JPWO2011049181A1 - マスター装置、マップテーブル更新方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

マスター装置、マップテーブル更新方法、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

本発明に係るマスター装置における制御部(20)は、マスター装置をルートデバイスとするネットワーク上の機器であるプレーヤー装置(200)から論理アドレスおよび物理アドレスを取得したときに、それらを関連付けてマップテーブルに登録するアドレス取得部(21)と、取得した物理アドレスに一致する物理アドレスが既にマップテーブルに存在する場合、一致した物理アドレスに関連付けられている論理アドレスを有する機器がネットワーク上に存在するか否かを確認する確認コマンドを発行するコマンド発行部(23)と、その機器がネットワーク上に存在しない場合、一致した物理アドレスをマップテーブルから消去するアドレステーブル変更手段(24)とを備えている。

Description

本発明は、自装置をルートデバイスとしたネットワークに接続されている他の機器を制御可能なマスター装置に関する。
近年、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)端子を標準搭載するテレビおよびAV機器が広く普及し、テレビとAV機器とをHDMIケーブルにより接続することが一般的となってきている。
HDMIを用いると、一本のケーブルで映像と音声を伝送することができる。また、HDMI規格において定められているCEC(Consumer Electronics Control)コマンドにより、様々な機器間の連携が行えるようになる。CECコマンドによる機器間の連携を行うために、HDMIケーブルにより接続された各機器には、その機器の種別を示すことによりその機器を指定する論理アドレスと、HDMIケーブルにより接続された機器により構成されるHDMIネットワーク上における所在を示すことにより機器を指定する物理アドレスとが割り振られている。
しかし、HDMIネットワークのルートデバイスとして機能する機器は、自装置がルートデバイスとして機能するHDMIネットワーク上から機器が取り外されたことを認識することができない。そのため、既に取り外されている機器に対してCECコマンドを送信してしまうなどの問題が生じる。
このような問題を解決する方法としては、例えば特許文献1に開示されている方法がある。特許文献1では、テレビが接続された各機器に対しCECコマンドとして<Polling Message>を定期的に送信することにより、一定期間毎に自装置をルートデバイスとするネットワーク上の機器を認識する技術が開示されている。
日本国公開特許公報「特開2009−194753号公報(2009年8月27日公開)」
しかし、特許文献1に記載の技術では、テレビがHDMIネットワーク上の機器の認識をしている間は、HDMIネットワークを構成する各機器間でCECコマンドを送受信することができない。また、テレビは、接続されている機器の種類または位置に変更があるかどうかにかかわらず、一定時間ごとに、自装置をルートデバイスとするHDMIネットワーク上の機器を認識する必要がある。そのため、特許文献1に記載の技術では、テレビにおけるHDMIネットワーク上の機器を認識のための負荷が大きくなるという問題を有している。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、その主たる目的は、一定時間毎にネットワーク上のスレーブ装置を認識する場合と比較して、ネットワーク上のスレーブ装置を認識する際の負荷を軽減したマスター装置を提供することにある。
本発明に係るマスター装置は、上記課題を解決するために、
スレーブ装置に接続され、当該スレーブ装置と共にネットワークを構成するマスター装置であって、
上記ネットワークに新たなスレーブ装置が接続されたときに、上記新たなスレーブ装置から通知される、上記新たなスレーブ装置を種別により他のスレーブ装置と識別するための第1のアドレスと、上記新たなスレーブ装置を上記ネットワーク上の位置により他のスレーブ装置と識別するための第2のアドレスとを関連付けてマップテーブルに登録する登録手段と、
上記新たなスレーブ装置から通知された上記第2のアドレスに一致する第2のアドレスが上記マップテーブルに既に登録されている場合、既に登録されている第2のアドレスに関連付けられている第1のアドレスを有する対象スレーブ装置が、上記ネットワーク上に存在するか否かを確認する確認コマンドを発行する発行手段と、
上記対象スレーブ装置が上記ネットワーク上に存在しない場合、上記マップテーブルにおいて当該対象スレーブ装置を指定する第2のアドレスを当該マップテーブルから消去する消去手段と、
を備えていることを特徴としている。
本発明に係るマスター装置では、自装置に接続したことを検知したときにスレーブ装置から通知される第1のアドレスおよび第2のアドレスを互いに関連付けてマップテーブルに登録すると共に、通知された第2のアドレスに一致するアドレスが、マップテーブルに既に登録されている場合、一致した第2のアドレスに関連付けられている第1のアドレスを有する対象スレーブ装置がネットワーク上に存在するか否かを確認する。そして、対象スレーブ装置がネットワーク上に存在しない場合、マップテーブルにおいて対象スレーブ装置を指定する第2のアドレスを消去する。
