JPS6391252A - オフセツト印刷機の見当合せ方法及びその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はオフセット印刷機の見当合せ方法及びその装
置に関する。

従来の技術 近時オフセット印刷においては、印刷通し枚数の減少に
伴って段取時間の短縮が望まれており、この段取時間に
は版取替、見当合せ１色合せ等の作業が含まれる。

これらの作業のうち見当合せの時間を短縮するものとし
て従来各種の方法が提案されているが、その典形的なも
のとしてはＷＪ６図に示すようなものがあり、これにつ
きその概要を説明する。

この方法においては１版胴３０，３１に装着する刷版３
２．３３に予め見当合せ用マーク３４゜３５を焼込み、
このマーク３４．３５の位置を印刷前の低速回転中に光
学的センサ３６，３７で読取り１版胴３２の見当ｐｌ整
装置３８を介してノソルスモータ３９．４０によって版
胴の天地、左右、ひねり調整を行なおうとするものであ
る。なお４１．４２．４８は近接スイッチを示す。

発明が解決しようとする間趙点 しかしながらこのような方法においては、センサ３６，
３７の取付位置の精度を着るしく高いものとしなければ
ならず、現在までに満足のできるものが提供されていな
い。

この発明は前記のような従来の見当合せ方法のもたらす
欠点を排除し、精度の高い取付位置をｌ１ｔｌｉｌされ
る見当マーク読取用光学センナを必要とすることなく、
シかも正確な見当合せがなされる見当合せ方法及びその
装置を提供することを目的とするものである。

間組点を解決するための手段 この発明は前記のような目的を達成するにつき、各色剤
刷版の互いに重複しない位置に各色毎の見当マークを書
込み、これらの刷版による校正刷りをテーブル上に載置
して、各見当マークの中心位置をコンピュータに記憶し
て校正刷りを取去り、ついでこのテーブルに試刷りを載
置して、その見当マークの中心位置を求め、その中心間
の位置的関係と先に記憶した見当マークの中心の位置的
関係とをコンピュータによって比較してその偏差値を求
め、この偏差値を修正するようにコンピュータにより見
当調整装置を作動することを特徴とするものである。

さらにこの発明は前記のような目的を達成するにつき、
その見当合せ装置はテーブル及びその上方において水平
方向に移動可能に設置された画像入力用カメラを有する
機台と、印刷機の見当調整装置と、コンピュータとを具
え、コンピュータは前記カメラから入力される校正刷り
の各色見当マークの中心位置情報を記憶し、さらに同カ
メラから入力される試刷りの各色見当マークの中心位置
情報をこの記憶情報と比較して、その偏差値を求めてこ
の偏差値情報により見当調整装置を該偏差値を修正する
ように作動するようになっていることを特徴とするもの
である。

実施例 第１図にはこの発明の実施例の概略が示されており、こ
の実施例にあっては１機台ｌ上の起立部３と直角方向の
両側に１対の案内レール８が設けられ、このレール８上
をＹ軸方向に移動する両端を有する支持部材９がテーブ
ル２の上方に設けられ、１対の画像入力用カメラＩｓ＃
−ｉこの支持部材９に旧ってＸ軸方向に移動可能に設置
されている。

そして支持部材９にはカメラ５を個別にＸ軸方向に移動
するための１対の第１パルスモータ６が、また支持部材
９をＹ軸方向に移動するための第２ノ臂ルモータ７がそ
れぞれ設置されている。

第１図に示すコンピュータ２１において、２３はカメラ
５からの情報処理部であり、２４は処理部２３からの情
報を入力してその入力情報に基いて、見当調整装置２２
を作動する記憶部。

比較部及び演算部からなる制御部を示し、２５は制御動
作を監視するモニタテレビを示す。

見当調整装置２２は前記従来の調整装置３８と全く同様
のもので差支えないので、その細部についての説明は省
略する。

前記の見当合せ装置により行う見当合せ方法について説
明する。

第５図に４色機においてこの見当合せ方法に使用する、
見当マークの１例が示され、２６．２７゜２８．２９は
それぞれすみ版、あい版、ぺに版及び置版に焼付けられ
るものであって、印刷物に刷込まれた際重ね桐りになる
ことがないように６異る位置となっている。

