JPWO2003067483A1 - くじ売買管理方法及び装置並びにくじ売買管理プログラム及びその記録媒体 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、くじ売買管理方法及び装置並びにくじ売買管理プログラム及びその記録媒体に関し、特に、くじの購入期間を締め切った後にくじの対象のイベントが終了するまで、イベントの状況に応じてくじを売買することができるくじ売買管理方法及び装置並びにくじ売買管理プログラム及びその記録媒体に関する。
背景技術
くじには種々の種類があるが、スポーツの試合や各種のレースをくじの対象となるイベントとして、その結果を予想して投票する形式のくじがある。この形式のくじとしては、例えば「サッカーくじ」や「競馬」がある。この形式のくじの参加者は、勝敗の結果、着順、点差等を1又は複数のイベント(試合やレース)について予想して、これに沿って当該イベントの開始前に、投票券(くじ)を購入する。そして、くじの購入者は、予想が当たった場合、当該イベントの結果の確定後に、投票結果に応じて定まる配当の倍率(くじの倍率)に従って何らかの利益の分配を受ける。予想が外れた場合、配当がないのが通常である。
この形式のくじでは、くじの対象となるイベントが開始される(試合の開始やレースのスタート)直前に、主催者によって投票券の購入が締め切られる。この締切により、イベントの開始の時点で、投票の結果は固定される。このため、一旦イベントが開始されてしまうと、試合やレースの状況の変化に応じて、投票(即ち、予想)をやり直すことはできない。
また、投票結果に応じて定まる配当の倍率は、イベントの始まる前に、人々が結果をどう考えているかを示す情報である。しかし、試合やレースの開始後にこそ、直接的に勝敗等に影響を与えるような出来事が起こり、状況が刻々と変化する。例えば、どのチームが先取点を取ったか、試合が一方的になってしまった、選手が怪我をした、予想できなかった事故その他のハプニングが起きた等である。前記配当の倍率は、このような状況の変化の中で、その変化の結果、人々が結果をどう予想しているかを示す情報にはなり得ない。
本発明の目的は、くじの購入期間を締め切った後もくじを売買することができ、その売買情報を得ることができるくじ売買管理方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、くじの購入期間を締め切った後もくじを売買することができ、その売買情報を得ることができるくじ売買管理装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、くじの購入期間を締め切った後もくじを売買することができ、その売買情報を得ることができるくじ売買管理プログラムを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、くじの購入期間を締め切った後もくじを売買することができ、その売買情報を得ることができるくじ売買管理プログラム記録媒体を提供することにある。
発明の開示
本発明のくじ売買管理方法は、ネットワークで接続された複数の端末への及び複数の端末の間でのくじの売買を管理する。即ち、くじについての第1回の販売を複数の端末に対して行い、第1回の販売に基づいてくじについての所有者情報を作成し、第1回の販売の結果に基づいてくじの配当(又は、その倍率)を決定し、第1回の販売の後にくじについての第2回の売買を複数の端末の間で行い、第2回の売買の結果に基づいて所有者情報を変更する。
また、好ましくは、本発明のくじ売買管理方法によれば、更に、前記配当に基づいて第2回の売買における売買指標を決定し、前記売買指標に基づいて前記第2回の売買を行う。
本発明のくじ売買管理装置は、ネットワークで接続された複数の端末への及び複数の端末の間でのくじの売買を管理する。くじ売買管理装置は、くじについての第1回の販売を前記複数の端末に対して行い、これに基づいて前記くじについての所有者情報を作成し、くじの配当を決定する販売装置と、第1回の販売の後に前記くじについての第2回の売買を前記複数の端末の間で行い、これに基づいて前記所有者情報を変更する市場装置とからなる。
本発明のくじ売買管理方法及びくじ売買管理装置によれば、くじの対象となるイベントの開始に伴いくじの第1回の販売が締め切られた後であっても、固定された投票の結果(配当の倍率)を前提としつつ、イベントの状況の変化に応じて、第2回の売買を行うことができる。また、事前の予想に相当する配当の倍率とは別に、イベントの状況の変化に応じて人々が結果をどう予想しているかを示す情報を、得ることができる。
本発明のくじ売買管理プログラムは、ネットワークで接続された複数の端末への及び複数の端末の間でのくじの売買を管理するくじ売買管理装置を実現する。くじ売買管理プログラムは、くじ売買管理装置であるコンピュータに、くじについての第1回の販売を複数の端末に対して行わせ、第1回の販売に基づいてくじについての所有者情報を作成させ、第1回の販売の結果に基づいてくじの配当を決定させ、第1回の販売の後にくじについての第2回の売買を複数の端末の間で行わせ、第2回の売買の結果に基づいて所有者情報を変更させる。
本発明のくじ売買管理プログラムによれば、前述のようなくじ売買管理方法及びくじ売買管理装置を実現することができる。従って、前述のように、イベントの開始に伴いくじの第1回の販売が締め切られた後であっても、固定された配当の倍率を前提としつつ、イベントの状況の変化に応じて、第2回の売買を行うことができる。また、イベントの状況の変化に応じて人々が結果をどう予想しているかを示す情報を得ることができる。
本発明のくじ売買管理プログラム記録媒体は、前述のようなくじ売買管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能なプログラム記録媒体である。
本発明のくじ売買管理プログラム記録媒体によれば、前述のようなくじ売買管理方法及びくじ売買管理装置を実現するプログラムを、CD−ROM、CDR/W、フロッピィディスク等の記録媒体に格納して提供することができるので、前記くじ売買管理方法及びくじ売買管理装置を容易に実現することができる。
発明を実施するための最良の形態
第1図はくじ売買管理システム構成図であり、本発明のくじ売買管理方法を実行するくじ売買管理システムの構成を示す。第2図はくじ売買管理装置構成図であり、本発明のくじ売買管理方法を実行するくじ売買管理装置の構成を示す。