これによって、本発明に係るマスター装置では、新たなスレーブ装置からの第1のアドレスおよび第2のアドレスの通知をトリガとして、自装置および自装置に接続されたスレーブ装置とにより構成されるネットワーク上に存在するスレーブ装置を認識することができる。すなわち、マスター装置は、既にネットワーク上に存在しないスレーブ装置があるか否かを確認することができる。
このように、本発明に係るマスター装置では、新たなスレーブ装置からの第1のアドレスおよび第2のアドレスの通知をトリガとしてネットワーク上のスレーブ装置の存在を確認するため、ネットワーク上のスレーブ装置に変化がない場合にスレーブ装置の存在を確認することを避けることができる。
したがって、本発明に係るマスター装置では、一定時間毎にネットワーク上のスレーブ装置を認識する場合と比較して、ネットワーク上のスレーブ装置を認識する際にマスター装置に生じる負荷を軽減することができる効果を奏する。
本発明に係るマップテーブル更新方法は、上記課題を解決するために、
スレーブ装置に接続され、当該スレーブ装置と共にネットワークを構成するマスター装置におけるマップテーブル更新方法であって、
上記ネットワークに新たなスレーブ装置が接続されたときに、上記新たなスレーブ装置から通知される、上記新たなスレーブ装置を種別により他のスレーブ装置と識別するための第1のアドレスと、上記新たなスレーブ装置を上記ネットワーク上の位置により他のスレーブ装置と識別するための第2のアドレスとを関連付けてマップテーブルに登録する登録ステップと、
上記新たなスレーブ装置から通知された上記第2のアドレスに一致する第2のアドレスが上記マップテーブルに既に登録されている場合、既に登録されている第2のアドレスに関連付けられている第1のアドレスを有する対象スレーブ装置が、上記ネットワーク上に存在するか否かを確認する確認コマンドを発行する発行ステップと、
上記対象スレーブ装置が上記ネットワーク上に存在しない場合、上記マップテーブルにおいて当該対象スレーブ装置を指定する第2のアドレスを当該マップテーブルから消去する消去ステップと、
を含むことを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明に係るマスター装置と同様の作用効果を奏する。
本発明の他の目的、特徴、および優れた点は、以下に示す記載によって十分分かるであろう。また、本発明の利点は、添付図面を参照した次の説明で明白になるであろう。
本発明に係るマスター装置では、自装置に接続したことを検知したときにスレーブ装置から通知される第1のアドレスおよび第2のアドレスを互いに関連付けてマップテーブルに登録すると共に、通知された第2のアドレスに一致するアドレスが、マップテーブルに既に記録されている場合、一致した第2のアドレスに関連付けられている第1のアドレスを有する対象スレーブ装置がネットワーク上に存在するか否かを確認する。そして、対象スレーブ装置がネットワーク上に存在しない場合、マップテーブルにおいて対象スレーブ装置を指定する第2のアドレスを消去する。
このように、本発明に係るマスター装置では、スレーブ装置からの第1のアドレスおよび第2のアドレスの通知をトリガとしてネットワーク上のスレーブ装置の存在を確認するため、ネットワーク上のスレーブ装置に変化がない場合にスレーブ装置の存在を確認することを避けることができる。これによって、本発明に係るマスター装置では、一定時間毎にネットワーク上のスレーブ装置を認識する場合と比較して、マスター装置に生じる負荷を軽減することができる効果を奏する。
本実施形態に係るTVにおける制御部の要部構成を示すブロック図である。 本実施形態に係るTVの要部構成を示すブロック図である。 本実施形態に係るTVとそれに接続されている機器との接続状態の変遷を示す図であり、(a)はTVにレコーダ装置が接続されている状態を示し、(b)はTVからレコーダ装置を外した状態を示し、(c)はTVにプレーヤー装置を新たに接続した状態を示している。 本実施形態に係るTVに接続された機器に割り当てられる物理アドレスを示す図であり、(a)は図3の(a)に示す状態のときの物理アドレスの割り当てを示し、(b)は図3の(b)に示す状態のときの物理アドレスの割り当てを示し、(c)は図3の(c)に示す状態のときの物理アドレスに割り当てを示している。 本実施形態に係るTVにおいて記録されているアドレステーブルの一例を示す図である。 本実施形態に係るTVに対してプレーヤー装置が接続されたときのアドレステーブル更新処理を示すシーケンス図である。 本実施形態に係るTVにおける<Ping>コマンドの発行処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係るTVにおけるアドレステーブルの更新処理を示すフローチャートである。
本発明に係るマスター装置の一実施形態を図1〜図7を参照して説明する。本実施形態では、マスター装置とスレーブ装置とがHDMIネットワークを介して接続されている場合を例に挙げて説明する。また、本実施形態では、マスター装置がテレビジョン受像機(以下、TVと称する)であり、スレーブ装置がプレーヤー装置である場合を例に挙げて説明する。もちろん、マスター装置は、TVに限定されるものではなく、例えば、コンテンツ受信機能を備えるパーソナルコンピュータ(パソコン)、携帯端末装置、携帯電話、オーディオ機器であってもよい。なお、本実施形態に係るマスター装置とは、HDMIネットワークにおいてルートデバイスとして機能する装置を意味するものである。
