JPS645486Y2 - - Google Patents

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JPS645486Y2
JPS645486Y2 JP1982164495U JP16449582U JPS645486Y2 JP S645486 Y2 JPS645486 Y2 JP S645486Y2 JP 1982164495 U JP1982164495 U JP 1982164495U JP 16449582 U JP16449582 U JP 16449582U JP S645486 Y2 JPS645486 Y2 JP S645486Y2
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JP
Japan
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pair
container body
flanges
potted plant
flowerpot
Prior art date
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JP1982164495U
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English (en)
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JPS5968060U (ja
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Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は鉢植収納容器に関し、その目的は鉢
植を収納したままで栽培、観賞が行える鉢植収納
容器の提供を目的とする。
(従来技術及びその問題点) 従来、鉢植を収納する植物収納容器として実公
昭52−19882号に開示された植木用ケースがある
(第5図A乃至D参照)。
この植木用ケースaは容器本体b内に鉢植cを
収納し、この鉢植cを固定板dで容器本体bに固
定するとともに鉢植cの植物eを円筒状ケースf
で覆うものである。
しかし、この植物用ケースaには次のような問
題があつた。
鉢植cに固定板d及び円筒状カバーfを装着し
てから容器本体bに収納する必要があるため、収
納作業が面倒であつた。
容器本体bには適当な指がかりがないので、容
器本体bを両手でかかえ持たねばならず、運搬が
面倒であつた。
植木鉢gがケース本体aに固定されず、植物e
が固定板dを介して容器本体bに固定されている
ので、運搬中に容器本体bが傾くと、鉢植cの滑
りを係止する係止力が全て植物eにかかることに
なり、運搬中に植物eが損傷し易かつた。
容器本体bが厚紙等の不透明素材であるため、
容器本体b内は外から見えず、鉢植cを容器本体
bに収納したまま外から観賞することは不可能で
あり、単なる運搬容器として機能するのみで、運
搬後に観賞容器として使用することはできなかつ
た。
容器本体bが不透明素材であるため、容器本体
b内に日光を供給できず、また通気孔hと鉢植c
の植木鉢gとの間には葉を広げた植物e及び円筒
状ケースfが配設されているため、これらに邪魔
されて通気孔hから植木鉢g内の土に給水でき
ず、鉢植cを容器本体b内に収納したまま外から
採光、給水することは不可能であり、単なる運搬
用の容器として機能するのみで、運搬後に栽培容
器として使用することができなかつた。
(問題を解決するための手段) この考案では鉢植を収納した上下有底筒形状の
容器本体が透明素材で形成され、この容器本体の
下半部の植木鉢収納部には前記鉢植の植木鉢が収
納され、この植木鉢が前記植木鉢収納部の内周面
で囲繞固定され、前記容器本体が縦割りに2分割
されて合掌する一対の半筒状部とされ、この合掌
する一対の半筒状部の各開口縁のうち下底縁を除
く三周縁から合掌する一対のフランジがそれぞれ
延設され、この一対のフランジの外周縁のうち相
対する一対の縦縁同士がヒンジを介して接合さ
れ、前記合掌する一対のフランジにはこの一対の
フランジを合掌状態で相互に係止させる係止材が
係脱自在に配設され、前記合掌する一対のフラン
ジの合掌境界面には前記一対のフランジの外周縁
から前記容器本体の内空間に向けて下り傾斜され
た給水路が形成され、この給水路の先端の放水口
が容器本体内の鉢植の植物を避けて植木鉢の上開
口に指向されてなる鉢植収納容器を提供すること
により上記課題を解決する。
(実施例) この考案の実施例を図面にもとづいて説明す
