JPWO2007020702A1 - センサ装置 - Google Patents

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Abstract

センサ装置10は、3軸の加速度センサ20と、温度センサ22と、を有する検出部12と、加速度ベクトル算出部30と、加速度ベクトルの大きさを算出する全加速度算出部34と、加速度ベクトルから傾斜角を算出する傾斜角算出部32と、温度算出部36と、を有する処理部14と、を備える。傾斜角算出部32は、加速度ベクトルの大きさが重力加速度と異なる場合に、傾斜角の算出処理を中断する。

Description

本発明は、センサ装置に関し、特に加速度センサを備えたセンサ装置に関する。
近年、磁気センサが搭載された携帯電話機などの携帯端末装置が実用化されてきている。このような携帯端末装置は、方位を測定するばかりでなく、GPS(Global Positioning System)からの位置情報をもとに、測定した方位に応じて現在位置などを画面の地図上に表示する機能を持つものもある。
磁気センサから得ることのできる方位角は、磁気センサのセンサ面が水平のときは正しい方位角を示すが、センサ面が傾いていると誤差を生じる。この誤差は、加速度センサから得られる傾斜角(ピッチ角、ロール角)をもとに水平面に座標変換し、水平時の地磁気ベクトルを求めることによって補正可能である(たとえば特許文献1参照)。
特開2003−42766号公報
3軸の加速度センサは、静止した状態では重力加速度を検出することができるが、加速度センサが加速度を伴って動いている状態では、重力加速度以外の加速度成分も合わせて検出する。そのため、加速度センサが動いている状態で算出された傾斜角には誤差が含まれている可能性がある。傾斜角に誤差が含まれている場合、傾斜角を基に座標変換し、補正を行った方位角にも誤差が生じてしまう。
本発明はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、好適に傾斜角や方位角の測定を行うことのできるセンサ装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様のセンサ装置は、3軸の加速度センサと、加速度センサが検出した値から、加速度ベクトルを算出する加速度ベクトル算出部と、加速度ベクトルの大きさを算出する全加速度算出部と、加速度ベクトルに基づいて、加速度センサの傾斜角を算出する傾斜角算出部と、を備え、傾斜角算出部は、加速度ベクトルの大きさが重力加速度と異なる場合に、傾斜角の算出処理を中断する。
この態様によると、加速度ベクトルの大きさが重力加速度と異なる場合には、傾斜角の算出処理を中断する。これにより、重力加速度以外の加速度成分を含んだ加速度センサの検出値をもとに誤った傾斜角を導出する事態を回避することができ、好適に傾斜角の測定を行うことができる。
上記態様のセンサ装置は、温度センサをさらに備えてもよく、加速度ベクトル算出部は、温度センサが検出した温度情報に基づいて、加速度ベクトルを補正して算出してもよい。
加速度センサは、温度変化によってオフセットや感度が変化するので、温度補正を行うことによって、加速度ベクトルの測定精度を向上することができる。また、加速度ベクトルの精度が向上することにより、傾斜角の測定精度を高めることができる。
上記態様のセンサ装置は、地磁気ベクトルを検出する3軸の磁気センサと、磁気センサによって検出された地磁気ベクトルを、傾斜角算出部によって算出された傾斜角を用いて座標変換し、当該センサ装置の方位角を算出する方位角算出部と、をさらに備えてもよく、方位角算出部は、加速度ベクトルの大きさが、重力加速度と異なる場合に、方位角の算出処理を中断してもよい。
この場合、加速度ベクトルの大きさが、重力加速度と異なる場合には、方位角の算出処理を中断する。これにより、重力加速度以外の加速度成分を含んだ加速度センサの検出値をもとに誤った方位角を導出する事態を回避することができ、好適に方位角の測定を行うことができる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、好適に傾斜角や方位角の測定を行うことができるセンサ装置を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態にかかるセンサ装置の構成を示す図である。 傾斜角算出処理のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態にかかるセンサ装置の構成を示す図である。 方位角算出処理のフローチャートである。
符号の説明
