JPS639304A - マイクロ波伝播経路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、伝送線路上を伝播する周波数の異なる複数の
マイクロ波を１分波または合波して伝播するマイクロ波
伝播経路に関する。

［従来の技術］ 従来より１周波数の異なる複数のマイクロ波を分波また
は合波するためには、帯域通過濾波器とサーキュレータ
とを組み合せ、前記濾波器の通過帯域内のマイクロ波と
、通過帯域外であって前記濾波器で反射されたマイクロ
波とをサーキュレータで分蕩する構成゛としである。

この種の寅米例のｉ略説引回を第３図に示す。

な８２第３図では分波装Ｎとして説明するが、合波装訝
として用いるときには同図のサーキュレータの回転方向
を同図の矢印方向に対して逆回転することで達成でき、
動作原理は同一であるのでその説明を省略する。

第３図において、この分波装置は伝送線路上にサーキュ
レータ１〜８を、縦ｂｃ＋ｆｉ城し、かつ、各サーキュ
レータ１〜８にそれぞれ異なる帯域の周波数ｆｌｌ〜ｆ
　ｌａ　、　ｆ’？＋”　ｆ　２＆を通過させる帯域通
過濾波器９〜１６を接続して構成している。

そして、入力端子Ａより異なる周波数ｆ目〜ｆＩＪｌｆ
２１〜ｆ２４の複数のマイクロ波が伝播されて来た場合
、これらのマイクロ波はサーキュレータ１を介して先ず
帯域通過濾波器９に導かれるが、ここでは周波数ｆｌｌ
のマイクロ波のみが濾波器９を通過して分波され、他の
マイクロ波は反射されてサーキュレータ１．２を介して
帯域通過濾波器１０に導かれ、この濾波器１０では周波
数ｆ１２のマイクロ波のみが分波される。以下、同様に
して、ｆ１３．ｆ１４およびｆｉｌ〜ｆ２ａの各周波数
のマイクロ波が分波されるようになっている。

［解決すべき問題点］ ここで、上述した従来の分波（合波）装こは、サーキュ
レータが縦続に接続されているため、分波される周波数
によって通過するサーキュレータの数が異なり、挿入損
失も異なる０例えば、第２図に示すように、周波数ｆ２
４０波はサーキュレータ１〜８のすべてを通過するため
挿入損失も多い、　　したがって、周波数ｆ２４の波は
周波数ｆｌｌの波に比較してサーキュレータの１４通過
分だけ通過損失が多いことになる。

そこで、本発明の目的とするところは、広い周波数範囲
にわたって多くの周波数を分波または合波する場合にあ
っても、サーキュレータを通過することによる通過損失
を低減することのできるマイクロ波伝播経路を提供する
ことにある。

［問題点の解決手段］ 本発明は、伝送線路上を伝播する周波数の異なる複数の
マイクロ波を、分波または合波して伝播する゛マイクロ
波伝播経路において、前記複数のマイクロ波が伝播する
線路途中に挿入接続されたサーキュレータと、このサー
キュレータの一の出力端に接続されて三周波数以上のマ
イクロ波を通過させる広帯域通過濾波器と、この広帯域
通過濾波器の出力端に縦続接続されたサーキュレータ群
と、前記サーキュレータの他の出力端に縦ｂｃ接続され
たサーキュレータ群と、前記サーキュレータ群の各々に
それぞれＰａ統されて所定域の周波数を通過させる帯域
通過濾波器群とを有した構成としている。

［実施例〕 次に１本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は、本発明の一実施例装Ｎのａ諮説引回である。

同図において１本実施例に係るマイクロ波伝播経路は、
複数の周波数ｆｔｌ〜ｆｌａ、ｆ２＋〜ｆ’ｓを有する
マイクロ波が伝播する伝送線２８途中に挿入接続された
サーキュレータ１７と、このサーキュレータの一の出力
端に接続されて三周波数以上のマイクロ波を通過させる
広帯域通過濾波器１８・と、この広帯域通１１４濾波器
１８の出力端に縦ｂｃ接続されたサーキュレータ１〜４
で構成される第１のサーキュレータ群１９と、第１のサ
ーキュレータ群１９の各々にそれぞれ接続されてｆ口〜
ｆｚの周波数を通過させる帯域通過濾波器９〜１２で構
成された第１の帯域通過濾波器群２１と、前記サーキュ
レータＬ７の他の出力端に縦続接続されたサーキュレー
タ５〜８で構成される第２のサーキュレータ群２０と、
この第２のサーキュレータｔ＃２０の各々にそれぞれ接
続されてｆ２１〜ｆ２４の周波数を通過させる帯域通過
濾波器１３〜１６で構成された第２の帯域Ａ過濾波器群
２２とから構成されている。

