JPS6393272A - 階調記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は階調記録装置に関し、特にイメージ記録をする
のに好適なライン型の階Ｓ３記録装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、階調？有する画像の記公を方法としては多＝＋の
提案がなされているが、例えば特開昭５６−９２０８０
号が知られている。これは、複数の発熱体ご有するサー
マルヘッドに画像濃度に比例したパルス巾の通電時間を
与えて階調画像を形成するものであって、画像濃度に対
応して発熱素子に供給するエネルギーを変化させるため
、直接記録濃度を無段階に変えることができる。また、
１画素を複数のドツトで構成し、階θ１Ｍ２表現するも
のとしては、特開昭６０−１８０８６１号が知られてい
る。これは、各ドツトに加える印加エネルギーに差をも
たせ濃度値を３値以上に表示し、各ドツトをそれぞれ低
い濃度値から高い濃度値へ割当てることにより、１画素
に多数の階調を表現できるようにしたものである。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術のうち、前者は直接記録濃度？無段階に変
化させることができ、画像濃度が薄い場合、媒体の発色
温度のバラツキにより、記録カスレが発生し、記録品質
が低下するという問題点があった。また、後者では、主
走査、副走査とドツト密度が多くなるため、サーマルヘ
ッドが高価となるだけでなく、階調記録の処理時間が長
くかかるという問題点があった。

本発明の目的は、良好な記録品質が得られ、処理性能の
高い階調記録装置企提供することにある。

〔問題点ご解決するための手段〕

上記目的は、１ドツトライン分の複数発熱素子を備え、
この発熱素子？選択的に通電することにより文字や図形
ご階調記録する諧調記録装置において、記録制御装置よ
り送られる階調指示情報に基づき、感熱記録用紙の送り
タイミングと発熱素子の通電タイミングを変化させ、１
画素面積を変えるようにした階調記録装置を提供するこ
とにより、達成される。

〔作用〕

記録制御装置は、記録装置制御部に記録濃度情報を含む
記録ドツトパター７データな送出する。

記録装置制御部は受取った記録トンドパターンデータを
解読し、指定された記録濃度に応じて、１画素を記録用
紙送り方向に１分割し記録を行うように、用紙送りタイ
ミングと記録タイミングを制御する。発熱素子の通電時
間は感熱記録用紙の発色温度より発熱素子の温度が十分
高くなるように設定される。一方、通電時間内での記録
用紙の送り距離は１画素の複成分割分となるように送り
速度を遅くする。

それによって、１画素が用紙送り方向に複数分割されて
ドツトパターンが記録されるため、面積階調記録される
。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例につき図面を参照して説明する
。

第１図は本発明の実施例に係る階調記録装置の構成を示
アブロック図である。図において、１は記録ご制御する
ための記録制御装置であり、２は記録装置ご制御するた
めの記録装置制御部である。

この記録装置制御部２は、ＣＰＵ３とインターフェース
制御回路４とサーマルヘッド制御回路６と紙送りモータ
制御回路５からなっている。記録装置制御部２はインタ
ーフェース制御回路４を介して記録制御装置１と接続し
ており、記録制御装置１から記録データ及び階調指示を
受取る。受取９た記録データ、階調指令は、記録装置制
御部２の中のＣＰＵ３によって解読される。サーマルヘ
ッド制御回路６は記録機構部９内のサーマルヘッドを制
御するものであって、紙送りモータ制御回路５は記録機
構部９内の紙送りモータ８を制御するものである。そし
て、ＣＰＵ３はサーマルヘッド制御回路６を介してサー
マルヘッドと接続し、解読した記録データ及び通電パル
ス３送出する。さらに、紙送りモータ制御回路５を介し
て紙送りモータ８とＢ　、ＶＣし、用紙送りタイミング
パルス２送出する。

次に、第２図乃至第４１′Ａにより階調記録の動作につ
いて説明する。感熱式の記録用紙１６は基紙１２と発色
ＰＩ１１１より構成されている。また、サーマルヘッド
発熱素子１０は、１画素幅で複数個の発熱素子からなり
、記録用紙移動方向に対してはイの幅を有している。い
ま、記録用紙１３を第２図、第３因に示す矢印方向に移
動させながら、第４図に示すタイミングでサーマルヘッ
ド発熱素子１０に一定時間通電を行う。前述したように
、サーマルヘッド発熱素子１０は１ドツトラインに複数
個備えているので、記録データに基づき選択的に通電さ
れ、ドツトパターンを形成する。サーマルヘッド発熱素
子１０に通電するとサーマルヘッドの温度が上昇し、記
録用紙１３を構成する発色層１１の発色温度を越えると
規定の色で発色し、それ以上温度が上昇しても発色濃度
は一定である。記録用紙１５の１画素分の送り時間を３
分割し、発色層１１の発色温度を十分越える温度にサー
マルヘッド発熱素子１０の温度がなるように、サーマル
ヘッド通電パルス幅Ｔ２を設定する。また、１画素送り
時間Ｔ１はＴ２×３×２となるように設定する。尚、サ
ーマルヘッド通電パルス幅Ｔ２及び１画素送り時間Ｔ１
はＣＰＵ３により既知の方法で演算して求められる。

このようにして、サーマルヘッド発熱素子１０を記ｇデ
ータ及び通電パルスにしたがって選択的に通電すると、
第３図に示す如くパターンが得られる。ここで、発色部
１４と非発色部１５はｌ′ＩＪ記ドツトパターンに対応
するように記録される。本実施例では、１画素を３分割
して記録されるため、４階調の擬示階調記録を行うこと
ができる。

尚、本実施例では、１画素を記録用紙の送り方向に６分
割して４階調ご記録しているが、これに限られず、発熱
素子サイズと１画素サイズを適当に選択することにより
、更に多階調の記録を行うことができる。また、二値で
足りる場合には、１画素分の用紙送り時間をＴＩ　＝　
Ｔ２　Ｘ　２とすることにより、高速記録が可能である
。

〔発明の効果〕

本発明によれば・記録用紙送り方向のみ分割するので、
十分余裕のある駆動が出来、媒体の発色温度のバラツキ
やサーマルヘッドの能力に左右されず、均一で鮮明な階
調記録が可能である。また、構造の比較的簡単なサーマ
ルヘッドを使用出来、１ドツトラインのドツト数が少な
くて済むため、処理能力が向上する。更に、階調レベル
数の少ない場合には、それに合わせて記録用紙送り速度
を速くすることが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る階調記録装置の概略構
成を示すブロック図、第２図は記録用紙とサーマルヘッ
ドの関係を説明するための側面図、第３図は記録用紙と
サーマルヘッドの関係と記録結果を示す説明図、第４図
は記録動作を説明するためのタイミングチャートである
。 １・・・記録制御装置、　　２・・・記録装置制御部、
３・・・ＣＰＵ、　　　　　　　　　４・・・インター
フェース制御回路、５・・・紙送りモータ制御回路、６
・・・サーマルヘッド制御回路、７・・・サーマルヘッ
ド、　８・・・紙送りモータ、９・・・記録装置機構部
、　　　１０・・・サーマルヘッド発熱素子、１１・・
・発色層、　　　　　１２・・・基紙、１３・・・記録
用紙。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、１ドットライン分の複数発熱素子を備え、これら発
   熱素子を選択的に通電することにより、文字や図形を階
   調記録する階調記録装置において、記録を制御する記録
   制御装置より送られる階調指示情報に基づき、記録用紙
   送り方向に一画素を複数分割し、この１画素面積を変化
   させることにより階調記録するようにしたことを特徴と
   する階調記録装置。