10 センサ装置、 12 検出部、 13 A/D変換部、 14 処理部、 16 記憶部、 18 磁気センサ、 20 加速度センサ、 22 温度センサ、 24 気圧センサ、 26 地磁気ベクトル算出部、 28 方位角算出部、 30 加速度ベクトル算出部、 32 傾斜角算出部、 34 全加速度算出部、 36 温度算出部、 38 気圧算出部、 40 高度算出部、 100 センサ装置。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかるセンサ装置10の構成を示す図である。センサ装置10は、検出部12と、A/D変換部13と、処理部14と、記憶部16と、を備える。検出部12は、加速度センサ20と、温度センサ22と、を有する。センサ装置10は、加速度センサ20の傾斜角(ピッチ角α、ロール角β)を測定し、出力することができる。
加速度センサ20は、3軸の加速度センサであり、互いに直交するX軸、Y軸、Z軸方向の加速度ベクトルを検出する機能を有する。加速度センサ20の方式は特に限定されず、抵抗値変化方式、容量変化方式、圧電変化方式などのいずれであってもよい。
温度センサ22は、センサ装置10内部の温度を検出する。検出した温度は、温度ドリフトによる加速度センサ20の出力のズレを補正するために用いられる。加速度センサ20、温度センサ22で検出されたアナログ値は、それぞれA/D変換部13によってデジタル値に変換され、処理部14に出力される。
記憶部16は、加速度センサ20および温度センサ22の特性データを格納している。記憶部16は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などの記憶装置であってよい。
処理部14は、加速度センサ20、温度センサ22から出力され、A/D変換部13によってデジタル値に変換された信号を処理し、加速度センサ20の傾斜角(ピッチ角α、ロール角β)を出力する。ピッチ角αは、X軸方向の傾斜角であり、ロール角βは、Y軸方向の傾斜角である。処理部14は、加速度ベクトル算出部30と、傾斜角算出部32と、全加速度算出部34と、温度算出部36と、を備える。
温度算出部36は、温度センサ22で検出され、A/D変換されたデジタル値Dから、センサ装置10内部の温度t(単位:℃)を算出する。温度tは、記憶部16に格納されている温度センサ22の特性データ(基準温度のデジタル値Dt0、1℃当たりの変化量ΔD)を用いて、(1)式にて算出される。(1)式において、tは基準温度(℃)である。
t=t+(D−Dt0)/ΔD …(1)
加速度ベクトル算出部30は、加速度センサ20で検出され、A/D変換されたX軸、Y軸、Z軸の3軸成分のデジタル値(Dx,Dy,Dz)から、加速度ベクトル(x,y,z)(単位:G)を算出する。加速度ベクトル(x,y,z)は、記憶部16に格納されている加速度センサ20の特性データ(3軸成分のオフセットのデジタル値(Dxaoff,Dyaoff,Dzaoff)、および重力加速度(=1G)当たりの感度(ΔDx,ΔDy,ΔDz))を用いて、(2)〜(4)式にて算出される。
=(Dx−Dxaoff)/ΔDx …(2)
=(Dy−Dyaoff)/ΔDy …(3)
=(Dy−Dzaoff)/ΔDz …(4)
加速度センサ20は、温度によりオフセットや感度が変化するので、温度センサ22が検出した温度情報に基づいて、加速度ベクトルを補正して算出するのが好ましい。温度補正を行うことによって、加速度ベクトル(x,y,z)の測定精度を向上することができる。
全加速度算出部34は、加速度ベクトル算出部30によって算出された加速度ベクトル(x,y,z)の大きさを算出する。加速度ベクトル(x,y,z)の大きさを全加速度aとよぶ。全加速度aは、(5)式を用いて算出される。
Figure 2007020702
加速度センサ20が静止している状態では、全加速度aは、1Gと等しくなるが、振動など加速度センサ20が加速度を伴って動いている場合には、1Gとは異なった値となる。
傾斜角算出部32は、加速度ベクトル算出部30によって算出された加速度ベクトル(x,y,z)に基づいて、加速度センサ20の傾斜角(ピッチ角α、ロール角β)を算出する。ピッチ角α、ロール角βの算出式を(6)、(7)式に示す。
α=arcsin(x) …(6)
β=arcsin(y/cosα) …(7)
傾斜角算出部32は、全加速度算出部34で算出された全加速度aが、1Gと等しいか否かを判断し、全加速度aが1Gと等しい場合にのみ、傾斜角の算出を行う。傾斜角算出部32は、重力加速度1Gの値を予め保持し、全加速度aと1Gを比較する。全加速度aが1Gと異なる場合には、傾斜角の算出処理を中断する。全加速度aが1Gに等しいか否かは、マージンを持たせて判定を行う。たとえば、全加速度aが0.9G≦a≦1.1Gの範囲内にある場合には、全加速度aは1Gと等しいと判定する。
