JPWO2013161243A1 - 制御ノード、制御ノードに実装される方法、プログラム、及び移動局 - Google Patents

制御ノード、制御ノードに実装される方法、プログラム、及び移動局 Download PDF

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Abstract

制御ノード(16)は、制御部(10)を含む。制御部(10)は、外部ネットワーク(17)からの第1の要求に応答して、コアネットワーク(15)に配置されたコアネットワークノードに新規コネクション要求を送信するよう動作する。この新規コネクション要求は、コアネットワーク(15)に対して、移動局(11)と外部ネットワーク(17)の間のパケットデータ転送のための新規コネクションを既存コネクションに加えて設定することをトリガーする。

Description

本発明は、移動通信システムに関し、特に、移動局がセルラ無線アクセスネットワーク(radio access network(RAN))及びコアネットワークを介して外部ネットワーク(e.g. packet data network(PDN))と通信するためのコネクションの設定に関する。
Third Generation Partnership Project(3GPP) Release 8以降は、PDNコネクションを設定する手順、及び既存のPDNコネクションに個別ベアラを追加する手順として、以下の4つの手順を規定している。
(1)移動局(以下、User Equipment(UE))主導で最初のPDNコネクション(デフォルトベアラを含む)を設定する。3GPP Release 8以降では、コアネットワークへのUEのアタッチの際に、デフォルトベアラを含むデフォルトPDNコネクションが設定される。したがって、3GPP Release 8以降では、最初のPDNコネクションを設定する手順は、初期アタッチ手順に相当する。具体的には、この手順は、3GPP TS 23.401 V11.0.0 (2011-12) §5.3.2 "Attach procedure" に記載されている。
(2)ネットワーク主導で既存のPDNコネクションにベアラ(個別ベアラ)を追加する。コアネットワークは、外部サーバからの要求に応じて、追加の個別ベアラの設定を開始してもよい。この手順は、3GPP TS 23.401 V11.0.0 (2011-12) §5.4.1 "Dedicated bearer activation"に記載されている。また、3GPP TS 23.203 V11.4.0 (2011-12) §7.4.2 "IP CAN Session Modification; PCRF initiated"もこの手順について記載している。
(3)UE主導で既存のPDNコネクションに個別ベアラを追加する。この手順は、3GPP TS 23.401 V11.0.0 (2011-12) §5.4.5 "UE requested bearer resource modification" に記載されている。
(4)UE主導で既存PDNコネクションに加えて新たなPDNコネクションを設定する。つまり、UEの要求に基づいて、コアネットワークとUEの間にマルチプルPDNコネクションが設定される。この手順は、3GPP TS 23.401 V11.0.0 (2011-12) §5.10.2 "UE requested PDN connectivity"に記載されている。
ここで、「UE主導」とは、PDNコネクション又は追加ベアラの設定が、UEからコアネットワークに送信された要求(メッセージ)によってトリガーされることを意味する。一方、「ネットワーク主導」とは、外部ネットワーク若しくはアプリケーション機能(e.g. アプリケーションサービスプロバイダ、サードパーティのアプリケーションサーバ、SIPサーバ)からの要求に応じて、又はコアネットワークの自発的な決定に応じて、コアネットワークがPDNコネクション又は追加ベアラの設定を開始することを意味する。
また、3GPPのPDNコネクションは、UEと外部ネットワーク(i.e. PDN)の間のアソシエーションである。PDNコネクションは、UEのIPアドレス(IPv4アドレス又はIPv6 prefix)によって表される。PDNは、IPネットワークであり、例えば、インターネット、インターネットサービスプロバイダ、企業のイントラネットワーク等である。UE 及びパケットコアネットワークは、PDNを識別するために、Access Point Name(APN)を用いる。Evolved Packet System(EPS)では、UEのIPアドレス(IPv4アドレス又はIPv6 Prefix)とAPNの組に対して1つのPDNコネクションが設定される。1つのPDNコネクションは、QoSパラメタが異なる複数のEvolved Packet System(EPS)ベアラを含んでもよい。つまり、1つのPDNコネクションにおいて、デフォルトEPSベアラに追加して個別EPSベアラを設定できる。EPSベアラを記述する設定情報は、EPSベアラコンテキストと呼ばれる。Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)においても、1つのPDNコネクションに対して追加のGeneral Packet Radio Service(GPRS)ベアラを設定できる。GPRSベアラを記述する設定情報は、Packet Data Protocol(PDP)コンテキストと呼ばれる。
ベアラは、ユーザーデータパケットを転送するための論理的な通信路である。例えば、evolved packet system(EPS)ではEPSベアラが設定され、UMTSではGPRSベアラが設定される。EPSベアラは、無線ベアラ(UEとeNBの間)、S1ベアラ(eNBとserving gateway(S-GW)の間)、及びS5/S8ベアラ(S-GWとPacket Data Network Gateway(P-GW)の間)を含む。無線ベアラは、無線リンクである。S1ベアラ及びS5/S8ベアラは、GPRS Tunneling Protocol(GTP)トンネルである。GTPトンネルを転送されるユーザーデータパケットは、トンネリングプロトコル(e.g. IPsec)を用いて暗号化される。
