JPWO2006109358A1 - 電子部品ハンドリング装置 - Google Patents

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Abstract

電子部品の電気的特性を試験するために、電子部品をコンタクト部のソケットに搬送し、当該ソケットに電気的に接続させるための電子部品ハンドリング装置において、基準となるソケットの画像データである基準画像データをあらかじめ記憶しておき、撮像装置による撮像によって検査対象としてのソケットの画像データである検査画像データを取得するとともに、記憶装置から基準画像データを読み出し、当該基準画像データと検査画像データとの比較から、検査対象としてのソケットの不良を検出する。

Description

本発明は、ソケットの端子の摩耗・変形や汚れ・異物の付着等、ソケットの不良を検出することのできる電子部品ハンドリング装置に関するものである。
ICデバイス等の電子部品の製造過程においては、最終的に製造された電子部品の性能や機能を試験するために電子部品試験装置が用いられている。
従来の一例としての電子部品試験装置は、電子部品の試験を行うテスト部と、試験前のICデバイスをテスト部に送り込むローダ部と、試験済のICデバイスをテスト部から取り出して分類するアンローダ部とを備えている。そして、ローダ部には、ローダ部とテスト部との間で往復移動可能なバッファステージと、ICデバイスを吸着保持し得る吸着部を備えカスタマトレイからヒートプレート、ヒートプレートからバッファステージまでの領域で移動可能なローダ部搬送装置とが設けられている。また、テスト部には、ICデバイスを吸着保持しテストヘッドのソケットに押し付けることのできるコンタクトアームを備え、テスト部の領域で移動可能なテスト部搬送装置が設けられている。
ローダ部搬送装置は、カスタマトレイに収容されているICデバイスを吸着部によって吸着保持してヒートプレート上に載置した後、所定の温度まで加熱されたヒートプレート上のICデバイスを再度吸着部によって吸着保持してバッファステージ上に載置する。そして、ICデバイスを載せたバッファステージは、ローダ部からテスト部側に移動する。次に、テスト部搬送装置は、コンタクトアームによってバッファステージ上のICデバイスを吸着保持してテストヘッドのソケットに押し付け、ICデバイスの外部端子(デバイス端子)とソケットの接続端子(ソケット端子)とを接触させる。
その状態で、テスタ本体からケーブルを通じてテストヘッドに供給されるテスト信号をICデバイスに印加し、ICデバイスから読み出される応答信号をテストヘッドおよびケーブルを通じてテスタ本体に送ることにより、ICデバイスの電気的特性を測定する。
しかしながら、上記のような試験を繰り返し、デバイス端子とソケット端子との接触回数が増えるに従って、ソケット端子の先端部は徐々に摩耗する。この摩耗の程度が大きくなると、デバイス端子とソケット端子との接触が不十分になり、両端子の接触部にて電気的な抵抗が増大するため、ICデバイスの試験を正確に行うことができない。
また、各ソケット端子は、全てのデバイス端子と均一な力で接触し得るように、加工・調整される必要があるが、その加工・調整が不適切な場合には、ソケット端子に偏摩耗が生じることがある。このような場合、偏摩耗したソケット端子に関係する試験が正確に実行されないという問題が生じる。
さらには、上記試験の繰り返しによりデバイス端子とソケット端子との接触回数が増えると、デバイス端子の半田等がソケット端子に徐々に付着する。このようなソケット端子の汚れも接触部における電気的な抵抗を増大させるので、ICデバイスを正確に試験することができない。
さらにまた、ICデバイスから脱落した半田ボール等の異物やゴミがソケットに付着すると、正確な試験ができないばかりか、異物が付着したままICデバイスをソケットに押し付けた場合には、ソケット端子に曲がり・潰れが生じたり、デバイス端子が破損したりする問題が生じる。
従来は、これらの問題に対応するため、ソケットを定期的にテストヘッドから取り外して顕微鏡等で観察し、ソケット端子の摩耗の状態や異物の有無等を検査していた。
しかしながら、ソケットの取り外し・取り付けや顕微鏡等による観察は多大な時間を要し、その間試験を中断させてしまうため、試験効率を大きく低下させるという問題があった。
本発明は、このような実状に鑑みてなされたものであり、ソケットの不良を自動的に検出することのできる電子部品ハンドリング装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1に本発明は、電子部品の電気的特性を試験するために、電子部品をコンタクト部のソケットに搬送し、当該ソケットに電気的に接続させるための電子部品ハンドリング装置であって、ソケットを撮像する撮像装置と、前記撮像装置により撮像して取得した、基準となるソケットの画像データである基準画像データを記憶する記憶装置と、前記撮像装置による撮像によって検査対象としてのソケットの画像データである検査画像データを取得するとともに、前記記憶装置から基準画像データを読み出し、当該基準画像データと前記検査画像データとの比較から、検査対象としてのソケットの不良を検出する不良検出手段とを備えたことを特徴とする電子部品ハンドリング装置を提供する(発明1)。
上記発明(発明1)によれば、手作業によるソケットの外観検査を必要とすることなく、ソケットの不良を自動的に検出することができる。
上記発明(発明1)に係る電子部品ハンドリング装置は、警報装置をさらに備えており、前記不良検出手段によって検査対象としてのソケットに不良が検出されたときに、前記警報装置を作動させることが好ましい(発明2)。
