JPS6373161A - 電子式電力量計 - Google Patents

電子式電力量計

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JPS6373161A
JPS6373161A JP61217104A JP21710486A JPS6373161A JP S6373161 A JPS6373161 A JP S6373161A JP 61217104 A JP61217104 A JP 61217104A JP 21710486 A JP21710486 A JP 21710486A JP S6373161 A JPS6373161 A JP S6373161A
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Yoshiaki Matsuno
吉明 松野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、軽負荷特性の調整を容易にした電子式電力量
計に関する。
(従来の技術) 電子式電力量計を等何回路で示すと、第7図のような構
成となる。すなわち、給電線の負荷電圧に比例した電圧
信号evと前記給電線に流れる負荷電流に比例した電圧
信号eiとを乗算して給電線の瞬時電力に比例した電圧
信号eo= K −ev・ei (但し、Kは定数)を
得る乗算回路36と、この乗算回路36の電圧信号eo
を積分して周波数信号foに変換する電圧−周波数コン
バータ37とから構成される。このような構成なので、
給電線の電力量は前記電圧−周波数コンバータ37がら
出力される周波数信号foを計算することにより得られ
る。
電力量計の精度は、フルスケール(定格)に対する相対
誤差ではなく、測定真値に対する絶対誤差で決定される
。したがって、電子式電力量計の精度を高めるには、前
記負荷電圧に比例した電圧信号evと前記負荷電流に比
例した電圧信号eiの比誤差と前記乗算器36と前記電
圧−周波数コンバータ37の直線性誤差を、同電力量計
の特性補償範囲に渡って抑制しなければならない。 す
なわち、定格の1/30(3,33%)入力、1150
(2%)入力、1/100(1%)入力等の場合でも、
前記比誤差および°直線性誤差を抑制して全て絶対誤差
内に入るようにする必要がある。例えば、負荷電流に比
例する電圧信号e1の比誤差だけについて考えてみても
、100%定格時の前記電圧信号eiの定格電圧を5■
と仮定すれば0.5%という誤差は100χ定格時では
25mvであるが、1750人力(軽負荷時)では0.
5mvとなり、軽負荷になればなるほど誤差電圧は小さ
くなる。
さて、従来から使用されている負荷電流に比例する電圧
信号eiを得る一般的な方法は、第8図に示すように、
変流器38と電流−電圧変換器39とで構成されている
。変流器38は、給電線の負荷電流に比例した電流信号
iを出力するもので、電流−電圧変換器39は、反転入
力端が前記変流器38の出力端の一端に接続され、非反
転入力端が同変流器38の出力端の他端とアースとの接
続点に接続された演算増幅器40と、この演算増幅器4
0の反転入力端と出力端との間に接続された抵抗41と
で構成され、前記変流器38からの電流信号iは、演算
増幅器40と抵抗41により同電流信号iに絶対値が比
例した電圧信号ei(=−IXixR:Rは抵抗41を
示す)に変換される。このように、負荷電流に比例した
電圧信号eiを得るには、変流器38で負荷電流に比例
した電流信号iを得、この電流信号1を電流−電圧変換
器39で電圧信号eiに変換するものであるから、変流
器38の比誤差と電流−電圧変換器39の変換誤差を含
めた誤差が絶対誤差内に抑制されなければならない。
ところで、変流器38では鉄心を磁化するための励磁電
流が必要であり、この励磁電流は一次側の電流つまり負
荷電流に無関係な一定の電流で、これが変流器38の変
換誤差(比誤差)となる。つまり、負荷電流が多いとき
には励磁電流の割り合いが小さいため比誤差は小ざいが
、軽負荷となり負荷電流が少なくなると励磁電流の割り
合いが大きくなり比誤差が大きくなってくる。この変流
器38の比誤差を改善するには、励磁電流を少なくすれ
ば良いが、励磁電流を少なくするには、鉄心の材質を良
いものにしなければならず高価になってしまう。また、
