JPS6371347A

JPS6371347A - オフセツト印刷機

Info

Publication number: JPS6371347A
Application number: JP61214073A
Authority: JP
Inventors: Koichi Hirata; 耕一平田; Hiroyuki Hara; 博幸原; Kouji Morita; 森田　鴻司
Original assignee: Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Current assignee: Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date: 1986-09-12
Filing date: 1986-09-12
Publication date: 1988-03-31

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は従来のオフセット印刷機の版胴の機能を代替す
る焦す１１版化オフセット印刷機に関するものである。

〔従来の技術〕

（１）従来技術は湿し水、平版を使用するオフセット印
刷機に関するものである。

（２）無刷版化としては従来技術は存在しない。

〔発明が解決しようとする問題点〕

現在、ディジタル画像データをオフセット印刷する為に
は製版機等を用いてアルミ他の平版を作り、オフセット
印刷機の版胴に版を装着しなければならない、従って、
平版製作、見当合せ等に費用と時間を要し、特に少ロッ
ト印刷ではコストが増大する等の問題点がある。

〔問題点を解決するための手段〕

（１）従来の版胴を親インキ性処理したドラムとする。

（２）画像データより非画線部に対応する磁気ドラムの
外表面を磁気ヘッドによって磁化させ磁気潜像を形成す
る。

（３）磁気潜像に親水性処理と定着剤をまぜた磁性粉を
供給する。

（４）上記に上り磁気ドラムの非画線部に親水性磁性粉
を付着させた後、親インキ性処理し六版胴に転写、定着
させる。

（５）　　この非画線部となる版胴上の磁性粉に湿し水
が、また磁性粉の付着していない部分にインキを供給す
る。

〔作　用〕

（１）磁気ドラムの外表面にディジタル画像データから
、非画線部に対応した部分を磁化させる事により磁気潜
像を形成する。

（２）磁化された部分に定着剤を有する親水性磁性粉を
付着させ、この後この磁性粉を親インキ性処理された版
胴へ転写し、定着させる。

（３）親水性磁性粉を定着した版胴の非画線部のみに湿
し水を供給できる様になり、従来のオフセット印刷の版
と同等の機能を果す。

（４）上記によりオフセット印刷の無刷版化が可能と々
す、ディジタル画像データからの直接的印刷が行なわれ
る。

〔実施例〕

まず、従来のオフセット印刷装置の版胴部分と代替する
部分の構成を第１図に示す。

第１図で１は磁気ドラムを示している。この磁気ドラム
の表面は耐摩耗性がある材料で表面処理され、その下層
に磁性材料、例えばＣｏ　−Ｎｉ　合金薄膜がアンダー
コートされている。２は磁気ヘット０を示し、後述する
画像データ演算部１３より送られて来る画像データに対
応して上記磁気ドラム表面上を部分的に磁化させ磁気潜
像を形成する。３は磁気ヘッドにより磁化された磁気ド
ラムの磁気潜像を消去するための消磁ヘッドである。４
は磁性粉供給部で、例えば複写コピー等に使用されるマ
グネットロールなどで構成され、磁気ドラム上に親水性
の磁性粉を供給する役割を有する。５は磁気ドラムから
転写定着された版胴８上の磁性粉を除去するためのクリ
ーニング部で、磁性粉の定着剤を溶融する溶剤塗布部と
その溶剤と磁性粉を吸引する部分から成り立っている。

６は湿し水供給部であ９１版胴上の磁性粉付着部分に非
画線部となる水を供給する。７はインキ供給部であり、
版胴上の磁性粉非付着部分にインキを供給し画線部を形
成させる。８は版胴で、親インキ性処理された表面、を
有し、との版胴に磁気ドラムから転写された親水性の磁
性粉が定着され非画線部を形成する。９はブランケット
ロール、１０は圧胴、１１は印刷用紙供給部である。１
２は磁性ト“ラム上の磁性粉を版胴上へ転写、定着する
だめの定着ロールである。

なお、磁気ヘット＃２と消磁ヘットａ３には磁気ドラム
が回転している時、ドラム回転軸方向にヘッドが平行移
動しながら、磁化及び消磁するシリアルタイプとヘッド
が回転軸方向の幅と同寸法のものが固定されており、電
気的に走査して、磁化及び消（みするラインタイプ等が
ある。