上記発明(発明2)によれば、ソケットの不良を確実にオペレータに知らしめることができ、それによりソケットの不良部分を改善することが可能となる。
上記発明(発明1)に係る電子部品ハンドリング装置は、電子部品の試験回数をカウントするカウント手段をさらに備えており、前記撮像装置は、前記カウント手段によってカウントした試験回数が所定の値以上になったときに、検査対象としてのソケットを撮像するようにしてもよいし(発明3)、試験におけるコンタクト不良回数をカウントするカウント手段をさらに備えており、前記撮像装置は、前記カウント手段によってカウントしたコンタクト不良回数が所定の値以上になったときに、検査対象としてのソケットを撮像するようにしてもよい(発明4)。なお、本明細書における「試験回数」は、あるソケットに順次搬送されてくる被試験電子部品の合計数であってもよいし、電子部品とソケットとのコンタクト回数であってもよい(特に一つの電子部品が一回の搬送でソケットに複数回コンタクトする場合)。
上記発明(発明3,4)によれば、例えばソケットに不良が発生し得るタイミング等を想定して、電子部品の搬送・試験中、所定の時点でソケットの不良検出工程を行うことが可能である。
上記発明(発明1)において、前記不良検出手段は、前記基準画像データ及び前記検査画像データについて差分処理を行って差画像データを生成し、前記差画像データについてしきい値処理を行うことにより、検査対象としてのソケットの不良を検出することが好ましい(発明5)。かかる発明によれば、効率良くソケットの不良を検出することができる。
上記発明(発明5)において、前記不良検出手段は、前記差分処理を行う前に、前記検査画像データに合わせて前記基準画像データの画素値補正を行うとが好ましい(発明6)。かかる発明によれば、ソケットの不良を高い精度で検出することが可能となり、ソケットの不良検出の安定化を図ることができる。
上記発明(発明1)に係る電子部品ハンドリング装置は、被試験電子部品を保持し前記ソケットに押し付けることのできる搬送装置をさらに備えており、前記撮像装置は、前記搬送装置に取り付けられていることが好ましい(発明7)。かかる発明によれば、撮像装置を搬送する装置を別途設ける必要がない。
第2に本発明は、電子部品の電気的特性を試験するために、電子部品をコンタクト部のソケットに搬送し、当該ソケットに電気的に接続させるための電子部品ハンドリング装置であって、ソケットの全コンタクトピンを撮像する撮像装置と、当初のソケットの全コンタクトピンを撮像して基準画像データとして保存し、所定の回数の試験の都度、ソケットの全コンタクトピンを撮像して検査画像データとし、前記基準画像データと前記検査画像データとに基づいてソケットの不良を検出する不良検出手段と、を備えることを特徴とする電子部品ハンドリング装置を提供する(発明8)。
上記発明(発明8)によれば、手作業によるソケットの外観検査を必要とすることなく、ソケットの不良を自動的に検出することができる。
上記発明(1,8)において、前記不良検出手段は、前記基準画像データ側の明度と、前記検査画像データ側の明度とが略同一となるように明度補正した後、両者の対応する画素位置の明度差を求め、前記で求めた明度差が所定のしきい値を超える画像部分の存在の有無に基づいて、当該ソケットの不良判別を行うことが好ましい(発明9)。かかる発明によれば、効率良くソケットの不良を検出することができる。
上記発明(1,8)においては、前記不良検出手段がソケットの不良を検出したときに、当該不良ソケットに対する電子部品の搬送を除外し、他の正常なソケットに対しては電子部品を搬送し試験を続行することが好ましい(発明10)。かかる発明によれば、不良ソケットが一部存在しても、試験を停止することなく、正常なソケットのみで継続的に試験を行うことができるため、電子部品試験装置の稼働率を向上させることができる。
上記発明(1,8)において、前記電子部品ハンドリング装置は、表示装置をさらに備え、前記表示装置にソケットの画像を表示し、前記不良検出手段によって検出した不良を示す情報を、前記ソケットの画像の不良部位に対応する位置に重ね合わせて表示することが好ましい(発明11)。かかる発明によれば、オペレータは、表示装置によって一目瞭然に不良部位の状況を把握することができる。
本発明の電子部品ハンドリング装置によれば、ソケットの不良を自動的に検出することができるため、手作業によるソケットの外観検査が不要となり、試験効率を大きく向上させることができる。
本発明の一実施形態に係るハンドラの平面図である。 同実施形態に係るハンドラの部分断面側面図(図1におけるI−I断面図)である。 同ハンドラで用いられる可動ヘッド部及び撮像装置の側面図である。 同ハンドラにおけるソケット検査工程を示すフローチャートである。 同ハンドラにおけるソケット検査工程を示すフローチャートである。 同ハンドラにおけるソケット検査工程の概念図である。
符号の説明
1…電子部品試験装置
10…電子部品ハンドリング装置(ハンドラ)
30…テスト部
301…コンタクト部
301a…ソケット
301b…コンタクトピン
310…テスト部搬送装置
312…可動ヘッド部
314…撮像装置
315…コンタクトアーム
50…ローダ部
60…アンローダ部
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るハンドラの平面図、図2は同実施形態に係るハンドラの部分断面側面図(図1におけるI−I断面図)、図3は同ハンドラで用いられる可動ヘッド部及び撮像装置の側面図、図4は同ハンドラにおけるソケット検査工程を示すフローチャート、図5は同ハンドラにおけるソケット検査工程の概念図である。