−次側の巻数を多くし一次側の電流を増やすことによっ
て軽負荷での比誤差を改善することができるが、二次側
の電流iも増えるので電流−電圧変換回路39の演算増
幅器40がこの電流を処理出来無くなってしまい、新た
に高価な大電流用演算増幅器を使用しなけばならなくな
ってしまう。−次側の巻数を増やし、二次側の電流を増
やざ無いためには、二次側の巻数も増やさなければなら
ないが、二次側の巻数を増やすと、鉄心を大きくしなけ
ればならず高価になってしまう。
以上のように、従来の電子式電力量計では、軽負荷時の
誤差を補償するには、変流器38、電流−電圧変換器3
9、乗算回路36、電圧−周波数コンバータ37等でそ
れぞれ誤差を補償しなければならず、全体的に高価にな
ってしまうという欠点があった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、以上のような欠点を除去するためになされた
ものであり、軽負荷での特性を容易に調整できる電子式
電力量計を提供するものである。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は、上記問題点を解消する為に、電力給電線の負
荷電流に比例した電流信号を出力する変流器と、この変
流器から出力される電流信号に応じた電圧信号を出力す
る電流−電圧変換回路と、前記電力給電線の負荷電圧に
比例した電圧信号を出力する電圧検出系と、この電圧検
出系と前記電流−電圧変換回路とから出力される電圧信
号を乗算する乗算回路と、この乗算回路の出力信号を積
分し直流電圧信号を出力するローパスフィルタと、この
ローパスフィルタから出力される直流電圧信号に応じた
周波数信号を出力する電圧−周波数変検回路と、この電
圧−周波数変換回路から出力される周波数信号を入力し
変流器、電流−電圧変換回路および電圧検出系の比誤差
あるいは乗算回路、電圧−周波数変換回路の直線性誤差
に相当する電圧を調整によって発生しこれを前記電圧−
周波数変換器に帰還する軽負荷調整回路を設けて構成し
たものである。
(作用) このように構成し、軽負荷調整回路により電流−電圧変
換回路および電圧検出系の比誤差あるいは乗算回路、電
圧−周波数変換回路の直線性誤差に相当する電圧を調整
によって発生しこれを前記電圧−周波数変換器に帰還し
て、これらを相殺している。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図乃至第6図を参照しな
がら説明する。
電圧検出系は、変成器1とパルス幅変調回路(以下、P
WM回路と略称する)2とで構成されている。この変成
器1は電力給電線の負荷電圧に比例した電圧信号evを
出力するものである。
前記PWM回路2は、前記変成器1の出力端の一端に接
続された抵抗3と、この抵抗3に反転入力端が接続され
、非反転入力端が前記変成器1の出力端の他端とアース
へ接続されている演算増幅器(以下、OPアンプと略称
する)4と、このOPアンプ4の反転入力端と出力端と
の間に接続されたコンデンサ5と、同OPアンプ4の出
力端に非反転入力端が接続されたOPアンプ6と、この
OPアンプ6の出力端と前記OPアンプ4の反転入力端
との間に接続された抵抗7と、前記OPアンプ6の出力
端に入力端が接続されたインバーテイング・バッファ8
と、このインバーテイング・バッファ8の出力端と前記
OPアンプ6の反転入力端との間に接続された抵抗9と
、前記OPアンプ6の反転入力端と前記OPアンプ4の
非反転入力端との間に接続された抵抗10とで構成され
ている。
このように構成されたPWM回路2の出力であるパルス
幅デユーティ・サイクル信号をDとし、このDを反転し
5て得られるパルス幅デユーティ・サイクル信号をDと
すると、信号り、  Dは次式で表わされる。
er−ev    ta D・□= □ ・・・(1) 28r     T −er+ev    tb D=□=□  ・・・(2) 2er    T 但し、erは前記PWM回路2のOPアンプ6の反転入
力端に印加される基準電圧、evは前記変成器1から出
力される電圧信号、taは前記パルス幅デユーティ・サ
イクル信号りの論理ti 1 teの区間、tbは前記
信号りの論理(10??の区間、Tは前記信号りの周期
を示す。
これらパルス幅デユーティ・サイクル信号D1Dは、前