る。
第1図はこの考案の一実施例に係る鉢植収納容
器の斜視図、第2図は容器本体への鉢植の収納方
法を示す平面図、第3図は容器本体の開口状態を
示す斜視図、第4図は植木鉢への給水状態を示す
正面図であり、図中1は鉢植収納容器を示す。
まず、鉢植収納容器1の構成を説明する。
2は鉢植3を収納した上下有底筒形状の容器本
体であり、透明素材で形成されており、鉢植3を
容器本体2に収納したまま外方から鉢植3を観賞
できるとともに鉢植3に日光を供給できる。
この容器本体2は図示する円筒形状の外、角柱
形状であつてもよい。
この容器本体2の下半部の植木鉢収納部4には
前記鉢植3の植木鉢5が収納されている。
この植木鉢5が前記植木鉢収納部4の内周面で
囲繞固定されている。
前記容器本体2が縦割りに2分割されて合掌す
る一対の半筒状部6,6とされ、この合掌する一
対の半筒状部6,6の各開口縁7,7のうち下底
縁8,8を除く三周縁9,9から合掌する一対の
フランジ10,10がそれぞれ延設され、この一
対のフランジ10,10の外周縁11,11のう
ち相対する一対の縦縁12,12同士がヒンジ1
3を介して接合されており、ヒンジ13を介して
容器本体2が開閉自在とされ、容器本体2に鉢植
3を出し入れできる。
前記合掌する一対のフランジ10,10にはこ
の一対のフランジ10,10を合掌状態で相互に
係止させる係止材14が係脱自在に配設されてお
り、容器本体2を閉じた状態に維持でき、また合
掌状態で一体化された一対のフランジ10,10
で容器本体2を補強できるとともに、この一対の
フランジ10,10を指がかりとして鉢植収納容
器1を所持できる。
前記合掌する一対のフランジ10,10の合掌
境界面15,15には前記一対のフランジ10,
10の外周縁11,11から前記容器本体2の内
空間に向けて下り傾斜された給水路16が形成さ
れ、この給水路16の先端の放水口17が容器本
体2内の鉢植3の植物18を避けて植木鉢5の上
開口19に指向されており、容器本体2内に収納
した鉢植3の植木鉢5内の土に容器本体2外方か
ら植物18に邪魔されることなく給水できる。
尚、図中20は合掌状態の一対のフランジ1
0,10を覆う装飾カバーであり、収納する植物
の名前等を印字できる。
この考案の一実施例に係る鉢植収納容器1の構
成は以上の通りであり、次にその使用方法を説明
する。
ヒンジ13を介して開かれた容器本体2の一方
の半筒状部6内に鉢植3の半部を嵌め込み、露出
した鉢植3の残り半部を他方の半筒状部6で覆つ
て、鉢植3を容器本体2内に収納し、係止材14
の係合を介して容器本体2を鉢植3収納状態のま
ま維持する。
容器本体2を閉じた状態で合掌される一対のフ
ランジ10,10を指がかりとして鉢植収納容器
1を所持し、運搬する。
鉢植3を容器本体2に収納したまま外方から観
賞する。
鉢植3を容器本体2に収納したまま日向に置い
て鉢植3に日光を供給し、また容器本体2外方か
ら給水路16を介して鉢植3の植木鉢5内の土に
給水し、植物18を栽培する。
(考案の効果) この考案は鉢植を収納した上下有底筒形状の容
器本体が透明素材で形成され、この容器本体の下
半部の植木鉢収納部には前記鉢植の植木鉢が収納
され、この植木鉢が前記植木鉢収納部の内周面で
囲繞固定され、前記容器本体が縦割りに2分割さ
れて合掌する一対の半筒状部とされ、この合掌す
る一対の半筒状部の各開口縁のうち下底縁を除く
三周縁から合掌する一対のフランジがそれぞれ延
設され、この一対のフランジの外周縁のうち相対
する一対の縦縁同士がヒンジを介して接合され、
前記合掌する一対のフランジにはこの一対のフラ
ンジを合掌状態で相互に係止させる係止材が係脱
自在に配設され、前記合掌する一対のフランジの
合掌境界面には前記一対のフランジの外周縁から
前記容器本体の内空間に向けて下り傾斜された給
水路が形成され、この給水路の先端の放水口が容
器本体内の鉢植の植物を避けて植木鉢の上開口に
指向されてなる鉢植収納容器であるから以下の効
果を奏する。
植木鉢が植木鉢収納部の内周面で囲繞固定され
るので、固定板等を鉢植に装着することなく鉢植
をそのまま容器本体に収納すればよく、収納作業
が容易となる。
合掌する一対のフランジが容器本体から突出さ
れているので、この一対のフランジを指ががりと
して鉢植収納容器を片手で所持して運搬でき、運
搬が容易となる。
植木鉢が植木鉢収納部の内周面で囲繞固定され
るので、運搬時の傾きによつても植木鉢が容器本
体内で位置ずれせず、運搬中に植物が損傷を受け
ることがない。
容器本体が透明であるため、鉢植を容器本体に
収納したまま外方から観賞でき、単なる運搬容器
としてだけではなく、運搬後は観賞用容器として
使用できる。
