JPWO2003038704A1 - コンテンツ情報譲渡装置及びコンテンツ情報譲受装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、コンテンツ情報の譲渡と譲受を行なうための装置及びプログラムに関する。
背景技術
従来、購入済みのコンテンツ情報を無償で譲渡することは行なわれているが、対価を取って売却を行なう譲渡は行なわれてはいない。これは、コンテンツ情報はデジタル情報として表現され、コピーが容易に行なえるため、一旦、対価を支払ってコンテンツ情報を一般ユーザが入手してしまうと、譲渡に際して対価を取るということがことさら面倒に思えるからである。
また、コンテンツ情報の著作権者は、コンテンツ情報をユーザから対価を取って販売することは考慮しているが、ユーザが一度購入したコンテンツを他のユーザに売却することは考慮しておらず、その場合の法的ルール・運用規則等が定められていない点も理由である。
一方で、著作権が侵害にならないようにコンテンツ情報を配信するための権利保護技術が種々開発されているが、コピーを禁止するなど一般ユーザの利便性を損なう場合がほとんどであり、広く普及するまでには至っていない。
ユーザが入手したコンテンツ情報を、著作権の侵害とならないように他者に有償で譲渡を行ない、また、他のユーザが入手したコンテンツ情報を著作権の侵害とならないように他のユーザより有償で譲受を行なう装置及びプログラムは従来知られておらず、本発明は、このような装置及びプログラムを提供することを課題とする。
発明の開示
この課題を解決するために、第一に、コンテンツ情報の譲渡に対する制限を定める権利情報を格納し、格納された権利情報に基づいてコンテンツ情報の譲渡のための情報を生成し、その生成された情報に基づいてコンテンツ情報を送信するコンテンツ情報譲渡装置を提供する。また、コンテンツ情報の譲受に対する制限を定める権利情報を格納し、格納された権利情報に基づいてコンテンツ情報の譲受のための情報を生成し、その生成された情報に基づいてコンテンツ情報を受信するコンテンツ情報譲受装置を提供する。
著作権者がコンテンツ情報の利用権利として、譲渡・譲受に関する権利情報を規定してコンテンツ情報と関連付けて配布しておくことにより、本発明の装置により著作権者の意向に従ったコンテンツの譲渡および譲受が実現されることになる。
第二に、上記のコンテンツ情報譲渡装置とコンテンツ情報譲受装置にコンテンツ情報の譲渡・譲受に関する条件の交渉を行なう部を設けた。
これにより、例えば、コンテンツ情報を譲渡する側はコンテンツ情報をできるだけ高い値段で譲渡することが可能となり、また、コンテンツ情報の譲受を行なう側はできるだけ安い値段での譲受が可能となり、コンテンツ情報の譲渡・譲受の市場の形成が期待できる。
第三に、コンテンツ情報の譲渡結果を生成し送信するコンテンツ情報譲渡装置とコンテンツ情報の譲受結果を生成し送信するコンテンツ情報譲受装置とを提供する。
これにより、コンテンツの譲渡・譲受に伴う著作権料の徴収が可能となる。
第四に、コンテンツ情報の譲渡予定を生成し送信するコンテンツ情報譲渡装置とコンテンツ情報の譲受予定を生成し送信するコンテンツ情報譲渡装置とを提供する。
これにより、第三者が譲渡予定や譲渡予定の内容をチェックすることが可能となり、不当に廉価な価格でコンテンツ情報が譲渡・譲受されることを防止することができる。
第五に、送信されたコンテンツ情報の譲渡予定に基づいて返信される譲渡の承認に関する情報を受信し、その情報に基づいてコンテンツ情報の譲渡のための情報を生成するコンテンツ情報譲渡装置を提供し、また、送信されたコンテンツ情報の譲渡予定に基づいて返信される譲受に関する情報を受信し、その情報に基づいてコンテンツ情報の譲受のための情報を生成するコンテンツ情報譲受装置を提供する。 これにより、コンテンツ情報の譲渡・譲受を制御することが可能となる。
第六に、権利情報がコンテンツ情報の譲渡/譲受対価の上限または/および下限を定める対価情報を含むようにし、対価情報制限を行なうコンテンツ情報譲渡装置及びコンテンツ情報譲受装置を提供する。
これにより、どの程度の対価で譲渡/譲受が行なわれたか、同種のコンテンツ情報の対価を定める参考となる。また上限を定めることにより、***的な行為を阻止するという防犯的な効果が期待できる。また下限を定めることにより、権利者への権利保証(最低額設定など)が可能となる。
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明の実施の形態について図を用いて説明する。なお、本発明は、これら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得る。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に関するコンテンツ情報譲渡装置の機能ブロック図を例示する。本実施の形態において、コンテンツ情報譲渡装置100は、コンテンツ情報格納部101と、権利情報格納部102と、譲渡処理部103と、送信部104を具備する。
コンテンツ情報格納部101は、コンテンツ情報105を格納する。ここにコンテンツ情報とは、図2に示すようにコンテンツ201と利用条件情報202などとから構成されていてもよい。コンテンツ201は、楽曲、静止画、動画、テキストなど再生される対象である。また、利用条件情報202は、コンテンツの利用に関する条件を定める情報であり、再生のための暗号鍵、再生可能となる日時、再生可能な期限、再生時に再生したことを知らせるサイトのIPアドレス、ホスト名、ドメイン名、ポート番号やURL、メールアドレスなどがある。コンテンツ情報は、コンテンツ201と利用条件情報202との両方を含んでいてもよいし、片方だけであってもよい。コンテンツ情報105は送信されることにより譲渡がされることが可能である。以下では、コンテンツ情報105の送信と譲渡を同じ意味で使用する。
権利情報格納部102は、権利情報106を格納する。権利情報106は、コンテンツ情報105の譲渡に対する制限を定める。すなわち、コンテンツ情報105が譲渡される際に満足されるべき条件を定める。ここに「コンテンツ情報105」と記述したが、権利情報106により譲渡に対する制限が定められるコンテンツ情報は特定の一つのコンテンツ情報とは限らず、ある特定範囲に属する複数のものであってもよい。例えば、特定のアーティストによる演奏の楽曲、特定の作曲家による音楽などという範囲が例として挙げられる。図3は、コンテンツ情報譲渡装置100の権利情報格納部102に格納される権利情報106の構造を例示している。この図において、権利情報106は、譲渡可能回数情報301、所有可能人数情報302、譲渡可能期限情報303、譲渡可能対象情報304、著作権料情報305、部分譲渡制限情報306、譲渡先位置情報307、著作権料課金対象者情報308、著作権料課金負担率情報309などを含んでいる。また、権利情報106は、ここに挙げた一部の情報を含んでいてもよい。
譲渡可能回数情報301は、コンテンツ情報105が譲渡されることが可能な回数を定める情報である。ここで「譲渡の回数」とは、コンテンツ情報105が送信される回数を表す。例えば、コンテンツ情報が譲渡されるたびに譲渡可能回数情報301の回数が1減らされ、0になると、コンテンツ情報105の譲渡が不可能となる。あるいは、コンテンツ情報105が何回譲渡される度に値が1増えるカウンターがあり、そのカウンターの値が譲渡可能回数情報301の回数と等しいと譲渡が不可能になるようにしてもよい。
所有可能人数情報302は、コンテンツ情報105が譲渡されることによりコンテンツ情報105の所有者となることが可能な人数を定める情報であり、コンテンツ情報105のコピーを制御する。したがって、コンテンツ情報譲渡装置から同じ人の所有する装置へ同じコンテンツ情報が何度譲渡されても、所有可能人数情報302では制限がされないが、譲渡可能回数情報301によって制限がされてしまう場合があり得る。また、所有可能人数が1となっていれば、コンテンツ情報105の譲渡が行なわれるときに、譲渡を行なうコンテンツ情報譲渡装置100は自分のコンテンツ情報105を削除しなくてはならなくなり、コピーによる譲渡は不可能となる。
譲渡可能期限情報303は、コンテンツ情報105の譲渡可能な期限を定める情報である。すなわち、いつからいつまで譲渡が可能であるか、いつから譲渡が可能になるか、いつまで譲渡が可能であるかを示す情報である。
譲渡可能対象情報304は、コンテンツ情報105の譲渡可能な相手を定める情報である。すなわち、コンテンツ情報が送信される先の装置を特定するためのIPアドレス、ホスト名、ドメイン名、URL、メールアドレス、携帯電話番号、FAX番号、などである。また、コンテンツ情報が送信される先の装置の所有者あるいは占有者の氏名、性別、年齢等の情報も例として挙げられる。
著作権料情報305は、コンテンツ情報105の譲渡に基づいて支払うべき著作権料に関する情報である。例えば、著作権料がいくらになるか、また、支払い方法、支払い先の情報などがある。著作権料の指定の仕方としては、所定の金額を指定するか、または譲渡の対価に対する比率を指定する方法などがある。
部分譲渡制限情報306は、コンテンツ情報105の部分的な譲渡に関する制限を定める情報である。例えば、コンテンツ情報が図2に示すようにコンテンツと利用条件情報とから構成される場合に、コンテンツと利用条件情報を分離して、例えば、利用条件情報のみを譲渡できるかどうかを表す情報である。また、コンテンツがいくつかの部分に分けられる場合、例えば、コンテンツが小説であるテキストである場合に、章ごとに譲渡することができるかどうかなど、コンテンツの一部分の譲渡が可能であるかどうかを示す情報であってもよい。
譲渡先位置情報307は、コンテンツ情報105が譲渡されるコンテンツ情報譲受装置を位置で制限する情報である。「位置で制限」とは、コンテンツ情報が譲渡されるコンテンツ情報譲受装置の物理的な位置により制限することを意味し、例えば、関東地区であれば譲渡可能であるが、その他の地区に存在するコンテンツ情報譲受装置には譲渡しないということを示す情報である。
著作権料課金対象者情報308は、コンテンツ情報105の譲渡に基づいて支払うべき著作権料の課金対象者を定めるための情報である。例えば、コンテンツの譲渡を行なう者が支払うか、あるいは、コンテンツの譲受を行なう者が支払うかを表す。また、譲渡を行なう者と譲受を行なう者以外の第三者が支払うように課金対象者を定めてもよい。
著作権料課金負担率情報309は、コンテンツ情報105の譲渡に基づいて支払うべき著作権料の課金対象者の中の課金負担率を定める情報である。譲渡を行なう者と譲受を行なう者とが著作権を支払う場合に、その者の間で何対何の割合で著作権料を支払うべきかを示す。また、著作権料を支払う第三者がいる場合には、その者が著作権料をどの割合で支払うかを示す情報である。
また、以上挙げた他にも、権利情報106は、コンテンツ情報105の譲渡の対価の上限または/および下限を定める対価情報を含む場合、コンテンツ情報の転売可能な回数を定める転売可能回数を含む場合があってもよい。「転売可能回数情報」とは、コンテンツ情報の転売可能な回数を定める情報である。「転売」とは、コンテンツ情報を譲渡された者がさらに譲渡を行なうことを意味する。転売可能な回数が2であれば、AからBへ譲渡が行なうことは可能であり、さらにBからCへ譲渡を行なうことは可能であるが、CからさらにDへの譲渡は、AからDへの転売の総回数が3となるため、行なうことができない。
また、コンテンツ情報105の譲渡の許可・不許可を示す情報、コンテンツ情報105を送信する際に、コンテンツ情報105を削除するかどうか、権利情報106を削除するかどうかの情報、コンテンツ情報を送信してはいけない送信先の装置を識別する情報、コンテンツ情報の送信に係るクレーム窓口の連絡先であるURL、メールアドレス、電話番号、携帯電話番号、FAX番号などの情報を含んでいてもよい。
権利情報106は、例えば、XMLを用いて表現して権利情報格納部102に格納することができる。この場合には、例えば、<譲渡可能回数>と</譲渡可能回数>とで囲まれた部分が譲渡可能回数情報であるようにする。