くじ売買管理システムは、第1図(A)に示すように、複数の端末1の間におけるくじの売買を管理するくじ売買管理装置3と、くじの参加者の使用する複数の端末1と、これらの間を接続するインターネット2のようなネットワークとからなる。くじ売買管理装置3は、くじ売買管理業者、プロバイダ(インターネットサービスプロバイダ又はアプリケーションサービスプロバイダ)等が設置するインターネット接続機能を備えるコンピュータからなる。端末1は、くじの参加者が使用するインターネット接続機能を備えるコンピュータであり、パーソナルコンピュータ、携帯情報端末、インターネット接続機能を備える携帯電話等からなる。
くじ売買管理装置3は、第2図に示すように、管理サブシステム31と、登録サブシステム32と、販売サブシステム33と、市場サブシステム34とからなり、また、登録リスト35と、所有者リスト36と、売買注文リスト37と、売買情報リスト38を備える。管理サブシステム31、登録サブシステム32、販売サブシステム33及び市場サブシステム34は、第1図(B)に示すように、各々、独立したコンピュータからなる装置31’、32’、33’及び34’として別に設けられてもよい。この場合、これらの装置31’、32’、33’及び34’の間は、相互にLAN(Local Area Network)30のようなネットワークにより接続され、登録リスト35、所有者リスト36、売買注文リスト37及び売買情報リスト38を共有する。
この例では、くじ売買管理システムはインターネット2上に設けられる。即ち、この例においては、くじの通常の売買(以下、一次売買と言う)、一次売買の締切の後におけるくじ売買管理システムが作る市場でのくじの売買(以下、二次売買と言う)の双方ともが、インターネット2上で行われる。一次売買を締め切った時点で当該一次売買の結果に従ってくじの倍率が確定され、この後、くじのの対象であるイベントが開始される。イベントの進行状況に従って、確定したくじの倍率に基づいた二次売買が行われる。くじ売買管理システムへの参加者、即ち、くじの売買への参加者は、登録された者(の使用する端末1)であるが、誰でも登録できる。一次売買及び二次売買における取引の状況を見ながら注文をする参加者も多いので、参加者は、一次売買及び二次売買における取引の状況についての情報の参照を許される。
そこで、端末1は、参加者の指示入力に従って、登録リクエスト11、購入リクエスト12、売買注文リクエスト13、一次売買情報参照リクエスト14、二次売買情報参照リクエスト15を、インターネット2を介して、くじ売買管理装置3に対して発行する。一方、くじ売買管理装置3のシステム管理者は、締切処理リクエスト16、確定処理リクエスト17を発行(入力)する。締切処理リクエスト16はくじ購入(一次売買)期間が終了する時点に発行される。即ち、イベントの開始直前に発行される。確定処理リクエスト17は、二次売買期間が終了する時点に発行される。即ち、予想の対象となるイベントが終了し、結果が確定する時点に発行される。
登録リクエスト11は、端末1(参加者)がくじ売買管理システムに参加するための登録をする場合に発行される。登録リクエスト11は、(端末1を所有している)誰でも発行することができ、随時発行することができる。登録リクエスト11の一例を第3図(A)に示す。登録リクエスト11は、参加者名、住所、メールアドレス、電話番号、パスワードを含む。メールアドレスは電子メールによる当該参加者への種々の通知に用いられる。パスワードは、登録時に参加者により指定される。パスワードは、くじ売買管理システムから通知された参加者ID(後述する)と共に、当該参加者の認証に用いられる。
購入リクエスト12は、一次売買において端末1がくじを購入する場合に発行される。購入リクエスト12は、参加者が発行することができ、一次売買の受付の開始の後であって一次売買が締め切られる(締切処理リクエスト16が発行される)まで発行することができる。購入リクエスト12は、当該参加者によるイベントの結果予想(勝敗、点差等)とそれに賭けるポイントとを含む。購入リクエスト12の一例を第3図(B)に示す。購入リクエスト12は、参加者名、参加者ID、パスワード、くじの名前(又はくじのID)、購入ポイントを含む。くじの名前は、当該くじを特定し、くじ売買管理システムにおいてユニークなものとされる。ポイントは、くじ売買管理システムにおける金銭に代わるものであり、くじの購入(投票)のために用いる。購入ポイントは購入額に相当する。ポイントの代わりに、法律上認められるのであれば、金銭を賭けるようにしてもよい。
売買注文リクエスト13は、二次売買において端末1がくじを売買する場合に発行する。売買注文リクエスト13は、参加者が発行することができ、一次売買が締め切られた後であって二次売買が締め切られる(確定処理リクエスト17が発行される)まで発行することができる。買い注文はいずれの参加者も発行することができるが、売り注文は、当該イベントに一次売買(締切前にくじを買った)した参加者のみが発行することができる。売買注文リクエスト13は、売りたいくじ又は買い替えたいくじとその希望金額(指値)とを含む。売買注文リクエスト13の一例を第3図(C)に示す。売買注文リクエスト13は、参加者名、参加者ID、パスワード、くじの名前、売買の種別、売買ポイントを含む。売買の種別は、当該くじを売るのか買うのかの区別を示す。
一次売買情報参照リクエスト14は、端末1が一次売買における当該くじの売買状況についての情報を参照する場合に発行する。二次売買情報参照リクエスト15は、端末1が二次売買における当該くじの売買状況についての情報を参照をする場合に発行する。これらの参照リクエストは、いずれの参加者も発行することができる。これらの参照リクエストは、当該参照する情報の指定を含む。一次売買情報参照リクエスト14の一例を第3図(D)に示す。一次売買情報参照リクエスト14は、参加者名、参加者ID、パスワード、(一次売買情報を参照したい)くじの名前を含む。二次売買情報参照リクエスト15もほぼ同様であるので、図示を省略する。
締切処理リクエスト16の一例を第3図(E)に示す。締切処理リクエスト16は、くじの名前、締切時刻を含む。締切時刻は、当該一次売買を締め切った時刻(当該リクエストの発行時刻)を示し、イベントの開始直前の時刻である。確定処理リクエスト17もほぼ同様であるので、図示を省略する。
管理サブシステム(又は管理装置)31はくじ売買管理システムへの入出力を管理する。即ち、管理サブシステム31は、端末1及びシステム管理者による入力を登録サブシステム32、販売サブシステム33及び市場サブシステム34(登録サブシステム32等と言う)へ送付し、登録サブシステム32等からの処理結果等の応答を端末1又はシステム管理者に返信する。
