JPWO2004061827A1 - 磁気ヘッド - Google Patents

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育也 田河
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秀行 秋元
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智子 沓澤
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    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive

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Abstract

本発明に係る磁気ヘッドは、ライトギャップ14の直下の磁界強度を高め、これによって媒体の記録分解能を向上させたものである。このため、ライトギャップ14を挟んで上部磁極10と下部磁極12とを対向して配置し、前記下部磁極12の浮上面側の端面形状がI字状に設けられ、前記上部磁極10の浮上面側の端面形状が、前記下部磁極12に対向して下部磁極12よりも短寸のI字状に形成された第1の上部磁極10aと、該第1の上部磁極10aに接合して第1の上部磁極よりも幅広に形成された第2の上部磁極10bとにより上部磁極10が形成されることにより、T字状に設けられている。

Description

本発明は、磁気ディスク装置や磁気テープ装置等に用いられる磁気ヘッドに関し、とくにライトヘッドの磁極形状を特徴とする磁気ヘッドに関するものである。
磁気ヘッドにおいて情報の記録に用いられるライトヘッドは、ライトギャップを挟んで上部磁極と下部磁極とが対向する構造を有する。下部磁極と上部磁極との間にはコイルが巻かれている。コイルに電流を流すと上部磁極と下部磁極が磁化され、ライトギャップ近傍で外側(媒体側)に磁界が漏れる。この磁界によって媒体が磁化され、情報の記録が行われる。
磁気ヘッドは、媒体が回転することによって媒体の記録面からわずかに浮上し、ライトギャップ部で媒体に情報が記録される。上部磁極と下部磁極とはライトギャップを挟む配置に設けられているが、媒体のライトトラックとの関係についてみると、ライトギャップにより記録された媒体部分がライトギャップよりも遠ざかる側(トレーディング方向)に位置するのが上部磁極であり、媒体の記録される部位が進入する側のライトトラックの位置にあるのが下部磁極である。
図4に、従来の一般的なライトヘッドの先端部の磁極の構成を示す。10が上部磁極、12が下部磁極、14がライトギャップである。上部磁極10の先端部は面記録密度を高めるために細幅に形成されている。コア幅CWが狭いほど、面記録密度は高くなる。下部磁極12については、記録時に隣接トラックへの書きにじみが生じたり、隣接データの消去(サイドイレーズ)が生じたりしないように、上部磁極10の先端部と同幅となるようにトリミングしている。下部磁極12の上部磁極10に対向する部位を細幅に形成するには、上部磁極10をめっきプロセスにより形成した後、上部磁極10をマスクとしてギャップ層および下部磁極12をイオン・ミリングする方法、あるいはメタルギャップを用いた一括めっきプロセスによって形成する方法が利用できる。このような製造方法によることから、従来のライトヘッドの磁極の端面(磁気ヘッドの浮上面側に露出する面)の形状は、円P内に示すように、下部磁極12の端面が逆T字形となり、上部磁極10の端面がI字形となっている。
ところで、記録密度の増大に伴い媒体のトラック幅は狭くなる一方、媒体の抗磁力Hcが増大する。したがって、コア幅CWを狭くした場合でも、十分なライト磁界強度を確保する必要があり、このため、磁極材料として飽和磁束密度Bsの大きな材料を使用すること、ギャップ深さGDについてはこれを浅くし、フレアポイント高さFHについてはこれを低くすることが必要となってくる。
しかしながら、磁極材料の飽和磁束密度Bsが自然界の上限である略2.4Tに到達すると、磁極の磁気飽和が起こるためライト磁界の急峻さが損なわれ、記録分解能の劣化、および記録された媒体の遷移ノイズの増大などが生じるようになり、結果として媒体のSN比が著しく悪化する。したがって、磁極材料の飽和磁束密度Bsを大きくすることにも限界がある。
本発明はこれらの課題を解決すべくなされたものであり、ライトギャップの直下において強い磁界を有し、かつ磁界分布の急峻さを備えることによって、優れた記録分解能を備える磁気ヘッドを提供することを目的とする。
本発明に係る磁気ヘッドは、ライトヘッドの媒体の記録面に対向して配置される上部磁極と下部磁極の端面の形状が、前記上部磁極についてはT字形に形成され、下部磁極についてはI字形に形成されていることを特徴とする。このライトヘッドの磁極の端面の形状は、いわば、図4に示す従来の磁気ヘッドにおける上部磁極10と下部磁極12を上下反転させた形状となるものである。
すなわち、本発明に係る磁気ヘッドは、ライトギャップを挟んで上部磁極と下部磁極とが対向して配置されたライトヘッドを備える磁気ヘッドにおいて、前記下部磁極の浮上面側の端面形状がI字状に設けられ、前記上部磁極の浮上面側の端面形状が、前記下部磁極に対向して配置された下部磁極よりも短寸のI字状に形成された第1の上部磁極と、該第1の上部磁極よりも幅広に形成されて第1の上部磁極に接合された第2の上部磁極とにより、T字状に設けられていることを特徴とする。
