JPWO2005015947A1 - ディフューザ及びこれを用いたスピーカ - Google Patents
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Abstract
Description
ところで、従来のスピーカには、振動板をコーン状に形成したコーン型スピーカや、振動板を半球面状に形成してその凸面側を発音部とした、いわゆるドーム型スピーカなどが提供されている(例えば、辻重夫編、電気・電子工学大百科事典第25巻『オーディオビデオ』、1983年11月発行、株式会社電気書院、および特開平11−196485公報参照)。
辻重夫編、電気・電子工学大百科事典第25巻『オーディオビデオ』株式会社電気書院 1983年11月発行
この発明で言う音波放射速度とは振動板によって押し出された(吸引された)気流の開口部における速さを言う。
上記請求項4記載の発明に係るディフューザは、音源の音波放射面に対面する略中央部を含む領域に音波放射速度の高い領域を形成し、その外側に音波放射速度の低い領域を形成しているので、全体で疑似球面波の音波を放射することになる。したがって、より確実に上記請求項1と同様の効果を奏することができる。音源としては、請求項5に示すようにピストン振動によって音波を放射する面を有するものが最適である。
請求項8記載の発明に係るディフューザは、請求項7記載の発明の構成において、前記中央部整流板の外側に、音波放射方向に沿って設けられた先広がり両端開放円錐状の外側整流板を備えることを特徴とする。
上記請求項7または8に記載の発明によれば、請求項1、2または4、5の効果を確実に効果的に得ることができる。
請求項10記載の発明に係るディフューザは、請求項9記載の発明の構成において、前記中央部整流板の外側に、音波放射方向に沿って設けられた所定の間隔を存して互いに平行し、かつ、音波放射方向に対して先広がりになるように所定の角度だけ傾斜して配置された複数の外側整流板を備えることを特徴とする。
上記請求項9、10に記載の発明によれば、所定の間隔、角度で複数の整流板を配置するという簡単な構成で請求項1、2または4、5の効果を容易に得ることができる。
この請求項11記載の発明によれば、ディフューザを音源となる通常のスピーカ等に組み込むことで、疑似球面波の音波を発生するスピーカを極めて容易に実現することができる。同じ大きさのドーム型スピーカを使用する場合よりも十分大きな音量が得られると共に、空気の乱れ(渦流)が少なく、音を無理なく伝えることができ、円やかで豊かな音色が得られる。また、複数のスピーカを組み合わせて疑似球面波を発生させる構成ではなく、音源は単一のスピーカを使用すればよいので安価であり、かつ小型化を図ることができる。
この請求項12記載の発明に係る球面波発生スピーカは、請求項11記載の発明の効果に加えて、スピーカフレームや筺体への取り付けが不要で、これらを傷つけることがないと共に、スピーカの振動板、エッジ、フレーム、キャビネット等の形状により制限を受けずに構成できるので、広範囲のスピーカに適用できる。すなわち、保護ネットの着脱でできるので、ディフューザの取り付けに制限が無く容易で、コストを安価にできる。また、保護ネットの着脱によりディフューザの着脱ができるので、ディフューザの効果の確認が容易にでき、他のスピーカへの転用が容易にでき、広範囲のスピーカへの共通化が図れ、小型で一層の低価格化がはかれる。
[第1の実施の形態]
この第1の実施の形態における球面波発生用のディフューザを用いたスピーカ(以下、球面発生スピーカと称する)1aは、単一のコーン型ダイナミックスピーカ2と、球面波発生用のディフューザ(以下、球面発生ディフューザと称する)3とから構成されている。
上記のコーン型ダイナミックスピーカ2は、スピーカボックス6内に、ボイスコイル等を含む駆動部7が設けられるとともに、この駆動部7にコーン状に形成された振動板8が取り付けられており、振動板8はスピーカボックス6の前側に形成された開口部6aに臨んで配置されている。そして、ここでのコーン型ダイナミックスピーカ2は、ピストン振動領域の周波数範囲で振動板8が加振されて音波を放射するようになっている。したがって、この場合は振動板8が音源となる。なお、ピストン振動領域とは、振動板8が局部的ではなくて全体で前後に振動して音波を発生する状態が得られる比較的低い周波数領域をいう。さらに詳しく言えば、音速(常温で約340[m/s])を振動板8の外周長さ(円形なら2πr[m])で割って得られる値(単位[1/s])で示される周波数より低い周波数がピストン振動領域となる。