なお、本実施形態における被試験ICデバイスの形態は、一例として、デバイス端子として半田ボールを備えるBGAパッケージやCSP(Chip Size Package)パッケージ等であるものとするが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、デバイス端子としてリードピンを備えるQFP(Quad Flat Package)パッケージやSOP(Small Outline Package)パッケージ等であってもよい。
図1及び図2に示すように、本実施形態における電子部品試験装置1は、ハンドラ10と、テストヘッド300と、テスタ20とを備え、テストヘッド300とテスタ20とはケーブル21を介して接続されている。そして、ハンドラ10の供給トレイ用ストッカ401に格納された供給トレイ上の試験前のICデバイスを搬送してテストヘッド300のコンタクト部301のソケット301aに押し当て、このテストヘッド300及びケーブル21を介してICデバイスの試験を実行した後、試験が終了したICデバイスを試験結果に従って分類トレイ用ストッカ402に格納された分類トレイ上に搭載する。
ハンドラ10は、主にテスト部30と、ICデバイス格納部40と、ローダ部50と、アンローダ部60とから構成される。以下、各部について説明する。
ICデバイス格納部40
ICデバイス格納部40は、試験前及び試験後のICデバイスを格納する部分であり、主に供給トレイ用ストッカ401と、分類トレイ用ストッカ402と、空トレイ用ストッカ403と、トレイ搬送装置404とから構成される。
供給トレイ用ストッカ401には、試験前の複数のICデバイスが搭載された複数の供給トレイが積載されて収納されており、本実施形態においては、図1に示すように、2つの供給トレイ用ストッカ401が具備されている。
分類トレイ用ストッカ402は、試験後の複数のICデバイスが搭載された複数の分類トレイが積載されて収納されており、本実施形態においては、図1に示すように4つの分類トレイ用ストッカ402が具備されている。これら4つの分類トレイ用ストッカ402を設けることにより、試験結果に応じて、最大4つの分類にICデバイスを仕分けして格納できるように構成されている。
空トレイ用ストッカ403は、供給トレイ用ストッカ401に搭載されていた全ての試験前のICデバイス20がテスト部30に供給された後の空トレイを格納する。なお、各ストッカ401〜403の数は、必要に応じて適宜設定することが可能である。
トレイ搬送装置404は、図1においてX軸、Z軸方向に移動可能な搬送装置であり、主にX軸方向レール404aと、可動ヘッド部404bと、4つの吸着パッド404cとから構成されており、供給トレイ用ストッカ401と、一部の分類トレイ用ストッカ402と、空トレイ用ストッカ403とを包含する範囲を動作範囲とする。
トレイ搬送装置404においては、ハンドラ10の基台12上に固定されたX軸方向レール404aがX軸方向に移動可能に可動ヘッド部404bを片持ち支持しており、可動ヘッド部404bには図示しないZ軸方向アクチュエータと、先端部に4つの吸着パッド404cが具備されている。
トレイ搬送装置404は、供給トレイ用ストッカ401にて空になった空トレイを吸着パッド404cにより吸着し保持し、Z軸方向アクチュエータにより上昇させ、X軸方向レール404a上で可動ヘッド部404bを摺動させることにより空トレイ用ストッカ401に移送する。同様に、分類トレイ用ストッカ402において分類トレイ上に試験後のICデバイスが満載された場合に、空トレイ用ストッカ403から空トレイを吸着し保持し、Z軸方向アクチュエータにより上昇させ、X軸方向レール404a上にて可動ヘッド部404bを摺動させることにより、分類トレイ用ストッカ402に移送する。
ローダ部50
ローダ部50は、試験前のICデバイスをICデバイス格納部40の供給トレイ用ストッカ401からテスト部30に供給する部分であり、主にローダ部搬送装置501と、2つのローダ用バッファ部502(図1においてX軸負方向の2つ)と、ヒートプレート503とから構成される。
ローダ部搬送装置501は、ICデバイス格納部40の供給トレイ用ストッカ401の供給トレイ上のICデバイスをヒートプレート503上に移動させるとともに、ヒートプレート503上のICデバイスをローダ用バッファ部502上に移動させる装置であり、主にY軸方向レール501aと、X軸方向レール501bと、可動ヘッド部501cと、吸着部501dとから構成されている。このローダ部搬送装置501は、供給トレイ用ストッカ401と、ヒートプレート503と、2つのローダ用バッファ部502とを包含する範囲を動作範囲としている。
図1に示すように、ローダ部搬送装置501の2つのY軸方向レール501aは、ハンドラ10の基台12上に固定されており、それらの間にX軸方向レール502bがY軸方向に摺動可能に支持されている。X軸方向レール502bは、Z軸方向アクチュエータ(図示せず)を有する可動ヘッド部501cをX軸方向に摺動可能に支持している。
可動ヘッド部501cは、下端部に吸着パッド501eを有する吸着部501dを4つ備えており、上記Z軸方向アクチュエータを駆動させることにより、4つの吸着部501dをそれぞれ独立してZ軸方向に昇降させることができる。
各吸着部501dは、負圧源(図示せず)に接続されており、吸着パッド501eからエアを吸引して負圧を発生させることにより、ICデバイスを吸着保持することができ、また、吸着パッド501eからのエアの吸引を停止することにより、ICデバイスを解放することができる。
ヒートプレート503は、ICデバイスに所定の熱ストレスを印加するための加熱源であり、例えば下部に発熱源(図示せず)を有する金属製の伝熱プレートである。ヒートプレート503の上面側には、ICデバイスを落とし込むための凹部503aが複数形成されている。なお、かかる加熱源の替わりに、冷却源が設けられてもよい。