譲渡処理部103は、権利情報格納部102に格納された権利情報106に基づいて、譲渡処理情報107を生成する。譲渡処理情報107は、コンテンツ情報の譲渡のための情報であり、後述の送信部104に渡される。図4は、譲渡処理情報107を例示しており、送信の可否401、送信先402、送信すべきコンテンツ情報の指定403、報告先404、納付すべき著作権料405、著作権料納付先406、納付方法407などからなる。送信の可否401は、送信部104がコンテンツ情報を送信してもよいかどうかを示す情報である。例えば、権利情報106によって送信が禁止されている場合には、送信不可ということを表す。送信先402は、コンテンツ情報の送信先であり、IPアドレス、ホスト名、ドメイン名、ポート番号、URL、メールアドレス、電話番号、携帯電話番号、FAX番号などである。送信すべきコンテンツ情報の指定403は、コンテンツ情報格納部101に格納されているどのコンテンツ情報を送信すべきかを指定する。報告先404は、コンテンツ情報が送信される事実、あるいは、送信された事実を報告する主体がどれであるかを示す情報であり、IPアドレス、ホスト名、ドメイン名、ポート番号、URL、メールアアドレス、電話番号、携帯電話番号、FAX番号などで表現される。納付すべき著作権料405は、コンテンツ情報の譲渡により納付すべき著作権料を表す情報である。著作権料納付先406は、コンテンツ情報の譲渡により納付すべき著作権料の納付先を示す情報である。納付方法407は、著作権料の納付方法であり、クレジットカードによる決済、銀行振込、持参方式、などを示し、どの会社のクレジットカードが使えるか、銀行の口座番号、持参先、などが含まれる。
譲渡処理情報107は、権利情報106と同様に、XMLを用いて表現してもよいし、LISPで用いられているリスト形式で表現してもよい。例えば、(譲渡処理情報(送信の可否 t)(送信先 ″http://cgi.ab.co.jp/yuzuriuke.cgi″)(コンテンツ情報″源氏物語 紫のゆかり″))と表現することが考えられる。ここに「譲渡処理情報」というシンボルが譲渡処理情報の始まりを示し、「(送信の可否 t)」により、送信が可能であることを示す。また、C言語などで用いられている構造体やC++言語などのクラスをインスタンス化したもので譲渡処理情報107を表現してもよい。
送信部104は、譲渡処理部103で生成された譲渡処理情報107に基づいてコンテンツ情報格納部101に格納されたコンテンツ情報を送信する。例えば、リストで表現された譲渡処理情報である(譲渡処理情報(送信の可否 t)(送信先″http://cgi.ab.co.jp/yuzuriuke.cgi″)(コンテンツ情報″源氏物語 紫のゆかり″))が送信部104に譲渡処理部103より渡された場合には、「送信の可否」が「t」であるので送信可能であり、コンテンツ情報格納部101より「源氏物語 紫のゆかり」というコンテンツ情報を取得してhttp://cgi.ab.co.jp/yuzuriuke.cgiという送信先へコンテンツ情報を送信する。
送信部104によるコンテンツ情報108の送信は、オープンなネットワーク(インターネット、無線など)でもよいし、装置間でのローカルな通信路(シリアル、赤外線通信、Bluetooth、トランシーバなど)によってもよい。
図5は、コンテンツ情報譲渡装置100の動作を説明するフローチャートである。ステップS501において、権利情報格納部102より権利情報106を得る。
ステップS502において、権利情報106に基づいて、譲渡処理情報107を譲渡処理部103にて生成する。この生成された譲渡処理情報107は送信部104へ渡される。
ステップS503において、送信部104は、譲渡処理部103で生成された譲渡処理情報107に基づいてコンテンツ情報が送信可能であるかどうかを判断し、もし送信可能でなければ処理を終了する。
もし、送信可能であれば、ステップS504に移行し、送信すべきコンテンツ情報105をコンテンツ情報格納部101より得る。
ステップS505において、ステップS504で得られたコンテンツ情報105をコンテンツ情報108として送信する。
このような構成のコンテンツ情報譲渡装置100により、権利情報106に従ったコンテンツ情報の送信による譲渡が可能となり、著作権者が権利情報106を指定しておくことにより、著作権者の意図に沿った譲渡が可能となる。
なお、コンテンツ情報譲渡装置100は、計算機によって実現可能である。すなわち、コンテンツ情報格納ステップと、権利情報格納ステップと、譲渡処理ステップと、送信ステップとを計算機に実行させるためのプログラムを用いることにより、計算機によってコンテンツ情報譲渡装置100を実現することができる。
コンテンツ情報格納ステップは、コンテンツ情報を格納するステップである。「格納する」とは、例えば、ハードディスク装置や不揮発性メモリにコンテンツ情報を保持し、必要に応じて読み出せるようにしておくことを意味する。
権利情報格納ステップは、権利情報を格納するステップである。例えば、ハードディスク装置や不揮発性メモリにコンテンツ情報を保持し、必要に応じて読み出せるようにしておくステップである。
譲渡処理ステップは、権利情報格納ステップにおいて格納された権利情報に基づいて、コンテンツ情報の譲渡のための情報である譲渡処理情報を生成するステップである。
送信ステップは、譲渡処理ステップにおいて生成された譲渡処理情報に基づいてコンテンツ情報を送信するステップである。
なお、このようなプログラム、権利情報及びコンテンツ情報は計算機に格納されるが、無体財産であるコンテンツ情報の譲渡に関するものであるので、耐タンパ性を持った記憶領域に格納されるのが望ましい。またコンテンツ情報が暗号化されている場合には、復号鍵のみ耐タンパ性を持った領域に格納し、暗号化されたコンテンツ情報自体はアクセス制御を行なわないフラッシュメモリ領域に格納することも可能である。耐タンパ性とは、不正な取得が困難であることを意味する。耐タンパ性を持った記憶領域の例としては、内部に光や酸素を検出したり、正しくない順序で信号が送られたことを検出したりすると、メモリに記憶されている内容を消去するICカードが挙げられる。
また、送信部104は、送信するコンテンツ情報の譲渡に関する制限を定める権利情報106を送信するようにしてもよい。すなわち、送信部104が権利情報格納部102から直接、あるいは、譲渡処理部103を経由して権利情報106を取得して、送信するようにしてもよい。譲渡処理部103を経由して権利情報106を取得する場合には、譲渡処理情報107の中に権利情報106を含まれているようにしてもよく、この場合は、コンテンツ情報108の送信と前後して権利情報106を送信するようにしてもよい。権利情報106を送信することにより、権利情報106を受け取った装置が、別の装置へコンテンツ情報の譲渡を行なうことが可能となる。
なお、送信部104が権利情報106を送信する場合には、権利情報106に転売可能回数情報が含まれていてもよい。このように、権利情報106に転売可能回数情報が含まれている場合には、送信部104により権利情報106が送信されるまでに転売可能な回数を1だけ減らすか、権利情報106を受信した側が、転売可能な回数を1だけ減らして格納することになる。また、譲渡処理部103は、権利情報106に含まれる転売可能回数情報の転売可能な回数を確認して譲渡処理情報107を生成することになる。もし、転売可能な回数が0以下になっていれば、送信の可否401を不可とすることになる。
また、権利情報106には、コンテンツ情報105が譲渡される総回数を定める譲渡総回数情報が含まれていてもよい。「譲渡される総回数」とは、コンテンツ情報105が譲渡される回数と転売される回数の和であり、「譲渡総回数情報」とは、譲渡される回数と転売される回数の和の上限値を定める。譲渡総回数情報による制限を有効にするためには、コンテンツ情報105が譲渡された回数をカウントする第3の装置を用意しておく方法がある。コンテンツ情報譲渡装置100がコンテンツ情報105を送信するときに、第3の装置に対してコンテンツ情報105が譲渡された回数を要求し、その要求に対して得られる回数が譲渡総回数情報の中の譲渡される総回数未満であることを確認してからコンテンツ情報105を送信する。またコンテンツ情報譲渡装置100は、第3の装置にコンテンツ情報105が送信されたことを通知し、その通知を受け取った第3の装置は、コンテンツ情報105が譲渡された回数を1増やす。
このように、権利情報106に譲渡可能回数情報、転売可能回数情報、譲渡総回数情報を含ませることにより、コンテンツ情報105の様々な条件の譲渡の制御が可能となる。すなわち、コンテンツ情報105が譲渡されると、譲渡される元と譲渡される先とをノードとし、譲渡される元から譲渡される先へ矢印を書くことにより有向グラフが作られる。この有向グラフにおいて、譲渡可能回数情報は、一つのノードから出る矢印の数の制限であり、転売可能回数情報は、矢印をつないでできるパスの長さの制限であり、譲渡総回数情報は、有向グラフにおけるノードの数の制限となる。
図6は、本発明の実施の形態1におけるコンテンツ情報譲受装置の機能ブロック図を例示する。コンテンツ情報譲受装置600は、コンテンツ情報格納部601と、権利情報格納部602と、譲受処理部603と、受信部604と、を具備している。
コンテンツ情報格納部601は、コンテンツ情報605を格納する。ここにコンテンツ情報とは、図2に示すようにコンテンツ201と利用条件情報202などとから構成されていてもよい。コンテンツ201は、楽曲、静止画、動画、テキストなど再生される対象である。また利用条件情報202は、コンテンツの利用に関する条件を定める情報であり、再生のための暗号鍵、再生可能となる日時、再生可能な期限、生成時に再生したことを知らせるサイトのIPアドレス、ドメイン名、ホスト名、ポート番号やURLなどがある。コンテンツ情報は、コンテンツ201と利用条件情報202との両方を含んでいてもよいし、片方だけであってもよい。コンテンツ情報605は、受信されることにより譲受される。以下では、コンテンツ情報605の受信と譲受とを同じ意味で用いる。
権利情報格納部602は、権利情報606を格納する。権利情報606は、コンテンツ情報605の譲受に対する制限を定める。すなわち、コンテンツ情報605が譲受される際に満足されるべき条件である。権利情報606は一つのコンテンツ情報の譲受に対する制限のみならず、特定範囲に属するコンテンツ情報の譲受に対する制限を定めるようになっていてもよい。例えば、特定のアーティストによる演奏の楽曲、特定の作曲者による音楽などが例として挙げられる。図7は、コンテンツ情報譲受装置600の権利情報格納部602に格納される権利情報606の構造を例示している。この図において、権利情報606は、譲受可能回数情報701、所有可能人数情報702、譲受可能期限情報703、譲受可能対象情報704、著作権料情報705、部分譲受制限情報706、譲渡元位置情報707、著作権料課金対象者情報708、著作権料課金負担率情報709などを含んでいる。また、権利情報606は、ここに挙げた一部の情報を含んでいてもよい。
譲受可能回数情報701は、コンテンツ情報605が譲受されることが可能な回数を定める情報である。ここで、「譲受の回数」とは、コンテンツ情報605が受信された回数を表す。例えば、コンテンツ情報が譲受されるたびに譲受可能回数情報701の回数が1減らされ、0になると、コンテンツ情報の譲受が不可能となる。あるいは、コンテンツ情報605が譲受されると値が1増えるカウンターがあり、そのカウンターの値が譲受可能回数情報701で示される回数と等しくなると、コンテンツ情報605が譲受されないようになっていてもよい。
所有可能人数情報702は、コンテンツ情報605が譲受されることによりコンテンツ情報605の所有者となることが可能な人数を定める情報であり、コンテンツ情報605のコピーを制御する。したがって同じ人の所有するコンテンツ情報譲受装置が同じコンテンツ情報を何度譲受しても所有可能人数情報702では制限がされないが、譲受可能回数情報701によって制限がされてしまうことがあり得る。また、所有可能人数を1としておくことにより、コンテンツ情報605のコピーを行なって譲受することが不可能となる。
譲受可能期限情報703は、コンテンツ情報605の譲受可能な期限を定める情報である。すなわち、いつからいつまで譲受が可能であるか、いつから譲受が可能になるか、いつまで譲受が可能であるかを示す情報である。
