JPWO2007037284A1 - 無線通信端末装置、ネットワーク装置、移動体通信システム及び位置登録方法 - Google Patents

無線通信端末装置、ネットワーク装置、移動体通信システム及び位置登録方法 Download PDF

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Abstract

位置登録後のRRC Connection解放に要する電力消費を低減する無線通信端末装置、ネットワーク装置、移動通信システム及び位置登録方法を開示する。この位置登録方法において、ST501では、UEのRRCステートがIdle状態である場合、UEがflag=1を設定し、一方でUEとUTRANとの間にRRC Connectionを確立する。ST504では、ST501において設定したflagをUEがUTRANに送信し、ST505では、UTRANが受信したflagを記憶する。ST507では、UTRANが受信したRA Update AcceptをUEに送信すると共に、ST505において記憶したflagの値が1である場合には、RRC Connectionを解放する。一方、UEはDOWNLINK DIRECT TRANSFERを受信すると、ST501において設定したflagの値が1である場合には、RRC Connectionを解放する。

Description

本発明は、無線回線を開設し、位置登録を行う無線通信端末装置、ネットワーク装置、移動体通信システム及び位置登録方法に関する。
一般に、無線アクセスネットワーク(RAN: Radio Access Network)は、無線制御装置(RNC: Radio Network Controller)とノードBとにより構成されており、RNCは、交換機ネットワークであるコアネットワーク(CN: Core Network)とIuインタフェースを介して接続され、ノードBは、移動機(UE: User Equipment)と無線インタフェースを介して接続される。
図1に、移動体通信システムの制御プレーンのプロトコル構成を示す。図1において、UE(User Equipment)は無線レイヤ1、無線レイヤ2、RRC(Radio Resource Control)及びNAS(Non Access Stratum)により構成されている。また、UTRAN(UMTS Terrestrial Radio Access Network)は、無線レイヤ1、無線レイヤ2、RRC、Layer1、Layer2及びRANAPにより構成されている。さらに、CN(Core Network)は、Layer1、Layer2、RANAP及びNASにより構成されている。
無線レイヤ1は、誤り訂正符号化、変復調、RF処理などを行う。無線レイヤ2は、無線リソースの割り当て制御などを行うMedium Access Control(MAC)と、無線リンクの制御を行うRadio Link Control(RLC)の2つのサブレイヤに分けられる。MACは、上位レイヤからのデータを無線レイヤ1に受け渡すための多重・分離処理などを行う。一方、RLCは、上位レイヤからのデータをMACに受け渡すためのデータの分割・結合、無線区間での誤りを回復するための再送などを行う。
RRCは、無線リソース制御を行い、制御用無線回線の設定・解放、データ通信用無線回線の設定・解放、ハンドオーバ、NASからのメッセージの転送などを行う。
NASは、UEとCNとの間で通信のための位置登録、認証、セッション制御などを行う。NASのシグナリングはRRC、RANAPを介して、UEとCNとの間で送受される。
RANAPは、UTRANとCNとの間の制御、UEからのNASメッセージの転送を行う。
Layer1及びLayer2は、UTRANとCNとの間の有線レイヤ1及び有線レイヤ2プロトコルであり、IP(Internet Protocol)、ATM(Asynchronous Transfer Mode)などを利用可能である。
ここで、一般的な位置登録手順について図2を用いて説明する。図2において、ステップ(以下、「ST」と省略する)11では、UEがUTRANとの間に制御用の無線回線(RRC Connection)を開設するため、UEからRRC Connection RequestをUTRANに送信する。
ST12では、UTRANがRRC Connection Requestを受信し、RRC ConnectionのパラメータをRRC Connection Setupに設定し、このパラメータをUEに送信する。
ST13では、UEがRRC Connection Setupを受信し、RRC Connectionのパラメータを無線レイヤ1、無線レイヤ2に設定する。無線レイヤ1は、無線回線同期の確立を図り、UEは無線レイヤ1から無線回線同期の確立が通知されると、RRC Connection Setup CompleteをUTRANに送信する。
このとき、UE及びUTRANのRRCでは、RRC Idle状態(RRC Connectionが開設されていない状態)からRRC Connected状態(RRC Connectionが開設されている状態)に遷移し、UE及びUTRANでは、それぞれ新しい状態(ここでは、RRC Connected状態)を記憶する。
ST14では、UEがNASから位置登録要求を受信し、RA(Routing Area) Update RequestをUPLINK DIRECT TRANSFERに設定して、UTRANに送信する。ST15では、UTRANがUPLINK DIRECT TRANSFERを受信する。そして、受信したUPLINK DIRECT TRANSFERに設定されているRA Update Requestを取り出し、取り出したRA Update RequestをRANAPを介してCNのNASに送信する。
ST16では、CNが位置登録処理を行い、RANAPを介して位置登録応答(RA Update Accept)をUTRANに送信する。ST17では、UTRANがRA Update Acceptを受信し、受信したRA Update AcceptをDOWNLINK DIRECT TRANSFERに設定して、UEに送信する。UEは、DOWNLINK DIRECT TRANSFERを受信すると、設定されているRA Update Requestを取り出し、取り出したRA Update RequestをUEのNASに送信する。
ST18では、UTRANがRRC Connectionを解放するため、RRC Connection ReleaseをUEに送信する。ST19では、UEがRRC Connection Releaseを受信し、応答として、RRC Connection Release CompleteをUTRANに送信する。UEはRRC Connectionのための無線回線の解放を無線レイヤ2、無線レイヤ1に指示し、RRC Connectionを解放する。同様に、UTRANにおいても、RRC Connection Release Completeを受信すると、RRC Connectionのための無線回線の解放を無線レイヤ2、無線レイヤ1に指示し、RRC Connectionを解放する。
このとき、UE及びUTRANのRRCでは、RRC Connected状態からRRC Idle状態に遷移し、遷移したRRC Idle状態を記憶する。
以上説明した手順により、UE、UTRAN、CNの間において位置登録の処理を行うことができる。
特表2004−526393号公報 3GPP TS.25.331 v6. 6. 0, 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Radio Resource Control (RRC); protocol specification
しかしながら、UEはIdle状態にある場合、予め設定された周期、または、位置登録エリア間を移動するたび、位置登録を行わなければならず、UEは位置登録を行ったらRRC Connectionを解放しなければならないので、このRRC Connection解放のためにUTRANとのメッセージの送受信に要する電力を消費してしまうという問題がある。
本発明の目的は、位置登録後のRRC Connection解放に要する電力消費を低減する無線通信端末装置、ネットワーク装置、移動体通信システム及び位置登録方法を提供することである。
本発明の無線通信端末装置は、ネットワーク装置との間にRRCコネクションが開設されている状態をコネクティド状態とし、RRCコネクションが開設されていない状態をアイドル状態として両状態を記憶管理する管理手段と、前記管理手段に記憶管理されている状態がアイドル状態においてRRCコネクションを開設する場合、前記RRCコネクションはネットワーク装置との間の位置登録、デタッチ又はTMSIリアロケーションを行うために開設するものと判断し、位置登録、デタッチ又はTMSIリアロケーションの終了と共にRRCコネクションを解放するRRCプロトコル処理手段と、を具備する構成を採る。
本発明のネットワーク装置は、無線通信端末装置との間で位置登録、デタッチ又はTMSIリアロケーションを行うためにRRCコネクションが開設された場合、位置登録、デタッチ又はTMSIリアロケーションの終了と共にRRCコネクションを解放するRRCプロトコル処理手段を具備する構成を採る。
本発明の移動体通信システムは、RRCコネクションが開設されている状態をコネクティド状態とし、RRCコネクションが開設されていない状態をアイドル状態として両状態を記憶管理する管理手段と、前記管理手段に記憶管理されている状態がアイドル状態においてRRCコネクションを開設する場合、前記RRCコネクションは位置登録を行うために開設するものと判断し、位置登録の要求と、位置登録の終了と共にRRCコネクションの解放を許可することを示すRRC release flagとを前記ネットワーク装置に送信するRRCプロトコル処理手段と、を有する無線通信端末装置と、前記RRC release flagを前記無線通信端末装置から受信した場合、位置登録の終了と共に前記RRCコネクションを解放するネットワーク装置と、を具備する構成を採る。
本発明の移動体通信システムは、RRCコネクションが開設されている状態をコネクティド状態とし、RRCコネクションが開設されていない状態をアイドル状態として両状態を記憶管理する管理手段と、前記管理手段に記憶管理されている状態がアイドル状態において位置登録を行うためにRRCコネクションを開設する場合、前記RRCコネクションは位置登録を行うために開設するものと判断し、位置登録の終了と共にRRCコネクションの解放を許可するか否かを示す情報を、RRCコネクションの開設を要求するRRC Connection Requestに含まれるEstablishment causeに設定し、前記RRC Connection Requestを前記ネットワーク装置に送信するRRCプロトコル処理手段と、を有する無線通信端末装置と、前記Establishment causeを前記無線通信端末装置から受信した場合、位置登録の終了と共に前記RRCコネクションを解放するネットワーク装置と、を具備する構成を採る。
