JPS6390696A - 自吸式ポンプ - Google Patents

自吸式ポンプ

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JPS6390696A
JPS6390696A JP23766286A JP23766286A JPS6390696A JP S6390696 A JPS6390696 A JP S6390696A JP 23766286 A JP23766286 A JP 23766286A JP 23766286 A JP23766286 A JP 23766286A JP S6390696 A JPS6390696 A JP S6390696A
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JP
Japan
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self
water
priming
separation chamber
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP23766286A
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English (en)
Inventor
Hidekuni Yokota
横田 秀邦
Shingo Yokota
横田 伸五
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この発明は気水分離室(水は他の液体をも代表する)を
備えた自吸式ポンプに関する。
(ロ)従来の技術 元来、自吸式ポンプ例えば自吸式遠心ポンプは、作動に
種々矛盾的要素をもつ関係上、遠心ポンプの特徴を損な
うことなく、自吸性能を高めることは簡単でないとされ
てきたが、現在、比較的小形ポンプの分野においては、
例えば第5図に示した特許出願公告昭50−21682
号公報の自吸式双うず形室遠心ポンプに見られるように
、ポンプの吐出デフユーザ一部26において強力な気水
遠心分離室を兼ねる構造となし、ポンプ性能と自吸性能
とを両立させる問題を解決している。尚このポンプにつ
いては、充分に公知と考えられるので詳細な説明は省略
する。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかしながら、この自吸式ポンプは、吐出デフユーザ一
部2Gが直立円筒形の気水遠心分離室を兼ねておって、
もしそれを水平向きに置くと、気水分離室での流れが不
整−となり正常な気水分離作用をしなくなる。従ってこ
れを大口径化するには、勢い構造的にそのま\拡大せざ
るをえず、実際上極めて不釣り合いな構造となって、製
造原価を高め、また配管据え付けにおいても不具合をき
たすなど、数々の欠点があった。
この発明は、ポンプ性能を損なうことなく自吸機能を改
善し、かつ大形化を図り易くするために、インペラー軸
線方向に形成させる筒状のポンプケーシング内流路に、
強力な気水遠心分離手段を構成させて、簡素端整で普遍
化し易い構造の自吸式ポンプを得ることを目的としてい
る。
(ニ) 問題点を解決するための手段 この発明を図面にもとづいて説明すると、第1図におい
て、筒状にしたポンプケーシング1の側壁部1aと、そ
の内側に設けた隔壁部2との間にインペラー室4を構成
してインペラー3を装置する。そしてインペラー室4の
外周部には、インペラーからの吐出流がポンプケーシン
グlの筒状内壁曲面にはマ接線状に噴出する形状の噴出
口5と、自吸作動水の循環口6を構成させ、インペラー
3の入口に臨んでポンプの吸入ロアを、そしてポンプケ
ーシングlの外周上部には吐出口8を設ける。11は保
持隔壁と呼称し、ポンプケーシングl内の吐出口8と噴
出口5とのあいだに設けた隔壁であって、環状となり旋
回する自吸作動水層10の端側を、その旋回流動の勢い
を損なうことなく抑制保持して、噴出口5との間に気水
遠心分離室9を構成させている。I2は保持隔壁11の
中央寄りの気泡集合場所に開口させた分離気泡排出口で
あり、I3は保持隔壁IIの外周部りに開口した隔壁部
開口である。Ilaと!1bは該開口13の端縁を形成
する保持隔壁の開口側端部であって、該開口13の上流
(自吸作動水流の流線14に対して)に位置する部分を
開口上流側端部11a、下流側にあたるものを開口下流
側端部Ilbと呼称する。
因に、本発明でこの隔壁部開口13を必要とするのは、
もし保持隔壁IIが全周に亙り閉じられていると、気水
遠心分離室9はポンプの吐出水に対し遠心方向に閉じら
れた流路を構成し大きな圧力損失を生じるからである。
しかしながら、;:1ンプに正常な揚水機能を保障する
ために設けたこの隔壁部開口13も、自吸に際しては、
政所を流過する旋回自吸作動水流14が遠心圧力により
流出する開口となり、かえって自吸機能を損なう原因と
なる。
そこで本発明では、隔壁部開口13に臨む適所に、自吸
作動水流の偏流手段を構成させて、該開口13から自吸
作動水流が気水遠心分離室9外に逸出するのを抑制する
こととした。そしてその実施態様には次に記載する通り
種々異なったものがある、すなわち (a)  第3図は、第1図に示した実施例に構成させ
た上記偏流手段の実施態様につき内側から見た部分展開
図を示すもので、隔壁部開口13の端縁部付近の保持隔
壁IIの部分、即ち端部(Ifユ、1lb)において、
該開口を流過する自吸作動水流14の流線にたいし気水
遠心分離室9の内方に向かって傾斜する斜面を形成させ
たものである。即ち、 図において隔壁部開口13から逸出する自吸作動水流1
4は、保持隔壁11の開口下流側端部11bに続く部分
において、受は口状に形成した偏流用斜面部+1cに受
は入れられ、流れを乱すことなく気水遠心分離室9内に
抑制保持される。
また該図面には、特に自吸作動水流14に作用する流出
力が強い場合には、開口上流側端部113の上流側にも
内向き斜面部を形成させ、流れを予め内向きに偏流させ
る例を併せ示した。
