JPS6366627B2 - - Google Patents

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JPS6366627B2
JPS6366627B2 JP56130845A JP13084581A JPS6366627B2 JP S6366627 B2 JPS6366627 B2 JP S6366627B2 JP 56130845 A JP56130845 A JP 56130845A JP 13084581 A JP13084581 A JP 13084581A JP S6366627 B2 JPS6366627 B2 JP S6366627B2
Authority
JP
Japan
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steel wire
camshaft
speed
cam
feed
Prior art date
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Expired
Application number
JP56130845A
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English (en)
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JPS5775235A (en
Inventor
Suriipaa Ratsuseru Furanku
Josefu Shimonetsuri Robaato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SURIIPAA ANDO HAATOREI Inc
Original Assignee
SURIIPAA ANDO HAATOREI Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SURIIPAA ANDO HAATOREI Inc filed Critical SURIIPAA ANDO HAATOREI Inc
Publication of JPS5775235A publication Critical patent/JPS5775235A/ja
Publication of JPS6366627B2 publication Critical patent/JPS6366627B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21FWORKING OR PROCESSING OF METAL WIRE
    • B21F3/00Coiling wire into particular forms
    • B21F3/02Coiling wire into particular forms helically
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21FWORKING OR PROCESSING OF METAL WIRE
    • B21F23/00Feeding wire in wire-working machines or apparatus
    • B21F23/002Feeding means specially adapted for handling various diameters of wire or rod
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21FWORKING OR PROCESSING OF METAL WIRE
    • B21F3/00Coiling wire into particular forms

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Wire Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、総括的には鋼線コイリング装置に関
するものであり、更に詳しくは、切断のために鋼
線(wire)の送りを断続的に中断しながら、好
ましくは、正弦波状に送りスピードを変えながら
鋼線をコイリングしてゆく装置に関するものであ
る。
従来技術として、種々の型式の鋼線コイリング
装置が一般的に知られている。例えば、米国特許
第1266070号及び2175426号は、鋼線と一定に係合
するが、しかし可変行程を有する往復運動可能な
ギアセグメントによつて断続的に駆動される鋼線
送りロールを開示している。この構造の1つの問
題点は、ギアセグメントをそのスタート位置に、
同様のスピードで且つ前方向に向つて戻すのにか
なりの時間的ロスが必要であるということであ
る。米国特許第1452128号及び第2096065号に開示
された他の例においては、鋼線送りロールは、ク
ラツチ装置を経て駆動され、このクラツチ装置は
鋼線の切断作業のために定期的に送りを停止する
ようにされたカム機構によつて制御される。
一般的に言つて、スプリングが形成された後鋼
線を切断するため鋼線の送りを中断する方法に
は、現在までのところ大きくわけて2つの方法が
存在する。第1は、送りロールを切断時に停止さ
せ動かないように制御する方法である。120度の
停止時間が存在し、従つて有効サイクルは全体の
2/3となつている。これは、時間の労費であり、
一分間あたりのスプリング製造固数を制限するこ
ととなる。
現在のもう一つの装置は、送りロールの一方を
持ち上げて鋼線の運動を停止させるものである。
しかしながら、この装置は、送りロールを一定ス
ピードで駆動する手段が設けられている。スプリ
ングを適当なスピードで製造してゆくためには、