管理サブシステム31は、登録リクエスト11を登録サブシステム32に送り、処理させる。また、管理サブシステム31は、購入リクエスト12を販売サブシステム33の販売処理部332に、一次売買情報参照リクエスト14を販売サブシステム33の情報提供処理部331に、締切処理リクエスト16を販売サブシステム33の締切処理部333に送り、各々、処理させる。また、管理サブシステム31は、売買注文リクエスト13を市場サブシステム34の売買処理部342に、二次売買情報参照リクエスト15を市場サブシステム34の情報提供処理部341に、確定処理リクエスト17を市場サブシステム34の確定処理部343に送り、各々、処理させる。
端末1からの各種のリクエスト12等(登録リクエスト11を除くリクエスト12〜15)の処理に先立って、管理サブシステム31は、周知の認証処理を行う。即ち、当該各種のリクエスト12等に含まれる参加者ID及びパスワードを用いて登録リスト35(後述する)を参照し、当該各種のリクエスト12等を送信した端末1(参加者)を特定する。当該参加者ID及びパスワードが登録リスト35に登録されていれば、当該端末1を特定できる。管理サブシステム31は、当該認証ができた場合に、当該各種のリクエスト12等を前述の対応する各処理部に送る。
管理サブシステム31は、端末1からの各種のリクエスト12等を新しく受信した場合であって、既に同一種類の他のリクエストの処理が実行されている場合、新しく受信したリクエストを当該リクエストの待ち行列(の最後尾)に登録する。前述の対応する各処理部は、現在実行中のリクエストが終了したら、対応する待ち行列をチェックし、実行すべきリクエストが繋がれている場合には、先頭から順に取り出して処理する。
登録サブシステム(又は登録装置)32はくじ売買管理システムへの参加者を管理する。即ち、登録サブシステム32は、登録リクエスト11を受け取ると、これに基づいて参加者を登録リスト35に登録(追加)する。参加者とは登録リスト35に登録された者(端末1)である。参加者は、自分が所有する端末1(コンピュータ)から、インターネット2を通じて、くじ売買管理装置3に対するくじの売買の注文を出すことができる。
登録サブシステム32は、登録時に、当該参加者に参加者IDを付与し、この参加者IDを登録リクエスト11に記述されているメールアドレスへの電子メールにより当該参加者に通知する。参加者IDは、くじ売買管理システムにおいてユニークなものとされる。
登録リスト35の一例を第4図(A)に示す。登録リスト35は、くじ売買管理システムへの参加者の各々を記録する。即ち、参加者の各々について、参加者名、住所、メールアドレス、電話番号、参加者ID、パスワード、所有ポイントを記録してなる。所有ポイントは参加者のその時点での持ち点(手持ちのポイント)を示す。参加者は、買ったくじがあたると(結果をあてると)当該くじの倍率に応じた新たなポイントを得ることができ、また、例えば手持ちのポイントで主催者が用意した商品を獲得することができる。
この例では、参加者は、くじ売買管理システムへの参加費用及びくじの購入費用を支払う必要がない。参加者には、最初にくじを買うためのポイントが無料で与えられる。即ち、最初に登録リスト35に登録した時点で、その所有ポイントの初期値を一定の値とすることにより、参加者には一定のポイント(例えば、1000ポイント)が与えられる。更に、契約を継続している参加者には、一定期間ごとに新たなポイントが無償で与えられるようにしてもよい。例えば、1カ月ごとに1000ポイントのボーナスが与えられるようにされる。また、あるイベントのくじを一次売買すると、その時点で、一定のポイントが無償で与えられるようにしてもよい。また、参加者の所有ポイントが「0」になったら、くじ売買管理システムのシステム管理者が一定のポイントを無償で与えるか、又は、参加者が所定の金額を支払ってポイントを購入するようにしてもよい。
販売サブシステム(又は販売装置)33は、くじ売買管理システムにおけるくじの通常の売買、即ち、一次売買におけるくじの売買を管理する。このために、販売サブシステム33は、情報提供処理部331と、販売処理部332と、締切処理部333とからなる。
販売処理部332は、購入リクエスト12を受け取ると、これに基づいて登録リスト35を参照し、その端末1の所有ポイントの範囲内で購入リクエスト12において指定されたくじを当該端末1に購入させる。即ち、当該参加者が当該ポイントを実際に所有しているかを確認した上で、くじの所有者となった当該端末1を所有者リスト36に登録し、だれが何口(1口は売買の最小単位)のくじを所有しているかを管理する。これにより、一次売買においてくじを買った参加者が二次売買において当該くじを売った場合、当該参加者が当該くじを実際に所有しているかを確認することができる。
所有者リスト36の一例を第4図(B)に示す。所有者リスト36は、くじを所有する参加者の各々を記録する。即ち、くじを所有する参加者の各々について、参加者名、1又は複数の所有情報を記録してなる。1個の所有情報は、くじの名前(くじのID)と当該くじについての所有ポイントからなる。
また、販売処理部332は、購入リクエスト12に基づくくじの販売(一次売買)の結果(一次売買情報)を、売買情報リスト38に逐次登録する。即ち、販売処理部332は、くじの販売が決定されると売買情報リスト38に当該くじの名前(くじのID)を登録し、一次売買の最中に投票内容毎の一次売買における倍率を求めることにより一次売買情報を作成して、売買情報リスト38に登録し、逐次更新する。参加者は、売買情報リスト38を参照することにより、一次売買の最中に一次売買情報を正確に知り、これに基づいて一次売買をするか否かを判断することができる。
売買情報リスト38の一例を第4図(D)に示す。売買情報リスト38は、購入リクエスト12に基づくくじの販売の結果(一次売買情報)、及び、売買注文リクエスト13に基づくくじの販売の結果(二次売買情報)を記録する。即ち、くじ(の名前)の各々について、一次売買情報、一次売買の締切情報、二次売買情報、二次売買の締切情報を記録してなる。一次売買情報は、投票内容毎の一次売買における倍率からなり、その締切まで逐次変更される。一次売買の締切後の一次売買情報は、確定した倍率を示す。一次売買の締切情報は、締め切ったか否かを示すフラグと当該締切の時刻とからなる。当該フラグは最初は締め切っていないことを示す「0」とされる。二次売買情報は、投票内容毎の二次売買におけるくじの売買の内容と数量とからなり、その確定までは逐次追加され、二次売買における取引の状況を示す。二次売買の確定情報は、確定したか否かを示すフラグと当該確定の時刻とからなる。当該フラグは最初は確定していないことを示す「0」とされる。