ローダ用バッファ部502は、ICデバイスをローダ部搬送装置501の動作範囲と、テスト部搬送装置310の動作範囲との間を往復移動させる装置であり、主にバッファステージ502aと、X軸方向アクチュエータ502bとから構成されている。
ハンドラ10の基台12上に固定されたX軸方向アクチュエータ502bの片側端部にバッファステージ502aが支持されており、図1に示すように、バッファステージ502aの上面側には、ICデバイスを落とし込むための平面視矩形の凹部502cが4つ形成されている。
試験前のICデバイスは、ローダ部搬送装置501により供給トレイ用ストッカ401からヒートプレート503に移動され、ヒートプレート503にて所定の温度に加熱された後、再度ローダ部搬送装置501によりローダ用バッファ部502に移動され、そしてローダ用バッファ部502によって、テスト部30に導入される。
テスト部30
テスト部30は、被試験ICデバイス2の外部端子(半田ボール)2aをコンタクト部301のソケット301aのコンタクトピン301bに電気的に接触させることにより試験を行う部分である。本実施形態では、所定のタイミングでソケット検査工程が実行される。このテスト部30は、主にテスト部搬送装置310と、撮像装置314とを備えて構成されている。
テスト部搬送装置310は、ローダ用バッファ部502及びアンローダ用バッファ部602と、テストヘッド300との間のICデバイスの移動を行う装置である。
テスト部搬送装置310は、ハンドラ10の基台12上に固定された2つのY軸方向レール311に、Y軸方向に摺動可能に2つのX軸方向支持部材311aを支持している。各X軸方向支持部材311aの中央部には、可動ヘッド部312が支持されており、可動ヘッド部312は、ローダ用バッファ部502及びアンローダ用バッファ部602と、テストヘッド300とを包含する範囲を動作範囲とする。なお、一組のY軸方向レール311上で同時に動作する2つのX軸方向支持部材311aのそれぞれに支持される可動ヘッド部312は、互いの動作が干渉することがないよう制御されている。
図3に示すように、各可動ヘッド部312は、上端がX軸方向支持部材311aに固定された第1のZ軸方向アクチュエータ313aと、第1のZ軸方向アクチュエータ313aの下端に固定された支持基体312aと、上端が支持基体312aに固定された4つの2のZ軸方向アクチュエータ313bと、第2のZ軸方向アクチュエータ313bの下端に固定された4つのコンタクトアーム315とを具備している。4つのコンタクトアーム315は、ソケット301aの配列に対応して設けられており、各コンタクトアーム315の下端部には、吸着部317が設けられている。
各吸着部317は、負圧源(図示せず)に接続されており、吸着部317からエアを吸引して負圧を発生させることにより、ICデバイスを吸着保持することができ、また、吸着部317からのエアの吸引を停止することにより、ICデバイスを解放することができる。
上記可動ヘッド部312によれば、コンタクトアーム315が保持した4つのICデバイス2をY軸方向及びZ軸方向に移動させ、テストヘッド300のコンタクト部301に押し付けることが可能となっている。
図3に示すように、撮像装置314は、可動ヘッド部312の支持基体312aの一端において、下向きに設けられている。本実施形態では、撮像装置314は、図1及び図2に示すように、各可動ヘッド部312に2個ずつ、計4個設けられている。
撮像装置314としては、例えばCCDカメラを使用することができるが、これに限定されるものではなく、MOS(Metal Oxide Semiconductor)センサアレイなど多数の撮像素子を配置して対象物を撮影できる装置であればよい。撮像装置314には、図示しない照明装置が設けられており、撮影対象のソケット301aを明るく照らすことができるようになっている。なお、各撮像装置314は、図示しない画像処理装置に接続されている。
図4に示すように、テストヘッド300のコンタクト部301は、本実施形態においては、4つのソケット301aを備えており、4つのソケット301aは、テスト部搬送装置310の可動ヘッド部312のコンタクトアーム315の配列に実質的に一致するような配列で配置されている。さらに各ソケット301aには、ICデバイス2の半田ボール2aの配列に実質的に一致するような配列の複数のコンタクトピン301bが配設されている。
図2に示すように、テスト部30においては、ハンドラ10の基台12に開口部11が形成されており、その開口部11からテストヘッド300のコンタクト部301が臨出し、ICデバイスが押し当てられるようになっている。
ローダ用バッファ部502に載置された4個の試験前のICデバイスは、テスト部搬送装置310によりテストヘッド300のコンタクト部301まで移動されて4個同時に試験に付され、その後、再度テスト部搬送装置310によりアンローダ用バッファ部602に移動され、そしてアンローダ用バッファ部602によって、アンローダ部60に排出される。
アンローダ部60
アンローダ部60は、試験後のICデバイスをテスト部30からICデバイス格納部40に排出する部分であり、主にアンローダ部搬送装置601と、2つのアンローダ用バッファ部602(図1においてX軸正方向の2つ)とから構成される。
アンローダ用バッファ部602は、テスト部搬送装置310の動作範囲とICデバイスをアンローダ部搬送装置601の動作範囲との間を往復移動する装置であり、主にバッファステージ602aと、X軸方向アクチュエータ602bとから構成されている。