送りロールは、一定スピードで駆動されなければ
ならないが、このことは現在までのところある問
題を発生させていた。特に、送りロールが再係合
する時、鋼線にねじれを生じさせる傾向が存在す
る。完全に一定速度で再係合するためには、この
高速度のスタートを補うために一般的にロール上
の大きな圧力が必要となる。前述した如く、この
ことは、鋼線のねじれ、特に大きな径の鋼線を小
さなコイルにするときにねじれを生じさせる。鋼
線のねじれは、正確なピツチと直径の両方をゆが
めることとなる。
従つて、本発明の目的は、駆動スピードを変化
させることによつて、操作の高効率を達成し且つ
低速の再スタートにより鋼線のねじれを最小にす
ることによつて、従来技術の装置が持つ前述した
欠点を除去することである。
本発明の他の目的は、送りスピードの変化を、
切断中の断続的な送りの中断に関連させた改善さ
れた鋼線送り装置を有することを特徴とする鋼線
コイリング装置を提供することである。送りスピ
ード、好ましくは正弦波状に変化するスピード
は、コイリング操作のほぼ中間の最大スピードか
ら送りの中断中の最低スピードまで変化するよう
になつている。例示された実施例では、駆動スピ
ードの変化を生じさせるために一対の楕円ギヤが
使用されている。
本発明のさらに他の目的は、正確に切断された
コイルスプリングを製造し得ることを特徴とする
鋼線コイリング装置を提供することである。
鋼線コイリング装置のカムシヤフトは、典型的
には軸受に支持されており、該装置内の一定位置
に保持されるようになされている。カムシヤフト
は、ピツチ、直径、送り等のパラメータを制御す
るための1個以上の、通常は3〜5個のカムを支
持する。ある形状のスプリングから他の形状のス
プリングの製造に変える場合には、通常各カムを
再調節するという作業を行なつていたが、この作
業は極めて多くの時間を消費するものであつた。
従つて、本発明の目的は、カムをある特定のス
プリングの製造用に予めセツテイングしたまま、
カムシヤフトから容易に取り外せるようにした鋼
線コイリング装置を提供することである。このよ
うに同一の形状のスプリングを再度製造する場合
には、同一のカムがカムシヤフト上に配置される
こととなるのである。従つて、スプリングの形状
を変える場合にも、個々のカムの再調節を連続的
に行なう必要はなくなるのである。
本発明の上記目的及び他の目的を達成するた
め、コイリングスプリング等を形成する作業ステ
ーシヨンを有し、コイルの形成後適当に支持され
たカツター装置によつて切断するようにした鋼線
コイリング装置が提供されたのである。鋼線コイ
リング装置は、駆動シヤフト、カムシヤフト及び
中間シヤフトを含む多数のシヤフトを支持する支
持フレームを含んでいる。中間シヤフトは、鋼線
がその間を送られるようにされた一対の送りロー
ルを駆動する。本発明の第1の改善点は、少なく
とも1個の送りロールを可変駆動スピードで駆動
し、従つて、鋼線を作業ステーシヨンに可変スピ
ードで送る手段を設けたことである。本発明に従
えば、また、鋼線をコイリングした後の鋼線の切
断に同期して、断続的に鋼線の送りを中断する手
段が設けられている。送りロールを駆動する手段
は、コイリング中送りスピードを最大とし、鋼線
の送りの中断と同期して最低スピードまで減速す
る鋼線送りスピード制御手段を含んでいる。
本発明の操作モードに従えば、好ましい変形例
において送りロールのスピードは、コイリング作
業のほぼ中間における最大スピードから、鋼線の
送りの断続的な中断と同期して起こる最低スピー
ドまで正弦波状に変化する。本発明の好ましい実
施例においては、送りの断続的な中断は、鋼線の
送りを断続的に停止させるべく送りロールを分離
する手段によつて達成される。これら送りロール
の分離手段は、送りロールの一方を、一定位置に
保持された他方の送りロールに対して相対的に持
ち上げるリフト機構を含んでいることが好まし
い。これは、カムシヤフトの運動に応答して送り
ロールの1つを持ち上げるカム手段を含んでい
る。この一方の送りロールは、所定の調節可能な
引張力の下で他方の送りロールの方へ偏倚されて
いる。
可変スピードを提供する手段は、それぞれカム
シヤフト及び中間シヤフトに結合された1対の楕
円ギヤである。
上述した如く、送りの中断のための好ましい実
施例は、送りロールの分離である。代替的な実施
例においては、送りロールの回転を断続的に中断
するために、クラツチ手段が設けられている。こ
のクラツチ手段は、送りロールの最低スピードに
同期して鋼線の送りを停止するように操作され
る。従つて本発明方法に従えば、送りロールが回
転する時、それらは、コイリング操作中の最大ス
ピードまで加速され、それからロールのスピード
は遅くなる。ロールのスピードがほぼ最低となつ
たとき、カムがカムシヤフトによつて駆動され、
1又はそれ以上のカツター装置の操作にほぼ同期
して鋼線の送りは断続的に中断する。しかる後、
送りロールは再び動き出すが、それは、ほぼ最低
スピードから次のコイリング操作中の送りロール
の最大スピードとなるまで戻るようになされてい
る。この断続的な中断は、前述した如く送りロー
ルの分離によつてか、あるいは、送りロールへの
駆動の中断によつて行なわれる。
本発明の他の特徴に従えば、カムシヤフト上の
カムは、全てのカムがカムシヤフト上にセツトさ
れている他のものと簡単に取り替えることができ
る。連続的なカムの調節の必要性を減ずるこの特
徴を提供するため、カムシヤフトの一端に軸受を
支持するフランジが設けられていることが好まし
い。このカムシヤフトは、全てのカムがこの所定
のセツト配置に保持されたままカムシヤフトから
取外せるようにハウジングの一側に充分な直径の
開口部を設けることによつて簡単に取外せること
ができる。この同一セツトのカムは、同一形状の