また、前記下部磁極の幅寸法が、浮上面に近接する側が徐々に幅狭となるように設けられ、下部磁極のフレアポイント高さがコア幅の3倍以下に設けられていることが好ましい。
また、前記下部磁極が、端面形状がI字状に形成された第1の下部磁極と、該第1の下部磁極の下層に第1の下部磁極よりも幅広に形成され、前記第1の下部磁極よりも端面の位置を後退させて配置した第2の下部磁極とからなることを特徴とする。
図7は、図4に示す従来の磁気ヘッドについて、ライトトラックTに対するライトヘッドの磁極端面の平面配置、および磁極端面における磁界強度分布を示す。図は色が濃いほど磁界が強いことを示す。
磁気ヘッドは回転アクチュエータによって駆動されて媒体上を一定の角度範囲で揺動する。したがって、ライトトラックのトラック方向に対して上部磁極10と下部磁極12の長手方向が平行になるとは限らず、ライトトラックに対してライトヘッドは最大で10°〜15°程度傾くようになる。
最近の磁気ヘッドでは、十分なライト磁界強度を確保するため、ギャップ深さGDおよびフレアポイント高さFHをコア幅CWの3倍以下程度まで縮減してきている。このようにライトヘッドの磁極が浮上面の近傍で絞り込まれた形状になると、磁気飽和が起こりやすく、磁極の端面の全面にわたって磁界が漏出するようになる。この漏れ磁界は上部磁極10の側面において特に強く起こりやすく、また、ライトギャップ14に近い側でより強く表れる。この結果、上部磁極10の側面での漏れ磁界が、ライトトラックTに記書き込まれた記録に影響を及ぼすことになる。
図7で矢印Dの方向が媒体の移動方向であり、T1がライトギャップ14を通過してデータが記録された領域、T2はこれからデータが記録される領域を示す。上述した上部磁極10の側面での漏れ磁界(図のE部分)は、ライトギャップ14よりもいわば下流側に位置するから、ライトギャップ14の部分でライトトラックTに記録された情報は、記録直後に上部磁極10の側面での漏れ磁界の作用を受けることになる。なお、図7で下部磁極12の側方にあらわれている漏れ磁界Fは、隣接するライトトラックの記録情報に影響を及ぼす。
図8は、上述した従来の磁気ヘッドの磁界強度を、ライトトラックの方向を横軸として示したグラフ(コア幅の中央に沿って磁界強度をプロット)である。横軸の0点は、ライトギャップ14の中心位置に相当する。H0は媒体のダイナミック抗磁力であり、Hcは媒体の通常抗磁力を示す。情報記録(磁化遷移)に必要な磁界強度は媒体のダイナミック抗磁力H0であり、グラフに示す範囲Aの部分で情報が記録される。次いで、媒体が上部磁極側へ移動し、その際に上部磁極の漏れ磁界の作用を受ける。グラフに示す範囲Bが漏れ磁界による作用が媒体に及ぼす範囲である。この漏れ磁界による作用が媒体の通常抗磁力Hc以上であると、媒体に記録された情報が擾乱作用を受け、媒体の信号対ノイズ比(SNm)が悪化することになる。図示例は、この漏れ磁界による作用(範囲B)が媒体の通常抗磁力Hc以上となっていることを示すもので、漏れ磁界がSN比を悪化させることを示す。
一方、図5は本発明に係る磁気ヘッドの浮上面(磁極端面)における磁界強度分布を示す。本発明に係る磁気ヘッドは、従来の磁気ヘッドの上部磁極と下部磁極を上下反転させた端面形状に形成されている。したがって、従来の磁気ヘッドにおいて上部磁極10で生じていた磁気飽和が、下部磁極12で生じ、上部磁極10では磁気飽和が起こりにくい形態となる。この結果、ライトヘッドの磁極端面での漏れ磁界は上部磁極10ではほとんど問題とならず、下部磁極12において生じることになる。
図6は図5に示す磁気ヘッドの磁極端面における磁界強度(ダウントラックプロファイル)を示すグラフである。この磁気ヘッドの場合には、媒体に情報が記録される位置Aよりも上部磁極側で、磁界強度が媒体の通常抗磁力Hc以下にまで急激に減衰していることが特徴的である。このことは、媒体の記録情報を擾乱させる磁界が作用する時間がきわめて短時間であることを示し、これによって、従来の磁気ヘッドにくらべ、媒体の信号対ノイズ比(SNm)が改善できることを示している。
なお、本発明に係る磁気ヘッドでは、図5、6に示すように、ライトギャップ14の上流側(図5のT2の領域)については漏れ磁界が通常抗磁力Hc以上になるが、媒体に対する情報記録はこれよりも下流側でなされるから、下部磁極12の漏れ磁界が信号対ノイズ比(SNm)に悪影響を与えることはない。
図1は、本発明に係る磁気ヘッドのライトヘッド部分の構成を示す斜視図であり、図2は、本発明に係る磁気ヘッドの他の構成を示す斜視図であり、図3は磁気ヘッドの比較例の構成を示す斜視図であり、図4は、従来の磁気ヘッドの構成を示す斜視図であり、図5は、本発明に係る磁気ヘッドの磁極端面における磁界強度分布を示す図であり、図6は、本発明に係る磁気ヘッドの磁界強度についてのダウントラック方向プロファイルを示すグラフであり、図7は、従来の磁気ヘッドの磁極端面における磁界強度分布を示す図であり、図8は、従来の磁気ヘッドの磁界強度についてのダウントラック方向プロファイルを示すグラフであり、図9は、図3に示す磁気ヘッドの比較例についての磁極端面における磁界強度分布を示す図であり、図10A、10Bは、本発明に係る磁気ヘッドについての記録磁化状態を示す説明図であり、図11A、11Bは従来の磁気ヘッドについての記録磁化状態を示す説明図である。
図1に本発明に係る磁気ヘッドの一実施形態の構成を示す。同図では、本発明において特徴的なライトヘッドの構成を示している。本発明に係る磁気ヘッドは、ライトヘッドが、浮上面側での端面形状がT字状をなす上部磁極10と、ライトギャップ14を挟んで上部磁極10と対向して配置される、端面形状がI字状(長方形)をなす下部磁極12とによって形成されたものである。
