JPS6395764A

JPS6395764A - 情報の自動送信方式

Info

Publication number: JPS6395764A
Application number: JP24021686A
Authority: JP
Inventors: Koichi Matsumoto; 浩一松本; Tatsuo Sawada; 立夫沢田
Original assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Current assignee: Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date: 1986-10-11
Filing date: 1986-10-11
Publication date: 1988-04-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、特定の相手に電話した時、音声の他に非音
声情報（画像やデータ等の音声以外の情報：以下の説明
では“両面゛°を主体として説明する）を自動的に送れ
るようにした送信方式に関するものである。

〔従来の技術〕

通信においては、音声の他に画面等、他の情報が付加さ
れていると便利な場合が多い。例えば、警察・消防への
緊急連絡、そば屋の出前注文、家具等の商品配達の依頼
、待合わせ場所の連絡などにおいて、自宅付近の地図な
どを送れれば音声会話だけで伝えるよりは格段に詳細な
情報を伝えることができる。特に、火事などの緊急時の
電話では気が動転しているので、「火事だ！」を連呼す
るばかりで、名前や住所を伝えずに電話を切ってしまう
といった例も数多（報告されている。このため、電話に
よる音声だけでなく、画面情報を同時に自動的に送れれ
ば、有効な通信手段となる。

現在、音声と画面情報を送るには、ア）電話ファックスを用いて、電話で連絡した後、ファ
ックスへ切り替える。

イ）２回線の通信路を用いて、電話とファックスを同時
に使用して伝達する。

などの方法がある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しか（７、これらの方法では、 ■電話とファックスの２つの機器において、それぞれ操
作が必要であり、煩わしい。

■画面情報を送る場合、その都度ファックス原稿のセツ
ティングが必要であり煩わしい。

■上記０）、■の操作が煩わしく、緊急時、気が動転し
ている場合等は忘れたり、また、番号間違いをしたりし
てしまう。

という欠点があった。

この発明は、これらの欠点を解決するため、特定番号へ
発信した場合、あらかじめ蓄積しておいた両面情報を自
動的に送れるようにした情報の自動送信方式とを提供す
ることを目的とするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明にかかる情報の自動送信方式は、情報チャネル
と、接続制御信号およびバケツ１−情報を送れる信号チ
ャネルとを有するディジタル通信網において、音声の他
に非音声情報を送出したい電話番号をあらかじめ宅内機
器に登録しておき、さらに電話番号に対応させて非音声
情報をあらか１↓め登録しておき、ダイヤルした電話番
号が宅内機器に登録された番号と一致した時、通常の情
報チャネルを用いた音声の他に、その番号に対応するあ
らかじめ登録されｔこ非音声情報を、信号チャネルを用
いてパケット化した情報として音声通信を行っている相
手へ自動的に送るようにしたものである。

〔作用〕

この発明の情報の自動送信方式は、ダイヤルした電話番
号があらかじめ宅内機器に登録された番号と一致した時
、情報チャネルを用いた音声の他にあらかじめ登録した
非音声情報が信号チャネルからパケット化した情報とし
て相手へ自動的に送信される。

〔実施例〕

第２図は、この発明を実施したディジタル宅内機器を接
続するためのディジタル網のシステム構成図である。第
２図において、１，１’はディジタル交換機、２，２′
はこの発明を実施したディジタル宅内機器、３，３′は
宅内機器２，２′と網との間のディジタル加入者線、２
１は前記ディジタル交換機３および３′の間の網間線路
、２０はパケット情報を送るパケット転送処理装置であ
る。加入者線は、一対の線路であるが、２つの６４Ｋｂ
／ｓの情報チャネル（ＢｌおよびＢ２チャネルと称する
）と、網−宅内機器間の制御情報並びに宅内機Ｎ２およ
び２′間のパケット情報を伝達する１６Ｋｂ／ｓの信号
チャネル（Ｄチャネルと称する）で構成されている。こ
の網構成においては、宅内機器２，２はＢ１チャネルま
たはＢ２チャネルのいずれか、あろい両方を用いて通信
が可能である。また、Ｄチャネルを用いて小容量のパケ
ット情報を送ることが可能である。このようなチャネル
構成はディジタル通信網では容易であり、また、ＣＣＩ
ＴＴにおいてＩシリーズとして勧告化（１，４１２）さ
れつつあるので、これを用いれば容易に実現できる。

