JPS6382944A - 金属製容器 - Google Patents

金属製容器

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JPS6382944A
JPS6382944A JP61212570A JP21257086A JPS6382944A JP S6382944 A JPS6382944 A JP S6382944A JP 61212570 A JP61212570 A JP 61212570A JP 21257086 A JP21257086 A JP 21257086A JP S6382944 A JPS6382944 A JP S6382944A
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JP
Japan
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lid
joining
seaming
peripheral surface
metal
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JP61212570A
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JPH0333578B2 (ja
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桂 総一郎
保坂 直人
堀野 守克
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Kirin Brewery Co Ltd
Original Assignee
Kirin Brewery Co Ltd
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は金属製容器に係り、特にビールや清涼飲料等を
充填密封した金属缶等の金属製容器に関する。
(従来の技術) 今日、一般に使用されている金属缶は、ビールや清涼飲
料等の内容物を充填した缶胴に所謂「二重巻締」により
缶蓋を接合することによって密封している。二重巻締と
はその外周を所定の形態に屈曲された缶蓋のカールを缶
胴の端に形成されたフランジの外方から抱き合わせるよ
うに巻き込んで、さらに間部を外方から圧着して缶胴と
缶蓋を接合し、缶蓋のカール部内側に塗布されているゴ
ム様材質(シーリング・コンパウンド)からなるバッキ
ングの介在によって缶容器に密封性を保たせる方法であ
る。すなわち巻締は通常二段階の操作によって行われる
もので、第1工程では第1巻締ロールによって缶蓋カー
ル、缶胴のフランジをはめ合わせて巻き込み、第2工程
として第2巻締ロールにより間部を圧着して、シーリン
グ・コンパウンドを巻締内部の空隙に満たして気密を保
持させるものである。
次に、第9図乃至第11図を参照して従来の金属缶の製
作方法である巻締工程について説明する。
まず、第9−(a)図に示すように缶胴21に缶蓋22
をかぶせ、缶胴21を載置したりフタ−プレート23を
上昇させて第9− (b)図に示すように巻締チャック
24を缶蓋22の内側に嵌合させる。このときの状態が
第10− (a)図に示され、弧状の缶胴21のフラン
ジ部21f上に缶蓋22のカール部22cが配置され、
かつ缶蓋22の内周面に巻締チャック24が嵌合されて
いる。
次に、第9−(c)図に示すように、巻締チャック24
、リフタープレート23により保持された缶胴21、缶
M22を回転させながら第1巻締ロール25を缶!22
のカール部22Cに押しつける。このときの状態がm1
O−(b)図に示され、第1巻締ロール25のロールグ
ループ25aの形状に沿って第1巻締が形成される。こ
の第1巻締の間、リフタープレート23にはりフタ−に
より所定の押し上げ力が働き、缶胴21及び缶蓋22に
は垂直方向の所定の加圧力が作用し、缶胴フランジ21
fが下方へ曲ると共に、第1巻締ロールグループ25a
に沿って缶蓋カール22cは上方へ巻き上げられる。
そして、第1巻締ロール25が離れて続いて第2巻締ロ
ール26が寄ってきて第1巻締を押しつぶして第2巻締
を形成する。このときの状態が第1O−(c)図に示さ
れ、第2巻締ロール26のロールグループ26aの形状
に沿って第2巻締が形成される。この第2巻締の間も、
巻締チャック24と缶胴21及び缶蓋22との間に所定
の加圧力が作用している。
第11図に、上記第1.第2巻締工程を経て形成された
金属缶の巻締部の断面図を示す。同図において、符号2
3はシーリング・コンパウンドである。
(発明が解決しようとする間厘点) しかして、巻締の形成に関する主要部は、チャックのリ
ップとロールのグループで形成する空間の形状と大きさ
、下からの押し上げ力として単純化して考えることがで
