JPWO2007083536A1 - ステアリングコラム装置 - Google Patents

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Abstract

テレスコピック位置調整距離を長くしても、チルト駆動機構に加わるアッパーコラム側の重量やモーメントが一定に維持されるチルト・テレスコピック式のステアリングコラム装置を提供する。電動モータ5が回転すると、ウォーム52、ウォームホイール55が回転し、送りねじ56がミドルコラム3の軸線方向に移動し、連結ピン41を介して、アッパーコラム4を枢動ピン32を支点にして枢動し、アッパーコラム4のチルト位置が調整される。また、電動モータ6が回転すると、ウォーム62、ウォームホイール65が回転し、送りねじ66がロアーコラム2の軸線方向に移動する。ミドルコラム3は、ミドルコラム3の内径孔31がロアーコラム2の案内筒21の外周211に案内されてロアーコラム2の軸線方向に移動し、テレスコピック位置が調整される。

Description

本発明はステアリングコラム装置、特に、運転者の体格や運転姿勢に応じて、アクチュエータを動力源として、ステアリングホイールのテレスコピック位置とチルト位置の両方を調整することができるチルト・テレスコピック式のステアリングコラム装置に関する。
電動アクチュエータを動力源として、ステアリングホイールのテレスコピック位置とチルト位置の両方を調整するチルト・テレスコピック式ステアリングコラム装置として、特許文献1の電動式チルト・テレスコピック式ステアリングコラム装置がある。
特許文献1のチルト・テレスコピック式ステアリングコラム装置は、アッパーコラム側にテレスコピック用アクチュエータとテレスコピック駆動機構を有し、ロアーコラム側に設けたチルト用アクチュエータとチルト駆動機構によって、ロアーコラムに対してアッパーコラムをチルト位置調整可能にしている。
特許文献1のチルト・テレスコピック式ステアリングコラム装置では、アッパーコラム側にテレスコピック用アクチュエータとテレスコピック駆動機構があるため、テレスコピック位置調整距離を長くすると、テレスコピック位置調整距離の増加分に比例して、チルト駆動機構に加わるアッパーコラム側の重量やモーメントが増加する。
チルト用アクチュエータやチルト駆動機構は、ステアリングコラム装置が配置される車室の空間的な制限によって、その出力や強度が制限されるため、チルト駆動機構に加わるアッパーコラム側の重量やモーメントも制限され、テレスコピック位置調整距離を長くすることが困難であった。
実開平4−119777号公報
本発明は、テレスコピック位置調整距離を長くしても、チルト駆動機構に加わるアッパーコラム側の重量やモーメントが一定に維持されるチルト・テレスコピック式のステアリングコラム装置を提供することを課題とする。
上記課題は以下の手段によって解決される。すなわち、第1番目の発明は、車体に固定可能なロアーコラム、上記ロアーコラムの車体後方側に形成された案内筒、上記案内筒にテレスコピック位置調整可能に外嵌する内径孔が車体前方側に形成されたミドルコラム、上記ロアーコラムに設けられたテレスコピック用アクチュエータ、上記テレスコピック用アクチュエータの駆動力を上記ミドルコラムに伝達して、上記ミドルコラムをテレスコピック移動するテレスコピック駆動機構、上記ミドルコラムの車体後方側にチルト位置調整可能に枢支されたアッパーコラム、上記アッパーコラムに回転可能に軸支され、車体後方側にステアリングホイールが装着されるステアリングシャフト、上記ミドルコラムに設けられたチルト用アクチュエータ、上記チルト用アクチュエータの駆動力を上記アッパーコラムに伝達して、上記アッパーコラムをチルト移動するチルト駆動機構を有することを特徴とするステアリングコラム装置である。
第2番目の発明は、第1番目の発明のステアリングコラム装置において、上記テレスコピック駆動機構は、上記テレスコピック用アクチュエータの回転で上記ロアーコラムの軸線方向に移動可能で、車体後方端が上記ミドルコラムに連結された送りねじを有することを特徴とするステアリングコラム装置である。
第3番目の発明は、第1番目の発明のステアリングコラム装置において、上記チルト駆動機構は、上記チルト用アクチュエータの回転で上記ミドルコラムの軸線方向に移動可能で、車体後方端が上記アッパーコラムに枢支された送りねじを有することを特徴とするステアリングコラム装置である。
