JPS6384473A - 喫煙組成物 - Google Patents

喫煙組成物

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Publication number
JPS6384473A
JPS6384473A JP22808586A JP22808586A JPS6384473A JP S6384473 A JPS6384473 A JP S6384473A JP 22808586 A JP22808586 A JP 22808586A JP 22808586 A JP22808586 A JP 22808586A JP S6384473 A JPS6384473 A JP S6384473A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
smoking
pineapple
product
nicotine
smoking composition
Prior art date
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Pending
Application number
JP22808586A
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English (en)
Inventor
八木澤 勝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MUSASHINO KENKYUSHO KK
Original Assignee
MUSASHINO KENKYUSHO KK
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Publication date
Application filed by MUSASHINO KENKYUSHO KK filed Critical MUSASHINO KENKYUSHO KK
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Pending legal-status Critical Current

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  • Manufacture Of Tobacco Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は喫煙組成物に関するものである。
詳しくはパイナツプル果実繊維を必須成分とし、実質上
ニコチンを含有しない喫煙組成物、若しくはタバコ葉と
混合することにより低ニコチン含有量とした、喫煙組成
物に関するものである。
(従来の技術) タバコの健康に及ぼす害についての論議が益々盛んにな
って来ている。一方、喫煙の習慣は簡単にやめられない
ものであるため、その害を少なくするため、シガレット
のフィルターの機能を強化したものや、喫煙時に空気が
流入するようにしたシガレットなどが製造・販売されて
いる。さらには、ニコチンを全く含まない喫煙物品とし
て、タバコ以外の材料を用いたシガレット形態の製品が
いくつか提案されている。
後者には、例えば、茶、杉、松などの木の葉、とうもろ
こしの毛、ミカンの皮、イタドリの葉、から、愛煙家の
長年のタバコに対する愛着から転向させるほどには魅力
的なものはまだ見出されていない。
(発明が解決すべき問題点) 発明者らは、このような現状にかんがみ、ニコチンを含
まず、且つ好ましい風味と香喫味を有し、且つ原料が安
価に安定して入手し得るものであり、シガレット形態に
加工し得る喫煙組成物の開発に鋭意努力した結果、パイ
ナツプル果汁絞り粕の乾燥品が、このような目的に適す
るものであることを見出した。
パイナツプルは、熱帯に生育するアナナス科の多年生植
物で、1個体に1個の果実をつげる。
台湾、フィリピンなどの東南アジア諸国、ハワイ、カリ
ブ海沿岸などで、大規模に栽培され、生来として出荷さ
れるほか、果肉の缶詰製造及び果汁搾成が行われている
。果汁製造の際副生ずる絞り粕は、主として果実繊維で
あるが、その副生量は厖大なものである。これらは、飼
料に一部使用されているほか、殆んどが廃棄されている
のが現状である。
発明者は、パイナツプル果汁絞り粕の水洗、乾燥品を分
析したところ、ニコチンの不含有を除いた他の成分の含
有比率が、タバコ葉の乾燥品に近いものであることを見
出し、加工を試みたところ圧展、裁刻、巻上げなど従来
のシガレット製造方法を若干モデファイして適用するこ
とにより、シガレット形態とすることができ、巻上げに
使用する刻上品の色相、加工性などタバコに類似し、且
つ好ましい燃焼性能を有することを見出し、本発明に到
達した。
(発明の構成) 本発明は、パイナツプルの実果繊維を必須成分とする喫
煙組成物に関するものである。具体的には果汁絞り粕を
処理して得られる刻上品を用いた喫煙組成物に関するも
のである。
パイナツプル果汁絞り粕を、湿重量の2倍程度の水に浸
漬して果皮破片等を除き搾成して乾燥したものの分析値
の1例をタバコ葉乾燥品の分析値と比較したものを第1
表に示す。
第  1  表 水     分      10.7     10〜
2゜粗蛋白質   4.13〜5 粗  脂  肪       1,1     1〜3
粗  繊  維     16.4      8〜1
0粗  灰  分       3.0     11
〜14可溶性無窒素分     65.7    50
〜60可溶性含窒素分      0.0    2〜
3計       100.0 (全糖分   24.0  20〜25)パイナツプル
果汁絞り粕は上記分析値よりも多量の糖分その他可溶性
無窒素分を含有しており、ベトベトした感じ°であるが
、湿重量の倍量程度の水で洗滌し、乾燥したものはベト
つかず、上記の分析値を有するものとなる。
上記果汁絞り粕の固形分は、主として繊維形態を有する
セルロースであり、長い繊維長と細い繊維経を有してい
る。しかしながら、強度が小さいので通常の繊維の用途
には不適当なものである。
尚、パイナツプルの葉の繊維は東南アジアの地方伝統技
術によって少量ではあるが、織物等に加工されている。
パイナツプル絞り粕の水洗乾燥品は、充分に乾燥すれば
、平衡水分量10%程度となるが、若干の水分を加え、
水分量30%程度としたものは延展し、シート化するこ
とができる。繊維長が比較的長いことと、絞り粕の中に
尚かなりのペクチンが含まれており、延展のときのバイ
ンダーとして働くことが延展に役立っているものと考え
られる。
パイナツプル絞り粕は黄白色であるが、空気に触れてい
る間に茶色を呈し、乾燥、延展、裁刻した刻上品は、タ
バコ葉の刻上品と外見上類似している。パイナツプル絞
り粕からの刻上品は、燃焼性は良好で、煙にクセがなく
、刺戟も少ない。このものに適当なフレーバー及び保湿
剤の溶液をスプレーで添加し、スプレー中←二含有され
たアルコールを蒸発させ、最終的に含水分量8〜15%
、好ましくは11%前後としたものは、タバコ葉と同様
の工程でシガレット形態に加工することができ、タバコ
葉に似た燃焼性を有し、ニコチンのない喫煙を楽しむこ
とができる。また、上記刻上品は、タバコ葉とのブレン
ド性も良好で、低ニコチンシガレットの製造にも利用す
ることができる。
(発明の効果) パイナツプル絞り粕は、パイナツプル果汁生産工場で多
量に、且つ年間を通じてコンスタントに副生、廃棄され
ているものであり、その入手は容易である。このものを
利用する場合、季節性のある農産物等を原料とする場合
のように次年度の入手時期までの期間のための貯蔵設備
が要らない利点がある。
パイナツプル果汁絞り粕を充分乾燥したものは、平衡水
分10%前後となり、輸送、貯蔵が可能であり、原料を
輸入して我が国で加工することが可能である。
前述したように、絞り粕を乾燥、延展、細刻、付番、調
:lしたものは、タバコ類似の外観を有し、タバコ葉を
混ぜない場合、ニコチンなしの喫煙物品とすることがで
きる。原体の煙に味・香りにクセ・刺戟がないので、種
々のフレーバーで付番して、マイルドな喫煙を得ること
ができる。また、タバコ葉を混ぜることにより、低ニコ
チン含有量の喫煙物品とすることもできる。
後述する実施例では、フレーバーとしてシガレット用の
フレーバーをそのまま用いたため、本発明の喫煙組成物
の喫味は、市販のシガレットに比し、やや頼りない感じ
であったが、フレーバー処方を改良することにより、よ
り濃厚な味の煙を得ることは可能である。
以下に本発明の実施例につき説明する。
(実施例) パイナツプル果汁絞り粕を、−旦水に浸漬し、浮遊する
鱗皮破片等を除き遠心分離で水を除去したあと、室温で
1日自然乾燥して、水分30%程度とした。(乾燥しす
ぎた場合は水を噴霧し、水分25〜35%に調FKする
。)次いで、2本の鋼鉄製ロールの間を通し、厚さ約0
.3ミリ程度に圧展してシートとし、裁刻して、巾0.
3 ミリ、長さ約5ミリ程度の刻上品とした。このパイ
ナツプル果実繊維刻上品にシガレット用フレーハーヲス
プレーシ、さラニー日放置し、自然乾燥させた。この付
番したパイナツプル果実繊維刻上品を用いて、次のよう
な喫煙物を製造した。
■ 刻上品のみを用いてノ・イライトの寸法に仕上げた
■ 刻上品に付番したものをノ・イライトの寸法に仕上
げた。
■ 市販ハイライトを分解して得たタバコ葉を上記付番
刻上品と50:50重量比にブレンドして同様にハイラ
イトの寸法に仕上げた。
比較試料として、市販ノ・イライトを用い、喫煙時吸入
ガスのニコチン含量を測定し、5人のパネラ−による喫
味評価を行った。その結果を第2表に示す。
尚、ニコチン含量は次の方法で測定した。
定流量型喫煙装置を用い、吸煙時間2秒/回、喫煙間隔
58秒/目、喫煙流量17.5me/秒の吸煙条件で喫
煙させ、主煙流をケンブリッジフィルターCM113で
凝縮物を捕集し、この凝縮物を水蒸気蒸留してニコチン
を分離し、259mμの紫外線の吸収強度によって定量
し、フィルターチップを通過した煙中の成分とした。ま
た、フィルターチップで捕集されたニコチン量も同様に
定量し、上記ニコチン量と合計したものをシガレット煙
中の全ニコチン発生量とした。
第2表

