JPS6384856A - チヨツク付ロ−ル研削装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 圧延機のワークロール等をチョック（軸受箱）付きのま
＼再研削することができるチョック付ロール研削装置に
関する。

〔従来技術〕

圧延機に使用するワークロール等は圧延作業によってロ
ール胴部表面が損耗するので、一定時間毎にワークロー
ル等を圧延機より取外して再研削されたワークロール等
と組替えを行なっている。

圧延機より取外されたワークロール等は再使用するため
に損耗した胴部表面を再研削する必要があるが、ロール
胴部表面を研削する際、ロール両側のチョックを取外し
て、ロールジャーナル部を受金で支持して研削する方式
が広く行なわれていた。

しかしこの方法はワークロール等よりチョックを取外し
て、ロール単体で研削し研削後再びロールにチョックを
組付けるという面倒な作業があり、近年省力化のために
チョックをロールに装着したままの状態で研削する方式
が採用されるようになつてきた０ 〔発明が解決しようとする問題点〕 ロールにチョックを取付けたま＼で再研削する場合に、
圧延機より取外したま＼の姿勢では直径の大きな砥石を
使用しなければならず（第４図参照）、このような大き
な砥石は価格も高く、機械への取付作業の操作性も悪く
かつま友砥石の保管にも不便である。従って圧延機に取
付けられた姿勢に対してチョックを９０度旋回させてチ
ョック受台に取付けねばならない（第５図参照）りしか
しこの作業はワークロール等をクレーンにて運搬の途中
でチョック旋回用の補助ワイヤーを掛けてチョックを９
０度旋回させるかあるいは別の装置でチョックを９０度
旋回させてから研削盤のワーク受台に取付けているため
に非常に面倒であった。

またチョック付ロールを受台に取付けるとき取付けの容
易さのためにチョックを下側のみで支持すると現状のチ
ョック形状では不安定な支持となり、支持力の甲性が低
下する。そのために安定した支持で支持力の暉１性を高
めるためにチョック受台をＬ字形受台にすると、チョッ
ク付ロールを受台に取付けるとき、あるいは研削後取外
し作業の時に操作がしにくいという欠点があった。

〔問題点を解決する手段〕

チョック付ロールのチョックに対応した位置に二個のベ
ースを設置し、各ベース両端に旋回軸を軸支する軸受を
設け、二個のベースの間に前記旋回軸を駆動する歯車箱
を設置し、受台上には前記旋回軸を支点に旋回軸と一体
となって旋回運動をする受台を載置し、受台上にチョッ
ク付ロールを圧延機より取外したま＼の姿勢で搭載し、
チョック部を受台にクランプした後動力により二個のベ
ースの間に設置された歯車箱を介して旋回軸を駆動して
受台全９０°旋回し、チョック付ロールを研削に適した
姿勢にすることができるチョック付ロール研削装置。

〔作　用〕

ベース上の受台にチョック付ロールを圧延機より取外し
たま＼の姿勢で取付けを行ない、歯車箱を介して旋回軸
を駆動すると受台は旋回軸と一体になって９０度旋回さ
れ、−チョック付ロールを研削に適した姿勢にする。チ
ョック付ロールを研削後は前記動作の逆を行う。即ち受
′台を９０度反転させ、チョックを受台に固定している
クランプをゆるめる。受台上のチョック付ロールはクレ
ーンにより吊り上げると姿勢変換を行なわずにそのまま
の姿勢で圧延機に組込むことができる。

〔実施例〕

本発明の実施例について図面全参照にして説明する。

第１図は本発明のチョック付ロール研削装置の平面図、
第２図は第１図の■矢視図でチョック付ロールを圧延機
゛より取外したま＼の姿勢での取付は状態を示す図であ
る。

砥石側１はベッド２上にロールの長手方向に移動可能な
往復台３が載置され、前記往復台上にある砥石台４はロ
ールに対して進退可能になっており、砥石５は砥石台４
に設置された電動機６によりベルトラ介して駆動されロ
ールを研削する構造となっている。一方ワーク側１０は
ロールを駆動する主軸台１５、チョック付ロールのチョ
ックの位置に対応した位置にベース１１がそれぞれ設け
られ、前記ベースの間には歯車箱２０配設されている。