本願においては、「音波の進行方向に対して気体粒子の粗密波の位相の揃った波(平面波)が解放空間に放射される境界面」を音源の定義とする。従って、上述のようにコーン型ダイナミックスピーカの場合は振動板8が音源になる。
しかも、この場合、コーン型ダイナミックスピーカ2の加振に伴う開口部分の空気の流速を音波の放射速度として定義すると、上記の内ホーン15と外ホーン16については、音波の入射側の開口面積と出射側の開口面積との比を調整することにより、内ホーン15で生じる音波の放射速度を速めて外ホーン16で生じる音波の放射速度の略2倍となるように設定されている。
上記構成の球面波スピーカ1aにおいて、コーン型ダイナミックスピーカ2の駆動部7によって振動板8がピストン運動の周波数領域内で加振されると、これに伴って音波が球面波発生ディフューザ3に向けて放射される。
さらに、球面波発生ディフューザ3を用いれば、既存のスピーカ2を利用しつつ、球面波スピーカ1aを容易に実現することができて応用範囲を広げることができるとともに、低価格化を図ることができる。
[第2の実施の形態]
この第2の実施の形態における球面波スピーカ1bは、単一のコーン型ダイナミックスピーカ2と、球面波発生ディフューザ3bとから構成されている。
上記のコーン型ダイナミックスピーカ2は、振動板8がピストン振動領域の周波数範囲で加振されて音波を放射するようになっており、その構成は上述の第1の実施の形態の場合と基本的に同じであるので、ここでは詳しい説明は省略する。
一方、この第2の実施の形態における球面波発生ディフューザ3bは、所定の間隔を存して互いに平行し、かつ、音波放射方向(図中矢印で示す)に対して所定の角度だけ傾斜して配置された複数(本例では4枚)の整流板21、22を有する。すなわち、コーン型ダイナミックスピーカ2の振動板8の略中央部に位置する一対の整流板21は、音波放射方向に沿って先絞り状となるように、これに隣接する外側の2枚の各整流板22は、内側の各整流板21とによって音波放射方向に沿って先広がり状となるようにそれぞれ傾斜して配置されている。
しかも、略中央部に位置する一対の整流板21の間の先絞り間隔と、この整流板21とその外側に位置する整流板22との間の先広がり間隔との比を調整することにより、中央部の一対の整流板21の間の隙間から放射される音波の放射速度は、内側の整流板21とその外側の整流板22との間の隙間から放射される音波の放射速度に比べて略2倍となるように設定されている。
そして、この球面波発生ディフューザ3bは、コーン型ダイナミックスピーカ2の振動板8の前面側において、振動板8と接触しない程度の僅かな間隔を存した状態でスピーカボックス6に位置決め固定されている。
これにより、コーン型ダイナミックスピーカ2の振動板8がピストン運動の周波数領域内で加振されて球面波発生ディフューザ3bに向けて音波が放射されると、内側の一対の整流板21の隙間から放射される音波の放射速度は、この整流板21と外側の整流板22とで形成される隙間から放射される音波の放射速度に比べて略2倍になる。その結果、第3の鎖線で示すように、この球面波スピーカ全体として見た場合の放射波面は内側の一対の整流板21の隙間により生じる開口を中心とした疑似球面波Wになる。
[第3の実施の形態]
この第3の実施の形態における球面波スピーカ1cは、外側整流板12と支持棒13が無い点を除いては、上記第1の実施の形態における球面波スピーカ1と同様な構成なので、共通する機能の部分については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図4及び図5に示す球面波スピーカ1cは、単一のコーン型ダイナミックスピーカ2と、球面波発生ディフューザ3cとから構成されている。
球面波発生ディフューザ3cは、放射方向に沿って先絞り両端開放の円錐状の整流板11が振動板8と同心状に配置されて構成されている。そして、整流板11に囲まれた空間にホーンが形成されている。このホーンは、音波の入射側の開口面積よりも出射側の開口面積が小さくなるように音波放射方向に沿って先絞りの両端開放円錐状に形成されており、第1の実施の形態における内ホーン15と同様のものであるので、以下内ホーン15とする。そして、この外側に外側が無境界の空間構造の外側ホーンを形成している。図1に示したスピーカ1aのような外側整流板はないが、内側整流板11だけでもその外側に先広がり開口空間構造は形成されているので、これを外ホーン16と呼ぶ。
そして、この球面波発生ディフューザ3cの中央部整流板11は、コーン型ダイナミックスピーカ2の振動板8の前面側において、振動板8と同心で、かつ振動板8と接触しない程度の僅かな間隔を存した状態で、スピーカ保護ネット14に位置決めされ、接着剤17により取り付けられている。