第4番目の発明は、第1番目の発明のステアリングコラム装置において、上記テレスコピック駆動機構は、上記テレスコピック用アクチュエータの回転で上記ロアーコラムの軸線方向に移動可能で、車体後方端が上記ミドルコラムに連結された送りねじを有し、上記チルト駆動機構は、上記チルト用アクチュエータの回転で上記ミドルコラムの軸線方向に移動可能で、車体後方端が上記アッパーコラムに枢支された送りねじを有することを特徴とするステアリングコラム装置である。
第5番目の発明は、第1番目から第4番目までのいずれかの発明のステアリングコラム装置において、上記ロアーコラム、ミドルコラム、及びアッパーコラムがアルミニウムの鋳物で成形されていることを特徴とするステアリングコラム装置である。
第6番目の発明は、第1番目から第4番目までのいずれかの発明のステアリングコラム装置において、上記ミドルコラムには、上記ロアーコラムの案内筒の外周を押圧して、ロアーコラムの案内筒の外周とミドルコラムの内径孔との間の摺動隙間を排除する複数の隙間排除機構が設けられ、各々の隙間排除機構が上記ロアーコラムの案内筒の外周を押圧する位置は、上記ロアーコラムの案内筒の外周上の異なる位相位置であることを特徴とするステアリングコラム装置である。
第7番目の発明は、第6番目の発明のステアリングコラム装置において、上記隣接する隙間排除機構が上記ロアーコラムの案内筒の外周を押圧する位置の間の角度が90度であることを特徴とするステアリングコラム装置である。
第8番目の発明は、第6番目の発明のステアリングコラム装置において、上記各々の隙間排除機構は、上記ミドルコラムの軸線方向の位置が異なることを特徴とするステアリングコラム装置である。
第9番目の発明は、車体に固定可能なロアーコラム、ステアリングホィールが回転可能に取り付けられる移動コラム、上記移動コラムを軸線方向に移動させる駆動機構、上記ロアーコラムと上記移動コラムの内の一方が有する案内筒、上記案内筒によって案内され、上記ロアーコラムと上記移動コラムの内の他方が有する内径孔、および、上記内径孔内に向かってそれぞれ位相が異なる2つの位置に設けられた隙間排除機構を有することを特徴とするステアリングコラム装置である。
第10番目の発明は、第9番目の発明のステアリングコラム装置において、上記2つの隙間排除機構は、互いに0度以上、120度以下の相対位相差をもって設けられていることを特徴とするステアリングコラム装置である。
第11番目の発明は、第10番目の発明のステアリングコラム装置において、上記2つの隙間排除機構は、実質的に45度の相対位相差をもって設けられていることを特徴とするステアリングコラム装置である。
第12番目の発明は、第9番目から第11番目までのいずれかの発明のステアリングコラム装置において、上記2つの隙間排除機構は、このステアリングコラム装置が車体に取り付けられた時において、それぞれが互いに左右反対位置に設けられていることを特徴とするステアリングコラム装置である。
第13番目の発明は、第12番目の発明のステアリングコラム装置において、上記2つの隙間排除機構は、このステアリングコラム装置が車体に取り付けられた時において、それぞれが左右対象位置に設けられていることを特徴とするステアリングコラム装置である。
第14番目の発明は、第9番目から第11番目までのいずれかの発明のステアリングコラム装置において、上記2つの隙間排除機構は、このステアリングコラム装置が車体に取り付けられた時において、上記コラムの中心に関して左右一方の側のみに設けられていることを特徴とするステアリングコラム装置である。
第15番目の発明は、第9番目から第11番目までのいずれかの発明のステアリングコラム装置において、上記2つの隙間排除機構は、このステアリングコラム装置が車体に取り付けられた時において、上記コラムの中心に関して上下一方の側のみに設けられていることを特徴とするステアリングコラム装置である。
第16番目の発明は、第9番目から第15番目までのいずれかの発明のステアリングコラム装置において、上記2つの隙間排除機構は、更に、互いに上記コラムの軸方向に関してずれて設けられていることを特徴とするステアリングコラム装置である。
本発明のステアリングコラム装置では、テレスコピック移動するミドルコラムにチルト駆動機構を配置し、ロアーコラムにテレスコピック駆動機構を配置している。従って、テレスコピック位置調整距離を長くしても、チルト駆動機構に加わるアッパーコラム側の重量やモーメントが一定に維持される。