スプリングを形成する場合に、カムシヤフト上に
再び挿着されることとなる。
以下、図面を用いて本発明に係る鋼線コイリン
グ装置について詳細に説明する。本装置は、コイ
リング装置、カツター装置を含めて多くの従来装
置の部品と実質的に同一の部品を含んでいる。従
つて、ここでは、原材料の送りの中断と組合わさ
つた可変送りロールスピードに関係した装置の部
分について詳細に説明する。
第1図〜第9図は基本的に本発明の好ましい実
施例について詳細に示している。
第10図は、送りの中断を行なうための他の制
御機構を示している。
鋼線コイリング装置は、総括的に番号10で示
されたフレームを含んでおり、カムシヤフト12
や駆動シヤフト14の如き多くのコンポーネント
のための基本的な支持体を提供している。これら
2つのコポーネートは、例えば第2図に図示され
ている。フレーム部材として、基台フレーム部材
22と頂部フレー部材24とに沿つて、直立した
フレーム部材16,18及び20が設けられてい
る。フレーム部材として種々の型式の形態が考え
られるが、その主要目的は、シヤフト及びシヤフ
トに連結されたカム機構の如き装置の主要なコン
ポーネントを支持することにある。
もちろん回転可能なカムシヤフト12及び駆動
シヤフト14の他に、後述する多数のカムアーム
枢軸を支持するための固定シヤフトも設けられて
いる。さらにまた、中間のシヤフト26も設けら
れている。
次に、本実施例において採用されているギア機
構について説明する。この点に関しては、第1図
〜第3図及び第8図を特に参照する。特に第8図
は、主としてギア機構のみを取り出して図示して
あるため理解し易いものである。ギアを支持する
各シヤフトは、直立したフレーム部材16,18
及び20の如きフレーム部材に適当に支持されて
いる。これらの部材の支持は、従来周知の軸受に
よつて行なうことが好ましい。例えば、駆動シヤ
フト14は、直立したフレーム部材18内の軸受
けに支持され、両側の直立したフレーム部材16
及び20内の適当な軸受けまで延び、それに支持
されるようになされていることが好ましい。ここ
で使用されている軸受の数は非常に多いため、そ
れら全てが明確に同一である必要はない。しか
し、これらのシヤフトは、もちろん各々回転を行
ないうるように適当に支持されている。
さて、図面特に第8図に示されたギア機構に関
して説明する。従来周知の駆動モータ28は、出
力駆動プーリー30を含んでおり、この出力駆動
プーリー30は、駆動ベルト32を経て駆動シヤ
フト14上に適当に取付けられた駆動プーリー3
4に連結されている。この取付け方法は、従来周
知の方法であつて、プーリーはシヤフト上にキー
止めされている。モータ28は、モータに連結さ
れた駆動シヤフト14の回転スピードを制御する
ための制御装置(図面には示されていない。)を
有することができる。比較的小さなピニオンギア
G1が駆動シヤフト14に固定されている。第2
図は、直立したフレーム部材18の直ぐ内側の駆
動シヤフト14上のギアG1の位置を図示してい
る。駆動ギアG1は、カムシヤフト12上に固定
された大直径のギアG2と噛合している。第2図
に示されているギアG2も、またもちろん直立し
たフレーム部材18の直ぐ内側に支持されてい
る。カムシヤフト12は、駆動シヤフトのスピー
ドにギアG1とギアG2の直径比を掛けたスピー
ドで駆動される。図示された実施例では、カムシ
ヤフトは駆動シヤフトよりもゆつくりしたスピー
ドで駆動される。第8図において特に示された矢
印は、各ギアの回転方向を図示するためであると
いうことは注意されるべきである。第1の楕円ギ
ヤG3も、またカムシヤフト12にキー止めされ
ており、この楕円ギヤG3は、中間シヤフト26
上に固定された同様の楕円ギヤG4と噛合する。
これらのギアも、また同一の平面内で係合するよ
うにされている。第2図に示されている如く、こ
れらのギアは、直立したフレーム部材18の直ぐ
外側に支持されている。第8図は、2つのギアG
3とG4とが、ギアG3の最大直径とギアG4の
最小直径とで係合した状態を示している。楕円ギ
ヤを使用したことによつて、釣合い錘12Aがギ
アG3に隣接してカムシヤフト12に固定されて
おり、また同様の釣合い錘り26Aが第2の楕円
ギヤG4に隣接して中間シヤフト26に固定され
ている。
第2図にまた図示されている如く、中間シヤフ
ト26は直立したフレーム部材18と20との間
に設けられており、もちろん、それは上記各フレ
ーム部材内に取付けられた軸受に適当に支持され
ている。前述した如く、第2の楕円ギヤG4は、
中間シヤフト26のほぼ一端部に固定されてい
る。中間シヤフト26の他端側には、比較的大直
径のギアG5が設けられている。このギアG5
は、第2図に示されている如く、直立した支持部
材20の外側に位置されている。ギアG5は、第
1の送りシヤフト38上に取り付けられた小さな
ギアG6と噛合する。ギアG5とG6とは、カム
シヤフト12と送りシヤフト38とが適正な回転
比となるように、一対の相対直径を有するように
選択される。第9図及び図示された実施例の回転
スピードを参照する。
送りシヤフト38は、もう1つの送りシヤフト
40と関係している。ギアG7は、シヤフト38
上に固定されており、第2の送りシヤフト40に
固定された同様のギアG8と噛合する。送りシヤ
フト38,40の作動端には、それぞれ送りロー
ル39,41が設けられている。ロール39,4
1及びギアG7,G8は、従来周知の適当な方法
で送りシヤフト上にキー止めされる。第8図は、
また送りロール39と41の間から鋼線42が送
り出されている状態を図示していることに注意を
要する。第8図の状態では、これら送りロール
は、鋼線42を送るために係合している状態にあ
る。次に、第5図を参照すると、送りロールの位
置が変化して断続的に鋼線の送り出しを中断する