なお、第11図を参照して後述するように、二次売買情報は、それ自体が、くじ管理装置3から(印刷又は電子データとして)出力され、他(例えば、放送会社等のメディア)へ売却される。このため、第4図(D)の売買情報リスト38における二次売買情報の記録部分、及び/又は、第4図(C)の売買注文リスト37は、実際には、更に、更新領域と蓄積領城とに分けられる(図示せず)。更新領域は、二次売買の最中にその進行に従って、逐次更新される。これは、二次売買情報の参照のために用いられる。蓄積領城は、全ての二次売買の結果を履歴として記録する。これは、二次売買情報の売買のために用いられる。
締切処理部333は、締切処理リクエスト16を受け取ると、これに基づいて、当該リクエストにおいて指定されたくじの一次売買を締め切り、売買情報リスト38に当該締切の時刻と締め切ったことを示すフラグ「1」を登録する。一次売買を締め切るまでは、当該イベントについての予想が正解したときのくじの倍率は確定しない。一次売買を閉め切った時点で、参加者による一次売買(投票券の購入)の結果に従って倍率が確定する。この倍率確定の後、市場サブシステム34に売買注文を出すことが可能になる。
情報提供処理部331は、一次売買情報参照リクエスト14を受け取ると、これに基づいてこれを発行した端末1に一次売買情報(一次売買の状況についての情報)の参照を許す。即ち、一次売買の期間中に、当該リクエストにおいて指定されたくじについて、売買情報リスト38から一次売買情報を取り出して、当該端末1に送信する。
市場サブシステム(又は市場装置)34は、くじ売買管理システムにおける一次売買の締切の後におけるくじ売買管理システムが作る市場でのくじの売買、即ち、二次売買を管理する。このために、市場サブシステム34は、情報提供処理部341と、売買処理部342と、確定処理部343とからなる。
売買処理部342は、売買注文リクエスト13を受け取ると、これに基づいて所有者リスト36又は売買注文リスト37を参照し、くじ売買管理システムの作る市場におけるくじの売買(二次売買)の結果を、所有者リスト36又は売買注文リスト37に登録する。所有者リスト36を参照することにより、参加者が二次売買においてくじを売った場合、当該参加者が当該くじを実際に所有しているかを確認することができる。売買処理部342は、具体的には、二次売買の取引が成立した場合、その結果に従って所有者リスト36を変更する。即ち、くじを売った参加者についての所有情報から当該くじの所有情報を削除し、くじを買った参加者についての所有情報に当該くじの所有情報を追加する。二次売買の取引が成立しなかった場合、当該取引を売買注文リスト37に記録する。従って、売買注文リスト37は、二次売買における売買を希望しているが、未だ取引が成立していない売買注文のリストである。
売買注文リスト37の一例を第4図(C)に示す。売買注文リスト37は、未成立の売買注文を出した参加者の各々を記録する。即ち、未成立の売買注文を出した参加者の各々について、参加者名、1又は複数の未成立売買情報を記録してなる。未成立売買情報は、くじの名前、当該くじについての売買ポイント、当該売買注文を出した時間からなる。
なお、二次売買における売買の単位は、このようにポイントであってもよいが、実際は、第11図を参照して後述するように、二次売買における売買指標を用いる。売買指標は、一次売買により決定されたくじの配当を、第2回の売買における1口あたりに割り当てるポイント(例えば、1口100ポイント)で割った値である。従って、売買指標である当該ポイントの大きさは、第1回の売買における1口あたりのポイントとは異なる(小さい)。
また、売買処理部342は、売買注文リクエスト13に基づくくじの販売(二次売買)の結果(二次売買情報)を、売買情報リスト38に逐次登録する。即ち、売買処理部342は、二次売買の最中に二次売買における投票内容毎の二次売買における売買数を求めることにより二次売買情報を作成して、売買情報リスト38に登録し、逐次更新する。参加者は、売買情報リスト38を参照することにより、二次売買の最中に二次売買情報を正確に知り、これに基づいて二次売買をするか否かを判断することができる。
確定処理部343は、確定処理リクエスト17を受け取ると、これに基づいて売買情報リスト38に当該確定の時刻と確定したことを示すフラグ「1」を登録し、当該リクエストにおいて指定されたくじの二次売買を締め切って確定させ、確定したことを示すフラグ「1」を登録する。二次売買を締め切るまでは、当該イベントについてのくじの所有者は確定しない。二次売買を閉め切った時点で、参加者による二次売買(投票券の再度の売買)の結果に従って所有者が確定する。この所有者の確定の後、最終的なくじの所有者に、くじの倍率に従って、ポイントが配分される。
情報提供処理部341は、二次売買情報参照リクエスト15を受け取ると、これに基づいてこれを発行した端末1に二次売買情報(二次売買の状況についての情報)の参照を許す。即ち、二次売買の期間中に、当該リクエストにおいて指定されたくじについて、売買情報リスト38から二次売買情報を取り出して、当該端末1に送信する。
第5図は登録サブシステム32の実行する参加者の登録処理フローチャートを示す。登録サブシステム32は、登録リクエスト11を受け取ると、参加者申し込み(登録リクエスト11)の内容に従って登録リスト35に申し込みを行った人と所有ポイントを登録し(ステップS11)、登録処理完了を申し込み者に通知する(ステップS12)。前述のように、所有ポイントは例えば無償で一定の値が与えられる。登録処理完了の通知において、当該参加者に与えられた参加者IDが通知される。この登録により、当該申し込み者は、参加者としてくじを売買することができる。
第6図は販売サブシステム33の販売処理部332の実行するくじの販売処理フローチャートを示す。
販売処理部332が、購入リクエスト12を受け取ると、売買情報リスト38の一次売買の締切情報のフラグの値を参照することにより指定されたくじについて締切処理が行われたか否かを調べる(ステップS21)。締切処理が行われた(フラグが「1」の)場合、販売処理部332は、当該参加者にエラーを通知し(ステップS22)、処理を終了する。