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)パイナップルの果実繊維を必須成分とする喫煙組
    成物。
  2. (2)パイナップルの果実繊維が、果汁絞り粕を乾燥、
    延展、裁刻してなる刻上品である特許請求範囲第1項記
    載の喫煙組成物。
  3. (3)前記パイナップル果実繊維刻上品と、タバコ葉刻
    上品を混合したものである特許請求の範囲第1項又は第
    2項記載の喫煙組成物。
JP22808586A 1986-09-29 1986-09-29 喫煙組成物 Pending JPS6384473A (ja)

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JP22808586A JPS6384473A (ja) 1986-09-29 1986-09-29 喫煙組成物

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JPS6384473A true JPS6384473A (ja) 1988-04-15

Family

ID=16870955

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JP22808586A Pending JPS6384473A (ja) 1986-09-29 1986-09-29 喫煙組成物

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09168380A (ja) * 1991-07-31 1997-06-30 Yoshioki Ikeda タバコの原料はすべての植物
JP2004503230A (ja) * 2000-06-14 2004-02-05 ブリティッシュ アメリカン タバコ (インヴェストメンツ) リミテッド 果実材料を含む喫煙可能な充填材材料

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09168380A (ja) * 1991-07-31 1997-06-30 Yoshioki Ikeda タバコの原料はすべての植物
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