ようにしている。
第9図は、波形Cを含む基本的に2つの波形を
示しているスピード・グラフであり、波形Cはカ
ムシヤフトのスピードを示している。この実施例
では、カムシヤフトのスピードは、690rpmであ
る。他方の波形Fは、送りロールのスピードを示
しており、これは、一対の楕円ギヤG3とG4と
を使用したことによつて生じたもので、正弦波状
の形状を有していることに注意を要する。この波
形のピーク値は、1380rpmであり、最低スピード
は約350rpmとなつている。従つてこの実施例に
おいては、送りロールの最高スピードと最低スピ
ードとの比は、4:1となる。カムシヤフトのス
ピードが690rpmというのは、1分間あたり690個
のスプリングを生産することに対応する。従つ
て、この装置の生産率は、カムシヤフトの回転数
(rpm)の関数となる。切断時におけるスピード
が、345rpmとされているけれども、送りのスピ
ードは減速されている。これは、切断時と切断時
との間の急速な増速によつて基本的に補なわれて
いる。
本発明において送りスピードを変化させるとい
う特徴は、また正確さを増大させるという付加的
な利点をもたらしている。送りロールの位置でよ
り迅速にリフト作業が行なわれれば、それだけ切
断作業の正確さは増大する。図示されている如
く、このリフト作業は、カムシヤフトにより行な
われる。このリフト作業が、送りロールの回転よ
りも速い速度で行なわれると、その正確さは増大
する。第9図から分るとおり、操作スピードは変
化するものであり、正確さは、送りスピードの減
速によつて改善されるのである。すなわち、カム
シヤフトの通常の回転速度が690rpmの時に、送
りロールのスピードは、たつたの354rpmである。
カムシヤフトのスピードと送りロールのスピード
が同一である従来装置においては、従来装置をそ
のまま使うかぎり同一の送りスピードに対してそ
の正確さは半分となる。換言すれば、従来装置と
同一の正確さをもつてすれば、本発明装置は2倍
の量の鋼線を送り出すことができる。
第9図は、カムシヤフトのスピードCと送りロ
ールのスピードFとの特定関係の1実施例を図示
したに過ぎない。実際、第8図の実施例は、第9
図の波形に対応するものと考えてもよく、また、
対応しないものと考えてもよい。しかしながら、
2つのスピード間の関係如何にかかわらず、カム
シヤフトのスピードCは、一定であり、且つ送り
ロールのスピードFは変化し、とくに第9図に示
されている如く正弦波状に変化することが好まし
い。ギアG5とG6との比を変化させることによ
つて、第9図の波形C及びFは、相対的に上方、
あるいは下方へシフトして、その特定の適用例に
応じて異なる比率を提供する。しかしながら、こ
れら各適用例において、カムシヤフトのスピード
は一定速度とみなされ、送りロールのスピード
は、その最大値と最小値との間を変化するように
なされている。第9図は、また送りが断続的に中
断される点又は領域Xを図示している。この操作
を行なうための2つの実施例を以下に説明する。
カムシヤフト12は、制御、切断及び送りの中
断のみならずスプリングを形成するためのパラメ
ータ等、本装置に関連して種々の機能を発揮する
多数のそれぞれ異なつた配置になされたカム44
を支持している。本装置の1横断面図が第4図に
示されており、これは、カムシヤフト12上に固
定されたカム44Aの1つを図示している。この
カムは、送りロール41のリフト操作を行なうた
めのものである。この点に関し、第1図の5―5
線に沿い送りロールを貫通してとつた横断面図で
ある第5図を参照する。第4図に示されている如
くして、カムアーム枢軸48とカムアーム枢軸4
8とカムアーム枢軸50とが設けられている。こ
のカムアーム枢軸50は、第2図にも図示されて
いる。カムアーム枢軸48は、カム44Aによつ
て駆動される一方の脚53を有するカム従動子5
2を支持している。カム従動子のもう一つの脚5
4は、リフトアーム56に連結されている。リフ
トアーム56は、また、固定支持シヤフト60に
支持されたピボツト部材58に連結されている。
ピボツト部材58は、支持ブロツク66に連結さ
れた突起64と係合するようになされたアーム6
2を有している。ブロツク66は、上側フイード
シヤフト40をその内側に適当に支持している。
第5図は、シヤフト38,40にそれぞれ連結さ
れた送りロール39,41が明確に図示されてい
る。第5図は、また送りロール39,41の間に
係合された鋼線42を図示している。アーム62
は、支持ブロツク66上の突起64と係合するよ
うに図示されている。第1図、第4図および第5
図は、ブロツク66とそれに関係する偏倚スプリ
ング68とを図示している。調節ノブ72を受入
れるためのキヤツプ70が、スプリング68の上
方に配設されている。この調節ノブ72は、支持
ブロツク66上に作用する下方への偏倚力を制御
すべく調節可能にスプリング68と係合するよう
になされている。この偏倚力は、またリフトロツ
ド56を経由して伝達され、脚53をカム44A
上に着座させる。カム44Aが回転すると、カム
の肩部74はカム従動子と係合するようになり、
そして、リフトロツド56を経てピボツト部材5
8を反時計方向に回転させる。それによつて、ピ
ボツト部材58は、支持ブロツク66と係合し支
持ブロツクを持ち上げるとともに、もちろん上側
の送り出しロール41を持ち上げる。本発明に従
えば、このカム操作は、送りロールの最低スピー
ドと同期して行なわれる。従つて、偏心したギア
G3とG4との位置決めは、カム44Aの肩部、
すなわち最高位置74のセツテイングと対応する
ように行なわれる。この点に関し、第8図におい
て偏心ギアは偶然にも送りロールの最大スピード
状態を図示している。従つて、偏心ギアのこの位
置では、カムシヤフト及びその関係するカム44
