JPS639456A - 防災制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、テンキーの入力操作により警戒区域に設置さ
れている防火戸、排煙口等の防災機器を遠隔的に制御す
るようにした防災制御装置に関する。

（従来技術） 従来、警戒区域に設置された防火戸や排煙口等を監視室
等から遠隔的に制御する防災制御装置におっては、例え
ばテンキー装置を使用して制御対象となる防災は器の選
択コード番号を入力すると共に、選択コード番号に続い
て防災機器の起動や復旧を指令する操作コード番号を入
力し、このようなテンキー装置の操作による選択コード
番号及び操作コード番号の入力に基づいて選択された防
災機器に対し起動または復旧等の制御信号を送出するよ
うにしている。

またテンキー装置には、入力コード番号をそのまま表示
するディスプレイ装置が一体に設けられており、ディス
プレイ装置の表示コード番号を見ることで、入力コード
番号が正しく入力されているか否かをチェックできるよ
うにしている。

（発明が解決しようとする問題点） ところで、このような従来のテンキー装Ｗを用いた防災
制御装置にあっては、ビル等の大規模な防災設備におい
ては多数の防災機器が設置されていることから、防災別
器の選択コード番号及び操作コード番号を記載した操作
リス１へを参照してテンキー装置による入力操作を行な
うようになる。

しかし、操作リストを参照した際に選択コード番号を見
誤って入力操作を行なってしまった場合、テンキーディ
スプレイを確認しても見誤って入力した選択コード番号
が正しく表示されていれば、入力ミスは無かったものと
して操作コード番号の入力により防災機器を制御するこ
ととなり、防災機器を制御した後に意図した機器が作動
しないことによって選択コード番号が誤っていたことに
初めて気付くこととなり、入力操作の確認が充分にでき
ないという問題があった。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、テンキーによるコード番号の入力操作ミスを確実
に防止できるようにした信頼性の高い防災制御装置を提
供することを目的とする。

この目的を達成するため本発明にあっては、テンキー装
置から防災機器を選択する選択コード番号の入力を受け
たときには、選択コード番号に対応する防災機器設置地
区の警戒区域平面図をＣＲＴディスプレイ装置に表示す
ると共に警戒区域平面図の中に予め描かれている選択コ
ード番号に対応する防災機器のシンボルマークをフリッ
カ表示し、続いてテンキー装置から機器の起動や復旧等
を指令する操作コード番号の入力を受けたときに、確認
制御手段によって選択コード番号に対応する防災機器に
操作コード番号に基づく制御信号を送出するようにした
ものである。

（作用） このような本発明の構成によれば、任意の防災機器を制
御するために、まずテンキー装置から選択コード番号を
入力すると、この選択コード番号に対応する機器を設置
している地区の警戒区域平面図がＣＲＴディスプレイ装
置に表示され、且つ警戒区域平面図内の選択コード番号
で指定された防災機器のシンボルマークがフリッカ点灯
することとなり、オペレータは警戒区域平面図のシンボ
ルフリッカを見ることで防災機器の選択操作が正しく行
なわれたか否か直ちに判断することができ、例えば選択
コード番号のリストを見誤って選択コード番号を入力し
ていたときには、オペレータが操作しようとした機器と
は異なる位差又は種類の機器のシンボルマークがフリッ
カすることで、選択コード番号の見誤りに直らに気付く
こととなり、操作コード番号の入力により機器を作動す
る前に、選択コード番号をキャンセルして正しい選択コ
ード番号の入力をやり直すことができる。

（実施例） 第１図は本発明の一実施例を示したブロック図である。

まず構成を説明すると、１はテンキー装置であり、例え
ばキーボードに設けられているＯ〜９の数字キー配列を
持ったテンキーが用いられる。このテンキー装置１にお
ける防災制御のための入力機能は、警戒区域に設けられ
ている複数の防災機器の中から制御しようとする機器を
選択するための選択コード番号の入力と、選択コード番
号を入力した後に選択した機器に起動或いは復旧等を指
令するための操作コード番号の入力という２つの入力機
能を持っており、この２つの入力機能を選択コード番号
入力手段１ａ及び操作コード番号入力手段１ｂとしての
機能ブロックで示している。