本件発明者は、machine type communication(MTC)サービスに適した移動通信システムの改良について検討した。MTCは、machine-to-machine(M2M)ネットワーク又はセンサネットワークとも呼ばれる。MTCを移動通信システムに収容する場合、典型的には、機械(e.g. 自動販売機、ガスメータ、電気メータ、自動車、鉄道車両)及びセンサ(e.g. 環境、農業、交通等に関するセンサ)に3GPP通信機能(i.e. 移動局の機能)が配置される。3GPPは、MTCのために機械及びセンサに実装される移動局を"MTCデバイス"と定義している。MTCデバイスは、セルラRANを介してモバイルオペレータのコアネットワークに接続するとともに、"MTCユーザと通信を行う。MTCユーザは、外部ネットワークに配置され、MTCアプリケーションを有する。MTCユーザに実装されたMTCアプリケーションは、MTCデバイスに実装されたMTCアプリケーションと通信する。MTCユーザは、アプリケーションサーバ(Application Server(AS))とも呼ばれる。
3GPPは、非特許文献1に示されているように、MTCデバイスとMTCユーザの間のアプリケーションレイヤにおけるend-to-end通信の実現シナリオとして、ダイレクトモデル、インダイレクトモデル、及びハイブリッドモデルの3つを規定している。ダイレクトモデルでは、MTCユーザは、モバイルオペレータネットワークに直接的に接続することで、MTCデバイスと直接的なユーザープレーン(データプレーン)通信を行う。
これに対して、インダイレクトモデルでは、MTCユーザは、サービス能力サーバ(Services Capability Server(SCS))が提供するサービスを介して非直接的にモバイルオペレータネットワークに接続することで、MTCデバイスと非直接的なユーザープレーン通信を行うとともに、コントロールプレーンでの付加サービス(e.g. MTCデバイスのトリガリング)を利用する。インダイレクトモデルでは、SCSは、コアネットワークと通信を行い、コアネットワークを介してMTCデバイスと通信を行う。さらに、SCSは、MTCユーザにユーザープレーン及びデータプレーンのインタフェース(e.g. application program interface(API))を提供する。SCSは、MTCサーバ、M2Mサービスプラットフォーム、M2Mサービスサーバ、又はMTCサービスサーバと呼ばれる場合もある。SCSは、モバイルオペレータによってコアネットワークと一元的に管理されるモデルと、モバイルオペレータによらず1又は複数のMTCユーザによって管理されるモデルの両方が想定されている。後者のモデルの場合、SCSとMTCユーザは結合されてもよい。言い換えると、SCSの機能は、MTCユーザの機能と一体的に配置されてもよい。
ハイブリッドモデルは、上述したダイレクトモデルとインダイレクトモデルを組み合わせたモデルである。つまり、ハイブリッドモデルでは、MTCユーザは、MTCデバイスとのユーザープレーン通信のためにオペレータネットワークに直接的に接続するとともに、コントロールプレーンでの付加サービスを利用するためにSCSを利用する。
MTCサービスにおいては、human-to-human(H2H)サービスとは異なり、MTCユーザが強い管理権限を持つ利用形態が多いと予想される。なぜなら、多くの利用形態において、MTCデバイスは、MTCユーザによる監視対象であるためである。したがって、MTCサービスにおいては、MTCデバイス側からではなく、MTCユーザ側からの要求に応じてコアネットワークが新規PDNコネクションを設定できることが望ましい。しかしながら、3GPP Release 8以降は、ネットワーク主導で既存PDNコネクションに加えて新たなPDNコネクションを設定する手順を規定していない。このため、外部ネットワーク(e.g. MTCユーザ)は、UE(e.g. MTCデバイス)との新規PDNコネクションの設定をコアネットワークに要求することができない。
なお、上述したように、3GPP Release 8以降は、ネットワーク主導で既存のPDNコネクションに個別ベアラを追加する手順を規定している。しかしながら、例えば、外部ネットワークがIPv4 PDNコネクションを用いてIPv4通信を行なっているUEとの間で新たにIPv6通信を開始する場合、既存のIPv4 PDNコネクションに追加ベアラを設定することはできない。この場合、既存のIPv4 PDNコネクションに加えて新たにIPv6 PDNコネクションを設定する必要がある。しかしながら、外部ネットワークは、新規のIPv6 PDNコネクションをコアネットワークに要求することはできない。
本発明は、上述した発明者の知見に基づいてなされたものである。すなわち、本発明は、UEと外部ネットワークの間の既存のコネクション(e.g. PDNコネクション)に加えて新たなコネクションをネットワーク主導で設定することに寄与する制御ノード、制御ノードに実装される方法、プログラム、及び移動局の提供を目的とする。
第1の態様では、制御ノードは制御部を含む。前記制御部は、外部ネットワークからの第1の要求に応答して、コアネットワークに配置されたコアネットワークノードに新規コネクション要求を送信するよう動作する。前記新規コネクション要求は、前記コアネットワークに対して、移動局と前記外部ネットワークの間のパケットデータ転送のための新規コネクションを既存コネクションに加えて設定することをトリガーする。
第2の態様では、制御ノードに実装される方法は、外部ネットワークからの第1の要求に応答して、コアネットワークに配置されたコアネットワークノードに新規コネクション要求を送信することを含む。前記新規コネクション要求は、前記コアネットワークに対して、移動局と前記外部ネットワークの間のパケットデータ転送のための新規コネクションを既存コネクションに加えて設定することをトリガーする。
第3の態様では、制御ノードに実装される方法をコンピュータに行わせるためのプログラムが提供される。前記方法は、外部ネットワークからの第1の要求に応答して、コアネットワークに配置されたコアネットワークノードに新規コネクション要求を送信するよう制御することを含む。前記新規コネクション要求は、前記コアネットワークに対して、移動局と前記外部ネットワークの間のパケットデータ転送のための新規コネクションを既存コネクションに加えて設定することをトリガーする。