Aはほぼ第4図の位置にあり、それは持ち上げ位
置のちようど反対側となる。カムシヤフトが回転
して1/2回転を超えると、リフト行程が起こり、 同時に偏心ギアは、その最低スピードの位置、す
なわち345rpmを与えるような位置にくる。
第5図は、またブロツク66のための偏倚スプ
リング68を図示している。ブロツク66は、第
5図の矢印Aの方向に自由に移動し得るようにな
つていることに注意を要する。しかしながら、他
方の送りロールシヤフト38は、一定位置に保持
されている。シヤフト38及び40の両方は、そ
の両端で適当な軸受に支持されている。直立した
支持部材18のなかで、リフト作業が行なわれた
ときであつても送りロールシヤフト40の駆動を
行なうことのできる特殊な構造を有する軸受76
が図示されている。同様に、直立した支持部材1
8内に送りロールシヤフト38を支持するための
軸受78が設けられている。このような特別な構
造において、送りシヤフト38は、第8図におい
て絵画的に図示されている如く軸受78を貫通し
てギアG6によつて駆動されるこのシヤフトの他
のセクシヨンまで延びるカツプリングとして考え
ることができる。
第5図は、また持ち上げられた送りシヤフト4
0のおおよその位置を一点鎖線の中心線で図示し
ている。第1の線Yは、第5図に示されている如
き送り行程中におけるシヤフト40の位置を図示
している。第2の一点鎖線Zは、ブロツク66が
持ち上げられシヤフト40が軸受76の端部から
傾斜する様子を示している。前述した如く、この
リフト操作は送りロールの回転スピードがカムシ
ヤフトの回転スピードの半分となるような回転の
時に起こる。それによつて、そのような特定の製
造スピードにおいて送りと切断の正確さを向上さ
せる。
直立した支持部材16内に、それぞれ送りシヤ
フト38,40と関係する回転支持部材80,8
1が設けられている。これら送りシヤフトの端部
には、第5図に示されている如く固定ナツト8
4′が装着されている。
もう1つの基本的な操作である切断操作につい
て次に説明する。この点に関しては、第2図、第
6図及び第7図を参照することにする。一連の切
断作業もまたカムシヤフトから始まる。切断操作
について、理解の完全のためにここで説明する
が、本発明、すなわち特許請求の範囲に記載され
た発明は、切断操作に係るものではなく、むしろ
上記した送り操作に関係するものである。
第1図をさらに参照すると、本装置は作業ステ
ーシヨン84を含んでいる。この場所で、コイリ
ング及び切断作業が行なわれる。この点につい
て、第6図は作業ステーシヨンの拡大図を示して
いる。このステーシヨンで、チヤツク86は、可
動溝型コイリングポイント88を支持している。
コイリングポイント88は、ツール保持具によつ
て支持された心棒90の周囲に鋼線を押し付けて
コイルを形成する。鋼線42は送り出しロール3
9と41の間からガイド部材まで前方に送り出さ
れる。このガイド部材は、鋼線42が溝極コイリ
ングポイント88と心棒90に近づいた時、鋼線
の径路を妨害する。コイルの直径は、コイリング
ポイント88を心棒90から遠ざけたり近づけた
りして制御する。コイリングポイント88の制御
は、カムシヤフトによつて行なわれる。本明細書
では、制御装置についての説明はしないが本発明
の一部分を構成するものである。コイルのピツ
チ、すなわち間隔は、特別に図示してはいない
が、ピツチツールによつて決定される。このピツ
チツールは、第1のコイル後方の鋼線と接触し、
該ツールの横方向に調節可能な位置に従つて隣接
するコイルを間隔をあけて巻き付けてゆく。所定
長さの鋼線がコイルされた後、カツターが鋼線と
係合する位置に移動してきて、鋼線42を心棒9
0の切断エツヂに押し付けて切断する。ここに図
示された装置は、2つのカツターを使用する型式
のものであるが、開示された実施例では1つのカ
ツター92のみが図示されている。このカツター
92は、切断シヤフトの1つ、すなわちシヤフト
96に適当に固定されたチヤツク94に保持され
ている。第6図は、またその下側に設けられたも
う1方のシヤフト98を図示しているが、このシ
ヤフト98は、本実施例では使用されない。
第7図を参照すると、ギアG9及びG10が取
り付けられている切断シヤフト、すなわち揺動シ
ヤフト96及び98が図示されている。第2図を
注意すると、これら揺動シヤフトのそれぞれに対
するギアG9及びG10の位置関係が図示されて
いる。ギアG9とG10との噛合は、2つのカツ
タシヤフトの直列的な操作を提供する。もちろ
ん、図示された実施例においては、1つのカツタ
ーのみが取付けられているため、2つのシヤフト
の両方が回転しているにもかかわらず、一方のカ
ツターのみが操作可能である。第7図は、またカ
ムシヤフト12とカムアーム枢軸48,50を図
示している。第7図は図示されているカムシヤフ
ト12は、第2図にも図示されているカム44B
を支持している。調節可能な偏倚カム従動子10
0が、カムアーム枢軸48に取付けられている。
このカム従動子100は、標準的な構造を有する
ものである。カム従動子100は、シヤフト50
に枢着された第2のカム従動子102と相互に作
用し合つている。また、カム従動子102と上側
の揺動シヤフト96に固定された揺動部材106
とを連結する連結ロツド104が設けられてい
る。カムシヤフト12が回転して、カム44Bの
最高位置がカム従動子100と係合する位置まで
きた時、カム従動子100は、時計方向に回転す
る。そしてその回転は、もう一方のカム従動子1
02の対応する反時計方向への回転を生じさせ
る。この作動は、連結ロツド104を第7図の矢
印の方向に移動させ、それはさらにシヤフト9
6,98を回転させる。この作動は、切断ツール
92を第6図に示す位置に移動させ、そこでカツ
ター92は鋼線42と接触するようになり且つそ
