JPS6372548A - 制振鋼板の製造装置 - Google Patents

制振鋼板の製造装置

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JPS6372548A
JPS6372548A JP61218724A JP21872486A JPS6372548A JP S6372548 A JPS6372548 A JP S6372548A JP 61218724 A JP61218724 A JP 61218724A JP 21872486 A JP21872486 A JP 21872486A JP S6372548 A JPS6372548 A JP S6372548A
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rotating roll
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rotating
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JP61218724A
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慎治 橋爪
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は制振鋼板の製造装置に関し、特に導電性に優れ
、スポット溶接が可能な制振鋼板の製造装置に係る。
[従来の技術] 制振鋼板とは振動を吸収する鋼板のことであり、振動が
音であるときにはこの発振体を囲むように設置され、そ
の振動に伴なう音を外部に殆どもらさないようにする効
果を有するものである。
一般的にこの制振鋼板は鋼板と鋼板の間に高分子物質の
層を挟装し1層状とすることにより製造され、鋼板の振
動を高分子物質の層が吸収する原理を利用している。
制振鋼板はその用途によって厚みが異なるが、一般的に
は薄板分野に属し、上下の鋼板の厚みが0.2〜0.5
mmで中間に介装される高分子物質の層の厚みが0.1
〜0.5mm程度となるものが対象とされる。
ところで、その用途上、このような全厚が1mm程度の
薄板制振鋼板をスポット溶接によって他の物体に固定す
る必要性は少なくない。
しかしながら、高分子物質は絶縁体であることからこの
制振鋼板は上下の鋼板間に導電性がなく、スポット溶接
ができないため、高分子物質の層に導電性を与える必要
がある。
一方、板の一部に導電部分がある場合において、他の導
電性がない部分を溶接するためにスポット溶接用の電極
を接触させて溶接しようとしても、前記の導電部分に電
流が流れ、その部分で溶接が行なわれてしまい、目的が
達成できなくなる。
従って、このような技術的問題に対して次のような改良
点が必要とされている。
■高分子物質の層に導電性の異物を混入する等により、
層を導電性を有するように改質すること。
■その場合に導通量をできるだけ大きくすること、但し
、そのことによって制振性が°損なわれるものであって
はならない。
■どの部分でスポット溶接を行なっても、その部分で溶
接が可能なように鋼板全面にわたって均一な導電性をも
たせること。
■製造コストができる限り安価であること。
そこで導電性m維を高分子物質の層の中に共存させる手
段があるが、この手段による場合において、導通量をで
きるだけ大きくするには導電性mInを多く入れる必要
があり、多く入れればコスト高になるという相反関係が
ある。
従って、導電性m雑の所要量を少なくしながら如何に上
記の■、■及び■の問題が効率良く達成できるかが問わ
れることになる。
従って、前提条件として導電性amを高分子物質の層全
体に均一に分散させる必要があるが、繊維はその長さに
対する径の比がlO〜50であるような形状を有してい
るため、分散が非常に困難となる。(尚、制振鋼板の制
振性は導電性繊維が容量%で10%以下である場合にお
いては低下しないことが実験的に知られており、また高
分子物質の層の厚みが0.1〜0゜5 m mの制振鋼
板で、その層の中へ導電性繊維を最大1.O容量%混入
させるだけで十分に導電性があり、スポット溶接に必要
となる導通量を確保できることが明らかになっている。
)このような問題を解決するための先行技術として本願
