JPS636517A - 書き込み装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、光を用いて複数の情報を同時に書き込み得る
書き込み装置に関するものである。

［従来の技術］ 従来、レーザ製版機やレーザプリンタ等の書き込み装置
においては、第２図にその一例の剥視図を示すように、
集束光１を発光するレーザ等の発光源６からの集束光ｌ
をビームスプリッタ２で複数本の光線に分離し、該分離
した複数本の光を音響光学素子等の光変調器３で変調し
て書き込み媒体５上に露光して書き込みを行っていた。

この場合に光変調器３の出力端における各信号チャンネ
ルの空間的ピッチは１例えば、１．５ｍｍ程度であり、
書き込み媒体上の各信号チャンネルのピッチは１０μ厘
程度であるので、光変調器３の出力光を書き込み媒体５
上に集束させる必要がある。従来の書き込み装置におい
ては、この集束装置としてレンズ系８を用いていた。な
お、番号７は光変調器３の出力光の０次光と１次光を分
離するスリー７トを示す。

［発明の解決しようとする問題点］ 従来の書き込み装置は、レンズ系８を用いて光ビームを
大きく集束させるため、調整が複雑である上に装置の形
状が大型化し、かつ生産コストが高いという欠点を有し
ていた。

本発明は、従来の書き込み装置のこのような欠点を解消
するためになされたものであり、形状が小型で、かつ生
産が容易で生産コストが安く調整が不要な書き込み装置
を提供することを目的とする。

［問題点を解決するだめの手段］ 本発明になる書き込み装置は、集束光を発光する発光源
と、該発光源から発光された集束光を複数本の光線に分
離するビームスプリッタと、該ビームスプリッタの出力
光を光変調する光変調器と、該光変調器の出力光を書き
込み媒体上に東京させる集束装置とを有する書き込み装
置において、集束装置は光入射端面の面積が光出射端面
の面積より大きい複数本の光導波路を少なくとも一平面
内に配列した光導波装置を有することを特徴とするもの
である。

［作　用］ 本発明の書き込み装置においては複数本の光導波路を少
なくとも一平面内に配列した光導波装置を集束装置とし
て用いているので、大型のレンズを使用する必要がなく
形状が小型化でき、かつ生産が容易で生産コストが安く
、調整が不要となるのである。

［実施例］ 以下、図面を参照しながら本発明の詳細な説明する。

第１図は、本発明になる書き込み装置の一実施例を示す
斜視図である０図において、発光源６はレーザであり、
該発光源６から発光された集束光１はビームスプリフタ
２で複数本の光線に分離されマルチチャンネルの音響光
学素子を用いた光変調器３に入力する。該光変調器３で
変調を受けた出力光は、該光変調器３と一体的に形成さ
れた光導波装置４へ入射し光信号のチャンネル間のピッ
チを狭めて書き込み媒体５上に照射される。なお、図に
は示していないが、該光導波装置４と害き込み媒体５と
の間に小型のレンズを介在させ、該光導波装置４の出力
光を更に絞り込む様にすれば、より精細な書き込みが可
能となる。

先導被装Ｗ１４としては、第３図にその一部の斜視図を
示す様に、光入射端面ｓ１の面積が光出射端面Ｓ？の面
積より大きなオプティカルファイバを複数本−平面内に
配列したものや、基板上に屈折率の大きなガラス等の透
明体を貼着やフォトリングラフィ法等により形成したも
の、イオン交換法などによりガラス等の透明体中に光の
進行方向に沿って屈折率の大きな部分を連続的に形成し
たもの、基板にエツチングなどの方法により溝を穿孔し
その内面に金属被膜を塗布したもの等を用いることがで
きる。なお、第３図のオプティカルファイバを用いた場
合の形状寸法の例を示すと、光入射端面Ｓ！の信号チャ
ンネル間のピッチＰＩは１．５ｍｍ　、光出射端面Ｓ２
の信号チャンネル間のピッチＰ２は１０μ劇、光入射端
面Ｓ１と光出射端面Ｓ２の距６Ｑは１０＋ｗｍである。

この様に光入射端面Ｓ１間のピッチＰ１は光出射端面Ｓ
２間のピッチＰ２より極めて大きくなっており、各オプ
ティカルファイバがレンズと同じ集束効果を奏する。

各オプティカルファイバは、アクリル系又はエポキシ系
等の有機樹脂を用いた接着剤や低融点ガラスフリット等
を用いて束状に固定して、該束の両端を牽引して上記形
状に加工する。

オプティカルファイバは一列に配列しても良いし、二列
以上多層的に配列しても良い。

発光源６としては固体レーザや気体レーザなどを用いる
のが通常であるが、白色光源からのレンズ系によりビー
ム状に集束させるようにしても良い。

本発明の書き込み装置は以上の実施例に限定されるもの
ではなく、各構成要素の大きさを示す数値も例示にすぎ
ず、その数値に限定されるものでないことは勿論である
。

［発明の効果］ 本発明の書き込み装置においては、集束装置に光導波装
置を用いているので、形状を小型化でき、また、生産が
容易で生産コストを安く調整を不要とできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の書き込み装置の一実施例を示す斜視図
、第２図は従来例の斜視図、第３図は本発明の書き込み
装置に用いる光導波装置の一例を示す一部斜視図である
。 １・・・・集束光、　　２・・・・ビームスプリフタ。 ３・・・・光変調器、　　４・・・・光導波装置。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）集束光を発光する発光源と、該発光源から発光さ
   れた集束光を複数本の光線に分離するビームスプリッタ
   と、該ビームスプリッタの出力光を光変調する光変調器
   と、該光変調器の出力光を書き込み媒体上に集束させる
   集束装置とを有する書き込み装置において、集束装置は
   光入射端面の面積が光出射端面の面積より大きい複数本
   の光導波路を少なくとも 一平面に配列した光導波装置を有することを特徴とする
   書き込み装置。
2. （２）発光源はレーザである特許請求の範囲第１項記載
   の書き込み装置。
3. （３）光変調器は音響光学素子である特許請求の範囲第
   １項記載の書き込み装置。
4. （４）光導波路はオプティカルファイバである特許請求
   の範囲第１項ないし第３項記載の書き込み装置。
5. （５）光導波路は透明体中に光の進行方向に沿って連続
   的に形成された屈折率の大きな部分である特許請求の範
   囲第１項ないし第３項記載の書き込み装置。
6. （６）光導波路は基板の所定部分を穿孔して内面に金属
   被膜を塗布して形成された特許請求の範囲第１項ないし
   第３項記載の書き込み装 置。