本発明の位置登録方法は、無線通信端末装置とネットワーク装置との間で位置登録、デタッチ又はTMSIリアロケーションを行うためにRRCコネクションが開設された場合、前記無線通信端末装置及び前記ネットワーク装置のそれぞれが位置登録、デタッチ又はTMSIリアロケーションの終了と共にRRCコネクションを解放するようにした。
本発明によれば、位置登録後のRRC Connection解放に要する電力消費を低減することができる。
移動体通信システムの制御プレーンのプロトコル構成を示す図 一般的な位置登録手順を示すシーケンス図 本発明の実施の形態1に係るUE及びUTRANのRRCの構成を示すブロック図 図3に示したUEのRRCプロトコル処理部における位置登録手順を示すフロー図 UPLINK DIRECT TRANSFERの構成を示す図 図3に示したUTRANのRRCプロトコル処理部における位置登録手順を示すフロー図 本発明の実施の形態1に係るUE、UTRAN、CNの間における位置登録処理の手順を示すシーケンス図 本発明の実施の形態2に係るUE及びUTRANのRRCの構成を示すブロック図 Establishment causeの各種タイプを示す図 図8に示したUEのRRCプロトコル処理部における位置登録手順を示すフロー図 RRC Connection Requestの構成を示す図 図8に示したUTRANのRRCプロトコル処理部における位置登録手順を示すフロー図 本発明の実施の形態2に係るUE、UTRAN、CNの間における位置登録処理の手順を示すシーケンス図 本発明の実施の形態3に係るUE及びUTRANのRRCの構成を示すブロック図 図14に示したUEのRRCプロトコル処理部における位置登録手順を示すフロー図 図14に示したUTRANのRRCプロトコル処理部における位置登録手順を示すフロー図 DOWNLINK DIRECT TRANSFERの構成を示す図 本発明の実施の形態3に係るUE、UTRAN、CNの間における位置登録処理の手順を示すシーケンス図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図3は、本発明の実施の形態1に係るUE及びUTRANのRRCの構成を示すブロック図である。この図において、RRCプロトコル処理部101−1、101−2は、RRC Connectionの設定及び解放、両者間で位置登録処理を行うなどのプロトコル処理を行う。
RRCステート管理部102−1、102−2は、RRC Idle状態(RRC Connectionが開設されていない状態)であるかRRC Connected状態(RRC Connectionが開設されている状態)であるかのRRCステートを管理する。
RRCリリースフラグ記憶部103−1,103−2は、RRCステート管理部102−1、102−2にRRC Idle状態が記憶されている場合には、位置登録後にRRC Releaseを実行するため、RRC release flag=1を記憶する。また、RRCステート管理部102−1、102−2にRRC Connected状態が記憶されている場合には、位置登録以外の通信のために、既にRRC Connectionが開設されており、RRC Connectionを開設する必要がなく、かつ、位置登録後にRRC Releaseを実行してはいけないため、RRC release flag=0を記憶する。
次に、UEのRRCプロトコル処理部101−1における位置登録手順について図4を用いて説明する。図4において、ステップ(以下、「ST」と省略する)201では、RRCステート管理部102−1に管理されているRRCステートを確認し、管理されているRRCステートがIdle状態であるか否かを判定する。Idle状態(YES)である場合にはST202に移行し、Idle状態ではなくConnected状態(NO)である場合にはST206に移行する。
ST202では、位置登録後にRRC Releaseを実行するため、RRC release flag=1を設定し、RRCリリースフラグ記憶部103−1に記憶させる。ST203では、RRC Connection RequestをUTRANに送信する。
ST204では、UTRANからRRC Connection Setupを受信し、ST205では、RRC Connection Setup CompleteをUTARNに送信する。
ST206では、位置登録以外の通信のために、既にRRC Connectionが開設されており、RRC Connectionを開設する必要がなく、かつ、位置登録後にRRC Releaseを実行してはいけないため、RRC release flag=0を設定し、RRCリリースフラグ記憶部103−1に記憶させる。
ST207では、NAS部から受信したRA Update RequestとRRCリリースフラグ記憶部103−1に記憶されているRRC release flagをUPLINK DIRECT TRANSFERに設定して、UTRANに送信する。参考までに、UPLINK DIRECT TRANSFERの構成を図5に示す。図5に示すように、UPLINK DIRECT TRANSFERには、Integrity check info, RRC release flag, CN domain identity, NAS messageが含まれる。
ST208では、UTRANからDOWNLINK DIRECT TRANSFERを受信し、ST209において、RRCリリースフラグ記憶部103−1に記憶されたRRC release flagの値を確認し、RRC release flag=1であるか否かを判定する。RRC release flag=1(YES)である場合にはST210に移行し、RRC release flag=1ではなく、RRC release flag=0(NO)である場合には位置登録処理を終了する。
ST210では、無線レイヤ1及び無線レイヤ2にRRC Connectionの解放を指示し、RRC Connection Releaseメッセージを受信することなく、RRC Connectionを解放する。
次に、UTRANのRRCプロトコル処理部101−2における位置登録手順について図6を用いて説明する。図6において、ST401では、UEからRRC Connection Requestを受信し、ST402では、RRC Connection SetupをUEに送信する。
ST403では、RRC Connection Setup CompleteをUEから受信し、UEとUTRANとの間でRRCコネクションが設定される。
ST404では、UEからUPLINK DIRECT TRANSFERを受信し、ST405では、受信したUPLINK DIRECT TRANSFERに設定されているRRC release flagを取り出し、取り出したRRC release flagをRRCリリースフラグ記憶部103−2に記憶させる。ST406では、さらに、受信したUPLINK DIRECT TRANSFERに設定されているRA Update Requestを取り出し、取り出したRA Update RequestをRANAPを介してCNに送信する。ちなみに、CNはRA Update Requestを受信すると、位置登録を行い、RANAPを介して応答としてのRA Update AcceptをUTRANに送信する。
ST407では、CNからRA Update Acceptを受信し、ST408では、受信したRA Update AcceptをDOWNLINK DIRECT TRANSFERに設定して、UEに送信する。
ST409では、RRCリリースフラグ記憶部103−2に記憶されているRRC release flagの値を確認し、RRC release flag=1であるか否かを判定する。RRC release flag=1(YES)である場合にはST410に移行し、RRC release flag=1ではなく、RRC release flag=0(NO)である場合には位置登録処理を終了する。
ST410では、無線レイヤ1及び無線レイヤ2にRRC Connectionの解放を指示し、RRC Connection Releaseメッセージを送信することなく、RRC Connectionを解放する。
次に、UE、UTRAN、CNの間における位置登録処理の手順について図7を用いて説明する。図7において、ST501では、UEのRRCプロトコル処理部101−1がRRCステート管理部102−1に記憶されているRRCステートを確認する。ここでは、RRCステートがIdle状態であるものとし、RRC release flag=1を設定し、設定したRRC release flag=1をRRCリリースフラグ記憶部103−1に記憶させる。そして、UEからRRC Connection RequestをUTRANに送信する。
ST502では、UTRANがRRC Connection RequestをUEから受信し、UTRANからRRC Connection SetupをUEに送信する。
ST503では、UEがRRC Connection SetupをUTRANから受信し、UEからRRC Connection Setup CompleteをUTRANに送信する。UTRANがRRC Connection Setup Completeを受信すると、UEとUTRANとの間でRRC Connectionが設定される。
ST504では、UEがNAS部から受信したRA Update RequestとRRCリリースフラグ記憶部103−1に記憶されているRRC release flagをUPLINK DIRECT TRANSFERに設定して、UTRANに送信する。
ST505では、UTRANがUPLINK DIRECT TRANSFERをUEから受信し、受信したUPLINK DIRECT TRANSFERに設定されているRRC release flagを取り出し、取り出したRRC release flagをRRCリリースフラグ記憶部103−2に記憶させる。また、UTRANが受信したUPLINK DIRECT TRANSFERに設定されているRA Update Requestを取り出し、取り出したRA Update RequestをRANAPを介してCNに送信する。
ST506では、CNがRA Update RequestをUTRANから受信し、位置登録を行い、応答としてのRA Update AcceptをRANAPを介してUTRANに送信する。