記OPアンプ6の出力端からパルス幅デユーティ・サイ
クル信号りが出力され、前記インバーテイング・バッフ
ァ8の出力端からパルス幅デユーティ番サイクル信号り
が出力されるようになっている。このパルス幅デユーテ
ィ・サイクル信号りは、第2図(b)に示すようなパル
ス波形となる。ここで、taは論理“1″の区間を示し
、tbは論理“0″の区間を示し、■は周期を示してい
る。なお、同図(a)Gよ、変成器1から出力される電
圧像@evの波形図を示している。
また、電流検出系は、変流器11と電流−電圧変換回路
12とで構成されている。変流器11は、電力給電線の
負荷電流に比例した電流信号iを出力するものである。
電流−電圧変換回路12は、前記変流器11の出力端の
一端に反転入力端が接続され非反転入力端が同変流器1
1の出力端の他端とアースに接続されたOPアンプ13
と、このOPアンプ13の反転入力端と出力端との間に
接続された抵抗14と、同OPアンプ13の出力端に接
続された抵抗15と、この抵抗15に反転入力端が接続
され、非反転入力端が前記OPアンプ13の非反転入力
端に接続されたOPアンプ16と、このOPアンプ16
の反転入力端と出力端との間に接続された抵抗17とで
構成されている。
この変流器11からの電流信号iは、OPアンプ13と
抵抗14により同電流信号iに絶対値が比例した電圧信
号−ei(・−IXiXR: Rは抵抗14を示す)に
変換された後、増幅度−1倍のOPアンプ16により前
記電流信号iに比例した電圧信号+ei  に変換され
る。なお、抵抗15.17はOPアンプ16の増幅度を
一1倍にするため同一の抵抗値に設定されている。
また、前記したように、変流器11の出力を直接OPア
ンプ13で受け、このOPアンプ13の帰還作用によっ
て前記変流器11の2次負担が略零電圧レベルになるよ
うに構成することによって、透磁率μの小ざな鉄心を使
用した変流器でおっても、位相角誤差の小さな電流検出
系を得るようにしている。
18は乗算回路で、入力端が前記OPアンプ16の出力
端に接続されているアナログスイッチ18a、’18b
と、入力端が前記OPアンプ13の出力端に接続されて
いるアナログスイッチ18c、18ciとで構成されて
いる。
前記アナログスイッチ18a、18dのゲート端は前記
OPアンプ6の出力端に接続され、前記アナログスイッ
チ18b、18cのゲート端は、前記インバーテイング
・バッファ8の出力端に接続されている。また、前記ア
ナログスイッチ18a、18Gの出力端は互いに接続さ
れ、同アナログスイッチ18b、18dの出力端は互い
に接続されている。
アナログスイッチ188〜’18dとしては、例えば接
合形電界効果トランジスタ、MO3形電界効果トランジ
スタなどの半導体素子を使用する。
なお、前記アナログスイッチ18a、18dのゲート端
に前記PWM回路2から出力されるパルス幅デユーティ
・サイクル信号りを印加し、開信号Dノ論! ” 1 
” テ同スイッチ18a、18dを導通し、前記OPア
ンプ13.16からの給電線の負荷電流に比例した電圧
信号−ei、+eiを導入し、前記アナログイッチ18
b、18cのゲート端に前期PWM回路2から出力され
るパルス幅デユーティφサイクル信号りを印加し、同信
丹りの論理“1″で同スイッチ18b、18Gを導通し
、前記電圧信号−ei 、+eiを導入し、前記アナロ
グスイッチ18a、’18cの接続点に瞬時電圧信号e
onを得、前記アナログスイッチ18b118dの接続
点に瞬時電圧信@eOpを得るようにしている。すなわ
ち、前記PWM回路2から出力されるパルス幅デユーテ
ィ・サイクル信号D、Dで前記アナログスイッチ18a
、’18b、18c、18dをオン・オフ制御すること
により、前記電圧検出系で得られた給電線の負荷電圧に
比例した電圧信@evと前記電流検出系で得られた給電
線の負荷電流に比例した電圧信号−ei 、 +eiと
を乗算した瞬時電圧信号eoN 、 eoPを得る。以
上の信号処理を表わせば次のようになる。
eop=e+−[)+  (−ei ) −D−−−(
3)eOn=ei−Q+  (−ei ) −D−−−
(4)(3)式と(4)式に(1)式、(2)式を代入
して整理すると、 (以下余白) er+ev      er−ev    ei・ev
