JPWO2013005583A1 - 報知装置、報知方法およびプログラム - Google Patents

報知装置、報知方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

本発明の報知装置は、少なくとも振動方向の一部が異なる複数の振動手段(4,5)と、自装置の姿勢を検出する姿勢検出手段(2)と、検出された姿勢に基づいて動作させる振動手段(4,5)を選択する選択手段(3)と、を含む構成である。

Description

本発明は、ユーザに情報を通知するための報知装置、報知方法、およびコンピュータに実行させるためのプログラムに関する。
近年、携帯端末の急速な普及にともない、携帯端末の利用に対するマナーについても重要になってきている。電車、バス、車などの公共の場や仕事中、会議中などの場では、ユーザが携帯端末を、着信時の着信メロディなどの鳴動の動作設定をオフし、バイブレータ機能へ切り替える、いわゆるマナーモード設定を行うことは常識的となっている。しかし、このマナーモード設定時のバイブレータ動作において、ユーザが携帯端末を衣服のポケットなどに入れて持ち歩いている場合には、問題とはならないが、ユーザが携帯端末を机などの上に置いている場合には、携帯端末が机上を飛び跳ねるように激しく振動し、机上でビリビリという不快音を発生させてしまうという問題があった。この問題を、図を参照して詳しく説明する。
図1は関連する携帯端末の一構成例を示すブロック図である。図2は図1に示す携帯端末のバイブレータ動作を説明するための図である。
図1に示すように、携帯端末90は、偏心部材84と、偏心部材84を駆動するモータ83と、モータ83を駆動するモータ制御回路82と、モータ制御回路82を制御するCPU(Central Processing Unit)81とを有する。図2(a)は図1に示した携帯端末90の外観を示す斜視図である。携帯端末90は、蓋部91と本体部92からなる折り畳み式の携帯電話機であり、図2(a)は蓋部91を開いた状態である。携帯端末90の本体部92が水平になるように、図2(a)に示す状態で机の上に置かれているものとし、直方体状の本体部92の短辺方向をX軸方向とし、長辺方向をY軸方向とすると、本体部92の操作面はZ軸方向と垂直になる。
図2(b)は図2(a)に示す状態で携帯端末90を机の上に置いたときの、本体部92内に設けられた基板95を模式的に示す図である。図2(b)に示すように、携帯端末の本体部92の長辺に沿って平行に基板95にモータ83が実装され、モータ83の軸に偏心部材84が装着されている。モータ83の軸の方向がY軸と一致している。マナーモードに設定された状態で、着信があると、CPU81はモータ83の駆動を指示する旨の制御信号をモータ制御回路82に送信する。モータ制御回路82はCPU81から制御信号を受信すると、モータ83を駆動させる。モータ83が偏心部材84を回転することで、携帯端末90に振動が発生し、ユーザは着信があったことに気がつく。
このとき、図2に示すようにY軸方向と平行な軸で偏心部材84が回転するので、振動方向は、XZ面と平行となる。ユーザが携帯端末90を衣服のポケットに入れて持ち歩いている場合、XZ面とユーザの肌が垂直になるため、振動がユーザの体により伝わりやすい。一方、ユーザが机上などに携帯端末92を置いている場合には、XZ面と机の面が垂直になるため、携帯端末92は机上を飛び跳ねるように激しく振動し、机上でビリビリという不快音を発生させてしまうことになる。
机の上に携帯端末が置かれているときに着信があると、バイブレータの振動が大きな音を発生し、周りに騒音による迷惑を発生するという問題に対して、携帯端末が静止して机の上にある場合には、視覚に訴える手段で着信をユーザに通知する方法が、特許文献1に開示されている。
特開2008−92164号公報
特許文献1に開示された携帯端末では、机上の携帯端末が書類などで覆われるなど、携帯端末がユーザの視界に入らない場合、着信があってもユーザが気づかないという問題があった。