ディフューザの取り付けを、実施の形態1のようにブラケット等を介してスピーカのフレームもしくはキャビネットと一体もしくは固着により行ってもよい。しかし、最初から球面波発生ディフューザを装着するように設計されたスピーカであればよいが、後で球面波発生ディフューザを取り付ける場合には、スピーカ振動板の形状により取り付け位置が異なり、次のような問題がある。すなわち、スピーカフレームの穴位置やスピーカエッジの形状、筺体の空きスペース、保護ネットのフレームの形状など多種多様で、対応するには多岐にわたるアタッチメントやブラケットなどを必要とし、取り付けの手間がかかり、コストがアップする。
しかし、ディフューザを保護ネット14に取り付けるようにすると、既存のスピーカに容易に、安価に取り付けることができる。接着剤により取り付けると、特に取り付けるための部材を必要としないから、広範囲のスピーカに適用できる。
このとき、球面波発生ディフューザ3cにおいて、中央部整流板11は、中空の先絞り両端開放円錐状になっているので、音波の入射側の開口面積よりも出射側の開口面積が小さく、そのため音波の放射速度が速くなる。一方、その直ぐ外側は中央部整流板11で遮られているので、その周囲の音波は先広がりに放射されて、その放射速度が遅くなる。これにより、内ホーン15から放射される音波の放射速度は、内ホーン15の外側から放射される音波の放射速度に比べて速くでき、2倍にすることができる。その結果、球面波スピーカ1c全体として見た場合、内ホーン15を中心とした疑似球面波Wになる。
また、この第3の実施の形態における球面波スピーカ1cは、球面波発生ディフューザ3cを保護ネット14に取り付ける構成としている。このように構成すると、保護ネットは、通気性があり、柔軟性に富む材質であるので、球面波発生ディフューザの取り付け部分で異音を発生することがない。保護ネット14の前面に接着剤で取り付ける構成としているので、スピーカフレームや筺体への取り付けが不要で、これらを傷つけることがないと共に、スピーカの振動板、エッジ、フレーム、キャビネット等の形状により制限を受けずに構成できる。また、球面波発生ディフューザの着脱が容易にでき、他のスピーカへの転用が容易にできる。
[第4の実施の形態]
この第4の実施の形態における球面波スピーカ1dは、単一のコーン型ダイナミックスピーカ2と、球面波発生ディフューザ3dとから構成されている。
この球面波スピーカ1dは、第2の実施の形態における球面波スピーカ1bとは、外側整流板が無い点を除いては、上記第2の実施の形態における球面波スピーカ1と同様な構成なので、共通する機能の部分については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
そして、この球面波発生ディフューザ3dは、コーン型ダイナミックスピーカ2の振動板8の前面側において、振動板8と接触しない程度の僅かな間隔を存した状態で位置決めし、接着剤によりスピーカボックス6の保護ネット14の外側(前面)に接着されている。
この例における球面波スピーカ1eは、単一のコーン型ダイナミックスピーカ2と、球面波発生ディフューザ3dとから構成されている。この形態は上記第3の実施の形態とは、球面波発生ディフューザ3cの取り付け方法が異なるのみであるので、同一作用をなす部分については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
球面波スピーカ1eは、コーン型ダイナミックスピーカ2と、この振動板8と同心状に保護ネット14を挟んで配置された球面波発生ディフューザ3cとから構成されている。
このように、球面波発生ディフューザ3dを取り付けると、上記第3の実施の形態のスピーカを構成した場合の効果に加えて、スピーカ前面の空間の制約を一層小さくでき、所要の性能が容易に得られる。
この例における球面波スピーカ1fは、単一のコーン型ダイナミックスピーカ2と、球面波発生ディフューザ3cとから構成されている。この形態は上記第3の実施の形態とは、球面波発生ディフューザ3cの取り付け方法が異なるのみであるので、同一作用をなす部分については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
なお、図8に示すように、整流板11の後部と振動板8の前部とが互いに一部重複するように、整流板11を配置する構成としてもよい。
このように、球面波発生ディフューザ3cを取り付けると、ディフューザが保護ネットの後面のスピーカボックス6内に収容でき、上記第3の実施の形態のスピーカを構成した場合の効果に加えて、スピーカ前面の空間の制約を一層小さくでき、保護ネットでディフューザを保護することができる。
