JPWO2006114932A1 - 無線通信装置および無線通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 MC−CDMA通信方式において、多重した信号の干渉を減少させる。【解決手段】 マルチキャリア伝送方式にスペクトル拡散を組み合わせて無線通信を行なう無線通信装置であって、通信相手先から受信した各サブキャリアの受信電力を示す受信電力情報に基づいて、各サブキャリアに対して受信電力の大きさに応じた順位付けを行ない、前記順位の高い順または低い順に、拡散率に応じてサブキャリアをグループ化する並び替え制御部9と、前記グループ毎に拡散符号を振り分ける並び替え部10と、を備える。

Description

本発明は、マルチキャリア伝送方式にスペクトル拡散を組み合わせて無線通信を行なう無線通信装置および無線通信方法に関する。
従来から、次世代の移動体通信技術の有力候補として、マルチキャリア伝送技術とスペクトル拡散によるCDMA技術を組み合わせたマルチキャリアCDMA(以下、「MC−CDMA」と呼称する。)が注目されている。このMC―CDMAでは、データシンボルにスペクトル拡散を施し、拡散後の信号をOFDMのサブキャリアに割り当てることを行なっている。図15は、MC−CDMA通信を行なう送信機の概略構成を示すブロック図である。送信機150において、送信すべきデータは、符号化部151によって誤り訂正符号が付加され、変調部152によって変調される。
多重化部(Mux部)153は、サブキャリア数に並列変換された変調データを、受信側が受信SIRを推定するためのパイロット信号と多重化する。その後、S/P変換部154でパラレル信号になる。さらに各々の信号は、コピー部155で複数個の信号になる。ここでコピーされる数は、拡散率と等しい。つまり、例えば拡散率を16とすると、16個にコピーされることになる。コピーされた信号に対して、拡散符号発生部156で発生した拡散符号が順番に乗算器157で乗算される。
その後、IFFT部158でフーリエ変換処理され、ガードインターバル挿入部159でガードインターバルが挿入され、OFDM信号となる。ここで、各サブキャリアは、順番に拡散されていることになる。つまり、SB1(サブキャリア1)からSB16までは1番目のデータシンボルを拡散符号の1−16で拡散され、SB17−32は、2番目のデータシンボルを拡散符号の1−16で拡散されることになる。このように、拡散処理によって本来のデータシンボルが16倍の拡散シンボルに変換されるので、伝送レートが1/16に落ちてしまうが、スペクトル拡散では、異なった拡散コードを用いて多重できるため、伝送レートを保つことができる。
図16は、拡散されたシンボルと逆拡散されたシンボルの様子を示す図である。各々の拡散された信号は、図16に示すように、多重した形で送られるが、逆拡散したときには、符号間が直交しているため、多重した信号は干渉成分とはならずに完全に分離できる。つまり、拡散コードa(t)とb(t)の間には、次式の関係が成り立っている。
Figure 2006114932
このように、完全に直交した信号は拡散率16に対して、最大16個とれるため、16多重した場合には伝送レートは拡散しない場合と同一になり、スペクトル拡散によるレートの低下の影響は無くなることになる。
一方、MC−CDMAの変形として、周波数と時間軸の2次元を用いて拡散を行なう方式が提案されている。この2次元拡散では、1つのデータ変調シンボルが、SFTime個の連続するOFCDM(Orthogonal Frequency and Code Division Multiplexing)シンボル、およびSFFreq個の連続するサブキャリアにわたって拡散され、全体の拡散率は、SF=SFTime×SFFreqで表わすことができる。ここで、SFTimeは、時間領域における拡散率を表わし、SFFreqは、周波数領域における拡散率を表わす。
2次元拡散では、セル構成に応じて全体の拡散率を制御する。すなわち、基地局からの制御情報に基づいて、移動局が拡散率を設定する。さらに、伝搬条件、チャネル負荷および無線パラメータなどに応じて、SFTimeおよびSFFreqを適応的に制御することにより、セルラシステムや孤立セル環境の双方においてチャネル容量の増加を図っている。
信学技報RCS2000−136「ブロードバンドパケット無線アクセスの検討」 NTTドコモテクニカルジャーナルVol.11 No2「第4世代無線アクセス技術特集」
