる。そして、利用者は、音声入力部202に対して音声を入力する(S114)。
続いて、音声認識部102は、コントローラー20から受信された音声データを、音声認識技術により認識する(S115)。
続いて、制御部100は、カーソルがテキスト列の文末に位置しているか否かを判断する(S116)。カーソルがテキスト列の文末に位置している場合には(S116:Yes)、テキスト追加部112は、音声認識部102により認識されたテキストデータを第2のテキスト列として、テキスト列の末尾に追加する(S117)。一方、カーソルがテキスト列の文末以外の場所に位置している場合には(S116:No)、テキスト編集部108は、音声認識部102により認識されたテキストデータを修正テキストとし、そして、カーソルの位置に該当する選択候補テキストを、テキスト列において修正テキストに置換する(S118)。
S113において、音声入力キー216が押下されていないと判断された場合には(S113:No)、制御部100は、利用者により決定キー214が新たに押下されたか否かを判断する(S119)。決定キー214が押下されていないと判断された場合には(S119:No)、制御部100は、再びS112の動作を行う。
一方、決定キー214が押下されたと判断された場合には(S119:Yes)、制御部100は、カーソルがテキスト列の文末に位置しているか否かを判断する(S120)。
カーソルがテキスト列の文末に位置している場合には(S120:Yes)、まず、表示制御部110は、記号選択画像を表示画面40に表示させる(S121)。続いて、利用者は、記号選択画像の中から、カーソル位置つまりテキスト列の末尾に追加することを希望する記号を選択する(S122)。そして、テキスト追加部112は、S122において選択された記号を、テキスト列の末尾に追加する(S123)。
一方、カーソルがテキスト列の文末以外の場所に位置している場合には(S120:No)、情報処理装置10は、後述する「削除・変形処理」の動作を行う(S124)。
‐削除・変形処理‐
次に、図19を参照して、S124における「削除・変形処理」の動作について詳細に説明する。図19に示したように、まず、情報処理装置10の表示制御部110は、機能選択画像を表示画面40に表示させる(S131)。
機能選択画像において利用者により「削除」機能が選択された場合には(S132:Yes)、テキスト編集部108は、カーソルの位置に該当する選択候補テキストを、テキスト列から削除する(S133)。
一方、機能選択画像において利用者により「変形」機能が選択された場合には(S132:No、S134:Yes)、テキスト編集部108は、カーソルの位置に該当する選択候補テキストを、例えば当該選択候補テキストが原形に変換されたテキストに置換するなど、単純化する(S135)。
機能選択画像において利用者により「削除」機能および「変形」機能のいずれも選択されなかった場合には(S134:No)、情報処理装置10は、「削除・変形処理」の動作を終了する。
以上、動作例1について説明した。この動作例1によれば、「削除・変形処理」において機能選択画像が表示されるので、利用者は、機能選択画像において、例えば削除や単純化など、テキスト列の編集内容を明示的に選択することができ、編集内容を間違えることを防止できる。
(2−1−3−2.動作例2)
‐全体的な動作‐
次に、動作例2について説明する。図20は、動作例2による全体的な動作の一部を示したフローチャートである。なお、図20に示したS201〜S204の動作は、動作例1におけるS101〜S104の動作と同様である。従って、ここでは説明を省略する。
次に、図21を参照して、S204より後の動作について説明する。図21に示したように、まず、情報処理装置10の制御部100は、通信部120による受信状況を監視し、そして、利用者により左右方向の移動操作がなされたか否かを判断する(S205)。左右方向の移動操作がなされたと判断された場合には(S205:Yes)、表示制御部110は、利用者により入力された移動方向の指定に基づいて、選択候補テキスト1個分だけカーソルを移動させる(S206)。そして、情報処理装置10は、再びS205の動作を行う。
一方、左右方向の移動操作がなされていないと判断された場合には(S205:No)、制御部100は、利用者により決定キー214がロングタップされたか否かを判断する(S207)。決定キー214がロングタップされたと判断された場合には(S207:Yes)、情報処理装置10は、後述する「変形・追加処理」の動作を行う(S208)。そして、情報処理装置10は、再びS205の動作を行う。
一方、決定キー214が(通常の)タップがされたと判断された場合には(S207:No、S209:Yes)、制御部100は、カーソルがテキスト列の文末に位置しているか否かを判断する(S210)。
カーソルがテキスト列の文末に位置している場合には(S210:Yes)、テキスト編集部108は、利用者により入力されたテキスト列を確定する(S211)。そして、情報処理装置10は、処理を終了する。
