JPS6376773A - フラツシユバツト溶接機の絶縁測定装置 - Google Patents

フラツシユバツト溶接機の絶縁測定装置

Info

Publication number
JPS6376773A
JPS6376773A JP22048886A JP22048886A JPS6376773A JP S6376773 A JPS6376773 A JP S6376773A JP 22048886 A JP22048886 A JP 22048886A JP 22048886 A JP22048886 A JP 22048886A JP S6376773 A JPS6376773 A JP S6376773A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulation
welding
transformer
current
primary side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22048886A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Ogawa
満 小川
Masanori Nishinuki
錦貫 正典
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP22048886A priority Critical patent/JPS6376773A/ja
Publication of JPS6376773A publication Critical patent/JPS6376773A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、被溶接材をそれぞれ固定台及び移動台で保
持し、これら被溶接材間に大電流を供給して溶接を行う
フラッシュバット溶接機の絶縁抵抗測定装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、フラッシュバット溶接機は、第5図に示すよう
に構成されている。
すなわち、固定電極1を有する固定台2と、この固定台
2に対向して進退自在の移動電極3を有する移動台4と
を備えている。ここで、固定台2は大地に接地され、移
動台4は事情に介在された絶縁物5によって大地と絶縁
されている。
一方、固定電極1及び移動電極3間には、第6図に示す
溶接電源回路によって、交流大電流が供給される。すな
わち、交流溶接電源6が開閉器7を介して溶接トランス
8の一次側に接続され、この溶接トランス8の二次側が
固定電極1及び移動電極3にそれぞれ接続されている。
而して、被溶接材9a、9bの溶接を行う場合には、先
ず、固定台2に被溶接材9aを固定電極1に接触させ且
つその端部を移動台4側に突出させて固定保持し、他方
、移動台4に他の被溶接材9bを移動電極3に接触させ
且つその端部を固定台2側に突出させて固定保持する。
この状態で、移動台4を固定台2側に前進させて被溶接
材9a及び9bの端部間を軽く接触させてから開閉器7
をオン状態として固定電極l及び移動電極3を介して被
溶接材9a及び9bの端部間に大電流を供給することに
より、両者間にアークと局所的な短絡とを繰り返させ、
その端面同士の微小な凹凸間の短絡により溶接部が加熱
溶融され、溶は落ちた溶滴がアークによりフラッシュと
して跳ね飛ばされる。このようにして溶接部の凹凸がな
くなるとと共に十分に溶融したときに、移動台4をさら
に前進させて被溶接材9a及び9bの端部同士に強圧を
加え、端面の溶融状態にある酸化物等を押し出して圧接
する。
ところで、以上のようなフラッシュバット溶接機におい
ては、溶接電流が大電流であるため、溶接時に飛散する
フラッシュ金属やスケールなどが移動台4の絶縁物5に
付着して絶縁抵抗が低下すると、接地電流が流れて移動
台4と固定台2とが短絡されることになり、溶接部の加
熱効率が低下したり、場合によってはスパークによって
機器の損傷をもたらすと共に、電動トラブル等を引き起
こすことにもなり、これらを防止するために、移動台4
0大地に対する絶縁抵抗の管理が重要となる。
この移動台の絶縁抵抗を測定するには、従来、固定台2
が大地と絶縁されていないため、溶接トランス8の二次
側を屑線し、市販されているメガ等の絶縁抵抗測定器を
使用して移動台の絶縁抵抗値を測定する方法を採用して
いた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来の絶縁抵抗測定方法にあっては