この例における球面波スピーカ1gは、単一のコーン型ダイナミックスピーカ2と、球面波発生ディフューザ3eとから構成されている。この形態は上記第3の実施の形態とは、球面波発生ディフューザ3eの取り付け方法が異なるのみであるので、同一作用をなす部分については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
このように、球面波発生ディフューザ3eを構成すると、磁気吸着なので位置調整が容易にでき、取り付けが容易になり、安価に球面波スピーカを得ることができる。
この例における球面波スピーカ1hは、単一のコーン型ダイナミックスピーカ2と、球面波発生ディフューザ3fとから構成されている。球面波スピーカ1hは、上記第3の実施の形態とは、球面波発生ディフューザ3fの取り付け方法が異なるのみであるので、同一作用をなす部分については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
この例のように球面波スピーカを構成すると、上記第3の実施の形態のスピーカを構成した場合の効果に加えて、取り付けが容易になり、安価に球面波スピーカを得ることができるとともに、スピーカの性能をよくすることができる。
[第5の実施の形態]
この形態は上記第3の実施の形態とは、ドーム型ダイナミックスピーカを用いている点が異なるのみであるので、同一作用をなす部分については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。なお、特許文献1で示したドーム型スピーカとは異なり、呼吸振動はしない。
図11に示す球面波スピーカ1iは、単一のドーム型ダイナミックスピーカ2aと、球面波発生ディフューザ3cとから構成されている。
ドーム型ダイナミックスピーカ2aは、スピーカボックス6内に、駆動部7が設けられ、この駆動部7にドーム型の振動板8aが取り付けられて構成されている。振動板8aは、スピーカボックス6の前側に形成された開口部6aより一部突出して配置され、その中央部前面に内ホーン15が形成され、その外側に外ホーン16が形成されている。図11中の符号20は駆動伝動部材である。
[第6の実施の形態]
この形態の球面波スピーカは、上記第3の実施の形態の球面波スピーカとは、コーン型ダイナミックスピーカのスピーカボックスにバスレフポートを有し、バスレフポート部にも球面波発生ディフューザを配置している点が異なるのみであるので、同一作用をなす部分については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図12に示す球面波スピーカ1jは、単一のコーン型ダイナミックスピーカ2bと、スピーカボックス6内に設けられたバスレフポート23と、バスレフポート23の前部に配置された球面波発生ディフューザ3cとから構成されている。
バスレフポート23は、両端が解放した中空をなし、所定の長さを有し、スピーカボックス6c内とスピーカボックス前面の外部解放空間とを連通して設けられ、前部がスピーカボックスの開口6aとは別の前方開口23aを有している。そして、前方開口23aの前部の中央部に先絞り形状の円錐形の整流板11からなる球面波発生ディフューザ3cが配置されている。
この例の球面波スピーカ1kは、上記第6の実施の形態とは、バスレフポートの形状が相違すると共に、球面波発生ディフューザの配置がやや異ならせているのみであるので、同一作用をなす部分については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図13に示す球面波スピーカ1kは、スピーカボックス6c内に設けられたバスレフポート24を有した単一のコーン型ダイナミックスピーカ2bと、バスレフポート24の前部に配置された球面波発生ディフューザ3cとから構成されている。
この実施の形態においても、上記各実施の形態のスピーカを構成した場合の効果に加えて、一層低音域が広い円やかな球面波を得ることができる。
[第7の実施の形態]
この形態の球面波スピーカは、上記第3の実施の形態とは、振動板の放射方向に延長してホーン体が設けられ、ホーン体の前部に球面波発生ディフューザが配置されている点が異なるのみであるので、同一作用をなす部分については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図14に示す球面波スピーカ11は、単一のコーン型ダイナミックスピーカ2cと、振動板8の放射方向に延長したホーン体25と、球面波発生ディフューザ3cとから構成されている。
この実施の形態においても、上記各実施の形態のスピーカを構成した場合と同様で、その効果を同様に得ることができる。