譲受可能対象情報704は、コンテンツ情報605の譲受可能な相手を定める情報である。すなわち、コンテンツ情報が送信される元の装置を特定するためのIPアドレス、ホスト名、ドメイン名、URL、メールアドレス、携帯電話番号、FAX番号、などである。また、コンテンツ情報の送信元である装置の所有者あるいは占有者の氏名も例として挙げられる。
著作権料情報705は、コンテンツ情報605の譲受に基づいて支払うべき著作権料に関する情報である。例えば、著作権料がいくらになるか、また、支払い方法、支払い先の情報などが挙げられる。
部分譲受制限情報706は、コンテンツ情報605の部分的な譲受に関する制限を定める情報である。例えば、コンテンツ情報が図2に示すようにコンテンツと利用条件情報とを備える場合に、コンテンツとコンテンツ利用条件情報を分離して、例えば、利用条件情報のみを譲受できるかどうかを示す情報である。また、コンテンツがいくつかの部分に分けられる場合、例えば、コンテンツが小説である場合に、章ごとに譲受することができるかどうかなど、コンテンツの一部分の譲受が可能であるかどうかを示す情報であってもよい。
譲渡元位置情報707は、コンテンツ情報605の送信先であるコンテンツ情報譲渡装置を位置で制限する情報である。「位置で制限」とは、コンテンツ情報を譲渡するコンテンツ譲渡装置の物理的な位置によって制限することを意味し、例えば、コンテンツ譲渡装置が関西地区であれば譲受可能であるが、その他の地区に存在するコンテンツ情報譲渡装置からは譲受しないということを示す情報である。
著作権料課金対象者情報708は、コンテンツ情報605の譲受に基づいて支払うべき著作権料の課金対象者を定めるための情報である。例えば、コンテンツの譲渡を行なう者が支払うか、あるいは、コンテンツ情報605の譲受を行なう者が支払うかを表す。また、譲渡を行なう者と譲受を行なう者以外の第三者が支払うように課金対象者を定めてもよい。
著作権料課金負担率情報709は、コンテンツ情報605の譲受に基づいて支払うべき著作権料の課金対象者の中の課金負担率を定める情報である。譲渡を行なう者と譲受を行なう者とが著作権を支払う場合に、その者の間で何対何の割合で著作権料を支払うべきかを示す。また、著作権料を支払う第三者がいる場合には、その者が著作権料をどの割合で支払うかを示す情報である。
この他にも、権利情報606は、コンテンツ情報605の譲受の対価の上限または/および下限を定める対価情報を含む場合、コンテンツ情報の転売可能な回数を定める転売可能回数を含む場合があってもよい。「転売可能回数情報」とは、コンテンツ情報の転売可能な回数を定める情報である。「転売」とは、コンテンツ情報を譲受した者がさらに別の者に譲受を行なわせることを意味する。転売可能な回数が2であれば、BがAから譲受が行なうことは可能であり、さらにBがCに譲受を行なわせることは可能であるが、CからさらにDへの譲受は、AからDへの転売の総回数が3となるため、行なうことができない。
また、権利情報606は、コンテンツ情報605を受信してはいけないコンテンツの送信元を特定する情報(IPアドレス、ポート番号、ドメイン名、ホスト名、URL、メールアドレス、電話番号、携帯電話番号、FAX番号など)、コンテンツ情報の譲受に関するクレーム窓口のURL、メールアドレス、電話番号、携帯電話番号、FAX番号などの情報、権利情報606が真正であることを示す第三者機関の署名を含んでいてもよい。
権利情報606は、例えば、XMLを用いて表現して権利情報格納部602に格納することができる。この場合には、例えば、<譲渡可能回数>と</譲渡可能回数>とで囲まれた部分が譲渡可能回数情報であるようにする。
譲受処理部603は、権利情報格納部602に格納された権利情報606に基づいて、譲受処理情報607を生成する。譲受処理情報607は、コンテンツ情報の譲受のための情報であり、後述の受信部604に渡される。図8は、譲受処理情報607を例示しており、受信の可否801、送信元802、受信すべきコンテンツ情報の指定803、報告先804、納付すべき著作権料805、著作権料納付先806、納付方法807などからなる。受信の可否801は、受信部604がコンテンツ情報を受信してもよいかどうかを示す情報である。例えば、権利情報606によって受信が禁止されている場合には、受信不可ということを表す。送信元802は、コンテンツ情報の送信元であり、IPアドレス、ドメイン名、ホスト名、ポート番号、URL、メールアドレス、電話番号、携帯電話番号、FAX番号などである。受信すべきコンテンツ情報の指定803は、受信すべきコンテンツ情報を指定する。報告先804は、コンテンツ情報が受信される事実、あるいは、受信された事実を報告する主体がどれであるかを示す情報であり、IPアドレス、ドメイン名、ホスト名、ポート番号、URL、電話番号、携帯電話番号、FAX番号などで表現される。納付すべき著作権料805は、コンテンツ情報の譲渡により納付すべき著作権料を表す情報である。納付方法807は、著作権料の納付方法であり、クレジットカードによる決済、銀行振込、持参方式、などを示し、どの会社のクレジットカードが使えるか、銀行の口座番号、持参先、などが含まれる。
譲受処理情報607は、権利情報606と同様に、XMLを用いて表現してもよいし、LISPで用いられているリスト形式で表現してもよい。例えば、(譲受処理情報(受信の可否 t)(送信元 ″http://cgi.ab.co.jp/yuzuriuke.cgi″)(コンテンツ情報 ″源氏物語 紫のゆかり″))と表現することが考えられる。また、C言語などで用いられている構造体やC++言語などのクラスをインスタンス化したもので譲受処理情報607を表現してもよい。
受信部604は、譲受処理部603で生成された譲受処理情報607に基づいてコンテンツ情報608を受信する。受信されたコンテンツ情報608は、コンテンツ情報格納部601へ格納される。
受信部604によるコンテンツ情報608の受信は、オープンなネットワーク(インターネット、無線など)でもよいし、装置間のローカルな通信路(シリアル、赤外線通信、Bluetooth、トランシーバなど)によってもよい。
図9は、コンテンツ情報譲受装置の動作を説明するフローチャートである。ステップS901において、権利情報格納部602より権利情報606を得る。なお、権利情報606は、図9のフローチャートで説明される動作の前にあらかじめ権利情報格納部602に格納されているとする。例えば、コンテンツ情報譲渡装置100から権利情報106が送信され、それを権利情報格納部602に権利情報606として格納する。
ステップS902において、権利情報606に基づいて譲受処理情報607を譲受処理部603にて生成する。この生成された譲受処理情報607は受信部604へ渡される。
ステップS903において、受信部604は、譲受処理部603で生成された譲受処理情報607に基づいてコンテンツ情報が受信可能であるかどうかを判断し、もし受信可能でなければ処理を終了する。
もし、受信可能であれば、ステップS904に移行し、コンテンツ情報608を受信部604にて受信する。
ステップS905において、ステップS904で受信されたコンテンツ情報608をコンテンツ情報格納部601へ格納する。
このような構成のコンテンツ情報譲受装置600により、権利情報606に従ったコンテンツ情報の受信が可能となり、著作権者が権利情報606を指定しておくことにより、著作権者の意図に沿った譲受が可能となる。
なお、コンテンツ情報譲受装置600は、計算機によって実現可能である。すなわち、コンテンツ情報格納ステップと、権利情報格納ステップと、譲受処理ステップと、受信ステップとを計算機に実行させるためのプログラムを用いることにより、計算機によってコンテンツ情報譲受装置600を実現することができる。
コンテンツ情報格納ステップは、コンテンツ情報を格納するステップである。「格納する」とは、例えば、ハードディスク装置や不揮発性メモリにコンテンツ情報を、ある程度以上の時間の間保持し、読み出すことができるようにすることである。
権利情報格納ステップは、権利情報を格納するステップである。
譲渡処理ステップは、権利情報格納ステップにおいて格納された権利情報に基づいて、コンテンツ情報の譲受のための情報である譲受処理情報を生成するステップである。
送信ステップは、譲受処理ステップにおいて生成された譲受処理情報に基づいてコンテンツ情報を受信するステップである。
なお、このようなプログラム、権利情報及びコンテンツ情報は計算機に格納されるが、無体財産であるコンテンツ情報の譲受に関するものであるので、耐タンパ性を持った記憶領域に格納されるのが望ましい。耐タンパ性とは、不正な取得が困難なことを意味する。耐タンパ性を持った記憶領域の例としては、内部に光や酸素を検出したり、正しくない順序で信号が送られたことを検出したりすると、メモリに記憶されている内容を消去するICカードが挙げられる。
また、受信部604は、受信するコンテンツ情報の譲受に関する制限を定める権利情報を受信するようにしてもよい。受信された権利情報606は、受信部604より権利情報格納部602へ渡されて格納され、その後、コンテンツ情報の受信のための譲受処理のための譲受処理部603により読み出されることになる。
なお、受信部604が権利情報を受信する場合には、権利情報に転売可能回数情報が含まれていてもよい。このように、権利情報に転売可能回数情報が含まれている場合には、受信部604により権利情報が受信されるまでに転売可能な回数を1だけ減らすか、権利情報を受信した側が転売可能な回数を1だけ減らしたものを格納することになる。また、譲受処理部603は、権利情報606に含まれる転売可能回数情報の転売可能な回数を確認して譲受処理情報607を生成することになる。もし、転売可能な回数が0以下になっていれば、受信の可否801を不可とすることになる。
また、権利情報606には、コンテンツ情報605が譲受される総回数を定める譲受総回数情報が含まれていてもよい。「譲受される総回数」とは、コンテンツ情報605がコンテンツ情報譲受装置によって譲受される回数と転売される回数の和であり、「譲受総回数情報」とは、譲受される回数と転売される回数の和の上限値を定める。譲受総回数情報による制限を有効にするためには、コンテンツ情報605が譲受された回数をカウントする第3の装置を用意しておく方法がある。コンテンツ情報譲受装置がコンテンツ情報605を受信するときに、第3の装置に対してコンテンツ情報605が受信された回数を要求し、その要求に対して得られる回数が譲受総回数情報の中の譲渡される総回数未満であることを確認してからコンテンツ情報605を送信する。またコンテンツ情報譲受装置は、第3の装置にコンテンツ情報605が受信されたことを通知し、その通知を受け取った第3の装置は、コンテンツ情報605が譲受された回数を1増やす。
このように、権利情報606に譲受可能回数情報、転売可能回数情報、譲受総回数情報を含ませることにより、コンテンツ情報605の様々な条件の譲受の制御が可能となる。すなわち、コンテンツ情報605が譲受されると、コンテンツ情報605が送信される元と送信される先とをノードとし、送信される元から受信される先へ矢印を書くことにより有向グラフが作られる。この有向グラフにおいて、譲受可能回数情報は、一つのノードに入る矢印の数の制限であり、転売可能回数情報は、矢印をつないでできるパスの長さの制限であり、譲受総回数情報は、有向グラフにおけるノードの数の制限となる。
なお、コンテンツ情報譲渡装置100のコンテンツ情報の送信先はコンテンツ情報譲受装置600とは限らず、また、コンテンツ情報譲受装置600が受信するコンテンツ情報の送信元は、コンテンツ情報譲渡装置100とは限らないが、コンテンツ情報譲渡装置100が送信するコンテンツ情報をコンテンツ情報譲受装置600が受信するようにしてもよい。図10は、コンテンツ情報譲渡装置100が送信したコンテンツ情報をコンテンツ情報譲受装置600が受信する様子を例示する。また、コンテンツ情報譲渡装置100から権利情報を送信し、それをコンテンツ情報譲受装置600が受信するようにし、コンテンツ情報譲渡装置100とコンテンツ情報譲受装置600とで権利情報に従ってコンテンツ情報が送信および受信されるようにしてもよい。