上部磁極10は、第1の上部磁極10aと、第1の上部磁極10aと直交する向きに幅広の磁性膜によって形成された第2の上部磁極10bとからなる。上部磁極10は端面形状がI字状(長方形状)をなす第1の上部磁極10aを形成した後、この第1の上部磁極10aの端面上に幅広の磁性膜を接合することによって形成することができる。これによって、第1の上部磁極10aのライトギャップ14に対向する面とは反対面側に第2の上部磁極10bが形成される。
なお、本実施形態の磁気ヘッドにおいては、第1の上部磁極10aの長さH2は下部磁極12のI字状の端面部の長さH1よりも短寸に形成することがのぞましい。また、第1の上部磁極10aの端面の長さH2はライトギャップ14のギャップ長よりも長く形成することがのぞましい。また、下部磁極12の長さH1(厚さ)についてはとくに制限はないが、第1の上部磁極10aの長さH2は下部磁極12の長さH1よりも短くする(H2<H1)ことがのぞましい。
また、本実施形態の磁気ヘッドでは、第1の上部磁極10aと下部磁極12のフレアポイント高さFHを図4に示す従来の磁気ヘッドにおけるフレアポイント高さFHよりも低く設定し、コア幅の3倍以下に設定している。また、下部磁極12の両側面をテーパ面として、下部磁極12の幅寸法(平面視)が、浮上面に近接する側で徐々に幅狭となるように設け、コアの先端部側に向けて下部磁極12が絞られた形状としている。なお、コアの先端側を絞った形状に形成することについては、第1の上部磁極10aについても同様であり、第1の上部磁極10aも下部磁極12と同様な形態で先端側が幅狭となるように形成している。
図1で円Pは、上部磁極10と下部磁極12の端面形状を模式的に示している。本実施形態の磁気ヘッドでは、上部磁極10がT字状に、下部磁極12がI字状に形成されるもので、図4の円Pに示す従来の磁気ヘッドにおける上部磁極と下部磁極を上下反転させた形状となっている。
図2は、本発明に係る磁気ヘッドの他の実施形態の構成を示す。この実施形態に係る磁気ヘッドにおいては、端面形状がI字状に形成された第1の下部磁極12aの下層に第1の下部磁極12aよりも端面の位置を後退させた配置(長さR)に、第1の下部磁極12aよりも幅広の第2の下部磁極12bを設けたことを特徴とする。なお、第2の下部磁極12bの側面12cを、浮上面側が徐々に細幅となるテーパ面(角度θ)に形成することがのぞましい。
図3に第2の下部磁極12bを備えた磁気ヘッドの比較例として、第2の下部磁極12bの端面位置と第1の下部磁極12aの端面位置を面一に形成した磁気ヘッドの例を示す。図9はこの比較例の磁気ヘッドについて、磁極の端面での磁界強度分布を示したものである。図9に示すように、第1の下部磁極12aに続いて幅広の第2の下部磁極12bが浮上面側で露出していると、磁極内で磁気飽和が生じていないにも関わらず、本来ライトギャップ14に集中するべき磁束が、幅広に形成された第2の下部磁極12bから、幅広に形成された第2の上部磁極10bへ直接流れてしまう。このため、不要な漏洩磁界が発生し、サイドイレーズなどの問題が生じる。図2に示す実施形態においては、第2の下部磁極12bの端面を第1の下部磁極12aの端面よりも後退させ、第2の下部磁極12bの側面12cをテーパ面に形成したことによって、第2の下部磁極12bから第2の上部磁極10bに磁束が漏洩することを防止し、ライトギャップ14に磁束を集中させることができ、媒体の信号対ノイズ比(SNm)を改善することが可能となっている。
図10A、10B及び図11A、11Bは本発明に係る磁気ヘッドと従来構造の磁気ヘッドについて、媒体の記録磁化状態を、マイクロマグネティック・シミュレーションによって比較した結果を示す。図10A、11Aは、線記録密度f=407kFCIにおける媒体の記録磁化状態、図10B、図11Bはf=814kFCIにおける媒体の記録磁化状態を示す。なお、シミュレーション条件は以下のとおりとした。
媒体の異方性磁界Hk=1200kA/m ダイナミック抗磁力H0=590kA/m飽和磁化Ms=300kA/m 粒径=9nm 膜厚=11nm トラック幅=150nm ギャップ長=100nm 磁気スペーシング=15nm 最大磁界強度=780kA/m スキュー角度=10deg
また、媒体SNmは、乱数を用いて26通りの粒子異方性配向状態を作り、これを初期状態としたシミュレーション結果から算出した。
媒体の信号対ノイズ比(SNm)の結果は以下のとおりである。
本実施形態の磁気ヘッド f=407kFCI:SNm=17.6dB、 f=814kFCI:SNm=15.2dB
従来構造の磁気ヘッド f=407kFCI:SNm=16.8dB、 f=814kFCI:SNm=12.4dB
従来構造の磁気ヘッドでは、図11Bに示すように、f=814kFCIの高密度時にビットとビットが部分的につながってしまう現象がみられ、媒体SNmも悪い。
これに対して本発明に係る磁気ヘッドの場合は、図10A、10Bに示すように、鮮明にビットが記録されており、とくに、f=814kFCIにおいては3dB近くも改善することが認められた。
このように、本発明に係る磁気ヘッドによれば、ライトギャップ14の直下の磁界強度を高めることができるとともに、図6に示すようにライトギャップ14の近傍部分での磁界分布を急峻にすることができ、これによって媒体の記録分解能を有効に向上させることが可能となる。これによって、製造歩留まりの高い磁気ヘッドを提供することが可能になる。