と同時に提出された特許願(発明の名称= 「制振鋼板
の製造袋[」)に開示されているものがある。
この発明は、第9図に示すように、磁性ないし半磁性材
からなり、導電性を有している短く裁断された金属jJ
Ii、@101を投入したホッパー102の下部開口部
を、外周面に均一な網目状の溝103aを形成した磁性
を有する回転ロール103により、少なくとも回転方向
前方におけるホッパー102の下部開口部においてはス
クレーパー104を介し、摺動自在性をもたせてシール
するとともに、該回転ロール103の下側に、一方向に
移送される高分子物質からなる薄板105を介して、回
転ロール103の磁性より強力な磁性を有する磁石体1
06を対向配置せしめた金属tIi維の連続供給装置1
07と、対向して配置されているラミネートロール10
8に、片面に接着剤を塗布した二枚の鋼板109をその
塗布面109aがラミネートロール108間で対向する
ように各ラミネートロール108に沿わせて供給すると
ともに、該塗布面109aの対向部分に前記の装は10
7により金属繊維1otが供給されている高分子物質か
らなる薄板105を挟装し、ラミネートロール108で
押圧しながら送り出すラミネート装置110とからなり
、三層状の制振鋼板111を製造する装置である。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、導電性mmの径は一般には高分子物質の層の
厚さより薄くされる。何故なら、高分子物質の居を鋼板
で押圧しながらラミネートする際に、繊維の模様が鋼板
に出てしまうことになり、商品価値が低下することにな
るからである。
従って、第10図に示すように高分子物質からなる薄板
121にその片面から導電性m維122を供給して、こ
れを鋼板123で両側からラミネートした場合には、導
電性縁ra122の多くが図における124で示される
ように鋼板123と薄板121の接着部側の接若剤12
5ないし薄板121の居の部分に介在せしめられ、図に
おける126または127゛で示されるような導電性を
有する態様で介在せしめられるのは導電性繊維122の
全体からみると一部だけであることが解る。これは、制
振鋼板の断面写真でも観察され得るが、両面の鋼板12
3間の電気伝導度を測定すると、全てのm維122が1
26または127の態様になる理想状態での電気伝導度
よりも遥かに低い値を示すことから、実験的にも明らか
にされる。
これは124のような態様で介装されていることが多く
あり、圧下・混入される導電性ta維122が制振鋼板
の導電性という観点からは有効に使われていないことを
示す。
そして、この事実は上記の導電性ta維の所要量を少な
くしながら如何に制振鋼板の導電性を確保するかという
問題に直接的に関係するものである。従って、従来技術
の制振鋼板の製造装置が目的としていたく導電性繊維を
高分子物質の薄膜の中に均一に分散させて圧下・混入す
る必要性〉とともに、如何なる箇所においてもスポット
溶接の可能なように導電性を確保した制振鋼板を経済的
に製造する上で極めて重要な意義を有している。
ところで、制振鋼板の高分子物質の薄板に全ての導電性
ta維が第10図の126または127で示されるよう
な態様で介在せしめられるためには、ラミネートされる
前に散布される導電性繊維が第11図で示されているよ
うな三次元的な立体的形状をなしていることが理想的で
ある。
このような三次元的な形状としておき、高分子物質の薄
板の上に散布し、該薄板内に圧下Φ混入するに要する力
は比較的小さなもので足り、且つ確実に第10図の12
6または127で示されるような態様で薄板内に介在せ
しめられることとなる。
一方、このような三次元的に折り曲げられたta雄を予
め成形したとして、これを第9図に示すようなホッパー
102内に多量に投入した場合、繊維同志がからみ合い
、薄板105に均一に分散させて供給することは不可能
である。
そこで、本発明はホッパー等のta Mlの初期供給部
には直線状の繊維を投入しておき、同ホッパー等からラ
ミネート装置に至るまでに第11図に示すような三次元
的な立体的形状の繊維を形成する装置を創作することに
より、導電性に優れた制振鋼板を製造することとした。
[問題点を解決するための手段] 外周面の軸方向に多数の細溝を形成した磁性を有する第
一の回転ロールに対し、その外周面に非磁性材からなる