第１図は、この発明を実施したディジタル宅内［ｉ？２
．２’の一構成例である。第１図において、３は第２図
と同じディジタル加入者線、４は／）ンドセット、５は
通話回路、６は音声を情報チャネルにのせるためのディ
ジタル信号へ交換したり、逆に情報チャネルのディジタ
ル信号を音声に交換するコーデック、７はダイヤル、８
は電話した時、併せて画像情報を送る特定番号（この実
施例では例えばｒｌ１９Ｊとして説明する）を蓄積して
おくための番号蓄積メモリ、９はこのディジタル宅内機
器をローカルモードで画面の蓄積や画像情報を送る特定
の電話番号を登録するための登録キー、１０は蓄積した
画面の中身を確認のために再生させるための再生キー、
１１は地図等の画面情報を入力するための光−電気変換
回路や走査回路等で構成される画面入力部、１２はこの
画面入力部１１で入力された画面情報をメモリに蓄積し
やすい信号に変換し、冗長性を抑圧するための符号・冗
長度抑圧回路、１３はこの符号・冗長度抑圧回路１２で
符号化された画面情報を蓄積しておくための送信情報メ
モリと受４３シた画面情ｉをＭ積するための受信情報メ
モリとで構成される画面蓄積メモリ、１４はこの画面蓄
積メモリ１３に蓄積された画面情報を取り出してパケッ
ト化１ノて送ったり、相手からのパケット化された画面
情報を受信して画面蓄積メモリ１３へ蓄積するための画
面情報送受信回路、１５は蓄積した画面情報を符号再生
して出力ずろｔ、：めの符号再生回路、走査回路、記録
回路で構成される画面出力回路、１６は音声信号や画面
情報をＢ１チャネノ１５、Ｂ２チャネル、Ｄチャネルの
いずれのチャネルと接続するかを選ぶチャネル選択スイ
・ソチ、１７は制御回路で、網との間で接続制御信号の
授受や、ダイヤルされた電話番号と番号Ｎ積メモリ８を
比較し一致した時に１）チャネルを利用して発信し、画
面情報送受信回路１４Ｊｅ制御して画面蓄積メモリ１３
の内容を送る制御を行う。１８は情報信号、接続制御信
号を伝送するためにディジタル信号列に組み立てて網へ
送り、逆に網からのディジクル信号列を情報信号、接続
制御信号に分解ずろインタフェース回路、１９はこのデ
ィジタル宅内機器の各回路に必要な電力を供給する給電
回路である。

次に、第１図の実施例の動作について説明する。

（ア）まず、両面情報を送る特定の相手電話番号および
送る両面情報の入力動作について説明する。

第３図に制御回路１７の動作フロー例を示す。

操作者が、登録キー９を押下すると、制御回路１７はロ
ーカルモー　ドとなり、緊急電話番号入力モードとなる
。操作者は次にダイヤル７を用いて、特定の電話番号、
ここでは消防署への連絡を仮定しｒｉ　１９Ｊを入力し
、さらに入力完了と１７で、再度登録キー９を押下する
。ｉ１４御回路１７はこの登録キー９の押下により、特
定の電話番号は１−１１９−ｊであることを、番号Ｍ槓
メモリ８に記録する７次に、操作者は送りたい画面情報
を書いた用紙を画面入力部１１にセットすると、制御回
路１７は、画面入力部１１を制御（７、セットされた用
紙の内容を読み込む。読み込まれた画面情報は、符号・
冗長度抑圧回路１２に符号に変換さね、かっ情報量圧縮
される。さらに符号化された画面情報は、画面蓄積、メ
モリ１３へ蓄積される。ここで、画面情報メモリは、画
面情報をＭ積するための十分な容量（例文ば６４０Ｘ４
００ドツトの画面をＮ積する場合では、１２８にビット
のＲＡＭ２個で実現可能である）を有している。以上の
動作が終了すると、制御回路１７は空状態へ移行する。

上記の動作により、特定の電話番号として「１１９」が
番号蓄積メモリ８に、画面情報が画面蓄積メモリ１３へ
記録される。

ここで、操作者が内容確認のために再生キー１０を押下
すれば、制御回路１７は、両面出力部１５を・制御（７
、画面蓄積メモリ１３の内容を再生出力し、記録１７て
いる画面情報を確認できる。

なお、ここで述べた情報入力方法は、ファックスのよう
な形成で説明したが、スケッチホンのようにライトペン
による手書き入力でも良い。

（イ）次に、特定の番号１’　１１９　Ｊヘダイヤルし
たときの動作について説明する。

第４図に制御回路１７の動作７０〜例を示す。

また、第５図に通信シーケンス例を示す。

操作者がオフフックし、ダイヤルとして「１１９」を押
下すると、制御回路１７はインタフェース回路１８を通
して、網との間で発信接続制御を行う。ここでは、情報
チャネルＢｌ、Ｂ２の両方が空いているので、例えばＢ
１チャネルを１史用して発信する。このため、制御回路
１７はチャネル選択スイッチ１６を制御し、Ｂｌチャネ
ルとコープ・ツク６とを接続する。その後、相手（ここ
では消防署）が応答すると、網からインタフェース回路
１８を通して応答信号が送られて通話中となる。

ここで、会話音声は通話回路５、コーデック６でディジ
タル信号に変換され情報チャネルＢｌからインクフェー
ス回路１８を通して相互に伝達される。

網から応答信号が送られると、制御回路１７は番号蓄積
メモリ８内の番号と、操作者がダイヤルした番号との比
較を行う。ここでは、ダイヤル番号と蓄積された番号が
ｒ　１１．９　Ｊで一致するため、制御回路１７は操作
者がダイヤルした電話番号が特定の電話番号であること
が分かる。このため、制御回路１７は、インタフェース
回路１８を通して、網との間で電話と同じ番号へＤチャ
ネルを使用して新たな発信接続制御を行う。これは、電
話番号が蓄積されているので、アナログ電話で実現され
ている再ダイヤルと同様容易に実現できる。