前記ベースＩＩの両端には軸受１２が取り付けられ、前
記ベース１１上には前記軸受１２に軸支された旋回軸１
３を支点にして前記旋回軸１３と一体に旋回可能な受台
３０が載置されている。またベース１１には受台３０が
９０度旋回したときのストブバ１４が組込まれ、位置の
調整はねじ機構で行なわれている。歯車箱２０は電動機
２１よりの動力を伝達する歯車列が組込まれ受台３０を
旋回させる旋回軸１３を駆動するようになっている。受
台３０は前記ベース１１上に載置され軸受１２に軸支さ
れ歯車箱よりの動力により駆動される旋回軸１３を支点
に前記旋回軸と一体に旋回可能な構造になっている。前
記受台３０にはチョック付ロールを圧延機より取外した
ま＼の姿勢で乗せることができる受金３１が組込まれチ
ョックの形状に応じて位置の調整が可能となっている。

前記受金３１にはチョックを固定するクランブ装置（図
示せず）が取付けられていてチョブク部を受金に確実に
クランプする。このクランプ装置はボルトあるいはスイ
ングタイプのタイプのクランプ装置でもよい。受金３２
は受台３０が９０度旋回したときにチョブク部を支持す
るものでチョツクの形状に応じてねじにより調整できる
。

さらに受台の側内側にはロールの振れ止め装置Ｉ６が取
付けられている。この振れ止め装置１６は一般に公知の
ものである。

次に本発明による動作を説明すると、受台３０は第２図
の位置にありチョック付ロールを圧延機より取外した姿
勢のま＼で乗せることができる。

この際チョツクの形状に合わせて受金３１の位置を予め
決めておき、チョツクを受金３１にしつかりクランプす
る。０ 次に受台旋回用電動機２１を駆動して受台３０を９０度
旋回させると第３図に示したようにチョック付ロールは
受台と共に旋回し研削に適した姿勢となり、この状態で
ロールの研削作業を行なう。

研削作業終了後は前記動作の逆を行なえばよい。

即ち電動機２１を逆転させると受台は反転して第２図に
示した位置に戻る。この状態でクランプを緩め、さらに
受金３２を後退させるとチョック付ロールはクレーンに
て吊り上げ可能となる。

〔効果〕

チョック付ロールを圧延機より取外した姿勢から搬送の
途中で９０°旋回させる必要がなく、かつまた受台に搭
載するのにも安定した姿勢で乗せることができ作業の安
全性及び操作性に優ぐれている。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるチョック付ロール研削装置の平面
図、第２図は第１図■矢視図でチョック付ロールを搭載
するときの図、第３図は第２図と同様第１図ｍ矢視図で
受台が９０度旋回しチョック付ロールを研削可能な姿勢
にした図、第４図、第５図は研削時のチョツク姿勢と砥
石径との説明図である。 １１・・・ベース、　　１２・・・軸受、１３・・・旋
回軸、１４・・・ストッパ、１６・・・振れ止め装置、
２０・・・歯車箱、３０・・・受台、　３１．３２・・
・受金。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ロールを回転自在に軸受するチョックを、前記ロールの
   両端部にそれぞれ備えたチョック付ロールを研削する装
   置で、砥石側はロールの長手方向に移動可能な往復台上
   にロールの半径方向に進退可能な砥石台を備えたチョッ
   ク付ロール研削装置において、ワーク側には前記チョッ
   クの位置に対応して設置された二個のベースと前記ベー
   スのそれぞれの両端に設けられた軸受と、前記軸受に回
   転自在に軸支された旋回軸と、前記旋回軸を支点に旋回
   軸と一体に旋回運動をする受台と、前記二個のベースの
   間に設置され前記旋回軸を駆動する歯車箱と、チョック
   部を受台に固定するクランプ装置と、チョック付ロール
   の胴部を支持する振れ止め装置とを有することを特徴と
   するチョック付ロール研削装置。