JPWO2007125578A1 - 保湿剤、美白剤及び痩身剤 - Google Patents

保湿剤、美白剤及び痩身剤 Download PDF

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Abstract

本発明は、イワデンダ科植物またはその抽出物を有効成分とする保湿剤、美白剤及び痩身剤に関する。さらに、イワデンダ科植物またはその抽出物を含む皮膚外用剤、医薬品、さらには食品等を開示する。

Description

本発明は、保湿剤、美白剤及び痩身剤に関する。さらに詳しくは、イワデンダ科植物の抽出物を有効成分とする保湿剤、美白剤及び痩身剤に関する。
小じわ、乾燥肌、肌荒れ、しみ、くすみといった皮膚症状の要因として、エアコンや高気密性住宅などの低湿度環境による乾燥、皮膚バリア機能の低下、紫外線によるメラニン産生や色素沈着などが挙げられる。このような皮膚症状を防止・改善するために、様々な有効成分の検討が従来からなされてきた。
保湿剤では、保湿効果と安全性等に優れた保湿剤として、キク科(Compositae)ハマグルマ属(Wedelia)に属する植物の抽出物(特開2002−20262号公報参照)や、アブラナ(Cruciferas)科レピデゥウム(Lepidium)属植物の抽出物(特開2005−281271号公報参照)が知られている。
美白剤またはメラニン生成抑制剤としては、白鶴霊芝の水および/または有機溶媒抽出物(特開2003−89630号公報参照)、チョウセンゴミシ、マツブサ、ビナンカズラの抽出物(特開2004−244326号公報参照)、ケール抽出物(特開2004−91396号公報参照)が知られている。
これらのこととは別に、近年、過剰な食物の摂取、運動不足、ストレスなどが原因で生じる肥満や高脂血症を始めとする様々な疾患が、社会的に大きな問題となっている。このような肥満や疾患を予防・改善するために、様々な方法が従来から検討されており、例えば、食事制限や運動による方法、食物繊維の摂取、脂肪分解促進剤の利用などが挙げられる。しかし、これらは主に、既に体内に蓄積された脂肪を減少させる方法であり、根本的な改善としては不十分であると考えられている。
生体内での脂肪の蓄積を抑制する方法は、体内での脂肪の蓄積を直接的に抑制するため、肥満や疾患の根本的な改善に優れており、日常的な予防方法としても効果的である。このような生体内における脂肪の蓄積を抑制する脂肪蓄積抑制作用を有する成分としては、哺乳動物の乳由来のリン脂質(特開2001−275614号公報参照)、褐藻の酵素分解物(特開平7−278005号公報参照)が知られている。
天然由来成分は、様々な薬理作用や美容効果を有することが知られ、これまでにも数多くの植物や菌類などが、皮膚外用剤や飲食品などの分野に幅広く応用されている。しかし、天然由来成分の中には、未だその効果が知られていないものも数多く存在し、優れた有効成分の開発が期待されていた。
本発明者らは、優れた薬理作用や美容効果を有し、皮膚外用剤や飲食品などの分野に幅広く応用が可能な、安全性の高い天然由来の種々の物質を見いだすために様々な検討を行った。その結果、イワデンダ科植物に優れた保湿作用、美白作用、及び痩身作用が認められることを見出し、さらに検討を重ねて本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明は、イワデンダ科植物より選ばれる1種または2種以上の植物またはその抽出物を有効成分とする保湿剤に関する。
別の本発明は、イワデンダ科植物より選ばれる1種または2種以上の植物またはその抽出物を有効成分とする美白剤に関する。
別の本発明は、イワデンダ科植物より選ばれる1種または2種以上の植物またはその抽出物を有効成分とする痩身剤に関する。
別の本発明は、上記本発明に係る保湿剤、美白剤、または痩身剤のいずれか1種以上を含む組成物に関する。
