JPS6392367A - スキ−ストツク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、グリップ内に現金（コインや紙幣）を収納し
得るようにしたスキーストックに関するものである。

［従来の技術］ 一般に、スキー場ゲレンデにおいては、リフト券や各種
飲食物等の購入機会が多く、その都度現金、殊に小銭を
必要とする。而して従来、スキーヤ−は小銭を直接、或
いは財布等に入れてウェアのポケットやバッグ等に収容
し携帯するようにしていた。

［発明が解決しようとする問題点］ しかしながら、前記したようにリフ１へ券や飲食物を購
入するに当り、ポケット等からいちいち財布を取出すこ
とは非常に厄介なことであり、又この際、ポケット等に
入れておいた小物類（例えばハンカチやティッシュペー
パー等）を雪上に落してしまうことが多かった。一方逆
に、ポケット等から小物類を取出す際に小銭や財布を落
してしまうこともあった。更に、気温の低い時には指先
の自由か思うように効かず、これらの傾向が特に著しか
った。

又一般に、スキーヤ−にとって、スキーを安全により快
適に行うためには、必要な物以外はなるべく携帯じずに
努めて軽装備とすることか好ましく、この点でもポケッ
トを膨らませたりバッグを身につけることは好ましくな
い。

本発明はこうした実情に鑑み、スキーストックのグリッ
プに特別な工夫を施し、現金或いは現金を収容する財布
をウェアのポケットやバッグ等に入れて携帯しなくても
済むようにしたものでおる。

［問題点を解決するための手段］ 本発明は上記目的を達成するため、グリップの外側面部
の一部に開閉蓋を設【ブ、該開閉蓋と対向するグリップ
内位置に現金収納部を凹設形成した構成とし、更に現金
収納部内に、現金を収容する現金ホルダー類を着脱可能
に収納せしめた構成としている。

［作　　用］ 開閉蓋を開ぎ、現金収納部内に現金を直接或いはボルダ
−類を介して収納した後開閉蓋を閉じることにより、現
金をウェアのポケッ１〜やバッグ等に入れて携帯しなく
ても済み、この際スキーストック自体はその機能を損わ
ない。

［実　施　例］ 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図乃至第３図に示す如く、ポール１と共にスキース
トックを構成するグリップ２の上端部を一部水平に切離
し、該切離しだ部分の外周端部を水平に配したヒンジピ
ン３を支点として垂直面内で回動し１ｑるようにして開
閉蓋４を構成し、又該開閉蓋４を第１図の実線の如く閉
じた時の該開閉蓋４内面と対向するグリップ２内位置に
、所要の径及び深さで円筒状の現金収納部５を凹設形成
して、該現金収納部５内に、現金ホルダー６を介し現金
を収納し得るよう構成し、更に前記開閉器４の回動側端
部と、凹設形成した現金収納部５の上端開口縁との間に
、例えばスナップアクションによって＠Ｄ’Ａシ得る着
脱機構部１９を設（プる。

前記現金ホルダー６は、現金収納部５に対し着脱し得る
大ぎさに形成され且つ上端のみを開口した円筒状のホル
ダー本体７を備え、該ホルダー本体７の上端開口縁には
、平面から見て上端開口を半分程覆うよう張出させたス
トッパ部８を有し、該ストッパ部８と、ホルダー本体７
内に押上スプリング９を介して昇降自在に配設した押上
げ板１０との間に、１００円硬貨や１０円硬貨等の現金
、本実施例では１００円硬貨でおるコイン１１を積層状
態で収容し得るようにしである。

又ホルダー本体７の前記ストッパ部８に覆われていない
部分の上端開口には、コイン１１の取出口１２が形成さ
れ、該取出口１２から順次コイン１１の出入れが可能な
よう、前記ストッパ部８の下面とホルダー本体７の上端
との間には、コイン１１の１枚厚分強の段差（隙間）を
形成しである。

前記ホルダー本体７のストッパ部８側の上端部外周位置
に、所要の範囲に亘り円弧状の係合片１３を凸段すると
共に、該係合片１３と係合可能な断面鉤状の係合部１４
を、現金収納部５のヒンジ３側の開口縁部に所要の範囲
に亘り円弧状に固設し、而して現金ホルダー６を、係合
片１３と係合部１４との位置がずれるようにして現金収
納部５内に嵌入した後、ストッパ部８上に設けたつまみ
１５を利用して現金ホルダー６を水平に回転することに
より、係合片１３が係合部１４に対して係合し得るよう
構成し、且つ該停台状態を保持し得るよう、現金収納部
５の内底部に、現金ホルダー６を上方へ突出付勢する圧
縮スプリング１８を内装する。