まず、本実施形態に係るTVの要部構成について、図2を参照しつつ以下に説明する。図1は、TV100の要部構成を示すブロック図である。なお、図2においてプレーヤー装置200は、TV100を構成する部材ではないが、本発明の理解を容易にするために便宜上、図1に図示している。
(HDMIの概要)
ここで、TV100の構成の説明に先立って、TV100とプレーヤー装置200とを接続しているHDMIの概要について説明する。
図2に示すように、TV100とプレーヤー装置200とは、HDMIケーブルを介して接続されている。HDMIケーブルは、複数のラインから構成され、コンテンツ(映像・音声信号)を送信するストリームラインと、CEC(Consumer Electronics Control)コマンドを送信するCECラインとを備えている。
CECコマンドは、HDMIにおいて規格化されているCECプロトコルに基づくコマンド(制御信号)である。CECでは、HDMI接続された各機器の論理アドレス(機器の種別)および物理アドレス(機器の位置)が取得されるため、この論理アドレスおよび物理アドレスを指定する情報をCECコマンド内に格納することにより、所望の機器にCECコマンドを送信することができる。
論理アドレスは、HDMI−CECにおいて0〜15まで扱えるようになっており、HDMIネットワーク内においては唯一名である(ただし、論理アドレス15を除く)。論理アドレスは、上述したように、接続される機器の種類に応じて異なる。
物理アドレスは、HDMIネットワーク内においては唯一名であるが、外部機器が接続されたり、また切り離されたりした場合には自動的に調整される。物理アドレスは、5階層のアドレスを持ち、一般的には(n.n.n.n)と表記する。通常、HDMIネットワークにおけるルートデバイスが(0.0.0.0)の物理アドレスを有する。そして、ルートデバイスに直接接続されている1台目の機器の物理アドレスは(1.0.0.0)と表記され、2台目の機器の物理アドレスは(2.0.0.0)と表記される。また、1台目の機器に接続されている1台目の機器の物理アドレスは(1.1.0.0)と表記される。
また、CECコマンドには、上記のコマンドの処理実行対象を論理アドレスにより特定するコマンドに加えて、処理実行対象を特定しないコマンドとして、ブロードキャストコマンドがある。ブロードキャストコマンドは、同一のHDMIネットワークに接続されている全ての機器に対して送信されるコマンドである。
(TV100の構成)
続いて、TV100の構成について以下に説明する。図2に示すように、TV100は、チューナー10、復調部11、表示制御部12、表示部13、アンプ14、スピーカー15、インターフェース(IF)16a、インターフェース16b、インターフェース16c、インターフェース16d、スイッチ部17、通信部18、メモリ19および制御部20を備えている。これらの各部材について以下に説明する。
(チューナー10)
チューナー10は外部からのコンテンツデータを受信し、復調部11にデータを送信する。チューナー10は、制御部20からの指示に基づいて受信するコンテンツデータを変更することができる。
(復調部11)
復調部11はチューナー10において受信したコンテンツデータを復調する。復調部11は、復調したコンテンツデータに含まれる映像データを表示制御部12に出力する。また、復調部11は、復調したコンテンツデータに含まれる音声データをアンプ14に出力する。また、復調部11は、復調したコンテンツデータを、通信部18に送信する。
(表示制御部12)
表示制御部12は、復調部11から出力された映像データまたは通信部18から出力された映像データを表示部13に供給する。
(表示部13、アンプ14、スピーカー15)
表示部13は、表示制御部12から供給された映像データを表示するディスプレイである。また、アンプ14は、復調部11から出力された音声データ、または通信部18から出力された音声データをスピーカー15に出力する。スピーカー15はアンプ14から出力された音声データを出力する。
(インターフェース16a〜16d)
インターフェース16a〜16dは、HDMI規格のインターフェースである。インターフェース16a〜16dは、それぞれのインターフェースを介して接続されている機器に対して、コンテンツデータおよびCECコマンドを送信する。また、それぞれのインターフェースを介して接続されている機器から伝送されるコンテンツデータおよびCECコマンドを受信する。
(スイッチ部17)
スイッチ部17は、制御部20からの指示を受けて、インターフェース16a〜16dのうちどのインターフェースにコンテンツデータおよびCECコマンドを送信するかを決定し、決定されたインターフェースにコンテンツデータおよびCECコマンドを送信する。
また、スイッチ部17は、インターフェース16a〜16dを介してプレーヤー装置200から送信されたコンテンツデータおよびCECコマンドを受信する。受信したデータのうち、コンテンツデータを通信部18に送信し、CECコマンドを制御部20へ送信する。
(通信部18)
通信部18は、制御部20からの指示を受けて、インターフェース16a〜16dに接続されている機器に対してコンテンツデータを送信する。また、インターフェース16a〜16dに接続されている機器から送信されるコンテンツデータを受信する。
