JPS6369945A - オ−ステナイト系耐熱鋼 - Google Patents

オ−ステナイト系耐熱鋼

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Publication number
JPS6369945A
JPS6369945A JP21064686A JP21064686A JPS6369945A JP S6369945 A JPS6369945 A JP S6369945A JP 21064686 A JP21064686 A JP 21064686A JP 21064686 A JP21064686 A JP 21064686A JP S6369945 A JPS6369945 A JP S6369945A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strength
added
austenitic heat
resisting steel
less
Prior art date
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Pending
Application number
JP21064686A
Other languages
English (en)
Inventor
Fujimitsu Masuyama
不二光 増山
Fumio Mitsuura
満浦 不三男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は発電用ボイラ及び化学プラントの熱交換器、配
管に適用されるオーステナイト系耐熱鋼に関する。
〔従来の技術〕
発電用ボイラ及び化学プラントの熱交換器にはSUB 
50,4HTBが従来から多用されている。しかし、S
US 304HTBは18Cr−8Ni系オーステナイ
トステンレス鋼の中では最も高温強度が低く、SUS 
347HTB、 5t7S 521 H’l’B及び5
tTS516HTBに比べて管厚が厚くなり重量が増加
する欠点がある。 SUS 504HTBの高温強度向
上の手段として、SUS 521 HTB −? 8U
S 347HTBに添加されるT1やNbをそれぞれ約
15%添加することによって、8US 347HTB並
の強度が得られた材料もある。しかし、T1とNbを合
計した添加量は従来鋼種の場合とほぼ同様であり、SU
S 504HTBに比べて価格が高くなることになる。
従来から@量成分元索の添加によるクリープ強度の向上
については筏々試みられているが、これまでに大巾な強
度同上を達成した例はない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明はSUS 14HTHの高温強度を微量成分元素
の添加によって向上させ、8US 547H’I’Eと
同等の強度としたオーステナイト系耐熱鋼を提供しよう
とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、 (11重量%で、C0.ol 〜0.1%、Si≦0.
 75%、Mn<2%、P≦Q、04%、S≦α03チ
、Ni8〜11%、Cr18〜20%を含み、残部Fe
  及び不可避の不純物からなる基本組成に、NbCL
 01〜IIL32(但しN’b (8X 0%)を含
んでなることを特徴とするオーステナイト系耐熱鋼及び (2)  重量チで、Cr18〜2%、S1≦175%
、Mn62%、P≦0.O4%、S≦α03%、Ni8
〜11%、Cr18〜20 %’に含み、残部Fe  
及び不可避の不純物からなる基本組成に、Nb 0. 
01〜[1L32(但しN’b (8X C’%)及び
Bα001〜α01チを含んでなることt″特徴するオ
ーステナイト系耐熱鋼 である@ すなわち本発明は、SUS 504HTBの基本成分に
特定微量のNb又はNbとBt″添加させることにより
、上記目的を達成させたものである。
以下、本発明のオーステナイト系ステンレス鋼の成分駆
足理由について詳述する。以下、チは重i′%を意味す
る。
1)  CはNl)やCrと結合して炭化物を生成し、
それによってクリープ強度を上昇させるが、本発明の場
合α01%未満では十分な効果がなく、α1%を越えて
添加すると粒界腐食が生じやすくなる。従ってα01〜
0.1%とし次。
2)Sl  は脱酸剤として使用されるが、Crtとの
関係で[1L75%を越えると高温使用中にσ相が析出
し、オーステナイト相を不安定にするので1%以下とし
た。
5)  Mn  はオーステナイトを安定化する元素で
あり、Niと同様の効果を有するが、2襲を越えて添加
した場合、常温強度が高くなり、加工性を害する。従っ
て2チ以下とじ九。
4)  P及びSは不純物元素として粒界に偏析し、高
温強度を低下させるとともにクリープ延性を低下させる
ので、それぞれ、α04%以下及びα03%以下とした
5)N1はOrとともに耐食性を向上させるが、Cr 
量との関係により、基地をオーステナイトに保つために
8%以上が必畏であり、11%までの添加で十分効果が
得られる。また、11%を越えての添加は価格が高くな
る。従って8〜11チとした。
6)  Cr は高温での耐食性を高める上で、Niと
ともに有効に作用するが、18−未満では耐食性が不十
分であり、20%を越えるとオーステナイトが不安定に
なる。従って、18〜20%とし次。
7)  Nb はCと結合して炭化物を生成し、高温強
度を上昇させるが、その効果は(152%と越えた量で
は飽和する。また、α01%未満では十分な効果が得ら
れず、従来のSUS 304HTBの強度を上廻るまで
には至らない。従って0.01〜[1L52%とした。
但し、 Nl)のtをaxe%を越えて添加すると、溶
接による再熱割れ及び高温割れが発生し易いので、Nt
)量に8XC%以下の制限を付した。
8)  Bは粒界強度を向上させクリープ強度と延性を
上昇させる効果があるがNbと複合添加することによっ
て、一段とクリープ強度が上昇する。その範囲はCLO
Olへα01チが最適であることを確認した。従ってα
OO1〜0.O1%とした。
〔実施例〕
第1表に供試材の化学成分を示す。
本発明鋼である表1の符号4及び符号5と比較鋼の符号
9について溶接による高温割れ感受性を比較するため、
ノくレストレイン試験全実施した。試験方法はアークに
より試験材表面を溶融させながら、急激な歪を加えて試
験材を変形させ、溶融ビードに発生した割れの総長さを
比較した。その結果は下記の第2表のとおりであ、j7
,8XC%以上において割れ長さが著しく増大した。な
お、歪は4%とした0 第2表 第1図に650℃、 17.5 ′に!if/w+”o
条件におけるクリープ破断時間をNl)量を変数として
示す。
図中VcU第1表の供試材符号(1〜9)を示す。また
市販の8US 504HTBのクリープ破断テータパン
ドをxで示し、これに対してNb金微量添加した時のク
リープ破断時間とNl)量との関係をYで示す。これを
みると、SUS 304HTBにα01%のNb’i)
添加することにより、市販の5US504HTBの強度
の上限を上廻り、152%以上では飽和に、達する。ま
た、Bを添加した場合には符号5,6.7のように、一
段と強度が上昇する。なお、又は市販のSUS 347
 HTBの強度範囲であるが、本発明鋼はこれにほぼ匹
敵する強度を有している。
〔発明の効果〕
上記のように本発明鋼は市販のSUS 14H’l’B
にNl)をα01〜α32%の微i(但し8XC饅以下
)または同量のNl)とBとをα001〜1101チ添
加することによって、市販のSUS 347HTB並の
強度が得られた0これによって、SUS 547HTB
よりも安価で同等の強度を有する材料が得られ、ボイラ
、化学プラント用熱父換器管の管を薄くでき、また、耐
用寿命を大巾に伸すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はNl)含有量とクリープ破断時間との関係を示
すグラフである。 復代理人  内 1)  明 復代理人  萩 原 亮 − 復代理人  安 西 篤 夫