本発明の目的の一つは、装置がユーザの視界に入らない位置で、机の上に水平に置かれていても、不快音の発生を抑制し、振動でユーザに報知することを可能にした報知装置、報知方法、およびコンピュータに実行させるためのプログラムを提供することである。
本発明の一側面の報知装置は、少なくとも振動方向の一部が異なる複数の振動手段と、自装置の姿勢を検出する姿勢検出手段と、検出された姿勢に基づいて動作させる振動手段を選択する選択手段とを有する構成である。
また、本発明の一側面の報知方法は、報知装置の姿勢を検出し、検出した姿勢に基づいて、少なくとも振動方向の一部が異なる複数の振動手段に対して、動作させる振動手段を選択するものである。
さらに、本発明の一側面のプログラムは、少なくとも振動方向の一部が異なる複数の振動手段を制御するためのコンピュータに実行させるためのプログラムであって、複数の振動手段を含む報知装置の姿勢を検出し、検出した姿勢に基づいて、複数の振動手段から、動作させる振動手段を選択する処理をコンピュータに実行させるものである。
図1は関連する携帯端末の一構成例を示すブロック図である。 図2は図1に示す携帯端末のバイブレータ動作を説明するための図である。 図3は本発明の一致実施形態の報知装置の一例を示すブロック図である。 図4は図3に示した報知装置の動作手順を示すフローチャートである。 図5は第1の実施形態の携帯端末の一構成例を示すブロック図である。 図6は図5に示す携帯端末のバイブレータ動作を説明するための図である。 図7は第1の実施形態の携帯端末の動作手順を示すフローチャートである。 図8は第2の実施形態の携帯端末の一構成例を示すブロック図である。 図9は第2の実施形態の携帯端末の外観を示す斜視図である。 図10は第3の実施形態の携帯端末の一構成例を示すブロック図である。 図11は図10に示す携帯端末の本体部内に設けられた基板を模式的に示す図である。 図12は第4の実施形態の携帯端末の一構成例を示すブロック図である。
本発明の一致実施形態の報知装置の構成を説明する。図3は本発明の一致実施形態の報知装置の一例を示すブロック図である。
図3に示すように報知装置1は、報知装置1の姿勢を検出する姿勢検出手段2と、振動手段4および振動手段5と、姿勢検出手段2が検出した姿勢に基づいて、動作させる振動手段を選択する選択手段3とを有する。振動手段4および振動手段5は、少なくとも振動方向の一部が異なっている。
次に、図3に示した報知装置の動作を説明する。図4は図3に示した報知装置の動作手順を示すフローチャートである。
姿勢検出手段2が報知装置1の姿勢を検出し(ステップ101)、選択手段4は、ユーザに報知すべき情報があると、ステップ101で検出された姿勢に基づいて、振動手段4および振動手段5から、動作させる振動手段を選択する(ステップ102)。
上述の報知装置を携帯端末に適用することが可能であるが、携帯端末は、スマートフォンを含む携帯電話機に限らず、ゲーム機、タブレットPC(Personal Computer)、およびノートPC等の装置であってもよい。
(第1の実施形態)
本実施形態の携帯端末の構成を説明する。本実施形態では、携帯端末がバイブレータ機能付き携帯電話機の場合で説明するが、本発明の報知方法に関連する構成について詳しく説明し、無線通信機能に関する構成および動作の説明を省略する。
図5は本実施形態の携帯端末の一構成例を示すブロック図である。図6は図5に示す携帯端末のバイブレータ動作を説明するための図である。
図5に示すように、携帯端末10は、携帯端末10の傾き角度を検出するセンサ11と、センサ11から受信する信号に基づいて携帯端末10の姿勢を判定するセンサ制御回路12と、振動方向が異なる振動器13および振動器14と、振動器13、14のそれぞれのモータを制御するモータ制御回路15と、携帯電話機10の姿勢に基づいて振動器13、14のいずれを振動させるかを判定するCPU16とを有する。CPU16は、図に示さないメモリからプログラムを読み出し、プログラムにしたがって処理を実行する。