第２図は４色フルカラー・マグネットオフセット印刷装
賃を示している。１３は画像データ演算部であり、カラ
ースキャナ、磁気ディスク、画像伝送等外部からの画像
データを受は入れ、黒色を含む４原色に色分解されたデ
ータに対し、各々適当な画素数及び階調数に分割演算す
る機能を持っている。そして、各原色に対応した前記磁
気ヘッド２に画像信号を送る。他の機械的構成は従来の
オフセット印刷装置と同等の構成をもつ。

次に本装置の作用を説明する。

まず外部より画像データ演算部１３に入ったデジタル画
像データはシアン、マゼンタ、イエロ、プラックの原色
に対応したデータに分割される。分割された各々の色の
データは１ｍ当り１６６画素上で表現され、また、その
１画素も６４階調以上の階調数で表現される種演算処理
される。

次に磁気ドラム１の外周表面上に形成される磁気潜像形
成法について説明する。

まず磁気ドラム１の全表面が消磁ヘッド３で消磁される
。磁気ドラムの磁化されるべき部分は非画線部であるの
で、上記画像データは磁化すべき非画線部データに変換
される。非画線部に対応するデータが磁気ヘッド２に送
られ、磁気ドラム１の非画線部に対応する部分が磁化さ
れる。（画線部は磁化されない）また別法として、磁気
ト°ラム１を全面磁化しておき１画線部のみ消磁する方
法も考えられる。磁化された磁気ドラム１の外表面が磁
性粉供給部４に来石と、その表面が親水性処理され、か
つ定着剤を混合された磁性粉が供給され、磁気潜像部の
みにその磁力で付着し保持される。

次に磁気ドラム上の磁性粉は版胴８と接する時に通常の
複写機に利用される静電界ないしは逆磁界をかけること
により版胴８に転写される。転写された磁性粉は定着ロ
ール１２で親インキ性処理された版胴表面に定着される
。

以上の操作が終ると、版胴８は湿し水供給部６とインキ
供給部７を通過し、磁性粉定着部には水が、その他には
インキがコートされる。これＫより、従来のオフセット
印刷の版と同等の機能を果す事ができる。版胴外表面の
画線部のインキは９のブランケットロールの外表面に転
移し、印刷用紙供給部１１より来る印刷用紙が圧胴ｌＯ
とブランケット９０間を通過する時に印刷用紙に転移し
、印刷が行われる。

印刷作業が終了すると、クリーニング部５において、磁
性粉定着剤を除去するための溶剤を噴射し、かつ磁性粉
共々吸引し、版胴８を全面的に親インキ性に復帰させる
。また磁気ドラムｌの磁気替像は消磁ヘッド３にて消去
する。

〔発明の効果〕

（１）オフセット印刷の無刷版化が可能となり、ディジ
タル画像データから直接的に印刷が可能となった。

（２）平版が不要となり、千版裂作作業、装着作業及び
その経費が不要となった。

（３）見当合せが不要となった。

（４）少ロット印１’ａｌｌ　Ｋもオフセットカラー印
刷が容易に対応できる様になった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明オフセット印刷機の実施例における磁気
ドラム回りを示す。第２図は第１図の装置を含んだ印刷
装管全体の配置図である。ｌ・・・磁気ドラム　　　２・・・磁気ヘッド３・・・
消磁ヘッド　　　４・・・磁性粉供給部５・・・クリー
ニング部　６・・・湿し水供給部７・・・インキ供給部
　　８・・・版胴９・・・ブランケットロール１０・・・圧胴　　　　　　１１・・・印刷用紙供給部
１３・・・画像データ演ず１部復代理人　弁理士　開本重文外２名４−・−磁性＠Ｉ片飴部５−・−クリーニング部６・・浬し水イバ給部９・−ブランケットロール１０−・−辻」同

Claims

【特許請求の範囲】

版胴に隣接して設けられた外表面に磁性体を有する磁気
ドラムと、非画線部に対応する磁気ドラムの外表面を磁
化させ磁気潜像を形成させる為の磁気ヘッドと、磁気ド
ラムの磁化した非画線部に親水性処理を行ない且つ定着
剤を混合した磁性粉を供給する微粉供給部と、磁気ドラ
ム上の磁性粉を転写、定着される親インキ性処理された
版胴と、版胴にインキを供給するインキ供給部と、版胴
の磁性粉定着部（非画線部）に湿し水を供給する為の湿
し水供給部と、版胴上の磁性粉を除去するクリーニング
部と、磁気ドラムの磁気を消す為の消磁ヘッドとを具え
たことを特徴とするオフセット印刷機。