ST507では、UTRANがRA Update AcceptをCNから受信し、受信したRA Update AcceptをDOWNLINK DIRECT TRANSFERに設定して、UEに送信する。また、RRCリリースフラグ記憶部103−2に記憶されているRRC release flagの値を確認し、RRC release flag=1である場合には、無線レイヤ1及び無線レイヤ2にRRC Connectionの解放を指示し、RRC Connection Releaseメッセージを送信することなく、RRC Connectionを解放する。一方、UEがDOWNLINK DIRECT TRANSFERをUTRANから受信すると、RRCリリースフラグ記憶部103−1に記憶されているRRC release flagの値を確認し、RRC release flag=1である場合には、無線レイヤ1及び無線レイヤ2にRRC Connectionの解放を指示し、RRC Connection Releaseメッセージを受信することなく、RRC Connectionを解放する。
このように実施の形態1によれば、UEとUTRANとの間で位置登録を行うためにRRC Connectionを開設した場合、位置登録の終了と共にRRC Connectionの解放を許可するRRC release flagをUEがUPLINK DIRECT TRANSFERに設定して、UTRANに送信することにより、位置登録終了後にUTRAN及びUEがRRC Connection Releaseメッセージの送受信処理を行うことなく、RRC Connectionを解放することができるので、RRC Connection Releaseメッセージの送受信に要する電力消費を削減することができる。
(実施の形態2)
図8は、本発明の実施の形態2に係るUE及びUTRANのRRCの構成を示すブロック図である。ただし、図8が図3と共通する部分には図3と同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図8において、Establishment cause記憶部601−1、601−2は、RRCステート管理部102−1、102−2にRRC Idle状態が記憶されている場合には、位置登録後にRRC Releaseを実行するため、Establishment causeとして新たに設けたRA Update & RRC releaseを記憶する。また、RRCステート管理部102−1、102−2にRRC Connected状態が記憶されている場合には、位置登録以外の通信のために、既にRRC Connectionが開設されており、RRC Connectionを開設する必要がなく、かつ、位置登録後にRRC Releaseを実行してはいけないため、Establishment causeとしてinvalidを記憶する。なお、Establishment causeには図9に示すような各種のタイプがある。
次に、UEのRRCプロトコル処理部101−1における位置登録手順について図10を用いて説明する。ただし、図10が図4と共通する手順には図4と同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。図10において、ST801では、ST201においてRRCステート管理部102−1に管理されているRRCステートがIdle状態であると判定され、位置登録後にRRC Releaseを実行するため、Establishment causeにRA Update & RRC releaseを設定し、Establishment cause記憶部601−1に記憶させる。
ST802では、ST801において設定したEstablishment causeの値をRRC Connection Requestに設定し、UTRANに送信する。参考までに、RRC Connection Requestの構成を図11に示す。図11に示すように、RRC Connection Requestには、Predefined configuration status information, Initial UE identity, Establishment cause, Access stratum release indicatorが含まれる。
ST803では、ST201においてRRCステート管理部102−1に管理されているRRCステートがConnected状態であると判定され、位置登録以外の通信のために、既にRRC Connectionが開設されており、RRC Connectionを開設する必要がなく、かつ、位置登録後にRRC Releaseを実行してはいけないため、Establishment causeにinvalidを設定し、Establishment cause記憶部601−1に記憶させる。
ST804では、NAS部から受信したRA Update RequestをUPLINK DIRECT TRANSFERに設定して、UTRANに送信する。
ST805では、Establishment cause記憶部601−1に記憶されているEstablishment causeの値を確認し、Establishment cause=RA Update & RRC releaseであるか否かを判定する。Establishment cause=RA Update & RRC release(YES)である場合にはST210に移行し、Establishment cause=RA Update & RRC releaseではなく、Establishment cause=invalid(NO)である場合には位置登録処理を終了する。
次に、UTRANのRRCプロトコル処理部101−2における位置登録手順について図12を用いて説明する。ただし、図12が図6と共通する手順には図6と同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。図12において、ST1001では、ST401において受信したRRC Connection Requestに設定されているEstablishment causeを取り出し、取り出したEstablishment causeをEstablishment cause記憶部601−2に記憶させる。
ST1002では、ST404において受信したUPLINK DIRECT TRANSFERに設定されているRA Update Requestを取り出し、取り出したRA Update RequestをRANAPを介してCNに送信する。
ST1003では、Establishment cause記憶部601−2に記憶されているEstablishment causeの値を確認し、Establishment cause=RA Update & RRC releaseであるか否かを判定する。Establishment cause=RA Update & RRC release(YES)である場合にはST410に移行し、Establishment cause=RA Update & RRC releaseではなく、Establishment cause=invalid(NO)である場合には位置登録処理を終了する。
次に、UE、UTRAN、CNの間における位置登録処理の手順について図13を用いて説明する。ただし、図13が図7と共通する手順には図7と同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。図13において、ST1101では、UEのRRCプロトコル管理部101−1がRRCステート管理部102−1に記憶されているRRCステートを確認する。ここでは、RRCステートがIdle状態であるものとし、Establishment cause=RA Update & RRC releaseを設定し、Establishment cause記憶部601−1に記憶させる。そして、Establishment cause値をRRC Connection Requestに設定し、UTRANに送信する。
ST1102では、UEがNAS部から受信したRA Update RequestをUPLINK DIRECT TRANSFERに設定して、UTRANに送信する。
ST1103では、UTRANがUPLINK DIRECT TRANSFERをUEから受信し、受信したUPLINK DIRECT TRANSFERに設定されているRA Update Requestを取り出し、取り出したRA Update RequestをRANAPを介してCNに送信する。
ST1104では、UTRANがRA Update AcceptをCNから受信し、受信したRA Update AcceptをDOWNLINK DIRECT TRANSFERに設定して、UEに送信する。また、Establishment cause記憶部601−2に記憶されているEstablishment causeの値を確認し、Establishment cause=RA Update & RRC releaseである場合には、無線レイヤ1及び無線レイヤ2にRRC Connectionの解放を指示し、RRC Connection Releaseメッセージを送信することなく、RRC Connectionを解放する。一方、UEがDOWNLINK DIRECT TRANSFERをUTRANから受信すると、Establishment cause記憶部601−1に記憶されているEstablishment causeの値を確認し、Establishment cause=RA Update & RRC releaseである場合には、無線レイヤ1及び無線レイヤ2にRRC Connectionの解放を指示し、RRC Connection Releaseメッセージを受信することなく、RRC Connectionを解放する。
このように実施の形態2によれば、UEとUTRANとの間で位置登録を行うためにRRC Connectionを開設した場合、位置登録の終了と共にRRC Connectionの解放を許可するEstablishment causeをUEがRRC Connection Requestに設定して、UTRANに送信することにより、位置登録終了後にUTRAN及びUEがRRC Connection Releaseメッセージの送受信処理を行うことなく、RRC Connectionを解放することができるので、RRC Connection Releaseメッセージの送受信に要する電力消費を削減することができる。
(実施の形態3)
図14は、本発明の実施の形態3に係るUE及びUTRANのRRCの構成を示すブロック図である。ただし、図14は、図8に示したUE及びUTRANのRRCの構成において、UEのEstablishment cause記憶部601−1を削除したものであるため、図14が図8と共通する部分には図8と同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図14において、Establishment cause記憶部601−2は、UEのRRCステートに応じてUEから送信されたEstablishment causeを記憶する。すなわち、UEのRRCステートがIdle状態である場合には、Establishment cause=RA Update & RRC releaseを記憶し、UEのRRCステートがConnected状態である場合には、Establishment cause=invalidを記憶する。