別の本発明は、イワデンダ科植物より選ばれる1種又は2種以上の植物またはその抽出物を含む外用組成物に関する。
別の本発明は、イワデンダ科植物より選ばれる1種又は2種以上の植物またはその抽出物を含む経口用組成物に関する。
さらに別の本発明は、イワデンダ科植物より選ばれる1種又は2種以上の植物の抽出物に関する。
本発明によれば、イワデンダ科植物またはその抽出物を配合することにより、優れた保湿、美白、及び痩身効果を有する保湿剤、美白剤、及び痩身剤を提供することができる。
これらの保湿剤、美白剤、及び痩身剤は、化粧料、外用医薬品等の皮膚外用剤、食品等の様々な分野に利用することができる。すなわち、これらを配合することにより、小じわ、乾燥肌、肌荒れ、しみ、くすみといった種々の皮膚症状の防止や改善ができ、さらには痩身作用にも優れた効果を発揮する様々な外用組成物または経口用組成物を提供することができる。
本発明で用いられる植物であるイワデンダ科(Woodsiaceae)植物は、世界の熱帯から温帯、寒帯まで広く分布している常緑性あるいは夏緑性の地上生シダ植物で、岩の上に生育するものもある。「コゴミ」の名で有名な山菜のクサソテツ属クサソテツ(草蘇鉄)(Matteuccia struthiopteris)を代表に、コウヤワラビ属コウヤワラビ(高野蕨)(Onoclea sensibilis L.var.interrupta Maxim.)、コウヤワラビ属イヌガンソク(犬雁足)(Onoclea orientalis(Hook.)Hook.)、イワデンダ属イワデンダ(Woodsia polystichoides Eaton)、イワデンダ属フクロシダ(袋羊歯)(Woodsia manchuriensis Hook.)、キンモウワラビ属キンモウワラビ(金毛蕨)(Hypodematium crenatumssp.fauriei)、ウスヒメワラビ属ウスヒメワラビ(薄姫蕨)(Acystopteris japonica)、ウサギシダ属ウサギシダ(兎羊歯)(Gymnocarpium dryopteris)、ナヨシダ属ナヨシダ(Cystopteris fragilis)、メシダ属イヌワラビ(犬蕨)(Athyrium niponicum)、メシダ属ホソバイヌワラビ(細葉犬蕨)(Athyrium iseanum)などが知られている。
これらの植物は、単独で用いられるほか、2種以上を組み合わせて使用することもできる。
イワデンダ科植物を使用する際は、そのまま、たとえばその若芽、茎、葉、根などを粉砕して、そのまま使用することもできるが、それらの植物からの抽出物を用いることが好ましい。
抽出には、イワデンダ科植物の若芽、茎、葉、根などのいずれの部位を用いても構わないが、有効性の点からは若芽を用いるとよい。2種以上の異なる部位を用いて抽出を行ってもよい。さらに、異なる溶媒により抽出された抽出物を2種以上混合してもよい。
抽出の際は、植物を生のまま用いてもよいが、抽出効率を考えると、細切、乾燥、粉砕等の処理を行った後に抽出を行うことが好ましい。
抽出は、任意の抽出溶媒に所定時間浸漬するか、あるいは、超臨界流体や亜臨界流体を用いた抽出方法でも行うことができる。抽出効率を上げるため、撹拌したり、抽出溶媒中でホモジナイズしたりしてもよい。抽出温度としては、5℃程度から抽出溶媒の沸点以下の温度とするのが適切である。抽出時間は、抽出溶媒の種類や抽出温度によっても異なるが、1時間〜14日間程度とするのが適切である。
抽出溶媒としては、水の他、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール等の低級アルコール;1、3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン等の多価アルコール;エチルエーテル、プロピルエーテル等のエーテル類;酢酸ブチル、酢酸エチル等のエステル類;アセトン、エチルメチルケトン等のケトン類などの溶媒を用いることができ、これらより1種又は2種以上を選択して用いる。また、生理食塩水、リン酸緩衝液、リン酸緩衝生理食塩水等を用いてもよい。さらに、水や二酸化炭素、エチレン、プロピレン、エタノール、メタノール、アンモニアなどの1種又は2種以上の超臨界流体や亜臨界流体を用いてもよい。
