JPS6371824A - 高屈折率光学ガラスを用いるパルスレ−ザ−光のパルス遅延機構を有するパルス幅拡大装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、屈折率が高（、比重の小さい光学ガラスを使
用した、小型、軽量なパルス遅延８！構を有するパルス
幅拡大装置に関するものである。

（発明が解決しようとする問題点） これまでパルスレーザ−のパルス幅を広げるためには、
複数のビームスプリッタ−と複数の再結合ミラーより構
成されるいわゆる多重ビームスプリッタ−が使用されて
きた。この方法は、本発明と同様に分割したパルスを光
路長を利用して遅延させこれを再度結合するとによりパ
ルス幅を広げることを目的としたものである。しかしこ
れまでの方法は、空気中でパルスの遅延を行うため元の
パルス幅より広いパルスを作るためには、非常に艮い光
路長を使用するか、あるいは複数回パルスを分割して再
度結合することが必要となる。この結果、遅延８！構そ
のものが大型化するとともに、多数回のビームの結合に
より最終的なパルス強度が大幅に低下する。

（問題点を解決するための手段） 詳細に述べると、本発明はビームスプリッタ−で分割し
たパルスレーザ−尤の一方の光を屈折率が高く光吸収率
の低い光学ガラス中で多重反射させることにより、他方
に比べて時間的な差をつけ、これを再度結合することに
よりパルス幅の広いパルスレーザ−光を作ることを目的
としたものである。ビームスプリッタ−の分割比を調整
し、複数のパルス遅延機構を使用することにより、より
パルス幅の広いレーザーパルスを作ることが可能である
。

（発明の効果） 本発明では、高い屈折率の光学がラスをパルスの伝播媒
質として使用するため、実行光路長は最大空気の約２倍
となり、装置の小型化が計られる。

また光学ガラスの中で多重反射を行うために遅延８！構
は極めて小型化される。さらに、比重の小さい光学ガラ
スを使用するために遅延機構の軽量化が什われる。

（実施例） 本発明の一つの実施例を図に示す。ｍ１図は本発明を実
施する遅延８！構の一例を示す概念図である０図で、（
１）はビーム分割用ミラー、（２）は高屈ｔｌ？率ガツ
ガラス用する光学的遅延機構、（３）は再結合用ミラー
である。

（１）によって分割されたレーザーパルスの一方は、そ
のまま直進し再結合ミラーに達する。分割されたもう一
方のレーザーパルスは、遅延を行うための高屈折率プラ
スに比べて再結合ミラーに達する時間が遅れる。この２
つのパルスは（３）によって１個のパルスとなるが、そ
のパルス幅は遅延時にの応じて元のパルス幅より広くな
り、最大元のパルス幅の２ぽいのレーザーパルスが得ら
れる。

第２図に遅延時間とパルス幅の関係を示した。

元のパルス幅の２倍以上のパルス幅が必要な場合には、
ビーム分割用ミラー、遅延機構及び再結合ミラーを付加
することにより達成が可能である。

第２図に４個の遅延ｇ構によって作られるパルス幅とレ
ーザー強度の関係を示した。

【図面の簡単な説明】

第１図はパルス幅拡大装置の概念図である。 （１）はビーム分割用ミラー、（２）は高屈折率ガラス
を使用する光学的遅ｌｃ代構、（３）は再結合用ミラー
である。 第２図は４個の遅ｆｆ１ｆｉ構によって作られるパルス
幅とレーザー光強度の関係を示したものである。 （外５名） Ｌ／凹　　　　　　　λ２図 ム

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、屈折率が高い光学ガラスを使用するパルス遅延機構
   を有することを特徴とするパルス幅拡大装置。 ２、実行光路長を高屈折率ガラスを使用して幾何学長よ
   り延ばすことを利用するパルス遅延機構を有することを
   特徴とする特許請求の範囲１項記載の装置。 ３、光学ガラス内部での多重反射を利用して光路長を延
   ばすことを利用することを特徴とするパルス遅延機構を
   有する特許請求の範囲第１項記載の装置。 ４、光学ガラスに比重の小さい重フリントガラスを使用
   することを特徴とするパルス遅延機構を有する特許請求
   の範囲第１項、第２項または第３項記載の装置。