振動器13は、携帯端末10の筺体に沿って平行に実装された水平用モータ31と、水平用モータ31の軸に取り付けられた水平用偏心部材32とを有する。振動器14は、携帯端末10の筐体に対して垂直に実装された垂直用モータ41と、垂直用モータ41の軸に取り付けられた垂直用偏心部材42とを有する。振動器13、14の構成を、図6を参照して詳しく説明する。
図6(a)は図5に示した携帯端末10の外観を示す斜視図である。携帯端末10は、蓋部21と本体部22からなる折り畳み式の携帯電話機であり、図6(a)は蓋部21を開いた状態である。ここでは、携帯端末10の本体部22が水平になるように、図6(a)に示す状態で机の上に置かれているものとし、長方形状の本体部22の短辺方向をX軸方向とし、長辺方向をY軸方向とすると、本体部22の操作面はZ軸方向と垂直になる。本実施形態では、図6(a)に示すように、携帯端末10の蓋部21が開いた状態で説明するが、蓋部21が閉じた状態であってもよい。
図6(b)は図6(a)に示す状態で携帯端末10を机の上に置いたときの、本体部22内に設けられた基板51を模式的に示す図である。図6(b)に示すように、携帯端末10の本体部22の長辺に沿って平行に基板51に水平用モータ31が実装され、水平用モータ31の軸に水平用偏心部材32が装着されている。水平用モータ31の軸の方向がY軸と一致している。基板51の上面に垂直に垂直用モータ41が実装され、垂直用モータ41の軸に垂直用偏心部材42が装着されている。垂直用モータ41の軸の方向がZ軸と一致している。
センサ11は、例えば、加速度センサであり、重力方向を基準にして、携帯端末10の傾き角度を検出し、検出した角度の情報を含む角度信号をセンサ制御回路12に送信する。
センサ制御回路12は、センサ11から角度信号を受信すると、角度信号が示す角度の情報に基づいて携帯端末10の姿勢を判定し、判定結果の情報を含む姿勢検出信号をCPU16に送信する。センサ制御回路12は、携帯端末10が図6(a)に示す状態では、携帯端末10の姿勢を「水平方向」と判定する。一方、センサ制御回路12は、本体部22の長手方向がZ軸方向と一致する場合、携帯端末10の姿勢を「垂直方向」と判定する。
モータ制御回路15は、水平用モータ31の駆動を指示する旨の制御信号である水平駆動制御信号をCPU16から受信すると、水平用モータ31を駆動させ、垂直用モータ41の駆動を指示する旨の制御信号である垂直駆動制御信号をCPU16から受信すると、垂直用モータ41を駆動させる。
CPU16は、センサ制御回路12から姿勢検出信号を受信すると、姿勢検出信号から携帯端末10の姿勢の情報を読み出し、携帯端末10の姿勢が垂直方向か、水平方向かを判定する。ユーザが携帯端末10をポケットなどに入れている場合などでは、携帯端末10の姿勢が垂直方向と判定され、携帯端末10の本体部22が机の上に水平に置かれている場合などでは、携帯端末10の姿勢が水平方向と判定される。そして、CPU16は、読み出した、携帯端末10の姿勢の情報が水平方向である場合、垂直駆動信号をモータ制御回路15に送信し、携帯端末10の姿勢が垂直方向である場合、水平駆動信号をモータ制御回路15に送信する。
なお、本実施形態では、センサ制御回路12がセンサ11の角度信号から携帯端末10の姿勢を判定し、携帯端末10の姿勢をCPU16に通知する場合で説明するが、センサ制御回路12を設けなくてもよい。この場合、CPU16は、センサ11から受信する角度信号に基づいて、携帯端末10の姿勢を判定する。
次に、本実施形態の携帯端末10の動作を説明する。図7は本実施形態の携帯端末の動作手順を示すフローチャートである。
CPU16は、ユーザに報知すべき情報の一種として、着信があると、センサ制御回路12から受信する姿勢検出信号から携帯電話機10の姿勢の情報を読み出し(ステップ201)、携帯電話機10の姿勢が水平方向か、垂直方向かを判定する(ステップ202)。ステップ202の判定の結果、携帯電話機10の姿勢が垂直方向である場合、CPU16は水平駆動信号をモータ制御回路15に送信する(ステップ203)。モータ制御回路15は、水平駆動信号をCPU16から受信すると、水平用モータ31を駆動させる。