このように、コンテンツ情報譲渡装置100が送信したコンテンツ情報をコンテンツ情報譲受装置600が受信することにより、コンテンツ情報の送信および受信が円滑に行なえ、権利情報に従ったコンテンツ情報の送信および受信が保証されることになる。
また、一つの装置がコンテンツ情報譲渡装置100とコンテンツ情報譲受装置600の機能を持つようになっていてもよい。図11は、そのような装置の機能ブロック図であり、コンテンツ情報格納部101(602)と、権利情報格納部102(602)と、譲渡処理部103と、送信部104と、譲受処理部603と、受信部604とからなる。このような装置の動作は、コンテンツ情報の送信の場合には、図5に示すフローチャートの動作をし、コンテンツ情報の受信の場合には、図9に示すフローチャートの動作をすることになる。このような装置においても、送信部104が権利情報格納部102(602)に格納されている権利情報を送信し、受信部604が権利情報を受信し、権利情報格納部102(602)に格納するようにしてもよい。
このような構成の装置により、コンテンツ情報の送信と受信とが一つの装置で行なえるため、コンテンツ情報の転売が円滑に行なえるようになる。コンテンツ情報の転売が円滑に行なえるようになる結果として、コンテンツ情報の市場が形成されることが期待でき、一般のユーザにとっては、廉価にコンテンツ情報を入手することができ、また、コンテンツ情報の製作者にとっても、コンテンツ情報の送信と受信に伴う著作権料の納付により、収入の増加が期待できる。
(実施の形態2)
図20は、本発明の実施の形態2に関するコンテンツ情報譲渡装置の機能ブロック図を例示する。図20において、コンテンツ情報譲渡装置2000は、コンテンツ情報譲渡制限部2001と、送信部2002とを有する。
コンテンツ情報譲渡制限部2001は、コンテンツ情報の譲渡に対する制限を行なう。「コンテンツ情報」とは実施の形態1と同じ意味である。本実施の形態において、コンテンツ情報は、実施の形態1のように、コンテンツ情報譲渡装置2000の内部に格納されていてもよいし、コンテンツ情報譲渡装置2000に接続された別の装置から受信されるようになっていてもよく、本実施の形態において、コンテンツ情報はある種類・ジャンル・範囲などのものに限定されていてもよく、あるいは、コンテンツ情報譲渡装置2000が送信する対象の全てであってもよい。このように別の装置から受信される場合には、コンテンツ情報譲渡装置2000はコンテンツ情報の送受信の管理を行なうゲートウェイ装置となり、コンテテンツ情報の送受信が譲渡に対する制限に基づいて行なわれているかを監視することが可能となる。「コンテンツ情報の譲渡」とは、コンテンツ情報をコンテンツ情報譲渡装置2000より別の装置へ送信することであり、通常は、コンテンツ情報譲渡装置2000と別の装置との所有者あるいは占有者は異なる。「コンテンツ情報の譲渡に対する制限」とは、コンテンツ情報譲渡装置2000がコンテンツ情報の譲渡を行なう際に満足されるべき条件である。そのような条件の例としては、コンテンツ情報譲渡装置2000がコンテンツ情報を送信する回数が定められた回数以下であること、コンテンツ情報譲渡装置2000がコンテンツ情報を送信することにより、コンテンツ情報の所有者となる人数がある一定数以下であること、コンテンツ情報譲渡装置2000がコンテンツ情報を送信する日時が定められた日時の前または後であること、コンテンツ情報譲渡装置2000がコンテンツ情報を送信する先が定められた範囲の内または外であること、定められた著作権料が支払われることあるいは支払われたこと、などのうちいずれか一以上を含む。なお、著作権料が支払われたことは、コンテンツ情報譲渡装置2000が金銭の収受部を持っており、その収受部からの信号により検出したり、著作権料の納付を管理する装置が別にあり、その装置に問い合わせを行なうことにより、検出したりするようにしてもよい。以上のうち、コンテンツ情報の所有者の人数制限を実現ためには、コンテンツ情報の所有者の人数を管理する装置を用意しておき、コンテンツ情報譲渡装置2000がコンテンツ情報を譲渡するときに、その装置に問合せを行ない、コンテンツ情報の譲渡により人数の制限を越えないかどうかを確認するようにしてもよい。この場合、もし、人数の制限を越える場合には、コンテンツ情報譲渡装置2000は譲渡を行なわないようにしたり、コンテンツ情報を破棄して所有権を放棄するようにしたりしてもよい。
送信部2002は、コンテンツ情報の譲渡がコンテンツ情報譲渡制限部2001による制限に合致する場合に、コンテンツ情報2003を送信する。送信は、無条件に行なわれず、コンテンツ情報譲渡制限部2001が送信可とした場合にのみ行なわれる。
図21は、コンテンツ情報譲渡装置2000の動作を説明するフローチャートである。ステップS2101において、コンテンツ情報を取得する。上述のように、コンテンツ情報譲渡装置2000に格納されている場合は、それを取得し、あるいは、コンテンツ情報譲渡装置2000に接続された別の装置から取得する。
ステップS2102において、コンテンツ情報譲渡制限部2001により、コンテンツ情報の譲渡の制限に適合しており、譲渡が可であるかどうかを判断する。もし、譲渡が可であれば、ステップS2103に移行し、送信部2002により、コンテンツ情報の送信を行なう。
このようなコンテンツ情報譲渡装置2000により、コンテンツ情報を著作権者より入手した者により、著作権者の意向に従ったコンテンツ情報の譲渡が行なうことができる。
また、図22は、本発明の実施の形態2に関するコンテンツ情報譲受装置の機能ブロック図を例示する。図22において、コンテンツ情報譲受装置2200は、コンテンツ情報譲受制限部2201と、受信部2202とを有する。
コンテンツ情報譲受制限部2201は、コンテンツ情報の譲受に対する制限を行なう。「コンテンツ情報」とは実施の形態1と同じ意味であり、本実施の形態において、コンテンツ情報はある種類・ジャンル・範囲などのものに限定されていてもよく、あるいは、コンテンツ情報譲受装置2200が受信する全てのコンテンツ情報としてもよい。本実施の形態において、コンテンツ情報は、実施の形態1のように、コンテンツ情報譲受装置2200の内部に格納されるようになっていてもよいし、コンテンツ情報譲受装置2200に接続された別の装置へ送信されるようになっていてもよい。この場合には、コンテンツ情報譲受装置2200は、コンテンツ情報の送受信の管理を行なうゲートウェイ装置となり、コンテンツ情報の送受信が譲受に対する制限に基づいて行なわれているかを監視することが可能となる。「コンテンツ情報の譲受」とは、コンテンツ情報譲受装置2200により別の装置からコンテンツ情報を受信することであり、通常は、コンテンツ情報譲受装置2200と別の装置との所有者あるいは占有者は異なる。「コンテンツ情報の譲受に対する制限」とは、コンテンツ情報譲受装置2200がコンテンツ情報を譲受する際に満足されるべき条件である。そのような条件の例としては、コンテンツ情報譲受装置2200がコンテンツ情報を受信する回数が定められた回数以下であること、コンテンツ情報譲受装置2200がコンテンツ情報を受信することによるコンテンツ情報の所有者の数が一定の数以下となること、コンテンツ情報譲受装置2200がコンテンツ情報を受信する日時が定められた日時の前または後であること、コンテンツ情報譲受装置2200が受信するコンテンツ情報が定められた範囲の内または外の装置からの送信されるものであること、定められた著作権料が支払われることあるいは支払われたこと、などのうちいずれか一以上を含む。以上のうち、コンテンツ情報の所有者の人数制限を実現するためには、コンテンツ情報の所有者の人数を管理する装置を用意しておき、コンテンツ情報譲受装置2200がコンテンツ情報を譲受するときに、その装置に問合せを行ない、自分が所有者になっても人数の制限を越えないかどうかを確認するようにしてもよい。もし、人数の制限を越える場合には、譲受に伴う譲渡の相手側にコンテンツ情報の所有権を放棄するように要求するようにしてもよいし、譲受を行なわないようにしてもよい。
受信部2202は、コンテンツ情報の譲受がコンテンツ情報譲受制限部2201による制限に合致する場合に、コンテンツ情報2203を受信する。受信は、無条件に行なわれず、コンテンツ情報譲受制限部2201が受信可とした場合にのみ行なわれる。
図22は、コンテンツ情報譲受装置2200の動作を説明するフローチャートである。ステップS2301において、コンテンツ情報譲受制限部2201により、コンテンツ情報の譲受の制限に適合しており、譲受が可であるかどうかを判断する。もし、譲受が可であれば、ステップS2302に移行し、受信部2202により、コンテンツ情報の受信を行なう。
このようなコンテンツ情報譲受装置2200により、コンテンツ情報を著作権者より入手した者により、著作権者の意向に従ったコンテンツ情報の譲受が行なうことができる。
(実施の形態3)
図12は、本発明の実施の形態3に関するコンテンツ情報譲渡装置の機能ブロック図を例示する。図12において、コンテンツ情報譲渡装置100は、図1に例示された実施の形態1のコンテンツ情報譲渡装置100に譲渡条件交渉手段1201が追加されている。この譲渡条件交渉手段1201は、譲渡処理部に含まれており、コンテンツ情報譲受装置600とコンテンツ情報の譲渡に関する条件である譲渡条件の交渉を行なう。例えば、権利情報106にコンテンツ情報の譲渡の対価の上限または/および下限を定める対価情報が含まれている場合には、対価が一義的に決まってないので、譲渡についての対価を決定するための交渉を行なう。交渉の対象は対価に限定されることはなく、権利情報106により著作権料課金負担率が幅を持って定められている場合に、著作権料課金負担率を決めるための交渉が行なわれるようになっている場合などもある。そのために、譲渡条件交渉手段1201は、交渉のための情報1202をコンテンツ情報譲受装置600と交換し、コンテンツ情報の譲渡に関する条件を定める。
交渉の具体的な方法および手順については、公知技術が存在するので、それを用いればよい。例えば、コンテンツ情報譲渡装置100の占有者の希望する譲渡に関する条件を複数入力しておき、最初の条件をコンテンツ情報譲受装置600に提示し、また、コンテンツ情報譲受装置600の提示する譲受の条件を取得し、コンテンツ情報譲渡装置100の提示した条件に合致するかどうかを判断し、合致すれば交渉が成立したとみなす。もし、合致しなければ次の条件を提示することを行なう。もし、最後の条件を提示しても合致しなければ、交渉が決裂したとみなしてコンテン情報を送信しないようにしてもよいし、中間の条件で合意することにしてもよい。
譲渡処理部103は、譲渡処理情報107を生成する前に、譲渡条件交渉手段1201によりコンテンツ情報の譲渡に関する条件の交渉を行ない、その交渉に基づいて譲渡処理情報107を生成することになる。
このように譲渡条件交渉手段1201を備えることにより、コンテンツ情報の譲渡条件の交渉が行なわれるようになり、有利な条件でコンテンツ情報を譲渡することが可能となる。
また、コンテンツ情報譲渡装置100の譲渡処理部103には、譲渡予定情報生成手段を含むようにしてもよい。
図24は、譲渡処理部103に譲渡予定情報生成手段2401が含まれているコンテンツ情報譲渡装置100の機能ブロック図を例示している。
譲渡予定情報生成手段2401は、譲渡条件の交渉の結果を表わす情報を譲渡予定情報2402として生成するための手段である。ここに「譲渡予定情報」とは、譲渡予定に関する情報である。例えば、どのコンテンツ情報をいくらの対価でどの装置に対して譲渡する予定であるかを示す情報である。
なお、譲渡条件の交渉の結果、コンテンツ情報が譲渡できないこととなった時には、譲渡予定情報生成手段2401は、譲渡の予定はないことを示す譲渡予定情報を生成してもよいし、あるいは、譲渡予定情報を生成しないようにしてもよい。
このように、譲渡処理部103に譲渡予定情報生成手段2401が含まれている場合においては、送信部104は、譲渡予定情報生成手段2401にて生成された譲渡予定情報2402を送信するようにしてもよい。図24では、譲渡予定情報2403が、送信部104により送信された譲渡予定情報として示されている。
図25は、譲渡処理部103に譲渡予定情報生成手段2401が含まれている場合におけるコンテンツ情報譲渡装置100の動作を説明するフローチャートを例示している。
