JPWO2012042966A1 - 画像表示装置、画像表示方法および画像表示プログラム - Google Patents
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Abstract
本発明にかかる画像表示装置4は、体内を撮像した画像の静止画表示または静止画像の連続再生が可能である表示部12を有する画像表示装置であって、画像に対し、表示内容に応じた輪郭強調処理を行う輪郭強調処理部163と、輪郭強調処理部163によって輪郭強調処理が行われた画像を表示部12に表示させる表示制御部161とを備え、表示内容に応じて輪郭強調処理の強調レベルを変えて、静止画像の連続再生時と静止画表示時とのいずれにおいても観察しやすい最適な強調レベルで輪郭強調処理が行われた画像を表示する。
Description
本発明は、本発明は、体内を撮像した静止画像を連続再生する画像表示装置、画像表示方法および画像表示プログラムに関する。
近年、内視鏡の分野においては、撮像機能と無線通信機能とが設けられた飲込み型の内視鏡であるカプセル型内視鏡が登場し、このカプセル型内視鏡によって撮像された被検体内の画像を取得するカプセル型内視鏡システムが開発されている。カプセル型内視鏡は、観察(検査)のために被検体の口から飲込まれた後、この被検体から自然排出されるまでの間、この被検体が有する胃または小腸等の被検体内部をその蠕動運動に従って移動するとともに、たとえば0.5秒間隔でこの被検体内を撮像するように機能する(たとえば特許文献1参照)。
カプセル型内視鏡が被検体内を移動する間、このカプセル型内視鏡によって撮像された画像は、無線通信によって順次外部に送信され、外部に設けられた受信アンテナを介して受信装置に受信される。この受信装置は、受信アンテナを介して順次受信した無線信号に基づいて画像を再構築することによって、カプセル型内視鏡による被検体内の画像を取得できる。この受信装置は、取得した画像をメモリに順次格納する。被検体は、この無線通信機能とメモリ機能とを有する受信装置を携帯することによって、カプセル型内視鏡を飲込んでから自然排出するまでの間にわたり、自由に行動できる。その後、医師または看護師等の検査者は、受信装置のメモリに格納された画像を画像表示装置に取り込ませ、得られた画像に基づく被検体内の画像たとえば臓器画像を画像表示装置のディスプレイに表示させる。検査者は、ディスプレイに表示された臓器画像等を観察し、被検体の診断を行うことができる。
カプセル型内視鏡によって撮像された画像は、静止画像である。画像表示装置は、一般に、カプセル型内視鏡によって撮像された一連の静止画像を時系列に沿って連続再生する処理機能を有している。
上述した画像表示装置として、検査の円滑化のために、画像を表示するときに、注目すべき構造成分を構成する周波数帯域を強調させて輪郭を強調させる輪郭強調処理を行うものも知られている(たとえば特許文献2参照)。このような画像表示装置では、検査者が輪郭強調処理の強調レベルを自由に設定して、所望の解像感で画像を観察できるようにしている。
カプセル型内視鏡によって撮像された画像は、動画ではなく、所定間隔で撮像された静止画である。輪郭強調処理を行う画像表示装置で、このような静止画像を連続再生すると、画像が切り替わるごとに強調された構造成分も変化するため、構造成分の輪郭が逆に強調されすぎてしまって観察しにくく、大量の画像を観察する検査者の負担が大きくなるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、大量の画像観察を行う検査者の負担を軽減する画像表示装置、画像表示方法および画像表示プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる画像表示装置は、体内を撮像した画像の静止画表示または静止画像の連続再生が可能である表示手段を有する画像表示装置であって、画像に対し、表示態様に応じた輪郭強調処理を行う輪郭強調処理手段と、前記輪郭強調処理手段によって輪郭強調処理が行われた画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる画像表示装置は、前記輪郭強調処理手段は、連続再生対象の画像に対する輪郭強調処理の強調レベルを、静止画表示対象の画像に対する強調レベルよりも低くすることを特徴とする。
また、この発明にかかる画像表示装置は、前記輪郭強調処理手段は、静止画像の連続再生を行う場合には前記輪郭強調処理を行わないことを特徴とする。
また、この発明にかかる画像表示装置は、前記輪郭強調処理手段は、静止画像の連続再生の表示レートに応じて静止画像の連続再生の画像に対する前記輪郭強調処理の強調レベルを変更することを特徴とする。
また、この発明にかかる画像表示装置は、前記輪郭強調処理手段は、予め求められた静止画像の連続再生の表示レートと前記輪郭強調処理の強調レベルとの対応関係をもとに前記輪郭強調処理の強調レベルを変更することを特徴とする。
また、この発明にかかる画像表示装置は、各画像上に設定された画素領域の動き量を検出し、検出した動き量に応じて各画像の静止画像の連続再生のときの表示レートを設定して各画像に対応付ける表示レート設定手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる画像表示装置は、各画像上に設定された画素領域の動き量を検出し、検出した動き量に応じて各画像の静止画像の連続再生のときの表示レートを設定して各画像に対応付ける表示レート設定手段と、前記表示レート設定手段によって対応付けられた各画像の表示レートに応じて連続再生のときの前記輪郭強調処理の強調レベルを設定し、各画像に対応付ける輪郭強調レベル設定手段と、をさらに備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる画像表示装置は、前記画像は、撮像手段を有し、体内に導入されたカプセル型医療装置によって撮像されたことを特徴とする。
また、この発明にかかる画像表示方法は、体内を撮像した画像を表示手段に静止画表示または静止画像の連続再生させる画像表示方法であって、画像に対し、表示態様に応じた輪郭強調処理を行う輪郭強調処理ステップと、前記輪郭強調処理ステップにおいて輪郭強調処理が行われた画像を前記表示手段に連続再生させる表示ステップと、を含むことを特徴とする。
