JPS6391100A - ポリエン抗生物質を使用して真菌と細菌とを鑑別する組成物,分析要素及び艦別方法 - Google Patents

ポリエン抗生物質を使用して真菌と細菌とを鑑別する組成物,分析要素及び艦別方法

Info

Publication number
JPS6391100A
JPS6391100A JP62237571A JP23757187A JPS6391100A JP S6391100 A JPS6391100 A JP S6391100A JP 62237571 A JP62237571 A JP 62237571A JP 23757187 A JP23757187 A JP 23757187A JP S6391100 A JPS6391100 A JP S6391100A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bacteria
fungi
group
compound
reduction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62237571A
Other languages
English (en)
Inventor
ペギー ウッドラフ チチャノウィツ
ロバート トロコニス ベリー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eastman Kodak Co filed Critical Eastman Kodak Co
Publication of JPS6391100A publication Critical patent/JPS6391100A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12QMEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
    • C12Q1/00Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
    • C12Q1/02Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving viable microorganisms
    • C12Q1/04Determining presence or kind of microorganism; Use of selective media for testing antibiotics or bacteriocides; Compositions containing a chemical indicator therefor
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12QMEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
    • C12Q2304/00Chemical means of detecting microorganisms
    • C12Q2304/20Redox indicators
    • C12Q2304/24Tetrazolium; Formazan
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12QMEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
    • C12Q2304/00Chemical means of detecting microorganisms
    • C12Q2304/20Redox indicators
    • C12Q2304/26Quinone; Quinol
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S435/00Chemistry: molecular biology and microbiology
    • Y10S435/805Test papers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S435/00Chemistry: molecular biology and microbiology
    • Y10S435/81Packaged device or kit

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は臨床化学に関し、更に詳しくは、生存真菌及び
生存細菌を鑑別する組成物、要素及び方法に関する。
〔従来の技術] 微生物の検出及び同定は、健康の維持及び診断に重要で
ある。現在行われている検出及び同定操作は、微生物の
培養に基づく。このような操作は労力を要し、時間がか
かり、μ)練者及び特別の装置を必要とする。
真菌と細菌との検出及び鑑別は、一般に、例えば米国特
許第4.140,580号明細書に記載されているよう
に、選択培地中で増菌技法によって行われる。この文献
は、培地中に細菌の増殖を抑制するが、酵母及び真菌は
増殖し続け、その後の変色によって検出される特殊な成
分を使用することを教示している。
〔発明が解決しようとする問題点] しかしながら、米国特許第4,140,580号明細書
の方法を含めて、従来の方法は完了するのに12〜18
時間を必要とする。この時間の浪費は、病気の適切な治
療又は製造工程の調整にとって重大である。簡単に使用
され、容易に自動化することができる真菌の迅速な同定
方法を得ることは極めて望ましい。
〔問題点を解決するための手段〕
公知の鑑別方法に伴う前記の問題点は、(a)還元抑制
物質の不存在下に生存真菌及び細菌の両者によって還元
されて検出可能な物質(species)を生成しうる
化合物、並びに (b)細胞質膜の機能に作用し、真菌による還元性化合
物の還元を選択的かつ実質的に抑制するポリエン抗生物
質 を含む生存真菌と細菌とを鑑別する組成物によって回避
される。
本発明は、更に、前記の組成物を含んで成る生存真菌と
細菌とを鑑別する分析要素を提供する。