イワデンダ科植物の上記溶媒による抽出物は、そのままでも使用することができるが、一定期間そのまま放置して熟成させて用いてもよいし、濃縮、乾固した物を水や極性溶媒に再度溶解して使用することもできる。これらの生理作用を損なわない範囲で、脱色、脱臭、脱塩等の精製処理や、カラムクロマトグラフィー等による分画処理を行った後に用いてもよい。イワデンダ科植物の前記抽出物やその処理物及び分画物は、各処理及び分画後に凍結乾燥し、用時に溶媒に溶解して用いることもできる。
イワデンダ科植物は、優れた保湿作用、美白作用、及び痩身作用を有し、保湿剤、美白剤、痩身剤として好ましく利用することができる。
これらの保湿剤、美白剤、痩身剤は、イワデンダ科植物またはその抽出物を有効成分として含む限り、その形態およびその他の成分の配合の有無等については、何ら制限されない。形態については、液状、ペースト状、ゲル状、固体状、粉末状等の任意の形態を用途等に応じて選択でき、その形態とするために必要なビヒクル(賦形剤)、溶剤やその他の一般的な添加剤(酸化防止剤、着色剤等)を任意に含むことができる。
イワデンダ科植物またはその抽出物を有効成分とする保湿剤は、皮膚や毛髪等に対して優れた保湿作用を発揮し、特に皮膚に対する保湿効果に優れる。具体的には、水分量及び水分蒸散量測定により評価し、優れた保湿効果を確認することができる。
イワデンダ科植物またはその抽出物を有効成分とする美白剤は、優れた美白効果を発揮し、具体的にはチロシナーゼ活性阻害作用及びメラニン産生抑制作用に優れる。
イワデンダ科植物またはその抽出物を有効成分とする痩身剤は、優れた痩身作用を発揮し、特に中性脂肪蓄積抑制作用に優れた効果を発揮する。
これらの保湿剤、美白剤、痩身剤は、皮膚に外用するだけではなく、毛髪等への利用や経口摂取も可能であり、外用組成物、経口用組成物などの各種組成物に応用することが可能である。
ここで、外用組成物とは、化粧料、皮膚外用剤、医薬部外品、外用医薬品等のいずれかのカテゴリーに限定されることはなく、皮膚または毛髪に外用される全ての組成物を意味している。経口用組成物についても、医薬品、食品、飲料等の種類を問わず、経口により摂取される全ての組成物を意味する。
具体的には、乳液、クリーム、化粧水、パック、美容液、洗浄料、メーキャップ化粧料等の各種化粧料;液剤、軟膏、エアゾール剤、貼布剤等の様々な形態の医薬部外品や外用医薬品;飲料を含む一般食品;錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤等等の健康食品または機能性食品;錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤、シロップ剤、エキス等の経口医薬品;などが例示できる。
たとえば、イワデンダ科植物またはその抽出物を、化粧品、外用医薬品、医薬部外品等を含む皮膚外用剤に配合することにより、小じわ、乾燥肌、肌荒れ、しみ、くすみ等の皮膚症状の防止・改善に優れた効果を発揮する外用組成物を得ることができ、保湿用皮膚外用剤あるいは美白用皮膚外用剤としても用いることができる。さらに、イワデンダ科植物またはその抽出物は、美白や痩身等の美容、健康維持、又は栄養補給を目的とするような飲食品や健康食品(サプリメント)、機能性食品等にも用いることができる。