また、この発明にかかる画像表示プログラムは、体内を撮像した画像を表示手段に静止画表示または静止画像の連続再生させる画像表示プログラムであって、画像に対し、表示態様に応じた輪郭強調処理を行う輪郭強調処理手順と、前記輪郭強調処理手順において輪郭強調処理が行われた画像を前記表示手段に連続再生させる表示手順と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、表示内容に応じて輪郭強調処理の強調レベルを変えて、静止画像の連続再生時と静止画表示時とのいずれにおいても観察しやすい最適な強調レベルで輪郭強調処理が行われた画像を表示することから、大量の画像を観察する検査者の負担を軽減することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面とともに詳細に説明する。なお、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付している。また、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
まず、実施の形態1について説明する。図1は、実施の形態1にかかる画像表示装置を用いたカプセル型内視鏡システムの一構成例を模式的に例示する模式図である。図1に示すように、このカプセル型内視鏡システムは、被検体1内の通過経路に沿って移動するとともに被検体1内の画像を撮像するカプセル型内視鏡2と、カプセル型内視鏡2から送信された画像を受信する受信装置3と、カプセル型内視鏡2によって撮像された被検体1内の画像を表示する画像表示装置4と、受信装置3と画像表示装置4との間の情報の受け渡しを行うための携帯型記録媒体5とを備える。
まず、実施の形態1について説明する。図1は、実施の形態1にかかる画像表示装置を用いたカプセル型内視鏡システムの一構成例を模式的に例示する模式図である。図1に示すように、このカプセル型内視鏡システムは、被検体1内の通過経路に沿って移動するとともに被検体1内の画像を撮像するカプセル型内視鏡2と、カプセル型内視鏡2から送信された画像を受信する受信装置3と、カプセル型内視鏡2によって撮像された被検体1内の画像を表示する画像表示装置4と、受信装置3と画像表示装置4との間の情報の受け渡しを行うための携帯型記録媒体5とを備える。
カプセル型内視鏡2は、被検体1内を撮像する撮像機能と被検体1内を撮像して得られた画像を受信装置3に送信する無線通信機能とを有する。カプセル型内視鏡2は、被検体1に飲込まれることによって被検体1内の食道を通過し、消化管腔の蠕動運動によって体腔内を進行する。これと同時に、カプセル型内視鏡2は、たとえば0.5秒間隔で被検体1の体腔内の画像を逐次撮像し、得られた被検体1内の画像を受信装置3に逐次送信する。
受信装置3には、受信アンテナ3a〜3hが接続されている。受信装置3は、受信アンテナ3a〜3hを介して、カプセル型内視鏡2と無線通信を行う。具体的には、受信装置3は、受信アンテナ3a〜3hのいずれかを介してカプセル型内視鏡からの無線信号を受信し、受信した無線信号をもとに被検体1内の画像を取得する。また、受信装置3には、携帯型記録媒体5が着脱自在に装着されている。受信装置3には、カプセル型内視鏡2から逐次取得した被検体1内の画像を、自身に装着された携帯型記録媒体5に逐次格納する。
受信アンテナ3a〜3hは、たとえばループアンテナを用いて実現され、カプセル型内視鏡2から送信された無線信号を受信する。受信アンテナ3a〜3hは、図1に示すように、被検体1の体表上の所定位置たとえばカプセル型内視鏡2の通過経路に対応する位置に配置される。なお、受信アンテナ3a〜3hは、被検体1に着用させるジャケットの所定位置に配置されてもよい。この場合、受信アンテナ3a〜3hは、被検体1がこのジャケットを着用することによって、被検体1のカプセル型内視鏡2の通過経路に対応する体表上の所定位置に配置される。また、被検体1には、複数の受信アンテナが配置されればよい。また、受信アンテナの配置数は、特に8つに限定されない。
携帯型記録媒体5は、受信装置3および画像表示装置4に対して着脱可能であって、装着された装置への情報の出力、または、装着された装置から出力された情報の記録が可能な構造を有する。具体的には、携帯型記録媒体5は、カプセル型内視鏡2が被検体1の体腔内を移動している間は受信装置3に装着されてカプセル型内視鏡2から送信される情報を記録する。そして、カプセル型内視鏡2が被検体1から排出された後、つまり、被検体1の内部の撮像が終った後、携帯型記録媒体5は、受信装置3から取り出されて画像表示装置4に装着され、画像表示装置4によって、記録した情報が読み出される構成を有する。なお、このような携帯型記録媒体5は、たとえばSDメモリカード等などである。また、受信装置3と画像表示装置4との間を有線接続あるいは無線接続することによって、受信装置3と画像表示装置4との間の情報の受け渡しをするようにしてもよい。
画像表示装置4は、カプセル型内視鏡2によって撮像された画像等を表示するためのものであり、携帯型記録媒体5を媒介にして得られる画像等に基づく画像、たとえば被検体1内の臓器等の画像を表示する端末装置のような構成を有する。また、画像表示装置4は、医師または看護師等の検査者がカプセル型内視鏡2による被検体内の画像に基づいて診断を行うための処理機能を有する。画像表示装置4は、カプセル型内視鏡によって撮像された一連の静止画像を時系列に沿って連続再生する処理機能を有する。検査者は、被検体1内の画像を画像表示装置4に表示された各画像をもとに被検体1内の所望部位を観察(検査)することによって、被検体1を診断する。
図2は、図1に示す画像表示装置4の一構成例を模式的に示す機能ブロック図である。図2に示すように、画像表示装置4は、カプセル型内視鏡2によって撮像された被検体1内の画像を表示して観察するための各種情報の入力を受け付ける入力部11と、被検体1内の画像等の被検体1内を観察(検査)して診断するための各種情報を画面表示する表示部12と、携帯型記録媒体5に格納された画像等を取り込んだり情報を書き込んだりするリーダライタ部13とを有する。また、画像表示装置4は、携帯型記録媒体5から取り込んだ画像等の被検体1の観察および診断に必要な各種情報を格納する記憶部14と、画像表示装置4の各構成部の駆動制御と各構成部に入出力される各種情報の入出力制御および情報処理とを行う制御部16とを有する。さらに、画像表示装置4に、ネットワーク等を介して有線または無線で接続される外部装置との間で情報の送受信を行うための接続インターフェースを設けてもよい。
入力部11は、キーボードまたはマウス等のポインティングデバイスを用いてまたはこれらの組合せによって実現され、検査者による入力操作に応じ、画像表示装置4が行う処理の指示情報および被検体1に関する各種情報を制御部16に入力する。たとえば、入力部11は、携帯型記録媒体5から取り込んだ画像を記憶部14に格納する処理を指示する指示情報、被検体1内の画像を表示部12に表示する処理を指示する指示情報、および被検体1の名前、性別、生年月日、または患者ID等の患者情報を制御部16に入力する。被検体1内の画像の表示処理を指示する指示情報として、カプセル型内視鏡2によって撮像された一連の静止画像に対する連続再生を指示する情報や、連続再生を停止して静止画表示を指示する情報などがある。