図2は、傾斜角算出処理のフローチャートである。まず、加速度センサ20によって加速度の計測を行い、加速度ベクトルのデジタル値(Dx,Dy,Dz)を得る(S10)。次に、加速度ベクトル算出部30において、加速度ベクトル(x,y,z)の算出を行う(S12)。次に、全加速度算出部34において、加速度ベクトル(x,y,z)から、全加速度aを算出する(S14)。
次に、傾斜角算出部32において、全加速度aが1Gと等しいか否かを判断する(S16)。加速度センサ20によって計測された加速度ベクトルに、重力加速度以外の加速度成分が含まれている場合、全加速度aは1Gとは異なった値となる。よって、全加速度aが1Gと等しいか否かを判断することにより、重力加速度以外の加速度成分が含まれているかどうか判断することができる。
全加速度aが1Gと等しい場合(S16のY)、傾斜角算出部32は、傾斜角の算出処理を行う(S18)。全加速度aが1Gと異なる場合(S16のN)、傾斜角算出部32は、傾斜角の算出処理を行わずに、傾斜角算出処理を中断する。
全加速度aと重力加速度の比較を行わずに傾斜角の算出処理を行った場合、算出された傾斜角には誤差が含まれている可能性がある。第1の実施の形態に係るセンサ装置10によれば、重力加速度以外の加速度成分を含んだ加速度センサ20の検出値をもとに誤った傾斜角を導出する事態を回避することができる。
(第2の実施の形態)
図3は、本発明の第2の実施の形態に係るセンサ装置100の構成を示す図である。センサ装置100は、方位角θ、高度hを出力することができる。第2の実施の形態では、検出部12は、さらに磁気センサ18と、気圧センサ24と、を有する。また、処理部14は、さらに地磁気ベクトル算出部26と、方位角算出部28と、気圧算出部38と、高度算出部40と、を有する。なお、第1の実施の形態と同一の構成要素については、同様の符号を用いて説明する。
気圧センサ24は、外気の圧力を検出する。気圧算出部38は、気圧センサ24で検出され、A/D変換されたデジタル値Dから、気圧p(単位:hPa)を算出する。気圧pは、記憶部16に格納されている気圧センサ24の特性データ(オフセットのデジタル値Dpoff、1hPa当たりの感度ΔD)を用いて、(8)式にて算出される。
p=(D−Dpoff)/ΔD+1013.25 …(8)
気圧センサ24は、温度によりオフセットや感度が変化するので、温度センサ22が検出した温度情報に基づいて、気圧pを補正するのが好ましい。温度補正を行うことによって、気圧pの測定精度を向上することができる。
高度算出部40は、気圧算出部38で算出された気圧pと、基準気圧pとの差から相対高度h(単位:m)を算出する。相対高度は、基準気圧を0mとしたときの高度である。気圧は、高度が100m高くなるごとに12hPa下がることから、(9)式を用いて算出することができる。
h=(p−p)×100/12 …(9)
磁気センサ18は、3軸の磁気センサであり、互いに直交するX軸、Y軸、Z軸方向の地磁気ベクトル成分を検出する機能を有する。磁気センサ18は、フラックスゲート型磁気センサ、ホール素子、磁気抵抗素子などを組み合わせることによって構成することができる。
地磁気ベクトル算出部26は、磁気センサ18で検出され、A/D変換されたデジタル値(Dx,Dy,Dz)から、地磁気ベクトル(x,y,z)(単位:T)を算出する。地磁気ベクトル(x,y,z)は、記憶部16に格納されている磁気センサ18の特性データ(3軸成分のオフセットのデジタル値(Dxoff,Dyoff,Dzoff)、1μT当たりの感度(ΔDx,ΔDy,ΔDz))を用いて、(10)〜(12)式により算出される。
x=(Dx−Dxoff)/ΔDx …(10)
y=(Dy−Dyoff)/ΔDy …(11)
z=(Dy−Dzoff)/ΔDz …(12)
方位角算出部28は、地磁気ベクトル算出部26で算出された地磁気ベクトル(x,y,z)を、傾斜角算出部32によって算出された傾斜角(ピッチ角α、ロール角β)を用いて座標変換し、磁気センサ18の方位角θを算出する。
方位角θは、地磁気ベクトル(x,y,z)のX軸成分xおよびY軸成分yから算出されるが、磁気センサ18が傾斜している場合は、誤差が生じる。そのため、水平面に座標変換して、水平時の地磁気ベクトルを求める。ピッチ角をα、ロール角をβ、変換前の地磁気ベクトルを(x,y,z)、座標変換後の地磁気ベクトルを(hx,hy,hz)としたとき、座標変換式は、(13)式のように表すことができる。
Figure 2007020702
座標変換後の地磁気ベクトルのX軸成分hxおよびY軸成分hyを用いて、方位角θは、(12)式により算出される。