次に、UEのRRCプロトコル処理部101−1における位置登録手順について図15を用いて説明する。ただし、図15が図10と共通する手順には図10と同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。図15において、ST1301では、ST201においてRRCステート管理部102−1に管理されているRRCステートがIdle状態であると判定され、位置登録後にRRC Releaseを実行するため、Establishment causeにRA Update & RRC releaseを設定する。ここでは、図10に示した処理とは異なり、設定したEstablishment causeは記憶しない。
ST1302では、ST201においてRRCステート管理部102−1に管理されているRRCステートがConnected状態であると判定され、位置登録以外の通信のために、既にRRC Connectionが開設されており、RRC Connectionを開設する必要がなく、かつ、位置登録後にRRC Releaseを実行してはいけないため、Establishment causeにinvalidを設定する。ここでも、図10に示した処理とは異なり、設定したEstablishment causeは記憶しない。
ST1303では、UTRANからRRC release flagが設定されたDOWNLINK DIRECT TRANSFERを受信し、ST1304では、ST1303において受信したDOWNLINK DIRECT TRANSFERからRRC release flagを取り出し、取り出したRRC release flagの値がRRC release flag=1であるか否かを判定する。RRC release flag=1(YES)である場合にはST210に移行し、RRC release flag=1ではなく、RRC release flag=0(NO)である場合には位置登録処理を終了する。
次に、UTRANのRRCプロトコル処理部1201−2における位置登録手順について図16を用いて説明する。ただし、図16が図12と共通する手順には図12と同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。図16において、ST1401では、Establishment cause記憶部601−2に記憶されているEstablishment causeの値を確認し、Establishment cause=RA Update & RRC releaseであるか否かを判定する。Establishment cause=RA Update & RRC release(YES)である場合にはST1402に移行し、Establishment cause=RA Update & RRC releaseではなく、Establishment cause=invalid(NO)である場合にはST1403に移行する。
ST1402では、RRC release flag=1を設定し、ST1403では、RRC release flag=0を設定する。
ST1404では、ST407において受信したRA Update Accept及びST1402又はST1403において設定したRRC release flagをDOWNLINK DIRECT TRANSFERに設定して、UEに送信する。参考までに、DOWNLINK DIRECT TRANSFERの構成を図17に示す。図17に示すように、DOWNLINK DIRECT TRANSFERには、RRC transaction identifier, Integrity check info, RRC release flag, CN domain identity, NAS messageが含まれる。
ST1405では、ST1402又はST1403において設定したRRC release flagの値を確認し、RRC release flag=1であるか否かを判定する。RRC release flag=1(YES)である場合にはST410に移行し、RRC release flag=1ではなく、RRC release flag=0(NO)である場合には位置登録処理を終了する。
次に、UE、UTRAN、CNの間における位置登録処理の手順について図18を用いて説明する。ただし、図18が図13と共通する手順には図13と同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図18において、ST1601では、UTRANがRA Update AcceptをCNから受信する。また、Establishment cause記憶部601−2に記憶されているEstablishment causeの値を確認し、Establishment cause=RA Update & RRC releaseである場合にはRRC release flag=1を設定し、Establishment cause=invalidである場合にはRRC release flag=0を設定する。そして、設定したRRC release flagとCNから受信したRA Update AcceptとをDOWNLINK DIRECT TRANSFERに設定して、UEに送信する。
ここで、UTRANは設定したRRC release flagの値を確認し、RRC release flag=1である場合には、無線レイヤ1及び無線レイヤ2にRRC Connectionの解放を指示し、RRC Connection Releaseメッセージを送信することなく、RRC Connectionを解放する。一方、RRC release flag=0である場合には、位置登録処理を終了する。
UEがDOWNLINK DIRECT TRANSFERをUTRANから受信すると、DOWNLINK DIRECT TRANSFERからRRC release flagを取り出し、取り出したRRC release flagの値を確認し、RRC release flag=1である場合には、無線レイヤ1及び無線レイヤ2にRRC Connectionの解放を指示し、RRC Connection Releaseメッセージを受信することなく、RRC Connectionを解放する。一方、RRC release flag=0である場合には、位置登録処理を終了する。
このように実施の形態3によれば、UEとUTRANとの間で位置登録を行うためにRRC Connectionを開設した場合、位置登録の終了と共にRRC Connectionの解放を許可するEstablishment causeをUEがRRC Connection Requestに設定して、UTRANに送信し、RRC Connectionの解放を許可するRRC release flagをUTRANがDOWNLINK DIRECT TRANSFERに設定して、UEに送信することにより、位置登録終了後にUTRAN及びUEがRRC Connection Releaseメッセージの送受信処理を行うことなく、RRC Connectionを解放することができるので、RRC Connection Releaseメッセージの送受信に要する電力消費を削減することができる。
なお、上記各実施の形態では、UTRANを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例えば、ノードB、RNC(Radio Network Controller)、SGSN又はGGSN等であってもよく、これらを総称してネットワーク装置という。
また、上記各実施の形態では、RRC Connection Release, RRC Connection Completeの両方の処理を行わないものとして説明したが、RRC Connection Releaseは行い、RRC Connection Completeまでは行わないようにしてもよい。
また、上記各実施の形態では、位置登録について説明したが、デタッチ、TMSIリアロケーションに対して適用してもよい。
また、RRC Connectionを解放する際には、予めタイマを設定し、タイマが満了したらRRC Connectionを解放するようにしてもよい。
上記各実施の形態では、本発明をハードウェアで構成する場合を例にとって説明したが、本発明はソフトウェアで実現することも可能である。
また、上記各実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサーを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適応等が可能性としてありえる。
本明細書は、2005年9月28日出願の特願2005−282986に基づくものである。この内容をここに含めておく。
本発明にかかる無線通信端末装置、ネットワーク装置、移動体通信システム及び位置登録方法は、UEの位置登録後のRRC Connection解放に要する電力消費を低減することができ、3GPP無線通信方式等に適用できる。
本発明は、無線回線を開設し、位置登録を行う無線通信端末装置、ネットワーク装置、移動体通信システム及び位置登録方法に関する。
一般に、無線アクセスネットワーク(RAN: Radio Access Network)は、無線制御装置(RNC: Radio Network Controller)とノードBとにより構成されており、RNCは、交換機ネットワークであるコアネットワーク(CN: Core Network)とIuインタフェースを介して接続され、ノードBは、移動機(UE: User Equipment)と無線インタフェースを介して接続される。
図1に、移動体通信システムの制御プレーンのプロトコル構成を示す。図1において、UE(User Equipment)は無線レイヤ1、無線レイヤ2、RRC(Radio Resource Control)及びNAS(Non Access Stratum)により構成されている。また、UTRAN(UMTS
Terrestrial Radio Access Network)は、無線レイヤ1、無線レイヤ2、RRC、Layer1、Layer2及びRANAPにより構成されている。さらに、CN(Core Network)は、Layer1、Layer2、RANAP及びNASにより構成されている。
無線レイヤ1は、誤り訂正符号化、変復調、RF処理などを行う。無線レイヤ2は、無線リソースの割り当て制御などを行うMedium Access Control(MAC)と、無線リンクの制御を行うRadio Link Control(RLC)の2つのサブレイヤに分けられる。MACは、上位レイヤからのデータを無線レイヤ1に受け渡すための多重・分離処理などを行う。一方、RLCは、上位レイヤからのデータをMACに受け渡すためのデータの分割・結合、無線区間での誤りを回復するための再送などを行う。
RRCは、無線リソース制御を行い、制御用無線回線の設定・解放、データ通信用無線回線の設定・解放、ハンドオーバ、NASからのメッセージの転送などを行う。
