JPWO2011099100A1 - 回転工具の着脱装置と該回転工具 - Google Patents
回転工具の着脱装置と該回転工具 Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2011099100A1 JPWO2011099100A1 JP2011532427A JP2011532427A JPWO2011099100A1 JP WO2011099100 A1 JPWO2011099100 A1 JP WO2011099100A1 JP 2011532427 A JP2011532427 A JP 2011532427A JP 2011532427 A JP2011532427 A JP 2011532427A JP WO2011099100 A1 JPWO2011099100 A1 JP WO2011099100A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arbor
- rotary tool
- attachment
- insertion hole
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B31/00—Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
- B23B31/005—Cylindrical shanks of tools
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B31/00—Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
- B23B31/008—Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control with arrangements for transmitting torque
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B31/00—Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
- B23B31/02—Chucks
- B23B31/10—Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
- B23B31/107—Retention by laterally-acting detents, e.g. pins, screws, wedges; Retention by loose elements, e.g. balls
- B23B31/1071—Retention by balls
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B51/00—Tools for drilling machines
- B23B51/04—Drills for trepanning
- B23B51/0473—Details about the connection between the driven shaft and the tubular cutting part; Arbors
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q11/00—Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
- B23Q11/04—Arrangements preventing overload of tools, e.g. restricting load
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B2231/00—Details of chucks, toolholder shanks or tool shanks
- B23B2231/02—Features of shanks of tools not relating to the operation performed by the tool
- B23B2231/0256—Flats
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B2231/00—Details of chucks, toolholder shanks or tool shanks
- B23B2231/02—Features of shanks of tools not relating to the operation performed by the tool
- B23B2231/026—Grooves
- B23B2231/0264—Axial grooves
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B2231/00—Details of chucks, toolholder shanks or tool shanks
- B23B2231/02—Features of shanks of tools not relating to the operation performed by the tool
- B23B2231/0276—Keyways
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B2251/00—Details of tools for drilling machines
- B23B2251/02—Connections between shanks and removable cutting heads
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Drilling Tools (AREA)
- Gripping On Spindles (AREA)
Abstract
大きな回転トルクが作用しても、塑性変形が生じ難い回転工具等を提供することを目的とし、先端部に刃先が先方を向いて配置される刃部14と、基端部にアーバーAの挿着穴1に挿着されるシャンク部11を備え、該シャンク部11に、前記挿着穴1から内周方に突出可能にアーバー側に配設された係止部材2と係合する係合凹部15と該係合凹部15に係止部材を導入可能に通過凹部18を備えて、回転工具BがアーバーAから抜け出るのを防止するよう構成された回転工具Bにおいて、シャンク部11の、係合凹部15が形成されていない部位に、又は形成されている部位に、アーバーAの挿着穴1に形成された凸部3が面接触的に係合する溝部16を形成した。
Description
本発明は、厚板の金属に穿孔する所謂重切削に好適なドリル等の回転工具とそれを取着するアーバーとの「着脱装置」、及び該「回転工具」とに関する。
回転工具、例えばドリルと、該ドリルのシャンク部を挿着可能な所謂アーバーとの「着脱装置」について、本出願人は種々出願し、既に特許を取得している。例えば、特許文献1に記載のものがある。
前記着脱装置は、それ以前のものに比べて以下のように優れた作用効果を有する。つまり、所謂「ワンタッチ式」の着脱装置の場合には、ドリルをアーバーに取着するときには、ドリルのシャンク部をアーバーの挿着穴内に単に挿入するだけで取着が完了し、所謂「ツータッチ式」の着脱装置の場合には、アーバーの挿入用の操作スリーブを操作した状態でシャンク部をアーバーの挿入穴内に挿入するだけで、取着が完了する。この結果、アーバー側からドリル側に回転が伝達され、且つ軸方向においてもアーバーにドリルが固定される。
前記着脱装置は、それ以前のものに比べて以下のように優れた作用効果を有する。つまり、所謂「ワンタッチ式」の着脱装置の場合には、ドリルをアーバーに取着するときには、ドリルのシャンク部をアーバーの挿着穴内に単に挿入するだけで取着が完了し、所謂「ツータッチ式」の着脱装置の場合には、アーバーの挿入用の操作スリーブを操作した状態でシャンク部をアーバーの挿入穴内に挿入するだけで、取着が完了する。この結果、アーバー側からドリル側に回転が伝達され、且つ軸方向においてもアーバーにドリルが固定される。