第4の態様では、セルラ無線アクセスネットワーク及びコアネットワークを介して外部ネットワークと通信する移動局は、制御部を含む。前記制御部は、前記セルラ無線アクセスネットワークを介した前記コアネットワークからの要求に基づいて、前記移動局と前記外部ネットワークの間のパケットデータ転送のための新規コネクションを既存コネクションに加えて設定するよう動作する。前記要求は、前記外部ネットワークから前記コアネットワークへの新規コネクション要求に応答して生成される。
上述した各態様によれば、UEと外部ネットワークの間の既存のコネクション(e.g. PDNコネクション)に加えて新たなコネクションをネットワーク主導で設定することに寄与する制御ノード、制御ノードに実装される方法、プログラム、及び移動局を提供できる。
実施の形態1に係る移動通信ネットワークの構成例を示すブロック図である。 実施の形態1に係る制御ノードに実装される方法の一例を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る移動通信ネットワークの他の構成例を示すブロック図である。 実施の形態1に係る移動通信ネットワークの他の構成例を示すブロック図である。 実施の形態1に係る移動通信ネットワークの他の構成例を示すブロック図である。 実施の形態1に係る移動通信ネットワークにおける新規コネクションの設定手順の一例を示すシーケンス図である。 実施の形態1に係る移動通信ネットワークにおける新規コネクションの設定手順の一例を示すシーケンス図である。 実施の形態1に係る移動通信ネットワークにおける新規コネクションの設定手順の一例を示すシーケンス図である。 実施の形態2に係る移動通信ネットワークにおける新規コネクションの設定手順の一例を示すシーケンス図である。 実施の形態3に係る移動通信ネットワークにおける新規コネクションの設定手順の一例を示すシーケンス図である。
以下では、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一又は対応する要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
<発明の実施の形態1>
図1は、本実施の形態に係る移動通信ネットワークの構成例を示している。図1の構成例において、UE11は、セルラRAN14及びコアネットワーク15を介して外部ネットワークとしてのPDN17と通信する。UE11とPDN17の間のパケットデータ転送のために、UE11とコアネットワーク15の間にコネクション(e.g. PDNコネクション)が設定される。モバイルオペレータドメイン18は、一般的に、モバイルオペレータによって管理運用されるネットワーク範囲を示している。
さらに、本実施の形態に係る移動通信ネットワークは、制御ノード16を含む。制御ノード16は、制御部10を有する。制御部10は、コアネットワーク15及びPDN17との間でシグナリングを行うよう構成されている。制御部10は、PDN17(具体的にはPDN17に配置されたノード)からの要求に応答して、コアネットワーク15に配置されたコアネットワークノード(e.g. P-GW、Mobility Management Entity(MME)、Gateway GPRS Support Node(GGSN)、又はServing GPRS Support Node(SGSN))に新規コネクション要求を送信するよう動作する。
新規コネクション要求は、コアネットワーク15に対して、UE11とPDN17の間のパケットデータ転送のための新規コネクションを既存コネクションに加えて設定することをトリガーする。つまり、コアネットワーク15、セルラRAN14、及びUE11は、制御ノード16からの新規コネクション要求に応じてシグナリングを行うことにより、UE11とPDN17の間の通信に使用される追加の新規コネクションを設定する。具体的に述べると、UE11は、制御部110を有する。制御部110は、セルラRAN14を介したコアネットワーク15からの要求に基づいて、UE11とPDN17の間のパケットデータ転送のための新規コネクションを既存コネクションに加えて設定するよう動作する。
新規コネクション及び既存コネクションの各々は、少なくとも1つのベアラを含む。既に述べたように、ベアラは、ユーザーデータパケットを転送するための論理的な通信路である。また、新規コネクションは、既存コネクションにおけるUE11のアドレスとは異なるUE11のアドレスによって表される。言い換えると、新規コネクションにおいて、UE11は、既存コネクションにおけるアドレスとは異なるアドレスによって識別される。
一例として、本実施の形態に係る移動通信ネットワークがEPC及びE-UTRANを含むEPSである場合を考える。この場合、新規コネクション及び既存コネクションの各々は、PDNコネクションに相当し、少なくとも1つのEPSベアラを含む。新規PDNコネクションは、既存PDNコネクションにおけるUE11のIPアドレスとは異なるUE11のIPアドレスによって表される。ただし、新規PDNコネクションと既存PDNコネクションは、同じPDN17に関するPDNコネクションであるから、PDN17に対応する同じAPNに関して設定される。新規PDNコネクションは、既存PDNコネクションのIPバージョンとは異なるIPバージョンによって識別されてもよい。例えば、既存PDNコネクションIPv4コネクションである場合に、新規PDNコネクションはIPv6コネクションであってもよい。
なお、図1に示された制御部10を有する制御ノード16は、コントロールプレーンのノードとされてもよい。つまり、ユーザーデータパケット転送は、コアネットワーク15に含まれるゲートウェイノード(e.g. P-GW、Gateway GPRS Support Node(GGSN))とPDN17の間で制御ノード16を介さずに行われてもよい。
図2は、制御部10の動作の具体例を示すフローチャートである。ステップS101において、制御部10は、UE11との既存コネクションを有するPDN17から要求を受信する。ステップS102では、制御部10は、PDN17からの要求に応じて、コアネットワークノード(e.g. P-GW、MME、GGSN、又はSGSN)に新規コネクション要求を送信する。
上述したように、図1の例では、制御部10を有する制御ノード16は、PDN17からの要求に応答して、コアネットワーク15に配置されたコアネットワークノード(e.g. P-GW、MME、GGSN、又はSGSN)に新規コネクション要求を送信する。新規コネクション要求に応答して、コアネットワーク15、セルラRAN14、及びUE11は、UE11とPDN17の間のパケットデータ転送のための新規コネクションを既存コネクションに加えて設定する。つまり、図1の例は、UE11とPDN17の間の新規コネクションをネットワーク主導で設定することができる。