更に、生存真菌及び細菌の鑑別方法は、A、生存真菌及
び細菌を含むと思われる液体を前記の組成物と混合し、
そして、 B、細菌の存在により生じる検出可能な物質を測定する 工程を含む。
〔実施態様〕
本発明は、真菌、すなわち単細胞往動、例えば酵母、及
び多細胞生物、例えばカビ類の測定に有用である。本発
明は、細菌から酵母を鑑別するために実施するのが好ま
しい。
本発明の実施に有用な抗生物質は、ポリエン抗生物質と
して従来知られているものである。しかしながら、必ず
しもすべてのポリエン抗生物質が本発明の実施に有用で
はない。を用なポリエン抗生物質は、第一に核酸又は蛋
白質の生合成を妨害するか又は細胞壁の生合成を妨害す
る抗生物質とは異なり、第一に微生物の細胞質膜の機能
に影Vするものである。このような物質は、R,Re1
ner著、抗生物質(Antibiotics) (T
hieme−3tratton、ニューヨーク、198
2) 、例えば57頁、60頁及び131〜132頁に
詳述されている。本発明の実施に有用なポリエン抗生物
質は、一般に、多数(2個以上)の共役二重結合を有す
る抗生物質である。ポリエン抗生物質及びその合成方法
に関する更に詳細な記載は、Biochemistry
 and GeneticRegulation of
 Commercially Important八n
tibiotへcs  (Leo、  C,Vinin
g  klA’ji、 Addison−Wesley
 Publishing 、1983年)の8章(20
7〜229頁)及びそこに記載されている参考文献に記
載されている。
本発明の実施には、下記のポリエン抗生物質が有用であ
るが、本発明の実施に使用するポリエン抗生物質をこれ
らに限定するものでないことはいうまでもない:ニスク
チン、ナタマイシン、アンホテリシンB1カンジシジン
、フィリピン、ハチマイシン、ベシロシン及びパートリ
シン。好ましい抗生物質は、フィリピン及びニスクチン
である。
本発明に有用な各抗生物質には、真菌の還元能を抑制し
、鑑別するため最適?農度範囲(抗生物質の純度及び力
価に依存)及び最適環境条件があることは当業者には理
解されるであろう。更に、若干の細菌又は真菌に対する
ポリエン抗生物質の選択的抑制作用には若干の例外があ
りうる。
一般に、真菌による還元性化合物の還元を選択的かつ実
質的に抑制するために必要な抗生物質の量は、107細
胞/ mlの真菌(例えば、カンジダ・アルビカンス、
Candida albicans) 、抗生物質(1
0−’モルイ・農度)及び還元性化合物(0,005モ
ル濃度)をpH7,5で混合することによって容易に測
定することができる。還元性化合物が還元されて検出可
能な変化を生じる場合、検出可能な変化が観察されなく
なるまで、更に試験において抗生物質の■を増加する。
本発明の実施に有用な還元性化合物は、酸化された形で
、任意の還元抑制物質の不存在で生存細菌(グラム陽性
菌及びグラム陰性菌)及び真菌によって還元されて検出
可能な物質を生じうる物質である。このような物質は、
電位差滴定又は放射能測定装置を含めて任意の適当な装
置によって検出することができる。下記のように、物質
を放射能測定装置によって検出するのが好ましい。
放射能測定装置によって直接検出されうる種々の検出可
能な物質を一部分列挙すると、比色法で検出しうる物質
、例えば色原体、輻射線放出物質、例えば螢光助剤、化
学発光性物質、放射性同位元素、燐光性物質等が含まれ
る。
検出可能な物質として色素又は一般に、色素前駆物質を
使用するのが好ましい。色素又は色素前駆物質の使用は
、検出に関して数種の可能性を示す: (1)着色した
物質が無色になるか又は吸収の移動を受けうる、(2)
無色の物質、すなわち色素前駆物質が着色した物質を形
成することができるか又は(3)移動性の、検出可能な
物質を含む物質は移動性の検出可能な物質を放出しうる
本発明の実施には、(3)が好ましい。
還元性化合物として使用しうる色素又は色素前駆物質は
、例えば、メチレンブルー、ジクロロインドフェノール
、レサズリン及び種々のテトラゾリウム化合物、例えば
3− (4,5−ジメチル−2−チアゾリル)−2,5
−ジフェニル−211=テトラゾリウムプロミド、2.
3.5−トリフ4エニルー2H−テトラゾリウムクロリ
ド、テトラニトロブルー、テトラゾリウムクロリド及び
ニトロテトラゾリウムバイオレット及びその他、例えば
米国特許第4,525,453号明細書に記載されてい
るものを包含する。
詳述すれば、本発明に有用な還元性化合物は、構造式: %式%) 〔式中CAR−は置換又は非置換の芳香族又はキノン核
を表し、R1は本明細書に記載する移動性の、検出可能
な物質を含む基であり、nは1又は2である〕を有する
。用語“移動性の、検出可能な物質(species)
”とは、還元性化合物に結合しているときは第一のスペ
クトル吸収バンドを有し、還元性化合物から放出された
ときに第二の吸収バンドを有する色原体基、又は還元性
化合物に結合されているときは第一のスペクトル吸収及
び放出ハンドを有し、放出されると、第二のスペクトル
吸収及び放出バンドを有する螢光助剤基と定義すること
ができる。このような核の例を以下に示す。
更に、R1がHである場合には、CAR→H)、。
は水中で測定した場合に少なくとも+100mV、アセ
トニトリル中で測定した場合に少なくとも一650mV
の1元電位(E、7□)を有する。
化合物が適切なEl/□値を有するので、化合物の還元
及び検出可能な物質のその後の放出は、生理学的pl+
 (すなわち、9以下のpll)で達成される。
このような測定は、ポーラログラフイー又はサイクリッ
ク・ボルタメトリイー (cyclic voltam
etry)を使用して標準電気化学的技法により行う〔
例えば、Sawyer及びRoberts、 Jr、、
Ex erimentalElectrochemiS
tr  for  Chemists、 John W
iley &5ons、ニューヨーク、1974年、参
照)@ El/2値が、水中で測定して+lOO〜+4
00mV、或いはアセトニトリル中で測定して一650
〜300mVであるのが好ましい。若干の5光性化合物