ところが、前記着脱装置の場合、前記ドリルがアーバーの挿着穴内へ取着されると、アーバーの挿着穴の外径方へ後退自在に配置された球状の係止部材が、ドリル側のシャンク部に形成された係合凹部に係合して、回転トルクを伝達するように構成されている。
しかし、前記構成の場合、穿設加工中に、一時的に所定以上の大きな回転トルクが前記係止部材と係合凹部間に作用すると、該係止部材と係合凹部のいずれか又は両方が塑性変形することがある。特に、重切削用のドリルを使用する場合には塑性変形が起こり易い。
しかし、前記構成の場合、穿設加工中に、一時的に所定以上の大きな回転トルクが前記係止部材と係合凹部間に作用すると、該係止部材と係合凹部のいずれか又は両方が塑性変形することがある。特に、重切削用のドリルを使用する場合には塑性変形が起こり易い。
前述のように塑性変形すると、ドリルとアーバーのいずれか又は両方を、新しいものに交換する必要がある。
一般に、ドリルが消耗部品であることから、前記アーバーに、ドリルに比してより硬度の高い材質のものを用いており、したがって、一般にはドリルを交換することになる。
このように、刃先部分が未だ消耗していないにもかかわらず、前記係合凹部が塑性変形したことによってドリルそのものを交換する必要が生じる。
そして、前記着脱装置では、構造上、前記球状の係止部材とテーパ孔状の係合凹部とは「点接触」あるいは「線接触」していることから、穿設加工中、単位面積あたり極めて大きな応力が作用することになる。特に、切刃が被加工物に対して「咬み込んだ」場合等には、一時的に大きな回転トルクが衝撃的に作用する。このため、前記着脱装置の場合、塑性変形を防止することが難しいのが現況である。特に重切削をおこなうドリルを使用する場合に問題となる。
一般に、ドリルが消耗部品であることから、前記アーバーに、ドリルに比してより硬度の高い材質のものを用いており、したがって、一般にはドリルを交換することになる。
このように、刃先部分が未だ消耗していないにもかかわらず、前記係合凹部が塑性変形したことによってドリルそのものを交換する必要が生じる。
そして、前記着脱装置では、構造上、前記球状の係止部材とテーパ孔状の係合凹部とは「点接触」あるいは「線接触」していることから、穿設加工中、単位面積あたり極めて大きな応力が作用することになる。特に、切刃が被加工物に対して「咬み込んだ」場合等には、一時的に大きな回転トルクが衝撃的に作用する。このため、前記着脱装置の場合、塑性変形を防止することが難しいのが現況である。特に重切削をおこなうドリルを使用する場合に問題となる。
ところで、世界的に最も数量的に多い形態の前記着脱装置は、ねじ止め式のもの、つまり、前記ドリルのシャンク部の周面の一部を凹設して形成された平面に、アーバー側の止めねじを前記平面に押圧することによって固定する形態のものがある。次に数量的に多い形態のものは、前記特許文献1に記載されるようなものである。世界的レベルで、これらの数量的な比率は、前者が90パーセント以上を締めているのが現状である。
そして、前述のようにドリルは所謂消耗品であるのに対して、アーバーは耐久品であることから、次に提供される新たな形態のドリルも、既存のアーバーに挿着されるものでなければ、市場において大量に販売されることは難しい。
そして、前述のようにドリルは所謂消耗品であるのに対して、アーバーは耐久品であることから、次に提供される新たな形態のドリルも、既存のアーバーに挿着されるものでなければ、市場において大量に販売されることは難しい。
本発明は、このような状況に鑑みておこなわれたもので、一時的に大きな回転トルクがドリル側とアーバー側との伝達部分に作用しても、前記塑性変形が生じ難い構成の回転工具と、それをアーバーに取着する着脱装置を提供することを目的とする。
本発明にかかる回転工具は、回転工具の上端部に形成されるシャンク部が、先端方に臨むように開口し且つ駆動軸側に取着されたアーバーの挿着穴に、穿設加工に際して回転トルクの伝達と軸方向の固定が可能に、挿着されるよう構成された、回転工具とアーバーとの着脱装置であって、
前記回転工具のシャンク部と前記アーバーの挿着穴間に、回転トルクを伝達する回転トルク伝達機構と軸方向の固定をする軸方向固定機構とを各々独立して形成したことを特徴とする。
前記回転工具のシャンク部と前記アーバーの挿着穴間に、回転トルクを伝達する回転トルク伝達機構と軸方向の固定をする軸方向固定機構とを各々独立して形成したことを特徴とする。
このように構成された回転工具の着脱装置によれば、回転トルクを伝達する回転トルク伝達機構と軸方向の固定をする軸方向固定機構とを独立して形成していることに起因して、該回転トルク伝達機構の回転トルクを伝達するべき接触面積を自在に(大きく)設定できるため、一時的に大きな回転トルクが作用するようなことがあっても、塑性変形するような事態を防止できる着脱装置を実現できる。また、軸方向固定機構は単に回転工具をアーバー側に軸方向に保持するだけとなるため、コンパクトにすることができる。
前記着脱装置において、前記アーバーと回転工具のいずれか一方に、軸方向に延びる凸部を形成し、他方に軸方向に延び且つ前記凸部に係合する溝部を形成することによって、前記回転トルク伝達機構を構成し、
前記回転工具のシャンク部に形成された係合凹部と、前記アーバーの挿着穴内に内径方に突出可能に配置されて前記係合凹部に係合する係止部材とで、前記軸方向固定機構を構成すると、
アーバー側から回転工具側へ、回転トルクは、前記凸部と前記溝部との係合部分によって面接触での伝達がなされるため、大きな回転トルクが作用した場合にも、確実に且つ塑性変形することなく伝達することができる。また、回転工具はアーバーに対して、軸方向に、前記係止部材と係合凹部との係合により、係止されることになり、ここには回転トルクは作用することがないため、塑性変形するようなことはなく、且つコンパクトにできる。
前記回転工具のシャンク部に形成された係合凹部と、前記アーバーの挿着穴内に内径方に突出可能に配置されて前記係合凹部に係合する係止部材とで、前記軸方向固定機構を構成すると、
アーバー側から回転工具側へ、回転トルクは、前記凸部と前記溝部との係合部分によって面接触での伝達がなされるため、大きな回転トルクが作用した場合にも、確実に且つ塑性変形することなく伝達することができる。また、回転工具はアーバーに対して、軸方向に、前記係止部材と係合凹部との係合により、係止されることになり、ここには回転トルクは作用することがないため、塑性変形するようなことはなく、且つコンパクトにできる。
前記着脱装置において、前記回転トルク伝達機構として、前記シャンク部に軸方向に延びる溝部と、前記アーバーの挿着穴に前記溝部に面接触的に係合し且つ軸方向に延びる凸部とを有すると、加工が容易な好ましい着脱装置となる。
前記着脱装置において、前記溝部と前記係合凹部とがシャンク部の周方向において同じ位置に形成されるとともに、
前記アーバーの挿着穴の周方向において前記係止部材と前記凸部とが同じ位置であって、該凸部が軸方向の開口端方に形成され、その基端方に前記係止部材が配置されていると、構成的にシンプルな且つ加工工数が少ない着脱装置となる。かかる場合に、前記溝部と凸部を、スプライン溝とスプライン穴とで構成することができる。
前記アーバーの挿着穴の周方向において前記係止部材と前記凸部とが同じ位置であって、該凸部が軸方向の開口端方に形成され、その基端方に前記係止部材が配置されていると、構成的にシンプルな且つ加工工数が少ない着脱装置となる。かかる場合に、前記溝部と凸部を、スプライン溝とスプライン穴とで構成することができる。
前記着脱装置において、前記溝部が、前記係止部材を前記係合凹部へ通過させることができる大きさの溝で構成されていると、シャンク部をアーバーの挿着穴へ挿着するときに、円滑に挿着させることができる構成となる。