締切処理が行われていない(フラグが「0」の)場合、販売処理部332は、登録リスト35を参照して、当該購入を申し込んだ参加者(申込者)の所有ポイントを取得し(ステップS23)、当該参加者が当該購入に必要なポイントを本当に持っているか(取得した所有ポイントが購入のために必要なポイント以上か)否かを調べる(ステップS24)。当該参加者が当該購入に必要なポイントを持っていない場合、販売処理部332は、当該参加者にエラーを通知し(ステップS25)、処理を終了する。
当該参加者が当該購入に必要なポイントを持っている場合、販売処理部332は、購入申し込み(購入リクエスト12)の内容に基づいて、所有者リスト36を変更する(ステップS26)。即ち、当該参加者を、当該くじについての当該ポイントの所有者として、所有者リスト36に追加する。この後、販売処理部332は、購入申し込みの内容に基づいて、登録リスト35における当該参加者の所有ポイント数を、購入に用いたポイント分だけ減らし(ステップS27)、購入処理が終了したことを当該参加者に通知して(ステップS28)、処理を終了する。
第7図(A)は、販売サブシステム33の情報提供処理部331の実行する情報提供処理フローチャートを示す。情報提供処理部331は、一次売買情報参照リクエスト14を受け取ると、所有者リスト36を参照して、指定されたくじについて、その全ての購入者(参加者)と各々の予想結果に賭けられているポイントに基づいて倍率を計算し(ステップS31)、現在(その時点)の当該くじの倍率を、当該リクエスト14を送信した端末1に返す(ステップS32)。
第7図(B)は販売サブシステム33の締切処理部333の実行する締切処理フローチャートを示す。締切処理部333は、締切処理リクエスト16を受け取ると、指定されたくじについて、ステップS31と同様にして確定した倍率を計算し(ステップS41)、当該確定した倍率に基づいて、当該くじを購入した全ての参加者について、予想が当たった時に得られるポイントを計算する(ステップS42)。更に、締切処理部333は、予想が当たったときに得られる金額(又はポイント)を、予め決めてある一口当たりの予想的中時に得られるポイントで割り算して、当該くじを購入した参加者が、各々、何口購入したことになるのかを計算し、当該値を所有者リスト36に登録する(ステップS43)。
第8図は市場サブシステム34の売買処理部342の実行する売買処理フローチャートを示す。
売買処理部342は、売買注文リクエスト13を受け取ると、売買情報リスト38の一次売買の締切情報のフラグの値及び二次売買の確定情報のフラグの値を参照することにより、指定されたくじについて締切処理が終了しかつ確定処理が行われていないか否かを調べる(ステップS51)。フラグの値が条件に該当しない場合、売買処理部342は、当該売買を申し込んだ参加者にエラーを通知し(ステップS52)、処理を終了する。フラグの値が条件に該当する場合、売買処理部342は、当該売買注文リクエスト13は買い注文か否かを調べる(ステップS53)。
当該売買注文リクエスト13が買い注文でない(売り注文である)場合、売買処理部342は、以下に述べる買い注文の処理と同様にして、当該売り注文を処理する(ステップS54)。即ち、ステップS54においては、当該売り注文について、ステップS55〜S515を、買い注文と同様に実行する。従って、売り注文の処理についての説明は省略する。
当該売買注文リクエスト13が買い注文である(売り注文でない)場合、売買処理部342は、更に、当該買い注文に対応する売り注文が売買注文リスト37に登録されているか否かを調べる(ステップS55)。対応する売り注文が登録されている場合、売買処理部342は、売買注文リスト37から最も安い売り注文を取り出し(ステップS56)、当該最も安い売り注文における希望ポイント(指し値)が処理中の当該売買注文リクエスト13の希望ポイントより安いか否かを調べる(ステップS57)。指し値が当該リクエスト13の希望ポイントより安い場合、売買処理部342は、更に、当該最も安い売り注文の口数が当該リクエスト13の口数より多いか否かを調べる(ステップS58)。
当該最も安い売り注文の口数が当該リクエスト13の口数より多くない(少ない)場合、売買処理部342は、当該リクエスト13の口数から当該最も安い売り注文の口数を差し引いて(ステップS59)、当該最も安い売り注文を売買注文リスト37から取り除き(ステップS510)、この売買の結果に従い、所有者リスト36の中の所有者又は所有ポイント数を変更し、登録リスト35の中の所有ポイント数も変更する(ステップS511)。この後、売買処理部342は、当該リクエスト13(当該売り注文)の口数がなくなるまでステップS55以下を繰り返す(即ち、最終的には、ステップS58からS513へ進むことになる)。
ステップS58において、当該最も安い売り注文の口数が当該リクエスト13の口数より多い場合、売買処理部342は、当該最も安い売り注文の口数から当該リクエスト13の口数を差し引いて(ステップS513)、この売買の結果に従い、所有者リスト36の中の所有者又は所有ポイント数を変更し、登録リスト35の中の所有ポイント数も変更する(ステップS514)。この後、売買処理部342は、当該売り注文を出した参加者に処理終了を通知して、終了する(ステップS515)。
ステップS55において、当該買い注文に対応する売り注文が売買注文リスト37に登録されていない場合、当該買い注文リクエスト13を売買注文リスト37に登録し(ステップS512)、当該買い注文を出した参加者に処理終了を通知して、終了する(ステップS515)。また、ステップS57において、当該最も安い売り注文における希望ポイント(指し値)が処理中の当該売買注文リクエスト13の希望ポイントより安くない場合も、同様に、ステップS512及びS515を実行する。
第9図(A)は、市場サブシステム34の情報提供処理部341の実行する情報提供処理フローチャートを示す。情報提供処理部341が、二次売買情報参照リクエスト15を受け取ると、指定されたくじについて、売買注文リスト37の全ての内容を、当該リクエスト15を送信した端末1に返す(ステップS61)。
第9図(B)は、市場サブシステム34の確定処理部343の実行する確定処理フローチャートを示す。確定処理部343は、確定処理リクエスト17を受け取ると、所有者リスト36を参照し、指定されたくじについて、予想が的中したくじを所有している参加者を全て検出し(ステップS71)、予想が的中したくじを所有する参加者について、所有者リスト36に何口購入したことになるのかの値の分だけ、登録リスト35の中の当該参加者の所有ポイントを増加させる(ステップS72)。