、その絶縁抵抗の測定時に一々溶接トランスの二次側を
屑線して移動台と固定台とを電気的に絶縁しなければな
らず、絶縁測定作業が煩雑となり、容易に絶縁抵抗値の
測定を行うことができないという問題点があった。
そこで、この発明は、上記従来例の問題点に春目してな
されたものであり、溶接トランスの二次側を屑線するこ
となしに、フラッシュバット溶接機の移動台の絶縁抵抗
値を測定可能として、前記従来例の問題点を解決するこ
とができるフラッシュバット溶接機の絶縁抵抗測定装置
を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この発明は、大地に対して
絶縁されていない固定台と大地に対して絶縁された移動
台とにそれぞれ被溶接材を保持し、該被溶接材間に溶接
トランスを介して大電流を供給することにより溶接を行
うフラッシュバット溶接機の絶縁測定装置において、前
記溶接トランスの一次側に低電圧を印加する低電圧交流
電源と、咳低電圧交流電源による低電圧の印加状態で溶
接トランスの一次側の励磁電流及び印加電圧を検出する
絶縁検出部とを備えていることを特徴としている。
[作用] この発明においては、低電圧交流電源によって、溶接ト
ランスの一次側に交流低電圧を印加し、このときに溶接
トランスの一次側に流れる励磁電流及び印加電圧を絶縁
検出部で検出することにより、絶縁状態を判断すること
ができる。すなわち、移動台の絶縁抵抗値が無限大であ
れば、溶接トランスの二次側には洩れ電流が流れないの
で、溶接トランスの一次側に充電電流のみによる励磁電
流が流れるが、絶縁抵抗が低下した場合には、溶接トラ
ンスの充電電流に洩れ電流が加算されることになり、こ
の洩れ電流と印加電圧とにより絶縁状態を把握すること
ができる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はこの発明の一実施例を示す回路図である。
図中、1は固定電極、3は移動電極、6は溶接交流電源
、7は開閉器、8は溶接トランスであり、これらは従来
例と同様に接続されている。
この発明においては、溶接交流電源6に交流低電圧源と
なる降圧トランス11の一次側が接続され、その二次側
及び溶接トランス8の一次側間に絶縁検出部12が接続
されている。
この絶縁検出部12は、降圧トランス11の二次側に遮
断器13を介して、並列に電圧検出器14が接続されて
いると共に、直列に電流検出器15が接続された構成を
有する。そして、電圧検出器14及び電流検出器15の
各検出値が絶縁抵抗演算回路16に供給される。
ここで、絶縁抵抗演算回路16は、電圧検出器14の電
圧検出値■、及び電流検出器15の電流検出値1.に基
づき絶縁抵抗値を算出するものであり、溶接トランス8
の巻数比をN:1とし、充電電流(試験データ等から求
めることができる)を!。とじたときに、次式で表され
る演算を行って絶縁抵抗値Rgを算出し、これを液晶等
の表示器に表示する。
このようにして絶縁抵抗値Rgを算出することができる
理由は以下に述べる通りである。
すなわち、線路インピーダンスを無視すると、固定電極
1及び移動電極3間を絶縁状態として溶接トランス8の
二次側を開放した状態で溶接トランス8の一次側に交流
低電圧を印加したときに、第2図に示すように、移動台
4の絶縁抵抗が低下して洩れ電流!、があるものとした
とき、その等価回路は第3図に示すようになり、このと
きの溶接トランス8の一次側に流れる励磁電流■。は、
充電電流■、と洩れ電流ILに基づく一次側電流との和
となり、次式で表すことができる。
L IO−IC+−・・・・・・・・・・・・(2)ここで
、洩れ電流I、は、次式で表すことができる。
したがって、上記(3)式を(2)式に代入することに
よって、励磁電流IDは、 ■ となり、この(4)式から絶縁抵抗値Rgを求めると前
記+1)式となる。
次に、上記実施例の動作を説明する。移動台4の絶縁抵
抗を測定するには、先ず、固定台2及び移動台4間を絶
縁状態とし且つ開閉器7をオフ状態として、溶接交流電
源6から直接溶接トランス8の一次側に供給する交流電
力を遮断する。次いで、絶縁検出部12の遮断器13を
オン状態として溶接トランス8の一次側に、降圧トラン
ス11で溶接交流電源6の電力を低電圧例えば40〜2
00vに降圧した電圧を印加する。
このとき、移動台4の絶縁劣下がないものとすると、溶
接トランス8の二次側には洩れ電流!。
を生じないので、溶接トランス8の一次側には溶接トラ
ンス8の充電電流■。のみが励磁電流1゜とじて流れる
ことになる。
したがって、絶縁検出部12の電流検出器15で励磁電
