JPS637043Y2 - - Google Patents

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JPS637043Y2
JPS637043Y2 JP1567787U JP1567787U JPS637043Y2 JP S637043 Y2 JPS637043 Y2 JP S637043Y2 JP 1567787 U JP1567787 U JP 1567787U JP 1567787 U JP1567787 U JP 1567787U JP S637043 Y2 JPS637043 Y2 JP S637043Y2
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JP
Japan
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sole
heel
pedestal
foam
hardness
Prior art date
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Expired
Application number
JP1567787U
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English (en)
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JPS62126104U (ja
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Publication date
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Priority to JP1567787U priority Critical patent/JPS637043Y2/ja
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Publication of JPS637043Y2 publication Critical patent/JPS637043Y2/ja
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術の分野) この考案は靴底に関するものである。
(従来技術) 従来、靴底の踵部の上面に開口した凹部を形成
し、該凹部に靴底と一体に弾性の踵補強梁を形成
して軽量性とクツシヨン性を付与した靴底は、例
えば実開昭49−140239号にも示されているように
公知である。この種の靴底においてクツシヨン性
と軽量性は改善されるが衝撃吸収性が不十分であ
つた。
また靴底の踵部に衝撃吸収性の発泡体を埋込ん
だものも実開昭58−16203号によつて提案されて
いるが、軽量性が不十分でしかも衝撃吸収性の発
泡体の肉厚が大きくなるにしたがつて、圧縮永久
ひずみが大きくなり圧縮永久変形し長期に亘つて
の着用で衝撃吸収性の発泡体の上面において、中
底(インソール)の踵部が落込み踵部支持性が喪
失され着用感が著しく阻害される欠点があつた。
(考案の目的) この考案は上述の欠点を除去したものであつて
軽量性と適度のクツシヨン性を保持し、しかも衝
撃吸収性、踵部支持性に優れた着用感の良好な靴
底を提供しようとするものである。
(考案の構成、実施例) この考案を以下実施図面に従つて説明すれば、
この考案は靴底主体1の踵部に上面に開口した凹
部2を設け、該凹部2の下方部にJIS硬度が50゜〜
70゜のゴムからなり、且つ区画壁31.31…に
よつて多数の中空な区画室32.32…を形成し
た台座3を位置させ、該凹部2の上方部において
台座3の上に反発弾性が5〜40%でSRIS−0101
による硬度が40゜〜90゜の低反発弾性の発泡体4を
位置させたことを特徴とする靴底を考案の要旨と
するものである。
この考案において、台座3は、靴底主体1が
JIS硬度が50゜〜70゜のゴムで構成されている場合
は、靴底主体1と一体に、靴底主体1成形時に同
時に成形すれば便利であり、しかも区画壁31.
31…が靴底主体1と一体に形成されているため
踵補強梁として機能するために、靴底の踵部が著
しく補強されることになる。
しかしながら台座3は必要によつては、凹部2
の形状に対応して靴底主体1とは別途に形成して
おき、これを靴底主体1の踵部に設けられた凹部
2に挿入するようにしてもよい。そして台座3の
区画室32.32…は第2図に示すように区画壁
31.31…によつて完全に囲繞された完全に独
立したものであることが好ましいが、第3図に示
すように区画壁31.31…を部分的に欠如し
て、相互に隣接する区画室32.32…が部分的
に連続したものであつてもよい。
この考案において台座3のJIS硬度を50゜〜70゜
に限定したのは、JIS硬度がそれ以下となれば台
座3の屈曲性が大きくなり、その上に位置する低
反発弾性の発泡体4の安定性が喪失される欠点が
あり、またそれ以上となれば台座3の屈曲性が喪
失されクツシヨン性が全く喪失されてしまう欠点
がある。
そしてこの考案において低反発弾性発泡体4と
は粘弾特性を有し、その粘弾性によつて、衝撃力
が付加された時の振動性の剪断歪が熱エネルギー
に変換されるため、その分だけ完全弾性体に比較
して衝撃力を自己吸収し、反発弾性が低下される
ものをいい、例えば具体的にはそのような発泡体
としては、ゴム、EVA等の弾性材料に通常以上