多数の棒または突起を摺接させた整流機と、該第一の回
転ロールに噛合する第一の添ロールとを対向配設した第
一折曲げ装置と、第一の回転ロールより強力な磁性を有
し、外周面の軸方向に多数の細溝を形成した磁性を有す
る第二の回転ロールを第一の回転ロールに対し僅かなク
リアランスを介して配設し、該第二の回転ロールに噛合
する第二の添ロールを対向配設した第二折曲げ装置と、
第二の回転ロールに対し、高分子物質からなる薄板を介
して下側に配設され、第二の回転ロールより強力な磁性
を有した移し換えロール、及び、対向して配置されてい
るラミネートロールに、片面に接着剤を塗布した二枚の
鋼板をその塗布面がラミネートロール間で対向するよう
に各ラミネートロールに沿わせて供給するとともに、該
塗布面の対向部分に前記の装置から送り出されてくる薄
板を挟装し、ラミネートロールで抑圧しながら送り出す
ラミネート装置からなり、前記の第一の回転ロールに対
し、磁性ないし半磁性材からなり、導電性を有する短く
裁断された多数の金属H&維を供給することを特徴とし
た制振鋼板の製造装置。
以下1本発明の基本的概念を第1図を用いて説明する。
本発明の装置はその主要部を大別すると、第一折曲げ装
置l、第二折曲げ装置2.移し換えロール3、及びラミ
ネート装置4とからなり、磁性ないし半磁性材からなり
、導電性を有する短く裁断された多数の金属繊維5は第
一折曲げ装置1から第二折曲げ装置2を通じて第二折曲
げ装置2と移し換えロール3の間の高分子物質からなる
薄板6へ供給され、ラミネート装置4へ移送されて、金
FAmm5を供給された薄板6を二枚の鋼板7の間に挟
装して制振鋼板8を製造することとしている。
ここで、第一折曲げ装置1は、外周面の軸方向に多数の
細溝9aを形成した磁性を有する第一の回転ロール9に
対し、その外周面に非磁性材からなる多数の棒または突
起10aを摺接させた整流機10と、該第一の回転ロー
ル9に噛合する第一の添ロール11とを対向配設した構
成を有している。
第二、折曲げ装置2は、第一の回転ロール9より強力な
磁性を有し、外周面の軸方向に多数の細溝12aを形成
した磁性を有する第二の回転ロール12を第一の回転ロ
ール9に対し僅かなクリアランス13を介して配設し、
該第二の回転ロール1.2に噛合する第二の添ロール1
4を対向配設した構成を有している。
尚、前記の各添えロール11.14は一般的には非磁性
材からなることが望ましく、磁性を有しないものである
が、磁性材であっても少なくとも噛合している各回転ロ
ール9,12より磁性が弱いものでなければならない。
移し換えロール3は、第二の回転ロール12より強力な
磁性を有したものであり、第二回転ロール12に対し、
高分子物質からなる薄板6を介してその下側に対向配設
されている。
ラミネート装置4は、対向して配置されているラミネー
トロール15に、片面に接着剤を塗布した二枚の鋼板7
をその塗布面がラミネートロール15間で対向するよう
に各ラミネートロール15に沿わせて供給するとともに
、該塗布面の対向部分に前記の装置から送り出されてく
る薄板6を挟装し、ラミネートロール15で押圧しなが
ら送り出す構成を有している。
[作用] 本発明の装置の作動時においては、各ロールは図の矢印
で示す方向へ回転せしめられ、第一の回転ロール9へ磁
性ないし半磁性材からなり、導電性を有する短く裁断さ
れた多数の金属繊In5が供給される。
供給された金属ta維5は第一の回転ロール9が磁性を
有していることからその回転に伴ない整流機10の部分
へ運ばれるが、整流機10がその棒または突起10aを
第一の回転ロール9に摺接するように配設されているた
め、その長手方向が第一の回転ロール9の外周面の周速
方向になるように整えられる。即ち、第2図は第一の回
転ロール9を整IR,filO側からみた平面図である
が、金属mtlk5は当初ランダムに供給されているた
め、様々な方向に向いているが。
整流機10の多数の棒または突起10aによって徐々に
その方向が整えられてゆき、整流機10が配設されてい
る部分を通過した後には、その長手方向がロールの周速
方向へ向けられるようになる。
ここで、整流機10は金属taM5の方向を整える役割
を果たし、また金属繊m5を第一の回転ロール9の外周
面に均一に分散させる役割を果たしている。
このように方向が整えられた金属m維5は第一の回転ロ
