JPWO2001052129A1 - 動機付けネットワーク化方法 - Google Patents

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Abstract

近年、社会ネットワーク化を意図したインターネットの利用が教示されている。しかし、従来技術では、実社会上における「名刺交換」の不便さについて解決されていなかった。たとえば、実社会において名刺が交換されると、当該名刺に記載された氏名、会社名、役職等をコンピュータに入力して管理することが一般的に行われているが、名刺を受け取った後に、当該名刺の送り主のステータスが変化した場合には、コンピュータに入力された当該名刺の送り主の情報も一々手入力で更新しなければならなかった。本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、ネットワーク上で利便性の高い個人情報交換システムを確立することを目的とする。

Description

技術分野
本発明は、個人、企業、グループなどの当事者の間で情報交換を行う方法に関し、より詳細には参加者のネットワークへの動機付けを行うような情報交換に関する。
背景技術
従来のネットワーク上での当事者間での個人情報の交換技術としては以下のようなものが知られている。
Desaiによる米国特許第5,493,105号には、コンピュータで読み取り可能な媒体に格納されたコンピュータで読み取り可能なデータを有する名刺から名刺データを読み取りかつ格納するためのコンパクトな携帯用システムを提供する電子名刺システムが記載されている。この電子名刺システムは、コンピュータ制御システムと連携した読取装置を利用している。また、この電子名刺システムは、電子名刺システムが受け取った名刺データの整理および操作の機能も提供する。
Kukkalらによる、米国特許第5,774,117号には、2段階のアプローチ、すなわち依頼の段階と回答の段階とを使って「名刺」を電子的に交換するための依頼管理および送受信機能を含む汎用個人用会議室アプリケーションの会議室マネジャーが記載されている。
他の参加者への依頼は接続/ジョイントに応じた自動的なものであるが、依頼の回答は、受信システムが「会議室にある(In conference)」かどうかに条件として応じたものである。電子「名刺」の外部的発現とは、物理的な名刺と類似した形態で、物理的名刺によくみられる視覚的な情報の表示である。また、この視覚的表示は、その名前の人物の画像も含むことが好ましい。内部的には、画像をレンダリングするのに必要なデータを含む情報がデータ構造で保持されている。
Adamsonによる米国特許第5,818,442号には、「名刺」を電子的に設定および交換する複数の機能を含む会議室マネジャーを有することで、対面式会議の会議室参加者の名刺交換の挙動(behavior)をモデリングする、汎用電子会議室(GPEC)アプリケーションでプログラムされたコンピュータシステムが記載されている。特に、「名刺」を電子的に設定および交換する機能は、ほとんどの言語で表示可能な特別な国際的な名前を設定する機能を含み、受け取った電子「名刺」が互換性のない言語でシステム構成された会議システムに由来するものである場合、その国際的な名前で会議室参加者の名前を自動的に置き換える。こうして、国際的な電子会議室の可用性が向上する。
0‘Neilらによる、米国特許第5,987,440号には、ネットワーク化されたコンピュータ環境において効率的かつ包括的な、エージェントの規定に基づいた情報資産の命令および制御を行うための電子メトロコミュニティおよび個人情報エージェントの利用が記載されている。情報のプライバシーおよび情報の自己決定の関心事が、エンティティにネットワーク化されたコンピュータ環境で個人・信用情報をオーサリング、安全化、検索、処理および交換できるようにした本発明によって、明らかに検討される。メンバーがデジタル上の個人を、情報資産の信頼できるユーティリティの価値をつけるために交換または斡旋の命令および制御を行う、信頼できる電子コミュニティ形成が本発明により可能になる。本発明により、コミュニティと個人との両方において、電子マーケットにおける個人データを信頼性をもって利用したりその個人的データの処理において個人の規定に基づいた制御を行うことができる。