前記着脱装置において、前記軸方向固定機構の回転方向における遊隙が、前記回転トルク伝達機構の回転方向における遊隙より大きく構成されていると、ドリルとアーバーとの間に大きな回転トルクが作用しても、軸方向固定機構に該回転トルクが全く作用しない着脱装置を実現することができる。
前記発明にかかる着脱装置の回転工具であって、前記シャンク部の、周方向において前記係合凹部が形成されていない部位に、前記挿着穴に形成された凸部が面接触的に係合する溝部を、形成した構成とすると、好ましい。
前記発明にかかる着脱装置の回転工具であって、前記シャンク部の、周方向において前記係合凹部が形成されている部位に、前記アーバーの挿着穴に形成された凸部が面接触的に係合する前記溝部を、形成した構成とすると、合理的な構成となり、シャンク部の周面に非加工部分を残すことができる点で好ましい。
前記いずれの回転工具であっても、回転トルクを伝達する回転トルク伝達機構と軸方向の固定をする軸方向固定機構を独立して形成していることに起因して、該回転トルク伝達機構の回転トルクを伝達するべき接触面積を自在に(大きく)設定できるため、一時的に大きな回転トルクが作用するようなことがあっても、塑性変形するようなことを防止できる。
前記回転工具において、前記シャンク部の、溝部及び前記係合凹部が形成されていない周面部位の、基端から先端方に離間した位置に、ねじ止め用の係合面を形成すると、ねじ止め式のアーバーにも取着できる、もちろん前記ワンタッチ式及びツータッチ式のアーバーにも取着できる回転工具となる。その際、前記シャンク部の、周方向において前記係合凹部が形成されている部位に、前記溝部を形成した構成と組み合わせると、前記係合面をスペース的に容易に確保できる構成となる。
そして、かかる係合面を具備させることで、世界的に圧倒的なシェア(市場占有率)を占める「ねじ止め式」のアーバーにも、本発明にかかる回転工具を係着することができる。
そして、かかる係合面を具備させることで、世界的に圧倒的なシェア(市場占有率)を占める「ねじ止め式」のアーバーにも、本発明にかかる回転工具を係着することができる。
前記回転工具において、前記溝部の基端部が、周方向において幅拡になった側面視がテーパ状の形態を有するように構成されていると、アーバーへの装着に際して、該アーバーの挿着穴に対する周方向の位置決めがおこない易い回転工具となる。
前記回転工具において、前記溝部の先端が基端に対して、側面視において、切削時の回転方向において前側になるような、斜めに形成されていると、回転トルクが作用すると、回転工具がよりアーバーに近接する側への分力が作用する構成となる。このため、前記軸方向固定機構に作用する応力を軽減できる構成となる。
前記回転工具において、前記シャンク部が、略六角形以上の略偶数多角形柱状体に構成され、かかる略多角形柱状体の少なくとも1つの面に前記係合凹部が形成され、残りの少なくとも1つの面に、前記溝部が、さらに残りの1つの面に、前記ねじ止め用の係合面が形成されていると、シャンク部の加工がおこない易い形態の回転工具となる。
前記回転工具おいて、前記溝部を、回転工具の基端面に径方向に延びるように凹設した溝で構成することもできる。
前述のように構成された該回転工具の着脱装置と該回転工具によると、一時的に大きな回転トルクがドリル側とアーバー側との伝達部分に作用しても、前記塑性変形が生じ難い構成の着脱装置と回転工具を提供することができる。
以下、本発明を実施例に基づいてより具体的に説明する。この実施例では、回転工具としてコアドリルを例に挙げ、また着脱装置として、前記コアドリルを所謂ツータッチ式のアーバーに着脱自在に挿着できる着脱装置を例に挙げて説明する。
(実施例)
本着脱装置は、図1に示すアーバーAとかかるアーバーAの挿着穴2に取着される図3に示すシャンク部11を備えたコアドリル(以下、単にドリルという)Bとから構成されている。
図1,図2には、着脱装置の一部を構成する所謂ツータッチ式のアーバーAの構成を示す。
このアーバーAは、テーパ状に形成されている基端部(図1において右部)Auが図示しない回転駆動装置(例えば、「ボール盤」)の駆動軸に取着されるように、構成されている。
そして、該アーバーAの先端部(図1において左部)Abに、先端方(図1において左端方)に臨むように開口した挿着穴1を有する。図2に示す状態から、挿着穴1の内周面から外形方に後退可能に球状の係止部材2が、周方向の3箇所(図2参照)に均等に配置されている。
また、かかる挿着穴1の、前記係止部材2の1つとそれに隣接する他の係止部材2との周方向における中間の位置には、底面(断面)視が矩形形状をした凸部3(図2参照)が1つ内径方へ突出するように形成されている。この実施例では、前記凸部3は内周面に周方向において1つだけ形成されているが、複数形成されていてもよい。つまり、伝達する回転トルクの大きさ等に応じて、隣接する係止部材2間にそれぞれ1つづつ、あるいは複数個づつ形成されてもよい。
このアーバーAの外周部には、操作スリーブ4が、基端方から先端方にスプリング5で押圧され、軸方向(図1において左右方向)に所定寸法だけ移動自在(操作可能)に、配置されている。前記スプリング5の押圧力に起因して、前記操作スリーブ4が基端方に押圧される結果、該操作スリーブ4の基端部内周面に形成されている傾斜面4aとそれに続くストレート状のカム面4bを備えた押圧面によって、前記係止部材2は、内径方に押圧されるよう構成されている。
(実施例)
本着脱装置は、図1に示すアーバーAとかかるアーバーAの挿着穴2に取着される図3に示すシャンク部11を備えたコアドリル(以下、単にドリルという)Bとから構成されている。
図1,図2には、着脱装置の一部を構成する所謂ツータッチ式のアーバーAの構成を示す。
このアーバーAは、テーパ状に形成されている基端部(図1において右部)Auが図示しない回転駆動装置(例えば、「ボール盤」)の駆動軸に取着されるように、構成されている。
そして、該アーバーAの先端部(図1において左部)Abに、先端方(図1において左端方)に臨むように開口した挿着穴1を有する。図2に示す状態から、挿着穴1の内周面から外形方に後退可能に球状の係止部材2が、周方向の3箇所(図2参照)に均等に配置されている。
また、かかる挿着穴1の、前記係止部材2の1つとそれに隣接する他の係止部材2との周方向における中間の位置には、底面(断面)視が矩形形状をした凸部3(図2参照)が1つ内径方へ突出するように形成されている。この実施例では、前記凸部3は内周面に周方向において1つだけ形成されているが、複数形成されていてもよい。つまり、伝達する回転トルクの大きさ等に応じて、隣接する係止部材2間にそれぞれ1つづつ、あるいは複数個づつ形成されてもよい。
このアーバーAの外周部には、操作スリーブ4が、基端方から先端方にスプリング5で押圧され、軸方向(図1において左右方向)に所定寸法だけ移動自在(操作可能)に、配置されている。前記スプリング5の押圧力に起因して、前記操作スリーブ4が基端方に押圧される結果、該操作スリーブ4の基端部内周面に形成されている傾斜面4aとそれに続くストレート状のカム面4bを備えた押圧面によって、前記係止部材2は、内径方に押圧されるよう構成されている。
一方、前記アーバーAに着脱自在に取着されるドリルBは、図3に図示するように、基端部(図3において右端部)に前記挿着穴1内に挿着されるシャンク部11を備えるとともに、その先端方(図3において左方)に円筒状の胴部12を一体に有する。かかる胴部12の先端部(図3において左端部)には、複数の切刃13が周方向に適宜間隔をもって配設されることによって刃部14が形成されている。また、前記切刃13と切刃13との間に位置する胴部12の外周面には、該切刃13で切削した切削屑を基端方(図3において右方)に排出するためのギャレット17が凹設されている。かかるギャレット17は、先端部に比べて基端部が回転方向後方に位置するように、前記胴部12の外周面に傾斜するよう形成されている。