この形態のスピーカは上記第7の実施の形態とは、ホーン体が異なるのみであるので、同一作用をなす部分については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
後部ホーン体26は、両端が解放した断面積が一方から他方に順次拡大したホーン形状をなし、その一端は、振動板8に対向して開口している。その他端は、振動板8から放射される音の放射方向である後方向に延び、音波進行方向(スピーカの後方)に行くに従い断面積が拡大している。そして、振動板8が放射する音波を解放した開口26aから後方の前部ホーン体27の後部に放射する。
球面波スピーカ1nは、このように構成されているので、この実施の形態の変形例においても、上記各実施の形態のスピーカを構成した場合の効果を得ることができる。
[第8の実施の形態]
この実施の形態における球面波スピーカ1oは、単一のコーン型ダイナミックスピーカ2と、球面波発生ディフューザ3eとから構成されている。この実施の形態の球面波スピーカ1oは、上記第3の実施の形態とは、球面波発生ディフューザ3eが、異なるのみであるので、同一作用をなす部分については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
球面波発生ディフューザ3cは、保護ネット14の後面に接着剤により接着された整流板11によって形成されている。また、前方ディフューザ3dは保護ネット14の前面側に接着剤により接着された前方整流板11aによって形成されている。整流板11と前方整流板11aは、それぞれ音波の入射側の開口面積よりも出射側の開口面積が小さくなるように音波放射方向に沿って先絞り両端開放円錐状に形成されている。さらに、前方整流板11aは、その後端の開口面積が整流板11の先端部開口面積より小さく形成されている。
この例の球面波発生ディフューザは上記第3の実施の形態の球面波発生ディフューザとは、整流板の構成が異なっているのみであるので、詳細な説明を省略する。
図17の球面波発生ディフューザ30aは、整流板31から先絞り両端解放に構成されている。整流板31は、内部が両端開口の円錐状に形成され、外形は円柱状をなし、一端の後部解放端に開口31aを有し、他端の前部解放端に開口31bを有している。開口31aは直径(断面積)をD1(S1)とし、開口31bを直径(断面積)をD0(S0)とすると、D1(S1)>D0(S0)にされ、これにより先絞りにされている。
球面波発生ディフューザ30aは、中空の先絞り両端開放円錐状になっているので、音波の入射側の開口面積よりも出射側の開口面積が小さく、そのため音波の放射速度が速くなる。
図18(a)の球面波発生ディフューザ30aは、整流板32を有している。整流板32は、内部が中空で一端が解放した開口32aを有し、他端は開口32bが設けられた底32cを有した有底の筒状をなしている。そして、両端の各開口は、それぞれ直径(断面積)をD1(S1)と、D0(S0)とすると、D1(S1)>D0(S0)にされ、これにより先絞りにされている。
そして、整流板32は、中空の先絞り両端開放円錐状になっているので、音波の入射側の開口面積よりも出射側の開口面積が小さく、そのため音波の放射速度が速くなる。一方、その直ぐ外側は整流板で遮られているので、その周囲の音波は先広がりに放射されて、その放射速度が遅くなる。これにより、全体として見た場合、整流板32を中心とした疑似球面波が得られることになる。
整流板33は、内部中空で一端に解放した開口33aを有し、他端に開口33b有し、その胴部の直径(断面積)が曲線状に変化する形状をしている。そして、両端の各開口は、それぞれ直径(断面積)をD1(S1)と、D0(S0)とすると、D1(S1)>D0(S0)にされ、これにより先絞りにされている。従って、整流板33により、全体として見た場合、これを中心とした疑似球面波が得られることになる。
図19(a)に示す球面波発生ディフューザの整流板用板材36は、波状に形成され多数の突条36aが形成されている。この突条36aは、整流板用板材36の軸方向に平行に設けてもよいし、軸方向に交差する方向に設けてもよい。整流板用板材の表面をこのように形成したとしても、全体として見た場合、整流板を中心とした疑似球面波が得られる。
[図2]図1のA−A線に沿う断面図である。
[図3]本発明のディフューザを用いてスピーカを構成した場合の第2の実施の形態を示す斜視図で、同図(a)、(b)はスピーカの起立状態を変えた状態で示す斜視図である。
[図4]本発明のディフューザを用いてスピーカを構成した場合の第3の実施の形態を示す正面図である。
[図5]図4のB−B線に沿う断面図である。