表示部12は、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、またはプラズマディスプレイ等の各種ディスプレイを用いて実現され、制御部16によって表示指示された各種情報を表示する。たとえば、表示部12は、被検体1を検査し診断するための各種情報として、カプセル型内視鏡2によって撮像された被検体1内の画像および患者情報等を表示する。
リーダライタ部13は、上述した携帯型記録媒体5を着脱可能に装着し、装着した携帯型記録媒体5との間で各種情報の受け渡しを行う。具体的には、リーダライタ部13は、装着した携帯型記録媒体5に格納された情報たとえばカプセル型内視鏡2による画像等を取り込むとともに、得られた画像等を制御部16に転送する。また、リーダライタ部13は、装着した携帯型記録媒体5に対し、制御部16からの入力情報を記録する機能とフォーマット処理を行う機能とを有する。
記憶部14は、RAMまたはEEPROM等の各種ICメモリあるいはハードディスク等を用いて実現される。また、記憶部14は、光ディスクあるいは光磁気ディスクを着脱可能に装着する構造を有するようにし、装着した光ディスクあるいは光磁気ディスクに対して画像等の読み取りまたは書き込みが可能なドライブを用いて実現してもよい。記憶部14は、制御部16によって格納指示された画像等の各種情報を自身にまたは装着した各種ディスクに格納する。また、記憶部14は、制御部16によって読み出し指示された自身にまたは装着した各種ディスクに格納された情報を読み出すとともに制御部16に送信する。
制御部16は、図示しないメモリに格納された各種プログラムを読み込み、プログラムに示された各処理手順を実行することで、入力部11、表示部12、リーダライタ部13、記憶部14および図示しない接続インターフェースの各駆動制御と、これらの各構成部に対する情報の入出力制御と、これらの各構成部との間で各種情報を入出力するための情報処理とを行う。
制御部16は、表示制御部161および画像処理部162を有する。表示制御部161は、入力部11から入力される指示情報をもとに、被検体1内の画像を含む各種情報を表示部12に表示出力させる。
画像処理部162は、記憶部14に記憶された各画像情報を処理し、処理した画像情報を出力する。画像処理部162は、例えば、輪郭強調処理、γ補正処理、ノイズリダクション処理、ホワイトバランス処理、同時化処理、明るさ調整処理、色補正処理、YCbCr変換処理、RGB変換処理等を行っている。
輪郭強調処理部163は、画像処理部162が行う画像処理のうち、構造成分の輪郭を強調させる輪郭強調処理を行う。輪郭強調処理部163は、注目すべき構造成分を構成する周波数帯域を強調することによって、もとの画像よりも解像感を高めた画像に変換する輪郭強調処理を行う。輪郭強調処理部163は、輪郭強調処理のために用いる各種強調フィルタを記憶するフィルタ記憶部164を有する。
図3は、図2に示すフィルタ記憶部164に記憶される強調フィルタの周波数伝達特性の概要を示す図である。輪郭強調処理において用いられる強調フィルタは、たとえば、図3の曲線Cfのように、注目する構造成分を構成する周波数帯域Waでは、周波数成分を強調できるように1.0以上の周波数伝達係数が対応付けられた周波数伝達特性を有する。また、強調フィルタは、ノイズ成分が増加する高周波帯域に近づくにしたがって周波数成分を抑制するように周波数伝達係数が設定されている。フィルタに入力された信号は、各周波数成分が、それぞれ周波数伝達係数倍されて出力される。このため、強調フィルタに画像信号を入力した場合には、周波数帯域Waの周波数成分が高められた状態で出力される。この結果、強調フィルタでフィルタリングされた画像信号は、注目する構造成分の輪郭が強調された状態で表示されることとなる。強調フィルタの周波数伝達特性を示す曲線は、輪郭強調処理の強調レベルが高くなるにしたがって、周波数帯域Waにおける周波数伝達係数が大きくなる。
輪郭強調処理部163は、フィルタ記憶部164に記憶される強調フィルタのうち、入力部11等を介して設定された輪郭強調処理の強調レベルに対応する強調フィルタで画像信号をフィルタリングすることによって、画像に対する輪郭強調処理を行う。
輪郭強調処理部163は、画像に対し、表示態様に応じた輪郭強調処理を行う。輪郭強調処理部163は、静止画像の連続再生を指示された場合には、輪郭強調処理を行わない。表示制御部161は、表示部12に、静止画像を連続再生させる。なお、画像処理部162は、輪郭強調処理を行わないときには、図3の曲線Cnに示すように、ノイズ成分が増加する高周波帯域に近づくにしたがって周波数成分を抑制する周波数伝達特性を有するノイズ抑制フィルタを用いて画像信号をフィルタリングしてもよい。
図4は、図2に示す画像表示装置4が記憶部14内に記憶された被検体1内の画像を表示する処理手順を示すフローチャートである。図4に示すように、画像表示装置4では、まず、制御部16が、入力部11による指示情報の入力の有無をもとに、被検体1内を撮像した一連の画像である体内画像群に対する表示指示があるか否かを判断する(ステップS1)。制御部16が、体内画像群に対する表示指示がないと判断した場合には(ステップS1:No)、体内画像群に対する表示指示があると判断するまでステップS1の判断処理を繰り返す。一方、制御部16が被検体1内の一連の画像に対する表示指示があると判断した場合(ステップS1:Yes)、記憶部14に記憶される情報のうち、指示された表示対象の体内画像群を参照する(ステップS2)。
そして、制御部16は、静止画像の連続再生の指示があるか否かを判断する(ステップS3)。制御部16は、入力部11から入力された静止画像の連続再生を指示する指示情報が入力された場合に、静止画像の連続再生が指示されたものと判断する。
