JPS6374821A - 穀粒供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、粉粒体、特に穀粒の供給を低位置にて行い、
次行程へ搬送する穀粒供給装置に関する。

（従来技術） 市街地、都市部の米穀店等では、限られた敷地面積と高
さの作業場の中で、作業性の良い効率的な機械類の配置
が求められている。

従来、第７図に示すように並立した複数の穀粒タンク１
Ａ、１８．ＩＣ，１０に貯留した穀粒をバケットエレベ
ータ−２によって次行程に搬送する場合、タンク１の各
排出口３Ａ、３８゜３Ｃ，３Ｄを横送りエンドレスコン
ベア４に臨設して適宜穀粒を流下排出させるがバケット
エレベータ−２の供給樋５とエンドレスコンベア４の排
出樋とは穀粒が自然流下する所定の傾斜を有した流下バ
イブロで連絡しなければならず、バケットエレベータ−
２の基部７とタンク１の各排出口３とには、充分な高低
差を必要としていた。そのため、タンク１の背を低くす
る目的で、その断面積を広くしたり、またビットを掘っ
てバケットエレベータ−３の基部７を下げる等の努力が
なされていた。

（発明が解決しようとする問題点） こうした配置では、その関連機械の機高が全体に高くな
り、設置面積も広くする必要から構成費を増大させ、ま
たビットの位置によって機械類の配置に制約が生じ、ビ
ットを深くするとその壁面に浸水防止処置を施すこと、
あるいはビットの掘屑のための費用を高額とし、改善が
強く望まれていた。

本発明は、従来の問題点を解決し、ビットを不要とする
と共に可及的低位置で穀粒タンク等からバケットエレベ
ータ−に穀粒の供給を行い、次行程へ搬送することがで
きる装置を提供することを目的とする。

（問題点を解決するための手段） 上記の目的を達成するためには本発明は、立設した筒状
ケースの上・下部に上部軸と下部軸とをそれぞれ回転自
在に軸架し、前記上部軸と下部軸のそれぞれに軸装した
調型間に多数個のバケットをＭＭしたバケットベルトを
捲回し、上部に穀粒吐出口を設けたバケットエレベータ
−の前記筒状ケースの前記下部軸を軸架した箇所よりも
低い位置の側壁面に開口部を設けて供給口とし、並立し
た複数の穀粒タンク等の排出流路となす横送りエンドレ
スコンベア端部の排出樋に連絡した給穀口を有する筒体
内部に、螺旋体を回転自在に配設した送穀装置の穀粒排
出部を前記供給口に連結したものである。

（作　用） 穀粒タンクから排出され、さらに横送りエンドレスコン
ベアに搬送されて送穀装置の給穀口に供給された穀粒は
、螺旋体によって送穀装置の穀粒排出部からバケットエ
レベータ−の供給口に強制的に供給され、多数個のバケ
ットによって揚送された穀粒は穀粒吐出口に放出されて
次行程に送給される。

螺旋体によって強制的にバケットエレベータ−の供給口
に穀粒を供給するものであるから、供給口を低位置に設
けることができ、供給口が低位置であるから送穀装置の
給穀口を床面上の低い位置に形成でき、さらに横送りエ
ンドレスコンベアをも低く設置でき、穀粒タンクをも低
（設置でき、その機高を低くすることができる。

（実施例） 本発明の一実施例を第１図ないし第３図に基づいて説明
する。符号８Ａ、８Ｂ、８Ｇ、８Ｄは並立した複数の穀
粒タンクで、その下部にシャッター９Ａ、９８．９Ｇ、
９Ｄを有する排出路１０Ａ、１０Ｂ、ＩＯＣ，１０Ｄを
配し、横送りのスクレーパコンベア、ベルトコンベア等
のエンドレスコンベア１１に連絡している。この実施例
に示すエンドレスコンベア１１は、スクレーパコンベア
１２の場合であり、横設したコンベアケース１３の左右
両端に回転自在に設けた調車１４．１５間に多数のスク
レーパ１６を装置したエンドレスベルト１７を捲回し、
コンベアケース１３の側部に前記排出路１０Ａ。

１０Ｂ、ＩＯＣ，１０Ｄを接続し、コンベアケース１３
の一端部に排出樋１８を設けている。

送穀装置１９は、その筒体２の内部に螺旋体２１を回転
自在に配設し、送穀装は１９の上流側に給殺口２２を設
け、エンドレスコンベア１１の排出樋１８を連絡すると
ともに、送穀装置１９の下流側には穀粒排出部２３を設
け、ここでは螺旋体２１の穀粒排出部２３側の端部に跳
出品片２４を植設し、２５は駆動用電動機である。