水平用モータ31が回転すると、水平用偏心部材32がY軸を回転中心として、Y軸に垂直なZX平面で回転することで、ZX平面と平行な方向に振動が発生する。ユーザが携帯端末10をポケットなどに入れている場合、上述のようにして、CPU16は携帯端末10の姿勢が垂直方向と判定するため、水平用モータ31が回転すると、振動面が体の面と垂直であるため、振動がユーザにより伝わりやすくなる。
一方、ステップ202の判定の結果、携帯電話機10の姿勢が水平方向である場合、CPU16は垂直駆動信号をモータ制御回路15に送信する(ステップ204)。モータ制御回路15は、垂直駆動信号をCPU16から受信すると、垂直用モータ41を駆動させる。垂直用モータ41が回転すると、垂直用偏心部材42がZ軸を回転中心として、Z軸に垂直なXY平面で回転することで、XY平面と平行な方向に振動が発生する。
携帯端末10が机の上などに、本体部22が水平になるように置かれている場合、振動器の振動面と机の面とが垂直であると、携帯端末10が机上を飛び跳ねるように激しく振動し、ビリビリという不快音を発生させることになる。ここでは、動作させる振動器14の振動面と机の面とが平行になっている。そのため、振動面が机の面と垂直な振動器13の場合に比べて、振動器14の方が振動の大きさが小さくなり、不快音の発生が抑制される。
なお、ユーザが携帯端末10を机上に置く際、図6に示したように携帯端末10の姿勢が水平方向になるように置く場合だけでなく、姿勢が垂直方向になるように携帯端末10を充電スタンドに置く場合もある。このような場合でも、センサ11の検出信号からセンサ制御回路12が携帯端末10の姿勢を垂直方向と判定し、携帯端末10は、ステップ203の制御を行うが、振動器13の振動面と机の面とが平行になっているため、不快音の発生を抑制することができる。
本実施形態の携帯端末は、ユーザが携帯端末10をポケットなどに入れ、携帯端末10の筺体の長手方向が重力方向と平行な場合、振動面が体の面と垂直であるため、振動がユーザにより伝わりやすくなる。一方、ユーザが机上に携帯端末を筺体の長手方向が平行になるように置いている場合、振動器14の振動面と机の面とが平行になっているため、振動面が机の面と垂直な場合に比べて、振動の大きさが小さくなり、不快音の発生が抑制される。
机上に置かれた携帯端末が書類などで覆われている場合、特許文献1に開示された「視覚に訴える手段」では、着信があったことをユーザに報知できない。これに対して、本実施形態の携帯端末10では、振動器13に比べて振動音が小さくなるが、振動器14が振動することで、ユーザは、携帯端末10と机との間に発生する振動音で、着信があったことに気がつきやすくなる。
(第2の実施形態)
本実施形態では、第1の実施形態で説明した携帯端末10の姿勢が水平方向の場合には、バイブレータ機能の振動だけでなく、着信があったことを視覚効果で通知するものである。
本実施形態の携帯端末の構成を説明する。図8は本実施形態の携帯端末の一構成例を示すブロック図である。図9は本実施形態の携帯端末の外観を示す斜視図である。図9(a)は、携帯端末10の蓋部21を開いた状態を示し、図9(b)は携帯端末10の蓋部21を閉じた状態を示す。本実施形態では、第1の実施形態と同様な構成についての詳細な説明を省略する。
図8に示すように、CPU16は、図9(a)に示す表示部24および図9(b)に示すLED(Light Emitting Diode)25のそれぞれと信号線を介して接続されている。CPU16は、センサ制御回路12から受信する姿勢検出信号から、携帯端末10の姿勢が水平方向であると判定すると、垂直駆動信号をモータ制御回路15に送信するとともに、表示部24に着信があった旨のメッセージを表示させ、または、LED25を点灯させる。
なお、本実施形態の携帯端末の動作は、第1の実施形態で説明した動作において、携帯端末10の姿勢が水平方向の場合に、表示部24にメッセージを表示させ、または、LED25を点灯させることを除いて同様なため、詳細な説明を省略する。
