JPS646053B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS646053B2
JPS646053B2 JP10047681A JP10047681A JPS646053B2 JP S646053 B2 JPS646053 B2 JP S646053B2 JP 10047681 A JP10047681 A JP 10047681A JP 10047681 A JP10047681 A JP 10047681A JP S646053 B2 JPS646053 B2 JP S646053B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carpet
plate
automobile
binder
back coat
Prior art date
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Expired
Application number
JP10047681A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS584642A (ja
Inventor
Norio Kazama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP10047681A priority Critical patent/JPS584642A/ja
Publication of JPS584642A publication Critical patent/JPS584642A/ja
Publication of JPS646053B2 publication Critical patent/JPS646053B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N3/00Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for
    • B60N3/04Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of floor mats or carpets
    • B60N3/048Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of floor mats or carpets characterised by their structure

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Passenger Equipment (AREA)
  • Carpets (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は自動車用カーペツトに関する。
従来の自動車用カーペツトとしては、例えば第
1図〜第3図(実公昭56−1458号公報参照)に示
すようなものがある。
これらの図において符号2はカーペツト本体、
3はバツクコートで、このバツクコート3はポリ
エチレンからなる熱可塑性樹脂材で形成され、カ
ーペツト本体2の裏面に予めラミネートされてい
る。4は維持層状体で、この維持層状体4は、太
さが20デニール前後の繊維4aが当該層状体4の
面方向と同方向に方向性が定められて熱可塑性樹
脂4bのバインダで結合されている。この繊維層
状体4の目付(単位面積当りの繊維層状体全体の
重量)は0.6〜1.2Kg/m2である。
そしてバツクコート3がラミネートされたカー
ペツト本体2と、繊維層状体4とが所定の成形型
により加熱状態で加圧成形されて自動車の床面形
状にフイツトした自動車用カーペツト1が形成さ
れている。
しかしながらこのような従来の自動車用カーペ
ツトにあつては、裏張りされている繊維層状体4
は、繊維4aが当該繊維層状体4の面方向と同方
向に方向性が定められて熱可塑性樹脂のバインダ
で結合されたものであつたので、面と直交する方
向の力が加わつたとき、繊維4aの部分で剥維さ
れ易く比較的剥離強度が弱い。また繊維自体は剛
性がないものなのでカーペツト全体としても剛性
が低い。このためカーペツトの掃除の際に大形掃
除機等を使用すると層間剥離が生じてカーペツト
が浮いてしまつたり、また足で踏み込んだとき、
位置ずれや「しわ」が生じ易いという問題点があ
つた。そして剛性が低いという点に対しては、目
付を増大させるとこれを高め得るものであるがこ
のような手段をとるとコスト高を招いてしまうと
いう問題点があつた。
この発明はこのような従来の問題点に着目して
なされたもので、砕片からなる充填材をバインダ
で固化成形した板状体を、熱可塑性樹脂材からな
るバツクコートで、カーペツト本体の裏面に貼着
することにより上記問題点を解決することを目的
としている。
以上、この発明を図面に基づいて説明する。
なお第4図以下の各図において前記第1図〜第
3図における部材と同一ないし均等のものについ
ては、前記と同一符号を以つて示し重複した説明
を省略する。
この発明においては、カーペツト本体2の裏面
に、砕片5aからなる充填材をバインダ5bで予
め固化成形した板状体(チツプモールド体)5
が、バツクコート3で貼着され、カーペツト本体
2、バツクコート3および板状体5の積層体で自
動車用カーペツト11が構成されている。
砕片5aとしては、適宜の端材または屑材を、
数mm前後程度の大きさに粉砕したものが使用され
る。そしてその材質としては、ウレタン、ウレタ
ンとP.V.C(ポリ塩化ビニル)フイルムとをラミ
ネートしたもの、ウレタンとフアブリツクとをラ
ミネートしたもの、P.V.Cフイルム単体、フアブ
リツク単体等が用いられ、このうちウレタンおよ
びP.V.C系の材質のものが主材料として使用され
る。またバインダ5bとしては、一例としてフエ
ノール樹脂からなる熱硬化性樹脂が使用される。
そして板状体5は一例として約80wt%の砕片5
aと、約20wt%のバインダ5bとにより、所定
の成形型によつて予め自動車の床面形状にフイツ
トする形状に成形されている。このとき板状体5
は成形性等を考慮して第4図に示すように適宜個
数の分割体としておいてもよく、また一体として
おいてもよい。
上記のように板状体5は、約80wt%が砕片5
aで占められているので、個々の砕片5aがバイ
ンダ5bで結合されるようにして形成されてい
る。したがつて板状体5の剥離強度および剛性