このような見当マーク２６．２７，２８．２９が焼付け
られた４つの各色用刷版によって刷上げられた校正刷り
をテーブル２上に載置し、見当マーク２６，２７．２８
．２９が視野に入るように、案内レール８に浴う支持部
材９の移動及び支持部材９に沿うカメラ５のＸ軸又はＹ
軸方向への移動により、見当マーク２６．２７，２８．
２９を読取ってその中心位置を求めてこれを処理部２３
に入力し、そしてそのうちから選ばれた任意のたとえば
見当マーク２６の中心と、他の見当マーク２７．２８．
２９の中心との間の位置的関係を制御部２４に記憶する
。

ついで校正刷りをテーブル２から取去って。

その代りに試刷りをテーブル２にのせ、その見当マーク
２６’、２７’、２８’、２９’（図示せず）をカメラ
　５の視野に入るように手操作でノＲルスモータを駆動
して試刷りを移動させる。このようにしてカメラ５で見
当マーク２６’、　２７’、　２　Ｂ’、　２Ｇ’の中
心位置を求め、以下見当マーク２６，２７，２８゜２９
に対してと全く同様の処理がなされて、見当マーク２６
′の中心と、他の見当マーク２７′。

２８’、２９’の中心との位置的関係が制御部２４に入
力され、これと見当マーク２６，２７，２８，２９とに
おけるさきに記憶された位置的関係とが制御部２４で比
較されて、両者間の偏差量が求められる。

このようにして求められた偏差値信号を、制御部２４か
も見当調整装置２２に出力され、この見当調整装置２２
はこの信号により、従来のものと同様にして版胴に天地
、左右、ひねり調整を行う。

発明の効果 この発明は前記のようであって、テーブル上に校正刷り
を載置して各見当マークの中心間の関係位置をコンピュ
ータに記載し、ついで試刷りを同テーブル上に載置して
、この試刷り上の各見当マークの中心間の関係位置をコ
ンピュータに入力して、前記校正刷りの見当マークの中
心間の関係位置とを比較して、その偏差量を計算し、こ
のようにしてＮｔ算された偏差値に基づく信号をコンピ
ュータから印刷機の見当調整装置に入力してこれを作動
して見当合せをするものであるため、従来見当合せに必
要とされた見当マーク読取用センサを設ける必要がなり
、シかもそのセンナの取付位置が正確に位置決めされに
くいことにより、従来は正確な見当合せが困難であった
のに比べて、きわめて正確な見当合せができるという効
果がある。

【図面の簡単な説明】

＃Ｉ１図はこの発明の実施例の概略図、第２図は同上の
ものの機台の斜面図、第３図は同上の平面図、第４図は
同上の正面図、第５図は見当マークの配置図、第６図は
従来の見当合せ装置の斜面図である。 ｌ・・・機台２・・・テーブル ５・・・画像入力用カメラ　　２１・・・コンピュータ
２２・・・見当１ｔｕｉ装置 ２６．２７．２８．２９・・・校正刷り上の見当マーク
特許出願人　住友重機械工業株式会社 第３図 、３ 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、多色刷り印刷物において、各色毎の見当マークが互
   いに重ならない位置となるように該見当マークを各色毎
   の刷版に書込み、これらの刷版を使用して印刷した校正
   刷りをテーブル上に載置して各見当マークの中心の位置
   をコンピュータに記憶して校正刷りを取去り、ついで前
   記テーブル上に試刷りを載置してこの試刷り上の各色の
   見当マークの中心の位置を求め、コンピュータによりそ
   の見当マークの中心間の位置的関係と、前記コンピュー
   タに記憶した対応見当マークの中心の位置的関係とを比
   較して、その偏差値を求め、この偏差値を修正するよう
   にコンピュータから印刷機の見当調整装置に修正信号を
   出力することを特徴とするオフセット印刷機の見当合せ
   方法。 ２、表面に印刷物載置用テーブルを有し、その上方にお
   いて、水平方向に移動可能に設置された画像入力用カメ
   ラを有する機台と、印刷機の見当調整装置と、コンピュ
   ータとを具え、前記コンピュータは前記カメラから入力
   する校正刷りの各色見当マークの中心位置情報を記憶す
   る記憶部と、同カメラから入力する試刷りの各色見当マ
   ークの中心位置情報を、前記記憶情報と対比してその偏
   差値信号を出力する比較演算部とを有し、前記見当調整
   装置は前記偏差値信号を入力して当該版胴の位置調整を
   行うようになつていることを特徴とするオフセット印刷
   機の見当合せ装置。