一方、カーソルがテキスト列の文末以外の場所に位置している場合には(S210:No)、テキスト編集部108は、カーソルの位置に該当する選択候補テキストを、テキスト列から削除する(S212)。そして、情報処理装置10は、再びS205の動作を行う。
S209において、決定キー214がタップされていないと判断された場合には(S209:No)、制御部100は、利用者により音声入力キー216が押下されたか否かを判断する(S213)。音声入力キー216が押下されたと判断された場合には(S213:Yes)、情報処理装置10は、後述する「修正・追加処理」の動作を行う(S214)。一方、音声入力キー216が押下されていないと判断された場合には(S213:No)、情報処理装置10は、再びS205の動作を行う。
‐変形・追加処理‐
次に、図22を参照して、S208における「変形・追加処理」の動作について詳細に説明する。図22に示したように、まず、情報処理装置10の制御部100は、カーソルがテキスト列の文末に位置しているか否かを判断する(S221)。カーソルがテキスト列の文末に位置している場合には(S221:Yes)、情報処理装置10は、S222〜S224の動作を行う。なお、S222〜S224の動作は、動作例1におけるS121〜S123の動作と同様である。
一方、カーソルがテキスト列の文末以外の場所に位置している場合には(S221:No)、動作例1におけるS135と同様に、テキスト編集部108は、カーソルの位置に該当する選択候補テキストを単純化する(S225)。
‐修正・追加処理‐
次に、図23を参照して、S214における「修正・追加処理」の動作について詳細に説明する。なお、図23に示したS231〜S235の動作は、動作例1におけるS114〜S118の動作と同様である。従って、ここでは説明を省略する。
以上、動作例2について説明した。この動作例2では、利用者が決定キー214をロングタップするか、あるいはタップするかにより、利用者はテキスト列の編集内容を選択することができる。このため、利用者は、(動作例1と比較して)より直感的な操作によりテキスト列を編集することができる。
また、動作例2では、利用者により決定キー214がロングタップされたことをトリガーとして、テキスト列の上書き修正や単純化を行うための「変形・追加処理」に処理を切り替える。このため、利用者は、編集の途中において今どの処理状態にいるのかをより理解しやすいという利点がある。
(2−1−4.効果)
以上、例えば図8、図17〜図23等を参照して説明したように、第1の実施形態による情報処理装置10は、まず、入力されたテキスト列を複数の選択候補テキストに区分する。そして、情報処理装置10は、表示画面におけるカーソルを移動させるための利用者による移動方向の入力操作に基づいて、区分された複数の選択候補テキストのうち、利用者の選択対象である選択候補テキストを特定する。そして、情報処理装置10は、特定された選択候補テキストを、利用者により入力される入力情報に基づいて編集する。このため、入力されたテキスト列を利用者が容易に編集することができる。
例えば、利用者は、コントローラー20の操作によりカーソルの移動方向を指定することにより、選択候補テキスト単位、つまり文法的または意味的にまとまった文字列単位にカーソルを移動させることができるので、利用者は、修正を希望するテキストの位置を少ない手間で指定することができる。また、利用者は、修正を希望するテキストを選択した後に、例えばコントローラー20の音声入力キー216を押下し、そして、音声入力部202に対して利用者の音声を入力することにより、選択候補テキストを所望の文字列に上書き修正することができる。このように、利用者は、修正対象のテキストを簡単な操作により編集することができる。
また、コントローラー20は、操作キーとして、例えば方向キー212、決定キー214、および音声入力キー216だけを含むような、簡素な装置で実現可能である。このため、利用者は、例えばどの操作キーを押下すればよいかについて迷うことがなく、所望の操作を簡単に行うことができる。また、コントローラー20は、小型、かつ安価に構成可能である。
<2−2.第2の実施形態>
以上、第1の実施形態について説明した。上述したように、第1の実施形態では、利用者は、コントローラー20の操作により、例えばカーソルの移動方向の指定や、各種編集内容の決定などの入力を行うことができる。後述するように、第2の実施形態によれば、利用者は、コントローラー20を用いることなく、これらの入力をハンドフリーで行うことができる。
(2−2−1.基本構成)
まず、第2の実施形態による情報処理システムの基本構成について図24を参照して説明する。図24に示したように、第2の実施形態による情報処理システムは、テレビジョン受像機60、およびカメラ70を含む。
(2−2−1−1.テレビジョン受像機60)