[図6]本発明のディフューザを用いてスピーカを構成した場合の第4の実施の形態の他の例を示す断面図である。
[図7]本発明のディフューザを用いてスピーカを構成した場合の第3の実施の形態の他の例を示す断面図である。
[図8]本発明のディフューザを用いてスピーカを構成した場合の第3の実施の形態のさらに他の例を示す断面図である。
[図9]本発明のディフューザを用いてスピーカを構成した場合の第3の実施の形態のさらに他の例を示す断面図である。
[図10]本発明のディフューザを用いてスピーカを構成した場合の第3の実施の形態のさらに他の例を示す断面図である。
[図11]本発明のディフューザを用いてスピーカを構成した場合の第5の実施の形態を示す断面図である。
[図12]本発明のディフューザを用いてスピーカを構成した場合の第6の実施の形態を示す断面図である。
[図13]本発明のディフューザを用いてスピーカを構成した場合の第7の実施の形態を示す断面図である。
[図14]本発明のディフューザを用いてスピーカを構成した場合の第7の実施の形態の他の例を示す断面図である。
[図15]本発明のディフューザを用いてスピーカを構成した場合の第7の実施の形態のさらに他の例を示す断面図である。
[図16]本発明のディフューザを用いてスピーカを構成した場合の第8の実施の形態を示す断面図である。
[図17]本発明のディフューザの他の例を示す断面図である。
[図18]本発明のディフューザの例を示す断面図で、同図(a)はその1例を示す断面図、同図、(b)はその他の例を示す断面図、同図(c)はさらに他の例を示す断面図、同図(d)はさらに他の例を示す断面図である。
[図19]本発明の整流板の他の例を示すその一部の断面図で、同図(a)はその1例を示す断面図、同図(b)はその他の例を示す断面図、同図(c)はさらに他の例を示す断面図である。
2,2c コーン型ダイナミックスピーカ
2a ドーム型ダイナミックスピーカ
3,3b、3c,3d,3e 球面波発生ディフューザ
6a 開口
8,8a 振動板
11,12,21,22 整流板
14 保護ネット
15 内ホーン
16 外ホーン
17 接着剤
18,19 結合部材
前記開口部に取り付けられた音源と、前記音源の音波放射側の前面に配置されるものであって、前記音源からの音波放射方向に沿って、この音源に対面する略中央部を含む領域に、先絞り形状の円錐形の整流板からなる先絞り開口空間構造と、前記スピーカボックスの前面と前記整流板とからなる先広がり開口空間構造と、を有するスピーカにおいて、
前記開口空間構造は、前記開口部を含んだ平面と同一面又は前方に、且つ、前記音源の前方に配置され、前記開口部を含む開口面積は、前記先絞り開口空間構造の断面積より大きいことを特徴とする
ことを特徴としている。
この発明で言う音波放射速度とは振動板によって押し出された(吸引された)気流の開口部における速さを言う。
本発明に係るスピーカは、音源の音波放射面に対面する略中央部を含む領域に音波放射速度の高い領域を形成し、その外側に音波放射速度の低い領域を形成しているので、全体で疑似球面波の音波を放射することになる。
この請求項4記載の発明に係る球面波発生スピーカは、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の発明の効果に加えて、スピーカフレームや筺体への取り付けが不要で、これらを傷つけることがないと共に、スピーカの振動板、エッジ、フレーム、キャビネット等の形状により制限を受けずに構成できるので、広範囲のスピーカに適用できる。すなわち、保護ネットの着脱でできるので、先絞り開口空間構造の取り付けに制限が無く容易で、コストを安価にできる。また、保護ネットの着脱により先絞り開口空間構造の着脱ができるので、先絞り開口空間構造の効果の確認が容易にでき、他のスピーカへの転用が容易にでき、広範囲のスピーカへの共通化が図れ、小型で一層の低価格化がはかれる。
本発明においてホーンとは、音波放射方向に沿って両端開放に配置された整流板によって形成される空間をいう。内ホーンとは、音波放射方向に沿って先絞り両端開放に配置された中央部整流板によって形成される先絞り両端開放の空間をいい、外ホーンとは中央部整流板の外側に形成される先広がり両端開放の空間をいう。
この例の球面波発生ディフューザは上記第3の実施の形態の球面波発生ディフューザとは、整流板の構成が異なっているのみであるので、詳細な説明を省略する。
図17の球面波発生ディフューザ31aは、整流板31から先絞り両端解放に構成されている。整流板31は、内部が両端開口の円錐状に形成され、外形は円柱状をなし、一端の後部解放端に開口31aを有し、他端の前部解放端に開口31bを有している。開口31aは直径(断面積)をD1(S1)とし、開口31bを直径(断面積)をD0(S0)とすると、D1(S1)>D0(S0)にされ、これにより先絞りにされている。