しかしながら、図17に示すように、伝搬路の状況によっては、送信した信号がマルチパスにより周波数選択性フェージングを受けていることがある。図17の左側では送信側の周波数スペクトルを示し、右側では端末側の周波数スペクトルを示している。同図に示すように、端末側の周波数スペクトルでは、受信レベルの強いところと弱いところが発生する。この結果、図17の右上に示すように、各サブキャリアの受信レベルはまちまちとなる。このような状況で、受信信号を逆拡散した場合、16サブキャリアの振幅レベルが異なるため、多重している符号が直交性を失ってしまう。
すなわち、16サブキャリアの振幅レベルが同一である場合は、図18の上側に示すように、信号のみの検出ができるが、16サブキャリアの振幅レベルが異なる場合は、図18の下側に示すように、多重していた符号が干渉となり受信感度が大幅に劣化する。これは、次式のように示される。
Figure 2006114932
この解決策として、各サブキャリアの振幅に計算した倍率をかけて、逆拡散前の振幅を同一とする処理方法や、干渉成分が最小となるように数値計算を行ない処理する方法が採られている。
しかしながら、これらの方法では、干渉成分を除去できずに、劣化したままの性能となることが報告されている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、多重した信号の干渉を減少させることができる無線通信装置および無線通信方法を提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような手段を講じた。すなわち、本発明に係る無線通信装置は、マルチキャリア伝送方式にスペクトル拡散を組み合わせて無線通信を行なう無線通信装置であって、通信相手先から受信した各サブキャリアの受信電力を示す受信電力情報に基づいて、各サブキャリアに対して受信電力の大きさに応じた順位付けを行ない、前記順位の高い順または低い順に、拡散率に応じてサブキャリアをグループ化する並び替え制御部と、前記グループ毎に拡散符号を振り分ける並び替え部と、を備えることを特徴としている。
このように、各サブキャリアに対して受信電力の大きさに応じた順位の高い順または低い順に、拡散率に応じてサブキャリアをグループ化し、グループ毎に拡散符号を振り分けるので、拡散した信号がほぼ同一の振幅レベルとなる。従って、受信側で逆拡散すると、多重している別の拡散符号で拡散された信号は、ほぼ直交関係が保たれることとなる。その結果、別の拡散符号で拡散された信号が干渉成分となることが無くなり、信号の劣化が防止され、高品質の通信を実現することが可能となる。
(2)また、本発明に係る無線通信装置は、通信相手先から受信した伝搬路情報に基づいて各サブキャリアにおける適応変調パラメータを決定し、マルチキャリア伝送方式にスペクトル拡散を組み合わせて無線通信を行なう無線通信装置であって、前記決定された適応変調パラメータが同一であるサブキャリアを拡散率に応じてグループ化する適応変調制御部と、前記グループ毎に送信信号を振り分けると共に、前記グループ毎に拡散符号を振り分ける並び替え部と、を備えることを特徴としている。
このように、適応変調パラメータが同一であるサブキャリアを拡散率に応じてグループ化し、グループ毎に送信信号を振り分けると共に、グループ毎に拡散符号を振り分けるので、拡散した信号がほぼ同一の振幅レベルとなる。すなわち、適応変調システムでは、受信電力が異なるサブキャリアに対して、ある程度、等間隔でレベル分けが行なわれているので、変調度または符号化率が同一であるサブキャリアは、受信側での電力も等しくなる。従って、受信側で逆拡散すると、多重している別の拡散符号で拡散された信号は、ほぼ直交関係が保たれることとなる。その結果、別の拡散符号で拡散された信号が干渉成分となることが無くなり、信号の劣化が防止され、高品質の通信を実現することが可能となる。
(3)また、本発明に係る無線通信装置は、通信相手先から受信した伝搬路情報に基づいて、複数のサブキャリアからなる複数のサブキャリア群における適応変調パラメータを決定し、マルチキャリア伝送方式にスペクトル拡散を組み合わせて無線通信を行なう無線通信装置であって、前記サブキャリア群毎に送信信号を振り分けると共に、前記サブキャリア群毎に拡散符号を振り分ける並び替え部を備えることを特徴としている。