NASは、UEとCNとの間で通信のための位置登録、認証、セッション制御などを行う。NASのシグナリングはRRC、RANAPを介して、UEとCNとの間で送受される。
RANAPは、UTRANとCNとの間の制御、UEからのNASメッセージの転送を行う。
Layer1及びLayer2は、UTRANとCNとの間の有線レイヤ1及び有線レイヤ2プロトコルであり、IP(Internet Protocol)、ATM(Asynchronous Transfer
Mode)などを利用可能である。
ここで、一般的な位置登録手順について図2を用いて説明する。図2において、ステップ(以下、「ST」と省略する)11では、UEがUTRANとの間に制御用の無線回線(RRC Connection)を開設するため、UEからRRC Connection RequestをUTRANに送信する。
ST12では、UTRANがRRC Connection Requestを受信し、RRC ConnectionのパラメータをRRC Connection Setupに設定し、このパラメータをUEに送信する。
ST13では、UEがRRC Connection Setupを受信し、RRC Connectionのパラメータを無線レイヤ1、無線レイヤ2に設定する。無線レイヤ1は、無線回線同期の確立を図り、UEは無線レイヤ1から無線回線同期の確立が通知されると、RRC Connection Setup CompleteをUTRANに送信する。
このとき、UE及びUTRANのRRCでは、RRC Idle状態(RRC Connectionが開設されていない状態)からRRC Connected状態(RRC Connectionが開設されている状態)に遷移し、UE及びUTRANでは、それぞれ新しい状態(ここでは、RRC Connected状態)を記憶する。
ST14では、UEがNASから位置登録要求を受信し、RA(Routing Area) Update RequestをUPLINK DIRECT TRANSFERに設定して、UTRANに送信する。ST15では、UTRANがUPLINK DIRECT TRANSFERを受信する。そして、受信したUPLINK DIRECT TRANSFERに設定されているRA Update Requestを取り出し、取り出したRA Update RequestをRANAPを介してCNのNASに送信する。
ST16では、CNが位置登録処理を行い、RANAPを介して位置登録応答(RA Update Accept)をUTRANに送信する。ST17では、UTRANがRA Update Acceptを受信し、受信したRA Update AcceptをDOWNLINK DIRECT TRANSFERに設定して、UEに送信する。UEは、DOWNLINK DIRECT TRANSFERを受信すると、設定されているRA Update Requestを取り出し、取り出したRA Update RequestをUEのNASに送信する。
ST18では、UTRANがRRC Connectionを解放するため、RRC Connection ReleaseをUEに送信する。ST19では、UEがRRC Connection Releaseを受信し、応答として、RRC Connection Release CompleteをUTRANに送信する。UEはRRC Connectionのための無線回線の解放を無線レイヤ2、無線レイヤ1に指示し、RRC Connectionを解放する。同様に、UTRANにおいても、RRC Connection Release Completeを受信すると、RRC Connectionのための無線回線の解放を無線レイヤ2、無線レイヤ1に指示し、RRC Connectionを解放する。
このとき、UE及びUTRANのRRCでは、RRC Connected状態からRRC Idle状態に遷移し、遷移したRRC Idle状態を記憶する。
以上説明した手順により、UE、UTRAN、CNの間において位置登録の処理を行うことができる。
特表2004−526393号公報 3GPP TS.25.331 v6. 6. 0, 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Radio Resource Control (RRC); protocol specification
しかしながら、UEはIdle状態にある場合、予め設定された周期、または、位置登録エリア間を移動するたび、位置登録を行わなければならず、UEは位置登録を行ったらRRC Connectionを解放しなければならないので、このRRC Connection解放のためにUTRANとのメッセージの送受信に要する電力を消費してしまうという問題がある。
本発明の目的は、位置登録後のRRC Connection解放に要する電力消費を低減する無線通信端末装置、ネットワーク装置、移動体通信システム及び位置登録方法を提供することで
ある。
本発明の無線通信端末装置は、ネットワーク装置との間にRRCコネクションが開設されている状態をコネクティド状態とし、RRCコネクションが開設されていない状態をアイドル状態として両状態を記憶管理する管理手段と、前記管理手段に記憶管理されている状態がアイドル状態においてRRCコネクションを開設する場合、前記RRCコネクションはネットワーク装置との間の位置登録、デタッチ又はTMSIリアロケーションを行うために開設するものと判断し、位置登録、デタッチ又はTMSIリアロケーションの終了と共にRRCコネクションを解放するRRCプロトコル処理手段と、を具備する構成を採る。
本発明のネットワーク装置は、無線通信端末装置との間で位置登録、デタッチ又はTMSIリアロケーションを行うためにRRCコネクションが開設された場合、位置登録、デタッチ又はTMSIリアロケーションの終了と共にRRCコネクションを解放するRRCプロトコル処理手段を具備する構成を採る。
本発明の移動体通信システムは、RRCコネクションが開設されている状態をコネクティド状態とし、RRCコネクションが開設されていない状態をアイドル状態として両状態を記憶管理する管理手段と、前記管理手段に記憶管理されている状態がアイドル状態においてRRCコネクションを開設する場合、前記RRCコネクションは位置登録を行うために開設するものと判断し、位置登録の要求と、位置登録の終了と共にRRCコネクションの解放を許可することを示すRRC release flagとを前記ネットワーク装置に送信するRRCプロトコル処理手段と、を有する無線通信端末装置と、前記RRC release flagを前記無線通信端末装置から受信した場合、位置登録の終了と共に前記RRCコネクションを解放するネットワーク装置と、を具備する構成を採る。
本発明の移動体通信システムは、RRCコネクションが開設されている状態をコネクティド状態とし、RRCコネクションが開設されていない状態をアイドル状態として両状態を記憶管理する管理手段と、前記管理手段に記憶管理されている状態がアイドル状態において位置登録を行うためにRRCコネクションを開設する場合、前記RRCコネクションは位置登録を行うために開設するものと判断し、位置登録の終了と共にRRCコネクションの解放を許可するか否かを示す情報を、RRCコネクションの開設を要求するRRC Connection Requestに含まれるEstablishment causeに設定し、前記RRC Connection Requestを前記ネットワーク装置に送信するRRCプロトコル処理手段と、を有する無線通信端末装置と、前記Establishment causeを前記無線通信端末装置から受信した場合、位置登録の終了と共に前記RRCコネクションを解放するネットワーク装置と、を具備する構成を採る。
本発明の位置登録方法は、無線通信端末装置とネットワーク装置との間で位置登録、デタッチ又はTMSIリアロケーションを行うためにRRCコネクションが開設された場合、前記無線通信端末装置及び前記ネットワーク装置のそれぞれが位置登録、デタッチ又はTMSIリアロケーションの終了と共にRRCコネクションを解放するようにした。
本発明によれば、位置登録後のRRC Connection解放に要する電力消費を低減することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図3は、本発明の実施の形態1に係るUE及びUTRANのRRCの構成を示すブロック図である。この図において、RRCプロトコル処理部101−1、101−2は、RRC Connectionの設定及び解放、両者間で位置登録処理を行うなどのプロトコル処理を行う。
RRCステート管理部102−1、102−2は、RRC Idle状態(RRC Connectionが開設されていない状態)であるかRRC Connected状態(RRC Connectionが開設されている状態)であるかのRRCステートを管理する。
RRCリリースフラグ記憶部103−1,103−2は、RRCステート管理部102−1、102−2にRRC Idle状態が記憶されている場合には、位置登録後にRRC Releaseを実行するため、RRC release flag=1を記憶する。また、RRCステート管理部102−1、102−2にRRC Connected状態が記憶されている場合には、位置登録以外の通信のために、既にRRC Connectionが開設されており、RRC Connectionを開設する必要がなく、かつ、位置登録後にRRC Releaseを実行してはいけないため、RRC release flag=0を記憶する。
次に、UEのRRCプロトコル処理部101−1における位置登録手順について図4を用いて説明する。図4において、ステップ(以下、「ST」と省略する)201では、RRCステート管理部102−1に管理されているRRCステートを確認し、管理されているRRCステートがIdle状態であるか否かを判定する。Idle状態(YES)である場合にはST202に移行し、Idle状態ではなくConnected状態(NO)である場合にはST206に移行する。
ST202では、位置登録後にRRC Releaseを実行するため、RRC release flag=1を設定し、RRCリリースフラグ記憶部103−1に記憶させる。ST203では、RRC Connection RequestをUTRANに送信する。
ST204では、UTRANからRRC Connection Setupを受信し、ST205では、RRC Connection Setup CompleteをUTARNに送信する。
ST206では、位置登録以外の通信のために、既にRRC Connectionが開設されており、RRC Connectionを開設する必要がなく、かつ、位置登録後にRRC Releaseを実行してはいけないため、RRC release flag=0を設定し、RRCリリースフラグ記憶部103−1に記憶させる。