さらに符号２６はバケットエレベータの全体を示し、バ
ケットエレベータ−２６は、立設した筒状ケース２７の
上・下部に上部軸２８と下部軸２９とを回転自在に軸架
し、上部＠２８と下部軸２９とに軸装した調車３０．３
１間に多数個のバケット３２・・・を装着したバケット
ベルト３３を捲回しである。筒状ケース２７の上部に穀
粒吐出口３４を設けて排出樋３５を連結し、筒状ケース
２７の下部に下部軸２９を軸架した側型面３６に、下部
軸２つよりも低い位置に開口部３７を設けて供給口３８
とし、供給口３８は送穀装■１９の穀粒排出部２３と連
結している。筒状ケース２７の上部壁面３９に電動機４
０を装着し、電動機４０に軸着した駆動調車４１と上部
軸２８に軸着した受動調車４２とにベルト４３を捲回し
である。

以下に上記実施例における作用について説明する。

電動機２５．４０を起動するとともに、スクレーパコン
ベア１２を駆動し、例えば穀粒タンク８Ａのシャッター
９Ａを開成して穀粒をスクレーパコンベア１２に供給す
ると、スクレーパコンベア１２のスクレーパ１６・・・
により穀粒が排出樋１８に横送され、送穀装置１９の給
穀口２２に流入し、送穀装置１つの螺旋体２１によって
穀粒排出部２３へと強制的に送穀される。

下部軸２９と螺旋体２１とが直交状となるように、バケ
ットエレベータ−２６を配して穀粒排出部２３は、バケ
ットエレベータ−２６の下部側壁面３６に設けた供給口
３８に横方向に連結され、送られてきた穀粒は螺旋体２
１の端部の跳出翼片２４によって送穀装置１９から供給
口３８に向けて跳出され、バケットエレベータ−２６内
に流入し、バケット３２・・・によって揚送されて穀粒
排出口３４に放出された穀粒は次行程に供給される。こ
こでは螺旋体２１の端部に跳出翼片２４を設けて、穀粒
の横方向への送穀を促進することができるので、送穀装
置１９をバケットエレベータ−２６に横方向に添設する
ことができる。

第４図に示す本発明の別実施例では、バケットエレベー
タ−２６のケース２７下部で、下部軸２９を軸架しない
側壁面３６Ａの下部軸２９よりも低い位置に開口部３７
を設けて供給口３８とし、送穀装置１つを連結している
。螺旋体２１の送穀方向に供給口３８が開口しているの
で跳出翼片２４を設けることなく穀粒を強制的にバケッ
トエレベータ２６内に送穀できる。

第５図に示すものは、送穀装置１９をバケットエレベー
タ−２６のケース２７下部の、下部軸２９を軸架する側
壁面３６に直交状に連結しており、螺旋体２１によって
穀粒を強制的にバケットエレベータ−２６内に送穀でき
る。

さらに第６図に示すものは、第４図に示す送穀装置１９
をバケットエレベータ−２６に対して９０°向きを変え
て連結した場合を示し、螺旋体２１の端部に跳出翼片２
４を設けて送穀を促進している。

これら送ＹＱ装置１９の送穀能力は、バケットエレベー
タ−２６の揚穀能力により多少低く設定すると、円滑な
作業ができるものであり、駆動用電動機２５を調速可能
にすると容易に能力の設定ができる。

（発明の効果） 上記に説明した如く本発明によれば、穀粒タンクから排
出される穀粒を、横送りエンドレスコンベアで搬送し、
送ｒＱ装置によりバケットエレベータ−の低位置の供給
口に穀粒を強制的に送り込むことができるので、穀粒供
給装置全体の機高を低くすることができ、関連義賊の機
高も低くすることが容易となり、その構成費を低減する
ことができる。また、ビットを不要として関連機械の配
置の自由度を増し、さらに横送りエンドレスコンベア、
送穀装置とも低位置に配設できるので、その清■、保守
点検を容易にすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す穀粒供給装置の一部を
切開した側面図、第２図はその要部の拡大側面図、第３
図はその一部を切開した平面図、第４図、第５図、第６
図は、それぞれ別実施例の側面図、第７図は公知技術を
示す側面図である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）、立設した筒状ケースの上・下部に上部軸と下部
   軸とをそれぞれ回転自在に軸架し、前記上部軸と下部軸
   のそれぞれに軸装した調車間に多数個のバケットを装着
   したバケットベルトを捲回し、上部に穀粒吐出口を設け
   たバケットエレベーターの前記筒状ケースの前記下部軸
   を軸架した箇所よりも低い位置の側壁面に開口部を設け
   て供給口とし、並立した複数の穀粒タンク等の排出流路
   となす横送りエンドレス・コンベア端部の排出樋に連絡
   した給穀口を有する筒体内部に、螺旋体を回転自在に配
   設した送穀装置の穀粒排出部を、前記供給口に連結した
   ことを特徴とする穀粒供給装置。
2. （２）、前記螺旋体の穀粒排出部側の端部に跳出翼片を
   植設したことを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記
   載の穀粒供給装置。