は水中で最も良く測定され、他のものはアセトニトリル
中で最も良く測定されるので、両方の範囲を示す。El
/□の測定に関する更に詳細なことは下記の第1表の前
に記載する。所望のE17□は、CAR−核上の適切な
電子吸引性基によって、又は核に結合した歪のある縮合
環及び両者の組み合わせによって達成される。
一実施態様においては、還元性化合物は還元されて、V
an de 5andeにより八ngew、 Chem
、 Int、 Ed。
匣、22巻191〜209頁(1983)及び米国特許
第、i、232,107号明細書に記載されているのと
同様に、キノンメチド形成により検出可能な種(所望の
E、/2特性を存する)を生成することができる。
別の実施態様では、有用な還元性化合物は、Van d
e 5andeの前掲文献の206頁に記載されている
ものと同様であるが、所望のE、72特性を有するスル
フィルイミド及びスルフヱニルスルホンアミド類を包含
する。
好ましい実施態様では、還元性化合物は、RIND化合
物、すなわち、生理学的pHで分子内求核置換を受けて
、求核基が化合物の少なくとも1電子還元によって生成
する場合に1種以上の検出可能な物質を放出しうる還元
性化合物である。換言すれば、このような置換は、RI
ND化合物が必要な電子を提供する適当な還元剤(以下
に詳述する)によって還元される場合に起こる。検出可
能な物質の放出は、好ましい化合物のほどんどに関して
、少なくとも50%の検出可能な物質がpH7で30分
以内に生じる点で極めて効率良く行われる。
用語“分子内求核置換”とは、一つの分子の求核中心が
その分子の求電子中心である別の位置で反応して、求電
子中心に結合していた基又は原子を置換する反応である
。一般に、本発明に有用なRIND化合物は、求核基及
び求電子基を分子の三次元構造中に近接して併有し、そ
れにより分子内反応が起こり、4〜7個、好ましくは5
又は6個の原子を有する環が形成される。
特に有用なRIND化合物は、構造弐二CAR−R’ 〔式中CAI?−は (式中mはO又はl、好ましくは1である)を表す〕で
表される化合物である R5は、好まし°くは骨格の炭
素原子数1又は2の、置換又は非置換アルキレン基(例
えばメチレン基、エチレン基又はアルコキシメチレン基
)を表す。R5はメチレン基であるのが最も好ましい。
Qはカルボニル基又はチオカルボニル基であり、カルボ
ニル基であるのが好ましい。
R6は、好ましくは炭素原子数1〜40の置換若しくは
非置換アルキル基(例えばメチル基、エチル’IIE、
n−プロピル基、イソプロピル基、t−ブチル基、ヘキ
シル基、デシル基、ラウリル基又はヘンシル基)、好ま
しくは炭素原子数4〜40の置換若しくは非置換シクロ
アルキル基(例えばシクロブチル基、シクロへキシル基
又は4−メチルシクロヘキシル基)、好ましくは原子数
5〜40個(炭素原子及びヘテロ原子)の置換若しくは
非置換へテロ環(例えばピリジル基)、又は好ましくは
炭素原子数6〜40の置換若しくは非置換アリール基(
例えばフェニル基、キシリル基、ナフチル基、p−ニト
ロフェニル基、アントリル尤、p−t−ブトキシフェニ
ル基又はp−カルボキシフェニル基)である。R6は、
前記のような置換若しくは非置換アルキル基又は置換若
しくは非置換アリール基であるのが好ましい。
FRAGは、前記の移動性の検出可能な物質である。
FRAGの特別な組成は、所望の検出可能な物質の種類
及び使用する特定の検出手段に応じて著しく変動しうる
。検出可能な物質は、適当な手段によって直接検出しう
る物質並びに他の物質、例えば被分析物、酵素又は他の
試薬と反応して検出可能な物質を生じうる物質であって
よい。
特に有用な検出可能な物質は、色原体及び螢光助剤であ
る。色原体の有用なものは、例えばアゾ色素、アゾメチ
ン色素、ニトロフェノール色素、インドフェノール色素
、インドアニリン色素及びトリアリールメタン色素及び
その他、従来公知のものであり、アブ色素が好ましい。
螢光助剤の有用なものは、例えばクマリン、ウンベリフ
ェロン、フェナレノン及びベンゾフェナレノン、4−オ
キソ−4−H−ベンゾ−(d、elアントラセン、フル
オレセイン及びローダミン螢光色素及びその他、従来公
知のものである。フェナレノン色素が特に有用である。
有用な燐光性物質は、2°、5°−ジブロモフルオレセ
イン及び4’、5’−ショートフルオレセインのような
燐光性物質である。有用な化学発光性物質はルシフェリ
ンである。
Fl?AGは、FI?AGの一部である2価の一原子結
合によって単結合によってQに結合する。1原子結合は
オキシ、チオ又はセレノであるのが好ましく、オキシで
あるのが最も好ましい。しかしながら、FRAGが螢光
助剤である場合には、結合はオキシ又はチオである。
前記のキノン構造中のR2、R3及びR4は、それぞれ
独立に水素、炭素原子数1〜40の置換若しくは非置換
アルキル基(例えばメチル基、エチル基、ヒドロキシメ
チル基又はメトキシメチル基)、置換若しくは非置換ア
リール基(例えば)−ニル基、ナフチル基、メチルナフ
チル基、p−ニトロフェニル基、m−メトキシフェニル
基又はp−カルボキシフェニル基)又は一般に正のハメ
ットシグマ値を有し、好ましくは0.06より大きいシ
グマ値を有する電子吸引性基である6 R2、R’及び
R4のうち少なくとも1個は電子吸引性基である。ハメ
−/ トシグマ値は、例えば5tericEffect
s :n Or an:c Chemistr 、  
John Wiley &5ons、 Inc、、19
56年、570〜574頁及びPro ress in
 Ph 5ical Or anic Chemist
r 、 2巻、Intersc4ence t’ubl
ishers s 1964年、333〜339頁に記
載されている標準的方法によって計算される。正のハメ
ットシグマ値を有する代表的電子吸引性基は、シアノ基
、カルボキシ基、ニトロ基、ハロゲン(例えば弗素、臭
素、塩素又は沃素)、トリハロメチル基(例えば、トリ
フルオロメチル基又はトリクロロメチル基)、トリアル
キルアンモニウム基、カルボニル基、カルバモイル基、
スルホニル基、スルファモイル基1、エステル及び文献