ST207では、NAS部から受信したRA Update RequestとRRCリリースフラグ記憶部103−1に記憶されているRRC release flagをUPLINK DIRECT TRANSFERに設定して、UTRANに送信する。参考までに、UPLINK DIRECT TRANSFERの構成を図5に示す。図5に示すように、UPLINK DIRECT TRANSFERには、Integrity check info, RRC release flag, CN domain identity, NAS messageが含まれる。
ST208では、UTRANからDOWNLINK DIRECT TRANSFERを受信し、ST209において、RRCリリースフラグ記憶部103−1に記憶されたRRC release flagの値を確認し、RRC release flag=1であるか否かを判定する。RRC release flag=1(YES)である場合にはST210に移行し、RRC release flag=1ではなく、RRC release flag=0(NO)である場合には位置登録処理を終了する。
ST210では、無線レイヤ1及び無線レイヤ2にRRC Connectionの解放を指示し、RRC Connection Releaseメッセージを受信することなく、RRC Connectionを解放する。
次に、UTRANのRRCプロトコル処理部101−2における位置登録手順について図6を用いて説明する。図6において、ST401では、UEからRRC Connection Requestを受信し、ST402では、RRC Connection SetupをUEに送信する。
ST403では、RRC Connection Setup CompleteをUEから受信し、UEとUTRANとの間でRRCコネクションが設定される。
ST404では、UEからUPLINK DIRECT TRANSFERを受信し、ST405では、受信したUPLINK DIRECT TRANSFERに設定されているRRC release flagを取り出し、取り出したRRC release flagをRRCリリースフラグ記憶部103−2に記憶させる。ST406では、さらに、受信したUPLINK DIRECT TRANSFERに設定されているRA Update Requestを取り出し、取り出したRA Update RequestをRANAPを介してCNに送信する。ちなみに、CNはRA Update Requestを受信すると、位置登録を行い、RANAPを介して応答としてのRA Update AcceptをUTRANに送信する。
ST407では、CNからRA Update Acceptを受信し、ST408では、受信したRA U
pdate AcceptをDOWNLINK DIRECT TRANSFERに設定して、UEに送信する。
ST409では、RRCリリースフラグ記憶部103−2に記憶されているRRC release flagの値を確認し、RRC release flag=1であるか否かを判定する。RRC release flag=1(YES)である場合にはST410に移行し、RRC release flag=1ではなく、RRC release flag=0(NO)である場合には位置登録処理を終了する。
ST410では、無線レイヤ1及び無線レイヤ2にRRC Connectionの解放を指示し、RRC Connection Releaseメッセージを送信することなく、RRC Connectionを解放する。
次に、UE、UTRAN、CNの間における位置登録処理の手順について図7を用いて説明する。図7において、ST501では、UEのRRCプロトコル処理部101−1がRRCステート管理部102−1に記憶されているRRCステートを確認する。ここでは、RRCステートがIdle状態であるものとし、RRC release flag=1を設定し、設定したRRC release flag=1をRRCリリースフラグ記憶部103−1に記憶させる。そして、UEからRRC Connection RequestをUTRANに送信する。
ST502では、UTRANがRRC Connection RequestをUEから受信し、UTRANからRRC Connection SetupをUEに送信する。
ST503では、UEがRRC Connection SetupをUTRANから受信し、UEからRRC Connection Setup CompleteをUTRANに送信する。UTRANがRRC Connection Setup Completeを受信すると、UEとUTRANとの間でRRC Connectionが設定される。
ST504では、UEがNAS部から受信したRA Update RequestとRRCリリースフラグ記憶部103−1に記憶されているRRC release flagをUPLINK DIRECT TRANSFERに設定して、UTRANに送信する。
ST505では、UTRANがUPLINK DIRECT TRANSFERをUEから受信し、受信したUPLINK DIRECT TRANSFERに設定されているRRC release flagを取り出し、取り出したRRC release flagをRRCリリースフラグ記憶部103−2に記憶させる。また、UTRANが受信したUPLINK DIRECT TRANSFERに設定されているRA Update Requestを取り出し、取り出したRA Update RequestをRANAPを介してCNに送信する。
ST506では、CNがRA Update RequestをUTRANから受信し、位置登録を行い、応答としてのRA Update AcceptをRANAPを介してUTRANに送信する。
ST507では、UTRANがRA Update AcceptをCNから受信し、受信したRA Update AcceptをDOWNLINK DIRECT TRANSFERに設定して、UEに送信する。また、RRCリリースフラグ記憶部103−2に記憶されているRRC release flagの値を確認し、RRC release flag=1である場合には、無線レイヤ1及び無線レイヤ2にRRC Connectionの解放を指示し、RRC Connection Releaseメッセージを送信することなく、RRC Connectionを解放する。一方、UEがDOWNLINK DIRECT TRANSFERをUTRANから受信すると、RRCリリースフラグ記憶部103−1に記憶されているRRC release flagの値を確認し、RRC release flag=1である場合には、無線レイヤ1及び無線レイヤ2にRRC Connectionの解放を指示し、RRC Connection Releaseメッセージを受信することなく、RRC Connectionを解放する。
このように実施の形態1によれば、UEとUTRANとの間で位置登録を行うためにRRC Connectionを開設した場合、位置登録の終了と共にRRC Connectionの解放を許可するRRC release flagをUEがUPLINK DIRECT TRANSFERに設定して、UTRANに送信すること
により、位置登録終了後にUTRAN及びUEがRRC Connection Releaseメッセージの送受信処理を行うことなく、RRC Connectionを解放することができるので、RRC Connection
Releaseメッセージの送受信に要する電力消費を削減することができる。
(実施の形態2)
図8は、本発明の実施の形態2に係るUE及びUTRANのRRCの構成を示すブロック図である。ただし、図8が図3と共通する部分には図3と同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図8において、Establishment cause記憶部601−1、601−2は、RRCステート管理部102−1、102−2にRRC Idle状態が記憶されている場合には、位置登録後にRRC Releaseを実行するため、Establishment causeとして新たに設けたRA Update & RRC releaseを記憶する。また、RRCステート管理部102−1、102−2にRRC Connected状態が記憶されている場合には、位置登録以外の通信のために、既にRRC Connectionが開設されており、RRC Connectionを開設する必要がなく、かつ、位置登録後にRRC Releaseを実行してはいけないため、Establishment causeとしてinvalidを記憶する。なお、Establishment causeには図9に示すような各種のタイプがある。
次に、UEのRRCプロトコル処理部101−1における位置登録手順について図10を用いて説明する。ただし、図10が図4と共通する手順には図4と同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。図10において、ST801では、ST201においてRRCステート管理部102−1に管理されているRRCステートがIdle状態であると判定され、位置登録後にRRC Releaseを実行するため、Establishment causeにRA Update & RRC releaseを設定し、Establishment cause記憶部601−1に記憶させる。
ST802では、ST801において設定したEstablishment causeの値をRRC Connection Requestに設定し、UTRANに送信する。参考までに、RRC Connection Requestの構成を図11に示す。図11に示すように、RRC Connection Requestには、Predefined configuration status information, Initial UE identity, Establishment cause, Access stratum release indicatorが含まれる。
ST803では、ST201においてRRCステート管理部102−1に管理されているRRCステートがConnected状態であると判定され、位置登録以外の通信のために、既にRRC Connectionが開設されており、RRC Connectionを開設する必要がなく、かつ、位置登録後にRRC Releaseを実行してはいけないため、Establishment causeにinvalidを設定し、Establishment cause記憶部601−1に記憶させる。
ST804では、NAS部から受信したRA Update RequestをUPLINK DIRECT TRANSFERに設定して、UTRANに送信する。
ST805では、Establishment cause記憶部601−1に記憶されているEstablishment causeの値を確認し、Establishment cause=RA Update & RRC releaseであるか否かを判定する。Establishment cause=RA Update & RRC release(YES)である場合にはST210に移行し、Establishment cause=RA Update & RRC releaseではなく、Establishment cause=invalid(NO)である場合には位置登録処理を終了する。