そして、かかるドリルBのシャンク部11は断面が円形に形成され、かかるシャンク部11の外周面には、前記アーバーAに配設された前記係止部材2に位置的に対応して、軸中心方で穴径が小さくなったテーパ穴状の係合凹部15が、3箇所周方向に均等に間隔をあけて形成されている。この実施例では、かかる係合凹部15と前記係止部材2とによって、ドリルBをアーバーAに軸方向に固定するための、「軸方向固定機構」が実現されている。つまり、アーバーAの挿着穴1からドリルBのシャンク部11が抜け落ちるのを防止する。なお、前記係合凹部15から基端にかけて、シャンク部11の挿着穴1内への挿入に際して、前記係止部材2が軸方向へ通過するための、通過凹部18が形成されている。かかる通過凹部18の形態としては、種々考えられ、例えば、図9に図示するように、外周面の一部を削って形成されるフラットな面であってもよい。
また、図3に図示するように、前記シャンク部11の、前記係合凹部15とそれに周方向において隣接する係合凹部15の周方向の中間の位置であって、該係合凹部15が形成されていない部位には、前記アーバーAの前記凸部3に位置的に対応して、該凸部3に対応した寸法と形態を有する矩形形状の溝断面を有する溝部16が、形成されている。かかる溝部16と、前記凸部3とによって、アーバーAからドリルB側に回転トルクを伝達する「回転トルク伝達機構」が実現されている。つまり、かかる回転トルク伝達機構が、ドリルBによって穿設加工をおこなう際に生じる回転トルクを、アーバーA側からドリルB側に伝達可能になっている。この実施例では、前記溝部16は前記凸部3に合わせて外周部に周方向に1つだけ形成されているが、該凸部3が複数ある場合にはこれに対応して溝部16も対応する数だけ対応する位置に形成される。
前記構成おいて、前記軸方向固定機構、つまり、前記係止部材2と係合凹部15との係合の、回転方向における遊隙(遊び)が、前記凸部3と溝部16との回転方向における遊隙(遊び)より、大きく構成しておくことが、切削時の回転トルクによる前記係止部材2やへ係合凹部15の塑性変形を回避するのに、より好ましい構成となる。
また、この実施例のように、前記回転トルク伝達機構の軸方向における遊隙よりも、前記軸方向固定機構の軸方向における遊隙の方が、小さくなるよう構成しておくことが、ドリタルBとアーバーA間の軸方向のガタつきを少なくするのに、より好ましい構成となる。
前記構成おいて、前記軸方向固定機構、つまり、前記係止部材2と係合凹部15との係合の、回転方向における遊隙(遊び)が、前記凸部3と溝部16との回転方向における遊隙(遊び)より、大きく構成しておくことが、切削時の回転トルクによる前記係止部材2やへ係合凹部15の塑性変形を回避するのに、より好ましい構成となる。
また、この実施例のように、前記回転トルク伝達機構の軸方向における遊隙よりも、前記軸方向固定機構の軸方向における遊隙の方が、小さくなるよう構成しておくことが、ドリタルBとアーバーA間の軸方向のガタつきを少なくするのに、より好ましい構成となる。
ところで、前記説明した実施例では、図3に図示するように、前記係止部材2とこれに対応する係合凹部15がそれぞれ周方向に対応して各3箇所設けられ、前記凸部3とこれに対応する溝部16が周方向において各1箇所対応して配置されている。しかし、これら係止部材2と係合凹部15の数、前記凸部3と溝部16の数は、伝達すべき回転トルクの大きさや脱落防止のために必要な応力に基づいて適宜決定すればよい。例えば、図10,図13に図示するように、前記係止部材2(図示せず)と係合凹部15を周方向の3箇所に、前記凸部3(図示せず)と溝部16を周方向に2箇所設けるように構成してもよく、あるいは、図14に図示するように、前記凸部3(図示せず)と溝部16を周方向に3箇所づつ設けるような構成であってもよい。なお、図10,図13,図14において、図3と同じ構成については、図3と同じ参照符号を付してその説明を省略する。
また、前記凸部3と溝部16の断面形状においても、前述した矩形状のものに限定されるものでなく、図15に図示するようにV字状の溝部16aであってもよく、あるいは図16に図示するように、切り欠き効果を低減させるべく角部分を曲面で形成した溝部16bであってもよい。また、前記構成とは逆に、溝部16aが前記挿着穴1の内周部に形成され、前記凸部3がシャンク部11の外周部に設けられていてもよい。
そして、この実施例にかかるドリルBの場合、シャンク11の周方向において、前記係合凹部15と溝部16が形成されていない周面の位置に、ねじ止め用の係合面22が形成されている。かかる係合面22は、前記した所謂ツータッチ式(あるいはワンタッチ式)の着脱装置において、アーバーAの挿着穴1にシャンク11を挿着する際には、不要な構成である。しかし、かかる係合面22は、世界的に最も多く用いられている「ねじ止め式」のアーバー(図示せず)にドリルBを取着する際に、アーバーの外周面から内方へ向けて螺着されているねじを締付けることによって、該ねじを前記係合面22に当接させて、ドリルBをアーバーAに固着することを可能にする。
本発明にかかるドリルB1の別の実施例(実施例2)として、図6に図示するように、ドリルB1のシャンク部11をアーバーAの挿着穴1への挿着に際して、係止部材2を通過させる通過凹部18と同じ位置に溝部16を形成してもよい。この実施例2の場合、溝部16が通過凹部18より溝深さが深く且つ溝幅が同じかそれ以下の場合には、溝部16のみ形成すれば、通過凹部18としても機能することになる。つまり、極めて合理的な構成となる。
そして、かかる実施例2の場合には、前記係合面22を形成するのに、十分なスペースを与えることになる点で、好ましい実施例となる。
その他の構成については、図3に示す実施例と同じであり、同じ構成については図3と同じ参照符号を付して説明を省略する。
かかる構成の場合には、加工工数が低減し、製造コストを低減できるとともに、且つシンプルな構成となる。
そして、かかる実施例2の場合には、前記係合面22を形成するのに、十分なスペースを与えることになる点で、好ましい実施例となる。
その他の構成については、図3に示す実施例と同じであり、同じ構成については図3と同じ参照符号を付して説明を省略する。
かかる構成の場合には、加工工数が低減し、製造コストを低減できるとともに、且つシンプルな構成となる。
また、本発明にかかるドリルB2の別の実施例(実施例3)として、図7に図示するように、溝部216の基端部216bが、先端部216tに比べて、周方向において幅拡になった、側面視がテーパ状の形態を有するような形態に構成することも、望ましい実施例となる。
かかるドリルB2の場合、アーバーAへドリルB2を装着する際、該アーバーAの挿着穴1に対する周方向の位置決めがおこない易いドリルB2となる。その他の構成については、図3に示す実施例と同じであり、図3に示す実施例と同じ構成又は対応する構成については、同じ又は対応する構成に付された参照符号に200を加えた符号を付して、説明を省略する。
かかるドリルB2の場合、アーバーAへドリルB2を装着する際、該アーバーAの挿着穴1に対する周方向の位置決めがおこない易いドリルB2となる。その他の構成については、図3に示す実施例と同じであり、図3に示す実施例と同じ構成又は対応する構成については、同じ又は対応する構成に付された参照符号に200を加えた符号を付して、説明を省略する。
また、本発明にかかるドリルB3の別の実施例(実施例4)として、図8に図示するように、溝部316の先端部316tが基端部316bに対して、側面視において、切削時の回転方向Rにおいて前側になった如く、斜めに形成されている。
かかるドリルBの場合、回転トルクが作用すると、ドリル(回転工具)B3がよりアーバーAに近接する側への分力が作用する構成となる。従って、回転トルクが作用するとよりドリルB3が脱落し難くなるような作用を奏する。その他の構成については、図3に示す実施例と同じであり、図3に示す実施例と同じ構成又は対応する構成については、同じ又は対応する構成に付された参照符号に300を加えた符号を付して、説明を省略する。
