JPS643038Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS643038Y2 JPS643038Y2 JP1980146297U JP14629780U JPS643038Y2 JP S643038 Y2 JPS643038 Y2 JP S643038Y2 JP 1980146297 U JP1980146297 U JP 1980146297U JP 14629780 U JP14629780 U JP 14629780U JP S643038 Y2 JPS643038 Y2 JP S643038Y2
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- JP
- Japan
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- fitting
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- fitted
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- Expired
Links
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 1
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Landscapes
- Pipe Accessories (AREA)
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、管体の内面に施された塗装面を保護
するため管体端部に嵌合される保護キヤツプに関
する。
するため管体端部に嵌合される保護キヤツプに関
する。
ダクタイル鋳鉄管の内面にエポキシ樹脂などを
粉体塗装した管が汎用されているが、かかる管に
おいてはその内面塗装を保護するために管体端部
に保護キヤツプを嵌合して管端を閉鎖している。
従来は、例えば第１図に示す様に、有底筒状の保
護キヤツプａを用い、管体Ｐの受口端に対して
は、その内周が中子によつて寸法規制されていて
公差が小さいので内嵌し、挿口端に対してはその
外周が金枠によつて寸法規制されていて公差が小
さいので外嵌している。保護キヤツプａは、第２
図に示す様に、わずかにテーパした筒状部ｂとそ
の小径側端部を接続する閉鎖板部ｃとから成り、
筒状部ｂ内周に寸法公差を吸収できる様に周方向
複数個所に突条ｄ及び傾斜突条ｅが突設されてい
る。ところで管体ｐを持運ぶ際に便利な様に第３
図や第４図の如く管体の挿口側でも保護キヤツプ
を内嵌させることが要望されている。しかし挿口
内周は管体ｐの外径公差に加えて管体肉厚の寸法
誤差が加わるために大きな寸法公差を吸収できな
ければならない。しかるに、第２図の様に筒状部
ｂに突条や傾斜突条を設けたものでは大きな寸法
公差の吸収は困難であり、従来と同様の構成でか
かる要望を満足させることはできない。
粉体塗装した管が汎用されているが、かかる管に
おいてはその内面塗装を保護するために管体端部
に保護キヤツプを嵌合して管端を閉鎖している。
従来は、例えば第１図に示す様に、有底筒状の保
護キヤツプａを用い、管体Ｐの受口端に対して
は、その内周が中子によつて寸法規制されていて
公差が小さいので内嵌し、挿口端に対してはその
外周が金枠によつて寸法規制されていて公差が小
さいので外嵌している。保護キヤツプａは、第２
図に示す様に、わずかにテーパした筒状部ｂとそ
の小径側端部を接続する閉鎖板部ｃとから成り、
筒状部ｂ内周に寸法公差を吸収できる様に周方向
複数個所に突条ｄ及び傾斜突条ｅが突設されてい
る。ところで管体ｐを持運ぶ際に便利な様に第３
図や第４図の如く管体の挿口側でも保護キヤツプ
を内嵌させることが要望されている。しかし挿口
内周は管体ｐの外径公差に加えて管体肉厚の寸法
誤差が加わるために大きな寸法公差を吸収できな
ければならない。しかるに、第２図の様に筒状部
ｂに突条や傾斜突条を設けたものでは大きな寸法
公差の吸収は困難であり、従来と同様の構成でか
かる要望を満足させることはできない。
本考案は上記問題点に鑑みて、寸法公差の大き
い管端内周に内嵌できる保護キヤツプを提供する
ことを目的とし、以下その実施例を第３図乃至第
８図に基づいて説明する。
い管端内周に内嵌できる保護キヤツプを提供する
ことを目的とし、以下その実施例を第３図乃至第
８図に基づいて説明する。
第３図において、両管端に受口と挿口を形成さ
れた管体ｐの受口には従来と同様の突条付の保護
キヤツプａが内嵌され、挿口に本考案に係る保護
キヤツプ１が内嵌されている。該保護キヤツプ１
は、第４図に示すようにわずかにテーパした嵌合
筒部２から成り、その小径側端部には閉鎖板部３
が連続して形成されて有底に構成されている。該
嵌合筒部２の大径側の開口端には、管体ｐ端面と
管端部外周に係合する断面形状Ｌ字状の環状鍔か
ら成る係合部４が連続して形成されており、又前
記嵌合筒部２の外面には、軸心方向ほゞ中央に位
置して周方向に適当間隔あけて複数の半球状の突
部５が突設されている。該半球状突部５の高さｘ
は、管体内周の半径誤差にほゞ等しく定められ
る。すなわち第５図において、管体ｐの標準外径
をＤとし、径大側の外径公差をΔD 1、径小側の外
径公差をΔD 2、管体の最大肉厚をtnax、最小肉厚
