JPS6379307A - 積層トランス - Google Patents
積層トランスInfo
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- JPS6379307A JPS6379307A JP61224650A JP22465086A JPS6379307A JP S6379307 A JPS6379307 A JP S6379307A JP 61224650 A JP61224650 A JP 61224650A JP 22465086 A JP22465086 A JP 22465086A JP S6379307 A JPS6379307 A JP S6379307A
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- JP
- Japan
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- ferrite sheet
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- primary
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- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims abstract description 57
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 claims abstract description 49
- 238000010304 firing Methods 0.000 claims description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
- BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N Silver Chemical compound [Ag] BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229910052709 silver Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000004332 silver Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F17/00—Fixed inductances of the signal type
- H01F17/0006—Printed inductances
- H01F17/0013—Printed inductances with stacked layers
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F41/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
- H01F41/02—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
- H01F41/04—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing coils
- H01F41/041—Printed circuit coils
- H01F41/046—Printed circuit coils structurally combined with ferromagnetic material
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
く産業上の利用分野〉
本発明は、主として高周波回路に使用される積層トラン
スに関する。
スに関する。
く従来の技術〉
従来から、電子回路部品として使用されるトランスとし
ては、巻線型トランスおよび積層型トランスが知られて
いる.巻線型トランスは、フェライトコアに1次側およ
び2次側の巻線をそれぞれ巻回して構成したものであっ
て、小型化が難しい。
ては、巻線型トランスおよび積層型トランスが知られて
いる.巻線型トランスは、フェライトコアに1次側およ
び2次側の巻線をそれぞれ巻回して構成したものであっ
て、小型化が難しい。
また、リード線の端末処理が難しいので、大量生産には
適合しにくく、リードレス化やチップ化を図ることも難
しい。しかも、インダクタンス値を調整するには各巻線
の巻き数を変更しなければならないが、これらの巻き数
は整数でなければならないことから所要のインダクタン
ス値を得ることは困難であった。
適合しにくく、リードレス化やチップ化を図ることも難
しい。しかも、インダクタンス値を調整するには各巻線
の巻き数を変更しなければならないが、これらの巻き数
は整数でなければならないことから所要のインダクタン
ス値を得ることは困難であった。
これに対して、積層型トランスは、小型化やチンブ化が
可能なため、近年、数多く採用されるようになっている
。
可能なため、近年、数多く採用されるようになっている
。
このような積層型トランスの一例としては、第5図に示