なお、上述した制御ノード16の機能(つまり、制御部10)は、コアネットワーク15内に配置されてもよい。例えば、制御部10は、コアネットワーク15に含まれるゲートウェイノードに配置されてもよい。ゲートウェイノードは、PDN17とのゲートウェイとして動作し、ユーザーデータ転送のためにUE11との間に設定されるベアラを終端する。例えばEPSの場合、ゲートウェイノードは、EPSベアラを終端するP-GWである。また、UMTSの場合、ゲートウェイノードは、GPRSベアラを終端するGGSNである。図3は、本実施の形態に係る移動通信ネットワークがEPSである場合に、制御部10がP-GW153に配置される例を示している。図3の例では、P-GW153は、PDN17からの要求に応答して、コアネットワーク15に配置されたコアネットワークノード(e.g. S-GW又はMME)に新規コネクション要求を送信する。この新規コネクション要求に基づいて、P-GW153とUE11の間に新規PDNコネクションが設定される。
また、本実施の形態に係る移動通信ネットワークがMTCサービスを提供する場合、図1に示した制御ノード16はサービス能力サーバ(Services Capability Server(SCS))であってもよい。図4は、制御部10がSCS16Aに配置される例を示している。SCS16Aは、PDN17の具体例であるMTCユーザ(又はMTCアプリケーション)17Aにインタフェースを提供する。SCS16Aは、MTCユーザ17Aからの要求に応答して、コアネットワーク15に配置されたコアネットワークノード(e.g. P-GW、MME、GGSN、SGSN、又はMTC Interworking Function(MTC-IWF))に新規コネクション要求を送信する。この新規コネクション要求に基づいて、コアネットワーク15に含まれるゲートウェイノード(e.g. P-GW又はGGSN)とUE11の間に新規コネクションが設定される。UE11の具体例であるMTCデバイス11AとMTCユーザ17Aは、既存コネクション又は新規コネクションを経由してユーザーデータパケットを送受信することができる。
SCS16Aは、新規コネクション要求をMTC-IWF154に送信してもよい。MTC-IWF154は、コアネットワーク内の制御ノードとSCS16Aが相互作用(interworking)するための機能を提供する。つまり、MTC-IWF154は、オペレータネットワーク(e.g. コアネットワーク15)が有する機能を起動するために、SCS16Aとのインタフェースで使用されるシグナリングプロトコルを転送又はトランスレートする。
なお、上述した図4は、MTCのインダイレクトモデルに対応する。本実施の形態は、MTCのハイブリッドモデル又はダイレクトモデルにも適用できる。図5は、MTCのハイブリッドモデルの具体例を示している。図5の例では、MTCユーザ17Aは、ユーザープレーン(UP)のインタフェースによって直接的にコアネットワーク15に接続し、コントロールプレーン(CP)のインタフェースによってSCS16Aに接続する。図4の例で説明したのと同様に、SCS16Aは、MTCユーザ17Aからの要求に応答して、コアネットワーク15に配置されたコアネットワークノード(e.g. P-GW、MME、GGSN、SGSN、又はMTC Interworking Function(MTC-IWF))に新規コネクション要求を送信する。
また、図4及び5に示されたMTCのインダイレクトモデル又はハイブリッドモデルでは、制御部10は、MTC-IWFを有するノードに配置されてもよい。上述したように、MTC-IWFは、コアネットワーク内の制御ノードとSCS16Aが相互作用(interworking)するための機能を提供する。MTC-IWFは、例えば、MME、加入者データを管理するHome Subscriber Server(HSS)、及び課金情報を管理するCharge Data Function(CDF)等と通信する。一例として、SCS16Aが1又は複数のMTCユーザによって管理されるモデルを考える。このモデルでは、SCS16Aがモバイルオペレータドメイン18の外部に配置される。このモデルでは、制御部10を有するMTC-IWFは、外部ネットワークとしてのSCS16Aからの要求に応答して、コアネットワーク15に配置されたコアネットワークノード(e.g. MME又はSGSN)に新規コネクション要求を送信するとよい。
本実施の形態がMTCのダイレクトモデルに適用される場合、図3に示したのと同様に、制御部10はP-GW153に配置されてもよい。P-GW153は、MTCユーザ17Aからの要求に応答して、コアネットワーク15に配置されたコアネットワークノード(e.g. S-GW又はMME)に新規コネクション要求を送信すればよい。この新規コネクション要求に基づいて、P-GW153とUE11の間に新規PDNコネクションが設定される。
既に述べたように、MTCサービスにおいては、MTCユーザ17Aが強い管理権限を持つ利用形態が多いと予想される。したがって、MTCサービスにおいては、MTCデバイス11A側からではなく、MTCユーザ17A側からの要求に応じてコアネットワーク15が新規PDNコネクションを設定できることが望ましい。しかしながら、3GPP Release 8以降は、ネットワーク主導で既存PDNコネクションに加えて新たなPDNコネクションを設定する手順を規定していない。これに対して、本実施の形態は、MTCユーザ17Aからの要求に応じて、MTCユーザ17AとMTCデバイス11Aの通信のために新規PDNコネクションを設定することができる。したがって、本実施の形態は、MTCサービスを提供する移動通信ネットワークに好適である。
続いて以下では、PDN17からの要求に基づいてネットワーク主導で新規コネクションを生成するためのシグナリングの具体例について説明する。図6のシーケンス図は、本実施の形態に係る移動通信ネットワークにおける新規コネクションの設定手順の第1の例を示している。なお、図6の例はEPSに関して記載されており、図6のコアネットワーク15は、MME151、S-GW152、及びP-GW153を含む。