外用組成物または経口用組成物等の組成物には、イワデンダ科植物またはその抽出物の他に、その用途および必要に応じて、通常皮膚化粧料、毛髪用化粧料、医薬部外品、医薬品等の製剤に使用される任意の成分が含まれる。そのような成分としては、水、油剤(油性成分)、保湿剤、粉体、色素、乳化剤、可溶化剤、ゲル化剤、洗浄剤、紫外線吸収剤、抗炎症剤、増粘剤、界面活性剤、キレート剤、薬剤(薬効成分)、香料、樹脂、防菌防黴剤、pH調整剤、酸化防止剤、アルコール類等が挙げられる。また、本発明の効果を損なわない範囲において、他の保湿剤、美白剤、痩身剤、抗酸化剤、細胞賦活剤、あるいはイワデンダ科植物以外の植物またはその抽出物との併用も可能である。
飲食品の場合も、食品に用いられる各種成分との組合せにおいては、特に限定されるものはない。
外用組成物中または経口用組成物等の組成物中のイワデンダ科植物またはその抽出物の配合量は、組成物の種類や使用目的等によって調整することができるが、効果や安定性などの点から、全量に対して、固形分換算で0.0001〜10質量%が好ましく、より好ましくは0.001〜5質量%であり、さらに好ましくは0.01〜5質量%であり、一層好ましくは0.1〜5質量%である。
外用組成物の剤型は任意であり、例えば、ローションなどの可溶化系や分散系、クリームや乳液などの乳化系として提供することができる。さらに、噴射剤と共に充填するエアゾール形態、軟膏剤、粉末、顆粒などの種々の剤型で提供することもできる。
以下に、イワデンダ科植物の抽出物の抽出方法、各作用を評価するための試験方法、皮膚外用剤や飲食品としての処方例についてさらに詳細に説明するが、本発明の技術的範囲はこれによってなんら限定されるものではない。
はじめに、植物抽出物の調製方法を例示する。以下に示す抽出方法1、抽出方法2および抽出方法3を用いて、保湿剤、美白剤及び痩身剤に使用するイワデンダ科植物抽出物を調製した。各抽出物とそれを使用した実施例番号の一覧を表1に示す。
<抽出方法1>
表1に示す各イワデンダ科(Woodsiaceae)植物の若芽と若芽の茎の部分を乾燥させて粉砕し、サンプル質量の40倍量の50%エタノール水溶液を加え、室温にて攪拌しながら2時間抽出後、濾過により不溶物を取り除いた。減圧濃縮後、凍結乾燥を行って、イワデンダ科植物のエタノール抽出物を得た。
<抽出方法2>
表1に示す各イワデンダ科(Woodsiaceae)植物の若芽および/または茎を乾燥させて粉砕し、サンプル5gに対して100g重量(20倍量)の精製水を加えてオートクレーブ(120度、20min)を使って抽出した。温度の高い状態を保って吸引濾過後、凍結乾燥を行って、イワデンダ科植物の熱水抽出物を得た。
<抽出方法3>
超臨界抽出装置に表1に示す各イワデンダ科(Woodsiaceae)植物の全草を投入し、40℃において15MPaの気圧下で二酸化炭素の超臨界流体を用いて抽出した。抽出物を回収し、イワデンダ科植物の超臨界抽出物を得た。
Figure 2007125578
イワデンダ科植物の抽出物の保湿作用を評価した。
<水分量測定による保湿作用評価>
表1の実施例1,2,3,4,7,9,11,13,15,17の抽出物について、保湿作用を評価する試験として、水分量の測定を行った。まず、試料をメンブランフィルター(Millipore Type JH, 0.45μm)に塗布(15mg/cm)し、10mL の蒸留水を入れたバイアルビン(容量13mL、開口部径12mm)に装着した。これを室温(20±3℃、相対湿度40±3%)で静置し、1時間後の試料塗布膜の水分量を測定した。水分量の測定には、光ファイバー式近赤外線(NIR)水分計 IR−MF200(チノー社製)を使用した。比較として、比較例1:精製水、比較例2:50質量%1,3−ブチレングリコール、比較例3:50質量%グリセリンを用いた。
<水分蒸散量測定による保湿作用評価>
表1の実施例1,2,3,4,7,9,11,13,15,17の抽出物について、保湿作用を評価する別の試験として、水分蒸散量の測定を行った。水分蒸散量の測定は、口内径15mm、容量13mLのバイアルビンに保湿成分の1質量%水溶液2mLを入れ、蓋をせずに開放系にて、室温(20±3℃、相対湿度40±3%)で静置して、24時間後の質量変化を測定した。水分蒸散量は、3サンプルの平均値をもって評価した。水分蒸散量測定に関しては、抽出方法1では抽出溶媒であるエタノールが影響してしまうことから、減圧乾燥してエタノールを除去した後用いた。こちらも同様に、比較として、比較例1:精製水、比較例2:50質量%1,3−ブチレングリコール、比較例3:50質量%グリセリンを用いた。