このように、サブキャリアをグループ化し、グループ毎に拡散するため、サブキャリア毎に拡散符号を割り当てる場合よりも処理を簡略化させることができる。また、適応変調パラメータが同一であるサブキャリア群毎に送信信号を振り分けると共に、サブキャリア群毎に拡散符号を振り分けるので、拡散した信号がほぼ同一の振幅レベルとなる。適応変調システムでは、変調度または符号化率が同一であるサブキャリア群は、受信側での電力も等しくなる。従って、受信側で逆拡散すると、多重している別の拡散符号で拡散された信号は、ほぼ直交関係が保たれることとなる。その結果、別の拡散符号で拡散された信号が干渉成分となることが無くなり、信号の劣化が防止され、高品質の通信を実現することが可能となる。
(4)また、本発明に係る無線通信装置は、周波数軸および時間軸の両方向で拡散を行なって、マルチキャリア伝送方式にスペクトル拡散を組み合わせて無線通信を行なう請求項1から請求項3のいずれかに記載の無線通信装置であって、周波数軸方向の拡散率と時間軸方向の拡散率との積が一定値となるように、前記周波数軸方向に拡散するサブキャリア数を計算する周波数拡散率計算部を更に備えることを特徴としている。
このように、周波数軸方向の拡散率と時間軸方向の拡散率との積が一定値となるように、周波数軸方向に拡散するサブキャリア数を計算するので、ほぼ同一の振幅レベルに合わせるべきサブキャリア数が少なくて済む。その結果、サブキャリア間での振幅のばらつきが少なくなるので、直交性を失うことがより少なくなり、干渉の増大を防止することが可能となる。
(5)また、本発明に係る無線通信装置は、一定の時間長で定められるひとつ以上の時間チャネルと、一定の周波数帯域で定められるひとつ以上の周波数チャネルとによって特定される通信スロットを制御対象である端末装置毎に割り当てて無線通信を行なう無線通信装置であって、前記端末装置毎にサブキャリアを割り当てる並び替え制御部と、前記各端末装置に割り当てられたサブキャリアに拡散符号を振り分ける並び替え部と、を備えることを特徴としている。
このように、端末装置毎にサブキャリアを割り当てて、各端末装置に割り当てられたサブキャリアに拡散符号を振り分けるので、各端末装置における受信電力がほぼ一定となる。すなわち、上記通信スロットを端末装置毎に割り当てるシステムにおいては、サブキャリアに対して無作為に振り分けられた場合よりも、サブキャリアの振幅レベルのばらつきが非常に少なくなる。従って、受信側で逆拡散すると、多重している別の拡散符号で拡散された信号は、ほぼ直交関係が保たれることとなる。その結果、別の拡散符号で拡散された信号が干渉成分となることが無くなり、信号の劣化が防止され、高品質の通信を実現することが可能となる。
(6)また、本発明に係る無線通信装置において、前記並び替え制御部は、通信相手先から受信した各サブキャリアの受信電力を示す受信電力情報に基づいて、概略同一の受信電力を有するサブキャリアを拡散率に応じてグループ化し、グループ化されたサブキャリアを前記各端末装置に割り当てることを特徴としている。
このように、概略同一の受信電力を有するサブキャリアを拡散率に応じてグループ化し、グループ化されたサブキャリアを各端末装置に割り当てるので、拡散した信号がほぼ同一の振幅レベルとなる。従って、受信側で逆拡散すると、多重している別の拡散符号で拡散された信号は、ほぼ直交関係が保たれることとなる。その結果、別の拡散符号で拡散された信号が干渉成分となることが無くなり、信号の劣化が防止され、高品質の通信を実現することが可能となる。
(7)また、本発明に係る無線通信方法は、マルチキャリア伝送方式にスペクトル拡散を組み合わせて無線通信を行なう無線通信方法であって、通信相手先から各サブキャリアの受信電力を示す受信電力情報を受信するステップと、前記受信した受信電力情報に基づいて、各サブキャリアに対して受信電力の大きさに応じた順位付けを行なうステップと、前記順位の高い順または低い順に、拡散率に応じてサブキャリアをグループ化するステップと、前記グループ毎に拡散符号を振り分けるステップと、を少なくとも含むことを特徴としている。
このように、各サブキャリアに対して受信電力の大きさに応じた順位の高い順または低い順に、拡散率に応じてサブキャリアをグループ化し、グループ毎に拡散符号を振り分けるので、拡散した信号がほぼ同一の振幅レベルとなる。従って、受信側で逆拡散すると、多重している別の拡散符号で拡散された信号は、ほぼ直交関係が保たれることとなる。その結果、別の拡散符号で拡散された信号が干渉成分となることが無くなり、信号の劣化が防止され、高品質の通信を実現することが可能となる。