ハンドラ10の基台12上に固定されたX軸方向アクチュエータ602bの片側端部にバッファステージ602aが支持されており、バッファステージ602aの上面側には、ICデバイスを落とし込むための凹部602cが4つ形成されている。
アンローダ部搬送装置601は、アンローダ用バッファ部602上のICデバイスを分類トレイ用ストッカ402の分類トレイに移動させ搭載する装置であり、主に、Y軸方向レール601aと、X軸方向レール601bと、可動ヘッド部601cと、吸着部601dとから構成されている。このアンローダ部搬送装置601は、2つのアンローダ用バッファ602と、分類トレイ用ストッカ402とを包含する範囲を動作範囲としている。
図1に示すように、アンローダ部搬送装置601の2つのY軸方向レール601aは、ハンドラ10の基台12上に固定されており、それらの間にX軸方向レール602bがY軸方向に摺動可能に支持されている。X軸方向レール602bは、Z軸方向アクチュエータ(図示せず)を具備した可動ヘッド部601cをX軸方向に摺動可能に支持している。
可動ヘッド部601cは、下端部に吸着パッドを有する吸着部601dを4つ備えており、上記Z軸方向アクチュエータを駆動させることにより、4つの吸着部601dをそれぞれ独立してZ軸方向に昇降させることができる。
アンローダ用バッファ部602に載置された試験後のICデバイスは、テスト部30からアンローダ部60に排出され、そして、アンローダ部搬送装置601によりアンローダ用バッファ部602から分類トレイ用ストッカ402の分類トレイに搭載される。
本実施形態に係るハンドラ10は、その他、ハンドラ10の各種動作を制御したり、試験回数をカウントしたりする制御部、撮像装置314から取得した画像データを処理する画像処理装置、ソケット301aの基準画像データを記憶する記憶装置、及びスピーカ、ブザー、警告灯等の警報装置を備えている(いずれも図示せず)。
次に、上述したハンドラ10の搬送・試験の動作フローについて説明する。
最初に、ローダ部搬送装置501が、4つの吸着部501dの吸着パッド501eにより、ICデバイス格納部40の供給トレイ用ストッカ401の最上段に位置する供給トレイ上の4つのICデバイスを吸着し、保持する。
ローダ部搬送装置501は、4つのICデバイスを保持したまま可動ヘッド部501cのZ軸方向アクチュエータにより4つのICデバイスを上昇させ、Y軸方向レール501a上でX軸方向レール501bを摺動させ、X軸方向レール501b上で可動ヘッド部501cを摺動させてローダ部50に移動させる。
そして、ローダ部搬送装置501は、ヒートプレート503の凹部503aの上方で位置決めを行い、可動ヘッド部501cのZ軸方向アクチュエータを伸長させ、吸着パッド501eを解放してICデバイスをヒートプレート503の凹部503aに落とし込む。ヒートプレート503によってICデバイスが所定の温度まで加熱されたら、再度、ローダ部搬送装置501が加熱された4つのICデバイスを保持して、待機している一方のローダ用バッファ部502の上方に移動する。
ローダ部搬送装置501は、待機している一方のローダ用バッファ部502のバッファステージ502aの上方で位置決めを行い、可動ヘッド部501cのZ軸方向アクチュエータを伸長させ、吸着部501dの吸着パッド501eが吸着保持しているICデバイス2を解放し、ICデバイス2をバッファステージ502aの凹部502cに載置する。
ローダ用バッファ部502は、4つのICデバイス2をバッファステージ502aの凹部502cに搭載したまま、X軸方向アクチュエータ502bを伸長させ、ローダ部50のローダ部搬送装置501の動作範囲からテスト部30のテスト部搬送装置310の動作範囲へ4つのICデバイス2を移動させる。
上記のようにICデバイス2が載置されたバッファステージ502aがテスト部搬送装置310の動作範囲内に移動してきたら、テスト部搬送装置310の可動ヘッド部312は、バッファステージ502aの凹部502cに載置されたICデバイス2上に移動する。そして、可動ヘッド部312の第1のZ軸方向アクチュエータ313aが伸長し、可動ヘッド部312の4つのコンタクトアーム315の吸着部317により、ローダ用バッファ部502のバッファステージ502aの凹部502cに位置する4つのICデバイス2を吸着し、保持する。
4つのICデバイスを保持した可動ヘッド部312は、可動ヘッド部312の第1のZ軸方向アクチュエータ313aにより上昇する。
次に、テスト部搬送装置310は、可動ヘッド部312を支持するX軸方向支持部材311aをY軸方向レール311上で摺動させ、可動ヘッド部312のコンタクトアーム315の吸着部317で保持している4つのICデバイス2を、テストヘッド300のコンタクト部301における4つのソケット301aの上方に搬送する。
可動ヘッド部312は、第1のZ軸方向アクチュエータ313a及び当該ICデバイス2を保持している第2のZ軸方向アクチュエータ313bを伸長させ、各ICデバイス2の半田ボール2aを、ソケット301aのコンタクトピン301bに接触させる。この接触の間に、コンタクトピン301bを介して電気的な信号の送受信が行われることにより、ICデバイス2の試験が遂行される。
ICデバイス2の試験が完了したら、テスト部搬送装置310は、可動ヘッド部312の第1のZ軸方向アクチュエータ313a及び第2のZ軸方向アクチュエータ313bの収縮により、試験後のICデバイス2を上昇させ、可動ヘッド部312を支持するX軸方向支持部材311aをY軸方向レール311上で摺動させて、可動ヘッド部312のコンタクトアーム315で保持している4つのICデバイス2を当該テスト部搬送装置310の動作範囲内で待機している一方のアンローダ用バッファ部602のバッファステージ602aの上方に搬送する。