次に、本発明のくじ売買管理システムにおけるくじの売買について、具体例に従って説明する。
第10図(A)は第1の例を示す。例えば、あるスポーツの試合でAチームとBチームとの対戦がある。これについて、くじ売買管理装置3が、当該試合について「1口1000ポイント」でくじを販売する旨、インターネット2上等に広告を出す。これを見た登録リスト35に登録してある者(端末1)が、くじを買う(投票する又は賭ける)。締切処理リクエスト16に従って、販売サブシステム33が当該試合の開始の時点で一次売買を締め切る。この時点で、第10図(A)に示すように、Aチームの勝ちに2000口、Bチームの勝ちに1000口の投票があったとする。なお、このデータによれば、この時点では、Aチームが勝つと考えている参加者が多い。胴元の取り分を無視して考えれば、この場合、Aチームが勝ったときの配当は1口(1000ポイント)あたり1500ポイント(合計ポイントの総計(3000000)を当該販売口数(2000)で割った値)で配当の倍率は1.5倍(配当ポイント(1500)を販売時のポイント(1000)で割った値)であり、Bチームが勝ったときの配当は1口あたり3000ポイントで配当の倍率は3倍である。なお、二次売買を経ても、一次売買により定まる配当の規模(この場合、3000000ポイント)は変化しない。一方、二次売買の市場の規模は、一次売買の市場の規模(この場合、3000000ポイント)を超えることがある。
この後、試合が開始され、市場サブシステム34が二次売買を開始する。試合の過程で、例えば、Aチームの主力選手が怪我をしたり、Bチームが先制点を入れた等の事情が発生する。この場合、Aチームの勝つ可能性が減ったと判断することができる。そこで、参加者#1は、多少の損をしても、買ったくじを市場サブシステム34に売りに出す。一方、この時点でもまだAチームが勝つと考える参加者#2がいる。このような参加者#2は、売り注文を出した参加者#1が提示した価格が安いと判断した場合、当該くじを買う注文を市場サブシステム34に出す。これにより、参加者#1及び#2の間に、取引が成立する。参加者#1にとっては、Aチームが負けてしまえばくじの価値は「0」になってしまうが、二次売買でくじを売ることによって、その価値が「0」になることは避けることができる。一方、参加者#2は、二次売買でくじを買うことによって、最初の販売価格より安い価格であって、かつ、自分が有利と考えた価格で、くじを買い足すか、又は新たに購入することができる。
ここで、二次売買における売買のポイント(値段)は、基本的には、株式市場のように、売買の需要と供給のバランスにより自由に形成される。このため、例えば、市場サブシステム34(即ち、二次売買)において、Aチームの勝ちに賭けた「1口1000ポイント」のくじが825ポイントで取引されることがあり、また、Bチームの勝ちに賭けた「1口1000ポイント」のくじが1350ポイントで取引されることもある。なお、このデータによれば、試合の開始後に、Aチームが負けそうでBチームが勝ちそうであると考える参加者が多くなったことになる。このように、二次売買においては、1口のくじ(例えば1000ポイント)をいくら(何ポイント)で売買するかが、試合の内容に従って逐次変動する。
第10図(B)は第2の例を示す。前述のように、市場サブシステム34(即ち、二次売買)におけるくじの取引ポイント(価格)は、試合の経過に従って、刻々と変動する。このため、参加者は、当該取引ポイントが高いか安いかを瞬時に判断する必要がある。しかし、そのためには、各チームが勝った場合、最終的にいくらの倍率になるかを考えた上で、取引ポイントを比較する必要があり、瞬時に判断することは難しい。
そこで、市場サブシステム34は、くじを買った時の配当を正規化する。即ち、「予想が当たった場合に例えば1口Xポイント(例えば、X=100)の配当があるとすると、何口所有することになる」という売買指標を決める。換言すれば、販売サブシステム33におけるポイントの価値と、市場サブシステム34におけるポイントの価値とを、販売サブシステム33における一次売買の結果(配当又は倍率等)に従って、異なるものに変換する。又は、予想が当たったときの1口当たりの配当を一次売買の結果に従って決め、これに基づいて、一次売買において購入した口数を、二次売買において用いる口数に変換する。
前述の例によれば、Aチームの勝ちに一次売買において実際に1口投票した(1000ポイントを賭けた)参加者は、1500ポイントの配当があるので、第10図(B)に示すように、仮想的に二次売買において15口投票したことにする。即ち、売買指標が「15」となる。Bチームの勝ちに実際に1口投票した(1000ポイントを賭けた)参加者は、3000ポイントの配当があるので、仮想的に二次売買において30口投票したことにする。即ち、売買指標が「30」となる。これにより、仮想的な1口即ち売買指標「1」あたり最終的に得られる配当は、同じ(この場合は100ポイント)になる。
前述の例によれば、Aチームの勝ちに実際に1口投票した(1000ポイントを賭けた)参加者#3は、15口(×100ポイント=1500ポイント)のくじの所有者となる。この参加者#3が、1口55ポイントで、当該くじを市場サブシステム34で売ったとする。一方、Bチームの勝ちに実際に1口投票した(1000ポイントを賭けた)参加者#4は、30口(×100ポイント=3000ポイント)のくじの所有者となる。この参加者#4が、1口45ポイントで、当該くじを市場サブシステム34で売ったとする。この場合、その時点では、Aチームの方に人気があることが一見して分かる。
なお、Aチームの勝ちにかけたくじが1口55ポイントであるから、55=825/(1500÷100)であり、「1口1000ポイント」のくじが825ポイントで取引されたに等しい。また、Bチームの勝ちにかけたくじが1口45ポイントであるから、45=1350/(3000÷100)であり、「1口1000ポイント」のくじが1350ポイントで取引されたに等しい。即ち、825ポイントや1350ポイントのように、一次売買におけるポイントと同一の価値のポイントを用いたのでは判りにくい売買状況が、一次売買におけるポイントとは異なる価値である二次売買におけるポイントを用いることにより、明確化される。