eop=ei −−+(−ei) −−= −−−−(
5)28r         2er     ere
r−ev       er+ev  −ei−eve
on=ei −−+(−ei) −−= −−一−(6
)2er          2er    erとな
る。(5)式、(6)式から明らかなように、(5)式
、(6)式は瞬時電力の大きざを示している。この瞬時
電力は、例えば第3図(g>に示すような波形となる。
なあ、同図(a>は変成器1から出力される給電線の負
荷電圧に比例した電圧信号eVの波形図、同図(b)、
(C)は電流−電圧変換回路12から出力される給電線
の負荷電流に比例した電圧信号子ei 、−eiの波形
図、同図(d)は同図(a)に示した電圧信@evの波
形図のS区間を拡大した図、同図(e)、(f)はパル
ス幅デユーティ・サイクル信号り、  Dの波形図、ま
た同図(d)における符号Tはパルス幅デユーティ・サ
イクル信@D1Dの周期である。
19はローパス・フィルタ回路で、前記アナログスイッ
チ18a、18Gの接続点に接続された抵抗20aと、
この抵抗20aに接続されたコンデンサ21aと、前記
アナログスイッチ18b118dの接続点に接続された
抵抗20bと、この抵抗20bに接続されたコンデンサ
21bとで構成されている。なあ、前記両コンデンサ2
1a121bの抵抗20a、20bと接続されていない
他端は、互いに接続されてアースに接続されている。ま
た、抵抗20a、20bの値は同一に設定し、またコン
デンサ21a、21bの値も同一に設定しである。
同ローパス・フィルタ回路19を以上のような構成にす
ることによって、前記乗算回路18から出力される瞬時
電圧信号eon、eopを積分し、瞬時電圧成分からな
る直流電圧低@eop 、 eonを得るようにしてい
る。このeop 、 eonは、el ・ev eop=        −−−−−−(7)er −ei ’−ev eon=          −−−−−(8)er と表わせる。
第4図は、(7〉式、(8)式によって決定される直流
電圧信号eop 、 eonの入出力特性図である。な
お、この特性図は、横軸に −81ψen P =−をとり、縦軸ニeop 1eon ノ出力  
    er 電圧をとって示したものである。なお、同特性図におい
て一転鎖線で示した特性が理想特性で、実線で示した特
性が変流器11の比誤差特性によって出る特性であり、
一点鎖線と実線との差が誤差となる。
22は、電圧−周波数変換回路で、この電圧−周波数変
換回路22は、ローパス・フィルタ回路19の抵抗20
aとコンデンサ21aとの接続点に入力端が接続された
アナログスイッチ23aと、同ローパス4フイルタ回路
19の抵抗20bとコンデンサ21bとの接続点に入力
端が接続され、出力端が前記アナログスイッチ23aの
出力端に接続されたアナログスイッチ23bとを有して
いる。このアナログスイッチ23a、23bの出力端は
抵抗24を介してOPアンプ25の反転入力端に接続さ
れている。このOPアンプ25の反転入力端と出力端と
の間にはコンデンサ26が接続され、また、その出力端
はOPアンプ27の非反転入力端が接続されている。こ
のOPアンプ27の出力端は前記アナログスイッチ23
aのゲート端に接続されている。また、このOPファン
270反転入力端と前記OPアンプ25の非反転入力端
との間には抵抗28が接続され、OPアンプ27の出力
端には入力端が接続され出力端が前記アナログスイッチ
23bのゲート端に接続されたインバーテイング・バッ
ファ29が接続されている。
このインバーテイング・バッファ29の出力端と前記O
Pアンプ27の反転入力端との間には抵抗30が接続さ
れている。なお、ローパスフィルタ19の抵抗2Qa、
20bに比較して抵抗24の抵抗値を極めて大ぎな値に
設定しである。また、抵抗28.30の抵抗値を同一に
設定しである。
このように構成され、積分回路として作動するOPアン
プ25の入力端に接続されたアナログスイッチ23a、
23bは、コンパレータとして作動するOPアンプ27
の出力する電圧信号によりオン・オフ制御され、前記乗
算回路18のアナログスイッチ18a、18b、18c
、18dとは非同期で動作するようになっている。この
アナログスイッチ23bは、第5図(a)に示すように
オンオフされる。なお、同図<b>はアナログスイッチ