可動ヘッド部312は、第1のZ軸方向アクチュエータ313aを伸長させ、吸着パッド317cを解放することによりバッファステージ602aの凹部602cに4つのICデバイスを落とし込む。
アンローダ用バッファ部602は、試験後の4つのICデバイスを搭載したまま、X軸アクチュエータ602bを駆動させ、テスト部30のテスト部搬送装置310の動作範囲から、アンローダ部60のアンローダ部搬送装置601の動作範囲へICデバイスを移動させる。
次に、アンローダ用バッファ部602の上方に位置するアンローダ部搬送装置601の可動ヘッド部601cのZ軸方向アクチュエータを伸長させ、可動ヘッド部601cの4つの吸着部601dにより、アンローダ用バッファ部602のバッファステージ602aの凹部602cに位置する試験後の4つのICデバイスを吸着し、保持する。
アンローダ部搬送装置601は、試験後の4つのICデバイスを保持したまま可動ヘッド部601cのZ軸方向アクチュエータにより4つのICデバイスを上昇させ、Y軸方向レール601a上でX軸方向レール601bを摺動させ、X軸方向レール601b上で可動ヘッド部601cを摺動させてICデバイス格納部40の分類トレイ用ストッカ402上に移動させる。そして、各ICデバイスの試験結果に従って、各分類トレイ用ストッカ402の最上段に位置する分類トレイ上に各ICデバイスを搭載する。
以上のようにして、ICデバイスの試験が1回行われる。
次に、上述したハンドラ10におけるソケット検査工程について説明する。
ソケット301aの検査を行うには、上記のようなICデバイスの試験を行う前に、あらかじめ不良のない綺麗な状態のソケット301aの基準画像データを取得して記憶装置に記憶しておく。
具体的には、コンタクト部301に不良のない綺麗な状態のソケット301aを備えたテストヘッド300をハンドラ10に設置したら、撮像装置314をソケット301aの上方に搬送して各ソケット301aを撮影し、基準画像データとして記憶装置に記憶する(図5の基準画像参照)。
以下、図4に示すフローチャートを参照してソケット検査工程を説明する。
ハンドラ10は、上述したようにICデバイスの搬送・試験を行いながら、試験回数をカウントする。すなわち、ハンドラ10は、ICデバイスの搬送・試験を行うと(STEP01)、記憶している試験回数に1を加え(STEP02)、その結果の試験回数が所定の値N以上であるか否かを判断する(STEP03)。所定の値Nは、例えば、ソケット301aに不良が発生し得るタイミングを想定して設定することが可能である。これにより、ソケット301aの検査を効率良く行うことができる。
なお、ICデバイスがソケット301aに物理的にコンタクト(接触)した後、通常は、デバイス試験に先立ってコンタクト試験が行われる。これにより、全ての若しくは指定のコンタクトピン301bがICデバイスの対応する外部端子に電気的に接続されているかを確認することができる。このコンタクト試験でコンタクト不良が検出された場合、ICデバイスとソケット301aとの物理的なコンタクト動作を再度やり直した後に、電気的なコンタクト試験が行われる。コンタクト動作を数回(例えば5回)行ってもコンタクト不良が検出される場合は、ICデバイス側の不良か、ソケット301a側の不良かの何れかであるので、当該ICデバイスに対する試験は行わない。この場合には、Nの値の如何に関わらず、ソケット検査工程を強制的に実行させて、ソケット301a側の不具合であるかどうかを特定することが望ましい。
ハンドラ10は、試験回数が所定の値N未満であると判断した場合には(STEP03−No)、ICデバイスの搬送・試験を繰り返す(STEP01)。一方、ハンドラ10は、試験回数が所定の値N以上であると判断した場合には(STEP03−Yes)、ICデバイスの搬送動作を停止し(STEP04)、可動ヘッド部312を支持しているX軸方向支持部材311aをY軸方向レール311上で摺動させて、撮像装置314をソケット301aの上方に移動させる(STEP05;図3参照)。
そして、ハンドラ10は、撮像装置314によりソケット301aを撮影し(STEP06)、検査画像データを取得する(STEP07;図5の検査画像参照)。このとき、撮像装置314における照明装置は、ソケット301aを明るく照らす。撮像装置314は、可動ヘッド部312をY軸方向に移動させることにより、Y軸方向に隣接する2つのソケット301a(図3中左右2つのソケット301a)をそれぞれ撮影する。なお、図5における検査対象としてのソケット301aには、コンタクトピン301bの抜け、半田転移によるコンタクトピン301bの汚れ、異物としての半田ボール及び矩形のプレートが存在する。
ハンドラ10の画像処理装置は、記憶装置から基準画像データを読み出し(STEP08)、その基準画像データの画素値(明るさ:明度)を上記取得した検査画像データに合わせて補正する(STEP09;図5の上段中央の画像参照)。このような画素値補正処理を行うことにより、ソケットの不良部分を高い精度で検出することが可能となり、ソケットの不良検出の安定化を図ることができる。なお、所望により、基準画像データ側の画素値はそのままにして、取得した検査画像データの画素値を基準画像データに合わせて補正するようにしてもよい。
ハンドラ10の画像処理装置は、画素値補正処理を施した基準画像データと、検査画像データとの間で差分処理を行って差画像を生成し(STEP10;図5の差画像参照)、差画像についてしきい値処理を行う(STEP11)。そして、画像処理装置は、差画像にてしきい値を超える部分があるか否かによってソケット301aの不良部分の判別を行う(STEP12)。