テレビジョン受像機60は、本開示における情報処理装置の一例である。テレビジョン受像機60は、表示画面40を表示することが可能な装置である。また、テレビジョン受像機60は、第1の実施形態による情報処理装置10と同様に、テキストを編集するためのソフトウェアを実装することが可能である。また、テレビジョン受像機60は、テレビジョン受像機60に備えられた入力装置160により音声を集音し、そして、集音された音声を認識する機能を有することが可能である。
なお、テレビジョン受像機60は、図4に示した、第1の実施形態による情報処理装置10と概略同様のハードウェア構成を有する。但し、かかる構成に限定されず、例えば、テレビジョン受像機60は、ストレージ装置164を備えなくてもよい。
(2−2−1−2.カメラ70)
カメラ70は、外部の映像を、レンズを通して例えばCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide
Semiconductor)などの撮像素子に結像させ、静止画像又は動画像を撮影する機能を有する。例えば、カメラ70は、レンズの前方に位置する利用者や物体の画像を撮影する。
また、カメラ70は、有線通信または無線通信により、撮像した画像をテレビジョン受像機60へ送信することが可能である。
なお、第2の実施形態による情報処理システムは、上述した構成に限定されない。例えば、テレビジョン受像機60がカメラ70を内部に含むなど、テレビジョン受像機60とカメラ70は一体的に構成されてもよい。
(2−2−2.構成)
以上、第2の実施形態による情報処理システムの基本構成について説明した。続いて、第2の実施形態によるテレビジョン受像機60の構成について詳細に説明する。図25は、テレビジョン受像機60の構成を示した機能ブロック図である。図25に示したように、テレビジョン受像機60は、制御部100、通信部120、音声入出力部122、および表示部124を有する。なお、音声認識部102、テキスト区分部104、テキスト編集部108、表示制御部110、およびテキスト追加部112の機能は、それぞれ第1の実施形態と概略同様である。
(2−2−2−1.制御部100)
第2の実施形態による制御部100は、第1の実施形態と比較して、新たに視線方向特定部114、および目視位置算出部116を有する。なお、制御部100のその他の機能については、第1の実施形態と概略同様である。
(2−2−2−2.テキスト特定部106)
第2の実施形態によるテキスト特定部106は、後述する視線方向特定部114により特定される利用者の視線方向の移動に基づいて、テキスト区分部104により区分された複数の選択候補テキストから選択テキストを特定する。例えば、テキスト特定部106は、後述する目視位置算出部116により算出される、表示画面40における利用者の目視位置に位置する選択候補テキストを選択テキストとして特定する。
(2−2−2−3.視線方向特定部114)
‐A.利用者の目の位置の特定‐
視線方向特定部114は、カメラ70による撮影画像に基づいて、利用者の目の位置を特定することが可能である。例えば、視線方向特定部114は、まず、カメラ70による撮影画像から、例えば目、鼻、または顔の輪郭などの特徴点を抽出することにより、利用者の顔を検出する。そして、視線方向特定部114は、例えば検出された利用者の目と目の間の距離、または利用者の顔の大きさなどに基づいて、カメラ70から利用者の目までの相対的な位置を算出する。
‐B.利用者の視線方向の特定‐
さらに、視線方向特定部114は、カメラ70による撮影画像に基づいて、利用者の視線方向を特定することが可能である。例えば、視線方向特定部114は、カメラ70による撮影画像から検出された利用者の目の画像に対してパターンマッチングを行うことにより、利用者の視線方向を特定する。
なお、具体的な特定方法としては、例えば以下の方法が適用可能である。まず、ある画像処理装置により、視線方向と対応づけられた、複数人の目全体の撮影画像を用いて機械学習が行われることにより、パターンマッチング用の辞書データが作成される。そして、視線方向特定部114は、カメラ70による撮影画像から検出された、利用者の目に関する特徴量と上記の辞書データとを比較することにより、利用者の視線方向がいずれの方向であるかを特定する。なお、上記の画像処理装置は、テレビジョン受像機60であってもよいし、異なる装置であってもよい。
(2−2−2−4.目視位置算出部116)
目視位置算出部116は、視線方向特定部114により特定された利用者の目の位置、および利用者の視線方向に基づいて、表示画面40における利用者の目視位置を算出する。ここで、目視位置は、例えば図26に示した座標(a,b)の点の位置のように、利用者が表示画面40において見ている位置、または見ている位置の近傍の領域である。
例えば、図26に示したように、目視位置算出部116は、利用者の目の位置(x,y,z)から利用者の視線方向V(vx,vy,vz)へ伸ばした半直線と表示画面40との交点の位置を、目視位置として算出する。
(2−2−2−5.通信部120)
第2の実施形態による通信部120は、テレビジョン受像機60と通信可能な各種装置との間で情報を送受信する。例えば、通信部120は、カメラ70により撮像された画像をカメラ70から受信する。