流Ioを検出し、且つそのときの印加電圧VDを電圧検
出器14で検出し、これらを演算回路16に供給するこ
とにより、この演算回路16で、励磁電流ID、印加電
圧V、と予め設定された、溶接トランス8の巻数N及び
充電電流■。
とにより前記(1)式の演算を行って絶縁抵抗値を算出
する。このとき、励磁電流IDが溶接トランス8の充電
電流I、のみとなるので、絶縁抵抗値Rgは無限大とな
り、正常な絶縁状態が保たれていると判断することがで
きる。
しかしながら、移動台4の絶縁物5にフラッシュ金属或
いはスケール等が付着して絶縁状態が劣下することにな
ると、これに応じて溶接トランス8の二次側に洩れ電流
rtが流れることになり、溶接トランス8の一次側に充
電電流■、に洩れ電流ILに基づく電流が付加される。
このため、絶縁検出部12の電流検出器15で検出した
電流検出値■、が上記正常状態の電流値に比較して大き
くなり、この電流検出値IBと電圧検出器14で検出し
た電圧検出値■。とを演算回路16に供給することによ
り、洩れ電流■、に応じた絶縁抵抗値Rgを算出するこ
とができる。
したがって、演算回路15で算出した絶縁抵抗値Rgに
基づき移動台4の絶縁抵抗管理を行うことができる。こ
の場合、絶縁抵抗の測定は、所定の期間毎に定期的に行
うことにより、絶縁異常状態を早期に発見して、加熱効
率の低下、電蝕トラブル等を防止することができる。
同様に、溶接トランス8の絶縁劣下、或いは移動電極3
に至る電カケープルの損傷等により、洩れ電流が流れて
移動台4の絶縁抵抗が減少する場合にも、上記と同様に
して絶縁状態を判断することができる。
なお、上記実施例においては、絶縁測定部12で測定し
た印加電圧Vlll及び励磁電流I、を絶縁抵抗演算回
路16に供給して、絶縁抵抗値Rgを算出し、この絶縁
抵抗値Rgによっ”で移動台4の絶縁状態を管理するよ
うにした場合について説明したが、これに限定されるも
のではなく、前記絶縁検出部12の電圧検出器14及び
電流検出器15をそれぞれ電圧計及び電流計に置換し、
これらにより測定した印加電圧■、と励磁電流I、とに
基づき移動台の絶縁状態を判断することもできる。
すなわち、上記構成による絶縁測定装置を酸洗ラインの
フランシュバット溶接機に適用したときの印加電圧VD
と励磁電流IDとの測定結果を第4図に示す。
図中、実線は溶接機のオーバーホール直後のデータであ
り、移動台4の絶縁抵抗値は略無限大であると考えるこ
とができる。また、移動台4の絶縁物に溶接カス等が付
着して絶縁抵抗値が低下した場合は、図中の点線図示の
ように同一電圧を印加しても励磁電流■。が増加するよ
うになる。
したがって、絶縁検出部12で測定した印加電圧v0と
励磁電流■。とが第4図で実線図示の特性を満足してい
るか否かによって、移動台の絶縁状態を管理することが
できる。
また、上記実施例においては、交流低電圧源として、溶
接交流電源6の電圧を降圧する降圧トランス11を適用
した場合について説明したが、これに限定されるもので
はなく、別途交流低圧電源を設け、これを絶縁抵抗測定
部12に供給するようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、溶接トランス
の一次側に交流低電圧を印加し、その印加状態における
溶接トランスの一次側に流れる励磁電流を測定し、これ
と印加電圧とに基づきフラッシュバット溶接機の移動台
の絶縁状態を判断することができるので、絶縁状態を測
定する場合に溶接トランスの二次側を罫線する必要がな
く、その絶縁測定作業を容易に行うことができるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す回路図、第2図は洩
れ電流が生じたときの溶接電源回路を示す図、第3図は
第2図の等価回路図、第4図は酸洗ラインにこの発明を
適用した場合の印加電圧と励磁電流との関係を示す特性
線図、第5図はフラッシュバット溶接機の概略構成図、
第6図はその溶接電源回路を示す回路図である。 図中、1は固定電極、2は固定台、3は移動電極、4は
移動台、5は絶縁物、6は溶接交流電源、7は開閉器、
8は溶接トランス、11は降圧トランス(交流低電圧′
tA)、12は絶縁検出部、14は電圧検出器、15は
電流検出器、16は絶縁抵抗演算回路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 大地に対して絶縁されていない固定台と大地に対して絶
    縁された移動台とにそれぞれ被溶接材を保持し、該被溶
    接材間に溶接トランスを介して大電流を供給することに