ール9の回転により、第一の回転ロール9と第一の添ロ
ール11の噛合部分へ運ばれる。この噛合部分において
は第3図に示すように、金属繊維5は各ロール9.11
が噛み合うようになっているため、各ロール9.11の
山と谷の噛合により折曲せしめられて送り出されること
になる。この折曲は前記の整流機10によって金属繊維
5の方向が整えられているため、長手方向に垂直な関係
をもって行なわれる。
このように噛合部分を通過して折曲せしめられた金属m
維5は第一の回転ロール9側に吸着されたまま運ばれる
。何故なら、第一の添ロール11は磁性を有していない
か、または磁性を有していても第一の回転ロール9より
弱いものであるからである。
金属繊維5は更に第一の回転ロール9の回転に伴ない第
二の回転ロール12との対向部まで運ばれるが、その対
向部の最小クリアランス13において第一の回転ロール
9から第二の回転ロール12側へ移り換わる。これは、
第一の回転ロール9より第二の回転ロール12の方が強
力な磁性を有しているため、第二の回転ロール12の磁
性よってより強力に吸引されるためである。
この移り変った後の金属繊維5と第二の回転ロール12
の外周面の関係を第4図及び第5図で示す。
第4図は、第二の回転ロール12の外周面を平面的に示
したものであるが、各金属繊維5は既に整流機10によ
ってその長手方向が第一の回転ロール9の周速方向に整
えられているため、第2の回転ロール12においてもそ
の方向性を有したまま吸着することになる。ただ、金u
mm5は既に折曲せしめられているため、二次元的な広
がりを宥しているが、第5図に示すように第二の回転ロ
ール12の山の頂点に載り、且つ折曲による二次元的な
広がりの方向が第二の回転ロール12の細溝方向となる
態様で吸着することになる。
このように第二の回転ロール12に吸着された金am維
5は第二の回転ロール12の回転に伴ない第二の添ロー
ル14との噛合部分へ運ばれる。この噛合部分において
も第3図に示すと同様に、金属繊維5は各ロール12.
14が噛み合うようになっているため、各ロール12゜
14の山と谷の噛合により折曲せしめられて送り出され
ることになる。但し、この場合においては、第3図の場
合と異なり金属縁、@5が既に二次元的に折曲せしめら
れているため、第6図に示すような態様で各ロール12
.14の噛合部分に入れられてゆくことになる。
従って、この噛合部分においては、前記の第一折曲げ装
′alにより折曲されて、二次元的な広がりを有してい
る金ji!H&fm 5のその広がりに対して垂直方向
から折曲げが加えらえることになる。
このようにして折曲げられた金属m維5は第二の回転ロ
ール12の各細溝12aの表面において第7図に示すよ
うな形状に成形されることになる。
この噛合部分を通過して折曲せしめられた金属繊維5は
第二の回転ロール12偏に吸着されたまま運ばれる。何
故なら第二の添ロール14は磁性を有していないか、ま
たは磁性を有してい′Cも第二の回転ロール12より弱
いものであるからである。
このようにして、金属繊維5は二回折曲せしめられて薄
板6との対向箇所へ運ばれることになるが、同対向箇所
においては、薄板6の下側に第二の回転ロール12に対
向せしめて移し換えロール3が設けてあり、且つ移し換
えロール3は第二の回転ロール12より強力な磁性を有
しているものであるため、金属繊維5は第二の回転ロー
ル12から薄板6の上に分散されることになる。この分
散される金属tam5は二回の折曲により、その全てが
第11図に示した理想的な形状に近似した三次元的な立
体的形状に形成されたものである。
次にこの形成された金属縁@5を載せた薄板6はラミネ
ート装置4へ連続的に移送される。
このラミネート装置4においては、対向して配置されて
いるラミネートロール15に1片面に接着剤を塗布した
二枚の鋼板7をその塗布面がラミネートロール15間で
対向するように各ラミネートロール15に沿わせて供給
するとともに、該塗布面の対向部分に前記の装置から移
送されてくる三次元的な立体的形状に折曲された金属繊
維5を載せた薄板6を挟装し、ラミネートロール15で
押圧しながら送り出す。
これによって製造される制振鋼板8は、高分子物質から
なる薄板6に第10図に示す態様で金属繊維5が混入さ
れたものを二枚の鋼板7で挟装したものとなり、導電性