次に、UTRANのRRCプロトコル処理部101−2における位置登録手順について図12を用いて説明する。ただし、図12が図6と共通する手順には図6と同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。図12において、ST1001では、ST401において受信したRRC Connection Requestに設定されているEstablishment causeを取り出し
、取り出したEstablishment causeをEstablishment cause記憶部601−2に記憶させる。
ST1002では、ST404において受信したUPLINK DIRECT TRANSFERに設定されているRA Update Requestを取り出し、取り出したRA Update RequestをRANAPを介してCNに送信する。
ST1003では、Establishment cause記憶部601−2に記憶されているEstablishment causeの値を確認し、Establishment cause=RA Update & RRC releaseであるか否かを判定する。Establishment cause=RA Update & RRC release(YES)である場合にはST410に移行し、Establishment cause=RA Update & RRC releaseではなく、Establishment cause=invalid(NO)である場合には位置登録処理を終了する。
次に、UE、UTRAN、CNの間における位置登録処理の手順について図13を用いて説明する。ただし、図13が図7と共通する手順には図7と同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。図13において、ST1101では、UEのRRCプロトコル管理部101−1がRRCステート管理部102−1に記憶されているRRCステートを確認する。ここでは、RRCステートがIdle状態であるものとし、Establishment cause=RA Update & RRC releaseを設定し、Establishment cause記憶部601−1に記憶させる。そして、Establishment cause値をRRC Connection Requestに設定し、UTRANに送信する。
ST1102では、UEがNAS部から受信したRA Update RequestをUPLINK DIRECT TRANSFERに設定して、UTRANに送信する。
ST1103では、UTRANがUPLINK DIRECT TRANSFERをUEから受信し、受信したUPLINK DIRECT TRANSFERに設定されているRA Update Requestを取り出し、取り出したRA Update RequestをRANAPを介してCNに送信する。
ST1104では、UTRANがRA Update AcceptをCNから受信し、受信したRA Update AcceptをDOWNLINK DIRECT TRANSFERに設定して、UEに送信する。また、Establishment cause記憶部601−2に記憶されているEstablishment causeの値を確認し、Establishment cause=RA Update & RRC releaseである場合には、無線レイヤ1及び無線レイヤ2にRRC Connectionの解放を指示し、RRC Connection Releaseメッセージを送信することなく、RRC Connectionを解放する。一方、UEがDOWNLINK DIRECT TRANSFERをUTRANから受信すると、Establishment cause記憶部601−1に記憶されているEstablishment
causeの値を確認し、Establishment cause=RA Update & RRC releaseである場合には、無線レイヤ1及び無線レイヤ2にRRC Connectionの解放を指示し、RRC Connection Releaseメッセージを受信することなく、RRC Connectionを解放する。
このように実施の形態2によれば、UEとUTRANとの間で位置登録を行うためにRRC Connectionを開設した場合、位置登録の終了と共にRRC Connectionの解放を許可するEstablishment causeをUEがRRC Connection Requestに設定して、UTRANに送信することにより、位置登録終了後にUTRAN及びUEがRRC Connection Releaseメッセージの送受信処理を行うことなく、RRC Connectionを解放することができるので、RRC Connection Releaseメッセージの送受信に要する電力消費を削減することができる。
(実施の形態3)
図14は、本発明の実施の形態3に係るUE及びUTRANのRRCの構成を示すブロック図である。ただし、図14は、図8に示したUE及びUTRANのRRCの構成にお
いて、UEのEstablishment cause記憶部601−1を削除したものであるため、図14が図8と共通する部分には図8と同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図14において、Establishment cause記憶部601−2は、UEのRRCステートに応じてUEから送信されたEstablishment causeを記憶する。すなわち、UEのRRCステートがIdle状態である場合には、Establishment cause=RA Update & RRC releaseを記憶し、UEのRRCステートがConnected状態である場合には、Establishment cause=invalidを記憶する。
次に、UEのRRCプロトコル処理部101−1における位置登録手順について図15を用いて説明する。ただし、図15が図10と共通する手順には図10と同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。図15において、ST1301では、ST201においてRRCステート管理部102−1に管理されているRRCステートがIdle状態であると判定され、位置登録後にRRC Releaseを実行するため、Establishment causeにRA Update & RRC releaseを設定する。ここでは、図10に示した処理とは異なり、設定したEstablishment causeは記憶しない。
ST1302では、ST201においてRRCステート管理部102−1に管理されているRRCステートがConnected状態であると判定され、位置登録以外の通信のために、既にRRC Connectionが開設されており、RRC Connectionを開設する必要がなく、かつ、位置登録後にRRC Releaseを実行してはいけないため、Establishment causeにinvalidを設定する。ここでも、図10に示した処理とは異なり、設定したEstablishment causeは記憶しない。
ST1303では、UTRANからRRC release flagが設定されたDOWNLINK DIRECT TRANSFERを受信し、ST1304では、ST1303において受信したDOWNLINK DIRECT TRANSFERからRRC release flagを取り出し、取り出したRRC release flagの値がRRC release flag=1であるか否かを判定する。RRC release flag=1(YES)である場合にはST210に移行し、RRC release flag=1ではなく、RRC release flag=0(NO)である場合には位置登録処理を終了する。
次に、UTRANのRRCプロトコル処理部1201−2における位置登録手順について図16を用いて説明する。ただし、図16が図12と共通する手順には図12と同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。図16において、ST1401では、Establishment cause記憶部601−2に記憶されているEstablishment causeの値を確認し、Establishment cause=RA Update & RRC releaseであるか否かを判定する。Establishment cause=RA Update & RRC release(YES)である場合にはST1402に移行し、Establishment cause=RA Update & RRC releaseではなく、Establishment cause=invalid(NO)である場合にはST1403に移行する。
ST1402では、RRC release flag=1を設定し、ST1403では、RRC release flag=0を設定する。
ST1404では、ST407において受信したRA Update Accept及びST1402又はST1403において設定したRRC release flagをDOWNLINK DIRECT TRANSFERに設定して、UEに送信する。参考までに、DOWNLINK DIRECT TRANSFERの構成を図17に示す。図17に示すように、DOWNLINK DIRECT TRANSFERには、RRC transaction identifier, Integrity check info, RRC release flag, CN domain identity, NAS messageが含まれる。
ST1405では、ST1402又はST1403において設定したRRC release flag
の値を確認し、RRC release flag=1であるか否かを判定する。RRC release flag=1(YES)である場合にはST410に移行し、RRC release flag=1ではなく、RRC release flag=0(NO)である場合には位置登録処理を終了する。
次に、UE、UTRAN、CNの間における位置登録処理の手順について図18を用いて説明する。ただし、図18が図13と共通する手順には図13と同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図18において、ST1601では、UTRANがRA Update AcceptをCNから受信する。また、Establishment cause記憶部601−2に記憶されているEstablishment causeの値を確認し、Establishment cause=RA Update & RRC releaseである場合にはRRC release flag=1を設定し、Establishment cause=invalidである場合にはRRC release flag=0を設定する。そして、設定したRRC release flagとCNから受信したRA Update AcceptとをDOWNLINK DIRECT TRANSFERに設定して、UEに送信する。
