JPS642043Y2 - - Google Patents

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JPS642043Y2
JPS642043Y2 JP1982056502U JP5650282U JPS642043Y2 JP S642043 Y2 JPS642043 Y2 JP S642043Y2 JP 1982056502 U JP1982056502 U JP 1982056502U JP 5650282 U JP5650282 U JP 5650282U JP S642043 Y2 JPS642043 Y2 JP S642043Y2
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JP
Japan
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plastic
plastic block
wall
blocks
utility
Prior art date
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JP1982056502U
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English (en)
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JPS58159318U (ja
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Publication date
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Priority to JP5650282U priority Critical patent/JPS58159318U/ja
Publication of JPS58159318U publication Critical patent/JPS58159318U/ja
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Publication of JPS642043Y2 publication Critical patent/JPS642043Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、プラスチツク製ブロツク塀に関する
ものである。
従来、塀用のブロツクとしては砂利とセメント
材からなるコンクリートブロツクが使用されてい
るが、かなりの重量で、しかも単に積み重ねだけ
で接続されて成ることから、地震等に際し倒壊す
るおそれがあり、近年頻発する地震の度にこの種
のブロツク塀の存在が問題となつていた。また、
ブロツク塀に一部分損傷あるいは汚損部分が生じ
ても、当該部分のみ修理することができず、ま
た、色にあつても限定され、建物あるいは環境に
マツチした色彩からなるブロツク塀を形成するこ
とはできなかつた。更には、従来のブロツク塀は
再使用することは不可能であり、経済的にも問題
があるとともに、長年の使用により脆くなり、あ
るいは汚損しやすくなる等耐久性にも乏しかつ
た。
本考案にあつては軽量であることから施工作業
も容易で、且つ安価に作成でき、また地震時にあ
つても倒壊する危険性を極力防ぐことができ、更
に塀の最上段の美観を整え、雨水の浸入による
錆、汚れを防ぐことのできる構造から成り、また
一部分損傷あるいは汚損しても当該部分のみを取
り替えることも可能で、しかも汚れやいたずら書
き等を簡単に落とすことができるとともに、取り
外し後も再使用できることから経済的であり、耐
久性にも富むプラスチツク製ブロツク塀を提供す
ることを目的とする。
本考案の構成は、平面及び底面に上下方向接続
用係合部を形成し、左右側面には左右方向接続用
係合部を形成し、さらに上面から底面にかけて上
下方向連接用金属性棒体挿入孔を貫通形成してな
るプラスチツク製ブロツクを上下方向及び左右方
向に接続して形成された塀の最上段部には、上面
板両側に側面板を連接し、この両側面板の下端部
間の長さが前記塀の横幅より短い可撓性を有する
プラスチツク製カバーからなる屋根部材を取付け
てなることを特徴とするプラスチツク製ブロツク
塀に関するものであり、これを図面に示す実施例
に基づいて説明すれば次の如くである。
図中1は本考案のプラスチツク製ブロツク塀本
体であり、第2図・第3図に示す如く上面部分に
は長手方向に二本の断面略半円状凸条部3が突設
されるとともに、これと相対向する底面部分には
二本の半円状凹溝部4が形成されている。この凸
条部3及び凹溝部4は上下方向に連接されるブロ
ツクを確実に係合させる作用を果す。また、第3
図に示す如く左右側面部には左側面部を弧状凸部
5とし、右側面部を弧状凹部6としてなる凹凸部
が形成され、この凹凸部5,6は横方向に連接さ
れるブロツクを確実に係合させる作用を果すもの
である。このような形状からなるプラスチツク製
ブロツクを上下方向及び左右方向に接続しプラス
チツク製ブロツク塀を形成するものである。7は
金属性棒体であり、第1図・第2図に示す如くセ
メント製土台8中の基板9より起立し、ブロツク
1の中央部分に形成された貫通孔10内を挿通し
てなり、積み重ねられたブロツクが外れたり、あ
るいはかなりの衝撃によつても係合状態を解くこ
となく複数のブロツクを整然と係合接続させるた
めのものである。11は最上段のブロツク中央部
分長手方向に形成された溝12に位置する杆体で
あり、塀の最上段部より下方部分に向かつて加圧
することにより、更に塀の構成部分たる各ブロツ
クの係合状態を強化せんとするものであり、加圧
に際しては杆体11を挿通してなる棒体7上方部
にネジ着されるナツト13を締めつけることによ
つて行われる。
14は挟持形状を有するプラスチツク製屋根部
材であり、例えば本実施例にあつては、可撓性を
有するプラスチツク製カバーからなり、山型状の
上面板両側に連接される両側面板の下端部間の長
さは塀の横幅より短く形成されている。したがつ
てプラスチツク製ブロツク1を上下方向及び左右
方向に接続して形成されたプラスチツク製ブロツ
ク塀の最上段部に対し両側面板を広げた後挟着す
ればプラスチツク製屋根部材は塀の最上段部に確
実に係止され雨等の浸入は完全に防ぐことができ
る。尚、本考案のプラスチツク製ブロツクは、更
に一段と軽量比を図るために第3図に示す如く、
中央部分に空間部15を形成してもよい。
しかして、本考案のプラスチツク製ブロツク塀
によれば、塀を形成するプラスチツク製ブロツク
自体は上下方向及び左右方向には係合部が設けら
れていることから、熟連した技能が無くても積み
