JPS639974Y2 - - Google Patents

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JPS639974Y2
JPS639974Y2 JP1983086503U JP8650383U JPS639974Y2 JP S639974 Y2 JPS639974 Y2 JP S639974Y2 JP 1983086503 U JP1983086503 U JP 1983086503U JP 8650383 U JP8650383 U JP 8650383U JP S639974 Y2 JPS639974 Y2 JP S639974Y2
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JP
Japan
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metal
wire
metal wire
fusible
tube
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JP1983086503U
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JPS59190052U (ja
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Priority to JP8650383U priority Critical patent/JPS59190052U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、高温度条件下で使用される機器およ
び装置、例えば内燃機関の触媒コンバータなどの
内部の異常温度検知に適用される高温度ヒユーズ
に関するものである。
従来例の構成とその問題点 第1図に示すように従来の高温度ヒユーズはパ
イプ形状の可溶金属管1に金属リード線2a,2
bを溶接固着し、空間部3を形成し、金属リード
線2aの先端を金属保護管4に接地した後、粉末
状電気絶縁材5を充填し、前記金属保護管4を減
径し開口部を封口材6で完全密封して成るもので
あつた。
この高温度ヒユーズは可溶金属管の溶断を行な
うものであるが、内燃機関のように高温でしかも
常に昇温・降温による膨張・収縮が繰返されるよ
うなものに使用した場合、金属保護管に接地した
金属リード線を有する可溶金属線が金属保護管内
外の温度差による引張り・圧縮応力で可溶金属管
が断線する恐れがあつた。
考案の目的 本考案は高温で常に振動が加わる箇所で、しか
も周囲温度が昇温・降温を繰返すような使用条件
下でも耐振性および機械的強度を保持できる高温
度ヒユーズを提供するものである。
考案の構成 本考案はコイル形状の可溶金属線と、前記可溶
金属線の両端に接続される一対の金属リード線
と、前記可溶金属線を包囲するその可溶金属線の
体積より大きい内容積の空間部を有し、かつ一端
に前記金属リード線の一方を外部に導出するため
の貫通孔を有する断面コ字状をした絶縁碍子管
と、前記絶縁碍子管及び前記金属リード線とを粉
末状絶縁材を介して収納する金属保護管を有し、
一方の前記金属リード線は前記絶縁碍子管の前記
貫通孔に挿入され前記空間部への前記粉末状絶縁
材の侵入を遮断するとともに前記金属保護管と電
気的に絶縁されて外部に導出され、他方の前記金
属リード線が前記金属保護管に電気的に接続され
てなる高温度ヒユーズである。従つて、本考案で
は金属保護管と接地した絶縁碍子管に保護された
コイル形状の可溶金属線は、常に振動が加わり、
しかも膨張・収縮が繰返される苛酷な使用条件下
でも、絶縁碍子管のコイル形状の可溶金属線が状
況に応じて伸縮自在であるため、金属保護管の内
外の温度差による引張り・圧縮応力の影響もなく
長時間の高温耐久にも満足できる。
実施例の説明 第2図は本考案に係る高温度ヒユーズの断面図
である。同図において、第1図と同一番号は同一
部分を示す。金属保護管4は例えばステンレス・
インコロイ・インコネル材などから成る。7はコ
イル形状をした可溶金属線で、貴金属はもとより
銀ろう、パラジウムろうなどの一般ろう材および
これらの合金を用いる。金属リード線2a,2b
はステンレス・ニツケル・ニクロム線などから成
り、コイル形状の可溶金属線7と所定の位置で、
プラズマ溶接およびスポツト溶接などで溶接固着
されている。8はコイル形状をした可溶金属線7
と金属リード線2a,2bを溶接固着した後の空
間部である。9はコイル形状の可溶金属線7部分
を保護した絶縁碍子管であり、酸化マグネシアお
よびムライト・アルミナ焼結体などから成り、第
3図に示すような断面コ字状の形状を有する。こ
の絶縁碍子管9は前記可溶金属線7の体積より大
きい内容積を形成する空間部を有し、その内面は
鏡面状態に近い仕上げ状態となつている。また、
この絶縁碍子管9は一端に金属リード線2bを外
部に導出するための貫通孔を有しており、その金
属リード線2bが前記貫通孔に挿入されて外部に