本発明によれば、拡散した信号がほぼ同一の振幅レベルとなるので、受信側で逆拡散すると、多重している別の拡散符号で拡散された信号は、ほぼ直交関係が保たれることとなる。その結果、別の拡散符号で拡散された信号が干渉成分となることが無くなり、信号の劣化が防止され、高品質の通信を実現することが可能となる。
次に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る送信機の概略構成を示すブロック図である。送信機1において、送信すべきデータは、符号化部2によって誤り訂正符号が付加され、サブキャリア変調部3によって変調される。多重化部(Mux部)4は、サブキャリア数に並列変換された変調データを、受信側が受信SIRを推定するためのパイロット信号と多重化する。その後、S/P変換部5でパラレル信号になる。さらに各々の信号は、コピー部6で複数個の信号になる。ここでコピーされる数は、拡散率と等しい。つまり、例えば拡散率を16とすると、16個にコピーされることになる。コピーされた信号に対して、拡散符号発生部7で発生した拡散符号が順番に乗算器8で乗算される。
並び替え制御部9は、受信機側での受信電力がほぼ同一レベルのものをグループ化して拡散した各信号が、受信機側での受信レベルに大きな差が出ないように制御する。送信信号並び替え部10は、拡散符号にて乗算された信号の順番を入れ替える。その後、IFFT部11でフーリエ変換処理され、ガードインターバル挿入部12でガードインターバルが挿入され、OFDM信号となる。
ここで、各サブキャリアは、順番に拡散されていることになる。つまり、SB1(サブキャリア1)からSB16までは1番目のデータシンボルを拡散符号の1−16で拡散され、SB17−32は、2番目のデータシンボルを拡散符号の1−16で拡散されることになる。このように、拡散処理によって本来のデータシンボルが16倍の拡散シンボルに変換されるので、伝送レートが1/16に落ちてしまうが、スペクトル拡散では、異なった拡散コードを用いて多重できるため、伝送レートを保つことができる。
図2は、サブキャリアの受信電力に応じて並び替えを行なう様子を示す模式図である。図2では、模式図であるため、全サブキャリアが11本、ほぼ同一のレベルのサブキャリアは3本としているが、実際のシステムでは、全サブキャリアが数百本であり、ほぼ同一のレベルのものも数十本存在する。その場合、ほぼ同一のレベルのサブキャリアについて、拡散コードを振り分けることができるようになる。
図3は、並び替え動作を示すフローチャートである。まず、受信側での受信電力情報に基づいて、サブキャリア別の電力情報を入力する(ステップS1)。次に、電力の基準によるサブキャリアの番号付けが行われる(ステップS2)。ここでは、受信電力が高い順に、番号が付される。例えば、図3に示す例では、サブキャリア番号が38番のサブキャリアが最も受信電力が高く、サブキャリア番号が12番のサブキャリアは3番目に受信電力が高いこととなっている。次に、拡散率に基づいてサブキャリアのブロック化(グループ化)が行われる(ステップS3)。第1のブロックは、最も高い基準値よりも受信電力が高いサブキャリアからなり、受信電力が1番目から16番目のサブキャリアから構成される。例えば、図3に示すように、サブキャリア番号が11番、12番、38番、39番・・・となっている。第2のブロックは、2番目に高い基準値よりも受信電力が高いサブキャリアからなり、受信電力が17番目から32番目のサブキャリアから構成される。例えば、図3に示すように、サブキャリア番号が35番、36番、100番、105番・・・となっている。
この後、拡散した1データシンボルは各ブロックの16サブキャリアに拡散されて(ステップS4)、送信される。
このように並び替えることによって、拡散した信号がほぼ同一の振幅レベルになるので、受信側で逆拡散することにより、多重している別の拡散コードで拡散された信号は、ほぼ直交関係が保たれることとなる。その結果、別の拡散コードで拡散された信号が干渉成分とはならず、受信信号の劣化を防ぐことができるようになる。
この場合、振幅レベルを並び替えるには、受信機側でのサブキャリアごとの受信レベルを送信機側に知らせることが必要になるが、この方法は、各種の方法が適応変調システムで提案されているので、同様の処理により、送信機側で受信側のレベルを知ることができる。