通信部18は、受信したコンテンツデータに含まれる映像データを表示制御部12に出力し、音声データをアンプ14に出力する。
(メモリ19)
メモリ19は、インターフェース16a〜16dを介して接続されている機器における物理アドレスと論理アドレスとを関連付けて記録したアドレステーブル(マップテーブル)を記録している。アドレステーブルの詳細については、下記において参照する図面を代えて説明する。
メモリ19は、TV100の電源をオフした場合であっても記録内容が消去されない不揮発性メモリであることが好ましい。
(制御部20)
制御部20は、TV100における処理全般を制御する。また、制御部20は、TV100にHDMIケーブルを介して接続されている各機器を制御するためのCECコマンドを発行する。
制御部20のより詳細な構成については、参照する図面を図1に代えて以下に記載するため、ここではその説明を省略する。
(プレーヤー装置200)
プレーヤー装置200の構成について図2を参照しつつ簡単に説明する。プレーヤー装置200は、図1に示すように、制御部31、チューナー32、通信部33およびインターフェース(IF)34を備えている。
制御部31はチューナー32および通信部33を制御する。また、制御部31は、TV100からCECラインを介して受信したCECコマンドに基づいた処理を実行する。また、制御部31は、CECコマンドをインターフェース34からHDMIケーブルにおけるCECラインを介してTV100に送信する。
チューナー32は、不図示の記録媒体または内部メモリなどからのコンテンツデータを取得し、取得したコンテンツデータを通信部33に対して出力する。
通信部33は、チューナー32から出力されたコンテンツデータをインターフェース34からHDMIケーブルにおけるストリームラインを介してTV100に送信する。また、インターフェース34は、HDMI規格のインターフェースである。
(制御部20の構成)
次に、制御部20のより詳細な構成について、図1を参照しつつ以下に説明する。図1は、TV100における制御部20の要部構成を示すブロック図である。
制御部20は、図1に示すように、アドレス取得部21、判定部22、コマンド発行部23およびアドレステーブル更新部24を備えている。これらの部材の詳細について以下に説明する。
(アドレス取得部21)
アドレス取得部21は、TV100のインターフェース16aに接続されているプレーヤー装置200から物理アドレスおよび論理アドレスを取得する。また、アドレス取得部21は取得した物理アドレスと論理アドレスとを関連付けてマップテーブルに登録する。
(判定部22)
判定部22は、アドレス取得部21において取得した物理アドレスに一致する物理アドレスがアドレステーブルに記録されているか否かを判定する。そして、一致する物理アドレスが存在する場合には、コマンド発行部23に対して、TV100をルートデバイスとするHDMIネットワーク上に機器が存在するか否かを確認する確認コマンドの発行を指示する。
(コマンド発行部23)
コマンド発行部23は、判定部22からの指示を受けて確認コマンドを発行する。
(アドレステーブル更新部24)
アドレステーブル更新部24は、確認コマンドに対する応答が否であると認識した場合に、メモリ19に記録されているアドレステーブルを更新する。
(アドレステーブルを更新する必要があるケース)
次に、TV100におけるアドレステーブル更新処理についての説明に先立って、アドレステーブルの更新処理が必要になるケースの一例について図3の(a)〜図3の(c)および図4の(a)〜図4の(c)を参照しつつ以下に説明する。
図3の(a)〜図3の(c)はTV100と機器との接続状態の変遷を示す図であり、(a)はTV100にレコーダ装置300が接続されている状態を示し、(b)はTV100からレコーダ装置300を外した状態を示し、(c)はTV100にプレーヤー装置200を新たに接続した状態を示している。また、図4の(a)〜図4の(c)はTV100に接続された機器に割り当てられる物理アドレスを示す図であり、(a)は図3の(a)に示す状態のときの物理アドレスの割り当てを示し、(b)は図3の(b)に示す状態のときの物理アドレスの割り当てを示し、(c)は図3の(c)に示す状態のときの物理アドレスに割り当てを示している。
なお、図3の(a)〜図3の(c)では、図2において示したTV100のインターフェース16aにプレーヤー装置200およびレコーダ装置300を接続する場合を例に挙げて説明するが、もちろんこれに限定されるものではない。
まず、図3の(a)に示すように、レコーダ装置300がインターフェース16aを介してTV100に接続されている。このとき、レコーダ装置300には、図4の(a)に示すように、物理アドレス(1.0.0.0)が割り当てられている。この状態から、図3の(b)に示すように、レコーダ装置300をTV100から取り外す。これによって、図4の(b)に示すように、物理アドレス(1.0.0.0)を有する機器は存在しないことになる。
次に、図3の(c)に示すように、プレーヤー装置200をレコーダ装置300の接続されていたインターフェース16aを介して新たにTV100に接続する。このとき、プレーヤー装置200には、図4の(c)に示すように、物理アドレス(1.0.0.0)が割り当てられる。