Intel CorporationによるWO97/41503号には、「名刺」を電子的に設定および交換する複数の機能を含む会議室マネジャーを有することで、対面式会議室の会議室参加者の名刺交換の挙動をモデリングする汎用電子会議室(GPEC)アプリケーションでプログラムされたコンピュータシステムが記載されている。特に、電子的に「名刺」を設定および交換する機能には、ほとんどの言語で表示可能な特別な国際的な名前を設定する機能を含み、受け取った電子的「名刺」が互換性のない言語による会議システムに由来している場合にその国際的な名前で会議室参加者の名前を自動的に置き換える。こうして、国際的な電子会議の可用性が向上する。
Intel CorporationによるWO96/36927号には、「名刺」を電子的に設定、変換、保存、検索、再送するための複数の機能で強化された汎用個人会議室アプリケーションの会議室マネジャーおよびアドレスサービスが記載されている。電子的「名刺」の外部的発現とは、物理的な名刺と類似した形態で物理的な名刺によくみられる視覚的な情報表示である。また、この視覚的表示には、その名前の人物の画像を含むことが好ましい。内部的には、視覚的な画像をレンダリングするのに必要なデータを含む情報がデータ構造の形で保持されている。
以上述べたように種々の従来技術により、社会ネットワーク化を意図したインターネットの利用が教示されている。
しかし、前記何れの技術においても、単に「名刺」という実社会上の慣習をネットワーク上に置き換えただけで、実社会上における「名刺交換」の不便さについてはいずれも解決されていなかった。
たとえば、実社会において名刺が交換されると、当該名刺に記載された氏名、会社名、役職、電話番号、電子メールアドレス等をコンピュータに入力して管理することが一般的に行われているが、名刺を受け取った後に、当該名刺の送り主のステータスが変化した場合、たとえば退職、転職、異動等の場合には、コンピュータに入力された当該名刺の送り主の情報も一々手入力で更新しなければならなかった。
また、大量に名刺交換を行う営業職等の場合、交換した名刺の裏面に交換日時・場所や当該名刺の送り主の特徴を記入することが多いが、これらの情報も名刺の送り主のステータスが変化したときには古い名刺として廃棄されてしまうため、紙の名刺だけからは過去のコンタクトの履歴を知ることは困難な場合が多かった。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、ネットワーク上で利便性の高い個人情報交換システムを確立することを技術的課題とする。
発明の開示
本発明は、前記課題を解決するための以下のような構成とした。
本発明は、依頼者ユーザが個人情報(いわゆる名刺情報)を登録する際に、確認ナンバーを含む電子メールにより各ユーザを直ちに認証し、ウェブサイトにおいてユーザの登録を行えるようにした。
そして、インターネットのウェブアドレスサイトを利用し、確認ナンバーが提示されると複数のユーザをウェブサイトに受け入れ、各ユーザから一意のユーザ名およびパスワードの登録を受け付け、ユーザに関する情報項目を含む紹介カードを表示するための一意のウェブアドレスを生成するようにした。
そして、紹介カードの目的を選択し、紹介カードの各情報項目の表示のステータスを選択し、相手側ユーザとのコンタクトおよび相手側ユーザの一意のウェブアドレスへのアクセスを希望する依頼者ユーザからの依頼を受け取り、相手側ユーザのメールアドレスおよび名前を“not socialized(未交際)”のステータスで依頼者ユーザのアドレス帳に追加するとともに相手側ユーザに通知するようにした。
そして、相手側ユーザが承認すると“socialized(交際成立)”のステータスに変更し、依頼者ユーザのメールアドレスおよび名前を“not socialized”のステータスで相手側ユーザのアドレス帳に追加するようにしたものである。
本発明の他の特徴および利点は、発明の原理を例示する添付の図面を参照して以下のより詳細な説明から明らかになるであろう。
発明を実施するための最良の形態
[第1の実施の形態の構成]
本発明は、一般の人々が使用可能なインターネットのウェブアドレスを提供するステップと、それぞれウェブサイトを利用するための電子メールアドレスを提供する一般の人々からのユーザのウェブサイトへの登録を促進するステップとを含む動機付けネットワーク化の方法である。