テンキー装置１には液晶表示器等によるテンキ−ディス
プレイ２が一体に設けられており、選択コード番号入力
手段１ａ及び操作コード番号入力手段１ｂからの入力コ
ード番号をそのままテンキーディスプレイ２に表示でき
るようにしている。

テンキー装置１のキー操作による選択コード番号、即ち
選択コード番号入力手段１ａの出力はデータラッチ３に
与えられ、操作コード番号入力手段１ｂからのコード番
号出力、若しくはキャンセル操作が行なわれるまでの間
、選択コード番号をラッチしている。データラッチ３に
ラッチされた選択コード番号はＣＲＴコントローラ４に
供給され、ＣＲＴコントローラ４はデータラッチ３から
与えられた選択コード番号に対応する防災典型装置地区
の警戒区域平面図をグラフィックメモリ５から読出して
ＣＲＴディスプレイ９に表示し、更にＣＲＴディスプレ
イ９に表示される警戒区域平面図の中には、平面図内に
設置している防災機器の種類及び設置場所を示すシンボ
ルマークが描かれていることから、データラッチ３から
与えられた選択コード番号に対応する防災機器のシンボ
ルマークをフリッカ表示させるようになる。

一方、テンキー装置１における操作コード番号入力手段
１ｂから出力される防災機器の起動、復旧等を指令する
操作コード番号の操作信号は、確認制御手段６に出力さ
れ、確認制御手段６はテンキー装置１から操作コード番
号の入力を受けると、その時データラッチ３に保持され
ている選択コード番号に対応する防災機器に対し、操作
コード番号に基づく起動または復旧等の制御信号を外部
出力インターフェース７を介して端末側に設置されてい
る防災機器３ａ、８ｂ、　　・・・８ｎの選択されたい
ずれか１つに出力するようにしている。

第２図は第１図に示した本発明の防災制御装置を備えた
火災報知システムの一例を示したブロック図である。

第２図において、１０は火災受信盤であり、火災受信盤
１０から警戒区域に引き出された信号線１１ａ、１１ｂ
、　　・・・’１１ｎのそれぞれにはアナログ火災感知
器としての煙濃度センサ１２と、温度センサ１３が並列
接続されている。煙濃度センサ１２及び温度センサ１３
は煙濃度または温度に応じたアナログ検出信号を火災受
信１’ＩＯからのポーリングを受けたときに送出するよ
うになり、火災受信盤１０においては煙濃度センサ１２
または温度センサ１３から得られたアナログ火災検出信
号に基づいて火災判断を行なっており、火災を判断する
と警報ベルの鳴動や火災表示灯の点灯により火災警報を
出す。

火災受信盤１０からの火災判断信号及び火災受信盤１０
で収集されている煙濃度センサ１２や温度センサ１３の
アナログ検出データは、第１図に示した本発明の防災制
御装置としての制御機能を備えた制御装＠１４に入力さ
れている。制御装置１４には入力手段としてテンキー１
を協えたキーボード１５、ＣＲＴディスプレイ９に警戒
区域平面図を表示するＣＲＴコントローラ４、更にＣＲ
Ｔディスプレイ９に表示する警戒区域平面図の画像デー
タを記憶した磁気ディスク１６、防災制御に必要な各種
のデータを記憶したフロッピディスク１７、更には防災
制御に関する各種のデータを打ら出すプリンタ１８が接
続されている。

更に、制御装置１４には外部出力インターフェース７を
介して防火戸や排煙口等の複数の防災機器８ａ〜８ｎが
信号線接続されている。

尚、第２図のシステム溝成において、ＣＲＴコントロー
ラ４に対してはＣＲＴディスプレイ９の表示画面を使用
して防災機器の制御を行なうことのできるライトペン１
９が設けられており、キーボード１５に設↓ブたテンキ
ー装置１若しくはライトペン１９のいずれかによって防
災機器の制御ができるようにしている。

次に第３図のフローチＶ−トを参照して第２図の火災報
知システムに設けた第１図に示す装置構成をもつ本発明
の防災制御装置の制御処理を説明する。

まず装置の電源を投入した作動状態において、キーボー
ド１５に設けているテンキー装置１を使用してオペレー
タが制御対象となる防災機器を選択するための選択コー
ド番号を入力すると、判別ブロック２０において選択コ
ード番号の入力がチェックされ、ブロック２１に進んで
入力された選択コード番号がラッチされる。同時にブロ
ック２２においてテンキー装置１により入力された選択
コード番号がキーボード１５に一体に設けているテンキ
ーディスプレイ２にそのまま表示され、オペレータはテ
ンキーディスプレイ２を見ることで正しい選択コード番
号の入力が行なわれたことを確認できる。