(2−2−2−6.音声入出力部122)
音声入出力部122は、マイクロフォンなどの音声入力装置、およびスピーカーなどの音声出力装置から構成される。音声入出力部122は、例えば、外部の音声を集音したり、または、テレビジョン受像機60により生成される音声データを音声に変換して出力する。
(2−2−2−7.表示部124)
表示部124は、表示制御部110による制御に基づいて、例えば利用者により入力されたテキスト列を表示画面40に表示する。
なお、第2の実施形態によるテレビジョン受像機60の構成は、上述した構成に限定されない。例えば、通信部120はテレビジョン受像機60に含まれず、他の装置に備えられてもよい。また、テレビジョン受像機60とカメラ70が一体的に構成される場合には、テレビジョン受像機60は、通信部120を含まなくてもよい。
(2−2−3.動作)
以上、第2の実施形態による構成について説明した。続いて、第2の実施形態による動作について説明する。なお、ここでは一例として、第1の実施形態による「動作例2」に対応する動作例について説明する。また、以下の説明では、マイクロフォンの形が描かれたアイコンである「マイクアイコン」が、表示画面40における例えば左下部などの所定の位置に表示されている例を想定する。
図27は、第2の実施形態による全体的な動作の一部を示したフローチャートである。図27に示したように、まず、テレビジョン受像機60の視線方向特定部114は、カメラ70による撮影画像に基づいて、利用者の目の位置、および利用者の視線方向を特定する。そして、目視位置算出部116は、視線方向特定部114により特定された利用者の目の位置、および利用者の視線方向に基づいて、表示画面40における利用者の目視位置を算出する。そして、制御部100は、目視位置算出部116による算出結果に基づいて、表示画面40に表示されたマイクアイコンを利用者が見つめる動作が所定時間以上続いたか否かを監視する(S301)。
マイクアイコンを見つめる動作が所定時間以上続いた場合には(S301:Yes)、表示制御部110は、利用者に音声を入力させるためのメッセージを表示画面40に表示させる。そして、利用者は、音声入出力部122に対して音声を入力する(S302)。
続いて、音声認識部102は、音声入出力部122により受け付けられた音声データを、音声認識技術により認識する。そして、テキスト区分部104は、音声認識部102により認識されたテキスト列を複数の選択候補テキストに区分する(S303)。
続いて、表示制御部110は、音声認識部102により認識されたテキスト列を表示画面40に表示させる(S304)。
続いて、視線方向特定部114は、カメラ70による撮影画像に基づいて、利用者が目つぶりの動作をしているか否かを判定する。そして、制御部100は、視線方向特定部114による判定結果に基づいて、利用者の目つぶりの動作が所定時間以上続いたか否かを監視する(S305)。
次に、図28を参照して、S305より後の動作について説明する。目つぶりの動作が所定時間以上続いた場合には(S305:Yes)、制御部100は、複数の選択候補テキストのうちいずれかが選択状態になっているか否かを判断する(S306)。なお、初期状態では、いずれの選択候補テキストも選択状態になっていないことを前提とする。
選択状態になっていない場合には(S306:No)、制御部100は、目視位置算出部116による算出結果に基づいて、表示画面40における特定の位置を見つめる動作が所定時間以上続いたか否かを監視する(S307)。そして、特定の位置を見つめる動作が所定時間以上続いた場合には(S307:Yes)、テキスト特定部106は、利用者が見つめている位置に該当する選択候補テキストを選択状態にする。なお、利用者がテキスト列の文末を見つめている場合には、テキスト列の文末を選択状態にする。続いて、表示制御部110は、表示画面40において、選択状態にされた選択候補テキストまたは文末の位置(以下、選択位置とも称する)にカーソルを表示させる(S308)。その後、テレビジョン受像機60は、再びS306の動作を行う。
S306において、いずれかの選択候補テキスト(または文末)が選択状態になっている場合には(S306:Yes)、制御部100は、目視位置算出部116による算出結果に基づいて、利用者の目視位置の変化を監視する(S309、S311、S315)。
‐S309‐
利用者の目視位置が所定の距離以上、上に移動された場合には(S309:Yes)、テレビジョン受像機60は、第1の実施形態におけるS208と概略同様な、「変形・追加処理」の動作を行う(S310)。そして、テレビジョン受像機60は、再びS306の動作を行う。
‐S311‐
一方、利用者による選択位置を見つめる動作が所定時間以上続いた場合には(S311:Yes)、制御部100は、選択位置が文末であるか否かを判断する(S312)。選択位置が文末である場合には(S312:Yes)、テキスト編集部108は、利用者により入力されたテキスト列を確定する(S313)。そして、情報処理装置10は、処理を終了する。