ステップS2501において、権利情報格納部102より権利情報を得る。
ステップS2502において、譲渡条件交渉手段1201により、譲渡条件の交渉を行なう。
ステップS2503において、譲渡予定情報生成手段2401により、ステップS2502での交渉の結果を表わす情報を、譲渡予定情報として生成する。
ステップS2504において、ステップS2503で生成された譲渡予定情報を、送信部104により送信する。
ステップS2505において、譲渡処理部103により譲渡処理情報を生成する。この譲渡処理情報に基づいてコンテンツ情報の譲渡が可能、すなわち、送信可能であるとステップS2506において判断されると、ステップS2507においてコンテンツ情報105をコンテンツ情報格納部101より得て、ステップS2508においてコンテンツ情報を送信部104により送信する。
このように、譲渡処理部103が譲渡予定情報生成手段2401を含み、送信部が譲渡予定情報を送信することにより、コンテンツ情報の譲渡が行なわれる前に、どのような条件でコンテンツ情報の譲渡が行なわれるかを知ることができる。この結果、例えば、コンテテンツ情報の譲渡の対価を定める参考となる情報を蓄積することができる。
また、譲渡予定情報が送信されると、譲渡予定情報を受信した装置により譲渡予定情報の審査などがされ、譲渡をしてよいかどうかを示す情報が返信されるようにしてもよい。この場合、コンテンツ情報譲渡装置100は、その返信に基づいて譲渡処理情報を生成する。
図26は、このような処理の流れを示すシーケンス図を例示している。このシーケンス図では、コンテンツ情報譲渡装置によるコンテンツ情報の譲渡先をコンテンツ情報譲受装置とし、譲渡予定情報を受信し審査などをするための装置を譲渡承認装置としている。
ステップS2601においては、コンテンツ情報譲渡装置とコンテンツ情報譲受装置との間で、コンテンツ情報の譲渡についての交渉が行なわれる。
ステップS2602において、その交渉の結果が譲渡予定情報として、コンテンツ情報譲渡装置から譲渡承認装置へ送信される。
ステップS2603において、譲渡承認装置での審査などの結果が譲渡承認可否情報としてコンテンツ情報譲渡装置へ送信される。
その後、コンテンツ情報譲渡装置において、譲渡承認可否情報により譲渡が承認されることが示されているかを判定し、送信可能かどうかが判断される。送信可能であれば、ステップS2604において、コンテンツ情報が譲渡される。
図27は、図26のシーケンス図に例示される処理を実現するためのコンテンツ情報譲渡装置の機能ブロック図を例示している。図27のコンテンツ情報譲渡装置100は、図26のコンテンツ情報譲渡装置100が更に譲渡承認可否情報取得部2701を有している構成の装置である。
譲渡承認可否情報取得部2701は、譲渡予定情報の送信に基づいて返信される譲渡承認可否情報2702を取得する。「譲渡承認可否情報」とは、譲渡の承認に関する情報である。例えば、譲渡予定情報により示される条件でのコンテンツ情報の譲渡を承認するかどうかを示す情報である。
図27のコンテンツ情報譲渡装置100においては、譲渡処理部103は、譲渡承認可否情報取得部2701により取得した譲渡承認可否情報2702に基づいて、譲渡処理情報107を生成する。例えば、譲渡承認可否情報2702がコンテンツ情報の譲渡を承認するものであれば、コンテンツ情報を権利情報に従って送信とするための譲渡処理情報を生成する。また、譲渡処理部103は、譲渡承認可否情報2702がコンテンツ情報の譲渡を承認しないものであれば、コンテンツ情報を送信不可とする譲渡処理情報を生成する。
図28は、図27に機能ブロック図が例示されたコンテンツ情報譲渡装置100の処理の流れを説明するフローチャートを例示する。図28に例示される処理の流れは、図25に例示される処理の流れに対して、譲渡承認可否情報を取得するステップを追加し、譲渡処理情報が譲渡承認可否情報に基づいて生成されるようにしたものである。
ステップS2801において、権利情報格納部102より権利情報を得る。
ステップS2802において、譲渡条件交渉手段1201により、譲渡条件の交渉を行なう。
ステップS2803において、譲渡予定情報生成手段2401により、ステップS2802での交渉の結果を表わす情報を、譲渡予定情報として生成する。
ステップS2804において、ステップS2803で生成された譲渡予定情報を、送信部104で送信する。
ステップS2805において、譲渡承認可否情報を、譲渡承認可否情報取得部2701により、取得する。
ステップS2806において、譲渡処理部103により譲渡処理情報を生成する。この譲渡処理情報に基づいてコンテンツ情報の譲渡が可能、すなわち、送信可能であるとステップS2807において判断されると、ステップS2808においてコンテンツ情報105をコンテンツ情報格納部101より得て、ステップS2809においてコンテンツ情報を送信部104により送信する。
図27に機能ブロック図が例示されるコンテンツ情報譲渡装置によれば、譲渡承認可否情報に基づいて譲渡処理情報が生成されるので、例えば、コンテンツ情報の譲受をする側の弱みに付け込んだ高額な対価でのコンテンツ情報の譲渡や、権利者を害するような低額な対価でのコンテンツ情報の譲渡を抑制することが可能となる。
また、図13は、本発明の実施の形態3に関するコンテンツ情報譲受装置の機能ブロック図を例示する。図13において、コンテンツ情報譲受装置600は、図6に例示された実施の形態1のコンテンツ情報譲受装置600に譲受条件交渉手段1301が追加されている装置である。この譲受条件交渉手段1301は、譲受処理部に含まれており、コンテンツ情報譲渡装置100とコンテンツ情報の譲受に関する条件である譲受条件の交渉を行なう。例えば、権利情報606にコンテンツ情報の譲受の対価の上限または/および下限を定める対価情報が含まれている場合には、対価は一義的に決まっていないので、対価を決めるための交渉を行なう。交渉の対象は対価に限定されることはなく、権利情報606により著作権料課金負担率が幅を持って定められている場合に、著作権料課金負担率を決めるための交渉が行なわれるようになっている場合などもある。そのために、譲受条件交渉手段1301は、交渉のための情報1302をコンテンツ情報譲渡装置100と交換し、コンテンツ情報の譲受に関する条件を定める。
譲受処理部603は、譲受処理情報607を生成する前に、譲受条件交渉手段1301によりコンテンツ情報の譲受に関する条件の交渉を行ない、その交渉に基づいて譲受処理情報607を生成することになる。
このように譲受条件交渉手段1301を備えることにより、コンテンツ情報の譲受条件の交渉が行なわれるようになり、有利な条件でコンテンツ情報を譲受することが可能となる。
また、コンテンツ情報譲受装置600の譲受処理部603には、譲受予定情報生成手段を含み、コンテンツ情報譲受装置600が、更に、送信部を備えていてもよい。
図29は、このようなコンテンツ情報譲受装置600の機能ブロック図を例示している。図29の特徴は、図13に例示されるコンテンツ情報譲受装置600の譲受処理部603が譲受予定情報生成手段2901を含み、コンテンツ情報譲受装置600が、更に受信部602を備えている点である。
譲受予定情報生成手段2901は、譲受条件の交渉の結果を表わす情報を、譲受予知情報2902として生成するための手段である。「譲受予定情報」とは、譲受予定に関する情報である。例えば、どのコンテンツ情報をいくらの対価でどの装置から譲受する予定であるかを示す情報である。
なお、譲受条件の交渉の結果、コンテンツ情報が譲受できないこととなった時には、譲受予定情報生成手段2901は、譲受の予定はないことを示す譲受予定情報を生成してもよいし、あるいは、譲受予定情報を生成しないようにしてもよい。
また、送信部2903は、譲受予定情報生成手段2901にて生成された譲受予定情報を送信する。
図30は、譲受処理部603に譲受条件交渉手段2901が含まれ、コンテンツ情報譲受装置600が送信部2903を備えている場合におけるコンテンツ情報譲受装置600の動作の流れを説明するフローチャートを例示している。
ステップS3001において、権利情報格納部602より権利情報を得る。
ステップS3002において、譲受条件交渉手段1301により、譲受条件の交渉を行なう。
ステップS3003において、譲受予定情報生成手段2901により、ステップS3002での交渉の結果を表わす情報を、譲受予定情報として生成する。
ステップS3004において、ステップS3003で生成された譲受予定情報を、送信部2903により送信する。
ステップS3005において、譲受処理部603で譲受処理情報607を生成する。譲受処理情報607に基づいてコンテンツ情報の譲受が可能、すなわち受信可能であるとステップS3006において判断されると、ステップS3007において、コンテンツ情報を、受信部604により受信し、ステップS3008において、コンテンツ情報を、コンテンツ情報格納部601により格納する。
このように、譲受処理部603に譲受条件交渉手段2901が含まれ、コンテンツ情報譲受装置600が送信部2903を備えていることにより、コンテンツ情報の譲受が行なわれる前に、どのような条件でコンテンツ情報の譲受が行なわれるかを知ることができる。この結果、例えば、コンテンツ情報の譲受の対価を定める参考となる情報を蓄積することができる。
また、譲受予定情報が送信されると、譲受予定情報を受信した装置が譲受予定情報を審査などして、譲受をしてよいかどうかを示す情報を返信するようにしてもよい。この場合、コンテンツ情報譲受装置600は、その返信に基づいて譲受情報を生成する。
図31は、このような処理の流れを示すシーケンス図を例示している。このシーケンス図では、コンテンツ情報譲受装置によるコンテンツ情報の譲受元をコンテンツ情報譲渡装置とし、譲受予定情報を受信し審査などをするための装置を譲受承認装置としている。
ステップS3101において、コンテンツ情報譲受装置とコンテンツ情報譲渡装置との間で、コンテンツ情報の譲受についての交渉が行なわれる。
ステップ3102において、その交渉の結果が譲受予定情報として、コンテンツ情報譲受装置から譲受承認装置へ送信される。
ステップS3103において、譲受承認装置での審査などの結果が譲受承認可否情報としてコンテンツ情報譲受装置へ送信される。
その後、コンテンツ情報譲受装置において、譲受承認可否情報により譲受が承認されたことが示されているかを判断し、受信可能かどうかが判断される。受信可能であれば、ステップS3104において、コンテンツ情報が譲受される。
なお、図31でいうコンテンツ情報譲渡装置を図24などに機能ブロック図が例示されているコンテンツ情報譲渡装置100としてもよい。また、図26に例示されたシーケンス図に示された譲渡承認装置が、譲受承認装置と同一の装置であってもよい。この場合、コンテンツ情報譲渡装置とコンテンツ情報譲受装置とから送信される譲渡予定情報と譲受予定情報とを比較し、矛盾しない譲渡/譲受の予定であるかどうかを判断し、その判断結果に基づいて譲渡承認可否情報や譲受承認可否情報を送信するようにしてもよい。
図32は、図30のシーケンス図に例示される処理を実現するためのコンテンツ情報譲受装置の機能ブロック図を例示している。図32のコンテンツ情報譲受装置600は、図29のコンテンツ情報譲受装置600が更に譲受承認可否情報取得部3201を有する構成をもつ装置となっている。
譲受承認可否情報取得部3201は、譲受予定情報の送信に基づいて返信される譲受承認可否情報3202を取得する。「譲受承認可否情報」とは、譲受の承認に関する情報である。例えば、譲受予定情報により示される条件でのコンテンツ情報の譲受を承認するかどうかを示す情報である。
図32のコンテンツ情報譲受装置600においては、譲受処理部603は、譲受承認可否情報取得部3201により取得した譲受承認可否情報3202に基づいて、譲受処理情報607を生成する。例えば、譲受承認可否情報3202がコンテンツ情報の譲受を承認するものであれば、コンテンツ情報を権利情報に従って受信するための譲受処理情報を生成する。また、譲受処理部603は、譲受承認可否情報3202がコンテンツ情報の譲受を承認しないものであれば、コンテンツ情報を受信不可とする譲受処理情報を生成する。