に公知の他のもの、又はこれらの電子吸引性基の1個以
上で置換されたアルキル基若しくはアリール基(前記の
もの)を包含する。好ましい電子吸引性基は、p−ニト
ロフェニル基、m−ニトロフェニル基、p−シアノフェ
ニル基及び2.5−ジクロロフェニル基を包含する。メ
タ位にメトキシ基又はアセトアミド基を有するアリール
基も、有用である。
R3は、R1であってもよく、これによって2:1のモ
ル比の螢光染料分子二元のRIND化合物分子を生成し
うる。
また、R3及R4は、−緒にキノン核に結合した歪のあ
る置換又は非置換の縮合炭素同素環を完成するのに必要
な炭素原子を表すことができる。
歪のある縮合環は、従来知られている(例えばRiek
e ら著、Tetrahedron Letters 
、  50巻4381〜4384頁、1969年)。例
えば、このような環(単環又は双環式)は、骨格に4〜
8個の炭素原子を有していてよい。環は5員の単環又は
7員若しくは8員の双環式環であるのが好ましい。
特に有用な還元性化合物は、Muraらによって198
7年5月27日に出願された欧州特許用19n第873
04686.6号明細書に記載されている水と相溶性の
化合物である。
代表的RIND化合物を下記の第1表に下記の構造式に
関連して列挙する: OR”  O II          I     I+第1表にお
けるEl/Z値は−CTTz N  CFRAGの代わ
りに水素原子を有する構造のキノン核、ずなわち、 について測定したものである。El、□は(得られた場
合)、N、N−ジメチルホルムアミド、ノニオン界面活
性剤〔トリドア (TRITON) X400)及び燐
酸ナトリウム緩衝ン夜(pH7)に?容解したキノン化
合物の水性エマルジョン中で測定した。標4(としては
、標準カロメル電極を使用した。若干のEl/□値(*
で示した)は、標準として飽和力口メル電極を使用して
、アセトニトリル中で測定した。El/□値が得られな
かったときは、”NA″で示した。
以下余白 RIND化合物xxxvは、本発明の実施に好ましい。
本発明の実施に有用なRIND化合物は、一連の個々に
公知の反応を用いて製造される。これらの化合物の製造
は、欧州特許出願公開第211,898号公報及び欧州
特許出願第87304686.6号明細書に更に詳細に
記載されている。
別の実施態様では、還元性化合物は、欧州特許出願第8
7110863.5号明細書(1986年7月280に
出願された米国特許出願第890,051号明細書)に
記載されているようなコバルト(III)19体であっ
てよい。
組成物は、一般に9以下のpHを維持するように緩衝さ
れる。分散液中の緩衝剤の濃度は、広範に変動しうる。
代表的な緩衝剤は、燐酸塩及びその他、Goodらによ
って一障遼劇四見じk、5巻467頁(1966)及び
八na1. Biochem、、104巻300頁(1
980)に報告されているものを包含する。
水と相溶性の還元性化合物を使用する場合、化合物を前
記の有機溶剤に溶解させ、生じる溶液を直接緩衝液に添
加することによって界面活性剤を用いないで?8液を調
製することができる。
本発明は、廃水、食料品、醸造溶液、製造溶液及び生物
学的流体を含めて任意の流体試料中のグラム陽性及びグ
ラム陰性菌からの生存真菌の鑑別に有用である。本発明
は、ヒトの生物学的流体、例えば尿、血・清、全血、痰
、髄液等中の微生物から酵母の鑑別に特に有用である。
ヒトの尿路に一般的に見られる微生物は、本発明により
有利に鑑別される。
本発明による生存微生物の鑑別は、電子移動剤の存在で
実施するのが好ましい。電子移動剤を存在させると、色
素の放出が一層迅速になる。電子移動剤は、微生物と還
元性化合物との媒介物として作用する移動性化合物であ
る。電子移動剤は、一般に還元性化合物の濃度に依存す
るン農度、好ましくはlXl0−’〜I X 10−3
モル濃度で存在する。
本発明の実施に有用な電子移動剤は、フェナジンメトス
ルフェート、フェナジンエトスルフェート及び当業者に
公知の類似化合物を包含する。異なる化合物の組み合わ
せを必要に応じて使用することができる。
好ましい電子移動剤は、欧州特許出願公開第190.7
40号公報に記載されている。一般に、これらの化合物
は置換ベンゾキノン類及びナフトキノン類である。この
キノン類は、例えば、2.3−ジメチル−5−ヒドロキ
シメチル−1,4−ベンゾキノン、2,5−ジメトキシ
−1,4−ベンゾキノン、2,3.5−)ジメチル−1
,4−ヘンゾキノン、2.6−シメトキシー1,4−ベ
ンゾキノン、2.3−ジメトキシ−5−メチル−1゜4
−ベンゾキノン、2−ヒドロキシメチル−1゜4−ナフ
トキノン及び2−(2−ヒドロキシエチル)−1,4−
ナフトキノンを包含する。更に、置換1.2−ベンゾキ
ノン類、例えば4,5−ジメトキシ−1,2−ベンゾキ
ノンは、本発明の実施に有用である。
生存細胞の鑑別は、しばしばそれらの細胞に対する栄養
素の存在で実施されるが、その存在は必須ではない。有
用な炭素源及び場合により窒素源を含む任意の栄養培地
を使用することができる。
適切な成分及びp)Iを有する適当な栄養培地は従来良
く知られている。
ポリエン抗生物質の濃度は、使用する抗生物質及び還元
性化合物並びに鑑別する特定の微生物に応じて、グラム
陰性菌及びグラム陰性菌ではなく、真菌の還元能を抑制
するのに充分である限り広範に変動しうる。一般に、抗
生物質は、少なくとも104モル濃度、好ましくは10
−4〜10−2モル濃度の量で存在する。任意成分であ
るが、好ましい他の物質は、当業者が通常の実験により
容易に決定しうる量で存在する。
本発明方法は、実験室用の標準的ガラス器具中で、例え
ば、試験管、微量滴定プレート又はスライドを用いて実
施するのが便利である。液体試料中の真菌及び細菌を還
元性化合物、ポリエン抗生物質及び必要に応じて他の物
質と混合する。微生物による還元性化合物の還元のため
適切な時間の後、還元により生じる検出可能な物質の量
を適当な装置及び操作を用いて測定する。この場合に、
必要に応じて、検出可能な種の量を、液体試料を還元性
化合物と混合したが、抗生物質を省いた対照試験におい
て生じた量と比較することができる。
好ましい実施態様では、微生物の存在を測定するため、