すように、スルーホール方式といわれる積層トランス3
0がある。この積層トランス30は複数枚(図において
は、7枚)のフェライトシート31〜37を順次積み重
ねて焼成一体化したものである。各フェライトシートに
は、次のように導体パターンやスルーホールが形成され
ている。まず、フェライトシート310表面には、一端
を外縁まで延出させてrJJ字状の導体パターン31a
が形成されている。フェライトシート32の表面には、
rUJ字状の導体パターン32aが形成され、さらに導
体パターン32aの一端にはフェライトシート32を貫
いてスルーホール32bが形成されている。
すように、スルーホール方式といわれる積層トランス3
0がある。この積層トランス30は複数枚(図において
は、7枚)のフェライトシート31〜37を順次積み重
ねて焼成一体化したものである。各フェライトシートに
は、次のように導体パターンやスルーホールが形成され
ている。まず、フェライトシート310表面には、一端
を外縁まで延出させてrJJ字状の導体パターン31a
が形成されている。フェライトシート32の表面には、
rUJ字状の導体パターン32aが形成され、さらに導
体パターン32aの一端にはフェライトシート32を貫
いてスルーホール32bが形成されている。
フェライトシート33の表面には、一端を外縁まで延出
させて「J」字状の導体パターン33aが形成され、さ
らに、導体パターン33aの他端にはフェライトシート
33を貫いてスルーホール33bが形成されている。
させて「J」字状の導体パターン33aが形成され、さ
らに、導体パターン33aの他端にはフェライトシート
33を貫いてスルーホール33bが形成されている。
また、フェライトシート34の表面には、一端を外縁ま
で延出させてrJJ字状の導体パターン34aが形成さ
れている。フェライトシート35の表面には、rUJ字
状の6体パターン35aが形成され、さらに導体パター
ン35aの一端にはフェライトシート35を貫いてスル
ーホール35bが形成されている。フェライトシート3
6の表面には、一端を外縁まで延出させてrJJ字状の
導体パターン36aが形成され、さらに、導体パターン
36aの他端にはスルーホール36bが形成されている
。フェライトシート37には、導体パターンおよびスル
ーホールのいずれも形成されていない。
で延出させてrJJ字状の導体パターン34aが形成さ
れている。フェライトシート35の表面には、rUJ字
状の6体パターン35aが形成され、さらに導体パター
ン35aの一端にはフェライトシート35を貫いてスル
ーホール35bが形成されている。フェライトシート3
6の表面には、一端を外縁まで延出させてrJJ字状の
導体パターン36aが形成され、さらに、導体パターン
36aの他端にはスルーホール36bが形成されている
。フェライトシート37には、導体パターンおよびスル
ーホールのいずれも形成されていない。
このように構成されたフェライトシート31〜37は順
次積み重ねられ、焼成されることにより、スルーホール
32bを介して導体パターン31aと導体バクーン32
aとが、スルーホール33bを介して導体パターン32
aと導体パターン33aとがそれぞれ電気的に接続され
て、導体パターン31aの一端と導体パターン33aの
一端との間に1次側コイルが構成されている。また、ス
ルーホール35bを介して導体パターン34aと導体パ
ターン35aとが、スルーホール36bを介して導体パ
ターン35aと導体パターン36aとがそれぞれ電気的
に接続されて、導体パターン34aの一端と導体パター
ン36aの一端との間に2次側コイルが構成されている
。
次積み重ねられ、焼成されることにより、スルーホール
32bを介して導体パターン31aと導体バクーン32
aとが、スルーホール33bを介して導体パターン32
aと導体パターン33aとがそれぞれ電気的に接続され
て、導体パターン31aの一端と導体パターン33aの
一端との間に1次側コイルが構成されている。また、ス
ルーホール35bを介して導体パターン34aと導体パ
ターン35aとが、スルーホール36bを介して導体パ
ターン35aと導体パターン36aとがそれぞれ電気的
に接続されて、導体パターン34aの一端と導体パター
ン36aの一端との間に2次側コイルが構成されている
。
また、このような積層型トランスの他の例として、実開
昭51−6215号に開示されているような印刷方式と
いわれるものがある(第6図参照)、この積層トランス
においては、まず、焼成可能なフェライトシート45の
上に巻線の略1/2周回分の第1導体パターン46が形
成され(第6図(a))、つぎに、これらの上に、第1
導体バクーン46の一端部が露出するようにして第2フ
エライl−層47を印刷形成しく第6図(b))、この
第2フエライl−147上に第1導体パターン46の一
端部と接続する巻線の略1/2周回分の第2導体パター
ン48を形成する(第6図(C))。そして、このよう
なフェライト層と導体パターンとを、順次形成した上で
全体を焼成一体化して積層トランスとするものである。
昭51−6215号に開示されているような印刷方式と
いわれるものがある(第6図参照)、この積層トランス
においては、まず、焼成可能なフェライトシート45の
上に巻線の略1/2周回分の第1導体パターン46が形