登録時における各前記ユーザの迅速な認証は、確認ナンバーを含む電子メールメッセージによって完了する。こうしてこのサイトは、各ユーザから一意のユーザ名とパスワードを登録する確認ナンバーが表示されると、複数の登録ユーザをウェブサイトに受け入れることができる。
ユーザに関する情報項目を含む紹介カードを表示する、各登録ユーザの一意のウェブアドレスを作成する。紹介カードの一つ以上の目的を選択し、それぞれの目的毎に紹介カードの各情報項目の表示のステータスを選択することで、多かれ少なかれ、ネットワーク化の状況における目的に応じて他の人も該情報を利用できる。いかなるユーザも、相手側ユーザの一意のウェブアドレスへの依頼の提示を行い、相手側ユーザの電子メールアドレスおよび名前を“not socialized”のステータスで依頼者ユーザのアドレス帳に追加し、相手側ユーザの承認を受けるとステータスを“socialized”に変更し、依頼者ユーザのメールアドレスおよび名前を“socialized”のステータスで相手側ユーザのアドレス帳に追加することによって相手側ユーザとの接触に関心を持つ依頼者ユーザからの依頼を受け取ることができる。
本方法は、各ユーザによって最新に維持され、かつインターネットサイトのウェブアドレスのサポート人員によってメンテナンスされるさらなる情報を含む、登録ユーザの紹介カードを全て含む動的なアドレス帳を作成するステップをさらに含む。この動的なアドレス帳により、全ユーザが、地理的な位置、仕事上の関係、およびその他様々な情報(variables)などのインデックスにより他の全ユーザにアクセスすることができる。
この方法には、ウェブアドレスサイトにおける行動について登録ユーザにポイントを与えるさらなるステップを含む。ユーザが相手を検索したり、別のユーザからの接触を受けるたびに、ユーザアカウントのポイントが貯まる。ユーザがシステムに新規登録者を連れてくると、そのユーザにポイントが与えられる。ポイントは様々な利益について価値をもつ。
本方法はさらに、各登録ユーザの行動の度合いを表すインデックスナンバーを含む登録ユーザのリストを発行するステップを含む。これにより、ネットワーク運営を行う上での貢献度をユーザが認識できる。この方法を少し変えたものが、ネットワーク接続の参加者の一人がインターネットサイトの登録ユーザでない場合に利用される。この場合、依頼は、相手側の非ユーザと接触し、相手側の非ユーザの電子メールアドレスへの依頼を提示することに関心をもつ依頼者ユーザにより送られる。依頼には、メンバーへの勧誘が含まれているとともに、確認ナンバーを提供する。相手側の非ユーザの電子メールアドレスおよび名前が、“not socialized”のステータスで依頼者ユーザのアドレス帳に追加される。このステータスは、相手側ユーザの登録の際に“socialied”に代わり、“socialized”のステータスの相手側の非ユーザと同様に、このアドレスが依頼者ユーザの電子メールアドレスに追加される。
図1は、本発明の具体的な使用例を示したシステム構成図である。
この実施例では、同図に示すように、ユーザーAの名刺情報A’とユーザーBの名刺情報B’はそれぞれ管理サイト(管理サーバ)に登録されており、ユーザーAとユーザーBとがPDA(Personal Data_Assistant)を用いて名刺交換を行うと、各ユーザーA,Bが所持するPDAよりウェブサイトにアクセスして相手の名刺情報B’およびA’が閲覧可能になるというものである。すなわち、名刺情報そのものをPDA間で交換するのではなく、名刺情報にアクセスできる権限を相手に与えることにより、ウエブサイト上の相手の名刺を互いに閲覧できる仕組みが特徴である。
管理サイトは、インターネット等の公衆通信網に接続されたコンピュータシステムによるサーバとして構築されており、中央処理装置(CPU)、メインメモリ(MM)、ハードディスク装置(HD)、表示装置(CRT)および入力装置(KBD)等で構成されている。
管理サイトを構成するコンピュータシステムは、UNIX、LINUX、メインフレーム、WindowsNT、Windows2000等のOS(オペレーティングシステム)で管理されており、これらのOS上に管理プログラムが起動されている。この管理プログラムは、前記ハードディスク装置(HD)にインストールされ、必要に応じてメインメモリ(MM)を介して中央処理装置(CPU)に読み出されて実行される。
前記管理サイトにおいて、具体的には、ユーザAとユーザBとが本実施例のネットワーク上での名刺交換を行う場合、まずユーザAは管理サイトに登録されている自分の名刺情報A’を閲覧するための鍵情報aをユーザBのPDAに送信する。