上述のように、TV100に接続されているレコーダ装置300を未接続状態にし、同じインターフェースにプレーヤー装置200を新たに接続した場合、新たに接続したプレーヤー装置200に割り当てられる物理アドレスには、先に接続されていたレコーダ装置300と同一の物理アドレスが割り当てられることになる。
この場合、TV100は、レコーダ装置300が取り外されたことを認識していないため、物理アドレス(1.0.0.0)には、新たに接続されたプレーヤー装置200および先に接続されていたレコーダ装置300の双方が接続されていると認識することになる。しかし、実際には、レコーダ装置300は既に取り外されているため、レコーダ装置300に対するTV100から送信されるコマンドおよびコンテンツデータは処理されない。そのため、このようなケースが生じた場合には、TV100に記録されているアドレステーブルが最新の状態となるように更新する必要が生じる。
(アドレステーブルの詳細)
ここで、メモリ19に記録されているアドレステーブルの詳細について、図5を参照しつつ以下に説明する。図5はTV100において記録されているアドレステーブルの一例を示す図である。
図5に示すように、CECプロトコルにおいては、0〜15までの16の論理アドレスが設定され、それぞれの論理アドレスに対して予めデバイスタイプが割り当てられている。例えば、図5に示すように、論理アドレス「0」に対しては、「TV」のデバイスタイプが割り当てられている。なお、本実施形態では、特に断りのない限り、デバイスタイプを論理アドレスとして表記する。
また、アドレステーブルは、各論理アドレスに対して、ネットワーク上の機器の位置を示す物理アドレスが関連付けられている。
すなわち、アドレステーブルは、ネットワーク上に存在する機器の種別(デバイスタイプ)とその機器の位置を示すテーブルである。
(アドレステーブル更新処理の概要)
次に、TV100におけるアドレステーブル更新処理の概要について、図6を参照しつつ以下に説明する。図6は、TV100に対してプレーヤー装置200が接続されたときのアドレステーブル更新処理を示すシーケンス図である。
なお、本項では、図3の(a)〜図3の(c)および図4の(a)〜図4の(c)を参照して上述したように、接続されたプレーヤー装置200がTV100に先に接続されていた機器と同一の物理アドレス(1.0.0.0)を取得する場合を例に挙げて説明する。
プレーヤー装置200は、TV100に対して接続されたことを検知すると、TV100におけるインターフェース16aに割り当てられている物理アドレスを取得すると共に、および自装置において論理アドレスを設定する。なお、本項では、プレーヤー装置200が物理アドレスとして(1.0.0.0)を取得し、論理アドレスとして「Playback Device 1」を取得した場合を例に挙げて説明する。
そして、プレーヤー装置200は、取得した物理アドレス(1.0.0.0)を、インターフェース34からHDMIケーブルのCECラインを介してTV100に対して送信する。なお、プレーヤー装置200は、物理アドレスをTV100に対して<report physical address>を用いて送信する。このとき、TV100は、「Playback Device 1」が物理アドレス(1.0.0.0)であるとする通知を受けることになる。
このように、本実施形態では、プレーヤー装置200が自身でTV100に対して接続されたことを検知して自身の物理アドレスをTV100に対して通知する。
通知を受けたTV100では、プレーヤー装置200(すなわち、論理アドレスが「Playback Device 1」である機器)から通知を受けた物理アドレス(1.0.0.0)がメモリ19に記録されているアドレステーブルに記録されているか否かを判定する。
通知を受けた物理アドレス(1.0.0.0)が既にアドレステーブルに記録されている場合、すなわち物理アドレス(1.0.0.0)が他の論理アドレス(ここでは、「Recording Device 1」とする)に関連付けられている場合、TV100は、アドレステーブルにおいて物理アドレス(1.0.0.0)に関連付けられている論理アドレス「Recording Device 1」を有する機器がHDMIネットワーク上に存在するのか否かを問い合わせる。このとき、TV100は、問い合わせるには、CECラインを介して<Ping>コマンドを用いる。
TV100は、<Ping>コマンドに対する応答が否(<No Ack>)であることを認識すると、TV100は、「Recording Device 1」がHDMIネットワーク上に存在しない機器であると判断し、アドレステーブルを更新する。より具体的には、TV100は、アドレステーブルにおける論理アドレス「Recording Device 1」に関連付けられている物理アドレス(1.0.0.0)を消去する。ここで、本実施形態における<Ping>コマンドは、TV100の論理アドレスを送信元情報として含むと共に、送信対象となる機器の論理アドレスを送信先情報として含むコマンドである。すなわち、送信先情報となる機器がHDMIネットワークに存在する場合には、送信元となるTV100に応答(<Ack>)がある。
なお、TV100は、プレーヤー装置200から通知を受けた物理アドレスがアドレステーブルに記録されていない場合には、プレーヤー装置200の論理アドレスと通知された物理アドレスとを関連付けてアドレステーブルに記録するのみで処理を終了する。また、TV100は、<Ping>コマンドに対する応答が<Ack>であると認識したときには、アドレステーブルを更新することなく処理を終了する。