選択位置が文末以外である場合には(S312:No)、テキスト編集部108は、選択中の選択候補テキストを、テキスト列から削除する(S314)。そして、情報処理装置10は、再びS306の動作を行う。
‐S315‐
一方、表示画面40に表示されたマイクアイコンを見つめる動作が所定時間以上続いた場合には(S315:Yes)、テレビジョン受像機60は、第1の実施形態におけるS214と概略同様な、「修正・追加処理」の動作を行う(S316)。そして、テレビジョン受像機60は、再びS306の動作を行う。
(2−2−4.効果)
以上、例えば図25、図27、図28等を参照して説明したように、第2の実施形態によるテレビジョン受像機60は、入力されたテキスト列から区分された複数の選択候補テキストのうち、利用者の視線方向の移動に基づいて、利用者の選択対象である選択候補テキストを特定する。そして、テレビジョン受像機60は、特定された選択候補テキストを、利用者の視線の移動または利用者の音声に基づいて編集する。このため、利用者は、コントローラー20を用いることなく、テキストの選択および編集を全てハンドフリーで行うことができる。また、例えばコントローラー20を持ち続ける必要がないので、テキスト編集時における利用者の作業負荷がより小さい。
また、テレビジョン受像機60は、例えば利用者がマイクアイコンを所定時間以上見つめた場合に利用者に音声入力させたり、または、利用者が選択位置を所定時間以上見つめた場合に選択テキストを削除する。このように、表示画面40中の位置および時間の経過を条件として処理を切り替えるので、利用者は視線の移動だけで、意図通りに操作することができる。
<<3.変形例>>
なお、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示はかかる例に限定されない。本開示の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、コントローラー20に含まれる各キーは、ハードウェアの代わりに、各キーの機能を実現するソフトウェアとして構成されることも可能である。そして、第1の実施形態による情報処理装置10が、例えばスマートフォンのような、タッチパネルを有する装置である場合には、上記のソフトウェアをさらに実装することにより、情報処理装置10およびコントローラー20が一体的に構成されることが可能である。
また、本開示の各実施形態によれば、CPU150、ROM152、およびRAM154などのハードウェアを、上述した情報処理装置10またはテレビジョン受像機60の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも提供可能である。また、該コンピュータプログラムが記録された記録媒体も提供される。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
入力されたテキスト列を複数の第1のテキストに区分するテキスト区分部と、
前記テキスト列が表示されている表示画面における指示位置を移動させるための利用者による移動方向の入力操作に基づいて、区分された前記複数の第1のテキストのうち前記利用者の選択対象である第1のテキストを特定するテキスト特定部と、
特定された第1のテキストを、前記利用者により入力される入力情報に基づいて編集するテキスト編集部と、
を備える、情報処理装置。
(2)
前記利用者により入力される入力情報は、前記利用者により入力される第2のテキストを含み、
前記テキスト編集部は、前記利用者により前記第2のテキストが入力された場合には、前記テキスト特定部により特定された第1のテキストを、前記テキスト列において前記第2のテキストに置換する、前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記第2のテキストは、前記利用者により発せられた音声が音声認識されることにより特定されるテキストを含む、前記(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記利用者により入力される入力情報は、テキストを削除するための削除指示情報を含み、
前記テキスト編集部は、前記利用者により前記削除指示情報が入力された場合には、前記テキスト特定部により特定された第1のテキストを前記テキスト列から削除する、前記(1)〜(3)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(5)
前記利用者により入力される入力情報は、単語を原形に変換するための変換指示情報を含み、
前記テキスト編集部は、前記利用者により前記変換指示情報が入力された場合には、前記テキスト特定部により特定された第1のテキストを、前記第1のテキストが原形に変換されたテキストに置換する、前記(1)〜(4)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(6)
前記利用者により入力される入力情報は、漢字をひらがなに変換するための変換指示情報を含み、