23bの出力端の接続点に得られる電圧信号emの波形
図、同図(C)はOPアンプ25の出力端の電圧低@e
qの波形図、同図(d)はOPアンプ27の反転入力端
に印加される基準電圧信号ecの波形図である。また、
同図(a>におけるtc、 t(Iはアナログスイッチ
23a、23bの導通時間でおる。同図(b)における
eopi、eop2、〜および、eonl、eOn2〜
はアナログスイッチ23a123bのオン・オフ制御に
よってローパス・フィルタ回路19から出力される直流
電圧信号eop 。
eonから取り出された信号である。同図(C)、(d
)G、:おけル+ep/2、−ep/2はOPアンプ2
7の反転入力端に印加される基準電圧である。同図(d
)におけるToは(tc+td)を示す。
第5図(a)に示したように、アナログスイッチ23a
、23bのオン・オフ制御によって、両スイッチ23a
、23bの出力端に第5図(b)に示したような電圧低
@emが得られるようにしている。そして、積分回路と
して動作するOPアンプ26により第5図(C)に示し
たような波形の電圧信号eqを得る。この三角波状の信
号eqがコンパレータとして作動するOPアンプ27の
非反転入力端に印加される。このOPアンプ27の反転
入力端には比較のために、第5図(d)に示したように
アナログスイッチ23bが導通している時□ 間tcで
はec= (−ep/2)の電圧信号が印加され、アナ
ログスイッチ23aが導通している時間tdではec=
 (+ep/2)の電圧信号が印加されるように設定さ
れている。゛したがって、時間tcにおいては、Pアン
プ25に正の直流電圧信号eopが印加されるので、同
OPアンプ25の出力は第5図(C)に示したように下
降特性を示し、その積分出力はeqが−ep/2に達す
ると、OPアンプ27の出力論理信号efが反転する。
その結果、アナログスイッチ23bはしゃ断され、アナ
ログスイッチ23aが導通するので、時間tdにおける
動作が開始する。
この時間tdにおいては、前記OPアンプ25に負の直
流電流eonが印加されるので、同OPアンプ25の出
力は上昇特性を示し、その積分出力eqが+ep/2に
達すると、前記OPアンプ27の出力論理信号efが反
転する。その結果、アナログスイッチ23aはしゃ断さ
れ、アナログスイッチ23bが導通し再び時間tcにお
ける動作が開始する。
したがって、コンパレータとして動作するOPアンプ2
7の出力論理信号efの反転周期をToとすると、 To=tc十td   −−−−−−−(9)(ただし
、tcはアナログスイッチ23bの導通時間、t’dは
アナログスイッチ23aの導通時間である) となる。したがって、前記論理信号efの出力周波数を
foとすると fo=     = −−−−−−−(10)To  
   tc+tti となる。
なお、前記導通時間tc、 tdは次のように決定でき
る。すなわち、OPアンプ25の時間tcにおける出力
電圧をeq(tc)および時間tdにおける出力電圧を
eq(td)とし、抵抗24の抵抗値をR2とし、コン
デンサ26の容量を02とすると、R2・C2 −eq(tc>  −R2−C2 したがって、 tc= □ となる。第5図(C)から明らかなようにeq (tc
>は+ep/2から−ep/2まで下降するので、その
電圧変化分はepとなる。そこで−eq(tc)=ep
とおくと ep−R2φC2 tc・ □ −−−−−−一(12) Op とtcが決定できる。
また a市 =−td・□ −−−一−−(13) R2・C2 eq (td)  −R2−C2 したがって、 td= □ eon となり、eq(td) =epとおくとep−R2・C
2 td=         −−一−−−−−(14)”
−eon とtdが決定できる。ざらに、この(12)式、(14
)式に(7)式、(8)式を代入するとep−R2−C
2er−ep−R2−C2tc=          
         =  □ニーー(15)゛■丁ゴー
11/er    e +・eVep−R2−C2er
−ep−R2−C2t d =         = 
       −(16)]η汀コ1■u司−el・e
v とな る。ところで、前記したようにOPアンプ27の出力信
号efの周波数fOは、□なのでtC+td eiM順 fo・  □−−−−−−−−(17)2er −ep