図5は、静止画像の連続再生指示が入力される画面構成例を示す図である。図5に示すウィンドウWは、体内画像が連続再生または静止画表示される画像表示領域A1、画像表示領域A1の右側に設けられ、予め検査者によって選択された選択画像の縮小画像が時系列に縦方向上下に並べて表示される選択画像表示領域A2、および、画像表示領域A1の下側に設けられた再生操作アイコン群を有する。再生操作アイコン群として、たとえば、画像を順方向に標準速さで連続再生するための「再」アイコン24のほか、画像を低速で順方向に再生するための「コマ」アイコン25、画像を高速で順方向に連続再生するための「高再」アイコン26、画像を逆方向に標準速さで連続再生するための「逆再」アイコン27、画像を低速で逆方向に連続再生するための「逆コマ」アイコン28、画像を高速で逆方向に連続再生するための「高逆」アイコン29、および画像の連続再生を一時停止するための「一停」アイコン30が表示される。静止画像の連続再生を指示する指示情報は、「再」アイコン24の選択入力により、入力部11から制御部16に入力される。この選択入力は、「再」アイコン24上へのカーソル23の移動後にクリック操作されることで実行される。また、「コマ」アイコン25、「高再」アイコン26、「逆再」アイコン27、「逆コマ」アイコン28または「高逆」アイコン29が選択された場合も、所定の表示レートで、順方向あるいは逆方向に静止画像の連続再生が指示される。なお、表示レートは、表示部12に表示させる画像に対する1秒あたりの書き換え回数である。
ステップS3において、制御部16が、静止画像の連続再生の指示があると判断した場合には(ステップS3:Yes)、輪郭強調処理部163における輪郭強調処理をオフする(ステップS4)。その後、表示制御部161に、表示指示された画像を表示部12に連続再生させる静止画像の連続再生処理を行う(ステップS5)。一方、ステップS3において、制御部16が、静止画像の連続再生の指示がないと判断した場合(ステップS3:No)には、後述するステップS7へ進む。
この結果、図5のウィンドウWのうち、画像表示領域A1には、表示対象の画像群の画像が、輪郭強調処理なしでそのまま連続再生される。たとえば、画像表示領域A1には、表示番号1の画像P1が画像表示領域A1の左側領域に表示され、表示番号2の画像P2が画像表示領域A1の右側領域に表示される。
そして、制御部16は、静止画像の連続再生の停止指示があるか否かを判断する(ステップS6)。たとえば、図5に示す「一停」アイコン30が選択された場合に、静止画像の連続再生の停止が指示される。
制御部16は、静止画像の連続再生の停止指示がないと判断した場合には(ステップS6:No)、ステップS4に戻る。これによって、画像表示領域A1の左側領域には、表示番号3の画像が表示され、表示番号4の画像が画像表示領域A1の右側領域に表示される。
これに対し、制御部16は、図5に示す「一停」アイコン30が選択され、静止画像の連続再生の停止指示があると判断した場合(ステップS6:Yes)、静止画表示を行うために、輪郭強調処理部163における輪郭強調処理をオンする(ステップS7)。その後、輪郭強調処理部163は、静止画表示対象の画像に対して輪郭強調処理を実行する(ステップS8)。そして、表示制御部161は、輪郭強調処理部163によって輪郭強調処理が行われた画像を表示部12に静止した状態で表示させる静止画像表示処理を行う(ステップS9)。この結果、表示画面の画像表示領域A1には、輪郭強調処理が施された解像感のよい画像が静止した状態で表示される。
続いて、制御部16は、体内画像群に対する表示終了指示があるか否かを判断する(ステップS10)。制御部16は、体内画像群に対する表示終了指示がないと判断した場合(ステップS10:No)、ステップS3に戻り、表示処理を継続する。これに対し、制御部16は、体内画像群に対する表示終了指示があると判断した場合には(ステップS10:Yes)、表示部12における体内画像群に対する表示処理を終了する。
このように、実施の形態1においては、静止画像の連続再生を指示された場合、自動的に輪郭強調処理をオフし、輪郭強調処理を施していない画像を連続再生させるため、画像の切り替わりごとに構造成分が強調されること自体なくなり、大量の画像を観察する検査者の負担を軽減することができる。
(実施の形態1の変形例)
次に、実施の形態1の変形例について説明する。実施の形態1の変形例では、輪郭強調処理部163は、静止画像の連続再生を指示された場合には、連続再生対象の画像に対する輪郭強調処理の強調レベルを、静止画表示対象の画像に対する強調レベルよりも低くして、輪郭強調処理を行う。
次に、実施の形態1の変形例について説明する。実施の形態1の変形例では、輪郭強調処理部163は、静止画像の連続再生を指示された場合には、連続再生対象の画像に対する輪郭強調処理の強調レベルを、静止画表示対象の画像に対する強調レベルよりも低くして、輪郭強調処理を行う。
具体的には、輪郭強調処理部163は、静止画像表示対象の画像に対して輪郭強調処理を行う場合には、図6の曲線Cfhに示す周波数伝達特性を有する強調フィルタを使用して画像信号をフィルタリングする。これに対し、輪郭強調処理部163は、連続再生対象の画像に対して輪郭強調処理を行う場合には、図6の曲線Cfwのように、曲線Cfhよりも周波数帯域Waに対する周波数伝達係数が小さくなる周波数伝達特性を有する強調フィルタを使用して画像信号をフィルタリングする。
次に、図7を参照して、実施の形態1の変形例1における画像表示処理について説明する。図7に示すように、制御部16は、図4のステップS1〜ステップS3と同様の処理手順を行うことによって、表示指示判断処理(ステップS11)を行い、表示対象の体内画像群を参照し(ステップS12)、静止画像の連続再生の指示があるか否かを判断する(ステップS13)。
そして、制御部16は、静止画像の連続再生の指示があると判断した場合(ステップS13:Yes)、輪郭強調処理部163における輪郭強調処理の強調レベルを低レベルに設定し(ステップS14)、輪郭強調処理部163に連続再生対象の画像に対して輪郭強調処理を行わせる(ステップS15)。この場合、輪郭強調処理部163は、図6の曲線Cfwに示す周波数伝達特性を有する強調フィルタを使用し、静止画表示対象の画像に対する強調レベルよりも低い強調レベルで連続再生対象の画像信号をフィルタリングする。
表示制御部161は、輪郭強調処理部163によって輪郭強調処理が行われた画像を表示部12に連続再生させる静止画像の連続再生処理を行う(ステップS16)。この結果、静止画像の連続再生処理時には、構造成分の輪郭を強調しすぎない画像が順次表示される。次いで、図4に示すステップS6と同様に、制御部16は、静止画像の連続再生の停止指示があるか否かを判断し(ステップS17)、静止画像の連続再生の停止指示がないと判断した場合には(ステップS17:No)、ステップS14に戻り、低レベルのままで次に連続再生対象の画像に輪郭強調処理を施す。
これに対し、制御部16は、静止画像の連続再生の停止指示があると判断した場合(ステップS17:Yes)、または、静止画像の連続再生の指示がないと判断した場合(ステップS13:No)、静止画表示を行うために、輪郭強調処理部163における輪郭強調処理の強調レベルを高レベルに設定し(ステップS18)、輪郭強調処理部163に、静止画表示対象の画像に対して輪郭強調処理を実行させる(ステップS19)。この場合、輪郭強調処理部163は、図6の曲線Cfhに示す周波数伝達特性を有する強調フィルタを使用し、連続再生対象の画像に対する強調レベルよりも高い強調レベルで静止画表示対象の画像信号をフィルタリングする。