また、本発明において、グループ化する場合には、拡散率の個数、あるいは整数倍にする必要があり、ほぼ同一の受信電力のサブキャリアといいながらも、若干振幅差が発生する場合もある。その場合には、送信サブキャリアの電力を若干調整して、送信出力調整をサブキャリアごとに行い、受信レベルをそろえることも有効である。
(第2の実施形態)
OFDMの変調においては、受信機側での受信レベルにより、変調度を変える適応変復調方式が知られている。適応変復調方式では、受信機側の受信レベルに対して、複数の変調度、符号化率を用意し、各々が必要とする所要CNR(Carrier to Noise ratio)にあわせてそれらを変えて送信するシステムになっている。
図4は、変調方式と符号化率と、所要CNRとの関係を示す図である。図4においては、8種類の符号化/変調方式の組み合わせが示されている。適応変調システムでは、このように所要CNRが異なる複数の方式を用意し、サブキャリアごとの受信状態によって、この中から最適な変調方式を選択することが行われる。
なお、これは一例であり、実際にはさらに多くの符号化率が選ばれることもある。また、記載の所要CNRは、全体システムや誤り訂正方式によっても変わるので、図4に示す例は一例に過ぎないが、図4のように、各方式は、所要CNRとしてはある程度の等間隔性をもって準備される。
第2の実施形態では、本発明を適応変調システムに応用する。図5は、変調方式や符号化率でグループ化する例を示す図である。すなわち、第2の実施形態では、図5に示すように、同一の変調、符号化方式グループを拡散の単位とする。
図6は、第2の実施形態に係る送信機の概略構成を示すブロック図である。送信信号並び替え部61は、適応変調制御部62から入力される信号によって、各変調方式、符号化方式に対応した信号を振り分ける。図4に示す例では、8種類に分けることになる。振り分けられた各信号は、それぞれ符号化部63において、各振り分けられたグループ内で同一の符号化が施される。そして、拡散符号発生部64が発生した拡散符号が乗算器65によって乗算されて拡散されたのち、サブキャリア変調部66で変調が施される。
その後、多重化部(Mux部)67においてパイロット信号が付加・多重され、S/P変換部68によって並列直列変換が行なわれ、各サブキャリアに割り振られる。そして、IFFT部69でフーリエ変換処理され、ガードインターバル挿入部70でガードインターバルが挿入され、OFDM信号となる。
なお、ここでは、わかりやすくするために符号化部63、サブキャリア変調部66を別々に示しているが、実際の構成としては、同一の符号化率や同一の変調方式は、同じ回路ブロックを使うことで、省回路化できる。
第2の実施形態では、このように、適応変調制御部62で制御している同一の変調度や符号化率にサブキャリアが分離、グループ化されているシステムに対して、そのグループを流用し、その中で拡散処理を行うことを特徴とする。適応変調システムにおいては、受信電力が異なるサブキャリアに対して、ある程度、等間隔でレベル分けが行われているので、同一の変調度、符号化率のレベル選定されたサブキャリアは、ほぼ受信機側での電力は等しくなっているはずである。実際には前述のように、変調度、符号化率の取りうる数は数種類であるので、所要電力も1〜2dB程度ばらつきはあるが、第1の実施形態で必要だった端末側での受信電力によるグループ化が不要とすることができるようになる。
なお、第2の実施形態においては、拡散処理によって、変調データは拡散率分増えることになる。従って、適応変調制御部の信号でデータを振り分ける場合には、その数は1/(拡散率)になる。例えば、拡散率16のシステムでは、適応変復調システムで制御された同一符号率、同一の変調方式が使えるサブキャリアグループのサブキャリア数Nに対して、信号データシンボル数はN/16となる。例えば、同一クラスに選定されたサブキャリアが48本であった場合には、48/16=3となり、データ3シンボルを送信することができることになる。
しかしながら、適応変復調システムにおける制御では、受信CNR等で区別しているために、そのグループ化のままのキャリア数では、拡散率(前例では16)の倍数とはならないことが発生する。そこで、第2の実施形態では、適応変復調のグループ化と拡散グループを一致させることが必要になる。方法としては二つ考えることができる。
第1の方法は、除算したあまりをひとつ下(所要CNRが少ないレベル)のグループに配しなおす。その結果、16で割り切れるようになる。