まず、液体試料を還元性化合物で試験する。次いで、こ
れを本発明のポリエン抗生物質組成物を用いて試験して
真菌と細菌とを層別し、続いてグラム陽性菌とグラム陰
性菌とを鑑別する。
この細菌鑑別は、任意の適当な技法を用いて実施するこ
とができる。好ましい技法は、昭和62年9月22日付
で出)11された日本特許出願の明細書(1986年9
月24日に出願された米国特許出願第910,917号
明細書)及び昭和62年9月24日に出願された日本特
許出願の明細書(1986年9月24日出願された米国
特許出願第910,703号明細書)に記載されている
若干の場合には、還元性化合物と混合する前の前処理工
程で真菌及び細菌を含む試験試料及び抗生物質を混合し
、培養するのが望ましい。この工程は、抗生物質中の不
純物の存在により若干の分析で起こるバックグラウンド
?農度の量を減少させることができる。妨害物質を排除
する別の前処理工程が望ましいこともある。
本発明方法は、また、試験試料を含む多孔性吸収性物質
、例えば紙ストリップを還元性化合物及びポリエン抗生
物質の分散液と接触させることによって実施することも
できる。試験試料中の微生物は分散液と混合し、鑑別に
必要な分析反応を開始する。
一つの実施態様では、溶液分析で計量した量の試薬を試
験溶液に運ぶのに便利な方法として試験ストリップを使
用することができる。試験ストリップを、既に測定すべ
き被分析物を含む溶液中に置く。試薬は試験ストリップ
から溶液中に溶解して反応溶液を形成する。本発明の試
験ストリップの好ましい実施態様では、試薬を水溶性結
合剤中に担持させる。試験ストリップを溶液中に浸漬す
ると、結合剤は熔解して試薬を放出する。有用な水溶性
ポリマーは、ポリ (N−ビニル−2−ピロリドン)及
びポリ (アクリルアミド−ツーN−ビニル−2−ピロ
リドン)(90:10重量比)を包含する。
また、本発明方法を乾式分析要素と共に実施することが
できる。このような要素は、還元性化合物及び抗生物質
又はその乾燥残渣を含む吸収性担体物質、すなわち、自
立性吸収性又は吸水性物質のン1し)シー]・又はス1
−リップであってよし1゜このような要素は、試験スト
リップ、診断要素、ディツプスティック又は診断剤等と
して従来知られている。
乾式分析要素に使用する場合、本明細書に記載する還元
性化合物及び抗生物質を適当な吸収性担体物質中に吸収
又は含浸によって混入させるが又は適当な吸収性物質上
に塗布することができる。
有用な担体物質は不溶性であり、水又は生理学的流体、
例えば尿又は面清にさらされたときに、その構造ヒの一
体性を維持するものである。有用な担体物質は、紙、多
孔性粒状構造体、セルロース、多孔性ポリマーフィルム
、ガラス繊維、織布及び不織布(合成及び非合成)等か
ら製造することができる。このような要素を作製するた
め有用な物質及び操作は、例えば米国特許第3,092
,465号、同第3,802,842号、同第3,91
5.647号、同第3.917,453号、同第3,9
36,357号、同第4,248,829号、同第4,
255,384号及び同第4,270,920号明細書
並びに英国特許第2,052,057号明細書によって
周知である。
一つの実施態様において、分析要素は、吸収性担体物質
として少なくとも1個の多孔性拡散帯域をその上に有す
る非多孔性支持体を含む。ζ光性化合物又は抗生物質は
、拡散帯域又は異なる帯域く例えば試薬帯域、記録帯域
又は親水性帯域)に存在することができる。拡散帯域は
、任意の適当な繊維若しくは非繊維状物質又はその一方
若しくは両者の混合物から製造することができる。
拡散帯域は、米国特許第4,292,272号明細書に
記載されているような、適当な結合剤と混合したか又は
布に織った繊維状物質を使用して、米国特許第3.99
2.158号、同第4,258,001号及び同第4.
430,436号明細書及び特開昭57(1982) 
−101760号公報に記載されているようなポリマー
組成物又は粒状物質(結合接着剤を含むか又は含まない
)から製造することができる。
要素は、多数の帯域を有していてよく、帯域は、重ねら
れた層であるか又は同一層中の異なる領域であってもよ
い。還元性化合物、抗生物質及び他の任意の試薬は、要
素内の同−又は異なる帯域に存在することができる。要
素の構造は、例えば前記の特許明細書に記載されている
ように、従来良く知られている。
本発明により、異なる種々の要素を製造することができ
る。任意の所望の幅の長いテープ、シート、スライド又
はチップを含めて種々の形で要素を形成することができ
る。
要素を用いて実施する方法は、手操作で又は自動的にす
ることができる。一般に、要素を供給ロール、チップ包
装物又は他の供給源から採取し、試験すべき液体試料(
例えば200μl以下)と、試料が要素中の試薬と混合
するように接触させることによって鑑別を行う。このよ
うな接触は、任意の適当な方法で、例えば要素を試料中
に浸漬するか、又は好ましくは適当な分配手段を用いて
一滴以上の試料を手又は機械で要素に落とすことによっ
て達成される。
試料を施した後、要素をコンディショニング、例えばイ
ンキュベーション、加熱等、任意の試験結果を得るのを
促進又は容易にするのに望ましい処理に付す。生存真菌
細胞の検出は、還元された還元性化合物の量を測定し、
抗生物質の不存在下に生成した検出可能な物質と対比す
る場合に達成される。若干の場合には、抗生物質及び試
験試料を混合し、混合物を還元性化合物を含む要素に施
す前に前処理(溶液分析について記載した)することが
できる。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例を示すが、本発明の範囲をこれら
の実施例に限定するものではないことばいうまでもない
本発明方法を実施する際には、下記の操作を実施した: 大腸菌(E、  coli)及び黄色ブドウ球菌(鉦a
ureus)は、BHIブロス中で37℃で一夜培養し
た。カンジダ・アル1丸にス(四 へU状岨旦)及び黄
色アスベルギル’;l (A、  flavus)は、
SABブロス中で25’CT:振盪しながら一夜培養し
た。
細胞を遠心分離によって集め、洗浄し、0.05モル?