成され(第6図(a))、つぎに、これらの上に、第1
導体バクーン46の一端部が露出するようにして第2フ
エライl−層47を印刷形成しく第6図(b))、この
第2フエライl−147上に第1導体パターン46の一
端部と接続する巻線の略1/2周回分の第2導体パター
ン48を形成する(第6図(C))。そして、このよう
なフェライト層と導体パターンとを、順次形成した上で
全体を焼成一体化して積層トランスとするものである。
〈発明が解決しようとする問題点〉
ところで、スルーホール方式の積層トランス30におい
ては、1次側コイルを構成する導体パターン31aと3
2aとがフェライトシート32を挟んで、導体パターン
32aと338とがフェライトシート33を挾んで上下
にそれぞれ対向しており、また、同様に、2次側コイル
を構成する導体パターン34aと35aとがフェライト
シート35を挟んで、導体パターン35aと363とが
フェライトシート36を挟んで上下にそれぞれ対向して
いる。このことにより、これらの各導体パターン31a
、32a間、32a、333間、34a、353間、3
5a、36a間にそれぞれコンデンサが構成されて自己
分布容量が大きくなって自己共振してしまうため、この
構造の積層トランス30は高周波回路での使用には通し
ていなかった。また、フェライトシート31〜37を積
層する際に、スルーホール32bと導体パターン31a
1スルーホール33bと導体パターン32a、スルーホ
ール35bと導体パターン34a、スルーホール36b
と導体パターン35aの位置がずれると、連続した巻線
が構成できなくなって断線などの不都合を生じることが
あり、信頬性が低かった。
ては、1次側コイルを構成する導体パターン31aと3
2aとがフェライトシート32を挟んで、導体パターン
32aと338とがフェライトシート33を挾んで上下
にそれぞれ対向しており、また、同様に、2次側コイル
を構成する導体パターン34aと35aとがフェライト
シート35を挟んで、導体パターン35aと363とが
フェライトシート36を挟んで上下にそれぞれ対向して
いる。このことにより、これらの各導体パターン31a
、32a間、32a、333間、34a、353間、3
5a、36a間にそれぞれコンデンサが構成されて自己
分布容量が大きくなって自己共振してしまうため、この
構造の積層トランス30は高周波回路での使用には通し
ていなかった。また、フェライトシート31〜37を積
層する際に、スルーホール32bと導体パターン31a
1スルーホール33bと導体パターン32a、スルーホ
ール35bと導体パターン34a、スルーホール36b
と導体パターン35aの位置がずれると、連続した巻線
が構成できなくなって断線などの不都合を生じることが
あり、信頬性が低かった。
一方、印刷方式による積層トランスにおいても、前記の
スルーホール方式と同様に、各導体パターン間にコンデ
ンサが構成されるため、高周波回路に適さないという欠
点があった。
スルーホール方式と同様に、各導体パターン間にコンデ
ンサが構成されるため、高周波回路に適さないという欠
点があった。
また、スルーホール方式のものではスルーホールの形成
およびスルーホールによる接続に手間がかかり、一方、
印刷方式ではフェライト層や導体パターンの塗り重ねに
手間がかかるので、いずれの方式においても工程が複雑
で手間がかかるという問題点があった。
およびスルーホールによる接続に手間がかかり、一方、
印刷方式ではフェライト層や導体パターンの塗り重ねに
手間がかかるので、いずれの方式においても工程が複雑
で手間がかかるという問題点があった。
本発明はかかる従来の問題点に鑑み、製造工程における
手間を省くことができ、かつ高周波回路に使用できる積
層トランスの提供を目的とする。
手間を省くことができ、かつ高周波回路に使用できる積
層トランスの提供を目的とする。
く問題点を解決するための手段〉
本発明ではこのような問題点を解決するために、表面に
導体パターンの形成されたフェライトシートが複数枚積
み重ねられ、焼成されてなる積層焼結体の端面に、一対
の1次側外部電極および一対の2次側外部電極が形成さ
れてなる積層トランスであって、各フェライトシートに
形成された導体パターンは、1次側あるいは2次側のい
ずれかに用いられ、1次側に用いられる導体パターンの
一端が1次側外部電極の一方と、他端が1次Q、lI外
部電極の他方とそれぞれ電気的に接続され、2次側に用
いられる導体パターンの一端が2次側外部電極の一方と
、他端が2次側外部電極の他方とそれぞれ電気的に接続
された構成に特徴を有するものである。
導体パターンの形成されたフェライトシートが複数枚積
み重ねられ、焼成されてなる積層焼結体の端面に、一対
の1次側外部電極および一対の2次側外部電極が形成さ
れてなる積層トランスであって、各フェライトシートに
形成された導体パターンは、1次側あるいは2次側のい
ずれかに用いられ、1次側に用いられる導体パターンの
一端が1次側外部電極の一方と、他端が1次Q、lI外
部電極の他方とそれぞれ電気的に接続され、2次側に用
いられる導体パターンの一端が2次側外部電極の一方と
、他端が2次側外部電極の他方とそれぞれ電気的に接続
された構成に特徴を有するものである。
〈実施例〉
以下、本発明を図面に示す実施例に基づき詳細に説明す
る。
る。