図7は、適応変復調のグループ化と拡散グループを一致させるための動作を示すフローチャートである。まず、クラスNのサブキャリア数を求め(ステップT1)、それが16の倍数であるかどうかを判断する(ステップT2)。16の倍数である場合は、ステップT4へ移行し、16の倍数でない場合は、端数をクラスN−1に移動させる(ステップS3)。
次に、クラスN用のサブキャリアを決定し(ステップT4)、N=N−1とする(ステップT5)。そして、Nが0であるかどうかを判断し(ステップT6)、Nが0で無い場合は、ステップT1へ移行する。一方、Nが0である場合は、終了する。このように、クラスの高い方(所要CNRが大きい)に属していたサブキャリアは、クラスの低いほうに下げても、受信能力には余裕ができるだけであるので問題に成らない。従って、振り分けはクラスの高いほうから振り分けられる。
第2の方法は、四捨五入し、16の倍数にあわせる。このフローチャートを図8に示す。まず、クラスNのサブキャリア数を求め(ステップR1)、それが16の倍数であるかどうかを判断する(ステップR2)。16の倍数である場合は、ステップR4へ移行し、16の倍数でない場合は、四捨五入する(ステップR3)。四捨五入することによって、クラスN−1のサブキャリア数は減ることもあるし、増えることもある。
次に、クラスN用のサブキャリアを決定し(ステップR4)、N=N−1とする(ステップR5)。そして、Nが0であるかどうかを判断し(ステップR6)、Nが0で無い場合は、ステップT1へ移行する。一方、Nが0である場合は、終了する。この場合、グループを16の倍数としたことでグループ内のサブキャリア数を、受信レベルの低いサブキャリアから持ってきて追加する必要性も出てくるが、この場合には、レベルが低いために、適応変調する場合に送信側の出力を調整し、拡散率を適応変調単位と合わせることで解決が図られる。
(第3の実施形態)
図9は、第3の実施形態におけるサブキャリアのブロック化の概念を示す図である。適応変調システムでは、最も基本となる方式はサブキャリアごとに変調方式、符号化方式の最適化を行うが、現実のシステムでは、処理の煩雑さを避けるため、ある程度のサブキャリアをブロック化して適応させる場合がある。その様子を示したのが、図9である。このような適応変調方式では、その単位を拡散の基準とすることで、上記各実施形態と同様の処理を行なうことができる。なお、この場合、各サブキャリア単位で処理をしないために、サブブロック内の振幅のばらつきは、上記各実施形態より大きくなるが、反対にサブブロックのサブキャリア数を拡散率の整数倍にすることで、前述のように割り切れない場合の処理が不要になる。
(第4の実施形態)
MC−CDMAを変形させた方式として、周波数と時間軸の2次元を用いて拡散を行う方式が提案されている。本発明をこの方式に適用する場合には、前述のグループ化の自由度をあげることができるようになる。すなわち、前記の例では、拡散率16の場合には、最低単位が16であり、同レベルの振幅にそろえることが、切り捨てるサブキャリアが多くなり効率が劣化したり、所要CNRに合わせるには、かなりサブキャリア電力を調整したりする必要があり、実現困難な場合がある。特に、適応変復調を用いる場合には、前述のように適応変復調で分類したグループを拡散率の整数倍にすることが困難な場合も発生する。
そのような場合には、グループ化の単位を小さくするために時間拡散を用いることが有効となる。また、拡散率としては、(周波数x時間)が一定になればいいので、本来の適応変調で分けたグループ化をモデイファイせずに、時間軸のみ伸ばせばよい。
図10は、2次元での拡散の様子を示す図である。また、図11は、2次元拡散を行なう送信機の概略構成を示すブロック図である。基本的な方式は、第2の実施形態で示した適応変調方式と同様である。しかし、第2の実施形態では、拡散率が16に固定されていて(拡散率16のシステムの場合)、周波数軸上に16の倍数としてグループ化していく必要があった。
第4の実施形態では、16の倍数にこだわる必要が無く、1,2,4,8の倍数にあわせればよいので、ほぼ同一の振幅レベルに合わせるサブキャリアが少なくても良い。その結果、振幅のばらつきの少ないサブキャリアだけとなり、結果として直交性崩れ、干渉の増大を防ぐことが可能になる。具体的な回路としては、図11に示す送信機100において、適応変調制御部62の前段に、周波数軸に拡散するサブキャリア数を計算する周波数拡散率計算部110を設ける。その他の構成は、図6に示す第2の実施形態に係る送信機と同様である。なお、図11は、適応変調に2次元拡散を適用した例を示しているが、変調自体は適応変調でなくても良い。