また、本発明のステアリングコラム装置では、ミドルコラムの内径孔がロアーコラムの案内筒の外周に案内されてテレスコピック移動する。従って、テレスコピック位置調整距離を長くしても、テレスコピック移動するミドルコラム側の重量は増加しないため、テレスコピック駆動機構に加わる負荷が増加せず、テレスコピック移動を軽快に行うことができる。
本発明の隙間排除機構はステアリンゴ装置のがたつきを防止できるだけでなく、2つの隙間排除機構を、実質的にコラムの中心線まわりの任意の位相位置、及び、軸方向位置に互いにずらして配置できるので、車体の構造上アクセス困難な場合にもその配置位置を選ぶことにより隙間調整作業を容易にすることができる。
本発明のステアリングコラム装置101を車両に取り付けた状態を示す全体斜視図である。 本発明の実施例のステアリングコラム装置101の要部を示す正面図である。 図2のステアリングコラム装置101を、ロアーコラム側とミドルコラム側に分離した状態を示す正面図である。 図2のA−A断面図である。 図2のB−B断面図である。 図2のC−C断面図である。 図2のD−D断面図である。 隙間排除機構7の細部構造にかかる変形例を示す説明図である。 図9(1)及び(2)は、適宜の角度だけ位相のずらした上に更に軸方向にもずらして隙間排除機構7を配置した例を示す説明図である。 (1)、(2)、及び、(3)は、それぞれ隙間排除機構7の他の配置例を示す説明図である。 案内筒21と内径孔31の関係が異なる他の実施例の説明図である。
符号の説明
101 ステアリングコラム装置
102 ステアリングシャフト
102A 上部ステアリングシャフト
103 ステアリングホイール
104 ユニバーサルジョイント
105 中間シャフト
106 ユニバーサルジョイント
107 ステアリングギヤ
108 タイロッド
2 ロアーコラム
21 案内筒
211 外周
23 貫通孔
3 ミドルコラム
31 内径孔
32 枢動ピン
33 貫通孔
34 連結孔
35 垂直軸線
36 中心
37 外周
4 アッパーコラム
41 連結ピン
5 電動モータ(チルト用アクチュエータ)
51 出力軸
52 ウォーム
53 スラスト軸受
54 ナット
541 雌ねじ
55 ウォームホイール
56 送りねじ
561 雄ねじ
562 連結孔
563 雄ねじ
57 ストッパ
571 ロックナット
6 電動モータ(テレスコピック用アクチュエータ)
61 出力軸
62 ウォーム
64 ナット
65 ウォームホイール
66 送りねじ
662 連結軸部
67 ストッパ
671 ロックナット
7 隙間排除機構
71 雌ねじ
72 調整ねじ
73 皿バネ
74 パッド
75 クランプナット
以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明する。図1は本発明のステアリングコラム装置101を車両に取り付けた状態を示す全体斜視図である。ステアリングコラム装置101は、ステアリングシャフト102を回動自在に軸支している。ステアリングシャフト102には、その上端(車体後方側)にステアリングホイール103が装着され、ステアリングシャフト102の下端(車体前方側)には、ユニバーサルジョイント104を介して中間シャフト105が連結されている。
中間シャフト105にはその下端にユニバーサルジョイント106が連結され、ユニバーサルジョイント106には、ラックアンドピニオン機構等からなるステアリングギヤ107が連結されている。
運転者がステアリングホイール103を回転操作すると、ステアリングシャフト102、ユニバーサルジョイント104、中間シャフト105、ユニバーサルジョイント106を介して、その回転力がステアリングギヤ107に伝達され、ラックアンドピニオン機構を介して、タイロッド108を移動し、車輪の操舵角を変えることができる。
図2は本発明の実施例のステアリングコラム装置101の要部を示す正面図である。図3は図2のステアリングコラム装置101を、ロアーコラム側とミドルコラム側に分離した状態を示す正面図である。図4は図2のA−A断面図である。図5は図2のB−B断面図である。図6は図2のC−C断面図である。
図2から図3に示すように、本発明のステアリングコラム装置101は、図示しない車体に取り付けられたロアーコラム2、ロアーコラム2にテレスコピック位置調整可能に外嵌されたミドルコラム3、ミドルコラム3にチルト位置調整可能に枢支されたアッパーコラム4の三つの要素で構成されている。ロアーコラム2、ミドルコラム3、アッパーコラム4は、アルミニウムを鋳造して成形され、軽量化と振動剛性を向上させている。