(b)  第1図にはまた自吸作動水の循環口6を隔壁
部開口13に臨む位置に構成させた上記偏流手段の実施
態様を示すもので、このようにすると該開口13の流路
に循環口6の負圧力を作用させることができ、そこを流
過する自吸作動水流を気水遠心分離室内に吸引保持でき
る。
開口13の手前の曲率半径を小さくした場所で内側に向
は大きく偏流させられ、次いで水平方向となり隔壁部開
口13における平面状の内周壁面に沿って流線14で示
すように直進流過する。従って政所を流過する自吸作動
水流14には遠心圧力による逸出の問題は生じない。
なお自吸式ポンプの自吸機能の良否は、言うまでもなく
自吸作動水流の微粒子状気泡分がどれだけ気水分離でき
るかに係り、その点自吸作動水流を奇麗な旋回水層に形
成できる気水遠心分離室を構成する本発明では、縦軸型
ポンプは勿論横軸型ポンプにおいても、循環口6を気水
遠心分離室9の内周壁面に近接して、広く条溝状に展開
形成することもでき、優れた自吸機能を発揮させること
ができる。
(ホ) 作 用 上記のように構成した自吸式ポンプに自吸作動水を充た
してインペラー3を回転させると、自吸作動水はインペ
ラー内の空気を気泡状に混合して噴出口5から噴出し、
気水遠心分離室9内周壁面に沿い自由に旋回して良質の
円環状水層10を形成し、自吸作動水の噴出口5や循環
口6を覆い、充分な排気作用と気水分離を行うことがで
きる。
この発明の自吸式ポンプは、自吸作動水が気水遠心分離
室9内で流勢の制限なく自由に旋回できる構造であり、
噴出口5の数を多くして自吸作動水の循環流量を増し、
気泡分の連れだし量を大きくすることも可能である。か
くて気水遠心分離室9に連れだされた多量の気泡分は該
室中央に向けて押し集められて、すなわち圧集せられ、
分離気泡排出口12から吐出室I5に排出せられる。
吐出室15内は、保持隔壁11によって、気水遠心分離
室9の激しい流れから隔離し穏やかに保たれており、気
泡分の消散を容易にし自吸機能を一層高めている。
この発明は排気量を多くし、しかも気水分離作用を迅速
確実にできるから、流量、揚程の大きなポンプにおいて
も充分な自吸性能を発揮することができ、流路構造にも
特にポンプ損失を増す部分はなく揚水性能が良好であり
、優れた自吸式ポンプとなしうる。
(へ) 実施例 本発明は、構造的に簡素端整であるから、小形大形に拘
わらず広い範囲に亙る各種仕様のポンプについて実施可
能であり、更に縦軸型のポンプ構造には勿論のこと、実
施例につき詳説したように横軸型ポンプをも、顕著な自
吸機能を備えた自吸式ポンプとなしうる等、まことに酋
遍化し易い構造の自吸式ポンプである。
(ト)  発明の効果 この発明は以上説明したように、インペラー軸線方向に
形成させた筒形のポンプケーシング1内流路に、ポンプ
揚水性能を損なうことなく、自吸作動水の良質な旋回水
層を保持する気水遠心分離室9を構成させることによっ
て自吸機能を改善し、しかも構造的に小形にも大形にも
、そして縦軸型については勿論のこと、横軸型にも充分
好適の、普遍化し易い自吸式ポンプを実現させることが
でき、用水設備合理化への効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る自吸式ポンプの縦断面図、第2
図は第1図のX−X断面欠視図である。 第3図は、第1図に示した実施例の隔壁部開口13付近
を内側から眺めた部分展開図であり、第4図は偏流手段
の実施態様を示す横断面図、第5図は従来の自吸式ポン
プの横断面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 吸入口(7)と吐出口(8)とを備えた筒状のポン
    プケーシング(1)の内側に、その筒状面に対しほゞ接
    線方向に開口させたインペラー室(4)からの噴出口(
    5)と、自吸作動水の循環口(6)とを設け、噴出口(
    5)と吐出口(8)との間の流路に気水分離室を構成さ
    せた自吸式ポンプにおいて、この気水分離室の噴出口(
    5)と吐出口(8)との間に、自吸作動水流の保持隔壁
    (11)を設けて、該保持隔壁(11)と噴出口(5)
    との間に気水遠心分離室(9)を構成させ、保持隔壁(
    11)の外周寄りに隔壁部開口(13)を設け、そして
    保持隔壁(11)の中央寄りの分離気泡が集合する場所
    に分離気泡排出口(12)を設け、さらに該隔壁部開口
    (13)に臨んで自吸作動水流を気水遠心分離室(9)
    内に保持する向きに作用する偏流手段を構成させたこと
    を特徴とする自吸式ポンプ。 2 保持隔壁(11)の開口側端部において該開口(1
    3)を流過する自吸作動水流(14)の流線にたいし気
    水遠心分離室(9)の内方に向かう傾斜面を形成させた
    特許請求の範囲第1項記載の自吸式ポンプ。 3 隔壁部開口(13)に臨んで循環口(6)を設けた
    特許請求の範囲第1項記載の自吸式ポンプ。 4 気水遠心分離室(9)の内周壁面を少なくとも隔壁
    部開口(13)が占める範囲に亙って平面状に形成させ
    た特許請求の範囲第1項記載の自吸式ポンプ。
JP23766286A 1986-10-06 1986-10-06 自吸式ポンプ Pending JPS6390696A (ja)

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JP23766286A JPS6390696A (ja) 1986-10-06 1986-10-06 自吸式ポンプ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5146642U (ja) * 1974-10-01 1976-04-06

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5146642U (ja) * 1974-10-01 1976-04-06

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