そして、表示制御部161は、輪郭強調処理部163によって輪郭強調処理が行われた画像を表示部12に静止画表示させる静止画像表示処理を行う(ステップS20)。この結果、表示画面の画像表示領域には、輪郭強調処理が施された解像感のよい画像が静止した状態で表示される。制御部16は、図4に示すステップS10と同様に、体内画像群に対する表示終了指示があるか否かを判断する(ステップS21)。制御部16は、体内画像群に対する表示終了指示がないと判断した場合(ステップS21:No)、ステップS13に戻り、表示処理を継続し、体内画像群に対する表示終了指示があると判断した場合には(ステップS21:Yes)、表示部12における体内画像群に対する表示処理を終了する。
このように、実施の形態1の変形例では、静止画像の連続再生時と静止画表示時とで輪郭強調処理の強調レベルを変えて、静止画像の連続再生時と静止画表示時とのいずれにおいても観察しやすい最適な強調レベルで輪郭強調処理が行われた画像を表示して、大量の画像を観察する検査者の負担を軽減している。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2について説明する。実施の形態2では、静止画像の連続再生を指示された場合、静止画像の連続再生における表示レートに対応させて強調レベルを変更する場合について説明する。
次に、実施の形態2について説明する。実施の形態2では、静止画像の連続再生を指示された場合、静止画像の連続再生における表示レートに対応させて強調レベルを変更する場合について説明する。
図8は、実施の形態2にかかる画像表示装置の一構成例を模式的に示す機能ブロック図である。図8に示すように、実施の形態2にかかる画像表示装置204は、図2に示す画像表示装置4と比して、制御部16に代えて、制御部16と同様の機能を有する制御部216を備える。制御部216は、表示制御部161と、画像処理部262とを備える。画像処理部262の輪郭強調処理部263は、フィルタ記憶部164に加えて、強調レベル設定部265と、対応関係記憶部268とを有する。
強調レベル設定部265は、静止画像の連続再生を指示された場合には、連続再生対象の画像の表示レートに応じて、輪郭強調処理の強調レベルを設定変更する。静止画像の連続再生をするときの各表示レートと強調レベルとの対応関係は予め求められて、対応関係記憶部268に格納されており、強調レベル設定部265は、対応関係記憶部268に格納された表示レートと強調レベルとの対応関係を参照し、実際に行われる静止画像の連続再生の表示レートに対応した強調レベルを求める。そして、強調レベル設定部265は、この求めた強調レベルに応じた強調フィルタに輪郭強調処理で使用する強調フィルタを変更することによって、輪郭強調処理の強調レベルを設定する。
次に、図9を参照して、画像表示装置204の画像表示処理について説明する。図9に示すように、制御部216が、図4のステップS1〜ステップS3と同様の処理手順を行うことによって、表示指示判断処理(ステップS31)を行い、表示対象の体内画像群を参照し(ステップS32)、静止画像の連続再生の指示があるか否かを判断する(ステップS33)。
そして、制御部216が、静止画像の連続再生の指示があると判断した場合には(ステップS33:Yes)、強調レベル設定部265は、現に設定されている輪郭強調処理の強調レベルK0を図示しない内蔵メモリに保存した後に(ステップS34)、連続再生対象の画像に対する表示レートを参照する(ステップS35)。たとえば、表示レートは、各再生操作アイコンに応じて設定されている。また、被検体内の観察すべき部位の画像には画像観察を注意深く行うために低い表示レートが予め対応付けられ、観察すべき部位以外の画像には観察時間短縮のため高い表示レートが予め対応付けられている場合がある。これにより、観察対象を注意深く観察することができるとともに、観察時間を短縮化することができる。強調レベル設定部265は、各再生操作アイコンに応じて設定される表示レート、連続再生対象の画像に対応付けられた表示レートを参照する。一方、制御部216が静止画像の連続再生の指示がないと判断した場合(ステップS33:No)には、後述するステップS40に進む。
強調レベル設定部265が、表示レートと強調レベルとの対応関係を参照し、ステップS35において参照した表示レートに対応する輪郭強調レベルKを設定する(ステップS36)。
図10は、強調レベル設定部265が参照するテーブルの構成例を示す図である。このテーブルT1では、予め定めた表示レートに対する閾値を境界として、この閾値未満の遅い表示レート(「遅い」表示レート)である場合には高レベルの輪郭強調レベルが対応付けられ、閾値以上の速い表示レート(「速い」表示レート)である場合には低レベルの輪郭強調レベルが対応付けられている。たとえば、高レベルに対応する強調フィルタは、図6の曲線Cfhに示す周波数伝達特性を有し、低レベルに対応する強調フィルタは、図6の曲線Cfwのように曲線Cfhよりも周波数帯域Waに対する周波数伝達係数が小さい周波数伝達特性を有する。強調レベル設定部265は、参照した表示レートが「遅い」表示レートに含まれる場合には高レベルの輪郭強調レベルを設定し、「速い」表示レートに含まれる場合には低レベルの輪郭強調レベルを設定する。なお、図5に示すように、複数の画像を並べて連続再生を順次行う場合には、判断するのは、各再生操作アイコンに応じて設定される表示レート、表示対象の複数の画像にそれぞれ対応付けられた表示レートなどをもとに、たとえば、表示対象の複数の画像の表示時間の加算値、各画像の表示時間の平均値、この平均値に表示枚数を乗じた値、表示対象の複数の画像の表示時間のうちの最大値、または、表示対象の複数の画像の表示時間のうちの最小値でもよい。
輪郭強調処理部263が、強調レベル設定部265が設定した輪郭強調レベルKに対応する強調フィルタを使用して連続再生対象の画像に対する輪郭強調処理を行う(ステップS37)。そして、表示制御部161が、輪郭強調処理部263によって輪郭強調処理が行われた画像を表示部12に連続再生させる静止画像の連続再生処理を行う(ステップS38)。この結果、静止画像の連続再生処理時には、表示レートに対応した適切な解像感の画像が順次表示される。次いで、図4に示すステップS6と同様に、制御部216は、静止画像の連続再生の停止指示があるか否かを判断し(ステップS39)、静止画像の連続再生の停止指示がないと判断した場合には(ステップS39:No)、ステップS35に戻り、次に連続再生対象の画像の表示レートを参照して、輪郭強調レベルKを設定する。