容器本体が透明であるため、鉢植を容器本体に
収納したまま鉢植に日光を照射でき、更に、フラ
ンジに給水路が形成され、この給水路の先端の放
水口が容器本体内の鉢植の植物を避けて植木鉢の
上開口に指向されているため、鉢植を容器本体に
収納したまま外方から植物に邪魔されることなく
鉢植内の土に給水でき、鉢植の植物を容器本体に
収納したまま栽培でき、単なる運搬容器としてだ
けではなく、運搬後は植物栽培のできる簡易温室
としても使用できる。
合掌する一対のフランジが容器本体から延出さ
れているので、容器本体が堅牢となり、長期間日
向に晒しても歪みがなく、長期間簡単温室として
使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る鉢植収納容
器の斜視図、第2図は容器本体への鉢植の収納方
法を示す平面図、第3図は容器本体の開口状態を
示す斜視図、第4図は植木鉢への給水状態を示す
正面図、第5図A乃至Dは従来技術説明図であ
る。 1……鉢植収納容器、2……容器本体、3……
鉢植、4……植木鉢収納部、5……植木鉢、6…
…半筒状部、7……開口縁、8……下底縁、9…
…三周縁、10……フランジ、11……外周縁、
12……縦縁、13……ヒンジ、14……係止
材、15……合掌境界面、16……給水路、17
……放水口、18……植物、19……上開口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鉢植を収納した上下有底筒形状の容器本体が透
    明素材で形成され、この容器本体の下半部の植木
    鉢収納部には前記鉢植の植木鉢が収納され、この
    植木鉢が前記植木鉢収納部の内周面で囲繞固定さ
    れ、前記容器本体が縦割りに2分割されて合掌す
    る一対の半筒状部とされ、この合掌する一対の半
    筒状部の各開口縁のうち下底縁を除く三周縁から
    合掌する一対のフランジがそれぞれ延設され、こ
    の一対のフランジの外周縁のうち相対する一対の
    縦縁同士がヒンジを介して接合され、前記合掌す
    る一対のフランジにはこの一対のフランジを合掌
    状態で相互に係止させる係止材が係脱自在に配設
    され、前記合掌する一対のフランジの合掌境界面
    には前記一対のフランジの外周縁から前記容器本
    体の内空間に向けて下り傾斜された給水路が形成
    され、この給水路の先端の放水口が容器本体内の
    鉢植の植物を避けて植木鉢の上開口に指向されて
    なる鉢植収納容器。
JP16449582U 1982-10-28 1982-10-28 鉢植収納容器 Granted JPS5968060U (ja)

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JP16449582U JPS5968060U (ja) 1982-10-28 1982-10-28 鉢植収納容器

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JP16449582U JPS5968060U (ja) 1982-10-28 1982-10-28 鉢植収納容器

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Publication Number Publication Date
JPS5968060U JPS5968060U (ja) 1984-05-08
JPS645486Y2 true JPS645486Y2 (ja) 1989-02-10

Family

ID=30360626

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JP16449582U Granted JPS5968060U (ja) 1982-10-28 1982-10-28 鉢植収納容器

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5219882U (ja) * 1975-06-26 1977-02-12

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5219882U (ja) * 1975-06-26 1977-02-12

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JPS5968060U (ja) 1984-05-08

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