ステップS201では、PDN17は、制御ノード16に新規コネクション要求を送信する。この新規コネクション要求は、例えば、UE11を示すUEIDと、新規コネクションに要求されるQoSポリシの指定を含む。PDN17は、例えば、UE11とのアプリケーションレイヤでの通信に適用するQoSポリシの変更を決定したことに応じて、新規コネクション要求を送信してもよい。また、PDN17は、UE11との間でIPv4(IPv6)通信を行なっている間にIPv6(IPv4)通信の開始を決定したことに応じて、新規コネクション要求を送信してもよい。
ステップS202では、制御ノード16(つまり制御部10)は、PDN17が新規コネクションを要求する権限を有するか否かを認証する。制御ノード16は、当該認証を他のノード(e.g. ポリシーサーバ、又はPolicy and Charging Rules Function (PCRF))と連携して行なってもよい。
PDN17が新規コネクション要求の権限を有することを認証できた場合、制御ノード16は、コアネットワーク15に新規コネクション要求を送信する(ステップS203)。新規コネクション要求は、コアネットワーク15に対して新規PDNコネクションの生成を要求する。制御ノード16は、例えば、ベアラの終端点を管理するP-GW153に対して新規コネクション要求を送信すればよい。当該新規コネクション要求は、UE11の識別子(UEID)と、PDN17から通知されたQoSポリシの指定を含む。新規コネクション要求は、アプリケーションレイヤのQoSポリシではなく、QoSポリシに対応するEPSベアラのQoSパラメタを含んでもよい。EPSベアラのQoSパラメタは、例えば、QoS Class Identifier(QCI)、Allocation and Retention Priority(ARP)、Guaranteed Bit Rate(GBR)、及びMaximum Bit Rate(MBR)のうち少なくとも1つを含む。
コアネットワーク15のP-GW153は、SCS16からの新規コネクション要求を、MME151に、又はS-GW152を介してMME151に送信する。MME151は、新規PDNコネクションのベアラ生成のために、S-GW152及びP-GW153とシグナリングを行う。具体的には、MME151は、3GPP TS 23.401 V11.0.0の§5.10.2"UE requested PDN connectivity"に規定されている手順と同様に、S-GW152に対してセッション生成要求(Create Session Request)を送信すればよい。
ステップS204では、コアネットワーク15(e.g. MME151)は、セルラRAN14にベアラセットアップ要求を送信する。当該ベアラセットアップ要求は、UEに送信される情報として、新規PDNコネクションに関する情報、並びにパケットフィルタ設定(e.g. TFT)及びEPSベアラのQoSパラメタ等を含むセッション管理情報を含んでもよい。新規PDNコネクションに関する情報は、例えば、新規PDNコネクションのAPN、PDNタイプ(i.e. IPv4又はIPv6)、UE11に付与されるPDNアドレス(i.e. IPアドレス)等を含む。具体的には、ベアラセットアップ要求は、3GPP TS 23.401 V11.0.0の§5.10.2"UE requested PDN connectivity"に規定されたPDN Connectivity Acceptメッセージと同様のメッセージを含んでもよい。
ステップS205では、セルラRAN14の無線リソース管理エンティティ(e.g. eNB)は、再構成要求(e.g. RRC Connection Reconfigurationメッセージ)をUE11に送信する。再構成要求は、コアネットワーク15(e.g. MME151)から通知された新規PDNコネクションに関する情報を含む。UE11は、再構成要求に従って、新規PDNコネクションに関するIPアドレス設定と無線ベアラ設定を行うとともに、パケットフィルタ(e.g. TFT)を調整することによって新規PDNコネクションのベアラにデータパケットフローをマッピングする。
ステップS206〜S208では、ステップS203〜S205の要求に対する応答が送信される。具体的に述べると、ステップS208では、制御ノード16(制御部10)は、ステップS203の新規コネクション要求に応答してコアネットワーク15(e.g. P-GW153)から送信される新規コネクション承認メッセージを受信する。当該承認メッセージは、追加された新規PDNコネクションのEPSベアラを用いて転送されるデータパケットを特定するためのフロー特定情報を含む。フロー特定情報は、例えば、新規PDNコネクションにおけるUE11のIPアドレスを含む。また、フロー特定情報は、P-GW153において新規PDNコネクションのEPSベアラに振り分けられるデータパケットのヘッダに含まれるべき (i) ベアラ識別子 (ii)ポート番号、(iii) プロトコル番号、(iv) Type of Service(TOS)フィールド、のうち少なくとも1つを含んでもよい。
ステップS209では、制御ノード16は、ステップS201の新規コネクション要求に応答して新規コネクション承認メッセージをPDN17に送信する。このメッセージは、追加された新規PDNコネクションのEPSベアラを用いて転送されるデータパケットを特定するためのフロー特定情報を含む。
ステップS210では、PDN17は、UE11との間で新規PDNコネクションを用いたデータ通信を行う。
次に、図7に示された第2の例に関するシーケンス図について説明する。図7は、図6の変形例であり、移動通信ネットワークがMTCサービスを提供するケースを示している。図6の例はMTCのインダイレクトモデル(図4)に対応しており、制御部10はSCS16Aに配置されている。また、UE11はMTCデバイス11Aとされ、PDN17はMTCユーザ17Aとされている。図7のステップS300では、MTCユーザ17Aは、アプリケーションレイヤにおいてMTCデバイス11Aに適用されるQoSポリシの変更を決定する。ステップS301では、MTCユーザ17Aは、SCS16AにQoS変更要求を送信する。このQoS変更要求は、MTCデバイス11Aを示すUEIDと、変更後の新たなQoSポリシの指定を含む。