きる。従って良好な巻締を得るための大前提となる条件
は、 缶シーマ−(巻締機)側の条件としての■巻締チャック
の適正なリップ形状と位置調整■第1.第2巻締ロール
の適正なグループ形状と位置調整■リフターの適正な押
し上げ力等が必要となる。
一方、金属缶側の条件として■缶胴に加わる加圧力に耐
える缶胴の厚さ■正規の缶胴及び缶蓋の寸法■缶蓋カー
ル、缶胴フランジの適正な形成状態および嵌合性■適正
なシーリング・コンパウンドの塗布状態等が必要となる
。即ち、シーマ−(巻締機)による缶胴と缶蓋との接合
には、缶胴に所定の大きさの垂直荷重(約100kg)
が作用するため缶胴はその荷重に耐える肉厚を要し、譜
胴の薄肉化を妨げるという問題点がある。また、上述の
ように金属缶の缶胴及び缶蓋は高い形状精度及び寸法精
度を必要とし、特に缶蓋カール及び缶胴フランジの適正
な形成状態が要求されるという問題点がある。一方、シ
ーマ−側にも種々の条件を必要とし、特にシーマ−の構
成部品である巻締チャック及び巻締ロールの形状及び寸
法精度が要求され、また巻締工程においてこれら巻締チ
ャック及び巻締ロールが精度良く位置合せされることが
必要とされ、シーマの機構が複雑でしかも精密な調整を
要するという問題点がある。
本発明は上述した事情に鑑みて創案されたもので、その
目的とする処は金属缶の缶胴の薄肉化を図るとともに接
合に要する缶蓋、缶胴の重なり面積を減少させることに
より材料を減少させ、更に金属缶を構成する缶胴及び缶
蓋は高い形状精度、寸法精度を必要とせず、しかも缶胴
と缶蓋を密封接合する際に使用する装置の構造及び調整
方法を簡易化することができる金属製容器を提供するこ
とにある。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 上述した問題点を解決するため本発明は、有底円筒体か
らなる缶胴と、この缶胴の口部を密封する缶蓋とを備え
た金属製容器において、上記缶胴の口部に上方に向かう
に従い次第に外径が小さくなった接合用外周面を設け、
上記缶蓋には上記接合用外周面に密着嵌合するように対
応した形状の接合用内周面を設け、上記缶胴に内容物を
充填した後上記接合用外周面と接合用内周面とを熱可塑
性接着剤にて接着密封したことを特徴とするものである
(作 用) 本発明は上記手段により、缶胴のテーパ状接合用外周面
と缶蓋のテーパ状接合用内周面とを両者間に接着剤を介
在せしめて嵌合密着させた後、缶胴と缶蓋間に所定圧を
加えるとともに加熱して両者を接着密封することができ
る。
(実施例) 以下、本発明に係る金属製容器の実施例を第1図乃至第
6図を参照して説明する。
第1図は金属製容器を構成する金属缶1の断面図であり
、金属缶は缶胴2と缶蓋3とを熱可塑性接着剤4で接合
することにより構成されている。
上記缶胴2は有底の円筒体からなり、缶胴2の上部は第
2図に示されるように円筒体の内側に所定角度θ(好ま
しくはθは20″乃至60°の範囲内)の角度をつけて
ネックイン加工により折曲された接合用外周面2aを形
成している。この接合用外周面2aは上端部にいくにつ
れ次第に外径が小さくなっているが、その傾斜は必ずし
も直線状である必要はない。
一方、缶蓋3は、上記接合用外周面2aに密着嵌合され
るように対応した形状の接合用内周面3aを有しており
、この接合用内周面は下端部にいくにつれ次第に内径が
大きくなっている。なお、缶蓋3は、その先端部外周は
丸みRをつけて危険防止を図っている。
次に、第3図乃至第5図を参照して缶胴2と缶蓋3との
シーリング工程を説明する。
まず、第3図および第4図に示すように缶胴側の接合用
外周面2a又は缶蓋側の接合用内周面3aのいずれかに
接着剤4を塗布する。又、シリコン・コンパウンド5を
缶蓋3につけておく。そして、内容物6を充填した缶胴
2が第5図に示すようにリフター7に載ると缶胴2に缶
蓋3がかぶせられる。
次に、リフター7が上昇し、チャック8により缶胴2と
缶蓋3とが圧若される(圧着荷重は40檀以下でよい)
。そして、高周波シーク9を用い、接合部全周を加熱し
て接着剤4を溶融させて缶胴2と缶蓋3とを接着密封す
る。このときに使用する高周波シーク9の電極部は冷却
水を流せる構造となっており、接合部の加熱が終了する
と直ちに冷却ができる構造となっている。この冷却工程
を経て、リフター7が下がり、金属缶1が排出される。
第6図は自動シーリング工程を示す説明図であり、アル
ミ材のターレット10にベークライト等の絶縁体11が
装着され、上記ターレット10の上方に高周波発生装置
の端末12が設けられており、ターレット10の回転に
伴ない接合すべき金属缶が上記端末12の処にくると、
誘導電流により接合部全周が加熱される。
しかして、本実施例の缶胴2の接合用外周面2aは上端
部にいくに従い次第に小径のテーパ部を形成する一方、
缶蓋3の接合用内周面3aは下端部にいくに従い次第に