ハンドラ10の画像処理装置が、ソケット301aに不良部分がないと判断した場合には(STEP13−No)、ハンドラ10は試験回数を0にリセットし(STEP14)、ICデバイスの搬送・試験を再度繰り返す(STEP01)。
一方、ハンドラ10の画像処理装置が、ソケット301aに不良部分があると判断した場合には(STEP13−Yes)、ハンドラ10は警報装置を作動させ(STEP15)、ICデバイスの搬送・試験を停止したままとする。なお、所望により、警報装置の作動とともに、外部の画像表示装置でモニタ表示できるように、差画像(図5参照)のデータを当該画像表示装置に送信してもよい。また、基準画像データから各コンタクトピン301bのXY位置情報を予め求めておき、差画像のデータから不良部分のXY位置を求め、不良部分が存在するコンタクトピン301bのピン番号を特定して、画像表示装置にモニタ表示してもよい。
オペレータは、警報装置の作動により、ソケット301aに不良部分があることを知ることができ、それによりソケット301aの不良部分を改善することが可能となる。また、この場合、ICデバイスの搬送・試験は自動的に停止したままとなるため、それ以降のICデバイスの試験がソケット不良状態で行われることを防止することができる。
ここで、試験回数に関する上記所定の値Nの設定例を示す。ソケット301aの形状やコンタクトピン構造、あるいはICデバイスの外部端子のピン数や配列ピッチ等の条件によって好適なNの値は大きく異なり、検査結果に基づいて、当初設定した値から変更することもできる。一例として、当初の所定の値Nを300と仮定する。その場合、試験回数300回でソケット検査工程が実行される。検査実行で不良部分なしと判断した場合は、Nの値を例えば10%増加した値(300+30)に更新する。逆に、検査実行で不良部分ありと判断した場合は、Nの値を例えば20%減少した値(300−60)に更新する。これにより、ソケット検査工程の実行頻度を最適化することができ、その結果、デバイス試験のスループットの低下を最小限に抑えることができる。また、所望により、コンタクト試験で不良が発生した場合にも、Nの値を例えば10%減少した値(300−30)に更新するようにしてもよい。
以上のようにしてソケット検査の動作を行うハンドラ10によれば、ソケット301aにおけるコンタクトピン301bの抜け、半田転移等によるコンタクトピン301bの汚れ、コンタクトピン301bの摩耗・変形、半田ボール等の異物の存在等の不良を自動的に検出することができるため、ソケット301aを定期的にテストヘッド300から取り外して顕微鏡等で観察する必要がなく、したがって試験中断時間の短縮化を図り、ICデバイスの試験効率、ひいては生産性を向上させることができる。また、コンタクトピン301bの不具合に伴って、本来は良品デバイスであるものを不良品として判定してしまうこと、あるいは良品デバイスを不良品化してしまうことを的確に解消することができ、電子部品試験装置1における試験品質の向上を図ることが可能となる。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
例えば、上記実施形態に係るハンドラ10では、ICデバイスの試験回数に基づいてソケット検査を行うようにしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、試験におけるコンタクト不良回数をカウントし、そのカウントしたコンタクト不良回数が所定の値以上になったときにソケット検査を行うようにしてもよい。なお、コンタクト不良の情報は、ICデバイスの試験の結果から取得することが可能である。所定の値は、例えば、ソケット301aに不良が発生している蓋然性が高いタイミングを想定して設定することが可能である。これにより、ソケット301aの検査を効率良く行うことができる。
また、上記実施形態に係るハンドラ10では、一例として撮像装置314を4個設けたが、他の構成例として、2つの可動ヘッド部312の一方のみに撮像装置314を設ける構成にしてもよい。また、可動ヘッド部312とは別に、独立した移動機構に1個の撮像装置314を設けて、当該撮像装置314をX軸/Y軸方向に移動させて各ソケット301aを撮像するような構成にしてもよい。
また、所望により、上述したSTEP04とSTEP05との間に、ピン間の絶縁抵抗の検査工程を追加してもよい。例えば、各コンタクトピン301b間の絶縁抵抗を全ピンについて順次測定し、所定の抵抗値以下(例えば10MΩ以下)を検出した場合には、絶縁不良の警報を外部に通知するようにしてもよい。これによれば、隣接するコンタクトピン301b間で半田クズ等の介在で絶縁不良が発生していることを検出することができる。その結果、本来は良品デバイスであるものを不良品として判定してしまう問題を解消することができる。
また、ソケット301aのコンタクトピン301bをクリーニングすることのできるクリーニング装置(例えば機械的なブラシ機構や空気圧によるゴミ等の飛散除去装置)をハンドラ10が装備している場合には、STEP13の後、少なくとも不良を検出したソケット301a又はコンタクトピン301bに対してクリーニング処理を実行し、そのクリーニング処理後に再度STEP05へ進んで、不良が解消されたか否かの処理ルーチンを少なくとも1回実行することが好ましい。これによれば、ソケット上のゴミ等に起因する軽微な不良状態を回復させることができる場合があるため、電子部品試験装置1の稼働率を向上させることができる。