 −R2−C2 となる。er−ep−R2・C2は全て定数なので、f
oはei−evすなわち消費電力に比例した出力周波数
を示す。ただし、第4図で示したように、eop 、 
eonは変流器11の比誤差特性によって理想特性とは
誤差が生じている。すなわち、前記電流検出系が出力す
る給電線の負荷電流に比例した電圧信号eiは、本当の
給電線の負荷電流に比例した電圧信号eisから誤差分
の電圧信号eiEが引かれた信号であり、第4図で示す
eop 、 eonの理想特性との誤差をeopE、 
eonEとすると1E−ev eopE=        −−−−−−(18)er er と表わされ、この誤差分を加えたものが実際の消費電力
となるので、これを加えて(17)式を書き直すと、 (ei+eiE)−eV     ei−ev+eiE
−evfos=         =        
  −−−C2,0)2er −ep−R2−C22e
r −ep−R2−C2となる。ここで、誤差分の電圧
信号eiEは負荷電流に関係なく一定であるため、軽負
荷になるほど誤差が大きくなることがわかる。
31は、軽負荷調整回路31で、前記電圧−周波数変換
回路22のOPアンプ27の出力端に接続された抵抗3
2と、前記電圧−周波数変換回路22のインバーテイン
グ・バッファー29の出力端に接続された抵抗33と、
同抵抗33と前記抵抗32との間に固定抵抗端の両端が
接続された可変抵抗器34と、同可変抵抗器34の摺動
端と前記電圧−周波数変換回路22のOPアンプ25の
反転入力端との間に接続された抵抗35とで構成されて
いる。なあ、抵抗32.33の抵抗値は同一に設定しで
ある。
同軽負荷調整回路31を以上のような構成にすることに
よって、前記電圧−周波数変換回路22のOPアンプ2
7の出力電圧信号efと同電圧−周波数変換回路22の
インバーテイング・バッファー29の出力電圧信号−e
fの差電圧を分圧した電圧信号eLを前記可変抵抗器3
4の摺動端に得ることができ、同電圧信号eLを前記抵
抗35を介して前記電圧−周波数変換回路22のOPア
ンプ25の反転入力端に帰還している。
第6図(a)は可変抵抗器34の摺動端を同可変抵抗器
34の中点よりも抵抗32側に移動(+側に調整)した
ときの電圧信号e[の波形図、同図(b)は前記可変抵
抗器34の摺動端を同可変抵抗器34の中点よりも抵抗
33側に移動(−側に調整)したときの電圧信号eLの
波形図、同図(C)は同図(a)、(b)の電圧信号e
[を抵抗35介して前記電圧−周波数変換回路22のO
Pアンプ25の反転入力端に帰還したときの同OPアン
プ25の出力電圧信号eqの変化を示す波形図である。
ここで、抵抗35の抵抗値を前記電圧−周波数変換回路
22の抵抗24の抵抗値と同一に設定して前記電圧−周
波数変換回路22の特性式を修正すると、 ep−R2・C2 tc=        −−−−−−−(21)a浄+
(+et) ep−R2・C2 td=        −−−−−−−−(22)−■
面+(−eL)) (ただし、+eLは時間tcの時のe[の電圧、−eL
は時間edの時のe[の電圧である)となり、したがっ
て eiΦen+et fo=           −−−−−(23)2e
r−ep−R2−C2 となる。ゆえにeL=eiE −evとすることにより
前記変流器11の比誤差弁を補正することができる。
以下、このように構成した一実施例の動作を説明する。
電力給電線の負荷電圧は変成器1により、第3図(a)
に示したように同負荷電圧に比例した電圧信号evに変
換される。この電圧信号evは、PWM回路2により第
3図(d)、(e)、(f)に示したように電圧信号e
vの振幅に応じたパルス幅デユーティ・サイクル信号り
およびこの信号りを反転したパルス幅デユーティ・サイ
クル信号りに変換される。
一方、前記給電線の負荷電流は、変流器11により、同
負荷電流に比例した電流信号iに変換され、この電流信
号iは、電流−電圧変換回路12により第3図(b)、
(C)に示したように、同電流信号iに比例した電圧信
号(+ei)と位相が180度異なる電圧信@(−ei
)とに変換される。
この電圧信号子81、−eiは、同信号(+ei)が乗
算回路18のアナログスイッチ18a、18bへ送出さ
れ、一方同信号−eiはアナログスイッチ18c、’1