ステップS302では、SCS16Aは、MTCユーザ17AからのQoS変更要求に応じて、新規PDNコネクションの要否について判定する。さらに、SCS16Aは、MTCユーザ17Aが新規コネクションを要求する権限を有するか否かを認証する。新規PDNコネクションが必要であることを判定し、且つMTCユーザ17Aが新規コネクション要求の権限を有することを認証できた場合、SCS16Aは、コアネットワーク15に新規コネクション要求を送信する(ステップS303)。ダイレクトモデル及びハイブリッドモデルでは、SCS16Aは、ベアラの終端点を管理するP-GW153と通信することができる。したがって、SCS16Aは、MTC-IWF154を介さずにP-GW153に対して直接的に新規コネクション要求を送信してもよい。図7のステップS204〜S208における動作・処理は、図6に示された対応するステップ群と同様である。
ステップS309では、SCS16Aは、ステップS301のQoS変更要求に応答してQoS変更通知をMTCユーザ17に送信する。この通知は、追加された新規PDNコネクションのEPSベアラを用いて転送されるデータパケットを特定するためのフロー特定情報を含む。図7のステップS210における動作・処理は、図6に示された対応するステップと同様である。
図8は、本実施の形態に係る移動通信ネットワークにおける新規コネクション設定手順の第3の例を示している。第2の例(図7)では、SCS16Aが、新規コネクション設定権限に関する認証(S302)を行う例を示した。しかしながら、この認証機能は、MTC-IWF154に配置されてもよい。図8は、MTC-IWF154を介したシグナリングによって新規コネクションを生成する手順を示す。
図8のステップS300、S301、S204〜S207、S309、及びS210は、図7に示した対応するステップ群と同様である。ステップS402では、SCS16Aは、MTCユーザ17AからのQoS変更要求に応じて、新規PDNコネクションの要否について判定する。新規PDNコネクションが必要であることを判定した場合、SCS16Aは、MTC-IWF154に新規コネクション要求を送信する。
MTC-IWF154は、SCS16Aが新規コネクション設定を要求する権限を有するか否かを認証する(ステップS403)。MTC-IWF154は、当該認証を他のノード(e.g. ポリシーサーバ、又はPolicy and Charging Rules Function (PCRF))と連携して行なってもよい。SCS16Aが権限を有することを認証した場合、MTC-IWF154は、コアネットワーク15のノードに対してベアラ生成要求を転送する(ステップS404)。MTC-IWF154は、例えば、ベアラの終端点を管理するP-GW153に対してベアラ生成要求を転送すればよい。また、MTC-IWF154は、MME151にベアラ生成要求を転送してもよい。
ステップS408では、MTC-IWF154は、ステップS404の新規コネクション要求に応答してコアネットワーク15(e.g. P-GW153又はMME151)から送信される新規コネクション承認メッセージを受信する。そして、ステップS409では、MTC-IWF154は、新規コネクション承認メッセージをSCS16Aに転送する。
<実施の形態2>
本実施の形態では、上述した実施の形態1の変形について説明する。本実施の形態に係る移動通信ネットワークは、新規コネクションに対して既存コネクションとは異なる課金ポリシを適用できるよう構成される。例えば、移動通信ネットワークは、新規PDNコネクションの通信料金を無料にしてもよい。また、移動通信ネットワークは、新規PDNコネクションの通信料金を既存コネクションの通信料金より低額又は高額にしてもよい。また、移動通信ネットワークは、新規コネクションの課金先を既存コネクションの課金先と異ならせてもよい。
図9のシーケンス図は、本実施の形態に係る移動通信ネットワークにおける新規コネクションの設定手順の具体例を示している。図9は、図6の変形例であり、ステップS501を除く他のステップS201〜S210における動作・処理は、図6に示された対応するステップと同様である。
ステップS501では、制御ノード16(制御部10)は、新規PDNコネクションに既存PDNコネクションとは異なる課金ルールを適用するために、コアネットワーク15のPCRF155と通信する。これにより、PCRF155は、制御ノード16との通信に基づいて、新規PDNコネクションに関する課金ルールをP-GW153に適用する。そして、P-GW153は、設定された課金ルールに基づいて、課金情報を管理するCharge Data Function(CDF)と通信する。
<実施の形態3>
本実施の形態では、上述した実施の形態1の変形について説明する。本実施の形態では、制御部10は、新規コネクションを用いるアプリケーションプログラムの起動要求をUE11に送信するよう動作する。これにより、UE11の制御部110は、新規コネクションを用いるアプリケーションプログラムを特定することができる。言い換えると、UE11は、新規コネクションのベアラに流すべきパケットフローを特定することができる。したがって、UE11は、新規コネクションのベアラに対するパケットフィルタを適切に設定することができる。
図10のシーケンス図は、本実施の形態に係る移動通信ネットワークにおける新規コネクションの設定手順の具体例を示している。図10は、図7の変形例であり、移動通信ネットワークがMTCサービスを提供するケースを示している。図10のステップS601、S609、及びS610を除く他のステップにおける動作・処理は、図7に示された対応するステップと同様である。
ステップS601では、MTCユーザ17Aは、制御部10を有するSCS16AにQoS変更要求を送信する。このQoS変更要求は、MTCデバイス11Aを示すUEID、及び変更後の新たなQoSポリシの指定を含む。さらに、このQoS変更要求は、新たなQoSポリシが適用されるアプリケーションプログラムの識別情報(以下、アプリケーションID)を含む。
ステップS609では、SCS16Aは、MTCデバイス11Aに対して、新規コネクションを用いるアプリケーションプログラムを示す通知を送信する。ステップS609の通知は、例えば、アプリケーションプログラムの識別情報(アプリケーションID)を含む。
ステップS610では、MTCデバイス11Aは、SCS16Aから通知されたアプリケーションIDに対応するアプリケーションプログラムを起動し、当該アプリケーションプログラムによって送受信されるデータパケットを新規PDNコネクションのベアラにマッピングするようパケットフィルタを設定する。