θ=arctan(hx/hy) …(14)
加速度ベクトル算出部30は、加速度センサ20の検出値から、加速度ベクトルを算出する。全加速度算出部34は、全加速度aを算出する。傾斜角算出部32は、全加速度算出部34で算出された全加速度aが、1Gと等しいか否かを判断し、全加速度aが1Gと等しい場合にのみ、傾斜角の算出を行う。全加速度aが1Gと異なる場合には、傾斜角の算出処理を中断する。傾斜角の算出を行った場合は、方位角算出部28に傾斜角の値を与える。傾斜角の算出処理を中断した場合は、方位角算出部28に方位角の算出処理を中断する指示を与える。
図4は、方位角算出処理のフローチャートである。まず、磁気センサ18によって地磁気の計測を行い、地磁気ベクトルのデジタル値(Dx,Dy,Dz)を得る(S30)。次に、地磁気ベクトル算出部26において、地磁気ベクトル(x,y,z)の算出を行う(S32)。
加速度センサ20は、加速度の計測を行い、加速度ベクトルのデジタル値(Dx,Dy,Dz)を得る(S34)。次に、加速度ベクトル算出部30において、加速度ベクトル(x,y,z)の算出を行う(S36)。次に、全加速度算出部34において、加速度ベクトル(x,y,z)から、全加速度aを算出する(S38)。
次に、傾斜角算出部32において、全加速度aが1Gと等しいか否かを判断する(S40)。全加速度aが1Gと等しい場合(S40のY)、傾斜角算出部32は、傾斜角の算出処理を行い、傾斜角の値を方位角算出部28に与える(S42)。全加速度aが1Gと異なる場合(S40のN)、傾斜角算出部32は、傾斜角の算出を行わずに、傾斜角算出処理を中断する。傾斜角算出部32は、傾斜角算出処理を中断した場合に、方位角の算出処理を中断する指示を方位角算出部28に与える。なお、地磁気ベクトルの算出処理(S30〜S32)と、傾斜角の算出処理(S34〜42)の順序は逆であってもよく、また、同時であってもよい。
方位角算出部28は、傾斜角算出部32から方位角算出処理の中断指示がない場合(S44のN)、地磁気ベクトル(x,y,z)を座標変換し、座標変換後の地磁気ベクトル(hx,hy,hz)を算出する(S46)。その後、座標変換後の地磁気ベクトルのX軸成分hxおよびY軸成分hyを用いて、方位角θを算出する(S48)。一方、方位角算出部28は、傾斜角算出部32から方位角算出処理の中断指示があった場合、方位角算出処理を中断する(S44のY)。
上述したように、加速度センサ20が加速度を伴って動いている状態では、加速度センサ20の検出値は重力加速度以外の加速度成分を含むので、算出される傾斜角には誤差が含まれる。この誤差を含んだ傾斜角を用いて座標変換してしまうと、方位角θも誤差を有してしまう。第2の実施の形態に係るセンサ装置100では、全加速度aが1Gと異なる場合には、方位角θの算出処理を中断するので、重力加速度以外の加速度成分を含んだ加速度センサ20の検出値をもとに誤った方位角θを導出する事態を回避することができる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
たとえば、第2の実施の形態では、傾斜角算出部32において全加速度aと1Gの比較を行ったが、全加速度算出部34から方位角算出部28に全加速度aの値を与え、方位角算出部28において全加速度aと1Gの比較を行い、方位角算出処理の中断の判断を行ってもよい。
本発明は、加速度センサを備えたセンサ装置に関する分野に適用することができる。

Claims (3)

  1. 3軸の加速度センサと、
    前記加速度センサが検出した値から、加速度ベクトルを算出する加速度ベクトル算出部と、
    加速度ベクトルの大きさを算出する全加速度算出部と、
    加速度ベクトルに基づいて、前記加速度センサの傾斜角を算出する傾斜角算出部と、を備え、
    前記傾斜角算出部は、加速度ベクトルの大きさが重力加速度と異なる場合に、傾斜角の算出処理を中断することを特徴とするセンサ装置。
  2. 温度センサをさらに備え、
    前記加速度ベクトル算出部は、温度センサが検出した温度情報に基づいて、加速度ベクトルを補正して算出することを特徴とする請求項1に記載のセンサ装置。
  3. 地磁気ベクトルを検出する3軸の磁気センサと、
    前記磁気センサによって検出された地磁気ベクトルを、前記傾斜角算出部によって算出された傾斜角を用いて座標変換し、当該センサ装置の方位角を算出する方位角算出部と、をさらに備え、
    方位角算出部は、加速度ベクトルの大きさが、重力加速度と異なる場合に、方位角の算出処理を中断することを特徴とする請求項1または2に記載のセンサ装置。
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