これに対し、制御部216が静止画像の連続再生の停止指示があると判断した場合(ステップS39:Yes)、強調レベル設定部265は、静止画表示を行うために、輪郭強調処理部263における輪郭強調処理の強調レベルを、検査者自身が設定した元の強調レベルK0に設定する(ステップS40)。そして、輪郭強調処理部263は、強調レベル設定部265が設定した強調レベルで、静止画表示対象の画像に対して輪郭強調処理を行い(ステップS41)、表示制御部161は、輪郭強調処理部263によって輪郭強調処理が行われた画像を表示部12に静止画表示させる静止画像表示処理を行う(ステップS42)。この結果、表示画面の画像表示領域には、検査者の所望の強調レベルで輪郭強調処理が施された画像が静止した状態で表示される。
制御部216が、図4に示すステップS10と同様に、体内画像群に対する表示終了指示があるか否かを判断する(ステップS43)。制御部216は、体内画像群に対する表示終了指示がないと判断した場合(ステップS43:No)、ステップS33に戻り、表示処理を継続し、体内画像群に対する表示終了指示があると判断した場合には(ステップS43:Yes)、表示部12における体内画像群に対する表示処理を終了する。
このように、実施の形態2では、静止画像の連続再生時に、自動的に、各再生操作アイコンに応じて設定される表示レート、静止画像の連続再生の表示レートなどに対応した最適な強調レベルで輪郭強調処理を行って、観察しやすいように輪郭強調処理が行われた画像を連続再生することから、大量の画像を観察する検査者の負担を軽減することができる。
なお、静止画像の連続再生の各表示レートと輪郭強調レベルとの対応関係は、たとえば、図10のテーブルT1に示すように所定の閾値を境界として表示レートを2段階に分けて高レベルあるいは低レベルの輪郭強調レベルを対応させたものに限らず、たとえば2つの閾値を設定して表示レートを3段階に分けて、高レベル、中レベルあるいは低レベルの輪郭強調レベルを対応させたものでもよい。
また、静止画像の連続再生の各表示レートと輪郭強調レベルとの対応関係は、たとえば、図11の直線A1のように、各表示レートと輪郭強調処理の各強調レベルとが比例して対応するものであってもよい。また、静止画像の連続再生の各表示レートと輪郭強調レベルとの対応関係は、たとえば、図12の曲線A2のように、各表示レートと輪郭強調処理の各強調レベルとが所定の関数で対応するものであってもよい。
(実施の形態2の変形例1)
次に、実施の形態2の変形例1について説明する。実施の形態2の変形例1では、各画像上に設定された画素領域の動き量を検出し、検出した動き量に応じて各画像の連続再生の表示レートを設定する表示レート設定部を有する画像表示装置について説明する。
次に、実施の形態2の変形例1について説明する。実施の形態2の変形例1では、各画像上に設定された画素領域の動き量を検出し、検出した動き量に応じて各画像の連続再生の表示レートを設定する表示レート設定部を有する画像表示装置について説明する。
図13は、実施の形態2の変形例1にかかる画像表示装置の一構成例を模式的に示す機能ブロック図である。図13に示すように、実施の形態2の変形例1にかかる画像表示装置304は、図8に示す画像処理部262と比して、表示レート設定部366をさらに備えた画像処理部362を有する。
表示レート設定部366は、各画像上に設定され、画素で構成された画素領域の動き量を検出する動き量検出部367を有する。表示レート設定部366は、動き量検出部367が検出した動き量に応じて各画像の連続再生の表示レートを設定し、設定した表示レートを各画像に対応付ける。カプセル型内視鏡2は、消化器官の蠕動運動によって動くため、消化器官内部において、同じ場所に留まっている場合あるいは急に動き出す場合がある。この結果、得られる体内画像も、留まっている場合にはほぼ同じ画像が連続し、動きが激しい場合には大きく変化した画像が連続する。したがって、全ての画像を連続再生するときに同じ表示レートで表示していると、表示が止まっているように見える場合や、急に表示速度が上がったように見える場合がある。そこで、画像表示装置304では、表示レート設定部366を設けて、画像上に設定された所定の画素領域の動き量を画像から検出し、動き量に対応させて連続再生の表示レートを自動的に変化させて表示する。
そして、強調レベル設定部265は、静止画像の連続再生を指示された場合には、表示レート設定部366によって連続再生対象の画像に対応付けられた表示レートに応じて、輪郭強調処理の強調レベルを設定変更する。
次に、図14のフローチャートを参照して、図13に示す画像表示装置の画像表示処理について説明する。図14に示すように、制御部316が、入力部11によって入力された指示情報などをもとに表示対象の体内画像群を記憶部14から取得する(ステップS51)。そして、表示レート設定部366が、取得した体内画像群の各画像に対して表示レートを設定して各画像に対応付ける表示レート設定処理を行う(ステップS52)。次いで、制御部316が、図9に示す各処理手順と同様の処理を行うことによって、取得した体内画像群の画像表示処理を行う(ステップS53)。この場合、輪郭強調処理部263は、連続再生対象の画像に対応付けられている表示レートを参照して、輪郭強調処理の強調レベルKを設定する。
次に、図15のフローチャートを参照して、図14に示す表示レート設定処理について説明する。図15に示すように、動き量検出部367は、制御部316が取得した体内画像群のうち表示レート設定対象の画像に対する動き量を検出する動き量検出処理を行う(ステップS61)。動き量検出部367は、カプセル型内視鏡2によって撮像された一連の画像の各画像上に設定した複数の画素領域の相関値たとえば正規化相互相関値を算出し、この一連の画像の各隣接画像間での各画素領域の動きベクトルを動き量として演算する。この画素領域とは、画像上の1以上の画素ブロックによって構成される領域である。
そして、表示レート設定部366は、動き量検出部367が検出した動き量に応じて各画像の連続再生の表示レートを設定し(ステップS62)、設定した表示レートを、この画像の画像データのヘッダー情報内に書込む表示レート書込処理を行う(ステップS63)。表示レート設定部366は、画像ごとに、予め求められた動き量と、各動き量に対して観察に最適である表示レートとの対応関係を参照して、各画像の連続再生の表示レートを動き量に対応させて設定する。