以下の判定基準にて保湿作用を評価した。結果を表2に示す。
<水分量での判定基準>
A:水分量が15質量%以上
B:水分量が10質量%以上〜15質量%未満
C:水分量が5質量%以上〜10質量%未満
D:水分量が5質量%未満
<水分蒸散量での判定基準>
A:水分蒸散量が0.12g未満
B:水分蒸散量が0.12g以上〜0.13g未満
D:水分蒸散量が0.13g以上
Figure 2007125578
表2から明らかなように、実施例のイワデンダ科植物の抽出物は、精製水及び従来の保湿剤に比べて、優れた保湿効果を有することが認められた。
次に、イワデンダ科植物の抽出物のうち、表1の実施例1,4,7,9,11,13,15,17の抽出物の美白作用を評価した。詳細には、ヒト表皮メラニン細胞チロシナーゼ活性阻害及びB16メラノーマ細胞を用いたメラニン産生抑制能の2つの作用を評価した。
<ヒト表皮メラニン細胞チロシナーゼ活性阻害評価>
クラボウ社製正常ヒト表皮メラニン細胞を、1ウェル当り3.0×10個となるように、96ウェルマイクロプレートに播種した。播種培地にはクラボウ社製Medium154Sを用いた。24時間後、Medium154Sによって表3に示す各抽出物濃度に調整したサンプル培養液に交換し、さらに48時間培養した。次に、1%Triton−X含有リン酸緩衝液75μlに交換して細胞を完全に溶解させ、内50μlを粗酵素液として使用した。
得られた粗酵素液に、基質となる0.05%L−ドーパ含有リン酸緩衝液50μlを加え、37℃で2時間静置した。マイクロプレートリーダーにより、基質添加直後と反応終了時の405nmの吸光度を測定し、生成されたドーパメラニン量は両測定値の差を次式に導入して求めた。
生成されたドーパメラニン量
={(反応後405nm値−反応前405nm値)−2.166}/5.238
次に、PIERCE社製BCA Protein Assay Kitを用いて各ウェルのタンパク量を測定し、単位タンパク量当りのドーパメラニン生成量を求めた。評価は、コントロールとして、試料(抽出物)を添加しなかった場合のドーパメラニン生成量を100としたときの相対値を求めて行った。結果を表3に示す。
Figure 2007125578
<B16メラノーマ細胞を用いたメラニン産生抑制能評価>
B16マウスメラノーマ細胞を、1ディッシュ当り18000個となるように90mmディッシュに播種した。播種培地には、ダルベッコ改変イーグル培地(DMEM)に5質量%のウシ胎児血清(FBS)を添加したものを用いた。24時間後、5質量%FBS添加DMEM培地により表4に示す各抽出物濃度に調整したサンプル培養液に交換し、さらに5日間培養した。培養終了後、トリプシン処理により細胞を収獲し、1.5mlマイクロチューブに移して遠心操作して、細胞沈殿物を得た。
得られた沈殿物について、下記の判定基準に従って、その黒化状況を肉眼判定した。評価では、ネガティブコントロールに5質量%FBS添加DMEM培地、ポジティブコントロールに乳酸ナトリウムを50mM濃度で含有する5質量%FBS添加DMEM培地を用いた。これらの肉眼判定結果は、判定5(ネガティブコントロール)及び判定1(ポジティブコントロール)として、サンプル判定の指標とした。肉眼判定は下記に示す通り、5段階評価した。結果を表4に示す。
<判定基準>
1:全く黒化しない
2:僅かに黒化する
3:黒化する
4:かなり黒化する
5:著しく黒化する
同時に、沈殿物にSoluen−350(株式会社パーキンエルマージャパン)を加えて煮沸し、室温に戻して分光光度計(U−3010)により吸光度を測定した(500nm)。