れを心棒90の切断エツヂに押し付けて切断す
る。カム従動子100は、カム従動子102に対
するブロツク103の位置を調節するための調節
ノブ101を有している。切断作業は、鋼線の送
りの断続的な中断と同期して行なわれる。この実
施例では、上記中断を前述した如く上側の送りロ
ールを持ち上げることによつて行なつている。従
つて、カム44Aと44Bの最高位置は、その位
置関係についてほぼ対応するようになされてい
る。そして、カム44Aの最高位置の幅は、たぶ
んカム44Bの最高位置の幅よりも幾分広くとら
れている。これは、切断作業が始まる前に、少な
くともわずかな時間が存在するように験線の送り
の中断が行なわれ、そして切断作業が完了するま
で送りの再開が行なわれないということを保証す
る。
前述した如く、鋼線42は、適当な供給源から
コイリングポイントと心棒とが位置されている作
業ステーシヨンまで前方に向つて送られる。これ
は、2つの送りロール39と41との間の摩擦係
合によつて行なわれる。これらのロールは、溝付
ロールであることが好ましく、種々の規格の鋼線
に適合し得るように種々の大きさの複数本の溝が
設けられている。種々の型式のコイリングポイン
ト及びそれに関係する機構は、これらの装置に関
して行なわれる標準的な実務に従つて、調節装置
に取り付けることが好ましい。
また、コイリングポイントを含むこれらの機構
は、送りロールの中から選択された鋼線送り溝に
対してそれらが、適切位置となるように整合され
ている。
第1図〜第9図には、送りロールを鋼線と係合
しないようにすることによつて鋼線の送りの中断
を同期させる。送りロールのスピードを変化する
ようにした本発明の好ましい実施例が記載されて
いる。第10図は、断続的な中断に関して幾分異
なつている他の実施例を図示している。第10図
の変形例は、第1図〜第9図に示された基本的な
装置と一緒に使用されるものであるが、送りロー
ルの一方を持ち上げる代わりに、特殊なクラツチ
装置が設けられている。第10図においては、前
述した好ましい実施例に記載した同様の部品につ
いて対応関係を明確とするためにいくつかの同様
の参照番号を付してある。従つて、第10図に
は、一対のギアG7,G8及び直立したフレーム
部材16,18が設けられている。第10図は、
また送りロールシヤフト38,40及び送りロー
ル39,41を図示している。さらに、鋼線42
がそれら送りロールの間に配設されている。ま
た、第10図には図示されていない中間シヤフト
26によつて駆動されるギアG6も図示されてい
る。従つて、本変形例の主送りロール38は、そ
の駆動力が電磁クラツチ機構110によつてギア
G6から外されている間、基本的に鋼線の切断が
行なわれる。この機構には、交流電源及びスイツ
チ112に連結された一対の導線が設けられてい
る。このスイツチ112は、カムシヤフト12に
関係するカム114によつて操作される。このカ
ム114は、第4図と関連させて説明したカム4
4Aと同様に作用する。第10図の実施例におい
ては、スイツチ112は、クラツチ機構を外すべ
くカムの最高位置によつて断続的に付勢され、従
つて、送りロールシヤフト38への駆動をほぼ断
続的に中断する。この断続的な中断は、もちろん
シヤフト40への駆動を中断し、従つて、しばら
くの間鋼線の送りは停止される。鋼線の送りを停
止するこのカム作動は、カム及び関係するスイツ
チの適切な位置関係によつて同期的に行なわれ
る。すなわち、この断続的な中断は、送りロール
の最低スピード、あるいはほぼ最低スピードの時
に行なわれる。再び、第9図を参照すると、カム
作動はクラツチ機構110を操作すべく地点Xで
行なわれる。
第11図は、本装置の他の実施例の側面図であ
り、カムシヤフトは、該装置から簡単に取外せる
ようにして支持、あるいは少なくとも、カムのハ
ブがそれ自身カムシヤフトから引き抜くことがで
きるようにして支持されている。第11図〜第1
4図においては、第1図〜第10図に関係して記
載したコンポーネントとの対応関係を明らかにす
るため、同様のコンポーネントに対しては同一の
参照番号を付してある。従つて、第11図にはカ
ムシヤフト12と駆動シヤフト14が図示されて
いる。第11図は、またカム従動子装置を示して
いる。しかしながら、本発明に従つて他の形式の
カム従動子を採用し得ることは理解されるべきで
ある。また、カム自身も、他の形式のカムを本発
明装置に従つて採用し得る。
第12図〜第14図は、両端部をそれぞれ直立
したフレーム部材16,18に支持されたカムシ
ヤフト12を図示している。カムシヤフト12
は、支持軸受122を固定する輪止めスリーブ1
20を有する直径の小さくなされた端部12Aを
含んでいる。軸受122は、端部12Aとフレー
ム部材18との間に支持されている。軸受122
は、ニードル軸受でもロール軸受でも良い。軸受
の他端部は支持部材126によつて所定位置に保
持され且つ支持されている。この支持部材126
は、ボルト128によつてフレーム部材18に固
定されている。スリーブ120は、固定ネジの如
き適当な手段によつてカムシヤフト12の直径の
小さくなされた端部12Aに適当に固定されてい
る。
カムシヤフト12の他端部12Bには、ローラ
軸受130と関係するスナツプリング132とを
含む適当な支持体が設けられている。軸受130
は端部12Bと取外し可能な支持デイスク134
との間に装着されている。デイスク134は、ボ
ルト136によつてフレーム部材16に固定され
ている。このデイスク134は、フレーム部材1
6内の円形の開口138をおおつている。開口1
38の直径は、カムシヤフト上に固定された全部
のカムのうちの最大のものよりもわずかに大きく
なつている。
多数のカム44が、カムシヤフト12に取り付
けられているが、各カム44は一対のハブ14