8dへ送出される。また前記アナログスイッチ18a、
18dのゲート端へPWM回路2からパルス幅デユーテ
ィ・サイクル信号りが送出され、前記アナログスイッチ
18b、18Gのゲート端へパルス幅デユーティ・サイ
クル信号りが送出される。その結果、この乗算回路18
のアナログスイッチ18a、18Gの出力端の接続点に
第3図(Cl)に示したような瞬時電圧信号eonが得
られる。
乗算回路18の以上のような信号処理により、evと±
eiとを乗算することができ、前記瞬時電圧信号eon
 、 eopは瞬時電力に比例した±01・ev  が
出力される。前記瞬時電圧信号eon 、 eopは、
ローパスψフィルター回路19の抵抗20aへの同電圧
信号eonが送出され、同フィルター回路19の抵抗2
0bへ同電圧信号eopが送出される。その結果、同フ
ィルター回路19で積分されて、抵抗20aとコンデン
サー21aとの接続点に直流電圧信号eonが得られ、
一方、同フィルター回路1つの抵抗20bとコンデンサ
ー21bとの接続点に直流電圧信号eopが得られる。
これら直流電圧信号eon 、 eopは実際の消費電
力より前記変流器11の比誤差による誤差直流電圧信号
eonは・、電圧−周波数変換回路22のアナログスイ
ッチ23aへ送出され、一方、直流電圧信号eopは、
同変換回路22のアナロケスイッチ23bへ送出される
。コンパレータとして作動するOPアンプ27から出力
される論理信号efにより前記アナログスイッチ23a
のゲートが制御され、一方、前記アナログスイッチ23
bのゲートは、前記論理信号efがインバーテイング・
バッファー29により反転された信号により制御され、
同時に両スイッチ23a、23bが作動しないようにな
っている。その結果、両スイッチ23a、23bの接続
点に第5図(b)に示した電圧信号emが得られ、この
電圧信号emがOPアンプ25の反転入力端に抵抗24
を介して送出される。その結果、同OPアンプ25の出
力端に第5図(C)に示したような三角状の電圧信号e
qが得られ、この電圧信号eqがコンパレータとして作
動するOPアンプ27の反転入力端子に印加される。
第5図(d)に示したような基準電圧信号ecが+ep
/2または−ep/2に達すると、同opアンプ27の
出力と同○pアンプ27の出力に入力が接続されたイン
バーチインク・バッファ29の出力は軽負荷調整回路3
1の抵抗32および抵抗33に送出される。そして、こ
の抵抗32.33および可変抵抗器34により分圧され
前記可変抵抗器34のtg動端より出力され前記変流器
11の比誤差による誤差電力成分eiE−evを相殺す
るように調整された電圧信号e[を前記電圧−周波数変
換回路22のOPアンプ25の反転入力端へ抵抗35を
介して出力する。その結果、前記誤差電力成分eiE−
evが補正される。そして、OPアンプ27の出力端、
すなわち電圧−周波数変換回路22の出力端から変流器
11の比誤差による誤差電力成分eiE−eVによる誤
差の除去されたei −ev+et 2er−ep−R2−C2 によって決定される周波数foを有する論理信号efが
出力される。この周波pfoは とあくと、fo= K (ei十ev+eL)となり、
ざらにe[は誤差電力成分eiE−evと等しいので、
fo= K(ei+eiE )−evとなり、foは変
流器11の比誤差が補正された実際の消費電力に正確に
比例した出力周波数を示す。
なお、本発明は前記した実施例に限られるものではない
。たとえば、前記実施例では単相2線式電力量計につい
てのべたが、電圧検出系、電流検出系、乗算回路をそれ
ぞれ複数設けることにより多相式電力量計にも適用でき
る。多相式電力量計の電力量は各相電力の和であるので
、各相の電流検出系の比誤差についても和としてあられ
れるので本考案の方法によって同様の効果が得られる。
また、この実施例の説明にあたっては、変流器の比誤差
についてのべたが、乗算回路、電圧−周波数変換回路の
直線性誤差の補正についても同様に行なうことが出来る
[発明の効果] 以上説明したように、本発明は、変流器の比誤差におい
て生じる誤差と等しい調整電圧を軽負荷調整回路で発生
させ、電圧−周波数変換回路に帰還することにより、変
流器の比誤差による誤差を補正して正しく電力量に比例
した周波数信号を得るようにしている。したがって、変