一方、ユーザBも管理サイトに登録されている自分の名刺情報B’を閲覧するための鍵情報bをユーザAのPDAに送信する。
そして、ユーザBは自身のPDAを通じて管理サイトにアクセスして、前記でユーザAから受領した鍵情報aを用いて名刺情報A’を閲覧する。
一方、ユーザAも自身のPDAを通じて管理サイトにアクセスして、前記でユーザBから受領した鍵情報bを用いて名刺情報B’を閲覧する。
以上の説明ではPDA同士で鍵情報の交換を行うことにより互いの固有情報へのアクセスを許可する例で説明したが、以下のような方法であってもかまわない。
すなわち、ユーザAとBとがそれぞれ自分が保有するPDAを用いて管理サイトにアクセスする。このとき、ユーザAは自身のIDである”AAAA”を用いて管理サイトにログインする。またユーザBは自身のIDである”BBBB”を用いてアクセスする。
この管理サイト上でユーザAとユーザBとが名刺交換を行う。このときの名刺交換とは、ウェブページ上で互いの名刺を象徴する画像データを交換することがプログラムとして実行されること等が考えられる。
このような管理サイト上での名刺交換プログラムが実行されると、名刺情報B’にユーザAのIDである”AAAA”が関係付けられる。また、同様に名刺情報AにユーザBのIDである”BBBB”が関係付けられる。ここで関係付けられるとは、たとえば名刺情報B’へのアクセスを許可する属性テーブルに”AAAA”が登録されることを意味する。
このようにして、名刺情報A’には”BBBB”が、名刺情報B’には”AAAA”がアクセス許可IDとして登録されることになる。
以上により、管理サイトを介したPDAによる名刺交換が完了し、以後はユーザAとユーザBは互いの名刺情報A’,B’に相互にアクセスできるようになる。
このように、名刺情報そのものはウエブサイトで統一的に管理されているため、たとえばユーザーの所属の変更や転勤、転職等が生じた場合には、ユーザーはウェブサイト上の自分の名刺情報だけを更新すればよい。
図2は電話番号等の情報表示機能を有する携帯端末(たとえばNTTドコモ社のiモード端末)同士で名刺情報(ここでは電話番号)を交換する場合の例である。同図左図において、まず携帯端末に設けられた赤外線通信機能を用いて名刺情報(電話番号)の交換を行う。
次に、同図右図において、ユーザーAは名刺情報(電話番号)の交換記録(ユーザーBとの交信記録)を管理サイトに送信する。これによって、管理サイト上でも名刺交換が成立することになる。
このように管理サイト登録された名刺情報(電話番号)は、携帯端末のメモリと同期(シンクロナイズ)させることにより、他のユーザーに対して常に最新の名刺情報(電話番号)を提供することができる。
図3は、携帯端末を用いて、サービスプロバイダに対して管理サイトを利用した登録を指示する場合の例である。同図において、管理サイトには、名前、電話番号、住所、会社名等のユーザープロファイルが登録されており、これらの情報は前記携帯端末よりサービスプロパイダに指示することをトリガとして、管理サイトよりサービスプロバイダに登録される。
図4は、管理サイトが名刺情報の代わりに各種サービスのIDとパスワードを管理している場合の例である。携帯端末よりサービスへのログオンリクエストが送信されると、サービスプロバイダより管理サイトに対してID/パスワードの要求がなされる。管理サイトは自身のテーブルを参照して、該当するID/パスワードをサービスプロバイダに送信する。
このようにユーザーが利用しているサービスの個々のIDとパスワードとを管理サイトに登録しておき、当該サービスのログオンを管理サイトを介して行うことにより、ID/パスワードを一々入力する煩雑さを軽減することができる。
[第2の実施の形態の構成]
図5乃至図10は、管理サイトにおけるユーザテーブルおよび紹介カードの入力画面を示したものである。
本実施例2の名刺交換システムは、実施例1と同様管理サイトを仲介にしてユーザ同士の名刺情報の交換を行うものであるが、実施例1で説明したようなPDAは用いる必要はない。
同図において、第1のユーザ(依頼者ユーザ)はたとえば「太郎」であり、第2のユーザ(相手側ユーザ)は「花子」とする。そして両者はそれぞれ「taro」、「hanako」のユーザ名で管理サイト上に登録されているものとする。