このようにしてテンキー装置１からの選択コード番号の
入力処理が終了すると、ブロック２３に進んでＣＲＴコ
ントローラ４に対し選択コード番号に基づいた警戒区域
平面図の表示制御が指令され、ＣＲＴコントローラ４は
磁気ディスク１６に予め記憶されている選択コード番号
に対応する機器の設置地区となる警戒区域平面図を読出
してＣＲＴディスプレイ９に表示する。

第４図は選択コード番号の入力に基づいてＣＲＴディス
プレイ９の表示画面９ａに表示された警戒区域平面図３
０の一例を示した説明図である。

この第４図の警戒区域平面図３０から明らかなように、
警戒区域平面図３０の中には、火災受信盤１０に接続し
ている煙濃度センサ１２の設置位置を示す煙センサマー
ク３２及び温度センサ１３の設置位置を示す温度センサ
マーク３４が表示されており、更に本発明の防災制御に
関連して、例えば防火戸の設置場所を示す防火戸シンボ
ルマーク３６ａ〜３６ｅ及び排煙口の設置場所を示す排
煙ロジンポルマーク３８ａ〜３８ｂが表示されている。

このように防火戸や排煙口等の防災機器のシンボルマー
クを表示した警戒区域平面図３０において、今仮に防火
戸シンボルマーク３６ａの選択コード番号がテンキー装
置１から入力されていたとすると、ブロック２３で第４
図に示す警戒区域平面図３０がＣＲＴディスプレイ９に
表示されると共に、次のブロック２４において選択コー
ド番号に対応する防火戸シンボルマーク３６ａがフリッ
カ表示されるようになる。

そこでオペレータにあっては、テンキー装置１により選
択コード番号を入力するとＣＲＴディスプレイ９に警戒
区域平面図が表示され、且つ選択コード番号に対応する
シンボルマークがフリッカ表示されることから、フリッ
カ表示されたシンボルマークから正しい防災別器の選択
操作が行なわれたか否かを直ちに確認することができる
。

このようにしてＣＲＴディスプレイ９に表示されたシン
ボルマークのフリッカ表示から選択コード番号の入力が
正しく行なわれたことを確認したならば、テンキー装置
１により選択した防災機器、例えばシンボルマーク３６
ａで示す防火戸を起動するための操作コード番号を入力
する。この操作コード番号の入力は判別ブロック２５で
監視されており、テンキー装置１による操作コード番号
の入力を受けるとブロック２７に進み、選択コード番号
に対応する防災機器に対し操作コード番号に基づく制御
信号を外部出力インターフェース７を介して出力し、例
えば防火戸シンボルマーク３６ａで示す防火戸のラッチ
を解除して防火戸を閉鎖し、防火区画を形成させるよう
になる。

このように防災機器に対する制御信号の出力が終了する
と、次のブロック２８において表示画面におけるシンボ
ルマークのフリッカを停止し、また必要ならばフリッカ
を停止したシンボルマークを動作完了状態を示すカラー
表示とし、更に警戒区域平面図を表示した画面を初期状
態の消去画面に復旧させるようになる。

一方、ブロック２４で選択コード番号に対応するシンボ
ルマークをフリッカ表示させた状態で、もしオペレータ
が意図した防災機器とは異なるシンボルマークがフリッ
カ表示された時には、選択コード番号を再入力するため
に所定のキャンセル操作を行なうようになり、このキャ
ンセル操作は判別ブロック２６で判別され、既に入力し
た選択コード番号のラッチ状態を解除し、再び判別ブロ
ック２０で次の正しい選択コード番号の入力を待つよう
になる。

尚、上記の実施例ではテンキー装置１により防災機器の
選択コード番号を入力した時にＣＲＴディスプレイ９に
表示した警戒区域平面図３０内の対応するシンボルマー
クをフリッカ表示させているが、ＣＲＴディスプレイつ
としてはカラー表示ができることから、シンボルマーク
の表示色を例えば「レッド」に切換える表示色の変化と
してもよい。