は、砕片5aに用いられているウレタンおよびP.
V.C系材料の特性によりほぼ左右される。そして
例えば剥離強度については、第6図に示すように
幅lが25mmの試験片を切り出し、一方の部分6a
をチヤツク等で固定し、他方の部分6bを50mm/
minのスピードで引張つて層間剥離するときの荷
重Wを求めると、前記第3図に示した従来の繊維
層状体4では0.08〜0.15Kgであつたのに対し、板
状体5では0.4〜0.65Kgで、従来のものに比べて
約4倍程度に強度が増大している。
一方、カーペツト本体2には、タフテツドカー
ペツト体、またはニードリングカーペツト体が用
いられ、これにラミネートされるバツクコート3
の厚さは0.2〜0.6mm程度とされている。
そして第7図に示すように上型7aおよび下型
7bからなる成形型における下型7b上に予め所
定形状に成形された板状体5を載置し、この上に
バツクコート3がラミネートされたカーペツト本
体2を位置させて、適宜温度に加熱して加圧成形
する。このとき加熱によりバツクコート3が軟化
して板状体5がカーペツト本体2の裏面に貼着さ
れ、前記のように積層状に一体化された自動車用
カーペツト11が構成される。この自動車用カー
ペツト11における板状体5の目付は一例として
0.5〜2.0Kg/m2とされている。
次に作用を説明する。
ウレタンおよびP.V.C系材料を主材料とする砕
片5aからなる充填材が、バインダ5bで結合さ
れて形成されている板状体5により、自動車用カ
ーペツト11はその剥離強度および剛性が所要レ
ベルまで増大される。したがつて、掃除の際に大
形掃除機等が使用されても層間剥離は生ずること
がなく、カーペツトの浮き上がり等は生じないよ
うにされる。またかなりの体重の人が足で踏み込
んでも位置ずれや、「しわ」が生じないようにさ
れる。
次に第8図にはこの発明の他の実施例を示す。
この他の実施例は、カーペツト本体2aとして目
付0.15〜0.7Kg/m2の不織布体を使用したもので、
その他の使用材料および構成については前記実施
例とほぼ同様である。また剥離強度および剛性の
増大による耐剥離性等の作用についても前記実施
例とほぼ同様である。
なお上述の各実施例において板状体5のバイン
ダ5bとして熱硬化性樹脂を使用したが、この発
明はこれに代えてウレタン系接着剤、またはポリ
エチレン等の熱可塑性樹脂を用いることもでき
る。バインダ5bとして熱可塑性樹脂を使用した
とき、板状体5は自動車の床面形状にフイツトす
るような形状に予め固化成形しておく必要はな
く、単に平板状に固化成形しておいてもよい。熱
可塑性樹脂をバインダ5bとした板状体5は、成
形型による加熱成形の際に床面形状にフイツトす
るような所定形状に形成される。
以上詳述したように、この発明によれば砕片か
らなる充填材をバインダで固化成形した板状体
を、熱可塑性樹脂材からなるバツクコートで、カ
ーペツト本体の裏面に貼着したから、剥離強度お
よび剛性が所要レベルまで増大されてカーペツト
の掃除の際に大形掃除機等を使用しても層間剥離
は生ぜず、カーペツトの浮き上り等は生ずること
がなく、またかなりの体重の人が足で踏み込んだ
ようなときに、位置ずれや「しわ」が生じること
もないという効果が得られる。
さらに板状体の形成材料としては適宜の端材や
屑材を利用することができ、また従来のものと比
べて板状体の目付はほぼ同程度にしても上記のよ
うに剛性を増大させることができるので、省資源
形で極めて経済性を有する自動車用カーペツトを
提供できるという効果が得られる。
またカーペツト本体として不織布を使用した他
の実施例によれば、上記共通の効果に加えて、さ
らに安価なブレーンニードル形の自動車用カーペ
ツトを提供できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動車用カーペツトを示す斜視
図、第2図は同上カーペツトの−線断面図、
第3図は第2図の部分拡大図、第4図はこの発明
に係る自動車用カーペツトの一実施例を示す第2
図と同様の断面図、第5図は同上カーペツトの部
分拡大図、第6図は自動車用カーペツトの剥離強
度試験態様例を示す斜視図、第7図は第4図の自
動車用カーペツトの加圧成形法の一例を示す正面
図、第8図はこの発明の他の実施例を示す第2図
と同様の断面図である。 2,2a……カーペツト本体、3……バツクコ
ート、5……板状体、5a……砕片、5b……バ
インダ、11,12……自動車用カーペツト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 砕片からなる充填材をバインダで固化成形し
    た板状体を、熱可塑性樹脂材からなるバツクコー
    トで、カーペツト本体の裏面に貼着してなること
    を特徴とする自動車用カーペツト。
JP10047681A 1981-06-30 1981-06-30 自動車用カ−ペット Granted JPS584642A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10047681A JPS584642A (ja) 1981-06-30 1981-06-30 自動車用カ−ペット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10047681A JPS584642A (ja) 1981-06-30 1981-06-30 自動車用カ−ペット

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JPS584642A JPS584642A (ja) 1983-01-11
JPS646053B2 true JPS646053B2 (ja) 1989-02-01

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ID=14274962

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JP10047681A Granted JPS584642A (ja) 1981-06-30 1981-06-30 自動車用カ−ペット

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JPS584642A (ja) 1983-01-11

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