JPS6375456A - パイロツト弁を有する大型膨張弁 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 皮呈上至且ユ分団 本発明は大型の冷凍、冷房装置に用いられる大型の膨張
弁に関するものである。

従来■荻朋 従来、冷凍、冷房分野に使用されるステッピングモータ
ーバルブは、制御上の利点は言われていても弁口径に弁
部後の圧力差が加わり、非常に大きな力を必要とした。

その為、モータ一部はいきおい大きくなり、駆動部に使
用されるネジまたはギア一部も強度の高い材質、摩擦の
小さい材質、構造が必要のため、現状では、小口径弁は
作れても大型バルブは、製作不可能であった。

Ｉが”ンしようとする□　占 本発明は上記した点に着目して為されたものであり、バ
イロフト弁としてステッピングモータバルブを用いて制
御速度を向上させつつ該ステッピングモータバルブのパ
イロット圧を受圧面積の大きなピストンにより増巾して
発生力を大きくすることにより主弁にかかる大きな圧力
に対抗し得るようにし、以って大量の冷媒流を効率良く
制御することを意図するものである。

０．占を′するための一段 上記の口約を達成するため、本発明においては、弁本体
の一次口と二次口間の弁座に接離する弁体をばねにより
閉弁方向に付勢し、弁本体に連設したシリンダ筒内の受
圧ピストンにより該弁体を該ばねに抗して開弁方向に駆
動し、該シリンダ筒にステッピングモータ駆動のバイロ
フト弁を設けてパイロット圧を該受圧ピストンの受圧部
に導き、該受圧部に対してパイロット弁の弁口よりも小
径の圧力逃し孔を設ける構成を採用した。

光皿■圧旦広脱皿 図面において、１は大型の膨張弁Ａの本体であり、凝縮
器に接続される一次口１ａと蒸発器に接続される二次口
ｌｂを有し、その中間において二次口ｌｂに対する通孔
２ａを有する弁座構成筒２により一次口ｌａ側に弁座２
ｂを設けている。弁座構成筒２は本体１上に接合される
固定筒３により鍔部２Ｃを本体１と固定筒３間に位置さ
せて固定される。弁座構成筒２の上部には弁棒４を案内
する摺動案内孔２ｄが設けられ、また後記するパイロッ
ト弁の冷媒を二次口ｌｂへ流すための連通孔２ｅが設け
られる。弁座構成筒２を貫通している弁棒４の上端のば
ね受５′と弁座構成筒２間には圧縮ばね５が設けられて
いて、弁棒４はその下端に設けた弁体６が弁座２ｂに当
接する方向に付勢される。

固定筒３の軸方向に延長した上部にはシリンダ筒７が１
体的に形成され、該シリンダ筒７の栓体８に対してパイ
ロット弁Ｂが固着されている。シリンダ筒７内において
、栓体８と弁棒４間には受圧部９ａを栓体８の通孔８ａ
に対向させた状態の受圧ピストン９が設けられる。受圧
部９ａには圧力逃し孔９ｂが設けられる。

パイロット弁Ｂの弁本体１０には、冷凍サイクルの高圧
側に連通ずる一次口１０ａと栓体８の通孔８，１に連通
する二次ロ１０ｂ間においてニードル弁１１に対する弁
座１０ｃを有する弁口１００′が設けられており、該弁
本体１０は二次ロ１０ｂ部分の螺筒１０ｄを栓体８に螺
合して固定される。

パイロット弁Ｂにおいて、ニードル弁１１はステッピン
グモータＣにより駆動れるものであって、該ニードル弁
１１はステッピングモータＣの内部に一体的に組み込ま
れた直動型の構成を有しており、その詳細は特開昭６０
−１９６４７７号公報に示される。即ち、ニードル弁１
１は弁本体１０に立設した雄螺子管１２内において摺動
自在であり、コイル１３の内部において、永久磁石１４
を有していて内側の雌螺子管１５を雄螺子管１２に螺合
した構成のロータ１６に該ニードル弁１１の端部を結合
することにより、コイル１３の励磁によるロータ１６の
正、逆回動によりニードル弁１１は軸方向に進退して弁
座１０Ｃに接離する。

弁座構成筒２内の上部において、弁棒４の周囲にはシー
ルリング１７が設けられて螺合ナツト１８により固定さ
れ、該シールリング１７は弁座構成筒２との間に高圧室
Ｒ，を構成し、弁棒４の端部から該圧力室Ｒ，に連通ず
る通孔４ａにより高圧を導入して弁体６の不安定動作に
対する一次側高圧の影響を除去している。

弁座構成筒２の上部の支持筒部２ｆ内には調節リング１
９が螺合され、洩れ止めパツキン２０を圧縮ばね２１に
より前記摺動案内孔２ｄ部分に押圧している。

上記構成において、圧縮機の停止時においてはパイロッ
ト弁Ｂは閉じられており、膨張弁Ａの弁体６は弁座２ｂ
に当接して弁閉している。

圧縮機が作動を開始すると負荷からの電気信号に基づい
てステッピングモータＣが回動してニードル弁１１が開
弁じ、負荷の状態に応じた電気信号により弁口１０Ｃ′
を開閉する。パイロット弁口１０Ｃ′からの高圧冷媒は
栓体８と受圧ピストン９間の室Ｒ２内に入ってから圧力
逃し孔９ｂより二次口ｌｂへ流れるが、弁口１００′が
該逃し孔９ｂより径が大きいので室Ｒ２内に高圧が充満
して受圧ピストン９の大きな受圧部９ａに応じた押圧力
を発生させ、−火口１ａにおいて弁体６に加わる高圧圧
力と圧縮ばね５の弾力に抗して弁棒４乃至弁体６を押し
下げ、パイロット弁Ｃの開弁度に応じて膨張弁Ａを開弁
する。

光更生塾果 本発明は上記した如くに、弁本体の一次口と二次口間の
弁座に接離する弁体をばねにより閉弁方向に付勢し、弁
本体に連設したシリンダ筒内の受圧ピストンにより該弁
体を該ばねに抗して開弁方向に駆動し、該シリンダ筒に
ステッピングモータ駆動のパイロット弁を設けてパイロ
ット圧を該受圧ピストンの受圧部に導き、該受圧部に対
してパイロット弁の弁口よりも小径の圧力逃し孔を設け
るものであるから、ステッピングモータによるパイロッ
ト弁により制御速度を向上させながら、比較的に小さな
バイロフト圧により大きな容量の弁体を駆動する５こと
ができる特長を有する。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例についての断面図である。 Ａ・・・膨張弁、Ｂ・・・パイロット弁、Ｃ・・・ステ
ッピングモータ、１・・・弁本体、１ａ・・・−吹口、
１ｂ・・・二次口、２ｂ・・・弁座、５・・・ばね、６
・・・弁体、７・・・シリンダ筒、９・・・受圧ピスト
ン、９ａ・・・受圧部、９ｂ・・・圧力逃し孔、１０・
・・パイロット弁本体、１００′・・・弁口。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 弁本体の一次口と二次口間の弁座に接離する弁体をばね
   により閉弁方向に付勢し、弁本体に連設したシリンダ筒
   内の受圧ピストンにより該弁体を該ばねに抗して開弁方
   向に駆動し、該シリンダ筒にステッピングモータ駆動の
   パイロット弁を設けてパイロット圧を該受圧ピストンの
   受圧部に導き、該受圧部に対してパイロット弁の弁口よ
   りも小径の圧力逃し孔を設けて成ることを特徴とするパ
   イロット弁を有する大型膨張弁。