Figure 2007125578
表3、表4から明らかなように、実施例のイワデンダ科植物の抽出物は、優れたチロシナーゼ活性阻害作用およびメラニン産生抑制作用を有することが認められた。
次に、イワデンダ科植物の抽出物のうち、表1の実施例1,4,7,9,11,13,15,17の抽出物の痩身作用を評価した。詳細には、正常ヒト前駆脂肪細胞を用いた中性脂肪蓄積抑制作用にて評価した。
<正常ヒト前駆脂肪細胞を用いた中性脂肪蓄積抑制評価>
皮下脂肪由来正常ヒト前駆脂肪細胞Cryo HPRAD−SQ(三光純薬株式会社)を、1ウェル当り1.0×10個となるように、96ウェルマイクロプレートに播種した。播種培地には、PGM培地(10質量%FBS、2mM L−glutamine、100units/mL Penicilline、100μg/mL Streptomycine含有)を用いた。細胞がコンフルエントになる直前に、表5に示す各濃度の抽出物を添加したPGM−分化用培地(10μg/mL インシュリン、1μM dexamethasone 200μM indomethacin、500μM Isobutyl−methylxanthine含有)に交換し、脂肪細胞への分化誘導を行った。分化誘導開始後、control群が成熟して細胞内に多数の脂肪滴が蓄積されるまで、10日〜14日間培養した。細胞を回収後、10%中性緩衝ホルムアルデヒド液を用いて細胞を固定した。PBS(−)にて洗浄の後、0.5W/V% オイルレッドO溶液を添加し、37℃で2時間インキュベートした。PBS(−)にて洗浄の後、メタノールを添加し、色素を抽出した。
マイクロプレートリーダーにより、得られた試験液の550nmの吸光度を測定した。同時に、濁度として650nmの吸光度を測定し、両測定値の差を用いて中性脂肪蓄積抑制作用を評価した。評価は、抽出物を含まないコントロール群における蓄積脂肪量を100とした時の相対値を求めて行った。結果を表5に示す。なお、表中の**は、t検定における有意確率P値に対し、有意確率1%未満(P<0.01)を**で表したものである。
Figure 2007125578
表5から明らかなように、実施例のイワデンダ科植物の抽出物は、優れた中性脂肪蓄積抑制作用を有することが認められた。
続いて、本発明に係るイワデンダ科植物の抽出物を配合した皮膚外用剤及び飲食品の処方例を示す。
[処方例1]乳液
(1)スクワラン 10.0(質量%)
(2)メチルフェニルポリシロキサン 4.0
(3)水素添加パーム核油 0.5
(4)水素添加大豆リン脂質 0.1
(5)モノステアリン酸ポリオキシエチレン
ソルビタン(20E.O.) 1.3
(6)モノステアリン酸ソルビタン 1.0
(7)グリセリン 4.0
(8)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(9)カルボキシビニルポリマー 0.15
(10)精製水 53.85
(11)アルギニン(1質量%水溶液) 20.0
(12)クサソテツ属クサソテツの抽出物[実施例2] 5.0
製法:(1)〜(6)の油相成分を80℃にて加熱溶解する。一方、(7)〜(10)の水相成分を80℃にて加熱溶解する。これに前記油相成分を攪拌しながら加え、ホモジナイザーにより均一に乳化する。乳化終了後、冷却を開始し、(11)と(12)を順次加え、均一に混合する。
[処方例2]化粧水
(1)エタノール 15.0(質量%)
(2)ポリオキシエチレン(40E.O.)硬化ヒマシ油 0.3
(3)香料 0.1
(4)精製水 83.18
(5)クエン酸 0.02
(6)クエン酸ナトリウム 0.1
(7)グリセリン 1.0
(8)ヒドロキシエチルセルロース 0.1
(9)コウヤワラビ属コウヤワラビの抽出物[実施例5] 0.2
製法:(1)に(2)及び(3)を溶解する。溶解後、(4)〜(8)を順次添加した後、十分に攪拌し、(9)を加え、均一に混合する。
