JPS6394657A - レ−ザ加工方法およびレ−ザ加工装置 - Google Patents

レ−ザ加工方法およびレ−ザ加工装置

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Publication number
JPS6394657A
JPS6394657A JP61240601A JP24060186A JPS6394657A JP S6394657 A JPS6394657 A JP S6394657A JP 61240601 A JP61240601 A JP 61240601A JP 24060186 A JP24060186 A JP 24060186A JP S6394657 A JPS6394657 A JP S6394657A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silicon substrate
carbon dioxide
laser beam
processed surface
processed
Prior art date
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Pending
Application number
JP61240601A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanari Mihashi
三橋 眞成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPS6394657A publication Critical patent/JPS6394657A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はレーザ加工方法および加工装置に関し、特にシ
リコン基板をチ・γピング、溶融付着物の無い良好なス
クラ、イビング加工できるレーザ加工方法および加工装
置に関する。
〔従来の技術゛) シリコン基板をスクライビングする方法としては、回転
する砥石による方法(ダイシング)と)゛AGレーザを
用いる方法(レーザスクライビング)とがある。
ダイシンクにおいては機械的加工であるため、シリコン
基板のスクライブ面にチッピングが生じるという欠点が
ある。またY A Gレーザを用いたし・−ザスクライ
ビングにおいては、レーザ照射部が加熱されて溶融、蒸
発し、熱加工を行なうものである(N密工作便覧、第8
版、1551〜1556頁)。このためスクライブ面に
溶融物が付着して残るという欠点がある。
1発明が解決しようとする問題点〕 上述したように、従来のシリコン基板のスクライビング
加工法において、砥石を用いたダイシングではチッピン
グが発生し、不良となる問題点、’1’ A Gレーザ
を用いたレーザスクライビングでは溶融物が基板表面に
付着し汚染する問題点がある。
〔問題点を解決するための手段] 第1の発明のレーザ加工方法は、シリコン基板の加工面
にのみ熱反応性の工・ソチンダ液を作用させ、前記加工
面の反射面から炭酸ガスレーザビームを照射することを
特徴とするレーザ加工方法である。また、第2の発明の
レーザ加工装置は、可視光源、半透明ミラーおよび集光
レンズとからなるレーザ加工部の観察光学系を被加工物
を挟んで炭酸ガスレーザビームの反対側に配置したこと
を特徴とするレーザ加工装置である。
し作用〕 シリコン基板の加工面にのみ、熱反応性のエツチング液
を作用させ、前記加工面の反対面から炭酸ガスレーザビ
ームを照射すると、炭酸ガスレーザビームはシリコン基
板を透過し、シリコン基板加工面と接する熱反応性のエ
ツチング液に吸収される。従って、シリコン基板加工面
に接する熱反応性エツチング液に炭酸ガスレーザビーム
を集光させるとエツチング液がレーザ吸収して高温にな
り、レーザ照射部近傍のシリコン基板加工面が選択的に
エツチングされる。
また、可視光源、半透明ミラーおよび集光レンズとから
なるレーザ加工部観察光学系をシリコン基板を挟んで炭
酸ガスレーザビームの反対側に、ビーム軸心を合せて配
置することにより、シリコン基板加工面におけるレーザ
照射位置、加工形状の観察ができ、所要の位置にスクラ
イビング加工を行なうことができる。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を用いて説明する。
第1図は本発明のレーザ加工装置の一実施例を示す構成
図である。シリコン基板11を容器12に例えば接着剤
13で固定する。容器12の底面は平行平面ガラスで構
成する。シリコン基板11の加工面14に熱反応性のエ
ツチング液15として水酸化カリウム水溶液(濃度30