また、本項では、プレーヤー装置200の物理アドレスを<report physical address>により取得し、「Recording Device 1」がHDMIネットワーク上に存在するか否かを<Ping>により確認する場合を例に挙げて説明しているが、もちろんこれに限定されるものではない。同様の処理が可能であるCECコマンドであれば、メーカーが独自に作製したコマンドを用いてもよい。
(アドレステーブル更新処理の詳細)
次に、TV100におけるアドレステーブル更新処理の詳細について、図7および図8を参照しつつ以下に説明する。図7は、TV100における<Ping>コマンドの発行処理を示すフローチャートである。図8は、TV100におけるアドレステーブルの更新処理を示すフローチャートである。
なお、本項においても、アドレステーブル更新処理の概要を説明したときと同様に、図3の(a)〜図3の(c)および図4の(a)〜図4の(c)を参照して上述したように、接続されたプレーヤー装置200がTV100に先に接続されていたレコーダ装置300と同一の物理アドレス(1.0.0.0)を取得する場合を例に挙げて説明する。また、先と同様に、プレーヤー装置200の物理アドレスを<report physical address>により取得し、「Recording Device 1」がHDMIネットワーク上に存在するか否かを<Ping>により確認する場合を例に挙げて説明する。
まず、TV100における制御部20のアドレス取得部21は、プレーヤー装置200からHDMIケーブルのCECラインを介して送信される<report physical adress>を受信する(ステップS1)。
<report physical adress>を受信したアドレス取得部21は、プレーヤー装置200の物理アドレスを取得して、判定部22に出力する(ステップS2)。
アドレス取得部21から物理アドレスを取得した判定部22は、論理アドレス(i)=1を設定する(ステップS3)。そして、判定部22は、論理アドレス(i)が14以下であるか否かを判定する(ステップS4)。
判定部22において論理アドレス(i)が14以下であると判定されたとき(ステップS4においてYES)、判定部22は、メモリ19に記録されているアドレステーブルにおいて論理アドレス(i)に関連付けられている物理アドレスを抽出する(ステップS5)。なお、判定部22において論理アドレス(i)が14より大きいと判定されたとき(ステップS4においてNO)、TV100は一致する物理アドレスは存在しないとして、処理を終了する。
アドレステーブルから物理アドレスを抽出した判定部22は、プレーヤー装置200から取得した物理アドレス(1.0.0.0)と、アドレステーブルから抽出した物理アドレスとが同一のアドレスであるか否かを判定する(ステップS6)。
アドレステーブルから抽出された物理アドレスが(1.0.0.0)である場合(ステップS6においてYES)、判定部22はコマンド発行部23に対して<Ping>コマンドの発行を指示する。
判定部22からの指示を受けたコマンド発行部23は、アドレステーブルにおいて物理アドレス(1.0.0.0)に関連付けられている論理アドレス「Recording Device 1」を有する機器が、TV100をルートデバイスとするネットワーク上に存在するか否かを問い合わせる<Ping>コマンドを送信する(ステップS7)。また、コマンド発行部23から<Ping>コマンドが送信されると、判定部22は、(i)を1つインクリメントして(ステップS8)、再度ステップS4からの処理を実行する。
ただし、抽出された物理アドレスが取得した物理アドレスに一致しない場合、すなわちアドレステーブルから抽出された物理アドレスが(1.0.0.0)でない場合であっても、判定部22は、(i)を1つインクリメントして(ステップS8)、再度ステップS4からの処理を実行する。
次に、アドレステーブル変更処理について、図8を参照しつつ以下に説明する。アドレステーブル更新部24は、コマンド発行部23から発行された<Ping>コマンドに対する応答が否(<No Ack>)であることを認識すると(ステップS9においてNo)、メモリ19に記録されているアドレステーブルを変更する(ステップS10)。具体的には、ステップS5にてアドレステーブルから抽出したレコーダ装置300の物理アドレス(1.0.0.0)を消去する。
一方、アドレステーブル更新部24が論理アドレス「Recording Device 1」を有する機器からの応答が存在することを認識した場合には(ステップS9においてYES)、アドレステーブル更新部24はメモリ19に記録されているアドレステーブルを変更しない。
(TV100の利点)
以上説明したように、TV100では、自装置に接続したことを検知したときにプレーヤー装置200から通知される論理アドレスおよび物理アドレスを取得して、それらを互いに関連付けてアドレステーブルに登録すると共に、取得した物理アドレスに一致するアドレスが、アドレステーブルに既に記録されている場合、一致した物理アドレスに関連付けられている論理アドレスを有する機器がネットワーク上に存在するか否かを確認する。そして、その機器がネットワーク上に存在しない場合、アドレステーブルにおいてその機器を指定する物理アドレスを消去する。