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)重量%で、C0.01〜0.1%、Si≦0.7
    5%、Mn≦2%、P≦0.04%、S≦0.03%、
    Ni8〜11%、Cr18〜20%を含み、残部Fe及
    び不可避の不純物からなる基本組成に、Nb0.01〜
    0.32(但しNb<8×C%)を含んでなることを特
    徴とするオーステナイト系耐熱鋼。
  2. (2)重量%で、C0.01〜0.1%、Si≦0.7
    5%、Mn≦2%、P≦0.04%、S≦0.03%、
    Ni8〜11%、Cr18〜20%を含み、残部Fe及
    び不可避の不純物からなる基本組成に、Nb0.01〜
    0.32(但しNb<8×C%)及びB0.001〜0
    .01%を含んでなることを特徴とするオーステナイト
    系耐熱鋼。
JP21064686A 1986-09-09 1986-09-09 オ−ステナイト系耐熱鋼 Pending JPS6369945A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52109420A (en) * 1976-03-10 1977-09-13 Nippon Steel Corp Heat resisting austenite stainless steel
JPS6173868A (ja) * 1984-09-19 1986-04-16 Nippon Steel Corp クリ−プ破断強度の高いオ−ステナイト系ステンレス鋼

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52109420A (en) * 1976-03-10 1977-09-13 Nippon Steel Corp Heat resisting austenite stainless steel
JPS6173868A (ja) * 1984-09-19 1986-04-16 Nippon Steel Corp クリ−プ破断強度の高いオ−ステナイト系ステンレス鋼

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