第1図は積層トランスの斜視図、第2図は積層トランス
の分解斜視図(ただし、外部電極の図示を省略している
)、第3図は第1図の積層トランスにおける等価回路図
である。この積層トランスは、複数枚(図では、4枚)
のフェライトシート11〜15により構成された積層体
16に外部電極17〜20を形成したものである。
の分解斜視図(ただし、外部電極の図示を省略している
)、第3図は第1図の積層トランスにおける等価回路図
である。この積層トランスは、複数枚(図では、4枚)
のフェライトシート11〜15により構成された積層体
16に外部電極17〜20を形成したものである。
フェライトシート11〜15のそれぞれは、互いに同一
の大きさとされた矩形状で、表面にそれぞれ次のような
導体パターンが形成されている。まず、フェライトシー
ト11の表面には、中央部分に1次側に用いられる直線
状の導体パターンllaが形成され、2つの角に導体パ
ターンllaの両端と接続された導出電極11b、li
eがそれぞれ形成されている。フェライトシート12の
表面には、中央部分に2次側に用いられる直線状の導体
パターン12aが形成され、フェライトシート11に形
成された導出電極11b、 ttcと反対に位置する2
つの角に、導出電極12b、12Cがそれぞれ形成され
ている。
の大きさとされた矩形状で、表面にそれぞれ次のような
導体パターンが形成されている。まず、フェライトシー
ト11の表面には、中央部分に1次側に用いられる直線
状の導体パターンllaが形成され、2つの角に導体パ
ターンllaの両端と接続された導出電極11b、li
eがそれぞれ形成されている。フェライトシート12の
表面には、中央部分に2次側に用いられる直線状の導体
パターン12aが形成され、フェライトシート11に形
成された導出電極11b、 ttcと反対に位置する2
つの角に、導出電極12b、12Cがそれぞれ形成され
ている。
フェライトシート13はフェライトシート11と同一の
ものであり、表面には、1次側に用いられる導体パター
ン13aと2つの導出電極13b、13cが形成されて
いる。フェライトシート14はフェライトシート12と
同一のものであり、2次側に用いられる導体パターン1
4aと2つの導出電極14b、14cが形成されている
。フェライトシート15の表面には、導体パターンは形
成されていない。以上のように構成されたフェライトシ
ート11〜15は順次積み重ねられ、焼成されて、積層
焼結体1Gが構成されている。
ものであり、表面には、1次側に用いられる導体パター
ン13aと2つの導出電極13b、13cが形成されて
いる。フェライトシート14はフェライトシート12と
同一のものであり、2次側に用いられる導体パターン1
4aと2つの導出電極14b、14cが形成されている
。フェライトシート15の表面には、導体パターンは形
成されていない。以上のように構成されたフェライトシ
ート11〜15は順次積み重ねられ、焼成されて、積層
焼結体1Gが構成されている。
17、18は1次側外部電極、19.20は2次側外部
電極であり、積層焼結体16の4つの角に、銀ペースト
を焼き付ける等してそれぞれ形成されている。
電極であり、積層焼結体16の4つの角に、銀ペースト
を焼き付ける等してそれぞれ形成されている。
そして、1次側外部電極17は導出電極11bおよび1
3bと、1次側外部電pi118は導出電極11cおよ
び13Cと、2次側外部電極19は導出電極12bおよ
び14bと、2次側外部電極20は導出電極12cおよ
び14Cとそれぞれ電気的に接続されている。この結果
、本発明の積層トランス10の等価回路は第3回に示す
ようになり、1次側に導体パターンllaと13aが並
列に接続され、2次側に導体パターン12aと14aが
並列に接続されている。
3bと、1次側外部電pi118は導出電極11cおよ
び13Cと、2次側外部電極19は導出電極12bおよ
び14bと、2次側外部電極20は導出電極12cおよ
び14Cとそれぞれ電気的に接続されている。この結果
、本発明の積層トランス10の等価回路は第3回に示す
ようになり、1次側に導体パターンllaと13aが並
列に接続され、2次側に導体パターン12aと14aが
並列に接続されている。
ところで、本実施例においては、4枚の導体パターンの
形成されたフェライトシート11〜14からなる積層ト
ランスについて述べたが、導体パターンの形成されたフ
ェライトシートの積層枚数はこれに限定されるものでは
な(、積層トランスの所要電流容量やインダクタンスに
応じた枚数とすることができる。また、各フェライトシ
ート11〜14の表面に形成される導体パターン11a
=14aの形状は任意であり、第4図に示すような円弧
状であってもよい。さらに、1次側および2次側に、中
間タップを設けるようにしてもよい。
形成されたフェライトシート11〜14からなる積層ト
ランスについて述べたが、導体パターンの形成されたフ
ェライトシートの積層枚数はこれに限定されるものでは
な(、積層トランスの所要電流容量やインダクタンスに
応じた枚数とすることができる。また、各フェライトシ
ート11〜14の表面に形成される導体パターン11a
=14aの形状は任意であり、第4図に示すような円弧
状であってもよい。さらに、1次側および2次側に、中
間タップを設けるようにしてもよい。
〈発明の効果〉
