JPS645813Y2 - - Google Patents

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JPS645813Y2
JPS645813Y2 JP17637381U JP17637381U JPS645813Y2 JP S645813 Y2 JPS645813 Y2 JP S645813Y2 JP 17637381 U JP17637381 U JP 17637381U JP 17637381 U JP17637381 U JP 17637381U JP S645813 Y2 JPS645813 Y2 JP S645813Y2
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JP
Japan
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lid
fuse
fixed
opening
body insulator
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JP17637381U
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JPS5881851U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はヒユーズ筒の半投入が防止できる円
筒形高圧カツトアウトに関する。
従来の円筒形高圧カツトアウトとして、第1図
に示すものがあり、軸対象円筒状の本体碍子1と
本体碍子1の上部に位置する電源リード2と、本
体碍子1のヒユーズ筒収納部の上方に位置する上
部固定電極3と、固定電極3に上部電極5が接続
され下部電極7が電極台8に接続された下部固定
電極9に接続されて消弧室6内に位置するヒユー
ズ筒4と、電極台8に接続された下部リード10
と、本体碍子1の下部に同心状に配置された絶縁
性硬質樹脂製の円筒形袴部材11(固定用紐12
によつて連結された密閉蓋13によつて密閉され
た開口部14を有する)と、本体碍子1を固定す
る取付バンド15とを有している。
以上記載した従来のヒユーズ筒4を投入すると
きは、所定のフツク棒(図示せず)にて下部電極
7の下端部7aを押し上げることにより投入して
いたが、活線での操作であるため手を押ばし身体
を逃がして投入操作をしている。そのため投入操
作が不完全になる場合も考えられ、万一不完全投
入(又は半投入)があつた場合でも本体碍子1の
内部にヒユーズ筒4があるため肉眼で見えず、ヒ
ユーズ筒4が半投入かどうかの判別ができない。
次に、密閉蓋13をフツク棒にて挿着するが、第
1図に示すようにヒユーズ筒4の垂直方向の位置
に無関係に密閉蓋13を挿着できる構成になつて
いるため最終的に半投入の状態のまま放置される
ことになりその後の時間経過の中で突然ヒユーズ
筒が自重によつて脱落したり、場合によつては密
閉蓋13が開かず脱落したままで放置される場合
がある。この場合ヒユーズ筒4の電極間は開極し
ていて中途半端な位置、即ち半投入の位置にある
ため極間でアークが継続しアークの偏熱により本
体碍子1が割れるという事故が発生する恐れがあ
つた。
次に、実公昭45−31505号公報記載の溶断表示
装置はヒユーズ切断時に密閉蓋が開放されたまま
放置されることにより、器体内の密封状態が破ら
れ、充電部とアース間が塩害、塵害、煙害等によ
る損害を被ることを防止することを目的としてお
り、その目的を達成するための構成として、器体
の開口部を着脱自在な蓋によつて閉塞し、該蓋に
表示体を出没自在に設け、これをスプリングによ
り常時没入状態(軸方向上方)に付勢するように
したものである。
しかしながら引例記載の装置にあつては表示体
が最没入状態にある場合においても、表示体の上
部は装着状態にあるヒユーズの底部と非接触であ
るため、この表示体をもつてしてヒユーズを上方
へ押込んで完全投入状態にすることは不可能であ
る。また、表示体によるヒユーズの押込みを可能
にするためには表示体の上方長さを完全投入状態
にあるヒユーズ底部に達する位に延長するととも
にスプリング力を大にして所定の押込み力が出る
ようにしなければならない。しかし、それは次の
ような理由から不可能である。
まず第1に引例の装置は明細書全体の記載及び
図面から明らかなように、内部の気密性を害する
ことなく溶断の表示を行うことを目的としてお
り、表示体によるヒユーズの押込み投入を目的と
していないことは明らかである。即ち、表示体を
押込むことによつてヒユーズを完全投入させるた
めには表示体の上部長さを延長させて完全投入状
態にあるヒユーズの底面に表示体上端部が接触す
る程度の長さにする必要がある。この場合表示体
によつてヒユーズを投入させようとすればヒユー
ズによつて下方に押出された状態にある表示体を
フツク棒等の押込み手段によつて押込む必要があ
る。しかしながら、表示体自体にはフツク棒等を
ひつかけて押込むための構成が存しておらず、ま
た、工夫によつて押込み手段を係合させたとして
も表示体が蓋内に少しずつ没入して行くにつれて
係合部がなくなり、そのため押込み操作は不可能
となる。
このような不都合を回避するためには(フツク
棒等を用いた押込み操作を省略させるためには)、
押込み方向へ表示体を付勢するスプリングの弾力
を十分に大きくし、蓋を取付けるとき表示体をヒ
ユーズ底部に係合させてスプリング力だけでヒユ
ーズを完全投入させるように構成することも考え
られる。しかしこのようにすると、ヒユーズ筒が
溶断しても表示用ヒユーズスプリングが弾力の点
で表示体スプリングに打ち勝つことができなくな
つて表示体の表示機能もゼロとなる。
本考案は、上記に鑑みてなされたものであり、
ヒユーズ筒の半投入を防止するため、密閉蓋を袴
部材開口部に固定される固定蓋とヒユーズ筒の完
全投入確認手段を有して固定蓋の開口部に移動自
在に嵌合される移動自在蓋とより構成するように
したヒユーズ筒の半投入が防止できる円筒形高圧
カツトアウトを提供するものである。
以下添付図面を参照して本考案を詳細に説明す
る。
第2図は本考案による一実施例におけるヒユー
ズ筒の投入完了後の状態を示し、円筒状の本体碍
子1と、本体碍子1の上部に位置する電源リード
2と、上部固定電極3と、上部固定電極3に上部
電極5が接続され下部電極7が電極台8に接続さ
れた下部固定電極9に接続されながら消弧室6内