これによって、TV100では、プレーヤー装置200からの論理アドレスおよび物理アドレスの通知をトリガとして、自装置および自装置に接続された機器とにより構成されるネットワーク上に存在する機器を認識することができる。すなわち、TV100は、既にネットワーク上に存在しない機器があるか否かを確認することができる。
このように、TV100では、ネットワーク上から機器が取り外された、あるいは、ネットワーク上に機器が新たに取り付けられたときに、ネットワーク上の機器の存在を確認する。したがって、TV100では、一定時間毎にネットワーク上の機器を認識する場合と比較して、ネットワーク上のスレーブ装置を認識する際にTV100に生じる負荷を軽減することができる。
なお、図3において、HDMIケーブルによってTV100とプレーヤー装置200とが1台ずつ接続することにより構成されるHDMIネットワークを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、本実施形態におけるHDMIネットワークは、TV100に接続されたプレーヤー装置200に、第3の装置が接続され、さらに第3の装置に第4の装置が接続される構成、すなわち、複数の装置が直列に接続される(いわゆるディジーチェーン接続)構成を採用してもよい。
この場合、プレーヤー装置200は、TV100に対してスレーブ装置として機能する一方で、第3の装置に対してマスター装置として機能する。すなわち、第3の装置はプレーヤー装置200に対してコンテンツを出力し、プレーヤー装置200は供給されたコンテンツをTV100に出力するなどの処理を行う。
つまり、総数Nの装置をディジーチェーン接続することにより構成されたHDMIネットワークにおいて、n番目に接続された第nの装置は、n+1番目に接続された第n+1の装置に対してスレーブ装置として機能し、n−1番目に接続された第n−1の装置に対してマスター装置として機能する。ただし、n、Nは、N>nを満たす2以上の自然数である。もちろん、n番目に接続された第nの装置は、n−1番目に接続された第n−1の装置に対してスレーブ装置として機能し、n+1番目に接続された第n+1の装置に対してマスター装置として機能してもよい。
なお、第nの装置としては、例えば、BD(Blu-ray Disc)レコーダ、携帯電話、携帯端末装置、パソコン、オーディオ機器などを挙げることができる。また、ディジーチェーン接続の他の例として、TV100にBDレコーダが接続され、BDレコーダに第2のTVが接続され、第2のTVに第2のBDレコーダが接続される構成を挙げることもできる。
なお、本実施形態においては、TV100とプレーヤー装置200とが、HDMIケーブルによって有線接続されている場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、もちろん、HDMI無線ユニットによって無線接続される構成を採用してもよい。
(プログラムおよび記録媒体)
TV100に含まれている制御部20は、ハードウェアロジックによって構成すればよい。または、次のように、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、制御部20は、各機能を実現するプログラムの命令を実行するMPUなどのCPU、このプログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記プログラムを実行可能な形式に展開するRAM(Random Access Memory)、および、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)を備えている。
そして、本発明の目的は、制御部20のプログラムメモリに固定的に担持されている場合に限らず、上記プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、または、ソースプログラム)を記録した記録媒体をTV100に供給し、TV100が上記記録媒体に記録されている上記プログラムコードを読み出して実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体は、特定の構造または種類のものに限定されない。すなわちこの記録媒体は、たとえば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などとすることができる。
また、制御部20(またはTV100)を通信ネットワークと接続可能に構成しても、本発明の目的を達成できる。この場合、上記のプログラムコードを、通信ネットワークを介して制御部20に供給する。この通信ネットワークは制御部20にプログラムコードを供給できるものであればよく、特定の種類または形態に限定されない。たとえばインターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等であればよい。
この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な任意の媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。たとえばIEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明に係るマスター装置では、さらに、上記確認コマンドは、当該マスター装置の第1のアドレスを送信元情報として含むと共に、上記対象スレーブ装置の第1のアドレスを送信先情報として含むヘッダからなるコマンドであることが好ましい。