第1の実施形態では、携帯端末10が水平に机の上に置かれていると、ユーザに着信を通知するための振動が抑制されるため、ユーザが着信に気づかない場合もあるが、本実施形態では、書類などで携帯端末10が覆われていなければ、表示部24にメッセージを表示または発光部となるLED25を点灯させるなどの視覚効果で、ユーザは着信があったことに気づきやすくなる。
(第3の実施形態)
本実施形態では、バイブレータ機能で携帯端末を振動させるための構成が第1の実施形態とは異なる場合である。
本実施形態の携帯端末の構成を説明する。本実施形態では、第1の実施形態と同様な構成についての詳細な説明を省略する。図10は本実施形態の携帯端末の一構成例を示すブロック図である。図11は図10に示す携帯端末の本体部内に設けられた基板を模式的に示す図である。
図10および図11に示すように、本実施形態の携帯端末は、水平用モータ31および垂直用モータ41の代わりに、モータ35と、水平用部材32または垂直用部材42に対して、モータ35の駆動を切り替える駆動方向切替機構45とを有する。
CPU16は、着信があると、センサ制御回路12から受信する姿勢検出信号から携帯端末10の姿勢の情報を読み出し、携帯端末10の姿勢が水平方向であると、垂直用部材42の回転を指示する旨の垂直回転信号を駆動方向切替機構45に送信し、携帯端末10の姿勢が垂直方向であると、水平用部材41の回転を指示する旨の水平回転信号を駆動切替機構45に送信する。さらに、CPU16は、モータ35を駆動させる。駆動方向切替機構45は、CPU16から垂直回転信号を受信すると、モータ35の回転を垂直偏心部材42に供給し、CPU16から水平回転信号を受信すると、モータ35の回転を水平偏心部材32に供給する。
なお、本実施形態の携帯端末の動作は、第1の実施形態で説明した携帯端末と振動手段の構成が異なるだけで、第1の実施形態で説明したのと同様に、振動面を制御することが可能となるため、その詳細な説明を省略する。
本実施形態では、モータが1つで済む分部品点数が少なく、コスト削減や小型化の面で有利となる。
(第4の実施形態)
本実施形態の携帯端末は、端末の姿勢を検出する姿勢検出手段が図10に示した駆動方向切替機構に含まれる構成である。
本実施形態の携帯端末の構成を説明する。図12は本実施形態の携帯端末の一構成例を示すブロック図である。本実施形態では、第3の実施形態と同様な構成についての詳細な説明を省略する。
本実施形態の駆動方向切替機構46は、第3の実施形態で説明した駆動方向切替機構45に、センサ11に相当する加速度センサと、センサ制御回路12に相当する回路が設けられている。ただし、本実施形態の駆動方向切替機構46は、CPU16から水平回転信号および垂直回転信号を受信する必要がなく、モータ35が駆動すると、携帯端末の姿勢を検出し、検出した姿勢にしたがって、図7に示した動作手順と同様に制御を行って、携帯端末を振動させる。
なお、本実施形態では、駆動方向切替機構46に、センサ11およびセンサ制御回路12の構成を含む場合で説明したが、駆動方向切替機構46に錘を設け、錘が重力方向を検出し、重力方向に合わせて歯車が切り替わるなど機械的に、モータ35の駆動の供給先を水平用偏心部材32と垂直用偏心部材42とで切り替わるようにしてもよい。
本実施形態では、CPU16が携帯端末の姿勢を判定する必要がなく、CPU16の処理の負荷が軽減する。
上述した第1から第4の実施形態では、折り畳み式の携帯電話機の場合で説明したが、携帯電話機は折り畳み式に限らず、スライド式などの他のタイプの携帯電話機であってもよい。
また、上述した第1から第4の実施形態では、振動器が2つの場合で説明したが、振動器は3つ以上であってもよい。この場合、3方向の姿勢のそれぞれに適切な振動器を動作させる。
また、上述した第1から第4の実施形態において、携帯端末10の姿勢が水平方向の場合、CPU16は、ユーザに報知すべき情報を受信してから所定の時間までは、垂直用偏心部材42を回転させるが、所定の時間が経過してもユーザが振動器の動作を停止しない場合、ユーザが着信に気づいていないと判定し、回転させる偏心部材を水平用偏心部材32に切り替えてもよい。