太郎は、管理サイト内(ハードディスク(HD)上)でtaro@abc.comというメールアドレスを登録しており、ビジネス用の名刺(msh_id=1001)を1枚登録している。
一方、花子は管理サイト内でhanako1@abc.comとhanako2@some.netの2つのメールアドレスを登録しており、ビジネス用の名刺(msh_id=2001)とプライベート用の名刺(msh_id=2002)を登録している。
この太郎と花子は実社会では同一の企業(abc.com)に所属しており、お互いの電子メールアドレスをあらかじめ知っているものと仮定する。
管理サイトのハードディスク装置(HD)内にはメールアドレステーブルが設定されており、図5の上図に示すように、このメールアドレステーブルには登録されたユーザのメールアドレスとユーザIDとが対応付けられている。
すなわち、同図に示すように、2つのメールアドレスを登録している花子は、いずれのメールアドレス(hanako1@abc.com,hanako2@some.net)にもユーザIDとして”200”が登録されている。
また、管理サイトのハードディスク装置(HD)上には、名刺テーブルを備えており、名刺ID毎にユーザIDが登録されている。
さらに、管理サイトのハードディスク装置(HD)上には、ユーザテーブルが設けられており、ユーザID毎にユーザ名が登録されている。
ユーザのメールアドレスおよび名刺は、この3つのテーブルにより管理されている。
図6は、太郎から花子に対して名刺交換リクエストを送信する際の、インターフェース画面である。
太郎は、ユーザ端末より管理サイトにユーザ名「taro」としてログインし、送信を意味する「send」のウェブページにおいて送信先のメールアドレスであるhanako@abc.comを入力し、送信ボタンを押す。
この処理を行うと、管理サイトの中央処理装置(CPU)は、図5のメールアドレステーブルを検索し、hanako@abc.comがユーザhanakoの管理下にある場合にはこれを認識する。
なお、このときにもしhanako@abc.comがメールアドレステーブルに登録されていない場合には、中央処理装置(CPU)は、図7に示すように、このメールアカウントを管理するダミーユーザ名とダミー名刺を生成する。
図8は管理サイトのハードディスク(HD)上に生成された名刺交換テーブルの内容を示している。
同図において、名刺交換テーブルには、名刺の保有者のユーザID、名刺の管理者のユーザID、管理者の許可ステータス、名刺の保有者の表示ステータス、共有されている名刺のIDが登録されるようになっている。
ここで、◇1は、tatoがhanakoに送信した名刺情報のステータスである。すなわち、名刺の保有者(名刺の送り先:花子)のユーザIDはdex_own_usr_id=″200″として登録され、名刺の管理者のユーザIDはdex_auth_usr_id=″100″として登録されている。
また、管理者の許可ステータスは(dex_auth_status=″n″)「n:新規」が登録されている。また、名刺の保有者の表示ステータスとしては、(dex_dwn_status=″w″)「w:待機」が登録されている。これは、保有者(花子)側からすると未交換状態であるためである。
一方、◇2は、hanakoがtaroに渡すであろう名刺のステータスを示している。hanakoからはtaroに対してまだ何も許可していないので、名刺管理者(hanako)の許可ステータスはdex_auth_status=″w″が登録されている。また、名刺保有者(taro)のステータスとしては、保有者側(taro)では交換していないものとして表示をしているので、dex_own_status=″s″が登録されている。
次に、花子(hanako)から太郎(taro)への返信を行うインターフェース画面を示したものが図9である。
同図に示すように、ユーザ花子は、太郎からの名刺交換リクエストが発行されていることを自身に到着した電子メールで知ると、ユーザ端末よりhanakoのユーザ名で管理サイトにログインする。
そして、名刺交換に同意し、インターフェース画面上で「返信」ボタンを押すことによって、太郎(taro)への返信を完了する。
このようなユーザ花子(hanako)の返信処理によって、名刺交換テーブルのステータスは図10に示すように変化する。
すなわち、花子(hanako)が太郎(taro)に対して名刺を返信したことによって、◇1の太郎(taro)の名刺保有者の表示ステータスがdex_own_status=″s″(s:参照)に変化している。