尚、グリップ２は、現金収納部５の内底部よりネジ込ん
だボルト１６によってボール１の上端に固定している。

又前記ボルト１６を利用してストラップ１７をグリップ
２の中間部に取付けているが、ストラップ１７はヒンジ
ピン３の近傍位置に取付けるようにしてもよい。

斯かる構成としであるので、コイン１１を収容した現金
ホルダー６を、開閉蓋４を開Ｃプでから現金収納部５に
嵌入し、更に係合片１３を係合部１４に係合させた後開
閉Ｍ４を閉じることにより、コイン１１がグリップ２内
に収納される。

従って、スキーヤ−は現金をウェアのポケットやバッグ
等に入れて携帯しなくても済む。勿論グリップ２内に」
イン１１を収納しておいても、スキーズ（〜ツクとじて
の機能は何ら損われない。

スキーヤ−がリフト券等を購入する必要が生じた場合に
は、開閉蓋４を開け、］コイン１を現金ホルダー６の取
出口１２より必要枚数引出せばよい。尚、この操作は手
袋をしたままでも容易に行うことかできる。又この際、
現金ホルダー６は、係合片１３か係合部１４と係合して
圧縮スプリング１８により押圧されていることから、グ
リップ２から扱は出ることはない。

一方、スキーヤ−が飲食物等の購入のために、例えばレ
ストハウス等に入る場合には、即ち、スルース１〜ツタ
を置いて現金を持ち歩く必要が牛した場合には、開閉Ｍ
４を開けてから、つまみ１５を使用して現金ホルダー６
を所要角度回転し、前記係合片１３を係合部１４から離
脱させるようにＪる。こうづることにより、現金収納部
５内底部の圧縮スプリング１８によって現金ホルダー６
が」二方に押上げられるので、現金収納部５から現金ホ
ルダー６を容易に抜き出すことかでき、持ち運びが可能
となる。

尚、本発明は前記実施例にのみ限定されるものではなく
、以下に列記する事柄も本発明の他の実施例として包含
されるものである。

（１）開閉蓋４を、垂直に配したヒンジピン３を支点と
して水平方向に回動させる方式とすること（第４図及び
第５図参照）。但しこの場合、開閉Ｎ４の回動時に、開
閉Ｍ４がつまみ１５に当接しないよう開閉蓋４を段付形
状としているが、前記つまみ１５を不要としてフランｌ
〜な形状としてもよい。

（１１）現金収納部５及び現金ホルダー６を平面から見
て楕円に形成し、且つ押上げ板１０の上面並びにストッ
パ部８を傾斜形成して、コイン１１として５００円硬貨
を収納し得るよう構成すること（第６図及び第７図参照
）。但しこの場合、現金ホルダー６は回転できないため
、係合片１３、係合部１４、圧縮スプリング１８等を省
略し、単に着脱可能に嵌入せしめるよう構成している。

（ｉｉｉ）　　現金ボルダ−として例えば布製、ビニー
ル製等の袋体６′を用いて現金（紙幣を含む）現金収納
部５に収納させるようにすること（第８図参照）。

（転）現金ホルダー６類を用いずに、現金収納部５内に
直接現金（紙幣を含む）を収納させること（第９図参照
）。

（Ｖ）　　第８図及び第９図等の方式として、更に開閉
蓋４をグリップ２の側壁部に設Ｃプる方式とすること（
第１０図参照）。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明のスキーストックによれば
、グリップ内に現金収納部を設（プると共に、現金を出
し入れする開閉蓋を設けたので、 （Ｉ）　　スキーヤ−は現金をウェアのポケットやバッ
グ等に入れて携帯する必要がなくなり、従来の如く現金
出入時に、現金や小物類を雪上に落下させることがなく
なる。

■　スキーヤ−は軽装備化を図ることができ、スキーの
安全性、快適性か向上覆る。

［相］　スキーストック自体の機能を何ら損わない。

等の優れた効果を奏し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のスキーストックの要部を示す切断側面
図、第２図は第１図の■−■矢視図、第３図は開閉蓋を
開けた状態の平面図、第４図は本発明の他の実施例の説
明図、第５図は第４図のｖ−■矢視図、第６図は本発明
の更に他の実施例の説明図、第７図は第６図のｖｍ　−
ｖｍ矢視図、第８図乃至第１０図はいずれも本発明の更
に別の実施例の説明図である。 ２はグリップ、３はヒンジピン、４は開閉蓋、５は現金
収納部、６は現金ホルダーを示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）グリップの外側面部の一部に開閉蓋を設け、該開閉
   蓋と対向するグリップ内位置に現金収納部を凹設形成し
   たことを特徴とするスキーストック。 ２）グリップの外側面部の一部に開閉蓋を設け、該開閉
   蓋と対向するグリップ内位置に現金収納部を凹設形成し
   、且つ該現金収納部内に、現金を収容する現金ホルダー
   類を着脱可能に収納せしめたことを特徴とするスキース
   トック。