第11図は、本発明のくじ売買管理システムの構成の一例を示す。国によっては金銭を賭けることが禁止されている場合もあるので、前述のように、くじの投票及び売買に、金銭ではなく、ポイントを用いる。しかし、ポイント制度では、くじの主催者にとってはくじそれ自体からの利益がなく、また、参加者にとってはあまり楽しみがない。
そこで、図11に示すように、オンラインゲームシステム6及び/又はメディア5と連動させる。即ち、イベント(例えば、スポーツの試合)の主催者、又は、当該イベントを中継するメディア5が、当該イベントを対象とするくじを主催する。くじの主催者(例えば、放送会社)は、くじ売買システムを提供するシステム提供者3’(例えば、ISP又はASP)と契約し、これに当該くじ売買システムによるくじの売買を代行させる。くじの主催者は、システム提供者3’にシステム使用料を支払う。参加者は、イベントの視聴については当該メディア5と契約し、くじの売買への参加については当該システム提供者3’と契約する。参加者は、メディア5に視聴費を支払い、システム提供者3’にシステム利用料を支払う。また、くじの主催者は、システム提供者3’を介して、参加者に賞品を提供する。例えば、「選手のサイン入りボール」「人気カードの条件の良い席のチケットを優先して購入できる権利」等である。
また、競馬のように法律で認められたギャンブルであっても、このシステムによれば、賞品に相当する分だけ、参加者の参加費用(即ち、投票券の価格)を減らすことができる。この場合、参加者は代金を支払って投票券(又はポイント)を購入し、くじに勝って得たポイントを換金するか、賞品を購入するのに使う。従って、参加者にとっては参加費用が減り、その分、主催者は参加者の増加を期待できる。
これにより、くじの主催者は、くじの参加者及び視聴者の増加が見込める。即ち、従来よりも有利な条件でくじを取引できる可能性があり、イベントの楽しみが増すので、くじの参加者が増加する。また、くじを有利に売買するには、現在の状況を知らなければならない。従って、くじの参加者は、テレビ4等により、当該イベントを確実に視聴することが予想される。これにより、視聴率の増加、有料放送(例えば、CS)における契約者数の増加が期待でき、更には、番組のスポンサーの増加も期待することができる。
一方、くじの主催者は、イベントであるオンラインゲームシステム6を自分で制作したり、個々にくじへの参加者を募集したりしたのでは、効率が悪い。そこで、くじの主催者は、オンラインゲームのソフトウェア及びシステムをシステム提供者3’から提供してもらい、オンラインゲームの参加者(端末7)はシステム提供者3’と契約するようにする。なお、オンラインゲームは、図示しないが、インターネットを利用するゲームである。これにより、くじの主催者又はメディア5は、オンラインゲームシステム6を自分で制作する等の必要がない。また、オンラインゲームの参加者も、各々のイベントごと、主催者ごと、メディア5ごとに、何回もゲーム参加契約を結ぶ必要がない。
なお、システム提供者3’は、オンラインゲームの製作費用をメディア5から受け取ることができる。また、システム提供者3’は、オンラインゲームの参加者の増加を期待することができる。更に、システム提供者3’は、主催者からシステム使用料を受け取ることができ、また、参加者からも手数料を取ることができる。
一方、くじの参加者は、参加費用を支払うことなく、くじを買うことができ、くじを買うことによって試合を楽しむことができ、くじに当たった場合に賞品を手に入れるチャンスを得ることができる。また、くじの参加者は、掛け金を払っておらず、一方、主催者はゲームによって直接の利益を受けるわけではない。従って、このくじ売買は、賭博ではなく、販売促進のために一般に行われている「抽選」と同様に考えることができる。更に、くじの参加者は、個々のイベント主催者やメディア5と契約する必要がなく、システム提供者3’と契約するだけで、複数のイベントを楽しむことができる。また、現在の状況に応じてポイント(二次売買における取引価格)が変動するので、くじの参加者にとっては、リアルタイム性が増し、楽しみが増す。
以上の他に、メディア5は、くじを主催することにより、システム提供者3’から二次売買情報38’’を得ることができる。即ち、二次売買における価格変動情報を得ることができる。一般に、面白いゲームや名勝負には、勝負の行方を左右する「見せ場」が存在する。従って、くじ売買システムにおける二次売買での取引価格は、「見せ場」の前後で大きく変動する。このため、取引価格の変動の様子を見ることにより、どんなに面白いイベントであったかを、簡単かつ客観的に他人に伝えることができる。このように、二次売買情報38’’はそれ自体が高い価値を持つ。そこで、システム提供者3’は、それ自体をメディア5などに販売することができる。
くじの主催者は、このような二次売買情報38’’を入手することができる。なお、くじの主催者が入手した当該二次売買情報38’’をメディア5に売却してもよい。例えば、メディア5は、自己の持つ当該イベントの記録(VTR)51を、当該二次売買情報38’’に基づいて編集する。例えば、二次売買情報38’’において、その売買価格の変動の大きい(又は、その価格の高い)時刻を求め、当該時刻の記録画面(シーン)をつないで編集すれば、人手の介入なしで、ハイライトシーンを集めた編集ビデオ52等を作成することができる。更に、メディア5は、この編集ビデオ52等を販売することができる。
産業上の利用可能性
以上説明したように、本発明のくじ売買管理方法及びくじ売買管理装置によれば、くじの対象となるイベントの開始に伴いくじの第1回の販売が締め切られた後であっても、固定された投票の結果(配当の倍率)を前提としつつ、イベントの状況の変化に応じて、第2回の売買を行うことができる。また、事前の予想に相当する配当の倍率とは別に、イベントの状況の変化に応じて人々が結果をどう予想しているかを示す情報を、得ることができる。
また、本発明のくじ売買管理プログラムによれば、前述のようなくじ売買管理方法及びくじ売買管理装置を容易に実現することができる。従って、前述のように、イベントの開始に伴いくじの第1回の販売が締め切られた後であっても、イベントの状況の変化に応じた第2回の売買を行うことができ、また、イベントの状況の変化に応じて人々が結果をどう予想しているかを示す情報を得ることができる。
本発明のくじ売買管理プログラム記録媒体によれば、前述のようなくじ売買管理方法及びくじ売買管理装置を実現するプログラムを、CD−ROM等の記録媒体に格納して提供することができるので、前記くじ売買管理方法及びくじ売買管理装置を容易に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)及び第1図(B)はくじ売買管理システム構成図である。