の粘着剤を添加して発泡架橋したもの、不完全架
橋のウレタン発泡体等が一般によく知られてい
る。
この考案において低反発弾性の発泡体4の反発
弾性を5〜40%に限定したのは、反発弾性がそれ
以下となれば圧縮永久ひずみが大きくなり、着地
の際靴底の踵部に付加された衝撃圧によつて該発
泡体4が大きく永久変形し、形状保持性が著しく
減退し踵部支持性が損われる欠点があり、またそ
れ以上となれば衝撃吸収性が著しく低下される欠
点があるからである。そしてさらに低反発弾性の
発泡体4のSRIS−0101による硬度(膨張ゴムの
物理試験方法に関する日本ゴム協会標準規格によ
る圧縮かたさ試験による硬度)を40゜〜90゜に限定
したのは、硬度がそれ以下となれば柔らかすぎて
小さな力で該発泡体4が容易に圧縮変形され衝撃
吸収性が不完全になる欠点があり、また硬度がそ
れ以上となれば逆に硬すぎて圧縮変形性が小さく
なり、衝撃吸収性が不完全になる欠点があるから
である。さらにこの考案において、凹部2を被覆
密封して上底5を位置させておけば、凹部2、特
に台座3の区画室32.32…に介在された空気
が気密に密封されることになるので、この密封さ
れた空気によつて衝撃吸収性が更に付与され、し
かも台座3のクツシヨン性が一層促進されるので
一層着用感が良好になる。そして上底5としては
JIS硬度が60゜〜80゜のゴム製のものを使用すれば、
胛被との接着性を阻害することなく、長期に亘つ
ての着用で衝撃吸収性の発泡体4が多少圧縮永久
変形したとしても、上底5の形態保持性により上
底5の上部に位置する中底が大きく落ち込むこと
がなく、踵部支持性が阻害されることがない。こ
の考案の靴底は常法によつて接着、縫着等の適宜
手段によつて靴胛部に装着される。
(考案の効果) この考案は以上のように構成されているので、
この考案の靴底を装着した靴は、台座3の中空な
区画室32.32…によつて靴底の踵部が著しく
軽量化されるとともに、着地の際、靴底の踵部に
付加された衝撃に対して、区画室32.32…を
構成する区画壁31.31…によつて適度なクツ
シヨン性と衝撃吸収性が保持され、さらに区画壁
31.31…によつて吸収できなかつた残余の衝
撃は低反発弾性の発泡体4によつて完全に吸収さ
れる。
したがつて、着地の際の衝撃は前記したように
台座の区画壁31.31…によつて一次的に吸収
されるので、低反発弾性の発泡体4の肉厚を最小
限に設定でき、長期の使用に当つて該発泡体4が
永久的に大きく圧縮変形されることがないので、
足の踵部支持性が良好である。
また長期の使用において、該発泡体4が永久的
に多少圧縮変形されたとしても、この靴底を装着
した靴において、該発泡体4の上部に位置する中
底の踵部が、該発泡体4の圧縮変形に対応して
個々の着用者の足裏形状に沿つて、多少湾曲変形
されるので足の踵部支持性が一層良好となる。
したがつて、着用感に優れた靴底を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
図面は実施例を示すものであつて、第1図はそ
の一部切欠見取り図であり、第2図は第1図の靴
底を装着した靴の踵部断面図である。第3図は他
の実施例におけるその一部切欠見取り図である。 符合の説明、1……靴底主体、2……凹部、3
……台座、31……区画壁、32……区画室、4
……低反発弾性の発泡体、5……上底、6……胛
被、7……中底。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 靴底主体1の踵部に、上面に開口した凹部2を
    設け、該凹部2の下方部にJIS硬度が50゜〜70゜の
    ゴムからなり、且つ区画壁31.31…によつて
    多数の中空な区画室32.32…を形成した台座
    3を位置させ、該凹部2の上方部において台座3
    の上に反発弾性が5〜40%でSRIS−0101による
    硬度が40゜〜90゜の低反発弾性の発泡体4を位置さ
    せたことを特徴とする靴底。
JP1567787U 1987-02-04 1987-02-04 Expired JPS637043Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1567787U JPS637043Y2 (ja) 1987-02-04 1987-02-04

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1567787U JPS637043Y2 (ja) 1987-02-04 1987-02-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62126104U JPS62126104U (ja) 1987-08-11
JPS637043Y2 true JPS637043Y2 (ja) 1988-02-29

Family

ID=30806830

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1567787U Expired JPS637043Y2 (ja) 1987-02-04 1987-02-04

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JPS62126104U (ja) 1987-08-11

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