そして、表示レート設定部366は、全ての体内画像に表示レートの情報の書き込みを終了したか否かを判断する(ステップS64)。表示レート設定部366は、全ての体内画像に表示レートの書き込みを終了していないと判断した場合には(ステップS64:No)、ステップS61に戻り、次の表示レート設定対象の画像に対して、動き量を検出後、表示レートを設定する。また、表示レート設定部366は、全ての体内画像に表示レートの書き込みを終了したと判断した場合には(ステップS64:Yes)、表示レート設定処理を終了する。
このように、実施の形態2の変形例1では、各画像に予め連続再生のときの表示レートが対応付けられていない場合でも、画像表示装置304内部で自動的に各画像の連続再生における表示レートを設定して、設定した連続再生の表示レートに対応した最適な強調レベルで輪郭強調処理を行うことができる。
(実施の形態2の変形例2)
次に、実施の形態2の変形例2について説明する。実施の形態2の変形例2では、実施の形態2の変形例1と比して、さらに、各画像に対応付けられた表示レートから輪郭強調処理の強調レベルを設定して各画像に対応付ける。
次に、実施の形態2の変形例2について説明する。実施の形態2の変形例2では、実施の形態2の変形例1と比して、さらに、各画像に対応付けられた表示レートから輪郭強調処理の強調レベルを設定して各画像に対応付ける。
図16は、実施の形態2の変形例2にかかる画像表示装置の一構成例を模式的に示す機能ブロック図である。図16に示すように、実施の形態2の変形例2にかかる画像表示装置404は、図13に示す画像処理部362と比して、輪郭強調レベル書込部468と対応関係記憶部469とをさらに備えた画像処理部462を有する。
輪郭強調レベル書込部468は、表示レート設定部366によって対応付けられた各画像の表示レートに応じて静止画像の連続再生のときの輪郭強調処理の強調レベルを設定し、各画像に対応付ける。静止画像の連続再生をするときの各表示レートと強調レベルとの対応関係は予め求められて、対応関係記憶部469に格納されており、輪郭強調レベル書込部468は、対応関係記憶部469に格納されたこの表示レートと強調レベルとの対応関係を参照し、静止画像の連続再生の表示レートに対応した強調レベルを求めて、各画像に対応付ける。輪郭強調処理部463は、静止画像の連続再生を指示された場合に、輪郭強調レベル書込部468によって連続再生対象の画像に対応付けられた強調レベルに輪郭強調処理の強調レベルを設定変更してから輪郭強調処理を行なう。
次に、図17を参照して、図16に示す画像表示装置404の画像表示処理について説明する。図17に示すように、制御部416が、図14に示すステップS51およびステップS52と同様に、表示対象の体内画像群を記憶部14から取得し(ステップS71)、表示レート設定部366による表示レート設定処理を行う(ステップS72)。なお、表示レート設定処理は、図15に示す各手順と同じ手順を行うことによって実行される。
次いで、輪郭強調レベル書込部468は、表示レート設定処理において対応付けられた各画像の表示レートに応じて静止画像の連続再生のときの輪郭強調処理の強調レベルを設定して画像に書き込む輪郭強調レベル書込処理を行う(ステップS73)。制御部416が、取得した体内画像群の画像表示処理を行う(ステップS74)。この場合、輪郭強調処理部463は、連続再生対象の画像の画像データのヘッダー情報の輪郭強調レベルを読み取って、輪郭強調処理を行う。
次に、図18を参照して、図17に示す輪郭強調レベル書込処理について説明する。図18に示すように、輪郭強調レベル書込部468が、輪郭強調レベルの書込み対象の画像のヘッダー情報に含まれる表示レートを参照する(ステップS81)。そして、輪郭強調レベル書込部468は、参照した表示レートに応じて各画像の連続再生のときの輪郭強調処理の強調レベルを設定し(ステップS82)、設定した輪郭強調処理の強調レベルを、この画像のヘッダー情報に書込む(ステップS83)。輪郭強調レベル書込部468は、予め求められた各表示レートと、各表示レートに対して観察に最適である輪郭強調処理の強調レベルとの対応関係を参照して、各画像の強調レベルを表示レートに対応させて設定する。
そして、輪郭強調レベル書込部468は、全ての体内画像に強調レベルの書き込みを終了したか否かを判断する(ステップS84)。輪郭強調レベル書込部468は、全ての体内画像に強調レベルの書き込みを終了していないと判断した場合には(ステップS84:No)、ステップS81に戻り、次の強調レベル書込み対象の画像に対して、表示レートを参照後、強調レベルを設定する。また、輪郭強調レベル書込部468は、全ての体内画像に強調レベルの書き込みを終了したと判断した場合には(ステップS84:Yes)、輪郭強調レベル書込処理を終了する。
続いて、図19を参照して、図17に示す体内画像表示処理について説明する。図19に示すように、制御部416は、図9のステップS31〜ステップS33と同様の処理手順を行うことによって、表示指示判断処理(ステップS31−1)を行い、表示対象の体内画像群を参照し(ステップS32−1)、静止画像の連続再生表示の指示があるか否かを判断する(ステップS33−1)。
そして、制御部416は、静止画像の連続再生の指示があると判断した場合には(ステップS33−1:Yes)、輪郭強調処理部463は、現に設定されている輪郭強調処理の強調レベルK0を保存する(ステップS34−1)。続いて、輪郭強調処理部463は、連続再生対象の画像データのヘッダー情報に含まれる輪郭強調処理の強調レベルを読み取り(ステップS35−1)、読み取った強調レベルに対応する強調フィルタを使用して連続再生対象の画像に対する輪郭強調処理を行う(ステップS37−1)。表示制御部161は、輪郭強調処理部463によって輪郭強調処理が行われた画像を表示部12に連続再生させる静止画像の連続再生処理を行う(ステップS38−1)。この結果、静止画像の連続再生処理時には、画像の動き量に対応した適切な解像感の画像が順次表示される。次いで、図4に示すステップS6と同様に、制御部416は、静止画像の連続再生の停止指示があるか否かを判断し(ステップS39−1)、静止画像の連続再生の停止指示がないと判断した場合には(ステップS39−1:No)、ステップS35−1に戻り、次に連続再生対象の画像の輪郭強調処理の強調レベルを参照する。
これに対し、制御部416が静止画像の連続再生の停止指示があると判断した場合には(ステップS39−1:Yes)、または、静止画像の連続再生の指示がないと判断した場合には(ステップS33−1:No)、輪郭強調処理部463は、静止画表示を行うために、輪郭強調処理の強調レベルを、検査者自身が設定した元の強調レベルK0に設定して(ステップS40−1)、静止画表示対象の画像に対して輪郭強調処理を行い(ステップS41−1)、表示制御部161は、輪郭強調処理部463によって輪郭強調処理が行われた画像を表示部12に静止画表示させる静止画像表示処理を行う(ステップS42−1)。この結果、表示画面の画像表示領域には、検査者の所望の強調レベルで輪郭強調処理が施された画像が静止した状態で表示される。