(第5の実施形態)
上記の各実施形態では、すべてのサブキャリアを用いて、1つの端末と通信する場合を示していたが、サブキャリアをいくつかに分けて、端末に送るOFDMA方式が知られている。図12は、OFDMAの概念を示す図である。基地局と各端末との伝搬特性は1台ずつ異なるので、同一の送信パワーで送っても、各端末で受信する受信電力はサブキャリアごとに異なり、受信電力は様々である。強い電力で受信したサブキャリアは誤り率がよいので、サブキャリアを順番に各端末に割り当てる方式に比べて、各端末に対して各々の受信が強いサブキャリアを割り当てて送信することで全体の特性を向上できるようになる。
従って、OFDMAで各端末に振り分けられたサブキャリアは、各端末における受信電力が一定となっているため、振り分けを拡散率の倍数で行うことで、振幅のばらつきの少ない割り当てが可能になる。
図13は、OFDMAの送信機の概略構成を示すブロック図である。送信機130において、送信信号並び替え部131は、OFDMA制御部132から入力される信号によって、各変調方式、符号化方式、および各ユーザ(端末装置)に対応した信号を振り分ける。振り分けられた各信号は、それぞれ符号化部133において、各振り分けられたユーザ毎に符号化が施される。そして、拡散符号発生部134が発生した拡散符号が乗算器135によって乗算されて拡散されたのち、サブキャリア変調部136で変調が施される。
その後、多重化部(Mux部)137においてパイロット信号が付加・多重され、S/P変換部138によって並列直列変換が行なわれ、各サブキャリアに割り振られる。そして、IFFT部139でフーリエ変換処理され、ガードインターバル挿入部140でガードインターバルが挿入され、OFDM信号となる。
OFDMAでは、OFDMA制御部132にて、ユーザ毎に、どのサブキャリアを割り当てるかが決定される。この振り分けられたサブキャリアは、各ユーザの受信機では、無作為に振り分けられた場合よりも、振幅レベルが良好なもので揃っている。第5の実施形態では、振り分けられたユーザ単位に対して拡散を行う。その結果、大幅な振幅レベルの差のないサブキャリア内で拡散できるようになる。
(第6の実施形態)
OFDMA方式では、各端末に対しては、いろいろな振り分けルールが考えられるが、例えば3端末に割り当てる場合においては、オーソドックスな方法としては、各々に対してよいサブキャリアから3つに分ける方法が考えられる。しかしながら、その場合、各々が受信電力のもっとも高いものから割り当てていっても、全端末に対して電力の弱いサブキャリア等があり、1つの受信端末に割り当てられたサブキャリアが同一の受信レベルになるとは限らない。
そこで、振り分けにおいては、各端末で同一のレベルとなる拡散サブキャリア(例えば16)単位に振り分けることで、順番に振り分ける方式よりも、より振幅の揃ったサブキャリアをそろえることができるようになる。これにより、干渉を下げることが可能となる。
なお、図14に示すように、OFDMAにおいてサブキャリアをある一定数束ねてサブチャンネル化することも有効である。すなわち、1つのサブチャンネルのブロック単位で拡散を行なうのである。これにより、サブキャリア毎に拡散を行なう場合よりも処理を簡略化させることが可能となる。
以上説明したように、上記各実施形態によれば、MC−CDMA方式において、多重した他の拡散符号による干渉を抑えることができるようになる。
第1の実施形態に係る送信機の概略構成を示すブロック図である。 サブキャリアの受信電力に応じて並び替えを行なう様子を示す模式図である。 並び替え動作を示すフローチャートである。 変調方式と符号化率と、所要CNRとの関係を示す図である。 変調方式や符号化率でグループ化する例を示す図である。 第2の実施形態に係る送信機の概略構成を示すブロック図である。 適応変復調のグループ化と拡散グループを一致させるための動作を示すフローチャートである。 適応変復調のグループ化と拡散グループを一致させるための動作を示すフローチャートである。 第3の実施形態におけるサブキャリアのブロック化の概念を示す図である。 2次元での拡散の様子を示す図である。 2次元拡散を行なう送信機の概略構成を示すブロック図である。 OFDMAの概念を示す図である。 OFDMAの送信機の概略構成を示すブロック図である。 OFDMAにおけるサブチャネル化を示す図である。 MC−CDMA通信を行なう送信機の概略構成を示すブロック図である。 拡散されたシンボルと逆拡散されたシンボルの様子を示す図である。 伝搬路状態に応じて検出される受信信号が異なる様子を示す図である。 伝搬路状態に応じて信号が劣化し雑音が増加する様子を示す図である。