かかるドリルBの場合、回転トルクが作用すると、ドリル(回転工具)B3がよりアーバーAに近接する側への分力が作用する構成となる。従って、回転トルクが作用するとよりドリルB3が脱落し難くなるような作用を奏する。その他の構成については、図3に示す実施例と同じであり、図3に示す実施例と同じ構成又は対応する構成については、同じ又は対応する構成に付された参照符号に300を加えた符号を付して、説明を省略する。
また、本発明にかかるドリルB4の別の実施例(実施例5)として、図9に図示するように、シャンク部411が、略六角形以上の略偶数多角形柱状体(この実施例5では六角柱状体)に構成され、かかる略多角形柱状体の少なくとも1つの面に、前記係合凹部415が形成され、残りの少なくとも1つの面に、前記溝部416が、さらに残りの1つの面に、前記ねじ止め用の係合面422が、形成されてもよい。例えば、この実施例5の場合には、3つの面Faに前記係合凹部415が1つ飛びに形成され、残りの3つの面のうちの1つの面Fbに、前記ねじ止め用の係合面422が形成されており、さらに前記残りの3つの面のうちの残りの二つの面Fcに溝部416が形成されている。
かかるドリルB4の場合、シャンク部411の加工がおこない易い形態の回転工具となる。また、アーバーA側からドリルB4側に極めて大きな回転トルクを作用させることができる構成を実現することができる。
なお、かかる形態のドリルB4の場合には、図示しないアーバーの挿着穴も前記シャンク部411の外形に合致させて、略六角形以上の略偶数多角形柱状穴に形成しておく必要があることは言うまでもない。
その他の構成については、図3に示す実施例と同じであり、図3に示す実施例と同じ構成又は対応する構成については、同じ又は対応する構成に付された参照符号に400を加えた符号を付して、説明を省略する。
かかるドリルB4の場合、シャンク部411の加工がおこない易い形態の回転工具となる。また、アーバーA側からドリルB4側に極めて大きな回転トルクを作用させることができる構成を実現することができる。
なお、かかる形態のドリルB4の場合には、図示しないアーバーの挿着穴も前記シャンク部411の外形に合致させて、略六角形以上の略偶数多角形柱状穴に形成しておく必要があることは言うまでもない。
その他の構成については、図3に示す実施例と同じであり、図3に示す実施例と同じ構成又は対応する構成については、同じ又は対応する構成に付された参照符号に400を加えた符号を付して、説明を省略する。
また、本発明にかかるドリルB5の別の実施例(実施例6)として、図11に図示するように、前記通過凹部518をシャンク部511の基端部を断面円形に縮径(小径)することによって、構成してもよい。
かかるドリルB5の場合、シャンク部511の加工がおこない易い形態の回転工具となる。その他の構成については、図3に示す実施例と同じであり、図3に示す実施例と同じ構成又は対応する構成については、同じ又は対応する構成に付された参照符号に500を加えた符号を付して、説明を省略する。
かかるドリルB5の場合、シャンク部511の加工がおこない易い形態の回転工具となる。その他の構成については、図3に示す実施例と同じであり、図3に示す実施例と同じ構成又は対応する構成については、同じ又は対応する構成に付された参照符号に500を加えた符号を付して、説明を省略する。
また、本発明にかかるドリルB6の別の実施例(実施例7)として、図12に図示するように、前記溝部616をシャンク部611の基端面に凹設することによって、構成してもよい。かかる場合、図示しないが、アーバーの挿着穴に形成された凸部も該溝部616の形態に合わせて、挿着穴の直径方向に形成する必要があることは言うまでもない。
かかるドリルB6の場合、溝部616の加工がおこない易い形態のドリル(回転工具)B6となる。その他の構成については、図3に示す実施例と同じであり、図3に示す実施例と同じ構成又は対応する構成については、同じ又は対応する構成に付された参照符号に600を加えた符号を付して、説明を省略する。
かかるドリルB6の場合、溝部616の加工がおこない易い形態のドリル(回転工具)B6となる。その他の構成については、図3に示す実施例と同じであり、図3に示す実施例と同じ構成又は対応する構成については、同じ又は対応する構成に付された参照符号に600を加えた符号を付して、説明を省略する。
前述のように構成された本実施例にかかる回転工具(ドリルB〜B6)とこれを挿着するアーバーAからなる着脱装置によれば、例えば、図1〜図3に図示する形態のアーバーAとドリルBとを例に挙げて説明すると、図4に図示するように、ドリルBをアーバーAの挿着穴1内に、周方向において前記通過凹部18が前記係止部材2と一致するような状態で、且つ前記操作スリーブ4を引き上げた状態(図1において右方に移動させた状態)で、挿入することによって、図4,図5に図示するように、該ドリルBとアーバーAの軸方向の固定は、前記軸方向固定機構によっておこなわれ、切削に必要な回転トルクの伝達に関しては、前記回転トルク伝達機構によっておこなわれる。
このため、穿設加工において一時的に大きな回転トルクが作用するようなことが生じても、アーバー側から被取着物側に回転トルクを伝達する部分で塑性変形が生じることはない。特に、前記回転トルク伝達機構が、前記実施例のように、矩形状の凸部3と矩形状の穴断面を有する溝部16間による面接触によりおこなわれるため、一時的に大きな且つ衝撃的な回転トルクが作用しても、塑性変形をおこすことはない。
このため、穿設加工において一時的に大きな回転トルクが作用するようなことが生じても、アーバー側から被取着物側に回転トルクを伝達する部分で塑性変形が生じることはない。特に、前記回転トルク伝達機構が、前記実施例のように、矩形状の凸部3と矩形状の穴断面を有する溝部16間による面接触によりおこなわれるため、一時的に大きな且つ衝撃的な回転トルクが作用しても、塑性変形をおこすことはない。
また、従来の着脱装置に比べて、前記係止部材2とこれに対応する係合凹部15には軸方向の固定に必要な応力しか作用せず、従って、該応力が大幅に小さくなるため、これらをコンパクトに、つまり、寸法的に小さいものにすることができるため、具体的には、前記球状の係止部材2の径を小さくできるため、アーバーAの外径を小さくすることが可能となる。また、前記シャンク部11の外径も小さくすることが可能となる。
前記作用効果について、図1〜図3に図示するアーバーAとドリルBとを例に挙げて説明したが、図5〜図16及び後述する図17,図18に図示する他の形態のアーバーとドリルからなる着脱装置も、基本的に前述した同じ作用効果を奏する。
前記実施例では、前記回転トルク伝達機構の凸部3をアーバー側に設け、溝部16をドリル(回転工具)側に設けたが、この構成とは逆に、図示しないが、凸部をドリル(回転工具)側に、溝部をアーバー側に設けても良いことは言うまでもない。
なお、前記ドリルBをアーバーAから取り外す際には、前記操作スリーブ4を上方に引き上げると、ドリルBが上下方向になっている場合には、該ドリルBは自重によって、アーバーAから外れることになる。
ところで、本発明は、図17に図示するように、前記アーバーA7の挿着穴1内にドリルB7のシャンク部711が挿着される前の状態では、図17(b)に図示するように、前記係止部材702が挿着穴1の内周面から内方に突出し、挿着時に操作スリーブ704を基端方に移動させて該係止部材702を外径方に後退自在にした状態において、シャンク部711を挿着するような形態の着脱装置についても、本願発明は適用できることは言うまでもない。
かかる構成の着脱装置の場合には、アーバーA7の操作スリーブ704を操作して、シャンク部711を挿着穴701内に挿着し、前記操作スリーブ704の操作を止めると、該操作スリーブ704は先端方に押圧するスプリング5の押圧力に起因して、先端方に移動して、係止部材702を操作スリーブ704の内面のテーパ面が内径方に押圧して、該係止部材702がシャンク部711の係合凹部715に係合して、ドリルB7がアーバーA7に対して軸方向に固定される。