重ねそして並列するだけで簡単にブロツク塀を作
成できる。そして塀を形成してなる各ブロツクは
棒体7、杆体11及びナツト13によりその抜け
出し、あるいは係合状態を解くことが完全に防止
されていることから、塀は地震等の衝撃に際して
も倒壊するおそれはない。
更に、積み重ねたブロツクで積み上げた塀の最
上段部に設置される屋根部材は、挟持形状からな
り内方向に付勢されるヒンジを有していることか
ら、ヒンジを外方向に拡げブロツクで積み上げた
塀の最上段に挟着するだけで、特に工具も必要と
せず、簡単に設置することができる。これにより
外観の美観を高めるだけでなく、雨水等のブロツ
ク内への浸入を完全に防ぎ、金属性棒体を錆から
守ることができる。
また、一部分の破損個所、汚損個所も当該部分
のブロツクを取り外すことにより修理することが
できるとともに、その全体も再使用できることか
ら極めて経済的である。更には、従来悩みの種で
あつた汚れ、いたずら書き等を簡単に清浄化でき
るとともに、建物、環境の好みに応じたカラフル
な塀を作成することもできる等、多大な効果を有
し、従来の砂利、セメント材からなるコンクリー
トブロツク塀の有する諸欠点を全て解決すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のプラスチツク製ブロツク塀の
一実施例を示す概略断面図、第2図は本考案のプ
ラスチツク製ブロツク塀を構成するブロツクの上
下方向の係合状態を示す概略断面図であり、第3
図は同じく左右方向の係合状態を示す概略平面図
である。 1……プラスチツク製ブロツク本体、3……凸
条部、4……凹溝部、5……凸部、6……凹部、
7……金属性棒体、8……セメント製土台、9…
…基板、10……貫通孔、11……杆体、12…
…溝、13……ナツト、14……屋根部材、15
……空間部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 平面及び底面に上下方向接続用係合部を形成
    し、左右側面には左右方向接続用係合部を形成
    し、さらに上面から底面にかけて上下方向連接
    用金属性棒体挿入孔を貫通形成してなるプラス
    チツク製ブロツクを上下方向及び左右方向に接
    続して形成された塀の最上段部には、上面板両
    側に側面板を連接し、この両側面板の下端部間
    の長さが前記塀の横幅より短い可撓性を有する
    プラスチツク製カバーからなる屋根部材を取付
    けてなることを特徴とするプラスチツク製ブロ
    ツク塀。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項記載のプラス
    チツク製ブロツク上面中央部には長手方向に、
    プラスチツク製ブロツクで積み上げた塀の最上
    段部より塀の下方に向かつて加圧するための杆
    体の載置用溝部を形成したことを特徴とするプ
    ラスチツク製ブロツク塀。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項記載のプラス
    チツク製ブロツク上下方向接続用の係合部は、
    プラスチツク製ブロツクの平面部分長手方向に
    二本の断面略半円状凸条部を突設しこれと相対
    向する底面部分長手方向には二本の半円状凹溝
    部を形成したことを特徴とするプラスチツク製
    ブロツク塀。 (4) 実用新案登録請求の範囲第1項記載のプラス
    チツク製ブロツクの左右方向接続用の係合部
    は、一側面部に弧状凸部を形成し他側面部に弧
    状凹部を形成したことを特徴とするプラスチツ
    ク製ブロツク塀。
JP5650282U 1982-04-19 1982-04-19 プラスチック製ブロック塀 Granted JPS58159318U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5650282U JPS58159318U (ja) 1982-04-19 1982-04-19 プラスチック製ブロック塀

Applications Claiming Priority (1)

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JP5650282U JPS58159318U (ja) 1982-04-19 1982-04-19 プラスチック製ブロック塀

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58159318U JPS58159318U (ja) 1983-10-24
JPS642043Y2 true JPS642043Y2 (ja) 1989-01-18

Family

ID=30067028

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5650282U Granted JPS58159318U (ja) 1982-04-19 1982-04-19 プラスチック製ブロック塀

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JP (1) JPS58159318U (ja)

Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100797777B1 (ko) 2005-07-08 2008-01-24 대한한옥개발 주식회사 담장
JP6078251B2 (ja) * 2012-07-19 2017-02-08 国立大学法人筑波技術大学 建築ユニット、建築構造物及び建築方法

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JPS5255295U (ja) * 1975-10-20 1977-04-21
JPS54117118A (en) * 1978-03-03 1979-09-11 Masayoshi Monma Molding brick for structure wall body

Family Cites Families (3)

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JPS56103312U (ja) * 1980-01-10 1981-08-13

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Also Published As

Publication number Publication date
JPS58159318U (ja) 1983-10-24

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