大径のテーバ部を形成しており、缶蓋3を缶胴2にかぶ
せる際センタリング性に極めて優れ、かっテーバ部相互
の嵌合であるため密着性に優れている。
第1図に示した実施例においては、缶胴と缶蓋間にシー
リング・コンパウンドを介装したが、これを介装せずに
第7図に示すように缶蓋3の凹部と缶胴2の上端部との
間に接着剤4を塗布することによりシーリング効果を高
めてもよい。
また、第8図に示すように缶胴2の上端部に外側にカー
ルしたカール部2cを設け、缶胴端面が内容物に触れる
恐れをより積極的に避ける工夫をすることも可能である
(実験結果) このようにして、つくられた金属製容器の実用性を見る
ため、耐圧と落下試験による漏れ発生について調べた結
果を以下の表−1に示す。ビール、炭酸飲料等の缶製品
の内圧は、通常の保管・消費される状態では2〜3kg
/cdであり、やや条件が悪くても4〜5kg/cJで
あり、従来の二重巻締めによる金属缶の耐圧は7.5k
g/c−を最大規格値としている。表−1によれば、本
容器の瞬間耐圧力は8 kg / cd以上であり、接
着部が破壊する前に大変形(バックリング)を生じてし
まっている。
従って、本容器は、従来の金属缶の密封方法である二重
巻締めと同等の密封性能を有していると言える。
また、本容器に4ガスボリユウムの炭酸飲料を充填、密
封した缶製品を製造し、40℃、2時間の持続耐圧及び
落下衝撃強度を調べた結果も、表−1に示している。い
ずれも漏れは生じておらず、本容器はこれらの点でも実
用性能を有していると言える。
表−1 (発明の効果) 以上、実施例の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、缶胴と缶蓋とを接着剤により接着密封するようにし
たため、缶胴と缶蓋との接合時に缶胴に過大な垂直荷重
を加える必要がなく、缶胴の薄肉化が図れる。更に接着
剤の選定によっては缶蓋と缶胴の接合に要する缶蓋と缶
胴の重なり面積を減少させることができる。しかも、缶
胴及び缶蓋は高い形状精度、寸法精度を必要としないた
め、これら容器構成部材の製作コストの低減を図ること
ができる。
また、本発明によれば缶胴と缶蓋との密封接合を、従来
のように巻締により行う必要がないため、密封接合に使
用する装置の構造及び調整方法を簡易化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る金属製容器の実施例を示す断面図
、第2図は第1図の要部拡大断面図、第3図乃至第6図
は第1図に示す実施例のシーミング工程の説明図、第7
図は本発明の他の実施例の断面図、第8図は本発明の更
に他の実施例の断面図、第9図および第10図は従来の
金属製容器のシーミング工程を示す説明図、第11図は
従来の金属製容器の断面図である。 1・・・金属缶、2・・・缶胴、3・・・缶蓋、4・・
・接着剤、5・・・シーリング・コンパウンド。 出願人代理人  佐  藤  −雄 弔2図        乎υ図 (o)          (b)         
 (c)ろO図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、有底円筒体からなる缶胴と、この缶胴の口部を密封
    する缶蓋とを備えた金属製容器において、上記缶胴の口
    部に上方に向かうに従い次第に外径が小さくなった接合
    用外周面を設け、上記缶蓋には上記接合用外周面に密着
    嵌合するように対応した形状の接合用内周面を設け、上
    記缶胴に内容物を充填した後上記接合用外周面と接合用
    内周面とを熱可塑性接着剤にて接着密封したことを特徴
    とする金属製容器。 2、上記缶胴と缶蓋との接合面の角度θは垂直方向に対
    して20°乃至60°の範囲内にあることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の金属製容器。
JP61212570A 1986-09-11 1986-09-11 金属製容器 Granted JPS6382944A (ja)

Priority Applications (1)

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JP61212570A JPS6382944A (ja) 1986-09-11 1986-09-11 金属製容器

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JPS6382944A true JPS6382944A (ja) 1988-04-13
JPH0333578B2 JPH0333578B2 (ja) 1991-05-17

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