Claims (7)

  1. ライトギャップを挟んで上部磁極と下部磁極とが対向して配置されたライトヘッドを備える磁気ヘッドにおいて、
    前記下部磁極の浮上面側の端面形状がI字状に設けられ、
    前記上部磁極の浮上面側の端面形状が、前記下部磁極に対向して配置された下部磁極よりも短寸のI字状に形成された第1の上部磁極と、該第1の上部磁極よりも幅広に形成されて第1の上部磁極に接合された第2の上部磁極とにより、T字状に設けられていることを特徴とする磁気ヘッド。
  2. 下部磁極の幅寸法が、浮上面に近接する側が徐々に幅狭となるように設けられ、
    下部磁極のフレアポイント高さがコア幅の3倍以下に設けられていることを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッド。
  3. 第1の上部磁極の長さが、I字状に形成された下部磁極の長さよりも短寸に設けられていることを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッド。
  4. 第1の上部磁極の長さが、ライトギャップのギャップ長よりも長寸に設けられていることを特徴とする請求項3記載の磁気ヘッド。
  5. 下部磁極のI字状をなす端面部の長さが、コア幅よりも長寸に設けられていることを特徴とする請求項3記載の磁気ヘッド。
  6. 下部磁極が、端面形状がI状に形成された第1の下部磁極と、
    該第1の下部磁極の下層に第1の下部磁極よりも幅広に形成され、前記第1の下部磁極よりも端面の位置を後退させて配置した第2の下部磁極とからなることを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッド。
  7. 第2の下部磁極の幅寸法が、浮上面側に近接する側が徐々に幅狭となるように設けられていることを特徴とする請求項6記載の磁気ヘッド。
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