ここで、UTRANは設定したRRC release flagの値を確認し、RRC release flag=1である場合には、無線レイヤ1及び無線レイヤ2にRRC Connectionの解放を指示し、RRC Connection Releaseメッセージを送信することなく、RRC Connectionを解放する。一方、RRC release flag=0である場合には、位置登録処理を終了する。
UEがDOWNLINK DIRECT TRANSFERをUTRANから受信すると、DOWNLINK DIRECT TRANSFERからRRC release flagを取り出し、取り出したRRC release flagの値を確認し、RRC release flag=1である場合には、無線レイヤ1及び無線レイヤ2にRRC Connectionの解放を指示し、RRC Connection Releaseメッセージを受信することなく、RRC Connectionを解放する。一方、RRC release flag=0である場合には、位置登録処理を終了する。
このように実施の形態3によれば、UEとUTRANとの間で位置登録を行うためにRRC Connectionを開設した場合、位置登録の終了と共にRRC Connectionの解放を許可するEstablishment causeをUEがRRC Connection Requestに設定して、UTRANに送信し、RRC Connectionの解放を許可するRRC release flagをUTRANがDOWNLINK DIRECT TRANSFERに設定して、UEに送信することにより、位置登録終了後にUTRAN及びUEがRRC
Connection Releaseメッセージの送受信処理を行うことなく、RRC Connectionを解放することができるので、RRC Connection Releaseメッセージの送受信に要する電力消費を削減することができる。
なお、上記各実施の形態では、UTRANを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例えば、ノードB、RNC(Radio Network Controller)、SGSN又はGGSN等であってもよく、これらを総称してネットワーク装置という。
また、上記各実施の形態では、RRC Connection Release, RRC Connection Completeの両方の処理を行わないものとして説明したが、RRC Connection Releaseは行い、RRC Connection Completeまでは行わないようにしてもよい。
また、上記各実施の形態では、位置登録について説明したが、デタッチ、TMSIリアロケーションに対して適用してもよい。
また、RRC Connectionを解放する際には、予めタイマを設定し、タイマが満了したらRRC Connectionを解放するようにしてもよい。
上記各実施の形態では、本発明をハードウェアで構成する場合を例にとって説明したが
、本発明はソフトウェアで実現することも可能である。
また、上記各実施の形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサーを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩または派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適応等が可能性としてありえる。
本明細書は、2005年9月28日出願の特願2005−282986に基づくものである。この内容をここに含めておく。
本発明にかかる無線通信端末装置、ネットワーク装置、移動体通信システム及び位置登録方法は、UEの位置登録後のRRC Connection解放に要する電力消費を低減することができ、3GPP無線通信方式等に適用できる。
移動体通信システムの制御プレーンのプロトコル構成を示す図 一般的な位置登録手順を示すシーケンス図 本発明の実施の形態1に係るUE及びUTRANのRRCの構成を示すブロック図 図3に示したUEのRRCプロトコル処理部における位置登録手順を示すフロー図 UPLINK DIRECT TRANSFERの構成を示す図 図3に示したUTRANのRRCプロトコル処理部における位置登録手順を示すフロー図 本発明の実施の形態1に係るUE、UTRAN、CNの間における位置登録処理の手順を示すシーケンス図 本発明の実施の形態2に係るUE及びUTRANのRRCの構成を示すブロック図 Establishment causeの各種タイプを示す図 図8に示したUEのRRCプロトコル処理部における位置登録手順を示すフロー図 RRC Connection Requestの構成を示す図 図8に示したUTRANのRRCプロトコル処理部における位置登録手順を示すフロー図 本発明の実施の形態2に係るUE、UTRAN、CNの間における位置登録処理の手順を示すシーケンス図 本発明の実施の形態3に係るUE及びUTRANのRRCの構成を示すブロック図 図14に示したUEのRRCプロトコル処理部における位置登録手順を示すフロー図 図14に示したUTRANのRRCプロトコル処理部における位置登録手順を示すフロー図 DOWNLINK DIRECT TRANSFERの構成を示す図 本発明の実施の形態3に係るUE、UTRAN、CNの間における位置登録処理の手順を示すシーケンス図

Claims (10)

  1. ネットワーク装置との間にRRCコネクションが開設されている状態をコネクティド状態とし、RRCコネクションが開設されていない状態をアイドル状態として両状態を記憶管理する管理手段と、
    前記管理手段に記憶管理されている状態がアイドル状態においてRRCコネクションを開設する場合、前記RRCコネクションはネットワーク装置との間の位置登録、デタッチ又はTMSIリアロケーションを行うために開設するものと判断し、位置登録、デタッチ又はTMSIリアロケーションの終了と共にRRCコネクションを解放するRRCプロトコル処理手段と、
    を具備する無線通信端末装置。
  2. 前記RRCプロトコル処理手段は、位置登録の要求と、位置登録の終了と共にRRCコネクションの解放を許可するか否かを示すRRC release flagとを前記ネットワーク装置に送信する請求項1に記載の無線通信端末装置。
  3. 前記RRCプロトコル処理手段は、前記管理手段に記憶管理されている状態に応じて、位置登録の終了と共にRRCコネクションの解放を許可するか否かを示す情報を、RRCコネクションの開設を要求するRRC Connection Requestに含まれるEstablishment causeに設定し、前記RRC Connection Requestを前記ネットワーク装置に送信する請求項1に記載の無線通信端末装置。
  4. 無線通信端末装置との間で位置登録、デタッチ又はTMSIリアロケーションを行うためにRRCコネクションが開設された場合、位置登録、デタッチ又はTMSIリアロケーションの終了と共にRRCコネクションを解放するRRCプロトコル処理手段を具備するネットワーク装置。
  5. 前記RRCプロトコル処理手段は、位置登録、デタッチ又はTMSIリアロケーションの終了と共にRRCコネクションの解放を許可することを示すRRC release flagを前記無線通信端末装置から受信した場合、位置登録、デタッチ又はTMSIリアロケーションの終了と共にRRCコネクションを解放する請求項4に記載のネットワーク装置。
  6. 前記RRCプロトコル処理手段は、位置登録、デタッチ又はTMSIリアロケーションの終了と共にRRCコネクションの解放を許可することを示す情報が設定されたEstablishment causeを前記無線通信端末装置から受信した場合、位置登録、デタッチ又はTMSIリアロケーションの終了と共にRRCコネクションを解放する請求項4に記載のネットワーク装置。
  7. 前記RRCプロトコル処理手段は、位置登録、デタッチ又はTMSIリアロケーションの終了と共にRRCコネクションの解放を許可することを示す情報が設定されたEstablishment causeを前記無線通信端末装置から受信した場合、位置登録、デタッチ又はTMSIリアロケーションの終了と共にRRCコネクションの解放を許可することを示すRRC release flagを前記無線通信端末装置に送信する請求項6に記載のネットワーク装置。
  8. RRCコネクションが開設されている状態をコネクティド状態とし、RRCコネクションが開設されていない状態をアイドル状態として両状態を記憶管理する管理手段と、
    前記管理手段に記憶管理されている状態がアイドル状態においてRRCコネクションを開設する場合、前記RRCコネクションは位置登録を行うために開設するものと判断し、位置登録の要求と、位置登録の終了と共にRRCコネクションの解放を許可することを示すRRC release flagとを前記ネットワーク装置に送信するRRCプロトコル処理手段と、
    を有する無線通信端末装置と、
    前記RRC release flagを前記無線通信端末装置から受信した場合、位置登録の終了と共に前記RRCコネクションを解放するネットワーク装置と、
    を具備する移動体通信システム。
  9. RRCコネクションが開設されている状態をコネクティド状態とし、RRCコネクションが開設されていない状態をアイドル状態として両状態を記憶管理する管理手段と、
    前記管理手段に記憶管理されている状態がアイドル状態において位置登録を行うためにRRCコネクションを開設する場合、前記RRCコネクションは位置登録を行うために開設するものと判断し、位置登録の終了と共にRRCコネクションの解放を許可するか否かを示す情報を、RRCコネクションの開設を要求するRRC Connection Requestに含まれるEstablishment causeに設定し、前記RRC Connection Requestを前記ネットワーク装置に送信するRRCプロトコル処理手段と、
    を有する無線通信端末装置と、
    前記Establishment causeを前記無線通信端末装置から受信した場合、位置登録の終了と共に前記RRCコネクションを解放するネットワーク装置と、
    を具備する移動体通信システム。
  10. 無線通信端末装置とネットワーク装置との間で位置登録、デタッチ又はTMSIリアロケーションを行うためにRRCコネクションが開設された場合、前記無線通信端末装置及び前記ネットワーク装置のそれぞれが位置登録、デタッチ又はTMSIリアロケーションの終了と共にRRCコネクションを解放する位置登録方法。
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