JPS639581A

JPS639581A - 製本検査装置

Info

Publication number: JPS639581A
Application number: JP15361286A
Authority: JP
Inventors: 諏訪原　進; 押田　孝義
Original assignee: Toppan Printing Co Ltd
Current assignee: Toppan Inc
Priority date: 1986-06-30
Filing date: 1986-06-30
Publication date: 1988-01-16
Anticipated expiration: 2011-08-21
Also published as: JP2525368B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、１合した後に針金綴等の所定の綴加工を行な
う製本機において、折丁搬送路上に折丁の落丁増丁ある
いは針金綴落ら等の製本状態を検知する検出器を設け、
該検知器の信号により落丁、増丁あるいは４落の有無を
判定する判定器を備えた検査装置に関し、特に製本線機
の電源入力初期に発生する検知器及び判定器の誤動作に
よって検線本体が停止するのを防止するとともに、稼動
中においては、特にその製本機本体に備えた検出器によ
る製本カロエ製品における不良品の発生にともなうリジ
ェクト排出の繰返し回数等に応じて当該検出器等の誤作
動の発生の確認あるいは不良品の発生原因の確認を可能
にし、また、そのときに自助的に製本機本体を停止でき
るようにするための装置に関する。

（従来の技術）製本線機に設置した４落ちの有無を検査する検査装置に
おいては、電源を入力し、綴殿本体を始動させた後の僅
かな間は、始動時、検査装置の検出器途中に折丁が停止
していたりして、該検査装置が正常に動作しないため、
綴付けすべき折丁が正常に通過し且つ綴針金が正常に綴
付けされていても本機に対してそれと無関係の異常信号
が働いて、本別が停止してしまうことがある。一方、そ
のような検出器による折丁の異常状態の検出動作が、突
発的なものであるのか、あるいは、何らかの機械的な故
障等の原因で繰返し発生するものであるのか判断がむづ
かしいものである。

（発明の目的）本発明は、４機を始動させた時点における畷機上の検査
装置に上記のような誤動作が発生しても、本機が停止す
ることがないようにするとともに、検出器による折丁の
異常状態の検出が繰返し発生するものであるのかを検査
できるようにすることを目的とするものである。

〈発明の構成）本発明は、製本丁合及び針金綴を行なう製本機本体の折
丁搬送路上に、折丁の落丁増丁あるいは、針金綴等の製
本状態を検知する検知器を設け、該検知器の信号により
落丁、増丁あるいは４落の有無を判定する判定器を備え
た製本検査装置において、判定器と製本機本体にそれぞ
れ動作電源回路を設け、該判定器から製本機本体への前
記判定信号入力を動作電源入力時より所定秒間だけ一旦
停止させるタイマーを設けたことを特徴とする製本検査
装置である。

また、本発明は、製本丁合及び針金綴を行なう製本機本
体の折丁搬送路上に折丁の落丁増丁あるいは、針金綴落
等の製本状態を検知する検知器を設け、該検知器の信号
により落丁、増丁あるいは４落の有無を判定する判定器
を備えた製本検査装置において、製本機本体に製本良品
と不良品に仕分は排出するリジエクト装置を設け、該リ
ジェクト装置のリジエクト回数をカウントするカウンタ
ーを設け、連続的または単位時間内にＮ回カウントした
時点で製本機本体を停止させるようにしたことを特徴と
する製本検査装置である。

本発明の具体的な実施例を図面に従って説明すれば、第
２図、製本針金綴機の折丁搬送路（６）に綴針全検出器
（３）を設け、該針金検出信号により針金綴落の有無を
判定して製本線機の運転制御あるいは仕分は排出制御を
するための判定信号を発する、第１図判定器（８）を備
えた針金綴落を検査する製本検査装置において、判定器
（８）と製本緩機本体く１０）にそれぞれ動作電源回路
（７）を設け、判定器（８）から製本緩機本体（１０）
への前記判定信号入力を動作電源入力時より所定秒間だ
け一旦停止させるタイマー（９）を設けたものである。

本発明装置を図面に従って詳細に説明すれば、第２図、
検線本体の折丁搬送チェノ（６）上側に折丁通過を検知
する光電検知器（１）と綴針金（５〉を検知する！！磁
気センサー２）を備えた検出器く３）を設け、折丁（ａ
　）を掛は載せして走行するチェノ（６）の走行上流の
綴付装置（図示せず）にて折丁（ａ　）の背部（１１）
に綴付けされた綴針台（５）の有無を検査するものであ
る。

該検出器（３）は、光電検知器（１）とその折丁進行方
向僅か下流側に磁気センサー（２）を備え、光電検知器
（１）とそれに対向する搬送チェノ（６）内の定位置に
取付けた光源、又は受光部（１ａ）によって、まず折丁
（ａ　）の進入通過を検出し、続いて、磁気センサー（
２）によって折丁（ａ）に綴付けられた綴針台（５）を
検出づるちのである。