前記テキスト編集部は、前記利用者により前記変換指示情報が入力された場合には、前記テキスト特定部により特定された第1のテキストを、前記第1のテキストがひらがなに変換されたテキストに置換する、前記(1)〜(4)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(7)
前記入力されたテキスト列は、前記利用者により発せられた音声が音声認識されることにより特定されたテキスト列を含む、前記(1)〜(6)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(8)
前記情報処理装置は、前記指示位置が前記テキスト列の末尾に位置し、かつ、所定の操作がなされた場合に、前記テキスト列の末尾に第2のテキスト列を追加するテキスト追加部をさらに備える、前記(1)〜(6)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(9)
前記情報処理装置は、前記所定の操作がなされた場合に、前記利用者が1以上の記号を選ぶための選択画像を前記表示画面に表示させる表示制御部をさらに備え、
前記テキスト追加部は、前記選択画像において前記利用者により選択された1以上の記号を前記第2のテキスト列として、前記テキスト列の末尾に追加する、前記(8)に記載の情報処理装置。
(10)
前記テキスト追加部は、前記利用者により発せられた音声が音声認識されることにより特定されたテキスト列を前記第2のテキスト列として、前記テキスト列の末尾に追加する、前記(8)に記載の情報処理装置。
(11)
前記テキスト区分部は、前記テキスト列の文脈に基づいて前記テキスト列を複数の第1のテキストに区分する、前記(1)〜(10)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(12)
前記第1のテキストは、1以上の単語を含む、前記(1)〜(11)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(13)
前記利用者による移動方向の入力操作は、前記利用者による、前記表示画面において前記指示位置を移動させるための方向キーの選択操作を含む、前記(1)〜(12)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(14)
前記情報処理装置は、前記利用者の視線方向を特定する視線方向特定部をさらに備え、
前記利用者による移動方向の入力操作は、前記利用者による視線方向の移動を含む、前記(1)〜(13)のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(15)
入力されたテキスト列を複数の第1のテキストに区分することと、
前記テキスト列が表示されている表示画面における指示位置を移動させるための利用者による移動方向の入力操作に基づいて、区分された前記複数の第1のテキストのうち前記利用者の選択対象である第1のテキストを特定することと、
特定された第1のテキストを、前記利用者により入力される入力情報に基づいてプロセッサにより編集することと、
を備える、情報処理方法。
(16)
コンピュータを、
入力されたテキスト列を複数の第1のテキストに区分するテキスト区分部と、
前記テキスト列が表示されている表示画面における指示位置を移動させるための利用者による移動方向の入力操作に基づいて、区分された前記複数の第1のテキストのうち前記利用者の選択対象である第1のテキストを特定するテキスト特定部と、
特定された第1のテキストを、前記利用者により入力される入力情報に基づいて編集するテキスト編集部、
として機能させるための、プログラム。
10 情報処理装置
20 コントローラー
30 表示装置
60 テレビジョン受像機
70 カメラ
100 制御部
102 音声認識部
104 テキスト区分部
106 テキスト特定部
108 テキスト編集部
110 表示制御部
112 テキスト追加部
114 視線方向特定部
116 目視位置算出部
120 通信部
122 音声入出力部
124 表示部
150 CPU
152 ROM
154 RAM
156 内部バス
158 インターフェース
160 入力装置
162 出力装置
164 ストレージ装置
166 通信装置
200 通信部
202 マイクロフォン
202 音声入力部
210 操作部
212 方向キー
214 決定キー
216 音声入力キー
220 回転キー

Claims (16)

  1. 入力されたテキスト列を複数の第1のテキストに区分するテキスト区分部と、
    前記テキスト列が表示されている表示画面における指示位置を移動させるための利用者による移動方向の入力操作に基づいて、区分された前記複数の第1のテキストのうち前記利用者の選択対象である第1のテキストを特定するテキスト特定部と、
    特定された第1のテキストを、前記利用者により入力される入力情報に基づいて編集するテキスト編集部と、
    を備える、情報処理装置。