また、前記シャンク部711の基端面に径方向を向くように形成されている溝部16は、アーバーA7の挿着穴701内に径方向に形成された凸部3に係合して、ドリルB7がアーバーA7に対して回転方向に固定される。
なお、図17において、図1〜図16と同じ又は対応する構成については、同じ又は対応する構成に付された参照符号に700を加えた符号を付して、重複する説明を省略する。なお、図17において、符号「720」は穿設に際して位置決めをするためのセンタードリル、符号「721」は切削液の供給穴である。
かかる構成の着脱装置の場合には、アーバーA7の操作スリーブ704を操作して、シャンク部711を挿着穴701内に挿着し、前記操作スリーブ704の操作を止めると、該操作スリーブ704は先端方に押圧するスプリング5の押圧力に起因して、先端方に移動して、係止部材702を操作スリーブ704の内面のテーパ面が内径方に押圧して、該係止部材702がシャンク部711の係合凹部715に係合して、ドリルB7がアーバーA7に対して軸方向に固定される。
また、前記シャンク部711の基端面に径方向を向くように形成されている溝部16は、アーバーA7の挿着穴701内に径方向に形成された凸部3に係合して、ドリルB7がアーバーA7に対して回転方向に固定される。
なお、図17において、図1〜図16と同じ又は対応する構成については、同じ又は対応する構成に付された参照符号に700を加えた符号を付して、重複する説明を省略する。なお、図17において、符号「720」は穿設に際して位置決めをするためのセンタードリル、符号「721」は切削液の供給穴である。
また、前記した実施例では、所謂ツータッチ式の着脱装置を例に挙げて説明したが、本発明は所謂ワンタッチ式の着脱装置に適用できることは言うまでもない。つまり、
前記した実施例では、前記アーバーAの挿着穴1内にシャンク部11が挿着される前の状態においても、図2に図示するように、前記係止部材2が挿着穴1の内周面から内方に突出した状態となっている形態のアーバーとシャンク部を備えた着脱装置について説明したが、図18に図示するように、前記アーバーA8の挿着穴801内にシャンク部811が挿着される前の状態では、図18(b)に図示するように、前記係止部材802が挿着穴801の内周面から内方に突出していない形態の着脱装置についても、本願発明は適用できることは言うまでもない。
かかる構成の着脱装置の場合には、アーバーA8の操作スリーブ804を操作することなく、単にドリルB8のシャンク部811を挿着穴801内に挿着するだけで、該挿着の際に前記係止部材802が内径方に突出してドリルB8の係合凹部815に係合して軸方向に固定される。
なお、図18において、図1〜図16と同じ又は対応する構成については、同じ又は対応する構成に付された参照符号に800を加えた符号を付して、重複する説明を省略する。なお、図18に示すドリルB8は、ダイヤモンド粒からなる切削刃814を胴部812の先端部に有する、ダイヤモンドコアドリルである。
前記した実施例では、前記アーバーAの挿着穴1内にシャンク部11が挿着される前の状態においても、図2に図示するように、前記係止部材2が挿着穴1の内周面から内方に突出した状態となっている形態のアーバーとシャンク部を備えた着脱装置について説明したが、図18に図示するように、前記アーバーA8の挿着穴801内にシャンク部811が挿着される前の状態では、図18(b)に図示するように、前記係止部材802が挿着穴801の内周面から内方に突出していない形態の着脱装置についても、本願発明は適用できることは言うまでもない。
かかる構成の着脱装置の場合には、アーバーA8の操作スリーブ804を操作することなく、単にドリルB8のシャンク部811を挿着穴801内に挿着するだけで、該挿着の際に前記係止部材802が内径方に突出してドリルB8の係合凹部815に係合して軸方向に固定される。
なお、図18において、図1〜図16と同じ又は対応する構成については、同じ又は対応する構成に付された参照符号に800を加えた符号を付して、重複する説明を省略する。なお、図18に示すドリルB8は、ダイヤモンド粒からなる切削刃814を胴部812の先端部に有する、ダイヤモンドコアドリルである。
また、本発明は、前記実施例に限定されるものでなく、本発明の技術的思想に基づく範囲において種々の形態で実施することが可能となることは言うまでもない。
本発明にかかる回転工具の着脱装置と該回転工具は、種々の工作機械等の回転工具として又その着脱装置等として利用することができる。
A,A7,A8…アーバー
B〜B8…ドリル(回転工具)
1…挿着穴
2…係止部材(軸方向固定機構を構成する1つの要素)
3…凸部(回転トルク伝達機構を構成する1つの要素)
11…シャンク部
15…係合凹部(軸方向固定機構を構成する1つの要素)
16…溝部(回転トルク伝達機構を構成する1つの要素)
18…通過凹部
22…係合面
B〜B8…ドリル(回転工具)
1…挿着穴
2…係止部材(軸方向固定機構を構成する1つの要素)
3…凸部(回転トルク伝達機構を構成する1つの要素)
11…シャンク部
15…係合凹部(軸方向固定機構を構成する1つの要素)
16…溝部(回転トルク伝達機構を構成する1つの要素)
18…通過凹部
22…係合面
Claims (11)
- 回転工具の上端部に形成されるシャンク部が、先端方に臨むように開口し且つ駆動軸側に取着されたアーバーの挿着穴に、穿設加工に際して回転トルクの伝達と軸方向の固定が可能に、挿着されるよう構成された、回転工具とアーバーとの着脱装置であって、
前記回転工具のシャンク部と前記アーバーの挿着穴間に、回転トルクを伝達する回転トルク伝達機構と軸方向の固定をする軸方向固定機構とを各々独立して形成したことを特徴とする着脱装置。 - 前記アーバーと回転工具のいずれか一方に、軸方向に延びる凸部を形成し、他方に軸方向に延び且つ前記凸部に係合する溝部を形成することによって、前記回転トルク伝達機構を構成し、
前記回転工具のシャンク部に形成された係合凹部と、前記アーバーの挿着穴内に内径方に突出可能に配置されて前記係合凹部に係合する係止部材とで、前記軸方向固定機構を構成したことを特徴とする請求項1記載の着脱装置。 - 前記回転トルク伝達機構として、前記シャンク部に軸方向に延びる溝部と、前記アーバーの挿着穴に前記溝部に面接触的に係合し且つ軸方向に延びる凸部とを有することを特徴とする請求項2記載の着脱装置。
- 前記溝部と前記係合凹部とがシャンク部の周方向において同じ位置に形成されるとともに、
前記アーバーの挿着穴の周方向において前記係止部材と前記凸部とが同じ位置であって、該凸部が軸方向の開口端方に形成され、その基端方に前記係止部材が配置されていることを特徴とする請求項3記載の着脱装置。 - 前記溝部が、前記係止部材を軸方向に通過させることができる大きさの溝で構成されていることを特徴とする請求項4記載の着脱装置。
- 前記軸方向固定機構の回転方向における遊隙が、前記回転トルク伝達機構の回転方向における遊隙より大きく構成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1の項に記載の着脱装置。
- 前記請求項3に記載の着脱装置の回転工具であって、
前記シャンク部の、周方向において前記係合凹部が形成されていない部位に、前記アーバーの挿着穴に形成された凸部が面接触的に係合する溝部を、形成したことを特徴とする回転工具。 - 前記請求項3に記載の着脱装置の回転工具であって、
前記シャンク部の、周方向において前記係合凹部が形成されている部位に、前記挿着穴に形成された凸部が面接触的に係合する前記溝部を、形成したことを特徴とする回転工具。 - 前記請求項3に記載の着脱装置の回転工具であって、
前記シャンク部の、溝部及び前記係合凹部が形成されていない周面部位の、基端から先端方に離間した位置に、ねじ止め用の係合面を形成したことを特徴とする回転工具。 - 前記溝部の基端部が、周方向において幅拡になった側面視がテーパ状の形態を有するように構成されていることを特徴とする請求項7〜9のいずれか1の項に記載の回転工具。