導出されることにより、前記絶縁碍子管9の前記
空間部への前記粉末状絶縁材5の侵入を遮断する
働きを有している。封口材6は耐熱性に優れたエ
ポキシ樹脂およびガラス質固着材から成り、酸素
や湿気の侵入を阻止し可溶金属線7の酸化防止を
行なつている。
第4図は異常温度上昇によりコイル形状の可溶
金属線7はオープン状態となり、金属リード線2
a,2b間の電気導通を遮断した状態を示してい
る。
考案の効果 本考案は、昇温・降温による膨張・収縮の繰返
しの条件下においても、金属保護管内に接地した
絶縁碍子管に保護されたコイル形状の可溶金属線
の伸縮自在により金属保護管の内外の温度差で生
ずる引張り・圧縮応力による可溶金属線の断線も
なく、長時間の高温耐久にも耐え、しかも異常温
度に上昇の際、所定の温度で可溶金属線をその可
溶金属線の体積より大きい内容積の空間部と前記
可溶金属線と電気的に接続して成る金属リード線
の挿入により粉末状絶縁材の前記空間部への侵入
を遮断する貫通孔とを有する絶縁碍子管の内容積
部分に溶融させ、可溶金属線を構成する材料の表
面張力により確実に溶断させて開回路化させるこ
とができる。この時、前記実施例で述べたように
絶縁碍子管の内面を鏡面状態に近い仕上げ状態と
しておくことにより、可溶金属線の溶融時の溶断
性を一段と向上させることができる。また可溶金
属線がコイル形状であるため、作業性も容易なう
えコスト面でも非常に効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す部分断面図、第2図は本
考案の実施例を示す高温度ヒユーズの部分断面
図、第3図は絶縁碍子管の断面図、第4図は本考
案に係るヒユーズの溶断後の部分断面図である。 2a,2b……金属リード線、5……粉末状電
気絶縁材、7……コイル形状の可溶金属線、9…
…絶縁碍子管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コイル形状の可溶金属線と、前記可溶金属線の
    両端に接続される一対の金属リード線と、前記可
    溶金属線を包囲するその可溶金属線の体積より大
    きい内容積の空間部を有し、かつ一端に前記金属
    リード線の一方を外部に導出するための貫通孔を
    有する断面コ字状をした絶縁碍子管と、前記絶縁
    碍子管及び前記金属リード線とを粉末状絶縁材を
    介して収納する金属保護管を有し、一方の前記金
    属リード線は前記絶縁碍子管の前記貫通孔に挿入
    され前記空間部への前記粉末状絶縁材の侵入を遮
    断するとともに前記金属保護管と電気的に絶縁さ
    れて外部に導出され、他方の前記金属リード線が
    前記金属保護管に電気的に接続されてなる高温度
    ヒユーズ。
JP8650383U 1983-06-06 1983-06-06 高温度ヒユ−ズ Granted JPS59190052U (ja)

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JP8650383U JPS59190052U (ja) 1983-06-06 1983-06-06 高温度ヒユ−ズ

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JP8650383U JPS59190052U (ja) 1983-06-06 1983-06-06 高温度ヒユ−ズ

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Publication Number Publication Date
JPS59190052U JPS59190052U (ja) 1984-12-17
JPS639974Y2 true JPS639974Y2 (ja) 1988-03-24

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ID=30216431

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JP8650383U Granted JPS59190052U (ja) 1983-06-06 1983-06-06 高温度ヒユ−ズ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4947867A (ja) * 1972-09-14 1974-05-09

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4947867A (ja) * 1972-09-14 1974-05-09

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Publication number Publication date
JPS59190052U (ja) 1984-12-17

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