4度N−2−ヒトロキシエチルビベラジンーN″−2−
エタンスルホン酸(IIEPEs)緩衝ン(’j、 (
pH7,8)中に再懸濁した。
例えば、前記の第1表のRIND■をN、N−ジメチル
ホルムアミド中に、)8剤l ml当たり化合物16m
gの割合で)岩屑させることによってRIND化合物を
含む分1;々液を製造した。得られた溶液の既知量(2
50μl)をトリトン(Tll!TTON)  X−1
00ノニオン界面活性剤500μβに添加した。この混
合物を次に0.05モル渭度HIF、 P E S緩衝
液25滅に攪fT Lながら滴加した。0. ]%硫酸
で酸性にしたN、N−ジメチルホルムアミド中に化合物
を溶解するく溶剤1 ml当たりRIND化合物16m
g)ことによって、水と相溶性のRIND化合物(例え
ば、RINDXXXV化合物)を含む溶液を調製した。
90−: 紅肌≧旦且ζqル圀。
この例は、溶液中の生存グラム陽性菌及びグラム陰性閑
と生存酵母とを鑑別するため本発明の詳細な説明するも
のである。
この例には、下記の物質を使用した:前記のようにして
調製したRINDIX化合物のストック溶液、グルコー
ス(水中10%)、トリメチル−1゜4−ベン゛ゾキノ
ン(メタノール1−当たり1.5mg)及び抗生物質(
ジメチルスルホキシドl ml当たり25mg、ただし
、フィリピンは溶剤l ml当たり12.5mg)。細
菌及び酵母を前記のように増殖させた。分析混合物中の
概算の最終細胞)1度は、大腸菌4.2X10’細胞/
 ml 、黄色ブドウ球菌7.1×106細胞/d、カ
ンジダ・アルビカー乙2.7×105細胞/ mlであ
った。
試験を下記のように行った。
方法1: 緩衝液1.2ml、グルコース溶液50μ+2.RIN
DIX分散?(l、 1.5 ml、抗生物質溶液10
0AIA、細胞懸濁液100μ!及び電子移動剤溶液2
5μlを順次添加することによって試験溶液を調製した
。細胞対照溶液は、抗生物質以外の全試薬を含む。バッ
クグラウンド対照は、緩衝液及び溶液対照から成る。緩
衝液対照は、抗生物質及び細胞以外の全試薬を含む。溶
液対照は、細胞以外の全試薬を含む。試験溶液及び対照
溶液について0分及び37℃で30分培養した後に63
5nmで光学濃度の読み(OD)を測定し、濃度の変化
(ΔOD)を測定した。下記の第■表には、RIND化
合物の還元の補正抑制率として表した結果を挙げる。
補正抑制率を、抗生物質を含まない細胞対照から得られ
たΔODと試験溶液のΔ○Dとの差を抗生物質を含まな
い細胞対照のΔODで割ることによ′って算出する。す
べての読みを適切なバックグラウンド対照の読みの減算
によって補正した。
方法2: 緩衝液2.9 TNi、抗生物質溶液50μl及び細胞
溶液100IJlを含む溶液を37°Cで30分培養し
、10分間遠心分離し、デカントした。次いで、得られ
たペレットを緩衝液1.4 ml、グルコース溶液50
μIRINDIX分散液1,5mf及び電子移動剤溶液
25μ!で処理し、良く混合し、方法lに記載したよう
にして光学濃度を記録した。補正抑制率のデータを方法
1に記載したようにして算出した。
第■表のデータは、ポリエン抗生物質がグラム陽性菌及
びグラム陰性菌から酵母を鑑別するのに有効であること
を示す。
(以下余白) 開I:    )”   びカビの一寸この例は、水と
相溶性のRIND化合物を使用してグラム陰性菌及びグ
ラム陽性菌から酵母及びカビを鑑別するための本発明の
詳細な説明するものである。鑑別は、微量滴定プレート
中で実施した。
100μβのRIND  XXXV溶液(酸性にしたN
、N−ジメチルホルムアミド RIND化合物16mg)、200μJのグルコース溶
液(水中10%)、200μlのトリメチル−1.4−
ベンゾキノン電子移動剤溶液(メタノール1−当たり1
.5mg)及びlQa+1の緩衝液から組成物を調製し
た。
下記の試薬を使用して試験溶液を調製した。
50μlの緩衝液、50μlのフィリピンポリエン抗生
物質(ジメチルスルホキシド1−当たり1 2、 5 
mg)  ($!衝液及び抗生物質溶液の希釈列を作っ
て種々の抗生物質濃度を得た)、50μlの適切な細胞
懸濁液、すなわち大1!II(約10”細胞/m1)、
黄色ブドウ球菌(約to”細胞/,!1り、カンジダ・
アルビカンス(約107細胞/nR)及び黄色アスペル
ギルス、及び200−の前記のREND組成物。
例1に記載したようにして対照溶液を調製した。
励起540nn+及び発光620nmで読み取るように
変形したグイナテソク・マイクロフルオル・リーダー(
Dynatech MICROFLUOR Reade
r)を使用して0時及び37℃で30分培養した後に相
対酌量光度を測定した。相対酌量光度の変化を2つの値
の差として測定した。
下記の第■表には、得られた結果を、例1に記載したよ
うに計算したRIND化合物の還元の補正抑制率として
示す。
これらの結果は、本発明が細菌から真菌(例えば、カビ
及び酵母)を鑑別するのに有用であることを示す。
(以下余白) 第■表 0、26    0     7.5   56.8 
 31.90、52    0     8.6   
71.0  42.51、04    2.0   1
4.8   Bo.7  49.82、08   17
.6   18.2   86.8  64.9この例
は、還元性化合物としてテトラゾリウム塩を使用して本
発明の詳細な説明するものである。
微量滴定プレート中で細菌からの酵母及びカビの鑑別を
実施した。使用した細胞懸濁液は、例2に記載したのと
同様であった。使用した還元性化合物は、3− (4.