ロアーコラム2の車体後方側(図2、図3の右側)には、車体後方側に延びる円筒形状の案内筒21が一体的に形成されている。ミドルコラム3の車体前方側(図2、図3の左側)には円形の内径孔31が形成され、案内筒21の外周211に内径孔31が外嵌し、ロアーコラム2の案内筒21に案内されて、ミドルコラム3はロアーコラム2の軸線方向に平行に移動可能である。
ミドルコラム3の車体後方側には、枢動ピン32を中心として、図2、図3の紙面に平行な平面内でアッパーコラム4が枢動可能に枢支されている。アッパーコラム4には、上部ステアリングシャフト102Aが回転可能に軸支されている。上部ステアリングシャフト102Aの車体後方側には、上述したステアリングホイール103が装着され、上部ステアリングシャフト102Aの車体前方端は、ロアーコラム2に回転可能に軸支されたステアリングシャフト102(図1参照)の車体後方端と、枢動ピン32の中心軸線上で、図示しないユニバーサルジョイントによって連結されている。
図2、図3、図5、図6に示すように、ミドルコラム3の下方には、ミドルコラム3の内径孔31の軸線に直交する方向(図5の左右方向)に、電動モータ5(チルト用アクチュエータ)が固定され、電動モータ5の出力軸51には、ウォーム52が一体的に形成されている。
ミドルコラム3には、内径孔31の斜め下方に、内径孔31の軸線に平行な貫通孔33が形成され、貫通孔33内には、球面座金付きのスラスト軸受53、53によって、中空円筒形状のナット54の両端が回転可能に軸支されている。ナット54の外周にはウォームホイール55が圧入されており、このウォームホイール55にウォーム52が噛み合っている。
ナット54の内周には雌ねじ541が形成され、送りねじ56の外周に形成された雄ねじ561が、この雌ねじ541にねじ込まれている。送りねじ56の車体後方端(図2、図3、図6の右側)には連結孔562が形成され、アッパーコラム4に圧入された連結ピン41が連結孔562に内嵌している。従って、送りねじ56の車体後方端は、アッパーコラム4に圧入された連結ピン41に枢動可能に枢支されている。
送りねじ56の車体前方端(図2、図3、図6の左側)には小径の雄ねじ563が形成され、この雄ねじ563に、円盤状のストッパ57がねじ込まれ、ストッパ57はロックナット571によって緩み止めされている。
電動モータ5が回転すると、ウォーム52、ウォームホイール55が回転し、送りねじ56がミドルコラム3の軸線方向に移動し、連結ピン41を介して、アッパーコラム4を枢動ピン32を支点にして枢動し、アッパーコラム4(ステアリングホイール103)のチルト位置が調整される。ウォーム52、ウォームホイール55、ナット54、送りねじ56、連結ピン41等が、電動モータ5の駆動力をアッパーコラム4に伝達して、アッパーコラム4をチルト移動するチルト駆動機構を構成している。ストッパ57は、送りねじ56の車体後方側への移動端でミドルコラム3の車体前方端に当接して、送りねじ56の車体後方側への移動端を規制している。
アッパーコラム4のチルト移動は、枢動ピン32を支点とする円運動であり、送りねじ56の移動は直線運動であるが、球面座金付きのスラスト軸受53、53によって、送りねじ56がミドルコラム3の軸線に対して傾斜して、円運動と直線運動の軌跡の差を吸収している。
図2、図3、図4に示すように、ロアーコラム2の側方には、ロアーコラム2の案内筒21の軸線に直交(図2、図3の上下方向)し、かつ、斜め上方(図4)から、電動モータ6(テレスコピック用アクチュエータ)が固定され、電動モータ6の出力軸61には、ウォーム62が一体的に形成されている。
ロアーコラム2の側方には、案内筒21の軸線に平行な貫通孔23が形成されている。貫通孔23内には、スラスト軸受(図示せず)によって回転可能に軸支されたナット64と、このナット64の外周に圧入されたウォームホイール65が内蔵されており、このウォームホイール65にウォーム62が噛み合っている。
ナット64の内周には雌ねじ(図示せず)が形成され、送りねじ66の外周に形成された雄ねじ(図示せず)が、この雌ねじにねじ込まれている。送りねじ66の車体後方端(図2、図3の右側)には連結軸部662が形成され、ミドルコラム3に形成された連結孔34に連結軸部662が内嵌すると共に、図示しない止めねじによって、連結軸部662は連結孔34に固定されている。
送りねじ66の車体前方端(図2、図3の左側)には小径の雄ねじ(図示せず)が形成され、この雄ねじに、円盤状のストッパ67が螺合し、ストッパ67はロックナット671によって緩み止めされている。