その後、相手の宅内機器との間でパヶッ１−リンクが確
立すると、網からインタフェース回路１８を通してリン
ク確立信号が送られ、パケット情報を送れる状態となる
。このため、制御回路１７は、画面情報送受信回路１４
を！ＩＪ御し、（ア）の説明で記録された画面情報を画
面Ｍ積メモリ１３から読み出し、ディジタル信号に変換
してＤチャネルを通してパケット情報報として、インタ
フェース回路１８を通して相手の宅内機器に送達する。

ここで、パケット情報はＤチャネル上を、網との接続制
御信号とは異なることを示す信号を付加しており、網で
はこの異なることを示す信号により、送られてきた信号
がパケットであることを識別して、パケット転送処理装
置２０を介して相手の宅内機器へ送られる。このパケッ
ト情報の送り方についても、ＣＣＩＴＴにおいてＭ告（
Ｑ、９３１）されており、これを用いれば容易に実現で
きる。

一方、相手の宅内ｉｓの制御回路１７は、チャネル選択
スイッチ１６を制御して、上記Ｄチャネルからのパケッ
トされた信号をインタフェース回路１８を介して、画面
情報送受信回路１４で受信し、画面蓄積メモリ１３に蓄
積する。さらに制御回路１７は画面Ｎ積メモリ１３に蓄
積された画面情報を画面出力部１５へ送り画面として表
示する。

このようにして、画面情報は自動的に相手の宅内機器へ
送達される。

ここで、画面情報としては、１４．０Ｘ１００ドツ）・
（パソコン画面の約１７４面積両面）の情報であれば、
約１７７の圧縮率で２５０オクテツトのパケット１個で
送ることが可能である。また、パソコンの画面と同様な
情報量（３２０Ｘ２００ドツト）でも、４〜５個のパケ
ットで送れる。

なお、この実施例においては、画面情報をＤチャネルで
送る方法を説明したが、チャネル選択スイッチ１６によ
り、Ｂ２チャネルを用いても接続することができる。た
だし、この場合は相手の回線が使用中の場合や、Ｂ２チ
ャネルが他のｔａ器で使用去れている場合には、画面情
報を伝えることができなくなる。

さらに、上記各実施例においては、特定の電話番号とし
て「１１９Ｊを用いて説明したが、（ア）の説明で述べ
たように、自由に登録できるノテ別の番号でも差支文な
いことは言うまでもない。

また、上記各実施例においては、特定の相手番号として
登録できるのは一対一として説明したが、複数個の番号
登録と複数個の画面登録が登録できるようにすれば（番
号蓄積メモリ５と画面蓄積メモリ９を複数個用意する）
、発信先に応じて異なった画面情報を送ることもできる
。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明によれば、あらかじめ蓄
積しておいた画面情報等の非音声情報を特定の電話かど
うかを自動的に判断して送信するため、 ■音声だけでな（住所や概略地図等の画面情報も併せて
送達できるので、あわてて重要な情報（住所、１印等）
を伝え忘れるということがない０ ■特定の電話番号の相手に電話するだけで、画面情報も
自動的に送ることができるので、相手を待たせて改めて
ファックスの電話番号を調べたり、地図を書いたりする
必要がなく、スムーズな通信が可能となる。

■相手の情報チャネルの使用に有無にかかわらず、話中
を気にせずに情報を伝達でき、スムーズな通話ができる
。

という利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明を実施したディジタル電話機の一実施
例を示すブロック図、第２図はディジタル網におけるシ
ステム構成例を示すブロック図、第３図は番号登録のた
めの制御回路の動作フロー例を示す図、第４図は特定番
号へ電話した場合に、同時に画面情報を送るｉめの制御
回路の動作フロー例を示す図、第５図は通信シーケンス
例を示す図である。図中、１，１’はディジタル交換機、２．２’は宅内機
器、３，３′はディジタル加入者線、４はハンドセット
、５は通話回路、６はコーデック、７はダイヤル、８は
番号蓄積メモリ、９は登録キー、１０は再生キー、１１
は画面入力部、１２は符号・冗長度抑圧回路、１３は画
面蓄積メモリ、１４は画面情報送受信回路、１５は画面
出力部、１６はヂャネル選択スイッチ、１７は制御回路
、１８はインタフェース回路、１９は給電回路、２０は
パケット転送処理装置、２１は網間線路である。第３図

Claims

【特許請求の範囲】

情報チャネルと、接続制御信号およびパケット情報を送
れる信号チャネルとを有するディジタル通信網において
、音声の他に非音声情報を送出したい電話番号をあらか
じめ宅内機器に登録しておき、さらに前記電話番号に対
応させて非音声情報をあらかじめ登録しておき、ダイヤ
ルした電話番号が前記宅内機器に登録された番号と一致
した時、通常の情報チャネルを用いた音声の他に、その
番号に対応する前記あらかじめ登録された非音声情報を
、前記信号チャネルを用いてパケット化した情報として
音声通信を行っている相手へ自動的に送ることを特徴と
する情報の自動送信方式。