以上のように本発明の積層トランスは、表面に導体パタ
ーンの形成されたフェライトシートを複数枚積み重ね、
焼成してなる積層焼結体の端面に外部電極を形成した構
造であるため、従来のスルーホール方式や印刷方式の積
層トランスに比べて、製造が容易であり、信軌性も高い
。
ーンの形成されたフェライトシートを複数枚積み重ね、
焼成してなる積層焼結体の端面に外部電極を形成した構
造であるため、従来のスルーホール方式や印刷方式の積
層トランスに比べて、製造が容易であり、信軌性も高い
。
また、1次側および2次側の6体バクーンは、コイル構
造を持たないため自己分布容量を持たず、高周波帯で使
用しても自己共振を生じない。
造を持たないため自己分布容量を持たず、高周波帯で使
用しても自己共振を生じない。
さらに、この積層トランスをバルントランスのような広
帯域トランスとして使用する場合には、導体パターンの
幅と間隅とを変更することにより任意の特性インピーダ
ンスを得ることができる。
帯域トランスとして使用する場合には、導体パターンの
幅と間隅とを変更することにより任意の特性インピーダ
ンスを得ることができる。
第1図ないし第4図は本発明の実施例を示し、第1図は
積層トランスの斜視図、第2図は直線状の導体パターン
が形成されたフェライトシートからなる積層トランスの
分解斜視図、第3図は第1図の等価回路図、第4図は円
弧状の導体パターンが形成されたフェライトシートの斜
視図である。 また、第5図および第6図は従来例を示し、第5図はス
ルーホール方式の積層トランスの分解斜視図、第6図は
印刷方式の8層トランスの製造工程の説明図である。 11、12.13.14. ]、5・・・フェライトシ
ート、11 a * 12a + 13a 、 14
a ・=導体パターン、16・・・積層焼結体、 17、18・・・1次側外部電極、 19、20・・・2次側外部電極。
積層トランスの斜視図、第2図は直線状の導体パターン
が形成されたフェライトシートからなる積層トランスの
分解斜視図、第3図は第1図の等価回路図、第4図は円
弧状の導体パターンが形成されたフェライトシートの斜
視図である。 また、第5図および第6図は従来例を示し、第5図はス
ルーホール方式の積層トランスの分解斜視図、第6図は
印刷方式の8層トランスの製造工程の説明図である。 11、12.13.14. ]、5・・・フェライトシ
ート、11 a * 12a + 13a 、 14
a ・=導体パターン、16・・・積層焼結体、 17、18・・・1次側外部電極、 19、20・・・2次側外部電極。
Claims (2)
- (1)表面に導体パターンの形成されたフェライトシー
トが複数枚積み重ねられ、焼成されてなる積層焼結体の
端面に、一対の1次側外部電極および一対の2次側外部
電極が形成されてなる積層トランスであって、 各フェライトシートに形成された導体パターンは、1次
側あるいは2次側のいずれかに用いられ、1次側に用い
られる導体パターンの一端が1次側外部電極の一方と、
他端が1次側外部電極の他方とそれぞれ電気的に接続さ
れ、2次側に用いられる導体パターンの一端が2次側外
部電極の一方と、他端が2次側外部電極の他方とそれぞ
れ電気的に接続されていることを特徴とする積層トラン
ス。 - (2)1次側に用いられる導体パターンの形成されたフ
ェライトシートと、2次側に用いられる導体パターンの
形成されたフェライトシートとが、交互積層されている
ことを特徴とする前記特許請求の範囲第1項に記載の積
層トランス。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61224650A JPS6379307A (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 | 積層トランス |
US07/096,407 US4803453A (en) | 1986-09-22 | 1987-09-15 | Laminated transformer |
DE19873731286 DE3731286A1 (de) | 1986-09-22 | 1987-09-17 | Laminierter transformator |
FR878713052A FR2604287B1 (fr) | 1986-09-22 | 1987-09-22 | Transformateur feuillete |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61224650A JPS6379307A (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 | 積層トランス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6379307A true JPS6379307A (ja) | 1988-04-09 |
JPH0521325B2 JPH0521325B2 (ja) | 1993-03-24 |
Family
ID=16817046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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