図33は、図32に機能ブロック図が例示されたコンテンツ情報譲受装置600の処理の流れを説明するフローチャートを例示する。図33に例示される処理の流れは、図30に例示される処理の流れに対して、譲受承認可否情報を取得するステップを追加し、譲受処理情報が譲受承認可否情報に基づいて生成されるようにしたものである。
ステップS3301において、権利情報格納部602より権利情報を得る。
ステップS3302において、譲受条件交渉手段1301により譲受条件の交渉を行なう。
ステップS3303において、譲受予定情報生成手段2901により、ステップS3302での交渉の結果を表わす情報を、譲受予定情報として生成する。
ステップS3304において、ステップS3303で生成された譲受予定情報を、送信部2903により送信する。
ステップS3305において、譲受承認可否情報を、譲受承認可否情報取得部3201により、取得する。
ステップS3306において、譲受処理部603により譲受処理情報を生成する。この譲受処理情報に基づいてコンテンツ情報の譲受が可能、すなわち、受信可能であるとステップS3307において判断されると、ステップS3308において、コンテンツ情報を受信部604により受信し、ステップS3309において、コンテンツ情報をコンテンツ情報格納部601へ格納する。
図32に機能ブロック図が例示されるコンテンツ情報譲渡装置によれば、譲受承認可否情報に基づいて譲受処理情報が生成されるので、例えば、コンテンツ情報の譲受をする側の弱みにつけ込んだ高額な対価でのコンテンツ情報の譲受や、コンテンツ情報を譲渡する側の弱みにつけ込んだり、コンテンツ情報の権利者を害したりするような低額な対価でのコンテンツの譲受を抑制することが可能となる。
(実施の形態4)
図14は、本発明の実施の形態4に関するコンテンツ情報譲渡装置の機能ブロック図を例示する。図14において、コンテンツ情報譲渡装置100は、図1に例示された実施の形態1のコンテンツ情報譲渡装置100に譲渡結果情報生成手段1401がさらに具備され、送信部104は、譲渡結果情報1402を送信するようになっている。
譲渡結果情報生成手段1401は、譲渡結果に関する情報である譲渡結果情報を生成する。「譲渡結果」とは、送信部104によりコンテンツ情報108が送信されることにより行なわれる譲渡の結果を意味し、どのような条件で譲渡が行なわれたかを意味する。例えば、いつ、どのIPアドレス、ドメイン名、ホスト名、ポート番号、URL、メールアドレス、電話番号、携帯電話番号、あるいは、FAX番号などで特定される装置に、どのコンテンツ情報が、対価がいくら、著作権料がいくらで譲渡されたかを表す。譲渡結果情報1402は、コンテンツ情報108が送信された装置とは異なる第3の装置へ送信されるようにしてもよい。この第3の装置は、譲渡結果情報1402を受信し、例えば、その中の著作権料に関する情報を抽出し、著作権料の課金処理を行なうことができる。
この譲渡結果情報1402の送信先である第3の装置を指定する方法としては、権利情報106に含ませるようにするようにしてもよい。
また、権利情報106には、コンテンツ情報105の譲渡の対価の上限または/および下限を定める対価情報を含むようにしてもよい。対価情報が権利情報106に含まれることにより、どの程度の対価で譲渡が行なわれたかを譲渡結果情報1402に含ませることができ、コンテンツ情報105の流通における価値を知ることができ、同種のコンテンツ情報の対価を定める参考となる。
また上限を定めることにより、法外な額の譲渡を制限することができる。例えば、希少なコンテンツの入手困難性、高価値なコンテンツの入手の希望、コンテンツの早期な入手の希望などにつけ込んだ、***的な行為を阻止するという防犯的な効果が期待できる。
また、下限を定めることにより、原著作権者など、コンテンツ情報の権利者に支払われるロイヤリティの最低額が保証されるなど、権利者への権利保証が可能となる。
図14に例示されるコンテンツ情報譲渡装置100の動作は、図5に示されるフローチャートのステップS505の後に、送信部104より譲渡処理部103へコンテンツ情報の送信が終了したことを示す信号が渡され、譲渡処理部103は、譲渡結果情報生成手段1401により、譲渡結果情報を生成し、それを送信部104へ渡し、送信部104が譲渡結果情報1402として送信するステップが実行される。
また、本実施の形態において、実施の形態3におけるように、コンテンツ情報譲渡装置100が譲渡条件交渉手段を備え、コンテンツ情報譲受装置600とコンテンツ情報の譲渡に関する条件である譲渡条件の交渉を行なうようになっていてもよく、譲渡結果情報生成手段1401は、交渉により得られた譲渡条件に基づいて譲渡結果情報を生成するようになっていてもよい。
このように、譲渡結果情報生成手段1401を備えることにより、第3の装置に譲渡結果を残すことが可能となり、コンテンツ情報を譲渡した事実の証明が確実となる。また、第3の装置により、著作権料の課金処理が可能となり、著作権者の権利が守られる。
図15は、本発明の実施の形態4に関するコンテンツ情報譲受装置の機能ブロックを例示する。図15において、コンテンツ情報譲受装置600は、図6に例示された実施の形態1のコンテンツ情報譲受装置600に譲受結果情報生成手段1501と送信部1503がさらに具備されている。
譲受結果情報生成手段1501は、譲受結果に関する情報である譲受結果情報を生成する。「譲受結果」とは、受信部604によりコンテンツ情報608が受信され、コンテンツ情報がコンテンツ情報格納部601に格納されることにより実現される譲受の結果を意味し、どのような条件で譲受が行なわれたかを意味する。例えば、いつ、どのIPアドレス、ドメイン名、ホスト名、ポート番号、URL、メールアドレス、電話番号、携帯電話番号、あるいは、FAX番号などで特定される装置から、どのコンテンツ情報が、対価がいくら、著作権料がいくらで譲受がされたかを表す。
送信部1503は、譲受結果情報生成手段1501で生成された譲受結果情報1502を送信することを行なう。この送信先は、コンテンツ情報608の送信元とは異なる第3の装置へ送信されるようにしてもよい。この第3の装置は、譲受結果情報1502を受信し、例えば、その中の著作権料に関する情報を抽出し、著作権料の課金処理を行なうことができる。
この譲受結果情報1502の送信先である第3の装置を指定する方法としては、権利情報606に含ませるようにしてもよい。
また、権利情報606には、コンテンツ情報605の譲受の対価の上限または/および下限を定める対価情報を含むようにしてもよい。対価情報が権利情報606に含まれることにより、どの程度の対価で譲受が行なわれたかを譲受結果情報1502に含ませることができ、コンテンツ情報605の流通における価値を知ることができ、同種のコンテンツ情報の対価を定める参考となる。
また、上限を定めることにより、法外な対価の支払を伴って行なわれるコンテンツ情報の譲受を制限することができる。例えば、希少なコンテンツの入手困難性、高価値なコンテンツの入手の希望、コンテテンツの早期な入手の希望などにつけ込んだ、***的な行為を阻止するという防犯的な効果が期待できる。
また、下限を定めることにより、原著作権者など、コンテンツ情報の権利者に支払われるロイヤリティの最低額が保証されるなど、権利者への権利保証が可能となる。
図15に例示されるコンテンツ情報譲受装置600の動作は、図9に示すフローチャートのステップS905の後に、コンテンツ情報格納部101より譲受処理部603へコンテンツ情報が格納されたことを示す信号が渡され、譲受処理部603は、譲受結果情報生成手段1501により、譲受結果情報を生成し、それを送信部1503へ渡し、送信部104が譲受結果情報1502として送信するステップが実行される。
また、本実施の形態において、実施の形態3におけるように、コンテンツ情報譲受装置600が譲受条件交渉手段を備え、コンテンツ情報譲渡装置100とコンテンツ情報の譲受に関する条件である譲受条件の交渉を行なうようになっていてもよく、譲受結果情報生成手段1501は、交渉により得られた譲受条件に基づいて譲受結果情報を生成するようになっていてもよい。
このように、譲受結果情報生成手段1501を備えることにより、第3の装置に譲受結果を残すことが可能となり、コンテンツ情報を譲渡した事実の証明が確実となる。また、第3の装置により、著作権料の課金処理が可能となり、著作権者の権利が守られる。
また、図14のコンテンツ情報譲渡装置100と図15のコンテンツ情報譲受装置600との両方を用い、譲渡結果情報1402と譲受結果情報1502とを同じ第3の装置へ送信するようにしてコンテンツの譲渡と譲受を行なうことにすれば、コンテンツの譲渡の結果である譲渡結果情報1402とコンテンツの譲受の結果である譲受結果情報1502とを照合して、照合ができた場合にのみ、例えば、著作権料の課金を行なうようにすることにより、課金処理が確実に行なえる。また、照合ができず、例えば、譲渡結果情報1402が存在するが、譲受結果情報1502が存在しない場合には、事故が発生したとみなして原因を調査し、不正が行なわれていないかどうかを発見する助けとなる。
(実施の形態5)
図16は、本発明の実施の形態5に関するコンテンツ情報譲渡装置の機能ブロック図を例示する。図16において、コンテンツ情報譲渡装置100は、図1に例示された実施の形態1のコンテンツ情報譲渡装置100に譲渡予定情報生成手段1601が追加され、送信部104は、譲渡予定情報1602を送信する。
譲渡予定情報生成手段1601は、譲渡予定に関する情報である譲渡予定情報を生成する。「譲渡予定」とは、送信部104によりコンテンツ情報108が送信されることにより行なわれる譲渡の予定を意味し、「譲渡予定に関する情報」とは、どのような条件で譲渡が行なわれるかを示す情報である。例えば、どのIPアドレス、ドメイン名、ホスト名、ポート番号、URL、メールアドレス、電話番号、携帯電話番号、FAX番号などで特定される装置に、どのコンテンツがいくらの対価、いくらの著作権料で送信されるかを示す。この譲渡予定情報1602は、コンテンツ情報108の送信先である装置にコンテンツ情報108を送信する予告として送信してもよいが、第3の装置に送信してもよい。また、譲渡予定情報1602の送信先を示す情報であるIPアドレス・ポート番号、URL、メールアドレス、電話番号、携帯電話番号、FAX番号などの情報である譲渡予定情報送信先情報は、権利情報106に含まれていてもよい。
図16に示されるコンテンツ情報譲渡装置100の動作は、図5に示されるフローチャートのステップS505の実行の前に、譲渡処理部103が譲渡予定情報生成手段1601により譲渡予定情報を譲渡処理情報107から生成して、送信部104が譲渡予定情報1602として送信するステップを実行するものとなる。
また、本実施の形態において、実施の形態3におけるように、コンテンツ情報譲渡装置100は、譲渡条件交渉手段を備えていてもよい。また、実施の形態4におけるように、譲渡結果情報生成手段を備えていてもよい。
このように譲渡予定情報生成手段1601を備え、譲渡予定情報を送信することにより、コンテンツ情報の送信先へ送信の予告を行なうことができる。まだ、第3の装置へ譲渡予定情報を送信することにより、譲渡の内容を第3者に知らせることができ、公正な譲渡条件で譲渡がされるかどうかを判断することが可能となる。
また、図17は、本発明の実施の形態5に関するコンテンツ情報譲受装置の機能ブロック図を例示する。図17において、コンテンツ情報譲受装置600は、図6に例示された実施の形態1のコンテンツ情報譲受装置600に譲受予定情報生成手段1701と送信部1703が追加されている。
譲受予定情報生成手段1701は、譲受予定に関する情報である譲受予定情報を生成する。「譲受予定」とは、受信部604によりコンテンツ情報608が受信され、コンテンツ情報格納部601に格納されることにより行なわれる譲受の予定を意味し、「譲受予定に関する情報」とは、どのような条件で譲受が行なわれるかを示す情報である。例えば、どのIPアドレス、ドメイン名、ホスト名、ポート番号、URL、メールアドレス、電話番号、携帯電話番号、FAX番号などで特定される装置から、どのコンテンツがいくらの対価、いくらの著作権料で受信されるかを示す。この譲受予定情報は、コンテンツ情報608の送信元である装置にコンテンツ情報608を受信するための予告あるいは要求として送信してもよいが、第3の装置に送信してもよい。また、譲受予定情報の送信先を示す情報であるIPアドレス・ポート番号、URL、メールアドレス、電話番号、携帯電話番号、FAX番号などの情報である譲渡予定情報送信先情報は、権利情報606に含まれていてもよい。