0,142とそれらの間に挾まれたカム部材14
4,146を有している。第13図は、カム部材
の形状を図示している。これらのカム部材は、第
13図に示されている如く、カムの耳状部150
のような異なつた特定のカム表面を形成すべく相
互に相対的に回転することができる。カム部材
は、一連の3本のボルト152によつてハブ内に
固定されている。各カム部材には、細長いスロツ
ト154が設けられており、このスロツトにより
各カム部材は相対的に回転することができ特定の
適用例によつて、カムの耳状部分の幅を変化させ
る。カムの両ハブには、キー156と係合するス
ロツト143が設けられている。このキー156
は、カムシヤフト12内のスロツト158にも係
合する。このスロツトは、細長く、直立した支持
部材16と18との間のカムシヤフトの全長にわ
たつて設けられている。カムは、固定ネジ160
によつてカムシヤフトの適当な位置に取り付けら
れる。1本の共通キー156を、各カムに関係し
て使用することが好ましい。
カム部材144及び146は、異なつたカムの
耳状部分の形状を形成すべく種々の位置へ移動す
る。また、これらの部材は、カムシヤフトに対し
てカムの周囲のいかなる位置にも耳状部分がくる
ように移動することができる。本発明に従えば、
支持デイスク134によつておおわれた開口13
8は、カムを通すことができるように充分な直径
を有している。この点に関して、第13図におい
て、開口138と通常耳状部分150となるカム
の最大直径部分との間には小さな隙間162が少
なくとも形成されていることに注意を要する。こ
のようにして、カムシヤフトの端部12Bに取り
付けられた支持体を取り外すべくデイスク134
が取り外されると、カムをカムシヤフトから取り
外すことができるようにするため固定ネジ160
を緩めることによつてカムをゆるめ、開口138
を通つて通過させそしてカムシヤフトから完全に
抜き取ることができるようになされている。第1
4図は、左側のカムはまだカムシヤフト12上に
残つており、そして右側のカムは完全にカムシヤ
フト12から抜き取られた状態を図示している。
第14図は、またカムを取り外すことができるよ
うに支持デイスク134がカムシヤフト12から
取り外されている状態を図示している。
この特徴により、本装置の作業員はカムを分類
し易くなり、且つカムを予めセツトした状態に維
持することができる。従つて、特定の適用例に対
し、ピツチ、直径あるいは送りスピードの如きパ
ラメータを制御することができ且つ特定のセツテ
イング位置を維持することも可能である。一連の
これらのカムのセツトとしてそれら所定状態のま
ま全てを貯蔵することができ、従つて、特定の形
状のスプリングを製造する場合にそれらをセツト
して再び使用することができる。このようにし
て、作業員は新しい形状のスプリングを製造する
たびに、各カムの正確な再調節をする必要がなく
なる。これは時間の節約となり、すなわちカムを
カムシヤフトから取り外して貯蔵し、次のセツト
を使用することによつて作業時間を短縮すること
ができるのである。本発明に従えば、カムシヤフ
トを取り外すことなくカムシヤフトから容易にカ
ムを引き抜くことができるようにする支持体を設
けることによつて、上記利点は達成される。
本発明の他の実施例においては、全てのカムを
シヤフトに固定したままカムシヤフト全体を取り
外しすることができるようになされている。これ
は、第11図〜第14図に示された形態をそのま
ま用い、支持デイスク134のみならず支持部材
126も取り外すようにすることによつて、従つ
て、カムシヤフト全体を取り外すことによつて達
成することができる。これにより、後日全てのカ
ムが所定の位置に取り付けられているカムシヤフ
トを簡単に再置することができるようになる。し
かしながら、経済的な観点からすると、カムをカ
ムシヤフトから取り外しそれらを次の使用のため
に分類して貯蔵しておくようにしたすべての形状
に対して使用し得るカムシヤフトを使用すること
が好ましい。ある適用例においては、特定の操作
に関係する5種類あるいはそれ以上のカムが存在
する。従つて、正確なカム制御が要求されるよう
な適用例に対してはカムの再調節に要する時間を
飛躍的に節約することとなる。
以上、本発明の好ましい実施例に基づいて説明
したきたが、本発明の原理を逸脱することなく構
成上種々の修正が可能であることは当業者におい
て理解されるべきことである。また、鋼線コイリ
ング装置のこの型式に関連して他の型式のカム操
作が採用可能であることも理解されるべきであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る鋼線コイリング装置の
好ましい実施例の側面図である。第2図は、第1
図の2―2線に沿つてとつた第1図の装置の正面
図である。第3図は、第2図の3―3線に沿つて
とつた本発明装置の駆動系統側の側面図であり、
一部分を切除してある。第4図は、第2図の4―
4線に沿つてとつたカム操作を説明するための横
断面図である。第5図は、第1図の5―5線に沿
つてとつた送り出しロールとそれに関係する送り
出しシヤフトの詳細図である。第6図は、第1図
の部分拡大図であり、作業ステーシヨン及びコイ
ル状に形成される鋼線を送り出す送り出しロール
部分を詳細に説明するためのものである。第7図
は、第2図の7―7線に沿つてとつたカムの操作
を更に詳細に説明するためのものである。第8図
は、本発明の主要なギア機構のみを示した斜視図
である。第9図は、本発明の可変スピード駆動時
における送り出しロールのスピードとカムシヤフ
トのスピードとを示したグラフである。第10図
は、駆動の中断を提供するための本発明の修正さ
れた実施例の平面図である。第11図は、カムシ
ヤフト支持体の好ましい実施例を示す本発明の修
正された実施例の側面図である。第12図は、第