[処方例3]クリーム
(1)スクワラン 10.0(質量%)
(2)ステアリン酸 2.0
(3)水素添加パーム核油 0.5
(4)水素添加大豆リン脂質 0.1
(5)セタノール 3.6
(6)親油型モノステアリン酸グリセリン 2.0
(7)グリセリン 10.0
(8)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(9)アルギニン(20質量%水溶液) 15.0
(10)精製水 40.7
(11)カルボキシビニルポリマー(1質量%水溶液) 15.0
(12)イワデンダ属フクロシダの抽出物[実施例8] 1.0
製法:(1)〜(6)の油相成分を80℃にて加熱溶解する。一方(7)〜(10)の水相成分を80℃にて加熱溶解する。これに前記油相成分を攪拌しながら加え、ホモジナイザーにより均一に乳化する。乳化終了後、(11)を加え、冷却を開始し、40℃にて(12)を加え、均一に混合する。
[処方例4]美容液
(1)精製水 31.45(質量%)
(2)グリセリン 10.0
(3)ショ糖脂肪酸エステル 1.3
(4)カルボキシビニルポリマー(1質量%水溶液) 17.5
(5)アルギン酸ナトリウム(1質量%水溶液) 15.0
(6)モノラウリン酸ポリグリセリル 1.0
(7)マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル 3.0
(8)N−ラウロイル−L−グルタミン酸
ジ(フィトステリル−2−オクチルドデシル) 2.0
(9)硬化パーム油 2.0
(10)スクワラン(オリーブ由来) 1.0
(11)ベヘニルアルコール 0.75
(12)ミツロウ 1.0
(13)ホホバ油 1.0
(14)1、3−ブチレングリコール 10.0
(15)L−アルギニン(10質量%水溶液) 2.0
(16)キンモウワラビ属キンモウワラビ抽出物[実施例10]1.0
製法:(1)〜(6)の水相成分を混合し、75℃にて加熱溶解する。一方、(7)〜(14)の油相成分を混合し、75℃にて加熱溶解する。次いで、上記水相成分に油相成分を添加して予備乳化を行った後、ホモミキサーにて均一に乳化する。乳化終了後に冷却を開始し、50℃にて(15)を加える。さらに40℃まで冷却し、(16)を加え、均一に混合する。
[処方例5]水性ジェル
(1)カルボキシビニルポリマー 0.5(質量%)
(2)精製水 88.2
(3)水酸化ナトリウム(10質量%水溶液) 0.5
(4)エタノール 10.0
(5)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(6)香料 0.1
(7)ウサギシダ属ウサギシダの抽出物[実施例14] 0.5
(8)ポリオキシエチレン(60E.O.)硬化ヒマシ油 0.1
製法:(1)を(2)に加え、均一に攪拌した後、(3)を加える。均一に攪拌した後、(4)に予め溶解した(5)を加える。均一に攪拌した後、予め混合しておいた(6)〜(8)を加え、均一に攪拌混合する。
[処方例6]洗顔フォーム
(1)ステアリン酸 16.0(質量%)
(2)ミリスチン酸 16.0
(3)親油型モノステアリン酸グリセリン 2.0
(4)グリセリン 20.0
(5)水酸化ナトリウム 7.5
(6)ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 1.0
(7)精製水 36.5
(8)ナヨシダ属ナヨシダの抽出物[実施例16] 1.0
製法:(1)〜(4)の油相成分を80℃にて加熱溶解する。一方、(5)〜(7)の水相成分を80℃にて加熱溶解し、油相成分と均一に混合撹拌する。冷却を開始し、40℃にて(8)を加え、均一に混合する。
[処方例7]メイクアップベースクリーム
(1)スクワラン 10.0(質量%)
(2)セタノール 2.0
(3)グリセリントリ−2−エチルヘキサン酸エステル 2.5
(4)親油型モノステアリン酸グリセリル 1.0