に位置するヒユーズ筒4と、電極台8に接続され
た下部リード10と、本体碍子1の下部に同心状
に配置された絶縁性硬質樹脂製の円筒形袴部材1
1と、袴部材11の下開口部14に着脱可能に装
着され中心部に所定の直径の開口15を有したリ
ング状固定蓋13aと、上部に固定蓋13aの開
口15より少なくとも大きい直径の移動蓋13b
と、下部に移動蓋13bから所定の距離d(ヒユ
ーズ筒4の完全投入に必要な軸方向(図面では上
下方向)移動距離に相当する)の所に位置するヒ
ユーズ筒の完全投入確認用フランジ部13cを有
した円筒形の移動自在蓋部材13d(その下端部
は、フツク棒等の押込み手段が係合する押込み手
段係合部13eとして利用される)から成る絶縁
性密閉蓋13とを示している。
第3図はヒユーズ筒4の投入を完了した時上記
密閉蓋13が取る姿勢(位置)を示し、フツク棒
(図示せず)によつて円筒形の移動自在蓋13d
が距離(又は高さ)dまで上方に押し上げられ、
それによつて下から押し上げられるヒユーズ筒4
が完全投入される。このときヒユーズ筒4は上下
固定電極3,9によつて完全投入位置に位置決め
保持される。
即ち、移動蓋13bがヒユーズ筒4を下から押
し上げ、前記フランジ部13cが固定蓋13aの
裏面と係合したとき、ヒユーズ筒4を完全投入す
る。その後、フツク棒を外すと前記蓋部材13d
が落下し、固定蓋13aの開口15を塞ぐ。
以上記載したように、本考案のヒユーズ筒の半
投入が防止できる円筒形高圧カツトアウトによれ
ば、絶縁性密閉蓋が、袴部材開口部に固定され、
中央部に開口を有する固定蓋と、前記固定蓋の開
口部に移動自在に嵌合され、完全投入確認手段を
有する移動自在蓋部材とより構成するようにした
ため、ヒユーズ筒の半投入を完全に防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の円筒形高圧カツトアウト断面
図。第2図は本考案の一実施例を示す断面図でヒ
ユーズ筒の投入完了後を示す。第3図はヒユーズ
筒の投入時における本考案による密閉蓋の断面
図。 符号の説明、1……本体碍子、2……電源側リ
ード、3……上部固定電極、4……ヒユーズ筒、
5……上部電極、6……消弧室、7……下部電
極、8……電極台、9……下部固定電極、10…
…下部リード、11……袴部材、12……固定用
紐、13……従来の密閉蓋、13……本考案の密
閉蓋、13a……固定蓋、13b……移動蓋、1
3c……ヒユーズ筒の完全投入確認用フランジ
部、13d……移動自在蓋部材、14……袴部材
開口部、15……固定蓋開口部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 中空円筒形の本体碍子1と、該本体碍子1内部
    のヒユーズ筒収納部に収納されたヒユーズ筒4
    と、該ヒユーズ筒4が該本体碍子1内における完
    全投入位置にあるとき該ヒユーズ筒4を該完全投
    入位置に保持する上部固定電極3及び下部固定電
    極9と、前記本体碍子1の下端開口部に上端部を
    固定された中空円筒形袴部材11と、該袴部材1
    1の下端開口部を密閉する密閉蓋13を有する円
    筒形高圧カツトアウトにおいて、 前記密閉蓋13は、前記袴部材11の下端開口
    部に着脱可能に装着され中央に開口15を有した
    リング状の固定蓋13aと、 該固定蓋13aの開口15内に本体碍子1の軸
    方向へ往復動可能に挿通支持され、軸方向最上昇
    位置に達したとき側部に設けられた投入確認用フ
    ランジ13cが前記固定蓋13aの底面と係合す
    るとともに前記ヒユーズ筒4底部を押上げて完全
    投入位置に位置決めし、投入を完了して降下し軸
    方向最下位置に達したときヒユーズ筒4底部と非
    接触状態でしかも前記固定蓋13aの開口15を
    塞ぐ移動蓋13bを有した移動自在蓋部材13d
    より構成され、 該移動自在蓋部材13dの下端部には下方へ突
    出する押込み手段係合部13eが形成されている
    ことを特徴とするヒユーズ筒の半投入が防止でき
    る円筒形高圧カツトアウト。
JP17637381U 1981-11-27 1981-11-27 ヒユ−ズ筒の半投入が防止できる円筒形高圧カツトアウト Granted JPS5881851U (ja)

Priority Applications (1)

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JP17637381U JPS5881851U (ja) 1981-11-27 1981-11-27 ヒユ−ズ筒の半投入が防止できる円筒形高圧カツトアウト

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JP17637381U JPS5881851U (ja) 1981-11-27 1981-11-27 ヒユ−ズ筒の半投入が防止できる円筒形高圧カツトアウト

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Publication Number Publication Date
JPS5881851U JPS5881851U (ja) 1983-06-02
JPS645813Y2 true JPS645813Y2 (ja) 1989-02-14

Family

ID=29969322

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JP17637381U Granted JPS5881851U (ja) 1981-11-27 1981-11-27 ヒユ−ズ筒の半投入が防止できる円筒形高圧カツトアウト

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4615455B2 (ja) * 2006-02-08 2011-01-19 日本高圧電気株式会社 カットアウトの密閉蓋の取付構造

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Publication number Publication date
JPS5881851U (ja) 1983-06-02

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