流器の比誤差が大きく精度に影響する軽負荷時において
も電力量を高精度に測定できると言う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2図(a)
は変成器から出力される給電線の負荷電圧に比例した電
圧信号evの波形図、同図(b)はパルス幅デユーティ
・サイクル信号りの波形図、第3図(a)は電圧信号e
vの波形図、同図(b)、(C)は電流−電圧変換回路
から出力される給電線の負荷電流に比例した電圧信号(
十ei)、(−ei)の波形図、同図(d>は同図(a
>の電圧信号evのS部分の拡大図、同図(e)、(f
)はパルス幅デユーティ・サイクル信号り、  Dの波
形図、同図(g)は瞬時電圧信号eonの波形図、第4
図はローパス・フィルタの入出力特性図、第5図(a)
は電圧−周波数変換回路のアナログスイッチの導通期間
を示す図、同図(b)は同アナログスイッチから出力さ
れる電圧信号emの波形図、同図(C)は同変換回路の
積分回路から出力される電圧信号eqの波形図、同図(
d)は同変換回路のコンパレータの基準電圧信号ecの
波形図、第6図(a)は軽負荷調整回路を+側に調整し
たときのeしの波形図、同図(b)は同調整回路を一側
に調整したときのe[の波形図、同図(C)は同図(a
>、(b)の電圧信号e[を加えたときの電圧−周波数
変換回路の積分回路から出力される電圧信号eqの変化
を示す波形図、第7図は従来の電子式電力量計の概略偶
成ブロック図、第8図は給電線の負荷電流に比例した電
圧信号eiを得るための一般的な回路図である。 1・・・変成器     2・・・パルス幅変調回路1
9・・・積分回路    12・・・電流−電圧変換回
路18・・・乗算回路    22・・・電圧−周波数
変換回路31・・・軽負荷調整回路 代理人 弁理士  則 近 憲 化 量  三俣弘文 り暑   ム= 一個 第  2  図 第  7  図 第  8  図 手続補正書(方式) 1.事件の表示 特願昭61−217104号 2、発明の名称 電子式電力置針 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 (307)株式会社 東芝 4、代理人 〒105 東京都港区芝浦−丁目1番1号 昭和61年11月25日(発送日) 7、補正の内容 (1)明細書第34頁第10行目乃至第16行目記載の
「第6図・・・・・・波形図、」を「第6図は軽負荷調
整回路の電圧信号e[および電圧−周波数変換回路の積
分出力信号eqの波形を示す図、」と訂正する。 以上 手続補正書(自発) 62.4.22 昭和 年 月 日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電力給電線の負荷電流に比例した電流信号を出力する変
    流器と、この変流器から出力される電流信号に応じた電
    圧信号を出力する電流−電圧変換回路と、前記電力給電
    線の負荷電圧に比例した電圧信号を出力する電圧検出系
    と、この電圧検出系と前記電流−電圧変換回路とから出
    力される電圧信号を乗算する乗算回路と、この乗算回路
    の出力信号を積分し直流電圧信号を出力するローパスフ
    ィルタと、このローパスフィルタから出力される直流電
    圧信号に応じた周波数信号を出力する電圧−周波数変換
    回路と、この電圧−周波数変換回路から出力される周波
    数信号を入力し変流器、電流−電圧変換回路および電圧
    検出系の比誤差あるいは乗算回路、電圧−周波数変換回
    路の直線性誤差に相当する電圧を調整によって発生しこ
    れを前記電圧−周波数変換器に帰還する軽負荷調整回路
    を具備することを特徴とする電子式電力量計。
JP61217104A 1986-09-17 1986-09-17 電子式電力量計 Expired - Lifetime JPH0812213B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109683015A (zh) * 2019-01-15 2019-04-26 广州供电局有限公司 智能电能表

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