11図の12―12線に沿つてとつたハウジング
とカムシヤフト部分を通る横断面図である。第1
3図は、第12図の13―13線に沿つてとつた
横断面図である。そして、第14図は、カムシヤ
フトとその支持体と関連した分離したコンポーネ
ントの横断面図である。 12…カムシヤフト、14…駆動シヤフト、1
6…フレーム部材(ハウジング)、26…中間シ
ヤフト、28…駆動源、38,40…送りシヤフ
ト、39,41…送りロール、42…鋼線、44
…カム、84…作業ステーシヨン、134…支持
部材、138…開口。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 コイルスプリング又はそれに類似するものを
    形成する作業ステーシヨン84と、鋼線42がそ
    の間を通つて送られる1対の送りロール39,4
    1とを有する鋼線コイリング装置にして、 鋼線のコイリングに続く鋼線の切断に同期して
    鋼線の送りを中断する鋼線供給制御装置44,5
    2,58,66,110と、 1対の送りロールの駆動装置であつて、駆動源
    28と送りロール39,41との間に配設される
    第1楕円ギヤG3及び該第1楕円ギヤと係合され
    る第2楕円ギヤG4を有し、鋼線コイリング中鋼
    線の送りスピードを最大とし、鋼線の送りの中断
    と同期して最低スピードに減速する駆動装置と、 を含むことを特徴とする鋼線コイリング装置。 2 特許請求の範囲第1項に記載の鋼線コイリン
    グ装置において、 上記駆動装置が、駆動シヤフト14、該駆動シ
    ヤフトを駆動する手段28,32、カムシヤフト
    12、中間シヤフト26を含んでなり、上記第1
    及び第2楕円ギヤG3,G4が、それぞれカムシ
    ヤフト12及び中間シヤフト26に連結され、カ
    ムシヤフト12が一定速度で駆動される時、中間
    シヤフト26を可変スピードで駆動することを特
    徴とする装置。 3 特許請求の範囲第2項に記載の鋼線コイリン
    グ装置において、1対の送りロール39,41
    が、上記中間シヤフト26により駆動されること
    を特徴とする装置。 4 特許請求の範囲第1項に記載の鋼線コイリン
    グ装置において、最大スピードと最低スピードと
    の比が、4:1であることを特徴とする装置。 5 特許請求の範囲第1項に記載の鋼線コイリン
    グ装置において、鋼線供給制御装置が、鋼線の送
    りを停止すべく上記送りロールを断続的に分離す
    る装置であることを特徴とする装置。 6 特許請求の範囲第5項に記載の鋼線コイリン
    グ装置において、上記分離する装置が、一定位置
    に保持された一方の送りロールに対して他方の送
    りロールを持ち上げる装置であることを特徴とす
    る装置。 7 特許請求の範囲第6項に記載の鋼線コイリン
    グ装置において、上記送りロールを持ち上げる装
    置を作動するカム44Aがカムシヤフト12に取
    り付けられることを特徴とする装置。 8 特許請求の範囲第7項に記載の鋼線コイリン
    グ装置において、一方のロールを他方のロールに
    偏倚する手段68を含むことを特徴とする装置。 9 特許請求の範囲第1項に記載の鋼線コイリン
    グ装置において、鋼線供給制御装置が、上記送り
    ロールの回転を断続的に中断するクラツチ手段で
    あることを特徴とする装置。 10 特許請求の範囲第9項に記載の鋼線コイリ
    ング装置において、上記クラツチ手段が、送りロ
    ールの最低スピードに同期して鋼線の送りを停止
    するように操作されることを特徴とする装置。 11 コイルスプリング又はそれに類似するもの
    を形成する作業ステーシヨン84と、鋼線42が
    その間を通つて送られる1対の送りロール39,
    41とを有する鋼線コイリング装置にして、 鋼線のコイリングに続く鋼線の切断に同期して
    鋼線の送りを中断する鋼線供給制御装置44,5
    2,58,66,110と、 1対の送りロールの駆動装置であつて、駆動源
    28と送りロール39,41との間に配設される
    第1楕円ギヤG3及び該第1楕円ギヤと係合され
    る第2楕円ギヤG3を有し、鋼線コイリング中鋼
    線の送りスピードを最大とし、鋼線の送りの中断
    と同期して最低スピードに減速する駆動装置と、 カムシヤフト12と、 該カムシヤフトに取り付けられたカム44であ
    つてその内の1個のカム44Aが鋼線の切断のた
    め鋼線の供給速度が最小になるとき送りロールの
    1個を持ち上げ鋼線の供給を中断するものである
    カムと、 該カムシヤフトを支承する軸受面130を備え
    る支持部材134を受入れる開口138を有する
    ハウジング16と、 該ハウジングの開口の付近に固着されて該開口
    を覆う該支持部材134と、 該カム44の最大直径より大きい直径を有する
    該開口138と、から成り、 該支承部材134が取外されたとき、カム44
    がハウジングの開口138を通つてカムシヤフト
    12から引き抜かれ得ることを特徴とする鋼線コ
    イリング装置。 12 特許請求の範囲第11項に記載の鋼線コイ
    リング装置において、カムは、カムシヤフトを取
    り外すことなくカムシヤフトから引き抜くことが
    可能であることを特徴とする装置。
JP56130845A 1980-10-27 1981-08-20 Coiling device for steel rope Granted JPS5775235A (en)

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