JPS6394319A - 太陽電池を電源とする電源装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は太陽電池を電源とする電源装置の起動停止タ
イミングの作成に関する。

〔従来の技術〕

第２図は、例えば、特開昭５８−１２５８４号公報に示
されているような太陽電池を電源とする電源装置により
ポンプを駆動するポンプシステムの従来例を示したもの
である。同図において、１は太陽電池、２は電力変換装
置くインバータ装置）であって、負荷であるポンプ４駆
動用の誘導電動機３に交流電力を供給する。５は電力変
換装置２の図示しない主回路を制御する制御回路、６は
電力変換装置２の起動停止回路である。７は照度検出器
、８は太陽電池１のセル温度検出器であって、太陽電池
１のパネル外面等の外部に設けられる。９はＣＴ、１０
はＰＴであって、太陽電池１の出力電流、電圧を取り出
して電力変換装置２の上記制御装置５に導入する。

この構成においては、日算後、照度検出器７を介して検
出される日射量、セル温度検出器８の温度が共に、それ
ぞれ、予め設定されたあるレベル、即ち、太陽電池ｌの
出力容量が電力変換装置２の運転、誘導電動機３とポン
プ４を十分に駆動可能なレベルに上昇した時に対応する
レベル、に上昇した時に起動停止回路６から起動信号が
制御装置５に送出されて電力変換装置２が起動し、誘導
電動機３の運転が開始される。日暮時になって、照度検
出器７、セル温度検出器８の出力が上記レベル以下にな
ると、起動停止回路６から停止信号が制御装置５に送出
され電力変換装置２から誘導電動機３への給電は停止さ
れる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このように、従来の電源装置の起動・停止は照度検出器
７やセル温度検出器８からの検出信号に基づいて行う構
成となっており、これらの照度検出器７やセル温度検出
器８は例えば太陽電池１のパネル面等の装置外部に取付
ける必要があるので、用途によっては設置・取付は場所
に困る場合がある他、リード配線や電力変換装置２との
接続等も簡単には行えずこれらの作業に労力がかかると
いった問題があった。

この発明は上記問題を解消するためになされたもので、
起動・停止指令を内部で作成することができ、従来に比
して、据付時の労力を低減することができる太陽電池を
電源とする電源装置を得ることを目的とする。

（問題を解決するための手段） この発明は上記目的を達成するため、起動及び停止指令
を、起動時刻及び停止時刻をセットするタイマから与え
るようにし、該タイマを電力変換装置に内蔵させ、上記
起動時刻は太陽電池の出力が所要レベルに上昇する午前
中の所定時刻に、上記停止時刻は太陽電池の出力が所要
レベル以下に低下する午後の所定時刻に設定する構成と
したものである。

〔作用〕

この発明では、起動及び停止指令をタイマにより作成す
るので、電力変換装置内に簡単に組み込むことができ、
現場据付時に従来必要であった前記配線接続作業を無く
すことが可能となる。

〔実施例〕

第１図はこの発明の一実施例を示したもので、前記従来
の照度検出器７及びセル温度検出器８に代えて、タイマ
１１、例えばＩＣ回路からなるタイマを使用し、該タイ
マ１１を電力変換装置２に外部操作可能に内蔵させた点
において第２図の構成と相違する。１２はタイマ１１用
のｔＲである。

このタイマ１１には起動時刻と停止時刻がセットされる
。起動時刻は、日昇後、太陽電池ｌの出力容量が、電力
変換装置１を起動してポンプ４連結の誘導電動機３を駆
動するに十分な容量まで上昇する時刻もしくは該時刻以
後の所定時刻に設定され、停止時刻は太陽電池１の出力
容量が、電力変換装置２、誘導電動機３及びポン４を駆
動可能な限界以下になる時刻もしくは該時刻前の所定時
刻に設定される。なお、この起動時刻及び停止時刻は予
め試験測定により得たデータやポンプ４の１日の運転ス
ケジュールに基づいて設定され、季節等に応じて変更し
得るように、タイマ１１は外部操作可能としておく。

この構成においては、日昇後、上記起動時刻になるとタ
イマ１１が信号（起動指令となる）を起動・停止回路６
に送出し、電力変換装置２が起動されて、誘導電動機３
、ポンプ４が駆動される。

日暮時の所定時刻（上記停止時刻）になると、タイマ１
１は今度は停止指令となる信号を制御装置５に送出し電
力変換装置２から誘導電動機３への給電が遮断され、ポ
ンプ４は停止する。

この実施例では、タイマ１１用の１０チツプを追加する
だけで、或いは、電力変換装置２の制御をマイクロコン
ピュータ等で行う場合にはプログラムを追加するだけで
済むので、現場据付時の配線作業を不要とすることがで
きる。

〔発明の効果〕

この発明は以上説明した通り、起動および停止指令を作
成する回路をタイマとしたことにより、電力変換装置に
内蔵させることができるので、現場据付時の労力と時間
を低減することができ、メンテナンスも簡単になるとい
う利点を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例を示す回路図、第２図は従来
の電源装置を示す回路図である。 図において、ｌ・・・太陽電池、２・・・電力変換装置
、３・・・誘導電動機、６・・・起動・停止回路、１１
−・・タイマ。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 太陽電池、該太陽電池の直流電力を交流電力に変換して
   負荷に給電する電力変換装置を有する電源装置において
   、上記電力変換装置の起動及び停止指令が、該電力変換
   装置に内蔵され起動時刻及び停止時刻をセットされたタ
   イマから与えられ、上記起動時刻は太陽電池の出力が所
   要レベルに上昇する午前中の所定時刻に、上記停止時刻
   は太陽電池の出力が所要レベル以下に低下する午後の所
   定時刻であることを特徴とする太陽電池を電源とする電
   源装置。