さらに、第2の実施形態を、第1、第3および第4の実施形態のいずれかの携帯端末に適用してもよい。本発明は、装置や方法に限定されず、上述の実施形態の報知方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであってもよく、そのプログラムをコンピュータに読み取り可能に記録した記録媒体であってもよい。
本発明の効果の一例として、装置がユーザの視界に入らない位置に、机の上に水平に置かれていても、振動でユーザに報知し、不快音の発生を抑制することができる。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
なお、この出願は、2011年7月6日に出願された日本出願の特願2011−150301の内容が全て取り込まれており、この日本出願を基礎として優先権を主張するものである。
1 報知装置
2 姿勢検出手段
3 選択手段
4、5 振動手段
10 携帯端末
11 センサ
12 センサ制御回路
13、14 振動器
15 モータ制御回路
16 CPU

Claims (8)

  1. 少なくとも振動方向の一部が異なる複数の振動手段と、
    自装置の姿勢を検出する姿勢検出手段と、
    前記姿勢に基づいて動作させる振動手段を選択する選択手段と、
    を含む報知装置。
  2. 請求項1記載の報知装置において、
    前記複数の振動手段は、自装置の筺体の長手方向に垂直な面に振動を発生する第1の振動手段と、自装置の筺体の長手方向に平行な面に振動を発生する第2の振動手段とを含み、
    前記選択手段は、
    前記姿勢が前記装置の筺体の長手方向が重力方向に平行であることを示す場合、前記第1の振動手段を動作させ、前記姿勢が前記装置の筺体の長手方向が重力方向に対して垂直であることを示す場合、前記第2の振動手段を動作させる、報知装置。
  3. 請求項2記載の報知装置において、
    振動を発生させるためのモータと、
    前記第1または第2の振動手段のうち、前記選択手段が選択した振動手段に対して、前記モータの駆動を供給する駆動方向切替機構とがさらに設けられ、
    前記第1の振動手段は、自装置の筺体の長手方向に垂直な面に振動を発生させるための第1の偏心部材を有し、
    前記第2の振動手段は、自装置の筺体の長手方向に平行な面に振動を発生させるための第2の偏心部材を有する、報知装置。
  4. 請求項3記載の報知装置において、
    前記駆動方向切替機構に、前記姿勢検出手段および前記選択手段のうち、少なくともいずれか1つが含まれている、報知装置。
  5. 請求項2から4のいずれか1項記載の報知装置において、
    前記選択手段は、
    前記姿勢が前記装置の筺体の長手方向が重力方向に対して垂直であることを示す場合、前記第2の振動手段を動作させ、所定の時間が経過しても、該第2の振動手段を停止する指示が入力されなければ、動作させる振動手段を前記第2の振動手段から前記第1の振動手段に切り替える、報知装置。
  6. 請求項2から5のいずれか1項記載の報知装置において、
    表示部または発光部がさらに設けられ、
    前記選択手段は、
    前記姿勢が前記装置の筺体の長手方向が重力方向に対して垂直であることを示す場合、報知すべき情報を含むメッセージを前記表示部に表示させ、または、前記発光部を点灯させる、報知装置。
  7. 報知装置の姿勢を検出し、
    検出した姿勢に基づいて、少なくとも振動方向の一部が異なる複数の振動手段に対して、動作させる振動手段を選択する、報知方法。
  8. 少なくとも振動方向の一部が異なる複数の振動手段を制御するためのコンピュータに実行させるためのプログラムをコンピュータに読み取り可能に記録した記録媒体であって、
    前記複数の振動手段を含む報知装置の姿勢を検出し、
    検出した姿勢に基づいて、前記複数の振動手段から、動作させる振動手段を選択する処理を前記コンピュータに実行させるためのプログラムをコンピュータに読み取り可能に記録した記録媒体。
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