5−ジメチル−2−チアゾリル)−2.5−ジフェニル
−2H−テトラゾリウムプロミドであった。該テトラゾ
リウムプロミドを含む組成物を下記の成分を用いて調製
した:200μlのフ゛ロミド?容液(メタノール1−
当たり5mg)、200μlのグルコース溶液(水中1
0%グルコース、200μlのトリメチル−1。
4−ベンゾキノン及び12−の緩衝液(0.05モル、
pH7.8)。
下記の試薬を使用して試験溶液を調製した。
50μlの緩衝液、50μlのフィリピンポリエン抗生
物質(ジメチルスルホキシド1−当たり1’2.5mg
)  (緩衝液及び抗生物質溶液の希釈列を作って種々
の抗生物質濃度を得た)、50μにの適切な細胞懸濁液
、すなわち大腸菌(約10”細胞/IR1)、黄色ブド
ウ球菌(約108細胞/Inl)、カンジダ・アルビカ
ンス(約107細胞/ml>及び黄色アスペルギルス、
及び200−の前記のテトラゾリウム塩組成物。細胞対
照は、抗生物質以外の全試薬を含む,バンクグラウンド
は緩衝剤を用いて測定した。溶液対照は、細胞以外の全
試薬を含む。
市販の分光光度計を用いて540nmで光学濃度を測定
し、37℃で30分後に光学濃度の変化(ΔOD)を測
定した。下記の第■表には、結果を前記の例1に記載し
たようにして計算した補正抑制率として示す。これらの
結果は、本発明が細菌から酵母及びカビを鑑別するのに
有用であることを示す。酵母の鑑別に有効な濃度は、カ
ビに対するものとは異なることは明らかである。しかし
、所定の試験に対して適切な濃度を決定することは当業
者の熟練の範囲内である。
第■表 0.26    0   0  10.3   00.
52    0   0  50.0  10.31.
04    0   0  60.3  19.02.
08    0   0  100  98.3±↓:
 免JJL(麦月jソ」1叫及11印トカ1淵この例は
、乾式分析要素を使用して酵母及び細菌を鑑別するため
の本発明の詳細な説明するものである。
市販の3璽真のクロマトグラフィーペーパーのストリッ
プをアセトンで2回洗浄し、次いで、下記の成分を含む
試験溶液中に浸漬した:5rnlのメタノール、■−の
RINDXXXV溶液(前記のようにして調製した、酸
性にしたN、N−ジメチルホルムアミドl ml当たり
16mg) 、l mlの2,3−シメトキシー5−メ
チル−1,4−ベンゾキノン溶液(メタノールl ml
当たり1.82mg) 、1 mlのグルコース溶液(
水中10%)及び1−のフィリピンポリエン抗生物質溶
液(ジメチルスルホキシド1−当たり25mg)。抗生
物質以外は同じ成分を含む対照溶液を調製し、分離した
ストリップをその溶液中に浸漬した。次いで、すべての
ストリップを25℃で1時間暗所で乾燥した。
乾燥したストリップから標準ペーパーパンチを使用して
円形要素(直径約0.6cm)を裁断した。
次いで、要素を微量滴定プレート中に置いた。細胞)懸
濁液(すなわち、カンジダ・アルビカンス、約5X10
’細胞/ ml、大腸菌、約5X108細胞/ ml及
び黄色ブドウ球菌、約5X10”細胞/ml)を試験溶
液及び対照要素に施した。緩衝液をバックグラウンド測
定のため別の要素に施した。
ダイナチック・マイクロフルオル・リーダーを用いて、
ゼロ時及び37°Cで30分培養した後に相対的螢光度
(励起540nm及び発光620nm)を測定し、相対
的螢光度の変化を測定した。下記の第V表には、得られ
た結果を、例1に記載したように計算したRrND化合
物の還元の補正抑制率として示す。これらの結果は、乾
式要素を使用した分析により本発明により細菌と酵母と
が鑑別されたことを示す。
第v表 容体        刊」」叫糾岸ユ 黄色ブドウ球菌(グラム+)      O大腸菌(グ
ラム−)18 カンジダ・アルビカンス(酵母)76 〔発明の効果〕 本発明は、生存細菌から生存真菌を鑑別するための迅速
、簡単で、かつ比較的に安価な手段を提供する。本発明
によれば、公知の技法の不所望に時間のかかる性質が回
避される。更に、広範な還元性化合物を使用することが
でき、これにより分析に著しい柔軟性が与えられる。例
えば、このような柔軟性により、感度が高く、生存材料
に対して毒性が低いか又は生物学的流体若しくは他の流
体中に見られる潜在的妨害物質によって形容されないス
ペクトル領域で検出することができる色素を使用するこ
とが可能になる。これらの利点は、還元性化合物と共に
真菌の細胞質膜に選択的に作用するポリエン抗生物質を
使用することによって達成される。
以下余白

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)還元抑制物質の不存在下に生存真菌及び細菌
    の両者によって還元されて検出可能な物質を生成しうる
    化合物、並びに (b)細胞質膜に作用し、真菌による還元性化合物の還
    元を選択的かつ実質的に抑制するポリエン抗生物質 を含む生存真菌と細菌とを鑑別する組成物。 2、(a)還元抑制物質の不存在下に生存真菌及び細菌
    の両者によって還元されて検出可能な物質を生成しうる
    化合物、並びに (b)細胞質膜に作用し、真菌による還元性化合物の還
    元を選択的かつ実質的に抑制するポリエン抗生物質 を含む生存真菌と細菌とを鑑別する分析要素。 3、A、生存真菌及び生存細菌を含むと思われる液体を
    (a)還元抑制物質の不存在下に生存真菌及び細菌の両
    者によって還元されて検出可能な物質を生成しうる化合
    物、並びに(b)細胞質膜に作用し、真菌による還元性
    化合物の還元を選択的かつ実質的に抑制するポリエン抗
    生物質と混合し、そして B、細菌の存在により生じる検出可能な物質を測定する 工程を含む生存真菌と細菌とを鑑別する方法。
JP62237571A 1986-09-24 1987-09-24 ポリエン抗生物質を使用して真菌と細菌とを鑑別する組成物,分析要素及び艦別方法 Pending JPS6391100A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US910923 1986-09-24
US07/910,923 US4888287A (en) 1986-09-24 1986-09-24 Rapid differentiation of fungi from bacteria using polyene antibiotics

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6391100A true JPS6391100A (ja) 1988-04-21

Family

ID=25429502

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62237571A Pending JPS6391100A (ja) 1986-09-24 1987-09-24 ポリエン抗生物質を使用して真菌と細菌とを鑑別する組成物,分析要素及び艦別方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4888287A (ja)
EP (1) EP0261931A3 (ja)
JP (1) JPS6391100A (ja)
CA (1) CA1290226C (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5112739A (en) * 1988-08-02 1992-05-12 Polaroid Corporation Enzyme controlled release system