また、外部出力インターフェース７を介して接続してい
る防災機器８ａ〜８ｎの動作完了を検出する手段を設（
プ、選択コード番号に基づいてフリッカ表示されている
シンボルマークを、防災機器に設けた動作完了検出手段
からの動作完了検出信号が得られた時にフリッカ表示を
停止し、動作完了状態、即ら起動若しくは停止状態のカ
ラー表示に切換えるようにしてもよい。

更に、第２図のシステム構成にあっては、ＣＲＴディス
プレイ９の表示画面を使用して入力操作ができるライ１
〜ペン１９を設けていることから、本発明のテンキー装
置１による防災制御に加えてライトペン１９による入力
操作を付加することで、更に確実な防災機器の制御処理
を実現することができる。例えば、ライトペン１９の操
作入力を受けてテンキーディスプレイ２に対応する操作
コード番号を表示して確認できるようにする。

（発明の効果） 以上説明してきたように本発明によれば、テンキー装置
から防災機器を選択する選択コード番号の入力を受【ブ
た時には、選択コード番号に対応する防災機器設置地区
の警戒区域平面図をＣＲＴディスプレイ装置に表示する
と共に、警戒区域平面図の中に予め描かれている選択コ
ード番号に対応する防災機器のシンボルマークをフリッ
カ表示し、このフリッカ表示による確認後に、テンキー
装置から機器の起動や復旧等を指令する操作コード番号
の入力を受けた時に、確認制御手段によって選択コード
番号に対応する防災は器に対し、操作コード番号に基づ
く制御信号を送出するようにしたため、テンキー装置か
らの選択コード番号の入力に対し、ＣＲＴディスプレイ
装置に選択コード番号に対応するは器を設置している地
区の警戒区域平面図が表示され、且つ対応する防災機器
のシンボルマークがフリッカ点灯することから、オペレ
ータはシンボルフリッカを見ることで防災機器の選択操
作が正しく行なわれたか否かを直ちに判断することがで
き、例えば選択コード番号のリスト等を見誤って選択コ
ード番号を入力していたときには、オペレータが操作し
ようとした機器とは異なる位置又は種類のシンボルマー
クがフリッカすることで、選択コード番号の入力ミスを
直ちに気何くこととなり、選択コード番号の入力ミスに
気付くことなく防災機器を誤動作させてしまうことを確
実に防ぐことができる。

更に、テンキー装置の入力操作で、ＣＲＴ画面の警戒区
域平面図の中に制御しようとする防災機器のシンボルマ
ークがフリッカ表示されるため、実際の防災機器の設置
状況を判断しながらテンキー装置による遠隔操作を行な
うことができ、例えば火災発生階における防火区画を形
成するための防火戸の閉鎖制御等が実際の警戒区域の状
況を把握しながら適切に行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示したブロック図、第２図
は本発明の防災制御装置を備えた火災報知システムの説
明図、第３図は本発明による防災制御を示したフローチ
ャート、第４図は本発明の制御においてＣＲＴディスプ
レイに表示される警戒区域平面図の一例を示した説明図
である。 １：インキ−装置 １ａ：選択コード番号入力手段 １ｂ：操作コード番号入力手段 ２：テンキーディスプレイ ３：データラッチ ４：ＣＲＴコントローラ ５ニゲラフイツクメモリ ６：確認制御手段 ８ａ〜８ｎ：防災機器 ９：ＣＲＴディスプレイ １０：火災受信盤 １１８〜１１ｎ：信号線 １２：煙濃度センサ １３：温度センサ １４：制御装置 １５：キーボード １６：磁気ディスク １７：フロッピディスク １８：プリンタ １９ニライトペン ３０：警戒区域平面図 ３２：煙センサマーク ３４：温度センサマーク

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 防災区画に設置された複数の防災機器の選択コード番号
   及び選択された防災機器の起動、復旧等を指令する操作
   コード番号を入力するテンキー装置と、該テンキー装置
   からの選択コード番号に対応した防災機器を設置してい
   る地区の警戒区域平面図をＣＲＴディスプレイに表示す
   ると共に該警戒区域平面図内の選択防災機器に対応する
   シンボルマークの表示状態を変化させるＣＲＴディスプ
   レイ装置と、前記テンキー装置による前記操作コード番
   号の入力を待って前記選択コード番号に対応する防災機
   器に操作コード番号に基づく制御信号を出力する確認制
   御手段とを設けたことを特徴とする防災制御装置。