に優れたものである。
[実施例] 本発明の一実施例に係る装置の概略的斜視図を第8図に
示す。
この装置において、第一折曲げ装F1121、第二折曲
げ装置22、高分子物質からなる薄板23、移し換えロ
ール24、及びラミネート装置25の構造、配設、及び
共働関係については。
前記の[問題点を解決するための手段]及び[作用]に
記蔵した内容と同様である。
ただし、この実施例においては、金属繊維として畝縁g
126を用いるものとし、第一折曲げ装置21における
第一の回転ロール27への初段階における鉄m$26の
供給のために、従来技術における制振鋼板の製造装置の
一部である金属m維の連続供給装置28を利用している
この装置の作動時においては、まずホッパー29内の鉄
@!1a26は磁性を有する供給ロール30に吸着し、
ホッパー29内をロールの外周面に沿って運ばれるが、
ホッパー29の下部開口部のロール回転方向前方に設け
られているスクレーパー31により、供給ロール30の
外周面に均一な網目状に形成されている溝30a以外の
箇所にあるものの殆どはホッパー29内に残留せしめら
れ、溝30aに入っているものがホッパー29から運び
出され、更に補助スクレーバー32により溝30a以外
にあるものが除去されて、第一折曲げ装置21の第一の
回転ロール27との対向部分まで運ばれる。
ところで、第一の回転ロール27は供給ロール30より
強力な磁性を有するようにされており、ソノ結果、鉄m
m2sは供給0− 、IL/ 30 カら第一の回転ロ
ール27側へ移り換わることになる。そして、この第一
の回転ロール27へ移り変った鉄ta維26の散布状態
は均一な網目状となる。何故なら、供給ロール30の溝
30aがロール外周面に均一な網目状に形成されていた
からである。
このようにして第一の回転ロール27に移った鉄m維2
6は整rlt機33によってその長手方向が第一の回転
ロール27の周方向へ整えられ、第一の回転ロール27
とそれに噛合している添ロール34との噛合部分へ運ば
れて折曲せしめられ、更に第一の回転ロール27に吸着
されたまま第二の回転ロール35との対向部分まで運ば
れて、第一の回転ロール27より強力な磁性を有してい
る第二の回転ロール35に移り換わる。
第二の回転ロール35に移り換わった鉄繊維26は該ロ
ール35の回転に伴ないそれと噛合する添ロール36と
の噛合部分へ運ばれるが、ここでは第一の折曲げ装置2
1で折曲げられた方向に対して垂直な方向から曲げが加
えられる。
−そして、鉄繊維26は第二の回転ロール35に吸着さ
れたままロールの回転に伴ない薄板23を介して対向し
ている移し換えロール24との対向箇所まで運−ばれる
この対向箇所においては、移し換えロール24の磁性が
第二の回転ロール35の磁性より強力であるため鉄繊維
26は第二の回転ロール35から離脱し、移し換えロー
ル24側に吸引され、その結果、三次元的に折曲せしめ
られた鉄繊維26が薄板23の上に散布されることにな
る。この散布の状態は畝縁l1126が当初から均一に
各ロールの外周面に吸着されて順次運ばれているため、
均一な分布となる。
このように折曲せしめられた鉄繊維26が散布された薄
板23は最終的にラミネート装置25へ移送され、ラミ
ネートロール37の間で二枚の鋼板38により挟装され
て、制振鋼板39となって送り出される。
当然に、この制振鋼板39においては、前記の三次元的
に折曲げられた鉄繊維26が薄膜23内に圧下・混入さ
れて、二枚の鋼板38間で確実な導電性を保証すること
になる。
尚、最初の段階で、金属繊維の連続供給装置28を用い
たことは、整流a33の棒または突起33aの本数を減
少させることができ、また鉄Fi&維26の均一な散布
を確保することができるという利点を有している。
[発明の効果] 以上のように1本発明の装置は、導電性繊維を第11図
に示したような三次元的な形状に折曲せしめて、これら
がからまり合うことなく、高分子物質からなる薄板へ供
給することを可mとする。
従って、導電性mmを二枚の鋼板間に確実に電気的導通
性をもたせる態様で隙板間に均一に圧下・混入すること
ができる。
この結果、高価な導電性繊維の使用量を最小にしながら
、如何なる箇所でもスポット溶接の可能な制振鋼板を効
率的に製造することを可能とする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的概念を示す図、第2図は第一の