%重量比)を接触させる。炭酸ガスレーザ発振器16か
らレーザ(レーザパワー20W)を発振してミラー17
によりレーザビームの方向を変え、レンズ18により炭
酸ガスレーザビーム19を、シリコン基板11の加工面
14(下面)と接するエツチング液15に集光させる。
炭酸ガスν−ザビーム19はシリコン基板11を透過し
、水酸化カリウム水溶液に吸収される性質を有する1、
このため、炭酸ガスレーザビーム1つが集光したエツチ
ング液部分は熱的に活性化され、接するシリコン基板1
1の加工面14を選択的にエツチングする。
この場き、シリコン基板11は可視光を透過しないので
、下方にある加工部14を上方からは直接に観察できな
い。そこで、容器12の底面を平行平面ガラスとし、下
方からシリコン基板11の加工部1・1を観察する。シ
リコン基板11(被加工物)を挟んで炭酸ガスレーザビ
ーム19の反射側、すなわち容器12の底面(平行平面
ガラス)の下方に可視光源(波長0.6μm、ハロゲン
′ランプ)20、半透明ミラー21、集光レンズ22を
鏡筒23に保持して配置する8鏡筒23はXYZステー
ジ24に保持されており、可視光25の集光位置を調整
でき、炭酸ガスレーザビーム19によるシリコン基板1
1の加工位置を直接に観察できる。
可視光源(ハロゲンラ〉′プ)20からの波長0.6μ
mの可視光が半透明ミラー21を透過し、レンズ22に
よりシリコン基板11の加工面14に集光する。この場
合、波長0.6μInの可視光は水酸化カリウム水溶液
を透過する。加工面からの反射光に半透明ミラー21に
反射されてカメラ20に入り、テレビモニタ27によっ
て観察される。加工中、バイブ28、夕〉・り29、ポ
ンプ30により工・ソチング液を循環させる。移動台3
1によりシリコン基板11を移動させることにより、ス
クライビング加工を行なうことができる。
炭酸ガスレーザパワーを20W、移動台31によりシリ
コン基板を速度5Il■/secで移動させて、相対的
にビームを走査した。その結果、シリコン′基板の加工
面に幅70μm、深さ350μmの溝が加工された。前
記加工溝にはチッピングおよび溶融付着物がなく、良好
なスクライビング加工が達成された。
なお、本実施例において、シリコン基板11を挟んで上
方に炭酸ガスレーザビーム、下方に観察光学系を配置し
たが、第2図に示すようにシリコン基板11を鉛直に容
器12Aに保持し、シリコン基板の左右にそれぞれ観察
光学系可視光25、炭酸ガスレーザビーム19を配置し
ても良い。
またシリコン基板を容器に固定する方法として、固定部
からエツチング液が漏れないようにすれば他の方法例え
ばシーリングゴムを介し、圧接する方法でも良い。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明の加工方法により、シリコン基
板にチ・ソビングおよび溶融付着物のない良好なスクラ
イビング加工を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すレーザ加工装置の構成
図、第2図は本発明の他の実施例における炭酸ガスレー
ザビーム、シリコン基板および観察光学系の配置例を示
す断面図である。 】1・・・シリコン基板、12.12A・・・容器、1
3・・・接着剤、14・・・加工面、15・・・エツチ
ング液、16・・・炭酸ガスレーザ発振器、17・・・
ミラー、18・・・レンズ、I9・・・炭酸ガスレーザ
ビーム、20・・・可視光源、21・・・半透明ミラー
、22・・・レンズ、23・・・鏡筒、24・・・XY
Zステージ、25・・・可視光、26・・・カメラ、2
7・・・テレビモニタ、28・・・パイプ、29・・・
タンク、3o・・・ボンア、31・・・移動台。 第1図 第2図 Iく

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シリコン基板の加工面にのみ熱反応性のエッチン
    グ液を作用させ、前記加工面の反射面から炭酸ガスレー
    ザビームを照射することを特徴とするシリコン基板のレ
    ーザ加工方法。
  2. (2)炭酸ガスレーザビームを照射して被加工物を加工
    するレーザ加工装置において、可視光源、半透明ミラー
    および集光レンズとからなるレーザ加工部の観察光学系
    を被加工物を挟んで炭酸ガスレーザビームの反対側に配
    置してなることを特徴とするレーザ加工装置。
JP61240601A 1986-10-08 1986-10-08 レ−ザ加工方法およびレ−ザ加工装置 Pending JPS6394657A (ja)

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