第２図は本発明の装置の概略ブロック図であり、針金綴
落検出器（３）と、判定器（８）と、タイマー（９）と
［１本体（１０）と、リジェクト排出部（１２）を備え
る。検出器（３）の光電検知器（１）による通過検知信
号■ａは、ＡＮＤ回路（Ａ２）に入力し、一方、磁気セ
ンサー（２）による針金検知信号は、第２図に示すよう
に、折丁（ａ　＞の背部（１１）の畷個所が２箇所であ
れば、磁気センサー（２）の１回目の針金検知信号■ｐ
１をクロックＴＦ、Ｆ回路（４）に入力し、そして該Ｔ
Ｆ、Ｆ回路（４）からの出力信号を、リセット端子Ｒを
備えたＲ８Ｆ、Ｆ回路（４ａ）によって保持し、該信号
Ｖｐ　１と、２回目の針金検知信号Ｖｐ２を前記ＴＦＦ
回路（４）に入力して発する信号とをＡＮＤ回路（Ａ１
）に入力して信号Ｖｐ３を発生させ、前記信号ｖａとＶ
ｐ３を入力したＡＮＤ回路（Ａ２）からの出力信号Ｖｐ
をＮＯＴ回路（Ｎ１）に入力して、判定信号Ｖを発する
判定器（８）を設ける。あるいは、第１図、磁気センサ
ー（２）を、カウンター回路を介して直接ＡＮＤ回路（
Ａ２）に入力するようにしてもよい。そして、前記判定
器（８）からの信号■ａをＮＯＴ回路（Ｎ１）に入力し
て発する信号■は、タイマー（９）を介して判定信号Ｖ
として緩機本体く１０）に入力するものである。タイマ
ー（９）からの判定信号Ｖは、検出器（３）が正常綴じ
を検出したときは信号■はＯであり、異常綿じを検出し
たときに信号■が発せられる。そして、その信号Ｖを綴
閤本体（１０）の制御部に入力し、畷機本体く１０）の
継続運転及び停止、又は、出来水の仕分は排出を行なう
リジェクト排出部（１２）の駆動制御を行なうものであ
る。そして電源回路（７）は、検出器（３）及び判定器
（８）及びタイマー（９）及び緩機本体（１０）に接続
される。

リジェクト排出部（１２）は、所望カウント数Ｎに設定
してリジェクト回数をカウントすることができるカウン
ター（１３）を備え、該カウンターは、予め設定した所
定数Ｎだけカウントした時点で緩機本体く１０）に対す
る停止信号を発して、本体（１０）を停止させる。例え
ば、製本不良品リジェクト排出動作が連続してＮ回続け
て発生した場合、あるいは、製本良品と不良品が繰り返
し発生して所定時間内に所定の回数の製本不良品リジェ
クト動作が発生した場合は、カウンター（１３）によっ
てその回数をカウントして緩機本体く１０）を停止する
ものである。

判定器（８）の判定信号を一旦停止するためのタイマー
（９）は、判定器（８）に電源回路（７）をＯＮすると
同時に動作するものである。そして、タイマー（９）の
動作により△［秒だけ緩機本体（１０）への判定信号は
発信されず、直接電源回路（７）からの信号によって運
転が開始又は継続運転されるものである。

第３図は、本発明装置における綴針台（５）の個数をカ
ウントする検出器（３）の一実施例である。光電検出器
（１）と磁気センサー〈２）とをブラケット（１４）の
下側に取り付け、該ブラケット（１４）の上側にスライ
ドシャフト（１５）を備える。該スライドシャフト（１
５）は、支持板（１６）の摺動ガイド（１６ａ）内を上
下に摺動でき、ブラケット（１４）に内装した光電検知
器（１）及び磁気センサー（２）と折丁（ａ　）に綴付
けされた針金（５）との間隔を適正距離に調整するもの
である。そして、光電検知器（１）の下側に対向して、
光源又は受光部（１ａ）を設ける。ブラケット（１４）
の下側面は、搬送チェノ（６）の矢印走行方向上流側に
上向きに傾斜する斜面（１６ａ）を備え、折丁（ａ）の
搬送通過において、折丁（ａ　＞の背部（１１）の頂角
前端部が引掛らないようにしである。

第４図は、本発明装置の検出動作におけるタイミングチ
ャートである。横軸（は時間、Ｖａは光電検知器（１）
の折丁通過検知動作パルス、Ｖｐｌは磁気センサー（２
）の最初の針金検知動作パルス、Ｖａ２は次の針金の検
知動作パルス、Ｖｐ３は、ＡＮＤ回路（Ａ１）の出力パ
ルスであり、Ｖｐは、ＡＮＤ回路（Ａ２）から発せられ
る判定器（８）の出力パルス、■は、判定器（８）から
タイマー（９）を介して発するＮ０７回路（Ｎ１）の出
力判定信号である。