球面波発生ディフューザ31aは、中空の先絞り両端開放円錐状になっているので、音波の入射側の開口面積よりも出射側の開口面積が小さく、そのため音波の放射速度が速くなる。
Claims (18)
- 音源の音波放射側の前面に配置されるものであって、
前記音源からの音波放射方向に沿って、この音源に対面する略中央部を含む領域に先絞り開口空間構造を形成し、その外側に先広がり開口空間構造を形成するように構成されていることを特徴とするディフューザ。 - ピストン振動によって音波を放射する面を有する音源の音波放射側の前面に配置されるものであって、
前記音源からの音波放射方向に沿って、この音源の音波放射面に対面する略中央部を含む領域に先絞り開口空間構造を形成し、その外側に先広がり開口空間構造を形成するように構成されていることを特徴とするディフューザ。 - 前記先絞り開口空間構造の先絞り開口端の前面に、この先絞り開口端からの音波放射方向に沿って、この先絞り開口端の音源に対面する略中央部を含む領域に別の先絞り開口空間構造を形成し、その外側に先広がり開口空間構造を形成するように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のディフューザ。
- 音源の音波放射側の前面に配置されるものであって、
前記音源からの音波放射方向に沿って、この音源の音波放射面に対面する略中央部を含む領域に音波放射速度の高い領域を形成し、その外側に音波放射速度の低い領域を形成するように構成されていることを特徴とするディフューザ。 - ピストン振動によって音波を放射する面を有する音源の音波放射側の前面に配置されるものであって、
前記音源からの音波放射方向に沿って、この音源の音波放射面に対面する略中央部を含む領域に音波放射速度の高い領域を形成し、その外側に音波放射速度の低い領域を形成するように構成されていることを特徴とするディフューザ。 - 前記先絞り開口空間構造の先絞り開口端の前面に、この先絞り開口端からの音波放射方向に沿って、この先絞り開口端の音源に対面する略中央部を含む領域に別の音波放射速度の高い領域を形成し、その外側に別の音波放射速度の低い領域を形成するように構成されていることを特徴とする請求項4または5に記載のディフューザ。
- 音波放射方向に沿って設けられた先絞り両端開放円錐状の中央部整流板を備えることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のディフューザ。
- 前記中央部整流板の外側に、音波放射方向に沿って設けられた先広がり両端開放円錐状の外側整流板を備えることを特徴とする請求項7に記載のディフューザ。
- 音波放射方向に沿って設けられた、所定の間隔を存して互いに平行し、かつ、音波放射方向に対して先絞りになるように所定の角度だけ傾斜して配置された複数の中央部整流板を備えることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のディフューザ。
- 前記中央部整流板の外側に、音波放射方向に沿って設けられた所定の間隔を存して互いに平行し、かつ、音波放射方向に対して先広がりになるように所定の角度だけ傾斜して配置された複数の外側整流板を備えることを特徴とする請求項9に記載のディフューザ。
- 請求項1ないし10のいずれか1項に記載のディフューザが音源の音波放射側の前面に配置されてなることを特徴とするスピーカ。
- 前記音源の音波放射側の前面に配置された保護ネットを備え、前記ディフューザが前記保護ネットに固定されていることを特徴とする請求項11に記載のスピーカ。
- 前記ディフューザが前記保護ネットの前面に配置されてなることを特徴とする請求項12に記載のスピーカ。
- 前記ディフューザが前記保護ネットの背面に配置されてなることを特徴とする請求項12に記載のスピーカ。
- 前記ディフューザ前記保護ネットを挟んで前面と背面の両側に配置されてなることを特徴とする請求項12に記載のスピーカ。
- 前記ディフューザが前記保護ネットに粘着部材によって固定されていることを特徴とする請求項12ないし15のいずれか1項に記載のスピーカ。
- 前記ディフューザが前記保護ネットに結合部材によって固定されていることを特徴とする請求項12ないし15のいずれか1項に記載のスピーカ。
- 前記結合部材が磁石と磁石又は強磁性体部材からなることを特徴とする請求項17に記載のスピーカ。
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