また、上記実施形態では、一例として、STEP15で警報装置を作動させた後、ICデバイスの搬送・試験を停止するようにしたが、良品ソケットに対してだけは継続して試験を実施するようにしてもよい。例えば、検出された不良ソケット位置に対応するローダ用バッファ部502の凹部502cにはICデバイスを搭載しないようにし、良品ソケット位置に対応する凹部502cにはICデバイスを搭載するようにして、吸着・搬送を制御してもよい。この場合であっても、不良ソケットに対する警報通知は行うことが好ましい。これにより、デバイス試験を停止することなく、有効な良品ソケットのみで継続的に試験を行うことができるため、電子部品試験装置1の稼働率を向上させることができる。
また、画像表示装置は、ハンドラ10の近傍又はネットワーク上の集中管理センターに設けられてもよい。この場合、不良検出手段によって検出した不良部位を示す情報を当該画像表示装置に表示してもよい。例えば、ソケット301aの基準画像又はソケット301aのピンレイアウトやピン番号を表示し、その表示に対応させて、不良部位の位置関係が判るように、当該不良部位の画像(着色画像、輪郭画像、強調画像等)を重ね合わせて表示(オーバレイ表示)したり、または両者を交互に切り換えて表示してもよい。さらに所望により、不良部位を指示するカーソルやマーカーをソケット301aを画面上に表示して、オペレータが指示したポイントのピン番号やソケットのXY位置情報を数値表示したり、不良部位を部分的に拡大表示するようにしてもよい。これによれば、一目瞭然に不良部位の状況を把握することができる。
本発明の電子部品ハンドリング装置は、手作業による外観検査を必要とすることなく、ソケットの不良を自動的に検出するのに有用である。

Claims (11)

  1. 電子部品の電気的特性を試験するために、電子部品をコンタクト部のソケットに搬送し、当該ソケットに電気的に接続させるための電子部品ハンドリング装置であって、
    ソケットを撮像する撮像装置と、
    前記撮像装置により撮像して取得した、基準となるソケットの画像データである基準画像データを記憶する記憶装置と、
    前記撮像装置による撮像によって検査対象としてのソケットの画像データである検査画像データを取得するとともに、前記記憶装置から基準画像データを読み出し、当該基準画像データと前記検査画像データとの比較から、検査対象としてのソケットの不良を検出する不良検出手段と
    を備えたことを特徴とする電子部品ハンドリング装置。
  2. 前記電子部品ハンドリング装置は、警報装置をさらに備えており、前記不良検出手段によって検査対象としてのソケットに不良が検出されたときに、前記警報装置を作動させることを特徴とする請求項1に記載の電子部品ハンドリング装置。
  3. 前記電子部品ハンドリング装置は、電子部品の試験回数をカウントするカウント手段をさらに備えており、前記撮像装置は、前記カウント手段によってカウントした試験回数が所定の値以上になったときに、検査対象としてのソケットを撮像することを特徴とする請求項1に記載の電子部品ハンドリング装置。
  4. 前記電子部品ハンドリング装置は、試験におけるコンタクト不良回数をカウントするカウント手段をさらに備えており、前記撮像装置は、前記カウント手段によってカウントしたコンタクト不良回数が所定の値以上になったときに、検査対象としてのソケットを撮像することを特徴とする請求項1に記載の電子部品ハンドリング装置。
  5. 前記不良検出手段は、前記基準画像データ及び前記検査画像データについて差分処理を行って差画像データを生成し、前記差画像データについてしきい値処理を行うことにより、検査対象としてのソケットの不良を検出することを特徴とする請求項1に記載の電子部品ハンドリング装置。
  6. 前記不良検出手段は、前記差分処理を行う前に、前記検査画像データに合わせて前記基準画像データの画素値補正を行うことを特徴とする請求項5に記載の電子部品ハンドリング装置。
  7. 前記電子部品ハンドリング装置は、被試験電子部品を保持し前記ソケットに押し付けることのできる搬送装置をさらに備えており、
    前記撮像装置は、前記搬送装置に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の電子部品ハンドリング装置。
  8. 電子部品の電気的特性を試験するために、電子部品をコンタクト部のソケットに搬送し、当該ソケットに電気的に接続させるための電子部品ハンドリング装置であって、
    ソケットの全コンタクトピンを撮像する撮像装置と、
    当初のソケットの全コンタクトピンを撮像して基準画像データとして保存し、所定の回数の試験の都度、ソケットの全コンタクトピンを撮像して検査画像データとし、前記基準画像データと前記検査画像データとに基づいてソケットの不良を検出する不良検出手段と、
    を備えることを特徴とする電子部品ハンドリング装置。
  9. 前記不良検出手段は、前記基準画像データ側の明度と、前記検査画像データ側の明度とが略同一となるように明度補正した後、両者の対応する画素位置の明度差を求め、前記で求めた明度差が所定のしきい値を超える画像部分の存在の有無に基づいて、当該ソケットの不良判別を行う、ことを特徴とする請求項1又は8に記載の電子部品ハンドリング装置。
  10. 前記不良検出手段がソケットの不良を検出したときに、当該不良ソケットに対する電子部品の搬送を除外し、他の正常なソケットに対しては電子部品を搬送し試験を続行する、ことを特徴とする請求項1又は8に記載の電子部品ハンドリング装置。
  11. 前記電子部品ハンドリング装置は、表示装置をさらに備え、
    前記表示装置にソケットの画像を表示し、
    前記不良検出手段によって検出した不良を示す情報を、前記ソケットの画像の不良部位に対応する位置に重ね合わせて表示する、
    ことを特徴とする請求項1又は8に記載の電子部品ハンドリング装置。
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