（発明の作用）本発明によれば、第１図、矢印方向に搬送される折丁（
ａ）の進入通過を光電検知器（１）によって検知し、そ
の僅かに下流にある磁気センサー（２）により綴付は針
金（５）の有無を検知することによって綴着ちの有無を
判定するものであるが、判定器（８）のＡＮＤ回路（Ａ
２）からの信号Ｖｐを、判定器（８）からタイマー（９
）を介して発する判定信号■として検線本体（１０）に
入力して、続運転又はリジェクト排出部（１２）の仕分
は排出動作の制御動作を行なうものである。

このように、タイマー（９）を介して判定器（８）より
検線本体（１ｏ）に入力する判定信号Ｖを初期動作時即
ち、電源回路（７）をＯＮにした時より所定秒間だけ、
例えば、３〜４秒間カットするようにしたため、検出器
（３）及び判定器（８）の電源入力初期誤動作を防止す
ることが可能である。

このように、本発明装置は、電源回路（７）をＯＮにし
て検線本体く１０）を始動させたとき、所定秒間は、判
定器（８）からの異常綴じ発生信号Ｖが無信号状態であ
り１、また、その間だけは、検線本体の整数サイクルに
ついては、リジェクト動作するようにすることによって
、所定秒間における無検査状態の危険を回避することが
できる。

また、例えば、検線本体の機械的な調整などにおいて使
用する緩機の寸動動作については、その寸肋動作中は、
判定器（８）から検線本体（１ｏ）への判定信号■の入
力をＯＦＦ状態にして動作するようにすることができる
。

（発明の効果）本発明は、製本機に備える製本検査装置おいて、折丁の
落丁増丁の有無、あるいは針金畷等の綴着の有無等、製
本状態を検査する場合、検査装置の初期誤動作による製
本機本体の無意味な停止を防止することができる。また
、製本機に備える製本リジェクト装置の所定繰返し排出
動作回数を計数することによって、それを検出器による
検出個所に関連する部分に発生した機械的な調整不良、
あるいは故障原因として確認することができるとともに
、自動的に製本機本体を停止させることができるため、
製本機の能率的な調整操作及び運転操作に顕著な効果を
発渾するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明装置の動作概略ブロック図、第２図は
、中綴製本綴機に取付けた本発明装置に使用する検出器
の概要図、第３図は、本発明装置における検出器の一実
施例を説明する正面図、第４図は、本発明装置の動作タ
イミングチャート図である。１・・・光検知器　　２・・・磁気センサー３・・・綴
落検出器　５・・・針金６・・・搬送チェノ　７・・・電源回路８・・・判定器
　　　９・・・タイマー１０・・・検線本体　１２・・
・リジェクト装置性　　許　　出　　願　　人凸版印刷株式会社代表者　鈴　木　和　夫

Claims

【特許請求の範囲】１）製本丁合及び針金綴を行なう製本機本体の折丁搬送
路上に、折丁の落丁増丁あるいは、針金綴落等の製本状
態を検知する検知器を設け、該検知器の信号により落丁
、増丁あるいは綴落の有無を判定する判定器を備えた製
本検査装置において、判定器と製本機本体にそれぞれ動
作電源回路を設け、該判定器から製本機本体への前記判
定信号入力を動作電源入力時より所定秒間だけ一旦停止
させるタイマーを設けたことを特徴とする製本検査装置
。２）製本丁合及び針金綴を行なう製本機本体の折丁搬送
路上に折丁の落丁増丁あるいは、針金綴落等の製本状態
を検知する検知器を設け、該検知器の信号により落丁、
増丁あるいは綴落の有無を判定する判定器を備えた製本
検査装置において、製本機本体に製本良品と不良品に仕
分け排出するリジエクト装置を設け、該リジエクト装置
のリジエクト回数をカウントするカウンターを設け、連
続的または単位時間内にＮ回カウントした時点で製本機
本体を停止させるようにしたことを特徴とする製本検査
装置。３）製本機本体に製本良品と不良品に仕分け排出するリ
ジエクト装置を設け、該リジエクト装置のリジエクト回
数をカウントするカウンターを設け、連続的または単位
時間内にＮ回カウントした時点で製本機本体を停止させ
るようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記
載の製本検査装置。４）製本機本体が折丁搬送路下流に綴針金検出器を備え
、該針金検出信号により針金綴落ちの有無を判定して製
本機本体の運転制御あるいは仕分け排出制御をするため
の判定信号を発する判定器を備えた丁合針金綴製本機で
ある特許請求の範囲第１項及び第２項及び第３項記載の
製本検査装置。５）前記綴針金検出器は、高さ調整可能な支持体と、該
支持体先端部に、折丁進行方向上流より順に光電検知器
と磁気センサーを備える特許請求の範囲第４項記載の装
置。