ここで、ｆｚ”ｆｚｉおよびｆ　２１−　ｆ　２４の周
波数として、第２図に示すような周波数配夕１を考える
。広帯域Ａ過濾波器１８は周波数ｆｌｌ〜ｆ１４の波を
通過させる広帯域の濾波ｌで、減衰特性が破線１９のよ
うな特性をしている。したがって、入力端Ａに入射した
周波数ｆｌｌ〜ｆ（ｓの波およびｆ２１−ｆｚｓの波は
、広帯域通過濾波器１８とサーキュレータ１７によって
周波数ｆ冒〜ｆ１４とｆ２１〜ｆ２ｇに分波される。そ
の後、各周波数ごとにサーキュレータ１〜４．濾波器９
〜１２およびサーキュレータ５〜８．濾波器１３〜１６
によって分波される。

ここで周波＆ｆｚｓの波について考えると、サーキュレ
ータ１７およびサーキュレータ５〜８までの９通過分の
通過損失であり、第３図の従来の分波装置を用いた場合
のＩＢ通過分に比較して、損失が少ない、一般に、帯域
通過濾波器はその通過帯域幅が広いほど挿入損失は少な
く、−波器１８も第２図の減衰曲線２３に示すように濾
波器°９〜１２に比較してかなり広帯域であり、その挿
入損失は少なく無視できる。

また、第３図において周波数ｆ２１〜ｆ２ｓの波はサー
キュレータ１〜４を通過するため、サーキュレータ１〜
４は第２図の周波数ｆｌｌ〜ｆＨまでの前帯域において
所要の電気特性を満足でさる広帯域のサーキュレータで
なければならない、しかし例えば、５．９ＧＨｚから７
−ＩＧＨｚ　までの広い周波数帯域のサーキュレータは
、一般に５．９Ｇ　Ｈｚから６．４ＧＨ２または６．４
ＧＨ／から７．１ＧＨ，までの狭い帯域のサーキュレー
タに比較して、挿入損失が多い等、電気特性上劣ってお
り、したがって、第３図の分波″ｊ＜２１の場合さらに
損失が増加する欠点がある。

一方１本発明による第１図の構成例の場合、サーキュレ
ータ１７のみに広帯域サーキュレータ先月いればよく、
サーキュレータ１〜４およびサーキュレータ５〜７は、
それぞれｆ目〜ｆ口およびｆｚ＋”ｆｚｓの周波数帯域
の狭帯域のサーキュレータで低損失等、電気特性の良好
なものを使用できる。

このように１本実施例によれば準−周波数の分波構成（
第１．第２のサーキュレータ群１９゜２０および第１．
第２の帯域通過濾波器群２１゜２２）以前の段階に、少
なくとも三周波数以上のマイクロ波を共通に通過させる
広帯域通過濾波器１８とサーキュレータ１７とを組み合
せて有しているため、サーキュレータ通過による通過損
失を低減することができる。

なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可濠である。

前述したように、このマイクロ波伝播経路を合波装置と
して用いる場合には、第１図に示す各サーキュレータの
回転方向を同図の矢印方向とは逆方向とすればよい。

［発明の効果］ 以と説Ｅ月したように１本発明によればサーキュレータ
および帯域通過濾波器を組み合せた分波または合波構成
を多段とすることによりまたとえば分波の場合は各分波
段階でサーキュレータに要求される帯域幅が分波段階が
進むごとに狭くなるため、特に広い周ｔ２数範囲にわた
って多くの周波数の波に分波する場合に挿入損失を小さ
くてさ、また高価である広帯域サーキュレータの数を少
なくすることができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例である分波装置の概略説明図
、第２図は分波すべさ周波数の配Ａ８よび減衰特性を示
した特性図、第３図は従来の分波装置を示す概略説明図
である。 １７：サーキュレータ １８：広帯域、１［Ｉ過濾波： １９．２０：サーキュレータ群

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 伝送線路上を伝播する周波数の異なる複数のマイクロ波
   を、分波または合波して伝播するマイクロ波伝播経路に
   おいて、前記複数のマイクロ波が伝播する線路途中に挿
   入接続されたサーキュレータと、このサーキュレータの
   一の出力端に接続されて２周波数以上のマイクロ波を通
   過させる広帯域通過濾波器と、この広帯域通過濾波器の
   出力端に縦続接続されたサーキュレータ群と、前記サー
   キュレータの他の出力端に縦続接続されたサーキュレー
   タ群と、前記サーキュレータ群の各々にそれぞれ接続さ
   れて所定域の周波設を通過させる帯域通過濾波器群とを
   有することを特徴としたマイクロ波伝播経路。