制御部416は、図4に示すステップS10と同様に、体内画像群に対する表示終了指示があるか否かを判断する(ステップS43−1)。制御部416は、体内画像群に対する表示終了指示がないと判断した場合(ステップS43−1:No)、ステップS33−1に戻り、表示処理を継続し、体内画像群に対する表示終了指示があると判断した場合には(ステップS43−1:Yes)、表示部12における体内画像群に対する表示処理を終了する。
このように、実施の形態2の変形例2では、各画像に予め輪郭強調処理の強調レベルを対応付けておき、画像に対応付けられた強調レベルで輪郭強調処理を行えばよいため、静止画像の連続再生のときに輪郭強調処理の強調レベルを設定する必要がない。
また、実施の形態1,2においては、輪郭強調処理を、所定の強調レベルに応じた大きさで上に凸となる周波数伝達特性を有する強調フィルタを用いて行う場合を例に説明したが、本発明は、もちろんこれに限らない。たとえば、体内画像全てに対して検査者が設定した一定の強調レベルで輪郭強調処理を行い、連続再生を指示された画像に対しては、さらに、構造成分の輪郭をぼかす輪郭ぼかし処理を行う。この場合、画像表示装置は、連続再生を指示された画像に対して、図20の曲線Cf1に例示する周波数伝達特性を有する強調フィルタを用いて画像信号をフィルタリングした後に、さらに、図20の曲線Cbのように、曲線Cfとは逆に周波数伝達係数が1.0よりも小さくなる周波数伝達特性を有する輪郭ぼかしフィルタを用いて画像信号をフィルタリングしてもよい。そして、強調レベルを変更する場合には、使用する輪郭ぼかしフィルタの周波数伝達係数の極小値を、表示レートに対応させて変更すればよい。
1 被検体
2 カプセル型内視鏡
3 受信装置
3a〜3h 受信アンテナ
4,204,304,404 画像表示装置
5 携帯型記録媒体
11 入力部
12 表示部
13 リーダライタ部
14 記憶部
16,216,316,416 制御部
161 表示制御部
162,262,362,462 画像処理部
163,263,463 輪郭強調処理部
164 フィルタ記憶部
265 強調レベル設定部
366 表示レート設定部
367 動き量検出部
468 輪郭強調レベル書込部
2 カプセル型内視鏡
3 受信装置
3a〜3h 受信アンテナ
4,204,304,404 画像表示装置
5 携帯型記録媒体
11 入力部
12 表示部
13 リーダライタ部
14 記憶部
16,216,316,416 制御部
161 表示制御部
162,262,362,462 画像処理部
163,263,463 輪郭強調処理部
164 フィルタ記憶部
265 強調レベル設定部
366 表示レート設定部
367 動き量検出部
468 輪郭強調レベル書込部
本発明は、体内を撮像した静止画像を連続再生する画像表示装置、画像表示方法および画像表示プログラムに関する。
Claims (10)
- 体内を撮像した画像の静止画表示または静止画像の連続再生が可能である表示手段を有する画像表示装置であって、
前記画像に対し、表示態様に応じた輪郭強調処理を行う輪郭強調処理手段と、
前記輪郭強調処理手段によって輪郭強調処理が行われた画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
を備えたことを特徴とする画像表示装置。 - 前記輪郭強調処理手段は、連続再生対象の画像に対する輪郭強調処理の強調レベルを、静止画表示対象の画像に対する強調レベルよりも低くすることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
- 前記輪郭強調処理手段は、静止画像の連続再生を行う場合には前記輪郭強調処理を行わないことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
- 前記輪郭強調処理手段は、静止画像の連続再生の表示レートに応じて静止画像の連続再生対象の画像に対する前記輪郭強調処理の強調レベルを変更することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
- 前記輪郭強調処理手段は、予め求められた静止画像の連続再生の表示レートと前記輪郭強調処理の強調レベルとの対応関係をもとに前記輪郭強調処理の強調レベルを変更することを特徴とする請求項4に記載の画像表示装置。
- 各画像上に設定された画素領域の動き量を検出し、検出した動き量に応じて各画像の連続再生のときの表示レートを設定して各画像に対応付ける表示レート設定手段をさらに備えたことを特徴とする請求項4に記載の画像表示装置。
- 各画像上に設定された画素領域の動き量を検出し、検出した動き量に応じて各画像の連続再生のときの表示レートを設定して各画像に対応付ける表示レート設定手段と、
前記表示レート設定手段によって対応付けられた各画像の表示レートに応じて連続再生のときの前記輪郭強調処理の強調レベルを設定し、各画像に対応付ける輪郭強調レベル設定手段と、
をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。 - 前記画像は、撮像手段を有し、体内に導入されたカプセル型医療装置によって撮像されたことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
- 表示手段に、体内を撮像した画像の静止画表示または静止画像の連続再生を行わせる画像表示方法であって、
前記画像に対し、表示態様に応じた輪郭強調処理を行う輪郭強調処理ステップと、
前記輪郭強調処理ステップにおいて輪郭強調処理が行われた画像を前記表示手段に連続再生させる表示ステップと、
を含むことを特徴とする画像表示方法。 - 体内を撮像した画像の静止画表示または静止画像の連続再生を行う表示手段に、
前記画像に対し、表示態様に応じた輪郭強調処理を行う輪郭強調処理手順と、
前記輪郭強調処理手順において輪郭強調処理が行われた画像を連続再生する表示手順と、
を実行させるための画像表示プログラム。
Applications Claiming Priority (3)
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JP2010216876 | 2010-09-28 | ||
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