- 前記溝部の先端が基端に対して、側面視において、切削時の回転方向において前側になった、斜めに形成されていることを特徴とする請求項7〜9のいずれか1の項に記載の回転工具。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010030196 | 2010-02-15 | ||
JP2010030196 | 2010-02-15 | ||
PCT/JP2010/006294 WO2011099100A1 (ja) | 2010-02-15 | 2010-10-25 | 回転工具の着脱装置と該回転工具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2011099100A1 true JPWO2011099100A1 (ja) | 2013-06-13 |
Family
ID=44367414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011532427A Pending JPWO2011099100A1 (ja) | 2010-02-15 | 2010-10-25 | 回転工具の着脱装置と該回転工具 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP2537611A4 (ja) |
JP (1) | JPWO2011099100A1 (ja) |
KR (1) | KR20120112512A (ja) |
CN (1) | CN102665980A (ja) |
TW (1) | TWI395625B (ja) |
WO (1) | WO2011099100A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102014218585A1 (de) * | 2014-09-16 | 2016-03-17 | Robert Bosch Gmbh | Bohrwerkzeug |
CN107009162A (zh) * | 2017-06-16 | 2017-08-04 | 东莞市银辰精密光电股份有限公司 | 一种弹性铍铜精定位结构 |
JP7195967B2 (ja) * | 2019-02-18 | 2022-12-26 | 日東工器株式会社 | 動力工具 |
EP3834968A1 (de) * | 2019-12-11 | 2021-06-16 | Hilti Aktiengesellschaft | Vorrichtung zur drehmomentübertragung von einem bohrgerät auf eine bohrkrone |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5261666A (en) * | 1975-11-14 | 1977-05-21 | Bosch Gmbh Robert | Torque transmission gear |
JPS55175010U (ja) * | 1979-02-02 | 1980-12-15 | ||
JPS5791508U (ja) * | 1980-11-25 | 1982-06-05 | ||
JPS5866638A (ja) * | 1981-07-24 | 1983-04-20 | デユロフアツク・カルトロ・アクチセルスカベツト | 工具軸 |
JPH03505996A (ja) * | 1988-07-22 | 1991-12-26 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 手持ち式工作機械においてトルクを伝達するための装置 |
JPH05253863A (ja) * | 1991-12-18 | 1993-10-05 | Hilti Ag | 携帯工具装置用の工具および工具ホルダ |
JPH06170622A (ja) * | 1992-03-30 | 1994-06-21 | Plica Werkzeugfabrik Ag | トルク伝達装置 |
JPH06510710A (ja) * | 1991-09-26 | 1994-12-01 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 手持ち工作機械における装置 |
JPH07185916A (ja) * | 1993-12-09 | 1995-07-25 | Hilti Ag | 手持ち工具装置に用いられる工具および工具ホルダ |
JPH09216107A (ja) * | 1996-02-13 | 1997-08-19 | Hiroshi Hojo | ツールの支持装置 |
Family Cites Families (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3976387A (en) * | 1975-06-02 | 1976-08-24 | Segal F | Hole saw drill and arbor assembly |
JPH0651245B2 (ja) * | 1985-09-26 | 1994-07-06 | 株式会社ミヤナガ | 切屑破断式穿孔装置 |
DE3634018A1 (de) * | 1986-10-06 | 1988-04-14 | Siemens Ag | Werkzeugwechselsystem fuer einen industrieroboter |
DE4222743A1 (de) * | 1992-07-10 | 1994-01-13 | Hilti Ag | Werkzeug und Werkzeugaufnahme für Handwerkzeuggeräte |
DE4242452A1 (de) * | 1992-07-15 | 1994-01-20 | Hilti Ag | Werkzeug und Werkzeugaufnahme für Handwerkzeuggeräte |
AU670373B2 (en) * | 1993-06-30 | 1996-07-11 | Nitto Kohki Co., Ltd. | Annular cutter connecting apparatus and annular cutter |
JP2500937Y2 (ja) * | 1993-07-14 | 1996-06-12 | 日本コムシス株式会社 | バイブレ―ションプレ―ト |
JP2607436Y2 (ja) * | 1993-12-28 | 2001-09-04 | 兼房株式会社 | ワンタッチ形工具ホルダ |
DE4402802C2 (de) * | 1994-01-31 | 2003-01-30 | Hilti Ag | Werkzeug und Werkzeugaufnahme für Handwerkzeuggeräte |
JP3001659U (ja) * | 1994-03-03 | 1994-09-06 | 相藤精機株式会社 | 棒状部材、棒状部材着脱用治具、および連結装置 |
JPH0847805A (ja) * | 1994-08-02 | 1996-02-20 | Honda Motor Co Ltd | 工具取付構造 |
DK9400350U3 (da) * | 1994-09-13 | 1995-12-13 | American Tool Comp Inc | Boreopsætning for hammermaskiner |
JP2756237B2 (ja) * | 1995-04-28 | 1998-05-25 | 株式会社ミヤナガ | コアドリルのシャンク取着構造 |
JPH09239668A (ja) * | 1996-03-08 | 1997-09-16 | Umehara Brush Seisakusho:Kk | 工業用研磨ブラシのチャックへの取付構造 |