をtnioとすると、管体内周の最大半径誤差ｘは、
第５図に破線で示した最大外径で最小肉厚の場合
の内径と第５図に実線で示した最小外径で最大肉
厚の場合の内径との差の半分であり、従つて ｘ＝ΔD 1＋ΔD 2／２＋tnax−tnio で与えられる。
れた管体ｐの受口には従来と同様の突条付の保護
キヤツプａが内嵌され、挿口に本考案に係る保護
キヤツプ１が内嵌されている。該保護キヤツプ１
は、第４図に示すようにわずかにテーパした嵌合
筒部２から成り、その小径側端部には閉鎖板部３
が連続して形成されて有底に構成されている。該
嵌合筒部２の大径側の開口端には、管体ｐ端面と
管端部外周に係合する断面形状Ｌ字状の環状鍔か
ら成る係合部４が連続して形成されており、又前
記嵌合筒部２の外面には、軸心方向ほゞ中央に位
置して周方向に適当間隔あけて複数の半球状の突
部５が突設されている。該半球状突部５の高さｘ
は、管体内周の半径誤差にほゞ等しく定められ
る。すなわち第５図において、管体ｐの標準外径
をＤとし、径大側の外径公差をΔD 1、径小側の外
径公差をΔD 2、管体の最大肉厚をtnax、最小肉厚
をtnioとすると、管体内周の最大半径誤差ｘは、
第５図に破線で示した最大外径で最小肉厚の場合
の内径と第５図に実線で示した最小外径で最大肉
厚の場合の内径との差の半分であり、従つて ｘ＝ΔD 1＋ΔD 2／２＋tnax−tnio で与えられる。
以上の構成の保護キヤツプ１を第３図の如く管
体ｐの管端部に内嵌せしめると、その内径は半球
状突部５の先端径よりも通常小さいため、保護キ
ヤツプ１の嵌合筒部２が第４図に仮想線で示す様
に変形して嵌合が完了する。その際、突部５が嵌
合筒部２の変形を拘束する閉鎖板部３からも係合
部４からも離れた個所に位置し、かつ形状が半球
状で周方向に間隔をあけて配設されているので、
嵌合筒部２の変形が弾性的に容易に変形し、嵌合
を容易に行なえると共に確実な嵌着が可能であ
る。
体ｐの管端部に内嵌せしめると、その内径は半球
状突部５の先端径よりも通常小さいため、保護キ
ヤツプ１の嵌合筒部２が第４図に仮想線で示す様
に変形して嵌合が完了する。その際、突部５が嵌
合筒部２の変形を拘束する閉鎖板部３からも係合
部４からも離れた個所に位置し、かつ形状が半球
状で周方向に間隔をあけて配設されているので、
嵌合筒部２の変形が弾性的に容易に変形し、嵌合
を容易に行なえると共に確実な嵌着が可能であ
る。
なお、第３図では受口と挿口を各管端に形成し
た管体ｐの挿口端に保護キヤツプ１を嵌合する場
合を示したが、適用個所はこれに限定されるもの
ではなく、例えば第６図に示す様に、一端若しく
は両端に接合フランジｆを有する管体ｐの両管端
に保護キヤツプ１を内嵌せしめる使用列がある。
た管体ｐの挿口端に保護キヤツプ１を嵌合する場
合を示したが、適用個所はこれに限定されるもの
ではなく、例えば第６図に示す様に、一端若しく
は両端に接合フランジｆを有する管体ｐの両管端
に保護キヤツプ１を内嵌せしめる使用列がある。
第７図及び第８図はそれぞれ小径管用と中大口
径管用の保護キヤツプの構造を示している。小径
の場合半球状突部５が３個設けられているが、大
径（例えば直径200mm以上）になると、多数（例
えば６個）設けられる。
径管用の保護キヤツプの構造を示している。小径
の場合半球状突部５が３個設けられているが、大
径（例えば直径200mm以上）になると、多数（例
えば６個）設けられる。
本考案の保護キヤツプによれば、以上の説明か
ら明らかな様に、管端部に内嵌されたときに、樹
脂製の嵌合筒部に設けられた突部が管体内面で押
圧されて嵌合筒部を弾性変形させるものであるた
め、大きな変形量を得ることが可能となつて、管
端部内径の誤差が大きい場合でもこれに容易に追
従して内嵌させることができ、しかもこの嵌合筒
部の弾力により確実に管端部に装着、保持するこ
とができる。かつ係合部が管体の端面と端部外周
とにともに係合するものであるため、この係合部
によつても管端部からの脱落を防止できてこの管
端部への装着、保持性を良好なものとすることが
できるのみならず、係合部によつて管端部の端面
と外周面を保護することもできる。さらに閉鎖板
部により管端を閉鎖できるため、ホコリ、ゴミ等
が管内に入り込むのを防止できて管内面の粉体塗
装を確実に保護できると共に、係合部と閉鎖板部
とは軸心方向に距離をおいて設けられているた
め、管端内側に手をかけ若しくは治具を係合させ
ることができることになつて、管体の持ち運びが
容易であり、しかも管体の接合および管内への通
水前の除去作業も容易である。
ら明らかな様に、管端部に内嵌されたときに、樹
脂製の嵌合筒部に設けられた突部が管体内面で押
圧されて嵌合筒部を弾性変形させるものであるた
め、大きな変形量を得ることが可能となつて、管
端部内径の誤差が大きい場合でもこれに容易に追
従して内嵌させることができ、しかもこの嵌合筒
部の弾力により確実に管端部に装着、保持するこ
とができる。かつ係合部が管体の端面と端部外周
とにともに係合するものであるため、この係合部
によつても管端部からの脱落を防止できてこの管
端部への装着、保持性を良好なものとすることが
できるのみならず、係合部によつて管端部の端面
と外周面を保護することもできる。さらに閉鎖板
部により管端を閉鎖できるため、ホコリ、ゴミ等
が管内に入り込むのを防止できて管内面の粉体塗
