JPS6387952A - 麦フレ−ク食品およびその製法 - Google Patents

麦フレ−ク食品およびその製法

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JPS6387952A
JPS6387952A JP61233196A JP23319686A JPS6387952A JP S6387952 A JPS6387952 A JP S6387952A JP 61233196 A JP61233196 A JP 61233196A JP 23319686 A JP23319686 A JP 23319686A JP S6387952 A JPS6387952 A JP S6387952A
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JP
Japan
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protein
food
oil
parts
wheat
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Pending
Application number
JP61233196A
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English (en)
Inventor
Shiro Watanabe
渡辺 史朗
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Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は麦フレーク食品およびその製法に関する。更に
詳しくは、蛋白質に富む麦フレーク食品およびその製法
に関する。
[従来の技術] 近年、穀類を主原料とする種々のフレーク食品が市販さ
れている。このような食品は、とうもろこし、小麦、玄
米等のうち1種の穀類を主原料とし、少量の香料及び調
味料が添加されたものが一般的なものであって、そのま
)または牛乳をかけて食べられるようになっている。
フレーク食品の特長は、保存性がよく、食べやづく、即
席食品であることが挙げられる。
またその製法は、粉状又は顆粒状の主原料に添加物を北
合し、エクストルーダーにより加熱蒸煮しながら顆粒状
に造粒したのち、この粒体を圧扁、焙焼、篩別け、味付
けするのが一般的であった。
[本発明が解決しようとする問題点] 即席穀物食品の成分は、主原料、添加物によつて異なる
が、一般的に糖質含有率が極めて高く、反対に蛋白質の
含有率とその栄養価が著しく低い。
従って、エネルギー補給の観点からは満足できる食品で
あるが、蛋白質の栄養価が著しく低く、脂質等も含有さ
れていないため、栄養のバランスのとれた栄養強化食品
としては、充分と言えなかった。また、製法においては
加熱蒸煮時間が長いため、蛋白質等の変質、糖類と蛋白
質との褐変現象が起こりやすかった。
[問題点を解決するための手段] 従って、本発明は、蛋白質の栄養価が高く、かつ三大栄
養素をバランスよく含有する新規なフレーク食品を提供
すること、および麦フレーク食品の製法を提供すること
を目的とする。
即ち、本発明は、穀類中でも蛋白質の栄養価(蛋白質)
の高い麦粉を主原料とし、これに蛋白価の高い他の蛋白
質原料等を補うことによって、上記目的を達成するもの
である。
主原料である麦粉としては、食用として用いられる麦で
あれば良く、例えば、小麦、大麦、えん麦等が用いられ
る。特に小麦が好ましい。
また、麦粉とはえいを取り除いた梯実を意味し果皮、種
皮に覆われた胚乳および胚芽等からなる。
主原料である麦粉は、好ましくは麦原穀を用い、公知の
方法により、蒸煮する。例えば、麦粉に短時間、生蒸気
をかけた後、水洗、脱水、調質した後、ロールにかけて
麦粉の外皮を軽く砕く。
フレーク食品の蛋白質の栄養価(蛋白価)の調整用とし
て、動物性蛋白質である卵白蛋白質、乳蛋白質及び要す
れば植物性蛋白質として大豆蛋白質を用いる。これらの
蛋白質は、各種の蛋白質の中でも蛋白価の高い優れた蛋
白質である。植物性蛋白質を動物性蛋白質とともに用い
る場合は、麦粉の蛋白質を含め両者の混合比は、1: 
 0.5乃至1:2の範囲が望ましい。
脂質類としては、動物性油脂、植物性油脂のどちらを用
いてもよいが、特に植物性油脂が望ましい。植物性油脂
としては、とうもろこし油、なたね油、ひまわり油、綿
実油、やし油、ごま油等があげられる。
甘味料としては、少糖類を使用するのが好ましい。
少糖類としては、デキストリン、蜂蜜、フラクトオリゴ
糖、麦芽糖、蔗糖、還元麦芽糖等を使用する。
本発明によるフレーク食品に用いるその他の原料及び添
加物としては、カロリー調整用として少量の澱粉または
食物1維を単独でまたは2種以上のものを組み合わせて
用いてもよく、ビタミン類、ミネラル類、着色料、香料
等の微量成分を適宜添加してもよい。
本発明の麦フレーク食品中の各栄養素の含有量は、蛋白
質が10乃至25重置火、好ましくは12乃至20重量
%、脂質が1乃至15重重憬、好ましくは5乃至10重
量%、炭水化物が60乃至80重ω%、好ましくは65
乃至75重量%、水分が1乃至7重量%、好ましくは1
乃至5重量%である。
本発明によるフレーク食品を製造するにあたっては、前
記の如く予め蒸煮し、軽く圧扁した麦粉に、少糖類の溶
液、動物性蛋白質及びさらに必要により植物性蛋白質、
脂質、各種栄養素を加えて調質する。これにより前記の
栄養素が麦粉にコーティングされる。この時の水分含有
率は約50%が好ましい。その後、数段の乾燥機で乾燥
するとともに互いに付着した麦粉を離して、水分を約2
0%まで低下させる。さらに均質化した後に、約85℃
に加熱したのち、圧扁ロールを使用してフレーク状にす
る。さらに140〜155℃で焙焼して水分含量を数%
以下とした。
このようにして得られたフレーク食品は、牛乳または泪
をかけるなどして極めて簡単に食することができる。
[実 施 例] 以下実施例により本発明をさらに詳しく説明する。部お
よび%はそれぞれ重量部およびW/W%を示す。
実施例 1 小麦粉(55部)を予め蒸煮し、水洗、脱水、粗砕きし