上記の構成によれば、簡単な確認コマンドにより、対象スレーブ装置がネットワーク上に存在するか否かを確認することができる。
これによって、マスター装置においてコマンド発行のための負荷を軽減することができる効果を奏する。
本発明に係るマスター装置では、さらに、上記発行手段は、HDMI規格に基づくCECコマンドを発行するものであることが好ましい。
また、本発明に係るマスター装置を動作させるためのプログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させることを特徴とするプログラム、および、そのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も本発明の範疇に含まれる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
発明の詳細な説明の項においてなされた具体的な実施形態または実施例は、あくまでも、本発明の技術内容を明らかにするものであって、そのような具体例にのみ限定して狭義に解釈されるべきものではなく、本発明の精神と次に記載する請求の範囲内で、いろいろと変更して実施することができるものである。
本発明に係るマスター装置は、テレビおよびオーディオ機器などに好適に適用することができる。
10 チューナー
11 復調部
12 表示制御部
13 表示部
14 アンプ
15 スピーカー
16a、16b、16c、16d インターフェース
17 スイッチ部
18 通信部
19 メモリ
20 制御部
21 アドレス取得部(登録手段)
22 判定部
23 コマンド発行部(発行手段)
24 アドレステーブル更新部(消去手段)
31 制御部
32 チューナー
33 通信部
34 インターフェース
100 TV(マスター装置)
200 プレーヤー装置(スレーブ装置)
300 レコーダ装置

Claims (7)

  1. スレーブ装置に接続され、当該スレーブ装置と共にネットワークを構成するマスター装置であって、
    上記ネットワークに新たなスレーブ装置が接続されたときに、上記新たなスレーブ装置から通知される、上記新たなスレーブ装置を種別により他のスレーブ装置と識別するための第1のアドレスと、上記新たなスレーブ装置を上記ネットワーク上の位置により他のスレーブ装置と識別するための第2のアドレスとを関連付けてマップテーブルに登録する登録手段と、
    上記新たなスレーブ装置から通知された上記第2のアドレスに一致する第2のアドレスが上記マップテーブルに既に登録されている場合、既に登録されている第2のアドレスに関連付けられている第1のアドレスを有する対象スレーブ装置が、上記ネットワーク上に存在するか否かを確認する確認コマンドを発行する発行手段と、
    上記対象スレーブ装置が上記ネットワーク上に存在しない場合、上記マップテーブルにおいて当該対象スレーブ装置を指定する第2のアドレスを当該マップテーブルから消去する消去手段と、
    を備えていることを特徴とするマスター装置。
  2. 上記確認コマンドは、当該マスター装置の第1のアドレスを送信元情報として含むと共に、上記対象スレーブ装置の第1のアドレスを送信先情報として含むヘッダからなるコマンドであることを特徴とする請求項1に記載のマスター装置。
  3. 上記発行手段は、HDMI規格に基づくCECコマンドを発行するものであることを特徴とする請求項1または2に記載のマスター装置。
  4. スレーブ装置に接続され、当該スレーブ装置と共にネットワークを構成するマスター装置におけるマップテーブル更新方法であって、
    上記ネットワークに新たなスレーブ装置が接続されたときに、上記新たなスレーブ装置から通知される、上記新たなスレーブ装置を種別により他のスレーブ装置と識別するための第1のアドレスと、上記新たなスレーブ装置を上記ネットワーク上の位置により他のスレーブ装置と識別するための第2のアドレスとを関連付けてマップテーブルに登録する登録ステップと、
    上記新たなスレーブ装置から通知された上記第2のアドレスに一致する第2のアドレスが上記マップテーブルに既に登録されている場合、既に登録されている第2のアドレスに関連付けられている第1のアドレスを有する対象スレーブ装置が、上記ネットワーク上に存在するか否かを確認する確認コマンドを発行する発行ステップと、
    上記対象スレーブ装置が上記ネットワーク上に存在しない場合、上記マップテーブルにおいて当該対象スレーブ装置を指定する第2のアドレスを当該マップテーブルから消去する消去ステップと、
    を含むことを特徴とするマップテーブル更新方法。
  5. 請求項1から3のいずれか1項に記載のマスター装置が備えているコンピュータを動作させるプログラムであって、上記コンピュータを上記の各手段として機能させるためのプログラム。
  6. 請求項5に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  7. 上記マスター装置はテレビジョン受像機であることを特徴とする請求項1から3までの何れか1項に記載のマスター装置。
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