なお、図10は一例に過ぎない。例えば、本実施の形態で説明したアプリケーションプログラムの起動要求をUE11に送信する動作は、図8に示した手順に追加されてもよい。また、本実施の形態に係る動作は、MTCのダイレクトモデルに適用されてもよい。さらに、本実施の形態で説明したアプリケーションプログラムの起動要求をUE11に送信する動作は、MTCサービスを提供する場合だけでなく通常のUE11に対して行われてもよい。
<その他の実施の形態>
上述した実施の形態1〜3は、適宜組み合わせて用いられてもよい。
実施の形態1〜3で述べた制御部10、制御部110、制御ノード16、SCS16A、UE11、MTCデバイス11A、及びコアネットワーク15のノード(e.g. MME151、P-GW153)により行われる処理は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)を含む半導体処理装置を用いて実現してもよい。また、これらの処理は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、Micro Processing Unit(MPU)等と呼ばれる少なくとも1つのコンピュータを含むシステムにプログラムを実行させることによって実現してもよい。具体的には、本明細書においてフローチャート及びシーケンス図を用いて説明したアルゴリズムをコンピュータシステムに行わせるための命令群を含む1又は複数のプログラムを作成し、当該プログラムをコンピュータシステムに供給すればよい。
このプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、Compact Disc Read Only Memory(CD−ROM)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、Programmable ROM(PROM)、Erasable PROM(EPROM)、フラッシュROM、Random Access Memory(RAM))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
さらに、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、既に述べた本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
この出願は、2012年4月26日に出願された日本出願特願2012−101634を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
10 制御部
11 移動局(User Equipment(UE))
11A MTCデバイス
11B MTCゲートウェイ・デバイス
12 ローカルデバイス
13 パーソナル/ローカルエリアネットワーク
14 セルラ無線アクセスネットワーク
15 コアネットワーク
16 制御ノード
16A サービス能力サーバ(Services Capability Server(SCS))
17 パケットデータネットワーク(PDN)
17A MTCユーザ
18 モバイルオペレータドメイン
110 制御部
151 Mobility management entity(MME)
152 Serving gateway(S-GW)
153 Packet data Network gateway(P-GW)
154 MTC interworking function(MTC-IWF)
155 Policy and Charging Rules Function(PCRF)

Claims (33)

  1. 外部ネットワークからの第1の要求に応答して、コアネットワークに配置されたコアネットワークノードに新規コネクション要求を送信するよう動作する制御部を備え、
    前記新規コネクション要求は、前記コアネットワークに対して、移動局と前記外部ネットワークの間のパケットデータ転送のための新規コネクションを既存コネクションに加えて設定することをトリガーする、
    制御ノード。
  2. 前記新規コネクションは、前記既存コネクションを表す前記移動局の第1のアドレスとは異なる前記移動局の第2のアドレスによって表される、請求項1に記載の制御ノード。
  3. 前記新規コネクションは、前記既存コネクションのIPバージョンとは異なるIPバージョンによって識別される、請求項1又は2に記載の制御ノード。
  4. 前記新規コネクション要求は、前記新規コネクションのベアラに割り当てられるQoSパラメタの指定を含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の制御ノード。
  5. 前記新規コネクション要求は、前記新規コネクションのタイプの指定を含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の制御ノード。
  6. 前記第1の要求は、前記移動局にアプリケーションレイヤにおいて適用されるQoSポリシの追加又は変更を示し、
    前記制御ノードは、前記QoSポリシに対応するベアラのQoSパラメタの指定を含む、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の制御ノード。
  7. 前記制御部は、さらに、前記第1の要求に応答して、前記外部ネットワークが新規PDNコネクション生成に関する権限を有するか否かを認証するよう動作し、
    前記制御部は、前記外部ネットワークが前記権限を有することを認証できたことを条件として、前記コアネットワークノードに前記新規コネクション要求を送信するよう動作する、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の制御ノード。
  8. 前記制御部は、さらに、前記新規コネクション要求に応答して前記コアネットワークから送信され、前記新規コネクションを用いて転送されるデータパケットを特定するための特定情報を含む第1の通知を受信するよう動作する、請求項1〜7のいずれか1項に記載の制御ノード。
  9. 前記制御部は、さらに、前記第1の通知の受信に応答して、前記特定情報を前記外部ネットワークに通知するよう動作する、請求項8に記載の制御ノード。
  10. 前記制御部は、さらに、前記新規コネクションに前記既存コネクションとは異なる課金ルールを適用するために、前記コアネットワークの課金ルール機能と通信するよう動作する、請求項1〜9のいずれか1項に記載の制御ノード。
  11. 前記制御部は、さらに、前記新規コネクションを用いるアプリケーションプログラムの起動要求を前記移動局に送信するよう動作する、請求項1〜10のいずれか1項に記載の制御ノード。