符号の説明
1 送信機
2 符号化部
3 サブキャリア変調部
4 多重化部(Mux部)
5 S/P変換部
6 コピー部
7 拡散符号発生部
8 乗算器
9 並び替え制御部
10 送信信号並び替え部
11 IFFT部
12 ガードインターバル挿入部
61 送信信号並び替え部
62 適応変調制御部
63 符号化部
64 拡散符号発生部
65 乗算器
66 サブキャリア変調部
67 多重化部(Mux部)
68 S/P変換部
69 IFFT部
70 ガードインターバル挿入部
100 送信機
110 周波数拡散率計算部
130 送信機
131 送信信号並び替え部
132 OFDMA制御部
133 符号化部
134 拡散符号発生部
135 乗算器
136 サブキャリア変調部
137 多重化部(Mux部)
138 S/P変換部
139 IFFT部
140 ガードインターバル挿入部

Claims (7)

  1. マルチキャリア伝送方式にスペクトル拡散を組み合わせて無線通信を行なう無線通信装置であって、
    通信相手先から受信した各サブキャリアの受信電力を示す受信電力情報に基づいて、各サブキャリアに対して受信電力の大きさに応じた順位付けを行ない、前記順位の高い順または低い順に、拡散率に応じてサブキャリアをグループ化する並び替え制御部と、
    前記グループ毎に拡散符号を振り分ける並び替え部と、を備えることを特徴とする無線通信装置。
  2. 通信相手先から受信した伝搬路情報に基づいて各サブキャリアにおける適応変調パラメータを決定し、マルチキャリア伝送方式にスペクトル拡散を組み合わせて無線通信を行なう無線通信装置であって、
    前記決定された適応変調パラメータが同一であるサブキャリアを拡散率に応じてグループ化する適応変調制御部と、
    前記グループ毎に送信信号を振り分けると共に、前記グループ毎に拡散符号を振り分ける並び替え部と、を備えることを特徴とする無線通信装置。
  3. 通信相手先から受信した伝搬路情報に基づいて、複数のサブキャリアからなる複数のサブキャリア群における適応変調パラメータを決定し、マルチキャリア伝送方式にスペクトル拡散を組み合わせて無線通信を行なう無線通信装置であって、
    前記サブキャリア群毎に送信信号を振り分けると共に、前記サブキャリア群毎に拡散符号を振り分ける並び替え部を備えることを特徴とする無線通信装置。
  4. 周波数軸および時間軸の両方向で拡散を行なって、マルチキャリア伝送方式にスペクトル拡散を組み合わせて無線通信を行なう請求項1から請求項3のいずれかに記載の無線通信装置であって、
    周波数軸方向の拡散率と時間軸方向の拡散率との積が一定値となるように、前記周波数軸方向に拡散するサブキャリア数を計算する周波数拡散率計算部を更に備えることを特徴とする無線通信装置。
  5. 一定の時間長で定められるひとつ以上の時間チャネルと、一定の周波数帯域で定められるひとつ以上の周波数チャネルとによって特定される通信スロットを制御対象である端末装置毎に割り当てて無線通信を行なう無線通信装置であって、
    前記端末装置毎にサブキャリアを割り当てる並び替え制御部と、
    前記各端末装置に割り当てられたサブキャリアに拡散符号を振り分ける並び替え部と、を備えることを特徴とする無線通信装置。
  6. 前記並び替え制御部は、通信相手先から受信した各サブキャリアの受信電力を示す受信電力情報に基づいて、概略同一の受信電力を有するサブキャリアを拡散率に応じてグループ化し、グループ化されたサブキャリアを前記各端末装置に割り当てることを特徴とする請求項5記載の無線通信装置。
  7. マルチキャリア伝送方式にスペクトル拡散を組み合わせて無線通信を行なう無線通信方法であって、
    通信相手先から各サブキャリアの受信電力を示す受信電力情報を受信するステップと、
    前記受信した受信電力情報に基づいて、各サブキャリアに対して受信電力の大きさに応じた順位付けを行なうステップと、
    前記順位の高い順または低い順に、拡散率に応じてサブキャリアをグループ化するステップと、
    前記グループ毎に拡散符号を振り分けるステップと、を少なくとも含むことを特徴とする無線通信方法。
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