電動モータ6が回転すると、ウォーム62、ウォームホイール65が回転し、送りねじ66がロアーコラム2の軸線方向に移動する。ミドルコラム3(ステアリングホイール103)は、ミドルコラム3の内径孔31がロアーコラム2の案内筒21の外周211に案内されて、ロアーコラム2の軸線方向に移動し、テレスコピック位置が調整される。ウォーム62、ウォームホイール65、ナット64、送りねじ66等が、電動モータ6の駆動力をミドルコラム3に伝達して、ミドルコラム3をテレスコピック移動するテレスコピック駆動機構を構成している。
本発明の実施例では、テレスコピック移動するミドルコラム3にチルト駆動機構を配置し、ロアーコラム2にテレスコピック駆動機構を配置している。従って、テレスコピック位置調整距離を長くしても、チルト駆動機構に加わるアッパーコラム4側の重量やモーメントが一定に維持される。
また、本発明の実施例では、ミドルコラム3の内径孔31がロアーコラム2の案内筒21の外周211に案内されてテレスコピック移動する構造を採用している。従って、テレスコピック位置調整距離を長くしても、テレスコピック移動するミドルコラム3側の重量は増加しないため、テレスコピック駆動機構に加わる負荷が増加せず、テレスコピック移動を軽快に行うことができる。
さらに、本発明の実施例では、アルミニウム鋳物のミドルコラム3にチルト駆動機構を一体的に配置しているため、チルト駆動機構が軽量で、精剛性及び動剛性を向上させることができる。
図7は図2のD−D断面図であって、ロアーコラム2の案内筒21の外周211とミドルコラム3の内径孔31との間の摺動隙間を無くして、ステアリングコラム装置101の剛性を高くすると共に、ミドルコラム3のテレスコピック位置調整を円滑に行えるようにした隙間排除機構とその配置の例を示す。
図7に示すように、ミドルコラム3には、ミドルコラム3の内径孔31の中心36を通る垂直軸線35に対して、左右に45度ずつ(合計90度)位相をずらした位置に、且つ、軸方向の同じ位置に、各々同一構造の隙間排除機構7、7が設けられている。
ミドルコラム3には、ミドルコラム3の外周37から内径孔31に貫通して雌ねじ71、71が形成され、この雌ねじ71、71に調整ねじ72、72がねじ込まれている。調整ねじ72、72は、皿バネ73を介してパッド74を案内筒21の外周211に押圧している。パッド74は、摩擦係数の小さな円柱形状の合成樹脂で成形されており、案内筒21の外周211との当接面が、外周211と同一曲率の円弧面に形成されている。
調整ねじ72、72のねじ込み量を適宜調整すれば、ロアーコラム2の案内筒21の外周211とミドルコラム3の内径孔31との間の摺動隙間を無くして、ステアリングコラム装置101の剛性を高くすることができると共に、ミドルコラム3のテレスコピック位置調整を円滑に行うことが可能となる。
図8は、隙間排除機構7の細部構造にかかる変形例である。この例では、図7の隙間排除機構7の皿バネ73が省略されている。このため調整ねじ72が車体の振動等の影響を受けてゆるみやすいので、クランプナット75により調整ねじ72のゆるみを防止している。他の構成については図7にかかる説明を援用する。
2つの隙間排除機構7が中心36まわりの異なる位相の位置に配置されていることにより、中心36まわりの全方向のがたつきを防止することができる。したがって、隙間排除機構7が異なる位相で2箇所に設けられていれば、各隙間排除機構7の配置位置は、図7に示すコラムの上側だけに配置した例に限定されることはない。ただし、2つの隙間排除機構7のみを設ける場合において、2つが180度だけずれて向き合う場合には、全方向のがたつき防止ができないため、この態様は除外される。一方、第3の隙間排除機構7をどこかに設けることは排除されない。
以下に隙間排除機構7の配置位置に関するいくつかの可能な例を示す。図9(1)、(2)は、適宜の角度だけ位相のずらした上に更に軸方向にもずらして隙間排除機構7を配置した例である。ここで、図9(1)は、要部正面図、(2)はA−A断面図とB−B断面図を半分ずつ示したものである。図9(1)に示すように、2つの隙間排除機構7がステアリングコラム装置の軸方向(長さ方向)において互いにずらした位置であって、かつ、(2)に示すように互いに位相をずらした配置がなされている。車体構造上、隙間排除機構7にアクセスすることが困難な場合、このような配置にすることもできる。