また、◇2の花子(hanako)の管理者の許可ステータスは、名刺を返信したことにより名刺の参照権限を与えたことになり、dex_auth_status=″n″に更新されている。
このように、管理サイトにおいては名刺交換テーブルによって名刺の保有者および管理者のステータスを監視、制御することができる。
産業上の利用可能性
本発明により、従来技術で教示されていない利点を有するインターネットの方法を提供することができる。
また、登録メンバーがネットワーク化に参加するような動機づけを行うこともできる。
さらに、本発明によれば、広域ネットワークを簡単な方法で実現することができる。
【図面の簡単な説明】
図1は本発明の具体的な使用例を示したシステム構成図である。
図2は電話番号等の情報表示機能を有する携帯端末同士で名刺情報を交換する場合の例である。
図3は携帯端末を用いて、サービスプロバイダに対して管理サイトを利用した登録を指示する場合の例である。
図4は管理サイトが名刺情報の代わりに各種サービスのIDとパスワードを管理している場合の例である。
図5は管理サイトにおけるメールアドレステーブルと、名刺交換テーブルと、ユーザテーブルの図である。
図6は名刺交換リクエストを送信する際のインターフェース画面である。
図7は管理サイトにおけるメールアドレステーブルの図である。
図8は管理サイトにおける名刺交換テーブルの図である。
図9は名刺交換リクエストに対する返信を行う際のインターフェース画面である。
図10は管理サイトにおける名刺交換テーブルの図である。

Claims (15)

  1. a)ユーザ端末よりアクセスが可能なインターネットのウェブアドレスを提供するステップと、
    b)前記ウェブアドレスで提供されるページ上で依頼者ユーザの少なくとも個人のメールアドレスの登録を促すステップと、
    c)前記メールアドレスの登録に対して、確認ナンバーを含む電子メールによって、依頼者ユーザに対して登録の承認を通知するステップと、
    d)前記確認ナンバーの提示によって複数のユーザ端末からの前記ウェブサイトへのアクセスを受け入れるステップと、
    e)各依頼者ユーザからの一意のユーザ名およびパスワードを登録するステップと、
    f)前記依頼者ユーザに関する情報項目を含む紹介カードとアドレス帳とを生成・表示するとともに、各登録ユーザ毎に前記紹介カードを表示するための一意のウェブアドレスを生成するステップと、
    g)前記紹介カードの目的を選択するステップと、
    h)前記紹介カードの各情報項目の表示のステータスを選択するステップと、
    i)前記と異なるユーザ(相手側ユーザ)とのコンタクトまたは相手側ユーザの前記一意のウェブアドレスへのアクセスを希望する依頼者ユーザからの依頼を受け付けるステップと、
    j)相手側ユーザの電子メールアドレスおよび名前を“not socialized(未交際)”のステータスで依頼者ユーザの前記アドレス帳に追加するステップと、
    k)前記相手側ユーザが前記一意のウェブアドレスへのアクセスを実行し、これを承認すると前記依頼者ユーザのアドレス帳の当該相手側ユーザのステータスを“socialized(交際成立)”に変更するステップと、
    l)依頼者ユーザの電子メールアドレスおよび名前を”socialized”のステータスで相手側ユーザのアドレス帳に追加するステップとを含む、動機付けネットワーク化方法。
  2. 前記紹介カードは前記依頼者ユーザによって更新可能であり、前記紹介カードの情報項目が更新されると、相手側ユーザのアドレス帳の対応情報項目が更新されることを特徴とする請求項1記載の動機付けネットワーク化方法。
  3. 前記依頼者ユーザは、得点項目テーブルを有しており、前記依頼者ユーザのアドレス帳への登録の追加によって前記得点が追加されることを特徴とする請求項1記載の動機付けネットワーク化方法。
  4. 前記各ユーザのそれぞれのネットワーク上での行動の度合いを示すインデックスナンバーを含むユーザテーブルを備えた請求項1記載の動機付けネットワーク化方法。
  5. a)ユーザ端末よりアクセスが可能なインターネットのウェブアドレスを提供するステップと、
    b)前記ウェブアドレスで提供されるページ上で依頼者ユーザの個人のメールアドレスの登録を促すステップと、