(5)プロピレングリコール 11.0
(6)ショ糖脂肪酸エステル 1.3
(7)精製水 69.6
(8)酸化チタン 1.0
(9)ベンガラ 0.1
(10)黄酸化鉄 0.4
(11)香料 0.1
(12)メシダ属イヌワラビの抽出物[実施例18] 1.0
製法:(1)〜(4)の油相成分を混合し、75℃にて加熱溶解する。一方、(5)〜(7)の水相成分を混合し、75℃にて加熱溶解し、これに(8)〜(10)の顔料を加え、ホモミキサーにて均一に分散させる。この水相成分に前記油相成分を加え、ホモミキサーにて乳化する。乳化終了後に冷却を開始し、40℃にて(11)と(12)の成分を加え、均一に混合する。
[処方例8]入浴剤
(1)香料 0.3(質量%)
(2)クサソテツ属クサソテツの抽出物[実施例1] 4.0
(3)炭酸水素ナトリウム 47.0
(4)硫酸ナトリウム 48.7
製法:(1)〜(4)を均一に混合する。
[処方例9]ヘアーワックス
(1)ステアリン酸 3.0(質量%)
(2)マイクロクリスタリンワックス 2.0
(3)セチルアルコール 3.0
(4)高重合メチルポリシロキサン 2.0
(5)メチルポリシロキサン 5.0
(6)ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)
メチルポリシロキサン共重合体 1.0
(7)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(8)1、3−ブチレングリコール 7.5
(9)アルギニン 0.7
(10)精製水 73.6
(11)コウヤワラビ属コウヤワラビの抽出物[実施例6] 2.0
(12)香料 0.1
製法:(1)〜(6)の油相成分を混合し、75℃にて加熱溶解する。一方、(7)〜(10)の水相成分を75℃にて加熱溶解し、前記油相成分を加え、ホモミキサーにて乳化する。乳化終了後に冷却を開始し、40℃にて(11)と(12)の成分を加え、均一に混合する。
[処方例10]クサソテツ(こごみ)抽出物含有顆粒剤
(1)クサソテツ属クサソテツの抽出物[実施例1] 5.0(質量%)
(2)トコフェロールパウダー 2.0
(3)デンプン 29.5
(4)還元麦芽糖水飴 60.0
(5)ショ糖脂肪酸エステル 3.5
製法:(1)〜(5)を均一に混合する。
[処方例11]飲料
(1)クサソテツ属クサソテツの抽出物[実施例2] 1.0(質量%)
(2)エリスリトール 1.0
(3)クエン酸 0.1
(4)ステビア 0.01
(5)精製水 97.89
製法:(1)〜(5)を均一に混合する。
[処方例12]錠剤
(1)クサソテツ属クサソテツの抽出物[実施例1] 5.0(質量部)
(2)白糖 7.0
(3)卵殻カルシウム 39.0
(4)還元麦芽糖水飴 44.0
(5)ショ糖脂肪酸エステル 5.0
製法:(1)〜(3)を均一に混合した後、打錠機にて打錠を行い、直径10mm、質量300mgの錠剤とする。

Claims (7)

  1. イワデンダ科植物より選ばれる1種又は2種以上の植物またはその抽出物を有効成分とする保湿剤。
  2. イワデンダ科植物より選ばれる1種又は2種以上の植物またはその抽出物を有効成分とする美白剤。
  3. イワデンダ科植物より選ばれる1種又は2種以上の植物またはその抽出物を有効成分とする痩身剤。
  4. イワデンダ科植物より選ばれる1種又は2種以上の植物またはその抽出物を有効成分とする保湿剤、美白剤、または痩身剤のいずれか1種以上を含む組成物。
  5. イワデンダ科植物より選ばれる1種又は2種以上の植物またはその抽出物を含む外用組成物。
  6. イワデンダ科植物より選ばれる1種又は2種以上の植物またはその抽出物を含む経口用組成物。
  7. イワデンダ科植物より選ばれる1種又は2種以上の植物の抽出物。
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