回転ロールにおける整流機が設けられている部分の外周
面を示す図、第3図は第一の回転ロールと添ロールの噛
合部分の拡大図、vg4図は第二の回転ロールの外周面
を平面的に示した図、第5図は第2の回転ロールの外周
部を側部からみて、折曲された金属滋維の吸着状態を示
した図、第6図は第二の回転ロールとその添ロールの噛
合部分を拡大した斜視図、第7図は第二の回転ロールの
細溝に折曲せしめられた金属繊維が吸着した状態を示す
斜視図、第8図は実施例装器の概略的斜視図、第9図は
従来の制振鋼板の製造装置の概略図、第10図は制振鋼
板の断面図であり、導電性m、*の介在の各態様を示す
図、第11図は導電性繊維の理想的形状である三次元的
な立体的形状を示す斜視図である。 1・・・第一折曲げ装置 2・・・第二折曲げ装置 3
・・・移し換えロール 4・・・ラミネート装置 5・
・・金属繊維 6・・・高分子物質からなる薄板 7・
・・鋼板 8・・・制振鋼板 9・・・第一の回転ロー
ル9a・・・細溝 10・・・整流機 10a・・・棒
または突起 11・・・第一の添ロール 12・・・第
二の回転ロール 12a・・・細溝 13・・・り、リ
アランス14・・・第二の添ロール 15・・・ラミネ
ートロール 21・・・第一折曲げ装置 22・・・第
二折曲げ装Fa 23・・・高分子物質からなる薄板 
24・・・移し換えロール 25・・・ラミネート装置
 26・・・畝縁m  27・・・第一の回転ロール 
28・・・金属繊維の供給装置 29・・・ホッパー 
30・・・供給ロール 30a・・・網目状の溝 31
・・・スクレーバー 32・・・補助スクレーバー 3
3・・・整流機 33a・・・棒または突起 34・・
畑−の添ロール 35・・・第二の回転ロール 36・
・・第二の添ロール 37・・・ラミネートロール 3
8・・・鋼板 39・・・制振鋼板

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 外周面の軸方向に多数の細溝を形成した磁性を有する第
    一の回転ロールに対し、その外周面に非磁性材からなる
    多数の棒または突起を摺接させた整流機と、該第一の回
    転ロールに噛合する第一の添ロールとを対向配設した第
    一折曲げ装置と、 第一の回転ロールより強力な磁性を有し、外周面の軸方
    向に多数の細溝を形成した磁性を有する第二の回転ロー
    ルを第一の回転ロールに対し僅かなクリアランスを介し
    て配設し、該第二の回転ロールに噛合する第二の添ロー
    ルを対向配設した第二折曲げ装置と、 第二の回転ロールに対し、高分子物質からなる薄板を介
    して下側に配設され、第二の回転ロールより強力な磁性
    を有した移し換えロール、及び、 対向して配置されているラミネートロール に、片面に接着剤を塗布した二枚の鋼板をその塗布面が
    ラミネートロール間で対向するように各ラミネートロー
    ルに沿わせて供給するとともに、該塗布面の対向部分に
    前記の装置から送り出されてくる薄板を挟装し、ラミネ
    ートロールで押圧しながら送り出すラミネート装置 からなり、 前記の第一の回転ロールに対し、磁性ないし半磁性材か
    らなり、導電性を有する短く裁断された多数の金属繊維
    を供給することを特徴とした制振鋼板の製造装置。
JP61218724A 1986-09-16 1986-09-16 制振鋼板の製造装置 Pending JPS6372548A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014522729A (ja) * 2011-07-11 2014-09-08 ヴィスコ ラーザーテクニーク ゲーエムベーハー テイラードシートメタル片の製造方法および製造装置

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JP2014522729A (ja) * 2011-07-11 2014-09-08 ヴィスコ ラーザーテクニーク ゲーエムベーハー テイラードシートメタル片の製造方法および製造装置

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