送信部1703は、譲受予定情報生成手段1701で生成された譲受予定情報を譲受予定情報1702として送信することを行なう。
図17に示されるコンテンツ情報譲受装置600の動作は、図9に示されるフローチャートのステップS904の実行の前に、譲受処理部603が譲受処理情報607と権利情報606とから譲受予定情報生成手段1701により譲受予定情報を生成して、送信部1703が譲受予定情報1702として送信するステップが行なわれるものとなる。
また、本実施の形態において、実施の形態3におけるように、コンテンツ情報譲受装置600は、譲受条件交渉手段を備えていてもよい。また、実施の形態4におけるように、譲受結果情報生成手段を備えていてもよい。
このように譲受予定情報生成手段1701を備え、譲受予定情報を送信することにより、コンテンツ情報の送信元へ受信の予告あるいは要求を行なうことができる。また、第3の装置へ譲受予定情報を送信することにより、譲受の内容を第3者に知らせることができ、公正な譲受条件で譲渡がされるかどうかを判断することが可能となる。
(実施の形態6)
図18は、本発明の実施の形態6に関するコンテンツ情報譲渡装置の機能ブロック図を例示する。図19において、コンテンツ情報譲渡装置100は図16に例示された実施の形態5のコンテンツ情報譲渡装置100に譲渡承認可否情報取得部1801が追加されている。
譲渡承認可否情報取得部1801は、譲渡予定情報1602の送信に基づいて返信される譲渡の承認に関する情報である譲渡承認可否情報1802を取得する。「譲渡予定情報1602の送信に基づいて」とは、譲渡予定情報1602が送信され、その送信された内容に基づくという意味であり、「返信される」とは、譲渡予定情報1602が送信された後に、コンテンツ情報譲渡装置100へ向けて送信がされるということである。「譲渡の承認に関する情報」とは、譲渡予定情報1602により示される譲渡予定に関する情報により、譲渡してもよいかどうかを示す情報である。譲渡予定情報1602がコンテンツ情報を送信する先に送られる場合には、譲渡承認可否情報1802は、譲渡に関する最終的な確認のメッセージであるし、また、譲渡予定情報1602が第3の装置に送信され、その第3の装置から譲渡承認可否情報1802が送信される場合には、第3の装置により譲渡予定情報1602が審査された結果であることになる。
本実施の形態において、譲渡処理部103は、譲渡承認可否情報取得部1801が取得した譲渡承認可否情報1802に基づいて譲渡処理情報107を生成することになり、もし、譲渡承認可否情報1802が譲渡をしてはいけないことを示すならば、譲渡処理情報107を送信部104に渡さないか、あるいは、コンテンツ情報105を送信してはいけないという情報を含む譲渡処理情報107を生成して送信部104に渡す。
したがって、コンテンツ情報譲渡装置100の動作は、図5に示すフローチャートのステップS502の前において譲渡予定情報1602が生成・送信され、譲渡処理部103から譲渡承認可否情報取得部1801に対して譲渡承認可否情報を取得することを命令する信号が行き、譲受承認可否情報取得部1901が譲渡承認可否情報1802を取得すると、その内容が譲渡処理部103へ送られる。譲渡処理部103は、ステップS502において譲渡が可能であるかどうかに応じて譲渡処理情報107を生成する。
このように、譲渡承認可否情報取得部1801が譲渡承認可否情報1802を取得し、それに応じて譲渡処理部103が譲渡処理情報107を生成することにより、譲渡予定の最終的な確認を得ることができる。また、譲渡承認可否情報1802が第3の装置から送信されるようにすることにより、譲渡予定情報1602を第3の装置により審査した結果を得ることができ、著作権者の権利を侵害するようなコンテンツ情報の送信を防止することができる。
また、図19は、本発明の実施の形態6に関するコンテンツ情報譲受装置の機能ブロック図を例示する。図19において、コンテンツ情報譲受装置600は図17に例示された実施の形態5のコンテンツ情報譲受装置600に譲受承認可否情報取得部1901が追加されている。
譲受承認可否情報取得部1901は、譲受予定情報1702の送信に基づいて返信される譲受の承認に関する情報である譲受承認可否情報1902を取得する。「譲受予定情報1702の送信に基づいて」とは、譲受予定情報1702が送信され、その送信された内容に基づくという意味であり、「返信される」とは、譲受予定情報1702が送信された後に、コンテンツ情報譲受装置600へ向けて送信がされるということである。「譲受の承認に関する情報」とは、譲受予定情報1702により示される譲受予定に関する情報により、譲受してもよいかどうかを示す情報である。譲受予定情報1702が、コンテンツ情報の送信がされる送信元に送られる場合には、譲受承認可否情報1902は、譲受に関する最終的な確認のメッセージであるし、また、譲受予定情報1702が第3の装置に送信され、その第3の装置から譲渡承認可否情報1802が送信される場合には、第3の装置により譲受予定情報1702が審査された結果であることになる。
本実施の形態において、譲受処理部603は、譲受承認可否情報取得部1901が取得した譲受承認可否情報1902に基づいて譲受処理情報607を生成することになり、もし、譲受承認可否情報1902が譲渡をしてはいけないことを示すならば、譲受処理情報607を受信部604に渡さないか、あるいは、コンテンツ情報608を受信してはいけないという情報を含む譲受処理情報607を生成して受信部604に渡す。
したがって、コンテンツ情報譲受装置600の動作は、図9に示すフローチャートのステップS902を実行する前に、譲受予定情報1702を送信した後で、譲受処理部603から譲受承認可否情報取得部1901に対して譲受承認可否情報を取得することを命令する信号が行き、譲受承認可否情報取得部1901が譲受承認可否情報1902を取得すると、その内容が譲受処理部603へ送られる。譲受処理部603は、ステップS902において譲受が可能であるかどうかに応じて譲受処理情報607を生成する。
このように、譲受承認可否情報取得部1901が譲受承認可否情報1902を取得し、それに応じて譲受処理部603が譲受処理情報607を生成することにより、譲受予定の最終的な確認を得ることができる。また、譲受承認可否情報1902が第3の装置から送信されるようにすることにより、譲受予定情報1702を第3の装置により審査した結果を得ることができ、著作権者の権利を侵害するようなコンテンツ情報の受信を防止することができる。
産業上の利用可能性
以上のように、本発明によれば、第一に、権利情報に従ったコンテンツ情報の送信による譲渡・譲受が可能となり、著作権者が権利情報を指定しておくことにより、著作権者の意図に沿ったコンテンツ情報の譲渡・譲受が可能となる。また、本発明のコンテンツ情報譲渡装置が送信したコンテンツ情報をコンテンツ情報譲受装置が受信することにより、コンテンツ情報の送信および受信が円滑に行なえ、権利情報に従ったコンテンツ情報の送信および受信が保証されることになる。
第二に、譲渡条件交渉手段・譲受条件交渉手段を備えることにより、コンテンツ情報の譲渡条件・譲受条件の交渉が行なわれるようになり、できるだけ有利な条件でコンテンツ情報を譲渡・譲受することが可能となる。
第三に、譲渡結果情報生成手段・譲受結果情報生成手段を備えることにより、第3の装置に譲渡結果・譲受結果の記録を残すことが可能となり、コンテンツ情報を譲渡・譲受した事実の証明が確実となる。また、第3の装置に譲渡結果・譲受結果を送信して記録を残すことにより、著作権料の課金処理が可能となり、著作権者の権利が守られる。
第四に、譲渡予定情報生成手段・譲受予定情報生成手段を備え、譲渡予定情報・譲受予定情報を送信することにより、コンテンツ情報の送信の予告を行なうことができる。まだ、第3の装置へ譲渡予定情報・譲受予定情報を送信することにより、譲渡・譲受の内容を第3者に知らせることができ、公正な譲渡条件・譲受条件で譲渡・譲受がされるかどうかを判断することが可能となる。
第五に、譲渡承認可否情報・譲受承認可否情報を取得し、それに応じて譲渡処理情報・譲受処理情報を生成することにより、譲渡予定・譲受予定の最終的な確認を得ることができる。また、譲渡承認可否情報・譲受承認可否情報が第3の装置から送信されるようにすることにより、譲渡予定情報・譲受予定情報を第3の装置により審査した結果を得ることができ、例えば、著作権者の権利を侵害するようなコンテンツ情報の送信を防止することができる。
第六に、権利情報にコンテンツ情報の譲渡/譲受対価の上限または/および下限を定める対価情報を含ませることにより、どの程度の対価で譲渡/譲受が行なわれたかを譲渡/譲受結果情報に含ませることができる。これにより、コンテンツ情報の流通における価値を知ることができ、同種のコンテンツ情報の対価を定める参考となる。また、上限を定めることにより、法外な額での譲渡を制限することができるなど、***的な行為を阻止するという防犯的な効果が期待できる。また、下限を定めることにより、原著作権者など、コンテンツ情報の権利者へ支払われるロイヤリティの最低額が保証されるなど、権利者への権利保証が可能となる。
【図面の簡単な説明】
図1は、実施の形態1におけるコンテンツ情報譲渡装置の機能ブロック図である。
図2は、コンテンツ情報譲渡装置が格納するコンテンツ情報の構造を例示する図である。
図3は、コンテンツ情報譲渡装置が格納する権利情報の構造を例示する図である。
図4は、譲渡処理情報の構造を例示する図である。
図5は、コンテンツ情報譲渡装置の動作を説明するフローチャートである。
図6は、実施の形態1におけるコンテンツ情報譲受装置の機能ブロック図である。
図7は、コンテンツ情報譲受装置が格納する権利情報の構造を例示する図である。
図8は、譲受処理情報の構造を例示する図である。
図9は、コンテンツ情報譲渡装置の動作を説明するフローチャートである。
図10は、コンテンツ情報譲渡装置とコンテンツ情報譲受装置とが通信している図である。
図11は、コンテンツ情報譲渡装置とコンテンツ情報譲受装置との機能を有する装置の機能ブロック図である。
図12は、実施の形態3におけるコンテンツ情報譲渡装置の機能ブロック図である。
図13は、実施の形態3におけるコンテンツ情報譲受装置の機能ブロック図である。
図14は、実施の形態4におけるコンテンツ情報譲渡装置の機能ブロック図である。
図15は、実施の形態4におけるコンテンツ情報譲受装置の機能ブロック図である。
図16は、実施の形態5におけるコンテンツ情報譲渡装置の機能ブロック図である。
図17は、実施の形態5におけるコンテンツ情報譲受装置の機能ブロック図である。
図18は、実施の形態6におけるコンテンツ情報譲渡装置の機能ブロック図である。
図19は、実施の形態6におけるコンテンツ情報譲受装置の機能ブロック図である。
図20は、実施の形態2におけるコンテンツ情報譲渡装置の機能ブロック図である。
図21は、実施の形態2におけるコンテンツ情報譲渡装置の動作を説明するフローチャートである。
図22は、実施の形態2におけるコンテンツ情報譲受装置の機能ブロック図である。
図23は、実施の形態2におけるコンテンツ情報譲受装置の動作を説明するフローチャートである。
図24は、譲渡処理部に譲渡予定情報生成手段が含まれているコンテンツ情報譲渡装置の機能ブロック図である。
図25は、図24に機能ブロック図が例示されたコンテンツ情報譲渡装置の動作を説明するフローチャートである。
図26は、コンテテンツ情報譲渡装置、コンテンツ情報譲受装置、湖譲渡承認装置、の間の処理を示すシーケンス図である。
図27は、図26の処理を実現するコンテンツ情報譲渡装置の機能ブロック図である。
図28は、図27に機能ブロック図が例示されたコンテンツ情報譲渡装置の動作を説明するフローチャートである。
図29は、譲受処理部に譲受予定情報生成手段が含まれているコンテンツ情報譲受装置の機能ブロック図である。