US5610029A (en) * 1994-11-04 1997-03-11 Idexx Laboratories, Inc. Medium for detecting target microbes in a sample
ATE387504T1 (de) * 1994-11-04 2008-03-15 Idexx Lab Inc Medium zum nachweis bestimmter mikroben in einer probe
US20020074761A1 (en) * 2000-12-14 2002-06-20 Kincaid Jeffrey Lee Robust, low mass stabilizer bar link assembly
AT509355B1 (de) 2010-02-10 2012-04-15 Univ Graz Tech Testanordnung

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3870600A (en) * 1971-03-29 1975-03-11 Kamal Abdou Youssef Selective and enrichment medium for the isolation identification and propagation of yeasts and fungi
US4140580A (en) * 1976-05-03 1979-02-20 Mcdonnell Douglas Corporation Broth for indicating presence of candida yeast and other yeasts and fungi
US4525453A (en) * 1982-10-26 1985-06-25 Eastman Kodak Company Process for rapidly differentiating between gram-negative and gram-positive microorganisms
CA1267374C (en) * 1984-09-07 1990-04-03 IMPROVED INHIBITION OF YEAST CELL MULTIPLICATION
US4746607A (en) * 1985-02-07 1988-05-24 Eastman Kodak Company Use of substituted quinone electron transfer agents in analytical determinations

Also Published As

Publication number Publication date
US4888287A (en) 1989-12-19
EP0261931A2 (en) 1988-03-30
CA1290226C (en) 1991-10-08
EP0261931A3 (en) 1989-10-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4746607A (en) Use of substituted quinone electron transfer agents in analytical determinations
US4797357A (en) Light-stable reducible compounds and analytical compositions, elements and methods utilizing same
US4857271A (en) Reducible compounds and analytical compositions, elements and methods utilizing same
US4803161A (en) Biological and analytical uses of phenalenone and benzphenalenone compounds
US4853186A (en) Water-compatible reducible compounds and their use in analytical compositions and methods
US4812393A (en) Fluorescent dyes and biological and analytical uses thereof
JPS6391100A (ja) ポリエン抗生物質を使用して真菌と細菌とを鑑別する組成物,分析要素及び艦別方法
US4885240A (en) Use of organic buffers to reduce dehydroascorbic acid interference in analytical methods
US4912036A (en) Rapid differentiation of bacteria using cyclic polypeptide antibiotics
US5045477A (en) Analytical methods utilizing reducible components
US4803160A (en) Use of polymeric mordants to increase the intensity of rigid fluorescent dyes
JPS63100376A (ja) 分析測定における電子移動剤として置換オルト−キノン類を使用する組成物および方法
US5037762A (en) Water-compatible reducible compounds and their use in analytical compositions and methods
US4885239A (en) Rapid differentiation of bacteria using polyether antibiotics
US5110723A (en) Method for providing chemically or biologically useful moiety from water-compatible reducible compound
US5108903A (en) Reducible compounds which provide leuco dyes for analytical compositions, elements and methods of using same
US5108902A (en) Reducible compounds which provide aniline dyes for analytical compositions and methods of using same
US5196519A (en) Reducible compounds which provide aniline dyes, and analytical compositions, elements and methods using same
US4927927A (en) Fluorescent dyes and biological and analytical uses thereof
JPH01250046A (ja) 水と相溶性の被還元性化合物並びにそれを用いた被分析物の測定方法