    より溶接を行うフラッシュバット溶接機の絶縁測定装置
    において、前記溶接トランスの一次側に低電圧を印加す
    る低電圧交流電源と、該低電圧交流電源による低電圧の
    印加状態で溶接トランスの一次側の励磁電流及び印加電
    圧を検出する絶縁検出部とを備えていることを特徴とす
    るフラッシュバット溶接機の絶縁測定装置。
JP22048886A 1986-09-18 1986-09-18 フラツシユバツト溶接機の絶縁測定装置 Pending JPS6376773A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22048886A JPS6376773A (ja) 1986-09-18 1986-09-18 フラツシユバツト溶接機の絶縁測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22048886A JPS6376773A (ja) 1986-09-18 1986-09-18 フラツシユバツト溶接機の絶縁測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6376773A true JPS6376773A (ja) 1988-04-07

Family

ID=16751854

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22048886A Pending JPS6376773A (ja) 1986-09-18 1986-09-18 フラツシユバツト溶接機の絶縁測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6376773A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6208146B1 (en) Method and apparatus for measuring contact resistance for spot welding simulations
JP2001208784A (ja) 蓄電器の絶縁抵抗測定方法および絶縁抵抗測定装置
KR20110095265A (ko) 전기 용접 회로 변수의 결정을 위한 방법 및 장치
JPH0543447B2 (ja)
JPH0749327A (ja) 電解質中の構造物の真の電気化学ポテンシャルを測定する方法及び装置
JPS6376773A (ja) フラツシユバツト溶接機の絶縁測定装置
JP2004301724A (ja) 蓄電池の状態判別装置及び蓄電池の状態判別方法
JPS643071Y2 (ja)
JP3902063B2 (ja) 抵抗値測定装置
KR960703701A (ko) 점 용접시 온도 측정 방법 및 장치 및 점 용접의 품질을 평가하기 위한 그 용도(process and device for determining the temperature at a spot weld and their use for evaluating the quality of the spot weld)
JP3398921B2 (ja) 蓄電池内部抵抗測定装置
JPS63132179A (ja) 溶接機の絶縁測定方法
JPH071156A (ja) 電気抵抗溶接の電流調節方法と、それを用いた溶接機
JPH09257887A (ja) 二次電池の充電量算出方法
US3582607A (en) Arc welding for controlling weld penetration
JPH0627164A (ja) メッキ槽ゴムライニング絶縁劣化診断方法
JPH0427885A (ja) 鉛蓄電池の内部インピーダンス測定装置
JPH07323376A (ja) スタッドの抵抗溶接方法及び装置
KR200278284Y1 (ko) 전해탱크내 스트립의 결함 방지장치
JPH0464581B2 (ja)
JPH04105772A (ja) シーム溶接における被溶接材ラップ代の監視方法および装置
JPH0394985A (ja) スポット溶接方法
JPS6131949A (ja) ロウ付接合部の腐食診断方法
SU1540976A1 (ru) Способ оценки величины мощности, выдел емой на электродах при многоэлектродной сварке
KR20180046757A (ko) 직류애자 오손도 측정 장치