装を確実に保護できると共に、係合部と閉鎖板部
とは軸心方向に距離をおいて設けられているた
め、管端内側に手をかけ若しくは治具を係合させ
ることができることになつて、管体の持ち運びが
容易であり、しかも管体の接合および管内への通
水前の除去作業も容易である。
第１図は従来の管体端部閉鎖状態を示す半截縦
断面図、第２図は従来の保護キヤツプの一部破断
縦断面図、第３図は本考案に係る保護キヤツプを
用いた管体端部閉鎖状態を示す半截縦断面図、第
４図は本考案に係る保護キヤツプの部分拡大縦断
面図、第５図は半球状突部の高さ設定の説明図、
第６図は本考案に係る保護キヤツプの他の使用例
を示す半截縦断面図、第７図は小径管用保護キヤ
ツプの具体構造を示し、ａは縦断正面図、ｂは左
側面図、第８図は中大口径管用保護キヤツプの具
体構造を示し、ａは縦断正面図、ｂは半截右側面
図、ｃは半截左側面図である。 １……保護キヤツプ、２……嵌合筒部、３……
閉鎖板部、４……係合部、５……半球状突部。
断面図、第２図は従来の保護キヤツプの一部破断
縦断面図、第３図は本考案に係る保護キヤツプを
用いた管体端部閉鎖状態を示す半截縦断面図、第
４図は本考案に係る保護キヤツプの部分拡大縦断
面図、第５図は半球状突部の高さ設定の説明図、
第６図は本考案に係る保護キヤツプの他の使用例
を示す半截縦断面図、第７図は小径管用保護キヤ
ツプの具体構造を示し、ａは縦断正面図、ｂは左
側面図、第８図は中大口径管用保護キヤツプの具
体構造を示し、ａは縦断正面図、ｂは半截右側面
図、ｃは半截左側面図である。 １……保護キヤツプ、２……嵌合筒部、３……
閉鎖板部、４……係合部、５……半球状突部。
Claims (1)
- 管体端部内周に嵌合する嵌合筒部と、この嵌合
筒部の一端側を有底に構成する閉鎖板部と、この
閉鎖板部から軸心方向に距離をおいた嵌合筒部の
他端開口側に形成されて管体の端面と端部外周と
に係合する環状鍔状の係合部と、嵌合筒部の外周
面の軸心方向ほぼ中央における周方向複数位置に
中実の半球状に形成され、嵌合筒部が管体内周に
嵌合したときに管体内面で押圧されて嵌合筒部を
径方向内向きに弾性変形させる突部とを有した樹
脂にて形成したことを特徴とする管体の内面塗装
保護キヤツプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980146297U JPS643038Y2 (ja) | 1980-10-13 | 1980-10-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980146297U JPS643038Y2 (ja) | 1980-10-13 | 1980-10-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5768994U JPS5768994U (ja) | 1982-04-24 |
| JPS643038Y2 true JPS643038Y2 (ja) | 1989-01-25 |
Family
ID=29505876
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980146297U Expired JPS643038Y2 (ja) | 1980-10-13 | 1980-10-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS643038Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS601497A (ja) * | 1983-06-16 | 1985-01-07 | 積水化学工業株式会社 | 管端防食コア |
| JP6654411B2 (ja) * | 2014-12-19 | 2020-02-26 | 株式会社キッツ | 管端部用保護具および配管製品 |
| JP6874116B1 (ja) * | 2019-12-27 | 2021-05-19 | 株式会社クボタ | ハンドリング装置及びハンドリング方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5725295B2 (ja) * | 1979-10-22 | 1982-05-28 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6121401Y2 (ja) * | 1978-03-01 | 1986-06-26 | ||
| JPS5687695U (ja) * | 1979-12-07 | 1981-07-14 | ||
| JPS5725295U (ja) * | 1980-07-18 | 1982-02-09 |
-
1980
- 1980-10-13 JP JP1980146297U patent/JPS643038Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5725295B2 (ja) * | 1979-10-22 | 1982-05-28 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5768994U (ja) | 1982-04-24 |
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