  2. 前記利用者により入力される入力情報は、前記利用者により入力される第2のテキストを含み、
    前記テキスト編集部は、前記利用者により前記第2のテキストが入力された場合には、前記テキスト特定部により特定された第1のテキストを、前記テキスト列において前記第2のテキストに置換する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第2のテキストは、前記利用者により発せられた音声が音声認識されることにより特定されるテキストを含む、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記利用者により入力される入力情報は、テキストを削除するための削除指示情報を含み、
    前記テキスト編集部は、前記利用者により前記削除指示情報が入力された場合には、前記テキスト特定部により特定された第1のテキストを前記テキスト列から削除する、請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記利用者により入力される入力情報は、単語を原形に変換するための変換指示情報を含み、
    前記テキスト編集部は、前記利用者により前記変換指示情報が入力された場合には、前記テキスト特定部により特定された第1のテキストを、前記第1のテキストが原形に変換されたテキストに置換する、請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記利用者により入力される入力情報は、漢字をひらがなに変換するための変換指示情報を含み、
    前記テキスト編集部は、前記利用者により前記変換指示情報が入力された場合には、前記テキスト特定部により特定された第1のテキストを、前記第1のテキストがひらがなに変換されたテキストに置換する、請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記入力されたテキスト列は、前記利用者により発せられた音声が音声認識されることにより特定されたテキスト列を含む、請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記情報処理装置は、前記指示位置が前記テキスト列の末尾に位置し、かつ、所定の操作がなされた場合に、前記テキスト列の末尾に第2のテキスト列を追加するテキスト追加部をさらに備える、請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記情報処理装置は、前記所定の操作がなされた場合に、前記利用者が1以上の記号を選ぶための選択画像を前記表示画面に表示させる表示制御部をさらに備え、
    前記テキスト追加部は、前記選択画像において前記利用者により選択された1以上の記号を前記第2のテキスト列として、前記テキスト列の末尾に追加する、請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記テキスト追加部は、前記利用者により発せられた音声が音声認識されることにより特定されたテキスト列を前記第2のテキスト列として、前記テキスト列の末尾に追加する、請求項8に記載の情報処理装置。
  11. 前記テキスト区分部は、前記テキスト列の文脈に基づいて前記テキスト列を複数の第1のテキストに区分する、請求項1に記載の情報処理装置。
  12. 前記第1のテキストは、1以上の単語を含む、請求項1に記載の情報処理装置。
  13. 前記利用者による移動方向の入力操作は、前記利用者による、前記表示画面において前記指示位置を移動させるための方向キーの選択操作を含む、請求項1に記載の情報処理装置。
  14. 前記情報処理装置は、前記利用者の視線方向を特定する視線方向特定部をさらに備え、
    前記利用者による移動方向の入力操作は、前記利用者による視線方向の移動を含む、請求項1に記載の情報処理装置。
  15. 入力されたテキスト列を複数の第1のテキストに区分することと、
    前記テキスト列が表示されている表示画面における指示位置を移動させるための利用者による移動方向の入力操作に基づいて、区分された前記複数の第1のテキストのうち前記利用者の選択対象である第1のテキストを特定することと、
    特定された第1のテキストを、前記利用者により入力される入力情報に基づいてプロセッサにより編集することと、
    を備える、情報処理方法。
  16. コンピュータを、
    入力されたテキスト列を複数の第1のテキストに区分するテキスト区分部と、
    前記テキスト列が表示されている表示画面における指示位置を移動させるための利用者による移動方向の入力操作に基づいて、区分された前記複数の第1のテキストのうち前記利用者の選択対象である第1のテキストを特定するテキスト特定部と、
    特定された第1のテキストを、前記利用者により入力される入力情報に基づいて編集するテキスト編集部、
    として機能させるための、プログラム。
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