第2図はくじ売買管理装置構成図である。
第3図はくじ売買の説明図であり、第3図(A)は登録リクエストの一例を示し、第3図(B)は購入リクエストの一例を示し、第3図(C)は売買注文リクエストの一例を示し、第3図(D)は一次売買情報参照リクエストの一例を示し、第3図(E)は締切処理リクエストの一例を示す。
第4図はくじ売買の説明図であり、第4図(A)は登録リストの一例を示し、第4図(B)は所有者リストの一例を示し、第4図(C)は売買注文リストの一例を示し、第4図(D)は売買情報リストの一例を示す。
第5図は登録サブシステムの実行する参加者の登録処理フローチャートを示す。
第6図は販売サブシステムの販売処理部の実行するくじの販売処理フローチャートを示す。
第7図は販売処理フローであり、第7図(A)は販売サブシステムの情報提供処理部の実行する情報提供処理フローチャートを示し、第7図(B)は販売サブシステムの締切処理部の実行する締切処理フローチャートを示す。
第8図は市場サブシステムの売買処理部の実行する売買処理フローチャートを示す。
第9図は売買処理フローであり、第9図(A)は市場サブシステムの情報提供処理部の実行する情報提供処理フローチャートを示し、第9図(B)は市場サブシステムの確定処理部の実行する確定処理フローチャートを示す。
第10図は本発明によるくじの売買例を示す図であり、第10図(A)は一次売買でのくじの投票の一例を示し、第10図(B)は二次売買でのくじの投票の一例を示す。
第11図はくじ売買管理システムの具体的な構成を示す図である。
Claims (10)
- ネットワークで接続された複数の端末への及び複数の端末の間でのくじの売買を管理する方法であって、
前記くじについての第1回の販売を、前記複数の端末に対して行い、
前記第1回の販売に基づいて、前記くじについての所有者情報を作成し、
前記第1回の販売の結果に基づいて、前記くじの配当を決定し、
前記第1回の販売の後に、前記くじについての第2回の売買を、前記複数の端末の間で行い、
前記第2回の売買の結果に基づいて、前記所有者情報を変更する
ことを特徴とする前記くじ売買管理方法。 - 当該くじ売買管理方法は、更に、
前記配当に基づいて、前記第2回の売買における売買指標を決定する方法であって、
前記売買指標を用いて、前記第2回の売買を行う
ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のくじ売買管理方法。 - 前記売買指標は、前記くじの配当を前記第2回の売買における1口あたりのポイントで割った値であり、当該ポイントは前記第1回の販売における1口あたりのポイントとは異なる
ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のくじ売買管理方法。 - 当該くじ売買管理方法は、更に、
前記複数の端末を登録する登録リストを備え、
前記登録リストに登録された前記複数の端末の各々に、前記くじの売買に用いられるポイントを無償で与える
ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のくじ売買管理方法。 - 当該くじ売買管理方法は、更に、
前記くじについての第1回の販売の最中に、前記第1回の販売についての情報を作成して逐次更新し、
前記第1回の販売の最中に、前記複数の端末から、前記第1回の販売についての情報の参照を許す
ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のくじ売買管理方法。 - 当該くじ売買管理方法は、更に、
前記くじについての第2回の売買の最中に、前記第2回の売買についての情報を作成して蓄積し、
前記第2回の売買の最中に、前記複数の端末から、前記第2回の売買についての情報の参照を許す
ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のくじ売買管理方法。 - 当該くじ売買管理方法は、更に、
前記くじについての第2回の売買の最中に、前記第2回の売買についての情報を作成して蓄積し、
前記第2回の売買の後に、前記第2回の売買についての情報を出力する
ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のくじ売買管理方法。 - ネットワークで接続された複数の端末への及び複数の端末の間でのくじの売買を管理するくじ売買管理装置であって、
前記くじについての第1回の販売を前記複数の端末に対して行い、これに基づいて、前記くじについての所有者情報を作成し、前記くじの配当を決定する販売装置と、
前記第1回の販売の後に前記くじについての第2回の売買を前記複数の端末の間で行い、これに基づいて前記所有者情報を変更する市場装置とからなる
ことを特徴とする前記くじ売買管理装置。 - ネットワークで接続された複数の端末への及び複数の端末の間でのくじの売買を管理するくじ売買管理装置を実現するくじ売買管理プログラムであって、
前記プログラムは、前記くじ売買管理装置であるコンピュータに、
前記くじについての第1回の販売を、前記複数の端末に対して行わせ、
前記第1回の販売に基づいて、前記くじについての所有者情報を作成させ、
前記第1回の販売の結果に基づいて、前記くじの配当を決定させ、
前記第1回の販売の後に、前記くじについての第2回の売買を、前記複数の端末の間で行わせ、
前記第2回の売買の結果に基づいて、前記所有者情報を変更させる
ことを特徴とするプログラム。 - ネットワークで接続された複数の端末への及び複数の端末の間でのくじの売買を管理するくじ売買管理装置を実現するくじ売買管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能なプログラム記録媒体であって、
前記プログラムは、前記くじ売買管理装置であるコンピュータに、
前記くじについての第1回の販売を、前記複数の端末に対して行わせ、
前記第1回の販売に基づいて、前記くじについての所有者情報を作成させ、
前記第1回の販売の結果に基づいて、前記くじの配当を決定させ、
前記第1回の販売の後に、前記くじについての第2回の売買を、前記複数の端末の間で行わせ、
前記第2回の売買の結果に基づいて、前記所有者情報を変更させる
ことを特徴とするプログラム記録媒体。
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