    c)前記メールアドレスの登録に対して確認ナンバーを含む電子メールによって、依頼者ユーザに対して登録の承認を通知するステップと、
    d)前記確認ナンバーの提示によって複数のユーザ端末からの前記ウェブサイトへのアクセスを受け入れるステップと、
    e)各依頼者ユーザからの一意のユーザ名およびパスワードを登録するステップと、
    f)前記依頼者ユーザに関する情報項目を含む紹介カードとアドレス帳とを生成・表示するとともに、各登録ユーザ毎に前記紹介カードを表示するための一意のウェブアドレスを生成するステップと、
    g)前記紹介カードの目的を選択するステップと、
    h)前記紹介カードの各情報項目の表示のステータスを選択するステップと、
    i)非ユーザと接触して非ユーザの前記アドレス帳への電子メールアドレスの登録に関心を持つ依頼者ユーザからの登録の勧誘と確認ナンバーとを送信するステップと、
    j)前記非ユーザの電子メールアドレスおよび名前を“not socialized”のステータスで依頼者ユーザのアドレス帳に追加するステップと、
    k)前記非ユーザが登録するとステータスを“socialized”に変更するステップと、
    l)前記依頼者ユーザの電子メールアドレスおよび名前を“socialized”のステータスで前記非ユーザのアドレス帳に追加するステップとを含む動機付けネットワーク化方法。
  6. 前記紹介カードは前記依頼者ユーザによって更新可能であり、前記紹介カードの情報項目が更新されると、前記非ユーザのアドレス帳の対応情報項目が更新されることを特徴とする請求項5記載の動機付けネットワーク化方法。
  7. 前記依頼者ユーザは、得点項目テーブルを有しており、前記依頼者ユーザのアドレス帳へ非ユーザの登録を追加することによって前記得点が追加されることを特徴とする請求項5記載の動機付けネットワーク化方法。
  8. 前記各登録ユーザのそれぞれのネットワーク上での行動の度合いを示すインデックスナンバーを含むユーザテーブルを備えた請求項5に記載の動機付けネットワーク化方法。
  9. 管理サーバを介して第1のユーザと第2のユーザとの間で相互の固有情報の閲覧を許可する際に、
    第1のユーザの固有情報を前記管理サーバに登録するステップと、
    第2のユーザの固有情報を前記管理サーバに登録するステップと、
    前記管理サーバ上で第1の固有情報と第2の固有情報とを関連付けるステップと、
    第1のユーザIDによる管理サーバへのログインに対して、第2の固有情報の閲覧を許可するステップと、
    第2のユーザIDによる管理サーバへのログインに対して、第1の固有情報の閲覧を許可するステップとからなる固有情報の閲覧システム。
  10. 少なくとも第1のユーザ端末と第2のユーザ端末との間で互いの固有情報を閲覧する権利情報を交換するステップと、
    第1のユーザーに関する固有情報と、第2のユーザーに関する固有情報とをサーバに登録するステップと、
    前記権利情報が交換されたことを条件に、前記第1のユーザーが前記第2のユーザーの固有情報を閲覧することを許可するステップと、
    同じく前記権利情報が交換されたことを条件に、前記第2のユーザーが前記第1のユーザーの固有情報を閲覧することを許可するステップとからなる固有情報の閲覧システム。
  11. 前記固有情報は名刺情報である請求項9記載の閲覧システム。
  12. 前記固有情報は電話番号であり、前記ユーザ端末は情報表示が可能な携帯端末である請求項9記載の閲覧システム。
  13. 前記固有情報は、ユーザがサービスプロバイダにアクセスする際のIDおよびパスワードである請求項9記載の固有情報の閲覧システム。
  14. 管理サーバを介して第1のユーザと第2のユーザとの間で相互の固有情報の閲覧を許可する固有情報の閲覧システムであって、
    第1のユーザの固有情報を前記管理サーバに登録する手段と、
    第2のユーザの固有情報を前記管理サーバに登録する手段と、
    前記管理サーバ上で第1の固有情報と第2の固有情報とを関連付ける状態監視テーブルとからなる固有情報の閲覧システム。
  15. 前記状態監視テーブルには、少なくとも固有情報開示希望ユーザのユーザIDと、新規、更新、開示、待機等の状態を示すフラグとが登録可能である請求項14記載の固有情報の閲覧システム。
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