US6250856B1 (en) | 1997-02-28 | 2001-06-26 | Kabushiki Kaisha Miyanaga | Quick attachment structure for drill shank |
EP1607160B1 (en) * | 1999-10-19 | 2008-09-10 | Kabushiki Kaisha Miyanaga | A cutter for use with a quick exchange chuck |
DE102004030430A1 (de) * | 2004-06-24 | 2006-01-12 | Hilti Ag | Werkzeug mit Einsteckende |
WO2008056399A1 (fr) * | 2006-11-06 | 2008-05-15 | Kabushiki Kaisha Miyanaga | Dispositif de montage de tige |
CN101530928A (zh) * | 2008-03-14 | 2009-09-16 | 上海典智贸易有限公司 | 一种夹头结构 |
-
2010
- 2010-10-25 EP EP10845705.2A patent/EP2537611A4/en not_active Withdrawn
- 2010-10-25 WO PCT/JP2010/006294 patent/WO2011099100A1/ja active Application Filing
- 2010-10-25 JP JP2011532427A patent/JPWO2011099100A1/ja active Pending
- 2010-10-25 KR KR1020127017386A patent/KR20120112512A/ko not_active Application Discontinuation
- 2010-10-25 CN CN2010800522001A patent/CN102665980A/zh active Pending
- 2010-10-28 TW TW099136887A patent/TWI395625B/zh not_active IP Right Cessation
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5261666A (en) * | 1975-11-14 | 1977-05-21 | Bosch Gmbh Robert | Torque transmission gear |
JPS55175010U (ja) * | 1979-02-02 | 1980-12-15 | ||
JPS5791508U (ja) * | 1980-11-25 | 1982-06-05 | ||
JPS5866638A (ja) * | 1981-07-24 | 1983-04-20 | デユロフアツク・カルトロ・アクチセルスカベツト | 工具軸 |
JPH03505996A (ja) * | 1988-07-22 | 1991-12-26 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 手持ち式工作機械においてトルクを伝達するための装置 |
JPH06510710A (ja) * | 1991-09-26 | 1994-12-01 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 手持ち工作機械における装置 |
JPH05253863A (ja) * | 1991-12-18 | 1993-10-05 | Hilti Ag | 携帯工具装置用の工具および工具ホルダ |
JPH06170622A (ja) * | 1992-03-30 | 1994-06-21 | Plica Werkzeugfabrik Ag | トルク伝達装置 |
JPH07185916A (ja) * | 1993-12-09 | 1995-07-25 | Hilti Ag | 手持ち工具装置に用いられる工具および工具ホルダ |
JPH09216107A (ja) * | 1996-02-13 | 1997-08-19 | Hiroshi Hojo | ツールの支持装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP2537611A4 (en) | 2014-07-09 |
KR20120112512A (ko) | 2012-10-11 |
EP2537611A1 (en) | 2012-12-26 |
WO2011099100A1 (ja) | 2011-08-18 |
TWI395625B (zh) | 2013-05-11 |
CN102665980A (zh) | 2012-09-12 |
TW201127523A (en) | 2011-08-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5808810B2 (ja) | 独立した調心部およびトルク伝達部を有するt溝フライス | |
EP3117940B1 (en) | Assembly-type cutting tool | |
JP2016502937A (ja) | 交換可能な切断部を備えたドリル工具 | |
CA2875078C (en) | Coupling device and cutting tool | |
KR20150092309A (ko) | 드릴 비트를 위한 커팅부 | |
JP2007038362A (ja) | 切削工具 | |
US20090269155A1 (en) | Alignment Structure for a Wood Flat Drill Bit | |
WO2011099100A1 (ja) | 回転工具の着脱装置と該回転工具 | |
US9500038B2 (en) | Auger bit with replaceable cutting bit | |
US20130127123A1 (en) | Rotation tool installation and removal device and said rotation tool | |
US7980794B2 (en) | Ring with cutting edge (ring-shaped chamfer tool) | |
KR20110128694A (ko) | 드릴 비트 | |
JP5790566B2 (ja) | 切削ヘッドの締結機構及びこれを用いたヘッド交換式切削工具 | |
JP2006043868A (ja) | ドリル用面取り工具 | |
KR20130017970A (ko) | 절삭헤드가 분리가능한 드릴공구 | |
JP5845816B2 (ja) | 先端部交換式切削工具 | |
JP2007181891A (ja) | 刃具交換式回転工具、その刃具交換式回転工具に用いられる交換刃具およびホルダー | |
JP2008279682A (ja) | 錐 | |
WO2015064204A1 (ja) | 主軸機構 | |
JP4287723B2 (ja) | 工具連結構造及び工具装着部材 | |
JP2010274342A (ja) | 切削工具 | |
JP2006082194A (ja) | スローアウェイ式ドリル | |
JP2003071622A (ja) | スローアウェイ式ドリル | |
JP2004345081A (ja) | 回転式切削工具 | |
JP2003291012A (ja) | スローアウェイ式ドリル |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130627 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140603 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20141104 |