図10(1)、(2)、及び、(3)は、それぞれ隙間排除機構7の他の配置例を示す。図10(1)は、2つの隙間排除機構7を全てステアリングコラム装置の下側に配置したものである。車体のフロントパネルなどがあるため上側から隙間排除機構7にアクセスしにくい場合に、この例のように隙間排除機構7をステアリングコラム装置の下側に配置したことにより工場における隙間調整作業が容易となる。
図10(2)は2つの隙間排除機構7を全てステアリングコラム装置の左右一方の側(左側あるいは右側)に配置したものである。車体の他の部材(例えば側壁、ドア、シフトレバーなど)が既に組み立てられている場合、左あるいは右側から隙間排除機構7にアクセスしにくい場合に、この例のように隙間排除機構7をステアリングコラム装置の左右一方の側に配置したことにより工場における隙間調整作業が容易となる。
2つの隙間排除機構7の位相をずらす程度は、上述のように180度、及び0度(図9のように軸方向にずらした場合に0度がありうる。)以外であれば任意の角度を選ぶことができる。しかしながら、特に、図10(3)に示すように、各隙間排除機構7の位相をそれぞれ水平から30度以上、つまり、2つの隙間排除機構7の位相のずれを120度以下、に配置すれば、ステアリングコラム装置の下方向に向く荷重を隙間排除機構7のパッド74にかかる荷重よりも大きくすることができるので、パッド74の負荷荷重を軽減できる。パッド74は接触面積が少なく、合成樹脂等で作った場合摩耗しやすいが、負荷荷重の軽減によりパッド74の摩耗を少なくすることができる。
2つの隙間排除機構の配置に関して、隙間排除機構7を左右反対位置、または、左右対象位置に設けることができるだけでなく、コラムの中心に関して左右一方の側のみに設けること、あるいは、コラムの中心に関して上下一方の側のみに設けることも可能である。
これまでに説明したステアリングコラム装置では、案内筒21がロアーコラム2側に設けられており、ミドルコラム3側に設けられた内径孔31がこの案内筒21に嵌合される構造であった。図11に示すステアリングコラム装置では、上記案内筒21と内径孔31の関係が逆である。すなわち、ロアーコラム2に内径孔31が設けられており、ミドルコラム3には案内筒21が設けられた構造がとられている。ロアーコラム2の内径孔31内にミドルコラム3の案内筒21が嵌合して、テレスコ動作のために摺動可能になっている。上記隙間排除機構7は、このようなタイプのステアリングコラム装置においても適用可能であるばかりでなく、さらには、テレスコ機能さえ備えていればチルト機能を持たないタイプのものにまでも適用可能である。図11のステアリングコラム装置の動作、その他の構造は実質的に同様であるので、その説明は先の説明を援用する。

Claims (16)

  1. 車体に固定可能なロアーコラム、
    上記ロアーコラムの車体後方側に形成された案内筒、
    上記案内筒にテレスコピック位置調整可能に外嵌する内径孔が車体前方側に形成されたミドルコラム、
    上記ロアーコラムに設けられたテレスコピック用アクチュエータ、
    上記テレスコピック用アクチュエータの駆動力を上記ミドルコラムに伝達して、上記ミドルコラムをテレスコピック移動するテレスコピック駆動機構、
    上記ミドルコラムの車体後方側にチルト位置調整可能に枢支されたアッパーコラム、
    上記アッパーコラムに回転可能に軸支され、車体後方側にステアリングホイールが装着されるステアリングシャフト、
    上記ミドルコラムに設けられたチルト用アクチュエータ、
    上記チルト用アクチュエータの駆動力を上記アッパーコラムに伝達して、上記アッパーコラムをチルト移動するチルト駆動機構を有すること
    を特徴とするステアリングコラム装置。
  2. 請求項1に記載されたステアリングコラム装置において、
    上記テレスコピック駆動機構は、上記テレスコピック用アクチュエータの回転で上記ロアーコラムの軸線方向に移動可能で、車体後方端が上記ミドルコラムに連結された送りねじを有すること
    を特徴とするステアリングコラム装置。
  3. 請求項1に記載されたステアリングコラム装置において、
    上記チルト駆動機構は、上記チルト用アクチュエータの回転で上記ミドルコラムの軸線方向に移動可能で、車体後方端が上記アッパーコラムに枢支された送りねじを有することを特徴とするステアリングコラム装置。
  4. 請求項1に記載されたステアリングコラム装置において、