  12. 前記制御ノードは、Packet-Data-Network Gatewayであり、
    前記コアネットワークノードは、Serving Gateway又はMobility Management Entityである、
    請求項1〜11のいずれか1項に記載の制御ノード。
  13. 前記コアネットワークノードはPacket-Data-Network Gateway又はMobility Management Entityである、請求項1〜11のいずれか1項に記載の制御ノード。
  14. 前記移動局は、Machine Type Communication(MTC)デバイスであり、
    前記外部ネットワークは、前記コアネットワーク及びセルラ無線アクセスネットワークを介して前記MTCデバイスと通信するMTCノードを含む、
    請求項1〜13のいずれか1項に記載の制御ノード。
  15. 制御ノードに実装される方法であって、
    外部ネットワークからの第1の要求に応答して、コアネットワークに配置されたコアネットワークノードに新規コネクション要求を送信することを備え、
    前記新規コネクション要求は、前記コアネットワークに対して、移動局と前記外部ネットワークの間のパケットデータ転送のための新規コネクションを既存コネクションに加えて設定することをトリガーする、
    方法。
  16. 前記新規コネクションは、前記既存コネクションを表す前記移動局の第1のアドレスとは異なる前記移動局の第2のアドレスによって表される、請求項15に記載の方法。
  17. 前記新規コネクションは、前記既存コネクションのIPバージョンとは異なるIPバージョンによって識別される、請求項15又は16に記載の方法。
  18. 前記新規コネクション要求は、前記新規コネクションのベアラに割り当てられるQoSパラメタの指定を含む、請求項15〜17のいずれか1項に記載の方法。
  19. 前記新規コネクション要求は、前記新規コネクションのタイプの指定を含む、請求項15〜18のいずれか1項に記載の方法。
  20. 前記第1の要求は、前記移動局にアプリケーションレイヤにおいて適用されるQoSポリシの追加又は変更を示し、
    前記制御ノードは、前記QoSポリシに対応するベアラのQoSパラメタの指定を含む、
    請求項15〜19のいずれか1項に記載の方法。
  21. 前記第1の要求に応答して、前記外部ネットワークが新規PDNコネクション生成に関する権限を有するか否かを認証することをさらに備え、
    前記送信することは、前記外部ネットワークが前記権限を有することを認証できたことを条件として、前記コアネットワークノードに前記新規コネクション要求を送信することを含む、
    請求項15〜20のいずれか1項に記載の方法。
  22. 前記新規コネクション要求に応答して前記コアネットワークから送信され、前記新規コネクションを用いて転送されるデータパケットを特定するための特定情報を含む第1の通知を受信することをさらに備える、請求項15〜21のいずれか1項に記載の方法。
  23. 前記第1の通知の受信に応答して、前記特定情報を前記外部ネットワークに通知することをさらに備える、請求項22に記載の方法。
  24. 前記新規コネクションに前記既存コネクションとは異なる課金ルールを適用するために、前記コアネットワークの課金ルール機能と通信することをさらに備える、請求項15〜23のいずれか1項に記載の方法。
  25. 前記新規コネクションを用いるアプリケーションプログラムの起動要求を前記移動局に送信することをさらに備える、請求項15〜24のいずれか1項に記載の方法。
  26. 前記制御ノードは、Packet-Data-Network Gatewayであり、
    前記コアネットワークノードは、Serving Gateway又はMobility Management Entityである、
    請求項15〜25のいずれか1項に記載の方法。
  27. 前記コアネットワークノードはPacket-Data-Network Gateway又はMobility Management Entityである、請求項15〜25のいずれか1項に記載の方法。
  28. 前記移動局は、Machine Type Communication(MTC)デバイスであり、
    前記外部ネットワークは、前記コアネットワーク及びセルラ無線アクセスネットワークを介して前記MTCデバイスと通信するMTCノードを含む、
    請求項15〜27のいずれか1項に記載の方法。
  29. 制御ノードに実装される方法をコンピュータに行わせるためのプログラムを格納した非一時的なコンピュータ可読媒体であって、
    前記方法は、外部ネットワークからの第1の要求に応答して、コアネットワークに配置されたコアネットワークノードに新規コネクション要求を送信するよう制御することを備え、
    前記新規コネクション要求は、前記コアネットワークに対して、移動局と前記外部ネットワークの間のパケットデータ転送のための新規コネクションを既存コネクションに加えて設定することをトリガーする、
    コンピュータ可読媒体。
  30. セルラ無線アクセスネットワーク及びコアネットワークを介して外部ネットワークと通信する移動局であって、
    前記セルラ無線アクセスネットワークを介した前記コアネットワークからの要求に基づいて、前記移動局と前記外部ネットワークの間のパケットデータ転送のための新規コネクションを既存コネクションに加えて設定するよう動作する制御部を備え、
    前記要求は、前記外部ネットワークから前記コアネットワークへの新規コネクション要求に応答して生成される、
    移動局。
  31. 前記新規コネクションは、前記既存コネクションを表す前記移動局の第1のアドレスとは異なる前記移動局の第2のアドレスによって表される、請求項30に記載の移動局。
  32. 前記新規コネクションは、前記既存コネクションのIPバージョンとは異なるIPバージョンによって識別される、請求項30又は31に記載の移動局。
  33. 前記制御部は、さらに、前記新規コネクションを用いるアプリケーションプログラムの起動要求を受信するよう動作する、請求項30〜32のいずれか1項に記載の移動局。
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