ロールで軽く圧扁した後、これにデキストリン(モルト
シロップ、17部)およびフラクトオリゴ糖(1,5部
)を加え、次いでカゼイン(5部)、卵白(2部)、と
うもろこし油(6部)、α化澱粉(7,5部)、食物繊
維(結晶セルロース、とうもろこし繊維、大豆繊維の等
量混合物、6部)を各々順次添加した。この工程におい
て、小麦粉は軟化し、半透明となり褐色化した。次に乾
燥すると同時に付着粉を離し、数段の連続乾燥機にて水
分を約20%程度まで下げ、−時均質化した。これを約
85℃に加熱した後、圧扁ロールにてフレーク状とした
。これをさらに焙焼機により焙焼し、水分を除いた。
このようして得られたフレーク状食品の成分は、水分4
.8%、蛋白質12.5%、脂質8.0%、炭水化物7
3.3%(食物線1i16.9%)、灰分1.1%であ
った。また本製品中の植物性蛋白質と動物性蛋白質の比
は約1:1であった。さらに本製品の蛋白質の栄養価(
蛋白価)は約87であり、牛乳や肉製品に匹敵するもの
であり、従来の市販のコーン・フレーク食品の蛋白価1
5に比べて著しく高いものであった。
実施例 2 小麦粉(62,5部)を主原料とし、添加物としてカゼ
イン(11部)、卵白(2部)、大豆蛋白(1,5部)
、食物IMlli(結晶セルロース、とうもろこし繊維
、大豆l1t11の等吊混合物、4.5部)、フラクト
オリゴ糖(1,5部)及び還元麦芽糖(16,5部)を
用いた他は、実施例1と同様の操作にてフレーク食品を
調製した。
このようにして得られた食品の主成分は、水分5.8%
、蛋白質18.5%、脂質2.4%、炭水化物71.5
5%(食物線11i18.6%)、灰分1.3%であっ
た。また本製品中の植物性蛋白質と動物性蛋白質の比は
1 :  1.5であった。さらに本製品の蛋白価は約
93であった。
フレーク食品中の各成分の含有量および蛋白価は、四訂
食品成分表(科学技術庁資源調査会・編)に準じて測定
した。
水  分:常圧、135℃、3時間乾燥蛋白質:ケルタ
ール法 脂 質:酸分解法 炭水化物:全mから水分、蛋白質、脂質、繊維、灰分を
差し引いて算出した。
尚、本発明においてタンパク価とは、各種タンパク質の
窒素1gあたりの必須アミノ酸量を1955年国際連合
食糧農業m関(FAO)タンパク賀必要■委員会が人体
のアミノ酸必要mを基準として設定した下表にそのアミ
ノ酸組成比を示す比較タンパク質の必須アミノamと比
較して、比較タンパク質のそれより少ない含mを示すも
のを制限アミノ酸と呼び、最も比率の少ない制限アミノ
酸の百分率のことをいう。
表    1 [発明の効果] 本発明によれば、蛋白価の優れた麦粉に、さらに蛋白質
をコートすることによって蛋白価の高いフレーク食品が
得られる。また、本食品は蛋白質だけでなく、他の栄養
素もバランス良く含有するものであるため、栄養強化食
品として単独に摂取してもよい。
本発明の製法によれば、主原料に蛋白質等を添加した後
、高温多湿条件下で加工処理する時間が短いため、蛋白
質の変質、蛋白質と糖類の褐変現象が起こらず、風味お
よび食感ともに良好な麦フレーク食品が製造できる。な
お、フレーク食品の特徴として水分含有率が低く、乾燥
しているので、パンや饅頭に蛋白質を加えたものより、
蛋白質の保存性が優れている。
このように本発明による即席麦フレーク食品は、従来の
フレーク食品とは異なり、単独で各種の栄養素をバラン
スよく摂取することができ、栄養強化食品として価値の
高いものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、蛋白質10乃至25重量%、脂質1乃至15重量%
    、炭水化物60乃至80重量%および水分1乃至7重量
    %を含有することを特徴とする麦フレーク食品。 2、動物性蛋白質が卵白、カゼインから選ばれた1種ま
    たは2種であり、かつ食品成分中の植物蛋白質と動物性
    蛋白質の割合が1対0.5乃至1対2の範囲にある特許
    請求の範囲第1項記載の麦フレーク食品。 3、蒸煮麦粉50〜70部に動物性蛋白質5〜15部、
    植物性油脂0〜10部及び甘味料10〜20部を添加し
    て圧扁・加工処理し、蛋白質10乃至25重量%、脂質
    1乃至15重量%、炭水化物60乃至80重量%および
    水分1乃至7重量%を含有することを特徴とする麦フレ
    ーク食品の製法。
JP61233196A 1986-10-02 1986-10-02 麦フレ−ク食品およびその製法 Pending JPS6387952A (ja)

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JP61233196A JPS6387952A (ja) 1986-10-02 1986-10-02 麦フレ−ク食品およびその製法

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JPS6387952A true JPS6387952A (ja) 1988-04-19

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ID=16951252

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JP61233196A Pending JPS6387952A (ja) 1986-10-02 1986-10-02 麦フレ−ク食品およびその製法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013205040A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Seiko Epson Corp 測定方法、測定装置、演算回路、測定プログラム

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JP2013205040A (ja) * 2012-03-27 2013-10-07 Seiko Epson Corp 測定方法、測定装置、演算回路、測定プログラム

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