    上記テレスコピック駆動機構は、上記テレスコピック用アクチュエータの回転で上記ロアーコラムの軸線方向に移動可能で、車体後方端が上記ミドルコラムに連結された送りねじを有し、
    上記チルト駆動機構は、上記チルト用アクチュエータの回転で上記ミドルコラムの軸線方向に移動可能で、車体後方端が上記アッパーコラムに枢支された送りねじを有すること
    を特徴とするステアリングコラム装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載されたステアリングコラム装置において、
    上記ロアーコラム、ミドルコラム、及びアッパーコラムがアルミニウムの鋳物で成形されていること
    を特徴とするステアリングコラム装置。
  6. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載されたステアリングコラム装置において、
    上記ミドルコラムには、上記ロアーコラムの案内筒の外周を押圧して、ロアーコラムの案内筒の外周とミドルコラムの内径孔との間の摺動隙間を排除する複数の隙間排除機構が設けられ、
    各々の隙間排除機構が上記ロアーコラムの案内筒の外周を押圧する位置は、上記ロアーコラムの案内筒の外周上の異なる位相位置であること
    を特徴とするステアリングコラム装置。
  7. 請求項6に記載されたステアリングコラム装置において、
    上記隣接する隙間排除機構が上記ロアーコラムの案内筒の外周を押圧する位置の間の角度が90度であること
    を特徴とするステアリングコラム装置。
  8. 請求項6に記載されたステアリングコラム装置において、
    上記各々の隙間排除機構は、上記ミドルコラムの軸線方向の位置が異なること
    を特徴とするステアリングコラム装置。
  9. 車体に固定可能なロアーコラム、
    ステアリングホィールが回転可能に取り付けられる移動コラム、
    上記移動コラムを軸線方向に移動させる駆動機構、
    上記ロアーコラムと上記移動コラムの内の一方が有する案内筒、
    上記案内筒によって案内され、上記ロアーコラムと上記移動コラムの内の他方が有する内径孔、および、
    上記内径孔内に向かってそれぞれ位相が異なる2つの位置に設けられた隙間排除機構
    を有することを特徴とするステアリングコラム装置。
  10. 請求項9に記載されたステアリングコラム装置において、
    上記2つの隙間排除機構は、互いに0度以上、120度以下の相対位相差をもって設けられていること
    を特徴とするステアリングコラム装置。
  11. 請求項10に記載されたステアリングコラム装置において、
    上記2つの隙間排除機構は、実質的に45度の相対位相差をもって設けられていること
    を特徴とするステアリングコラム装置。
  12. 請求項9から請求項11までのいずれかに記載されたステアリングコラム装置において、
    上記2つの隙間排除機構は、このステアリングコラム装置が車体に取り付けられた時において、それぞれが互いに左右反対位置に設けられていること
    を特徴とするステアリングコラム装置。
  13. 請求項12に記載されたステアリングコラム装置において、
    上記2つの隙間排除機構は、このステアリングコラム装置が車体に取り付けられた時において、それぞれが左右対象位置に設けられていること
    を特徴とするステアリングコラム装置。
  14. 請求項9から請求項11までのいずれかに記載されたステアリングコラム装置において、
    上記2つの隙間排除機構は、このステアリングコラム装置が車体に取り付けられた時において、上記コラムの中心に関して左右一方の側のみに設けられていること
    を特徴とするステアリングコラム装置。
  15. 請求項9から請求項11までのいずれかに記載されたステアリングコラム装置において、
    上記2つの隙間排除機構は、このステアリングコラム装置が車体に取り付けられた時において、上記コラムの中心に関して上下一方の側のみに設けられていること
    を特徴とするステアリングコラム装置。
  16. 請求項9から請求項15までのいずれかに記載されたステアリングコラム装置において、
    上記2つの隙間排除機構は、更に、互いに上記コラムの軸方向に関してずれて設けられていること
    を特徴とするステアリングコラム装置。
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