図30は、図29に機能ブロック図が例示されたコンテンツ情報譲受装置の動作を説明するフローチャートである。
図31は、コンテテンツ情報譲渡装置、コンテンツ情報譲受装置、湖譲渡承認装置、の間の処理を示すシーケンス図である。
図32は、図31の処理を実現するコンテンツ情報譲受装置の機能ブロック図である。
図33は、図32に機能ブロック図が例示されたコンテンツ情報譲受装置の動作を説明するフローチャートである。
Claims (52)
- コンテンツ情報を格納するためのコンテンツ情報格納部と、
コンテンツ情報の譲渡に対する制限を定める権利情報を格納する権利情報格納部と、
権利情報格納部に格納された権利情報に基づいて、コンテンツ情報の譲渡のための情報である譲渡処理情報を生成する譲渡処理部と、
譲渡処理部で生成された譲渡処理情報に基づいてコンテンツ情報格納部に格納されたコンテンツ情報を送信する送信部と、
を具備するコンテンツ情報譲渡装置。 - コンテンツ情報を格納するためのコンテンツ情報格納部と、
コンテンツ情報の譲受に対する制限を定める権利情報を格納する権利情報格納部と、
権利情報格納部に格納された権利情報に基づいて、コンテンツ情報の譲受のための情報である譲受処理情報を生成する譲受処理部と、
譲受処理部で生成された譲受処理情報に基づいてコンテンツ情報格納部にコンテンツ情報を格納するためにコンテンツ情報を受信する受信部と、
を具備するコンテンツ情報譲受装置。 - コンテンツ情報の譲渡に対する制限を行なう装置であって、
自身がコンテンツ情報の譲渡をする際に、その譲渡に対する制限を行なうコンテンツ情報譲渡制限部と、
コンテンツ情報の譲渡がコンテンツ情報譲渡制限部による制限に合致する場合に、コンテンツ情報を送信する送信部と、
を有するコンテンツ情報譲渡装置。 - コンテンツ情報の譲受に対する制限を行なう装置であって、
自身がコンテンツ情報の譲受をする際に、その譲受に対する制限を行なうコンテンツ情報譲受制限部と、
コンテンツ情報の譲受がコンテンツ情報譲受制限部による制限に合致している場合に、コンテンツ情報を受信する受信部と、
を有するコンテンツ情報譲受装置。 - 送信部は、送信されるコンテンツ情報の譲渡に対する制限を定める権利情報を送信する請求の範囲第1項に記載のコンテンツ情報譲渡装置。
- 受信部は、受信されるコンテンツ情報の譲受に対する制限を定める権利情報を受信する請求の範囲第2項に記載のコンテンツ情報譲渡装置。
- 譲渡処理部には、コンテンツ情報譲受装置とコンテンツ情報の譲渡に関する条件である譲渡条件の交渉を行なうための譲渡条件交渉手段を含む請求の範囲第1項に記載のコンテンツ情報譲渡装置。
- 譲受処理部には、コンテンツ情報譲渡装置とコンテンツ情報の譲受に関する条件である譲受条件の交渉を行なうための譲受条件交渉手段を含む請求の範囲第2項に記載のコンテンツ情報譲受装置。
- 譲渡処理部には、譲渡結果に関する情報である譲渡結果情報を生成するための譲渡結果情報生成手段を含み、
送信部は、譲渡結果情報生成手段にて生成された譲渡結果情報を送信する請求の範囲第5項に記載のコンテンツ情報譲渡装置。 - 譲受処理部には、譲受結果に関する情報である譲受結果情報を生成するための譲受結果情報生成手段を含み、
譲受結果情報生成手段にて生成された譲受結果情報を送信する送信部を有する請求の範囲第6項に記載のコンテンツ情報譲受装置。 - 前記譲渡処理部には、譲渡予定に関する情報である譲渡予定情報を生成するための譲渡予定情報生成手段を含み、
送信部は、譲渡予定情報生成手段にて生成された譲渡予定情報を送信する請求の範囲第1項または第5項に記載のコンテンツ情報譲渡装置。 - 譲受処理部には、譲受予定に関する情報である譲受予定情報を生成するための譲受予定情報生成手段を含み、
譲受予定情報生成手段にて生成された譲受予定情報を送信する送信部を有する請求の範囲第2項または第6項に記載のコンテンツ情報譲受装置。 - 前記譲渡処理部には、譲渡条件の交渉の結果を表わす情報を、譲渡予定に関する情報である譲渡予定情報として生成するための譲渡予定情報生成手段を含み、
送信部は、譲渡予定情報生成手段にて生成された譲渡予定情報を送信する請求の範囲第7項に記載のコンテンツ情報譲渡装置。 - 前記譲受処理部には、譲受条件の交渉の結果を表わす情報を、譲受予定に関する情報である譲受予定情報として生成するための譲受予定情報生成手段を含み、
譲受予定情報生成手段にて生成された譲受予定情報を送信する送信部を備えた請求の範囲第8項に記載のコンテンツ情報譲受装置。 - 譲渡予定情報の送信に基づいて返信される譲渡の承認に関する情報である譲渡承認可否情報を取得する譲渡承認可否情報取得部を有し、
譲渡承認可否情報取得部により取得した譲渡承認可否情報に基づいて、譲渡処理情報を生成する請求の範囲第11項に記載のコンテンツ情報譲渡装置。 - 譲受予定情報の送信に基づいて返信される譲受の承認に関する情報である譲受承認可否情報を取得する譲受承認可否情報取得部を有し、
譲受承認可否情報取得部により取得した譲受承認可否情報に基づいて、譲受処理情報を生成する請求の範囲第12項に記載のコンテンツ情報譲受装置。 - 譲渡予定情報の送信に基づいて返信される譲渡の承認に関する情報である譲渡承認可否情報を取得する譲渡承認可否情報取得部を有し、
譲渡処理部は、譲渡承認可否情報取得部により取得した譲渡承認可否情報に基づいて、譲渡処理情報を生成する請求の範囲第13に記載のコンテンツ情報譲渡装置。 - 譲受予定情報の送信に基づいて返信される譲受の承認に関する情報である譲受承認可否情報を取得する譲受承認可否情報取得部を有し、
譲受処理部は、譲受承認可否情報取得部により取得した譲受承認可否情報に基づいて、譲受処理情報を生成する請求の範囲第14項に記載のコンテンツ情報譲受装置。 - 権利情報は、コンテンツ情報を譲渡可能な回数を定める譲渡可能回数情報を含む請求の範囲第5項に記載のコンテンツ情報譲渡装置。
- 権利情報は、コンテンツ情報を譲受可能な回数を定める譲受可能回数情報を含む請求の範囲第6項に記載のコンテンツ情報譲受装置。
- 権利情報は、コンテンツ情報の譲渡により所有者となることが可能な所有者の人数を定める所有可能人数情報を含む請求の範囲第5項に記載のコンテンツ情報譲渡装置。
- 権利情報は、コンテンツ情報の譲受により所有者となることが可能な所有者の人数を定める所有可能人数情報を含む請求の範囲第6項に記載のコンテンツ情報譲受装置。
- 権利情報は、コンテンツ情報の譲渡の対価の上限または/および下限を定める対価情報を含む請求の範囲第1項または第5項に記載のコンテンツ情報譲渡装置。
- 権利情報は、コンテンツ情報の譲受の対価の上限または/および下限を定める対価情報を含む請求の範囲第2項または第6項に記載のコンテンツ情報譲受装置。
- 権利情報は、コンテンツ情報の転売可能な回数を定める転売可能回数情報を含む請求の範囲第5項に記載のコンテンツ情報譲渡装置。
- 権利情報は、コンテンツ情報の転売可能な回数を定める転売可能回数情報を含む請求の範囲第6項に記載のコンテンツ情報譲受装置。
- 権利情報は、コンテンツ情報の譲渡可能な期限を定める譲渡可能期限情報を含む請求の範囲第5項に記載のコンテンツ情報譲渡装置。
- 権利情報は、コンテンツ情報の譲受可能な期限を定める譲受可能期限情報を含む請求の範囲第6項に記載のコンテンツ情報譲受装置。
- 権利情報は、コンテンツ情報の譲渡可能な相手を定める情報である譲渡可能対象情報を含む請求の範囲第5項に記載のコンテンツ情報譲渡装置。
- 権利情報は、コンテンツ情報の譲受可能な相手を定める情報である譲受可能対象情報を含む請求の範囲第6項に記載のコンテンツ情報譲受装置。
- 権利情報は、コンテンツ情報の譲渡に基づいて支払うべき著作権料に関する情報である著作権料情報を含む請求の範囲第5項に記載のコンテンツ情報譲渡装置。
- 権利情報は、コンテンツ情報の譲受に基づいて支払うべき著作権料に関する情報である著作権料情報を含む請求の範囲第6項に記載のコンテンツ情報譲受装置。
- 権利情報は、コンテンツ情報の部分的な譲渡に関する制限を定める部分譲渡制限情報を含む請求の範囲第5項に記載のコンテンツ情報譲渡装置。
- 権利情報は、コンテンツ情報の部分的な譲受に関する制限を定める部分譲受制限情報を含む請求の範囲第6項に記載のコンテンツ情報譲受装置。
- 権利情報は、コンテンツ情報の送信先であるコンテンツ情報譲受装置を位置で制限する情報である譲渡先位置情報を含む請求の第5項に記載のコンテンツ情報譲渡装置。
- 権利情報は、コンテンツ情報の送信元であるコンテンツ情報譲渡装置を位置で制限する情報である譲渡元位置情報を含む請求の第6項に記載のコンテンツ情報譲受装置。
- 権利情報は、コンテンツ譲渡結果情報の送信先に関する情報である譲渡結果情報送信先情報を含む請求の範囲第9項に記載のコンテンツ情報譲渡装置。
- 権利情報は、コンテンツ譲受結果情報の送信先に関する情報である譲受結果情報送信先情報を含む請求の範囲第10項に記載のコンテンツ情報譲渡装置。
- 権利情報は、コンテンツ譲渡予定情報の送信先に関する情報である譲渡予定情報送信先情報を含む請求の範囲第11項に記載のコンテンツ情報譲渡装置。
- 権利情報は、コンテンツ譲受予定情報の送信先に関する情報である譲受予定情報送信先情報を含む請求の範囲第12項に記載のコンテンツ情報譲受装置。
- 権利情報は、コンテンツの譲渡に基づいて支払うべき著作権料に関する情報である著作権料情報を含む請求の範囲第5項に記載のコンテンツ情報譲渡装置。
- 権利情報は、コンテンツの譲受に基づいて支払うべき著作権料に関する情報である著作権料情報を含む請求の範囲第6項に記載のコンテンツ情報譲受装置。
- 権利情報は、コンテンツの譲渡に基づいて支払うべき著作権料の課金対象者を定めるための情報である著作権料課金対象者情報を含む請求の範囲第5項に記載のコンテンツ情報譲渡装置。
- 権利情報は、コンテンツの譲受に基づいて支払うべき著作権料の課金対象者を定めるための情報である著作権料課金対象者情報を含む請求の範囲第6項に記載のコンテンツ情報譲受装置。
- 権利情報は、コンテンツの譲渡に基づいて支払うべき著作権料の課金対象者の中の課金負担率を定める著作権料課金負担率情報を含む請求の範囲第5項に記載のコンテンツ情報譲渡装置。
- 権利情報は、コンテンツの譲受に基づいて支払うべき著作権料の課金対象者の中の課金負担率を定める著作権料課金負担率情報を含む請求の範囲第6項に記載のコンテンツ情報譲受装置。
- 権利情報は、コンテンツ情報が譲渡される総回数を定める譲渡総回数情報を含む請求の範囲第5項に記載のコンテンツ情報譲渡装置。
- 権利情報は、コンテンツ情報が譲受される総回数を定める譲受総回数情報を含む請求の範囲第6項に記載のコンテンツ情報譲受装置。
- コンテンツ情報は、コンテンツまたは/及び、コンテンツの利用に関する条件を定める利用条件情報とを含む請求の範囲第5項に記載のコンテンツ情報譲渡装置。
- コンテンツ情報は、コンテンツまたは/及び、コンテンツの利用に関する条件を定める利用条件情報とを含む請求の範囲第6項に記載のコンテンツ情報譲受装置。
- コンテンツ情報を格納するコンテンツ情報格納ステップと、
コンテンツ情報の譲渡に対する制限を定める権利情報を格納する権利情報格納ステップと、
権利情報格納ステップにおいて格納された権利情報に基づいて、コンテンツ情報の譲渡のための情報である譲渡処理情報を生成する譲渡処理ステップと、
譲渡処理ステップにおいて生成された譲渡処理情報に基づいてコンテンツ情報格納ステップにおいて格納されたコンテンツ情報を送信する送信ステップと、
を計算機に実行させるためのコンテンツ情報譲渡プログラム。 - コンテンツ情報を格納するコンテンツ情報格納ステップと、
コンテンツ情報の譲受に対する制限を定める権利情報を格納する権利情報格納ステップと、
権利情報格納ステップにおいて格納された権利情報に基づいて、コンテンツ情報の譲受のための情報である譲受処理情報を生成する譲受処理ステップと、
譲受処理ステップにおいて生成された譲受処理情報に基づいてコンテンツ情報格納ステップにおいてコンテンツ情報を格納するためにコンテンツ情報を受信する受信ステップと、
を計算機に実行させるためのコンテンツ情報譲受プログラム。
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